(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024058024
(43)【公開日】2024-04-25
(54)【発明の名称】FBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法
(51)【国際特許分類】
G01K 1/14 20210101AFI20240418BHJP
G01B 11/16 20060101ALI20240418BHJP
G01K 11/3206 20210101ALI20240418BHJP
【FI】
G01K1/14 E
G01B11/16 G
G01K11/3206
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022165125
(22)【出願日】2022-10-14
(71)【出願人】
【識別番号】000198318
【氏名又は名称】株式会社IHI検査計測
(74)【代理人】
【識別番号】100118267
【弁理士】
【氏名又は名称】越前 昌弘
(72)【発明者】
【氏名】西土 隆幸
【テーマコード(参考)】
2F056
2F065
【Fターム(参考)】
2F056CE08
2F065AA65
2F065FF48
2F065LL02
(57)【要約】
【課題】FBGセンサを容易に着脱することができ、FBGセンサの再利用を図ることができる、FBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法を提供する。
【解決手段】FBGセンサ固定治具1は、光ファイバ2内にブラッグ格子3を形成したFBGセンサ4を磁性体の測定対象物5に対して固定する治具であって、ブラッグ格子3を挟んで両側に位置するように光ファイバ2の外周部に形成された固定端子6(第一固定端子61及び第二固定端子62)と、固定端子6を係止可能かつ測定対象物5に磁力で固定可能に形成された固定台7(第一固定台71及び第二固定台72)と、を備えている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバ内にブラッグ格子を形成したFBGセンサを磁性体の測定対象物に対して固定するFBGセンサ固定治具であって、
前記ブラッグ格子を挟んで両側に位置するように前記光ファイバの外周部に形成された固定端子と、
前記固定端子を係止可能かつ前記測定対象物に磁力で固定可能に形成された固定台と、
を備えたことを特徴とするFBGセンサ固定治具。
【請求項2】
前記固定台は、着磁状態と消磁状態とを切り替え可能な磁力スイッチを備える、請求項1に記載のFBGセンサ固定治具。
【請求項3】
前記固定台は、前記光ファイバを挿通する溝部と、該溝部に形成され前記固定端子を係止する係止部と、を備えている請求項1に記載のFBGセンサ固定治具。
【請求項4】
前記係止部は、前記固定端子の両側に配置されるように形成されている、請求項3に記載のFBGセンサ固定治具。
【請求項5】
前記光ファイバは、複数のブラッグ格子を備え、前記固定端子は、前記複数のブラッグ格子よりも一つ多い個数を備え、前記ブラッグ格子及び前記固定端子は交互に配置されている、請求項1に記載のFBGセンサ固定治具。
【請求項6】
光ファイバ内にブラッグ格子を形成したFBGセンサを磁性体の測定対象物に対して固定するFBGセンサ固定方法であって、
前記ブラッグ格子を挟んで両側に位置するように前記光ファイバの外周部に固定端子を形成し、
前記固定端子を固定台に係止させた状態で前記固定台を前記測定対象物に磁力で固定するようにした、
ことを特徴とするFBGセンサ固定方法。
【請求項7】
前記ブラッグ格子の一方の側に配置される第一固定端子及び第一固定台と、前記ブラッグ格子を挟んで反対側に配置される第二固定端子及び第二固定台と、を備え、
前記第一固定台を消磁状態にした状態で前記第一固定端子を前記第一固定台に係止させ、前記第一固定台を前記測定対象物の表面に接地させた状態で前記第一固定台を着磁状態に切り替え、
前記第二固定台を消磁状態にした状態で前記第二固定端子を前記第二固定台に係止させ、前記光ファイバに張力が生じるように前記第二固定台を前記測定対象物の表面に接地させた状態で前記第二固定台を着磁状態に切り替えるようにした、
請求項6に記載のFBGセンサ固定方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、FBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法に関し、特に、FBGセンサを磁性体の測定対象物に対して固定するためのFBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、光ファイバセンサの1つであるFBG(Fiber Bragg Grating)センサが土木建築分野から航空宇宙分野まで幅広く利用されている。FBGセンサは、光ファイバのコア部分に形成されたブラッグ格子によりセンサ部を構成し、特定の波長の光信号であるブラッグ波長の光を反射させるようにしたものである。
