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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024056601
(43)【公開日】2024-04-23
(54)【発明の名称】カーテン棒固定装置
(51)【国際特許分類】
   A47H 1/122 20060101AFI20240416BHJP
   A47H 1/142 20060101ALI20240416BHJP
【FI】
A47H1/122
A47H1/142
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023043720
(22)【出願日】2023-03-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-01-11
(31)【優先権主張番号】10-2022-0129706
(32)【優先日】2022-10-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523101372
【氏名又は名称】カムダナム カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】パク、ソン ウク
【テーマコード(参考)】
2E182
【Fターム(参考)】
2E182AA01
2E182AB03
2E182AC01
2E182DE21
2E182DF02
2E182DF15
2E182DF27
(57)【要約】      (修正有)
【解決手段】本発明は、カーテン棒固定装置に関するものであって、カーテンボックスまたは窓枠に結合される設置部に着脱可能に設置されて位置固定される装置本体ユニットと、前記装置本体ユニットの周面のうち、少なくとも2ヶ所以上の領域に選択的に着脱可能に結合され、端部にカーテン棒が支持されるように、カーテン棒据置台が形成されるカーテン棒サポートユニットと、を含み、前記カーテン棒据置台は、様々な直径のカーテン棒が取り付けられるように多段にバンディングされ、弾性を有することを特徴とする。
【効果】このような構成で、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)発生を著しく低減できる効果がある。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カーテンボックスまたは窓枠に結合される設置部に着脱可能に設置されて位置固定される装置本体ユニットと、
前記装置本体ユニットの周面のうち、少なくとも2ヶ所以上の領域に選択的に着脱可能に結合され、端部にカーテン棒が支持されるようにカーテン棒据置台が形成されるカーテン棒サポートユニットと、を含み、
前記カーテン棒据置台は、様々な直径のカーテン棒が取り付けられるように多段にバンディングされ、弾性を有することを特徴とするカーテン棒固定装置。
【請求項2】
前記カーテン棒据置台は、
バンディングされた部分の内側に弧状を有するように第1バンディング片が形成され、外側に前記第1バンディング片よりも直径が大きくなるように第2バンディング片が形成されることを特徴とする請求項1に記載のカーテン棒固定装置。
【請求項3】
前記装置本体ユニットは、
内部に部品収容空間が形成されるユニットボックスと、
前記ユニットボックスの周面に設けられるが、前記カーテン棒サポートユニットが選択的にスライディング結合する複数のスライディング結合レール部と、
前記ユニットボックスの内部または外部に設けられ、前記ユニットボックスを前記設置部に固定させるボックス固定部と、
前記ユニットボックスの下面に着脱可能に結合し、前記部品収容空間を外部から遮蔽する着脱式ボックスカバーを含むことを特徴とする請求項1に記載のカーテン棒固定装置。
【請求項4】
前記ボックス固定部は、
ねじ孔が形成されるが、前記部品収容空間に配置されるベース、前記ベースで折り曲げられ、前記ユニットボックスの内外部にわたって配置される折り曲げ板部、前記折り曲げ板部の端部で前記ベースと並んで配置され、前記ユニットボックスの支持面とともに前記設置部に固定される固定板部を備える固定ラッチと、
前記ユニットボックスの下端部に結合された着脱式ボックスカバーに形成された貫通孔を通過して前記部品収容空間に配置されるが、端部が前記固定ラッチのねじ孔に回転可能に結合するシャフト、前記シャフトに連結されるが、前記ユニットボックスの外部に配置され、前記シャフトを正逆方向に回転させるハンドルヘッドを備えるねじ式ボルトと、を含むことを特徴とする請求項3に記載のカーテン棒固定装置。
【請求項5】
前記カーテン棒据置台には、前記第1バンディング片と第2バンディング片の内部に一体に連結される連結溝部が形成されることを特徴とする請求項2に記載のカーテン棒固定装置。
【請求項6】
