(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024056546
(43)【公開日】2024-04-23
(54)【発明の名称】遠赤外線放射帽子
(51)【国際特許分類】
A42B 1/008 20210101AFI20240416BHJP
A42B 1/019 20210101ALI20240416BHJP
A42B 1/24 20210101ALI20240416BHJP
【FI】
A42B1/008 Z
A42B1/019 J
A42B1/24 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022163523
(22)【出願日】2022-10-11
(71)【出願人】
【識別番号】711004849
【氏名又は名称】西 菊一
(72)【発明者】
【氏名】西 菊一
(57)【要約】
【課題】 遠赤外線を放射する物質は、温度設定することが出来ない。遠赤外線による温熱効果を得られない、温度設定する遠赤外線放射ヒーターで温熱効果を得ることが課題である。
【解決手段】 上記問題点を解決するために、
図1に示す遠赤外線放射帽子は、繊維生地と遠赤外線機能部で構成する帽子クラウン部の遠赤外線放射ヒーターに加熱温度設定し、放射時間設定し、電源供給することで、遠赤外線放射ヒーターからの遠赤外線放射で頭部が細胞組織との共鳴作用で、内部から温め、血行を良くする温熱効果が得られる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
繊維生地と遠赤外線機能部からなる帽子において、遠赤外線機能部は、遠赤外線放射ヒーター部、ヒーター制御部、電源ケーブル部及び電源供給部を備え、ヒーター制御部は、ヒーター温度を35~75℃の温度選択する加熱温度設定部 及び ヒーター通電時間を連続通電部と、10~120分の選択時間通電部とでなる放射時間設定部を備え、電源供給部は、電源を供給する接続口であり、帽子クラウン部を遠赤外線機能部と繊維生地とで構成することを特徴とする、遠赤外線放射帽子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
遠赤外線を放射する機能を有する帽子に関する。
【背景技術】
【0002】
遠赤外線を放射する物質を付着されている帽子(特許文献1参照)、モンモリロナイトを付加して遠赤外線放射性を有する繊維を用いて帽子(特許文献2参照)が知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-115261
【特許文献2】特開2022-140188
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、繊維に付着、付加している物質は温度制御ができない問題がある。本発明の課題は、遠赤外線の放射による頭部に温熱効果を得るもので、より温熱効果を得るために電源供給すること、温度調整することが技術課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明の遠赤外線放射帽子は、帽子クラウンの繊維生地部に、遠赤外線放射機能部を組み込むものであり、遠赤外線放射機能部は、遠赤外線放射ヒーター、ヒーター制御部、電源ケーブル部及び電源供給部を備え、ヒーター制御部は、ヒーター温度を35~75℃の温度選択する加熱温度設定部 及び ヒーター通電時間を連続通電部と、10~120分の選択時間通電部とでなる放射時間設定部を備え、電源供給部は、電源を供給する接続口であり、電源供給部から通電することで遠赤外線放射ヒーターが遠赤外線を放射し頭部を温め、細胞組織との共鳴作用で、血管拡張し、血流改善を図るものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の遠赤外線放射帽子は、帽子クラウン部の遠赤外線放射ヒーターに電源供給し、35~75℃の温度調整によって、血管を拡張し、血流を促し、細胞の新陳代謝の促進するもので組織を再生する力が高くなる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明である遠赤外線放射帽子を概略図で示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
【0009】
図1の1は、本発明の遠赤外線放射帽子で、遠赤外線放射ヒーター部2と、ヒーター制御部3と、電源ケーブル部4と、電源供給5とで構成している。ヒーター制御部は、遠赤外線放射ヒーターの温度制御、時間制御する役割となるものである。
【0010】
ヒーター制御部は、加熱温度設定部、放射時間設定部から構成している。
【0011】
電源供給部に充電器を接続することことにより、遠赤外線放射帽子を被り自由行動が可能となり、行動範囲が広がる。
【符号の説明】
【0012】
1 遠赤外線放射帽子
2 遠赤外線放射ヒーター
3 ヒーター制御部
4 電源ケーブル
5 電源供給部