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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024057399
(43)【公開日】2024-04-24
(54)【発明の名称】投入装置及びシステム
(51)【国際特許分類】
   B65G 47/52 20060101AFI20240417BHJP
【FI】
B65G47/52 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022164106
(22)【出願日】2022-10-12
(71)【出願人】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(71)【出願人】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】南埜 雄飛
(72)【発明者】
【氏名】平山 孝
(72)【発明者】
【氏名】坂田 幸次郎
(72)【発明者】
【氏名】澁谷 聡
【テーマコード(参考)】
3F044
【Fターム(参考)】
3F044AA01
3F044AB16
3F044AB19
3F044AB23
3F044AB24
3F044AB25
3F044CB08
3F044CD01
(57)【要約】
【課題】効果的にレーンに物品を投入する投入装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、投入装置は、投入機構と、搬送コンベアと、プロセッサと、を備える。投入機構は、物品を搬送するレーンに向かって傾斜して形成され、前記レーンに物品を投入し、前記レーンにおいて所定の閾値よりも高い物品が下方を通過するタイミングで退避する。搬送コンベアは、前記投入機構に物品を供給する。プロセッサは、前記投入機構が上方に退避するタイミングにおいて前記投入機構に物品が積載されないように前記搬送コンベアを制御する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を搬送するレーンに向かって傾斜して形成され、前記レーンに物品を投入し、前記レーンにおいて所定の閾値よりも高い物品が下方を通過するタイミングで退避する投入機構と、
前記投入機構に物品を供給する搬送コンベアと、
前記投入機構が退避するタイミングにおいて前記投入機構に物品が積載されないように前記搬送コンベアを制御するプロセッサと、
を備える投入装置。
【請求項2】
前記レーンにおいて所定の閾値よりも高い物品を検知したことを示す検知信号を受信するセンサインターフェースを備え、
前記プロセッサは、前記検知信号に基づいて前記搬送コンベアを制御する、
請求項1に記載の投入装置。
【請求項3】
前記レーンは、複数のトレイから構成され、
前記プロセッサは、前記検知信号に基づいて、前記搬送コンベアにおいて、前記所定の閾値よりも高い物品が積載されたトレイと前記トレイの前後所定の個数のトレイとに物品を投入する積載位置を、物品を積載しない積載禁止区間に設定する、
請求項2に記載の投入装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記検知信号に基づいて、前記搬送コンベアを停止する、
請求項2に記載の投入装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記検知信号を受信してから所定の時間が経過した後に前記搬送コンベアを停止する、
請求項4に記載の投入装置。
【請求項6】
前記投入機構を退避させる駆動機構と、
を備え、
前記プロセッサは、前記駆動機構を用いて前記投入機構を退避させる、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の投入装置。
【請求項7】
前記駆動機構は、前記投入機構の上方に形成される、
請求項6に記載の投入装置。
【請求項8】
前記投入機構は、コンベアから構成される、
請求項1に記載の投入装置。
【請求項9】
前記投入機構は、前記所定の閾値よりも高い物品が押すことで退避するスロープである、
請求項1に記載の投入装置。
【請求項10】
前記スロープを退避方向に付勢する付勢機構を備える、
請求項9に記載の投入装置。
【請求項11】
前記スロープを回転可能に指示する回転軸を備え、
前記付勢機構は、前記回転軸を挟んで、前記スロープの物品投入方向に対して上流側に設けられたカウンタウエイトである、
請求項10に記載の投入装置。
【請求項12】
前記レーンは、平行する2つのレーンから構成され、
前記投入機構は、平行する2つの投入機構から構成され、
前記2つの投入機構は、前記所定の閾値よりも高い物品が前記2つの投入機構の何れかの下方を通過するタイミングで退避する、
請求項6に記載の投入装置。
【請求項13】
前記駆動機構は、前記所定の閾値よりも高い物品が1つの前記投入機構の下方を通過するタイミングで1つの前記投入機構を退避させる、
請求項12に記載の投入装置。