前記カーテン棒据置台の連結溝部には、両端が連結されるようにワイヤが結合されることを特徴とする請求項5に記載のカーテン棒固定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテン棒固定装置に関するものであって、より詳細には、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)発生を著しく低減できるカーテン棒固定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
窓には,光を遮る手段として、図1のようにカーテン4が設置される。
このとき、カーテン4は、カーテンリング2を介してカーテン棒3に移動可能に設置される。
【0003】
このようなカーテン棒3の設置のために、通常、カーテン棒固定具1と呼ばれる装置が天井に設置される。すなわち、天井にカーテン棒固定具1を固定した後、カーテンリング2が外周面に沿って移動可能に嵌められたカーテン棒3をカーテン棒固定具1に支持されるように結合した後、カーテンリング2にカーテン4を連結すると、カーテン4の設置が終わる。
【0004】
このように設置されたカーテン4を左右に移動させると、カーテン4に結合してカーテン4と一体をなすカーテンリング2がカーテン棒3に沿って左右に移動しながら窓を隠したり開けることができる。
一方、前述のようにカーテン4を設置するには、まず、天井にカーテン棒固定具1を設置しなければならない。
【0005】
図1には、カーテン棒固定具1が概略的に示されており、カーテン棒固定具1は、例えば、図2のような構造を有し得る。すなわち、従来技術によるカーテン棒固定具1は、壁や天井に固定設置される固定部10と、固定部10に連結された連結部20に一体に形成され、カーテン棒3(図1参照)が安着する環部30と、を含み得る。
【0006】
そして、環部30の外側面には、ねじSを締結するための締結孔31が形成される。この締結孔31に締結されたネジSは、環部30に安着したカーテン棒3の外周面を加圧してカーテン棒3が流動しないように固定する役割をする。
【0007】
図1および図2のような構造が極めて一般的な構造ではあるが、このような従来技術によるカーテン棒固定具1は、環部30に安着したカーテン棒3をねじSで締めて固定しなければならないため、作業が煩わしくならざるを得ない。
【0008】
特に、従来技術に係るカーテン棒固定具1は、カーテン棒3が設置される位置が一方向に予め定められた形であるため、カーテンボックスや窓枠の位置または形に応じて、それに合うカーテン棒固定具を個別に準備しなければならないという点で、費用上または作業上に多くのロス(Loss)が発生し得るといる点を考慮すると、新しい形のカーテン棒固定装置に関する必要性が台頭する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】韓国公開特許第20-2009-0008358号
【特許文献2】韓国公開特許第20-2018-0002269号
【特許文献3】韓国公開特許第10-2022-0117585号
【特許文献4】韓国登録特許第10-1829444号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、前述の問題点を解決するために創案されたものであって、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)発生を著しく低減できるカーテン棒固定装置を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前述の目的を達成するために、本発明の好ましい実施形態によるカーテン棒固定装置は、カーテンボックスまたは窓枠に結合される設置部に着脱可能に設置されて位置固定される装置本体ユニットと、前記装置本体ユニットの周面のうち、少なくとも2ヶ所以上の領域に選択的に着脱可能に結合され、端部にカーテン棒が支持されるようにカーテン棒据置台が形成されるカーテン棒サポートユニットと、を含み、前記カーテン棒据置台は、様々な直径のカーテン棒が取り付けられるように多段にバンディングされ、弾性を有することを特徴とする。
【0012】
また、前記カーテン棒据置台は、バンディングされた部分の内側に弧状を有するように第1バンディング片が形成され、外側に前記第1バンディング片よりも直径が大きくなるように第2バンディング片が形成されることを特徴とする。
【0013】
また、前記装置本体ユニットは、内部に部品収容空間が形成されるユニットボックスと、前記ユニットボックスの周面に設けられるが、前記カーテン棒サポートユニットが選択的にスライディング結合する複数のスライディング結合レール部と、前記ユニットボックスの内部または外部に設けられ、前記ユニットボックスを前記設置部に固定させるボックス固定部と、前記ユニットボックスの下面に着脱可能に結合し、前記部品収容空間を外部から遮蔽する着脱式ボックスカバーを含むことを特徴とする。
【0014】