【0003】
例えば、FBGセンサが固定された測定対象物にひずみ変化や温度変化が生じると、光ファイバの伸縮によりブラッグ波長が変化するため、その変化に基づいてひずみ変化や温度変化を計測することができる。
【0004】
このようなFBGセンサでは、例えば、センサ部の両側の光ファイバの外周部にフレームを配置し、このフレームを介してFBGセンサを測定対象物に固定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載されたように、光ファイバを支持するフレームを接着剤で測定対象物に固定すると、FBGセンサを再利用することができなくなってしまうという問題がある。また、接着剤は、経年劣化するため、FBGセンサが測定対象物から脱落したり、固定位置がずれてしまったりすることがあり、測定の不具合を惹起する問題もある。
【0007】
また、光ファイバを支持するフレームをボルトで固定することも考えられるが、ボルトで固定するためには測定対象物にボルト穴を穿孔する必要があり、任意の場所にFBGセンサを取り付けることができない、FBGセンサの着脱に手間がかかる等の問題がある。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、FBGセンサを容易に着脱することができ、FBGセンサの再利用を図ることができる、FBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、光ファイバ内にブラッグ格子を形成したFBGセンサを磁性体の測定対象物に対して固定するFBGセンサ固定治具であって、前記ブラッグ格子を挟んで両側に位置するように前記光ファイバの外周部に形成された固定端子と、前記固定端子を係止可能かつ前記測定対象物に磁力で固定可能に形成された固定台と、を備えたことを特徴とするFBGセンサ固定治具が提供される。
【0010】
前記固定台は、着磁状態と消磁状態とを切り替え可能な磁力スイッチを備えていてもよい。
【0011】
前記固定台は、前記光ファイバを挿通する溝部と、該溝部に形成され前記固定端子を係止する係止部と、を備えていてもよい。
【0012】
前記係止部は、前記固定端子の両側に配置されるように形成されていてもよい。
【0013】
前記光ファイバは、複数のブラッグ格子を備え、前記固定端子は、前記複数のブラッグ格子よりも一つ多い個数を備え、前記ブラッグ格子及び前記固定端子は交互に配置されていてもよい。
【0014】
また、本発明によれば、光ファイバ内にブラッグ格子を形成したFBGセンサを磁性体の測定対象物に対して固定するFBGセンサ固定方法であって、前記ブラッグ格子を挟んで両側に位置するように前記光ファイバの外周部に固定端子を形成し、前記固定端子を固定台に係止させた状態で前記固定台を前記測定対象物に磁力で固定するようにした、ことを特徴とするFBGセンサ固定方法が提供される。
【0015】
前記ブラッグ格子の一方の側に配置される第一固定端子及び第一固定台と、前記ブラッグ格子を挟んで反対側に配置される第二固定端子及び第二固定台と、を備え、前記第一固定台を消磁状態にした状態で前記第一固定端子を前記第一固定台に係止させ、前記第一固定台を前記測定対象物の表面に接地させた状態で前記第一固定台を着磁状態に切り替え、前記第二固定台を消磁状態にした状態で前記第二固定端子を前記第二固定台に係止させ、前記光ファイバに張力が生じるように前記第二固定台を前記測定対象物の表面に接地させた状態で前記第二固定台を着磁状態に切り替えるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0016】
上述した本発明に係るFBGセンサ固定治具及びFBGセンサ固定方法によれば、FBGセンサを構成する光ファイバに固定端子を形成し、前記固定端子を固定台に係止させた状態で前記固定台を磁性体の測定対象物に磁力で固定するようにしたことにより、FBGセンサを容易に着脱することができ、FBGセンサの再利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態に係るFBGセンサ固定治具を含む全体構成図である。
【
図2】
図1に示したFBGセンサ固定治具の斜視図である。
【
図3】
図3(A)は、
図1に示したFBGセンサ固定治具の底面図であり、
図3(B)は、