【請求項14】
ソータと投入装置とを備えるシステムであって、
前記ソータは、物品を搬送するレーンを備え、
前記投入装置は、
前記レーンに向かって傾斜して形成され、前記レーンに物品を投入し、前記レーンにおいて所定の閾値よりも高い物品が下方を通過するタイミングで退避する投入機構と、
前記投入機構に物品を供給する搬送コンベアと、
前記投入機構が退避するタイミングにおいて前記投入機構に物品が積載されないように前記搬送コンベアを制御するプロセッサと、
を備える、
システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、投入装置及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ソータに上方から物品を投入する投入装置が提供されている。そのような投入装置は、ソータのレーンに沿って形成されたコンベアから物品をレーン上に投入する。投入装置は、物品が落下する高さを低下させるため、レーンに向かって下るスロープなどの投入機構を通じて物品をレーンに投入する。
【0003】
また、レーンにおいて物品は、スロープの下を通過することがある。そのため、従来、投入装置は、レーンによって搬送される物品の高さよりも低い位置から物品をレーンに投入することができないという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-11193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の課題を解決するため、効果的にレーンに物品を投入する投入装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、投入装置は、投入機構と、搬送コンベアと、プロセッサと、を備える。投入機構は、物品を搬送するレーンに向かって傾斜して形成され、前記レーンに物品を投入し、前記レーンにおいて所定の閾値よりも高い物品が下方を通過するタイミングで退避する。搬送コンベアは、前記投入機構に物品を供給する。プロセッサは、前記投入機構が退避するタイミングにおいて前記投入機構に物品が積載されないように前記搬送コンベアを制御する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、第1の実施形態に係る投入システムの構成例を概略的に示す図である。
図2図2は、第1の実施形態に係る搬送レーンとコンベアとを概略的に示す図である。
図3図3は、第1の実施形態に係る投入コンベアの構成例を概略的に示す図である。
図4図4は、第1の実施形態に係る投入システムの制御系の構成例を示すブロック図である。
図5図5は、第1の実施形態に係る投入システムの動作例を示す図である。
図6図6は、第1の実施形態に係る投入システムの動作例を示す図である。
図7図7は、第1の実施形態に係る投入システムの動作例を示す図である。
図8図8は、第1の実施形態に係る投入装置の動作例を示すフローチャートである。
図9図9は、第1の実施形態に係る投入コンベアの変形例を概略的に示す図である。
図10図10は、第2の実施形態に係る投入装置の構成例を概略的に示す図である。
図11図11は、第2の実施形態に係る投入装置の動作例を示すフローチャートである。
図12図12は、第3の実施形態に係る投入装置の構成例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
実施形態に係る投入システムは、ソータに物品を投入する。投入システムは、ソータの搬送レーンの上方に搬送レーンと平行する投入装置を備える。投入システムは、投入装置から搬送レーンに物品を投入する。投入装置は、搬送レーンに向かって下るコンベアを備える。投入装置は、当該コンベアを用いて所定の高さから物品をソータの搬送レーンに投入する。
たとえば、投入システムは、物流センサ、郵便区分機又は倉庫などで用いられる。
【0009】
図1は、実施形態に係る投入システム1の構成例を概略的に示す。また、図2は、物品が投入装置からソータへ投入される投入部分を概略的に示す。
【0010】
図1が示すように、投入システム1は、高さセンサ2、ソータ10及び投入装置20などを備える。
【0011】
ソータ10は、物品3を搬送して区分する。たとえば、ソータ10は、物品3の配送先などに応じて物品3を区分する。
【0012】
ソータ10は、搬送レーン13から構成される。ここでは、搬送レーン13は、2つの搬送レーン13a及び13bから構成される。搬送レーン13a及び13bは、トラック状に形成されている。また、搬送レーン13a及び13bは、互いに平行して形成されている。ここでは、搬送レーン13aは、搬送レーン13bの外側に形成されている。
【0013】
図2が示すように、搬送レーン13aは、複数のトレイ14aから構成される。
【0014】
搬送レーン13aは、トレイ14aを所定の方向(図1では、左回り)に搬送する。トレイ14aは、物品3を積載して搬送する。トレイ14aは、積載された物品3を下方に形成されているシュータなどに落下させる。たとえば、トレイ14aは、下に開く構造を有する。