また、前記ボックス固定部は、ねじ孔が形成されるが、前記部品収容空間に配置されるベース、前記ベースで折り曲げられ、前記ユニットボックスの内外部にわたって配置される折り曲げ板部、前記折り曲げ板部の端部で前記ベースと並んで配置され、前記ユニットボックスの支持面とともに前記設置部に固定される固定板部を備える固定ラッチと、前記ユニットボックスの下端部に結合された着脱式ボックスカバーに形成された貫通孔を通過して前記部品収容空間に配置されるが、端部が前記固定ラッチのねじ孔に回転可能に結合するシャフト、前記シャフトに連結されるが、前記ユニットボックスの外部に配置され、前記シャフトを正逆方向に回転させるハンドルヘッドを備えるねじ式ボルトと、を含むことを特徴とする。
また、前記カーテン棒据置台には、前記第1バンディング片と第2バンディング片の内部に一体に連結される連結溝部が形成されることを特徴とする。
また、前記カーテン棒据置台の連結溝部には、両端が連結されるようにワイヤが結合されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によるカーテン棒固定装置によると、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)の発生を著しく低減できる効果がある。
また、多段に形成されたカーテン棒据置台を通じて様々な直径のカーテン棒を固定させることができる効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】一般的なカーテン設置構造である。
図2図1に示されるカーテン棒固定具の斜視図である。
図3】本発明の好ましい実施形態によるカーテン棒固定装置の分解斜視図である。
図4】本発明の好ましい実施形態による装置本体ユニットとカーテン棒サポートユニットとの間の様々な結合の例示図である。
図5】本発明の好ましい実施形態による装置本体ユニットとカーテン棒サポートユニットとの間の様々な結合の例示図である。
図6】本発明の好ましい実施形態による装置本体ユニットとカーテン棒サポートユニットとの間の様々な結合の例示図である。
図7】本発明の好ましい実施形態によるカーテン棒サポートユニットの斜視図である。
図8】本発明の好ましい実施形態による図7の断面図である。
図9】本発明の好ましい実施形態による図8に示される「A」の拡大図である。
図10】本発明の好ましい実施形態による張力調節具の分解図である。
図11】本発明の好ましい実施形態によるボックス固定部の動作図である。
図12】本発明の好ましい実施形態によるボックス固定部の動作図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の利点および特徴、そして、これを達成する方法は、添付の図面とともに詳細に後述される実施形態を参照することによって明らかになるであろう。
【0018】
しかし、本発明は、以下に開示される実施形態に限定されるものではなく、異なる様々な形態で実装でき、単に本実施形態は、本発明の開示が完全になるようにし、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、特許請求の範囲によって定義されるだけである。明細書全体にわたって同じ参照番号は、同じ構成要素を指す。
以下、本発明の実施形態によってカーテン棒固定装置を説明するための図面を参照して本発明を説明する。
【0019】
図3は、本発明の好ましい実施形態によるカーテン棒固定装置の分解斜視図であり、図4ないし図6は、本発明の好ましい実施形態による装置本体ユニットとカーテン棒サポートユニットとの間の様々な結合の例示図であり、図7は、本発明の好ましい実施形態によるカーテン棒サポートユニットの斜視図であり、図8は、本発明の好ましい実施形態による図7の断面図であり、図9は、本発明の好ましい実施形態による図8に示される「A」の拡大図であり、図10は、本発明の好ましい実施形態による張力調節具の分解図であり、図11ないし図12は、本発明の好ましい実施形態によるボックス固定部の動作図である。
【0020】
これらの図面を参照すると、本実施形態によるカーテン棒固定装置は、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)の発生を著しく低減できる特徴がある。
【0021】
このような効果を提供することができる本実施形態によるカーテン棒固定装置100は、大きく2つのパートである装置本体ユニット110と、カーテン棒サポートユニット130と、を含み、カーテン棒サポートユニット130が図4ないし図6のように、装置本体ユニット110に対して様々な方向に結合する構造をとる。このような場合、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒3(図1参照)を簡単かつ簡便に設置し得る。
【0022】
装置本体ユニット110についてまず説明すると、装置本体ユニット110は、カーテンボックスまたは窓枠に設けられる設置部101に着脱可能に設置されて位置固定される構造物である。設置部101とは、図4に概略的に示すように、窓枠やフレームのように一定の厚さの板体を意味し得る。
【0023】
このような設置部101に装置本体ユニット110が結合して固定され、装置本体ユニット110にカーテン棒サポートユニット130が結合した後、カーテン棒サポートユニット130にカーテン棒3(図1参照)が設置されることによって、カーテン(図示せず)を簡単に設置し得る。