【0015】
同様に、搬送レーン13aは、複数のトレイ14bから構成される。トレイ14bは、トレイ14aと同様であるため説明を省略する。
【0016】
投入装置20は、ソータ10に物品3を投入する。たとえば、投入装置20は、オペレータ、ロボット又は他のコンベアなどから物品3を受領する。投入装置20は、受領された物品3をソータ10の搬送レーン13に投入する。
【0017】
投入装置20は、投入レーン23から構成される。投入レーン23は、2つの投入レーン23a及び23bから構成される。投入レーン23a及び23bは、直線状に互いに平行して形成されている。投入レーン23a及び23bは、物品3を積載して搬送する。
【0018】
ここでは、投入レーン23の先端と搬送レーン13との間の距離(即ち、投入レーン23の最低地上高)をレーン高とする。
【0019】
投入レーン23aは、先端からソータ10の搬送レーン13aに物品3を投入する。また、投入レーン23bは、先端からソータ10の搬送レーン13bに物品3を投入する。投入レーン23a及び23bについては、後に詳述する。
【0020】
高さセンサ2は、投入装置20に接続する。高さセンサ2は、ソータ10の搬送レーン13a又は13bを物品3が通過したことを検知する。また、高さセンサ2は、通過した物品3がレーン高(又は、レーン高よりも小さい所定の閾値)よりも高いか否かを検知する。
【0021】
高さセンサ2は、搬送レーン13a又は13bに物品3が通過したこと検知すると、搬送レーン13a又は13bに物品3が通過したこと示す検知信号を投入装置20に送信する。また、検知信号は、通過した物品3がレーン高よりも高いか否かを示すフラグを含む。
【0022】
たとえば、高さセンサ2は、レーン高の高さ及び所定の高さにおいて物品3の搬送方向と直交する水平方向に赤外線を照射する赤外線センサである。高さセンサ2は、物品3によって赤外線が遮断されると当該検知信号を投入装置20に送信する。
【0023】
また、高さセンサ2は、物品3が写る撮影画像に基づいて検知信号を送信するものであってもよい。高さセンサ2の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
【0024】
たとえば、搬送レーン13において高さセンサ2から投入コンベア25までの搬送時間は、物品3が搬送コンベア24に積載されてから搬送レーン13に投入されるまでの時間よりも長い。
【0025】
なお、投入システム1は、図1及び図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、投入システム1から特定の構成が除外されたりしてもよい。
【0026】
次に、投入レーン23a及び23bについて説明する。投入レーン23a及び23bは、同様の構成であるため、ここでは、投入レーン23として説明する。
【0027】
図3は、投入レーン23の構成例を概略的に示す。図3が示すように、投入レーン23は、搬送コンベア24、投入コンベア25、回転軸26及び駆動機構27などを備える。
【0028】
搬送コンベア24は、長手方向に延びる搬送レーン13の上方に平行して形成されている。搬送コンベア24は、オペレータ、ロボット又は他のコンベアなどによって投入される物品3を搬送する。また、搬送コンベア24は、複数のコンベアから構成されるものであってもよい。
【0029】
搬送コンベア24の先端には、投入コンベア25が形成されている。搬送コンベア24は、投入コンベア25に物品3を供給する。
【0030】
投入コンベア25(投入機構)は、搬送コンベア24の延長線上に形成されている。投入コンベア25は、所定の角度(たとえば、10から15度)で搬送レーン13に向かって傾斜して形成されている。投入コンベア25は、搬送コンベア24からの物品3を搬送レーン13に投入する。物品3の投入時(図3の(a))において投入コンベア25の先端と搬送レーン13との間の距離は、レーン高となる。ここでは、投入時における投入コンベア25の状態を初期状態とする。
【0031】
投入コンベア25の付け根(搬送コンベア24との接続点)には、回転軸26が形成されている。回転軸26は、投入コンベア25を回転可能に支持する。
【0032】
また、投入コンベア25の下部には、駆動機構27が形成されている。駆動機構27は、投入コンベア25を上方に跳ね上げることで退避させる。即ち、駆動機構27は、回転軸26を中心に投入コンベア25を回転させる。たとえば、駆動機構27は、投入コンベア25を回転させるモータなどから構成される。
【0033】
投入コンベア25の跳上時(図3の(b))において投入コンベア25の先端と搬送レーン13との距離は、レーン高よりも大きくなる。ここでは、跳上時における投入コンベア25の状態を跳上状態とする。
【0034】
次に、投入装置20の制御系について説明する。
図4は、投入装置20の制御系の構成例を示すブロック図である。図4が示すように、投入装置20は、制御部21、搬送コンベア24、投入コンベア25、駆動機構27、センサインターフェース28及びランプ29などを備える。
【0035】
なお、投入装置20は、図4が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、投入装置20から特定の構成が除外されたりしてもよい。
搬送コンベア24、投入コンベア25及び駆動機構27は、前述の通りである。
【0036】
制御部21(プロセッサ)は、投入装置20全体の動作を制御する機能を有する。制御部21は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。制御部21は、内部メモリなどが予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。たとえば、制御部21は、PLC(Programmable Logic Controller)などから構成される。
【0037】
また、制御部21は、ソータ10に接続する。制御部21は、ソータ10と連動して動作するために、ソータ10と種々のデータを送受信する。
【0038】
センサインターフェース28は、高さセンサ2とデータを送受信するためのインターフェースである。センサインターフェース28は、高さセンサ2から検知信号を受信する。センサインターフェース28は、受信された検知信号を制御部21に供給する。また、センサインターフェース28は、制御部21からの制御信号を高さセンサ2に送信するものであってもよい。
【0039】
ランプ29は、制御部21の制御に従って点灯する。ランプ29は、搬送コンベア24への物品3の積載を制御する。ランプ29については、後に詳述する。
【0040】
次に、投入装置20が実現する機能について説明する。投入装置20が実現する機能は、制御部21が内部メモリなどに格納されるプログラムを実行することで実現される。
【0041】
まず、制御部21は、投入レーン23から搬送レーン13に物品3を投入する機能を有する。
ここでは、投入レーン23の搬送コンベア24は、物品3を積載しているものとする。また、投入コンベア25は、初期状態であるものとする。
【0042】
制御部21は、所定の速度(たとえば、トレイ14が移動する速度)で搬送コンベア24及び投入コンベア25を駆動する。即ち、制御部21は、物品3を所定の速度で搬送する。なお、制御部21は、物品3の水平方向の移動速度が所定の速度となるように投入コンベア25を駆動してもよい。
【0043】
制御部21は、搬送コンベア24から投入コンベア25に物品3を供給する。制御部21は、投入コンベア25の駆動を継続して、投入コンベア25の先端から搬送レーン13へ物品を投入する。
【0044】
ここでは、搬送コンベア24上における物品3の積載位置とトレイ14とは、予め対応付けられている。即ち、搬送コンベア24に物品3が積載されると、積載された物品が投入されるトレイ14が確定する。
【0045】
また、制御部21は、物品3が搬送レーン13において搬送されていることを検知する機能を有する。
【0046】
制御部21は、センサインターフェース28を通じて検知信号を受信する。検知信号を受信すると、制御部21は、物品3が搬送レーン13において搬送されていることを検知する。
【0047】
また、制御部21は、検知信号に基づいて、搬送コンベア24において物品3の積載が禁止される積載禁止区間を設定する機能を有する。
【0048】
図5は、制御部21が積載禁止区間を設定する動作例を示す。図5では、トレイ14には、N-4からN+4までの番号が振られているものとする。即ち、搬送レーン13は、N-4からN+4番目のトレイ14から構成される。
【0049】
また、N番目のトレイ14は、レーン高よりも高い物品3aを積載するものとする。
【0050】
また、制御部21は、搬送コンベア24において物品3を積載する積載位置を設定する。図5が示す例では、制御部21は、N-4からN+4番目の積載位置を設定する。ここでは、N-4からN+N番目の積載位置は、それぞれN-4からN+N番目のトレイ14に対応する。即ち、N-4からN+N番目の積載位置に積載された物品3は、それぞれN-4からN+N番目のトレイ14に投入される。
【0051】
制御部21は、検知信号を受信する。検知信号を受信すると、制御部21は、検知信号に基づいて物品3aの高さがレーン高よりも高いか否かを判定する。ここでは、制御部21は、物品3aの高さがレーン高よりも高いと判定するものとする。
【0052】
物品3aの高さがレーン高よりも高いと判定すると、制御部21は、物品3aが投入レーン23を通過するために投入コンベア25が跳ね上がる期間において投入コンベア25上に物品3が積載されないように積載禁止区間を設定する。
【0053】
たとえば、制御部21は、レーン高よりも高い物品3aを積載するトレイ14と前後所定の個数のトレイ14とを物品3を投入しない投入禁止区間に設定する。ここでは、制御部21は、レーン高よりも高い物品3aを積載するトレイ14と前後2つのトレイ14とを物品3を投入しない投入禁止区間に設定する。