【0024】
装置本体ユニット110は、図11を基準に内部に下方が開放されるように部品収容空間111aが形成されるユニットボックス111と、ユニットボックス111の周面に設けられるが、カーテン棒サポートユニット130が選択的にスライディング結合する複数のスライディング結合レール部112、113と、ユニットボックス111の内部または外部に設けられ、ユニットボックス111を設置部101に固定させるボックス固定部120と、ユニットボックス111の下面に着脱可能に結合し、部品収容空間111aを外部から遮蔽する着脱式ボックスカバー114と、を含み得る。ユニットボックス111の上端には、部品収容空間と連結されるように開口部111cが形成され、下端には、開放された部分に周りに沿って段差111dが形成される。着脱式ボックスカバー114には、ユニットボックス111の下面に結合時に、段差111dに引っかかって固定されるように係止段差114aが形成される。
着脱式ボックスカバー114には、貫通孔114bが形成される。
【0025】
ユニットボックス111は、装置本体ユニット110の外観構造物であり、ボックス固定部120が搭載される場所をなす。内部が空いた四角のボックスの形でユニットボックス111が製作されることがあるが、他の形でも可能である。したがって、図面の形状に本発明の権利範囲は限定されない。
【0026】
スライディング結合レール部112、113は、前述したように、ユニットボックス111の周面に設けられるが、カーテン棒サポートユニット130が選択的にスライディング結合する場所をなす。
【0027】
本実施形態において、スライディング結合レール部112、113は、複数で設けられるが、これらの複数のスライディング結合レール部112、113は、ユニットボックス111の両側に設けられる第1スライディング結合レール部112と、一側面に設けられる第2スライディング結合レール部113と、を含む。ボックス固定部120は、ユニットボックス111を設置部101に固定させる役割をする。これらのボックス固定部120は、固定ラッチ121およびねじ式ボルト122を含み得る。
【0028】
固定ラッチ121は、ねじ孔121bが形成されるが、部品収容空間111aに配置されるベース121aと、ベース121aで折り曲げられ、ユニットボックス111の内外部にわったて配置される折り曲げ板部121cと、折り曲げ板部121cの端部にベース121aと並んで配置され、ユニットボックス111の支持面111bと、を含む。これらの固定ラッチ121は、剛性を有する金属材料の一体型構造物であり得る。
【0029】
ねじ式ボルト122は、ユニットボックス111の下端部に結合される着脱式ボックスカバー114に形成された貫通孔114bを通過して部品収容空間111aに配置されるが、端部が固定ラッチ121のねじ孔121bに回転可能に結合するシャフト122aと、シャフト122aに連結されるが、ユニットボックス111の外部に配置され、シャフト122aを正逆方向に回転させるハンドルヘッド122bと、を含み得る。
【0030】
このような構成により、使用者は、ユニットボックス111の支持面111bと固定ラッチ121の固定板部121dとの間に設置部101が配置されるように装置本体ユニット110を配置した状態でねじ式ボルト122のハンドルヘッド122bを回転させながら、ねじ式ボルト122を締め付けて装置本体ユニット110を位置固定させることができる。
着脱式ボックスカバー114は、前述したようにユニットボックス111の下面に着脱可能に結合し、部品収容空間111aを外部から遮蔽する役割をする。
【0031】
一方、カーテン棒サポートユニット130は、カーテンが設置されたカーテン棒3(図1参照)を支持するが、装置本体ユニット110の周面のうち、少なくとも2ヶ所以上の領域に選択的に着脱可能に結合する構造物である。
【0032】
つまり、カーテン棒サポートユニット130は、図4ないし図6のように、装置本体ユニット110に対して様々な方向に結合する構造をとる。この場合、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒3(図1参照)を簡単かつ簡便に設置し得る。
【0033】
これらのカーテン棒サポートユニット130は、ユニットボディ131と、ユニットボディ131の一側に設けられ、第1および第2スライディング結合レール部112、113に選択的にスライディング結合するスライディングブロック132と、カーテン棒据置台133と、を含む。
スライディングブロック132を介してカーテン棒サポートユニット130を装置本体ユニット110に対して様々な方向に簡単に結合し得る利点がある。
カーテン棒据置台133は、ユニットボディ131の他側を形成するが、実質的にカーテン棒3(図1参照)が取り付けられる場所をなす。
【0034】