制御部21は、投入禁止区間に対応する積載位置を積載禁止区間とする。
【0054】
前述の通り、N番目のトレイ14は、レーン高よりも高い物品3aを積載する。即ち、制御部21は、N-2からN+2番目の積載位置を積載禁止区間に設定する。
【0055】
なお、制御部21は、物品3aの高さがレーン高よりも低いと判定すると、物品3aを積載するトレイ14を投入禁止区間に設定する。即ち、制御部21は、1つのトレイ14を投入禁止区間に設定する。制御部21は、投入禁止区間に対応する積載位置を積載禁止区間とする。
【0056】
また、制御部21は、設定された積載禁止区間を出力する機能を有する。
ロボット又は他のコンベアが搬送コンベア24に物品3を積載する場合、制御部21は、ロボット又は他のコンベアのコントローラに、物品3を積載しない位置を示す情報として積載禁止区間を送信する。
【0057】
また、オペレータが搬送コンベア24に物品3を積載する場合、制御部21は、ランプ29を通じて積載禁止区間を表示する。図5が示すように、ランプ29は、それぞれ積載位置に対応する位置に設置されている。
【0058】
制御部21は、積載禁止区間に含まれる積載位置のランプ29に、積載位置に物品3を積載しないことを指示する情報を表示する。たとえば、制御部21は、ランプ29をオン又はオフにする。また、制御部21は、ランプ29を所定の色に点灯させてもよい。
【0059】
また、制御部21は、搬送レーン13の物品3aが投入コンベア25の下を通過するタイミングで投入コンベア25を跳ね上げる機能を有する。
【0060】
図6は、制御部21が投入コンベア25を跳ね上げる動作例を示す。
初期状態(図6の(a))では、投入コンベア25上に物品3が積載されているものとする。
【0061】
制御部21は、(a)において投入コンベア25を駆動し続ける。制御部21は、投入コンベア25を駆動し続けることで、投入コンベア25から搬送レーン13へ物品3を投入する(図6の(b)及び(c))。
【0062】
また、図6の(c)が示すように、物品3aの周囲には、投入禁止区間5が設定されている。
【0063】
制御部21は、投入コンベア25を駆動し続けて、投入コンベア25上の物品3を搬送レーン13へ投入し終える(図6の(d))。
【0064】
投入コンベア25上の物品3を搬送レーン13へ投入し終えると、制御部21は、物品3aが投入コンベア25(たとえば、投入コンベア25の先端より手前の所定の位置)に到達するまで待機する。たとえば、制御部21は、高さセンサ2から検知信号を受信したタイミングから所定の期間が経過すると、物品3aが投入コンベア25に到達したと判定する。
【0065】
物品3aが投入コンベア25に到達すると、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を上方に跳ね上げる(図6の(e))。投入コンベア25が跳上状態となると(図6の(f))、物品3aは、投入コンベア25の下方を通過する。
【0066】
ここでは、制御部21は、投入レーン23a及び23bの両者の投入コンベア25を跳ね上げる。即ち、搬送レーン13a又は13bの何れに物品3aが搬送されている場合であっても、投入レーン23a及び23bの両者の投入コンベア25を跳ね上げる。
【0067】
物品3aが投入コンベア25の下方を通過すると、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を初期状態に戻す(図6の(g))。たとえば、制御部21は、投入コンベア25が跳ね上げ状態となってから所定の時間が経過すると、投入コンベア25を初期状態に戻す。
【0068】
なお、制御部21は、レーン高より高い物品3aが連続することで積載禁止区間が重なる場合、積載禁止区間の両者において物品3を積載しない。
【0069】
図7は、積載禁止区間が重なった場合の例を示す。図7では、積載禁止区間が重なることで、投入禁止区間5が重なっている。制御部21は、投入禁止区間5の両者において物品3を搬送レーン13に投入しない。
【0070】
また、制御部21は、後続する物品3aが通過するまで投入コンベア25を跳上状態に維持してもよい。
【0071】
次に、投入装置20の動作例について説明する。
図8は、投入装置20の動作例について説明するためのフローチャートである。ここでは、投入装置20は、投入コンベア25を通じて搬送コンベア24に積載された物品3を搬送レーン13に投入しているものとする。
【0072】
まず、投入装置20の制御部21は、センサインターフェース28を通じて検知信号を受信したかを判定する(S10)。検知信号を受信していないと判定すると(S10、NO)、制御部21は、S10に戻る。
【0073】
検知信号を受信したと判定すると(S10、YES)、制御部21は、検知信号に基づいて物品3aの高さがレーン高よりも高いか否かを判定する(S11)。物品3aの高さがレーン高よりも高いと判定すると(S11、YES)、制御部21は、検知信号に基づいて5つのトレイ14に対応する積載禁止区間を設定する(S12)。積載禁止区間を設定すると、制御部21は、積載禁止区間を出力する(S13)。
【0074】
積載禁止区間を出力すると、制御部21は、レーン高より高い物品3aが投入コンベア25に到達したかを判定する(S14)。物品3aが投入コンベア25に到達していないと判定すると(S14、NO)、制御部21は、S14に戻る。
【0075】
物品3aが投入コンベア25に到達したと判定すると(S14、YES)、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を跳ね上げる(S15)。投入コンベア25を跳ね上げると、制御部21は、物品3aが投入コンベア25を通過したかを判定する(S16)。
【0076】
物品3aが投入コンベア25を通過していないと判定すると(S16、NO)、制御部21は、S16に戻る。
【0077】
物品3aが投入コンベア25を通過したと判定すると(S16、YES)、制御部21は、駆動機構を用いて投入コンベア25を初期状態に戻す(S17)。
物品3aの高さがレーン高よりも低いと判定すると(S11、NO)、1つのトレイ14に対応する積載禁止区間を設定する(S18)。積載禁止区間を設定すると、制御部21は、積載禁止区間を出力する(S19)。
【0078】
投入コンベア25を初期状態に戻した場合(S17)、又は、積載禁止区間を出力した場合(S19)、制御部21は、動作を終了する。
【0079】
次に、投入レーン23の変形例について説明する。
図9は、投入レーン23の変形例である投入レーン23’の構成例を概略的に示す。図9が示すように、投入レーン23’は、搬送コンベア24、投入コンベア25、回転軸26及び駆動機構27などを備える。
【0080】
投入レーン23’では、投入コンベア25の上方に駆動機構27が設置されている。
投入コンベア25の上方に駆動機構27が設置されていることにより、駆動機構27が物品3aに干渉しない。その結果、図9の(b)が示すように、投入システム1は、投入コンベア25の長さを短くし、又は、回転角度を小さくしても、物品3aを通過させることができる。
【0081】
なお、高さセンサ2は、搬送レーン13aにおいてレーン高より高い物品3aを検知したことを示す第1の検知信号、及び、搬送レーン13bにおいてレーン高より高い物品3aを検知したことを示す第2の検知信号を送信するものであってもよい。この場合、制御部21は、第1の検知信号を受信した場合、投入レーン23aの投入コンベア25を跳ね上げて投入レーン23bの投入コンベア25を初期状態に維持してもよい。また、制御部21は、第2の検知信号を受信した場合、投入レーン23bの投入コンベア25を跳ね上げて投入レーン23aの投入コンベア25を初期状態に維持してもよい。
【0082】
また、ソータ10は、1つの搬送レーン13から構成されるものであってもよい。この場合、投入装置20は、1つの投入レーン23から構成されるものであってもよい。
【0083】
また、投入コンベア25は、水平方向に退避するものであってもよい。投入コンベア25が退避する方向は、特定の方向に限定されるものではない。
【0084】
以上のように構成された投入システムは、投入コンベアを用いて低い位置からソータに物品を投入する。また、投入システムは、投入コンベアに干渉する物品がソータによって搬送される場合、投入禁止区間を設定する。そのため、ソータにおいて物品が投入コンベアに搬送されるタイミングで、投入コンベアには物品が積載されていない。よって、投入システムは、投入コンベアに物品が積載されていない状態で投入コンベアを上方に退避させることができる。その結果、投入システムは、低い位置からソータに物品を投入しつつ、ソータによって搬送される物品に投入コンベアの下方を通過させることができる。よって、投入システムは、効果的に物品を投入装置からソータに投入することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る投入システムは、搬送コンベア24を停止することで物品3を投入するタイミングを調整する点で第1の実施形態に係るそれと異なる。従って、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0085】
図10は、第2の実施形態に係る投入システム1’の構成例を示す。図10が示すように、投入システム1’の高さセンサ2は、投入コンベア25に比較的近い位置に設置されている。
【0086】
たとえば、搬送レーン13において高さセンサ2から投入コンベア25までの搬送時間は、投入コンベア25上に積載されている物品3が搬送レーン13に投入されるまでの時間よりも長ければよい。
【0087】
次に、投入装置20が実現する機能について説明する。投入装置20が実現する機能は、制御部21が内部メモリなどに格納されるプログラムを実行することで実現される。
【0088】
第2の実施形態に係る投入装置20が実現する機能は、第1の実施形態に係るそれに加えて以下の機能を実現する。
【0089】
まず、制御部21は、投入レーン23から搬送レーン13に物品3を投入する機能を有する。