このようなカーテン棒据置台133は、カーテン棒3(図1参照)が出入りできるようにアーク形状を有する。カーテン棒据置台133は、アーク形状を有するようにバンディングされた部分が多様なサイズのカーテン棒が取り付けられるように多段に形成される。カーテン棒据置台133のアーク形状部分には、内側に所定の直径を有する第1バンディング片133aが形成され、外側に第1バンディング片133aから一体に延長され、第1バンディング片133aの直径よりも大きくなるように第2バンディング片133bが形成される。多段のアーク形状は、第1バンディング片133aと第2バンディング片133bだけでなく、3つ以上の多段で形成され得る。したがって、多段のアーク形状によって様々なサイズのカーテン棒を取り付け得る。
【0035】
カーテン棒据置台133は、カーテン棒を支持できるように一定の強度を有する金属や合成樹脂材質で形成され、第1バンディング片133aおよび第2バンディング片133bに様々なサイズのカーテン棒が取り付けられるように弾性を有する。カーテン棒据置台の内部には、長さ方向に沿って第1バンディング片133aと第2バンディング片133bに一体に連結溝部133cが形成される。連結溝部133cは、カーテン棒据置台133の端部まで延長される。カーテン棒据置台133は、内部に連結溝部133cが形成されることにより弾性力が形成されるとともに弾性力に優れる。カーテン棒据置台133の端部には、連結溝部133cと連結され、外部に突出した固定ポート133dが形成される。固定ポート133dの外周面には、ねじ山が形成され、固定ポート133dには、周りに沿って一定の間隔で切開部133eが形成される。
【0036】
連結溝部133cの内側には、張力調節ワイヤ134が連結される。張力調節ワイヤは、一端が連結溝部の内側に連結され、他端が固定ポート133dを介して外部に延長される。
【0037】
固定ポート133dには、張力調節ワイヤ134の長さを調節するための張力調節具135が締結される。張力調節具135は、リング形状を有し、内径が固定ポートの外径と同じであるが、一側から他側に向かうにつれて直径が小さくなるようにテーパ形状を有する。
【0038】
張力調節具は、固定ポートに締結時に、締結強度に応じてテーパ形状を通じて固定ポートの端部を加圧して固定ポートの端部が切開部によって各内側に押されるようになり、内側に押された固定ポートによって張力調節ワイヤが加圧されて固定される。したがって、張力調節具を通じて張力調節ワイヤの長さ(張力)を調節することによって、カーテン棒据置台の弾性力が調節される。
【0039】
カーテン棒据置台133がこのような効果的な構造を有することによって、一般的なカーテン棒3(図1参照)またはそれより小さいカーテン棒(図示せず)に対して共用で使用できる利点がある。
【0040】
以上、説明したような構造で作用する本実施例によると、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒3(図1参照)を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)発生を著しく低減できるようになる。
【0041】
本発明によるカーテン棒固定装置によると、カーテンが設置されるカーテンボックスや窓枠の位置または形に合わせてカーテン棒を簡単かつ簡便に設置することができ、費用上または作業上のロス(Loss)の発生を著しく低減できる効果がある。
また、多段に形成されたカーテン棒据置台を通じて様々な直径のカーテン棒を固定させることができる効果を得られる。
【0042】
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることが理解されるであろう。したがって、前述の実施形態は、すべての点で例示的なものであり、限定的ではないものと理解するべきである。本発明の範囲は、前述の詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範囲、そしてその均等概念から導出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0043】
100:カーテン棒固定装置
101:設置部
110:装置本体ユニット
111:ユニットボックス
111a:部品収容空間
111b:支持面
111c:開口部
111d:段差
112:第1スライディング結合レール部
113:第2スライディング結合レール部
114:ボックスカバー
114a:係止段差
114b:貫通孔
120:ボックス固定部
121:固定ラッチ
121a:ベース
121b:ねじ孔
121c:折り曲げ板部
121d:固定板部
122:ねじ式ボルト
122a:シャフト
122b:ハンドルヘッド
130:カーテン棒サポートユニット
131:ユニットボディ
132:スライディングブロック
133:カーテン棒据置台
133a:第1バンディング片
133b:第2バンディング片
133c:連結溝部
133d:固定ポート
133e:切開部
134:張力調節ワイヤ
135:張力調節具
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12