ここでは、投入レーン23の搬送コンベア24は、物品3を積載しているものとする。また、投入コンベア25は、初期状態であるものとする。
【0090】
制御部21は、図示されないセンサなどを用いて搬送レーン13のトレイ14が物品3を積載しているかを判定する。物品3を積載していないトレイ14が存在する場合、制御部21は、当該トレイ14に物品3を積載するように搬送コンベア24を制御する。即ち、制御部21は、当該トレイ14が投入コンベア25の先端に到達するタイミングで投入コンベア25から物品3が投入されるように搬送コンベア24を制御する。制御部21は、搬送コンベア24の駆動若しくは停止し、又は、搬送コンベア24の搬送速度を制御する。
【0091】
また、制御部21は、検知信号に基づいて、搬送コンベア24を停止する機能を有する。
【0092】
制御部21は、検知信号を受信する。ここでは、検知信号は、物品3aの高さがレーン高よりも高いことを示すものとする。制御部21は、検知信号に基づいて、物品3aが投入コンベア25(たとえば、投入コンベア25の先端より手前の所定の位置)に到達するタイミングにおいて投入コンベア25上に物品が積載しないように搬送コンベア24を停止する。たとえば、制御部21は、検知信号を受信してから所定の時間が経過すると搬送コンベア24を停止する。
【0093】
また、制御部21は、搬送コンベア24を停止している間においても投入コンベア25を駆動し続ける。制御部21は、投入コンベア25を駆動し続けることで投入コンベア25上に積載されている物品3を搬送レーン13に投入する。
【0094】
制御部21は、物品3aが投入コンベア25(たとえば、投入コンベア25の先端より手前の所定の位置)に到達するまで待機する。たとえば、制御部21は、高さセンサ2から検知信号を受信したタイミングから所定の期間が経過すると、物品3aが投入コンベア25に到達したと判定する。
【0095】
物品3aが投入コンベア25に到達すると、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を上方に跳ね上げる。投入コンベア25が跳ね上げ状態となると、物品3aは、投入コンベア25の下方を通過する。
【0096】
ここでは、制御部21は、投入レーン23a及び23bの両者の投入コンベア25を跳ね上げる。即ち、搬送レーン13a又は13bの何れに物品3aが搬送されている場合であっても、投入レーン23a及び23bの両者の投入コンベア25を跳ね上げる。
【0097】
物品3aが投入コンベア25の下方を通過すると、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を初期状態に戻す。たとえば、制御部21は、投入コンベア25が跳ね上げ状態となってから所定の時間が経過すると、投入コンベア25を初期状態に戻す。
【0098】
また、制御部21は、投入コンベア25を初期状態に戻すと、搬送コンベア24を駆動する。
【0099】
次に、投入装置20の動作例について説明する。
図11は、投入装置20の動作例について説明するためのフローチャートである。ここでは、投入装置20は、搬送コンベア24及び投入コンベア25を駆動することで物品3を搬送レーン13に投入しているものとする。
【0100】
まず、投入装置20の制御部21は、センサインターフェース28を通じて検知信号を受信したかを判定する(S21)。検知信号を受信していないと判定すると(S21、NO)、制御部21は、S21に戻る。
【0101】
検知信号を受信したと判定すると(S21、YES)、制御部21は、検知信号に基づいて搬送コンベア24を停止する(S22)。ここでは、検知信号は、物品3aの高さがレーン高よりも高いことを示すものとする。
【0102】
搬送コンベア24を停止すると、制御部21は、レーン高より高い物品3aが投入コンベア25に到達したかを判定する(S23)。物品3aが投入コンベア25に到達していないと判定すると(S23、NO)、制御部21は、S23に戻る。
【0103】
物品3aが投入コンベア25に到達したと判定すると(S23、YES)、制御部21は、駆動機構27を用いて投入コンベア25を跳ね上げる(S24)。投入コンベア25を跳ね上げると、制御部21は、物品3aが投入コンベア25を通過したかを判定する(S25)。
【0104】
物品3aが投入コンベア25を通過していないと判定すると(S25、NO)、制御部21は、S25に戻る。
【0105】
物品3aが投入コンベア25を通過したと判定すると(S25、YES)、制御部21は、駆動機構を用いて投入コンベア25を初期状態に戻す(S26)。投入コンベア25を初期状態に戻すと、制御部21は、搬送コンベア24を駆動する(S27)。
搬送コンベア24を駆動すると、制御部21は、動作を終了する。
【0106】
なお、制御部21は、S22において搬送コンベア24の搬送速度を低下させてもよい。
また、制御部21は、S26とS27とを同時に実行してもよい。また、制御部21は、S27を実行した後にS26を実行してもよい。
【0107】
以上のように構成された投入システムは、検知信号を受信すると搬送コンベアを停止することで投入コンベアに物品を供給しない。そのため、ソータおいて物品が投入コンベアに搬送されるタイミングにおいて、投入コンベアには物品が積載されていない。よって、投入システムは、投入コンベアに物品が積載されていない状態で投入コンベアを上方に退避させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係る投入システムは、投入コンベア25の代わりに、物品3が押すことで退避するスロープを備える点で第1の実施形態に係るそれと異なる。従って、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0108】
図12は、第3の実施形態に係る投入システム1’’の構成例を概略的に示す。図12が示すように、投入システム11’’の投入レーン23’’は、搬送コンベア24、スロープ31、回転軸32及びカウンタウエイト33を備える。
【0109】
搬送コンベア24は、スロープ31に物品3を供給する。
スロープ31(投入機構)は、搬送コンベア24の延長線上に形成されている。スロープ31は、所定の角度で下方に向かって形成されている。スロープ31は、搬送コンベア24から供給される物品3を搬送レーン13に投入する。たとえば、スロープ31は、平板の部材から構成される。
【0110】
スロープ31の付け根(搬送コンベア24との接続点)には、回転軸32が形成されている。回転軸32は、スロープ31を回転可能に支持する。また、回転軸32は、スロープ31の回転角度を制限する部材を有するものであってもよい。
【0111】
スロープ31には、回転軸32を挟んでカウンタウエイト33(付勢機構)が接続されている。カウンタウエイト33は、所定の重さのウエイトである。
カウンタウエイト33は、スロープ31が物品3に押された場合に上方に退避しやすくする。即ち、カウンタウエイト33は、スロープ31を退避方向に付勢する。
【0112】
なお、スロープ31には、カウンタウエイト33の代わりに、スロープ31を退避方向に付勢するバネ(付勢機構)などが接続されているものであってもよい。スロープ31を退避方向に付勢する付勢機構は、特定の構成に限定されるものではない。
【0113】
図12の(a)が示すように、初期状態において、スロープ31の先端と搬送レーン13との距離は、レーン高となる(図12の(a))。
搬送レーン13によって搬送される物品3aがスロープ31に到達すると、物品3aは、スロープ31を押す。その結果、図12の(b)が示すように、スロープ31は、上方に退避する。
物品3aが通過すると、スロープ31は、初期状態に戻る。
【0114】
なお、制御部21は、S14乃至S17を実行しなくともよい。
【0115】
また、第2の実施形態に係る投入システム1は、第3の実施形態に係るそれの特徴を備えるものであってもよい。この場合、制御部21は、S23、S24及びS26を実行しなくともよい。
【0116】
また、スロープ31は、水平方向に退避するものであってもよい。スロープ31が退避する方向は、特定の方向に限定されるものではない。
【0117】
以上のように構成された投入システムは、ソータのレーンにおいて物品がスロープに到達するタイミングにおいて、スロープ上に物品が積載されていない状態を作ることができる。そのため、投入システムは、ソータに搬送される物品がスロープを押すことでスロープをスムーズに退避させることができる。また、投入システムは、スロープの跳上を制御しなくてもスロープの下方を物品に通過させることができる。
【0118】
本実施形態に係るプログラムは、電子機器に記憶された状態で譲渡されてよいし、電子機器に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記憶媒体に記憶された状態で譲渡されてもよい。記憶媒体は、非一時的な有形の媒体である。記憶媒体は、コンピュータ可読媒体である。記憶媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
【0119】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0120】
1…投入システム、1’…投入システム、1’’…投入システム、2…高さセンサ、3…物品、3a…物品、5…投入禁止区間、10…ソータ、11’’…投入システム、13…搬送レーン、13a…搬送レーン、13b…搬送レーン、14…トレイ、14a…トレイ、14b…トレイ、20…投入装置、21…制御部、23…投入レーン、23’…投入レーン、23’’…投入レーン、23a…投入レーン、23b…投入レーン、24…搬送コンベア、25…投入コンベア、26…回転軸、27…駆動機構、28…センサインターフェース、29…ランプ、31…スロープ、32…回転軸、33…カウンタウエイト。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12