図1に示したFBGセンサ固定治具の断面図である。
【
図4】
図1に示したFBGセンサ固定治具を測定対象物に固定した状態の説明図である。
【
図5】FBGセンサ固定治具の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について
図1~
図5を用いて説明する。ここで、
図1は、本発明の一実施形態に係るFBGセンサ固定治具を含む全体構成図である。
図2は、
図1に示したFBGセンサ固定治具の斜視図である。
図3(A)は、
図1に示したFBGセンサ固定治具の底面図であり、
図3(B)は、
図1に示したFBGセンサ固定治具の断面図である。
図4は、
図1に示したFBGセンサ固定治具を測定対象物に固定した状態の説明図である。
【0019】
本発明の一実施形態に係るFBGセンサ固定治具1は、
図1に示したように、光ファイバ2内にブラッグ格子3を形成したFBGセンサ4を磁性体の測定対象物5に対して固定する治具であって、ブラッグ格子3を挟んで両側に位置するように光ファイバ2の外周部に形成された固定端子6(例えば、第一固定端子61及び第二固定端子62)と、固定端子6を係止可能かつ測定対象物5に磁力で固定可能に形成された固定台7(例えば、第一固定台71及び第二固定台72)と、を備えている。
【0020】
また、
図1に示したように、FBGセンサ4は計測装置8に接続されている。計測装置8は、例えば、光ファイバ2にブラッグ波長を含む測定光を出力する光源81と、光サーキュレータ82と、ブラッグ格子3からの反射光を電気信号に変換する光電変換部83と、反射光の波長を解析する解析部84と、を備えている。
【0021】
光サーキュレータ82は、光源81からの測定光を透過し、ブラッグ格子3からの反射光を反射させて取り出す光部品である。ブラッグ格子3は、広帯域なスペクトルを持つ光のうちブラッグ波長の光のみを選択的に反射させる機能を有する。
【0022】
光電変換部83で電気信号に変換された反射光を解析部84で解析することにより、測定対象物5のブラッグ格子3が形成された箇所のひずみ変化や温度変化を計測することができる。
【0023】
測定対象物5は、例えば、橋梁やタンク等の鋼板により構成された部材である。本実施形態では、FBGセンサ固定治具1の固定に磁力を利用していることから、測定対象物5は、磁力により固定台7を固定可能な磁性体であることが必要である。ただし、測定対象物5の全体が磁性体である必要はなく、固定台7を配置する箇所が部分的に磁性体により構成されていてもよい。
【0024】
固定端子6は、例えば、ブラッグ格子3の一方の側に配置される第一固定端子61と、ブラッグ格子3を挟んで反対側に配置される第二固定端子62と、を備えている。固定端子6は、例えば、
図2に示したように、光ファイバ2の外周部に形成された円筒形状を有している。
【0025】
固定端子6は、例えば、接着剤により光ファイバ2に固定されるが、他の手段により固定してもよい。また、固定端子6は、固定台7に係止可能な形状であれば、円筒形状以外の形状であってもよい。
【0026】
固定台7は、例えば、ブラッグ格子3の一方の側に配置される第一固定台71と、ブラッグ格子3を挟んで反対側に配置される第二固定台72と、を備えている。第一固定端子61は第一固定台71に係止され、第二固定端子62は第二固定台72に係止される。
【0027】
固定台7は、例えば、
図2及び
図3(a)に示したように、光ファイバ2を挿通する溝部7aと、溝部7aに形成され固定端子6を係止する係止部7bと、着磁状態と消磁状態とを切り替え可能な磁力スイッチ7cと、を備えている。なお、固定台7は、磁力スイッチ7cを省略して単なる永久磁石を備える構成であってもよい。
【0028】
固定台7は、例えば、ブロック形状を有し、測定対象物5の表面に接触する底面に直線状の溝部7aが形成されている。溝部7aは、固定端子6の全体を収納可能な深さを有している。
【0029】
係止部7bは、溝部7a内の固定端子6の両側に配置される位置に形成された板部材である。係止部7bには、光ファイバ2を挿通可能な切り欠き部が形成されている。なお、係止部7bの形状は図示した形状に限定されるものではなく、固定端子6を係止することができれば爪形状等であってもよい。
【0030】
固定端子6は、溝部7a及び係止部7bにより形成された空間に嵌合することにより固定台7に固定される。接着剤を用いて固定端子6を固定台7に固定してもよい。また、係止部7bは、光ファイバ2に張力を発生させる必要があるため、少なくともブラッグ格子3の側に配置されていることが必要である。
【0031】
磁力スイッチ7cは、例えば、極性の方向を切り替えることのできる2つの永久磁石により構成される磁石部7dと、固定台7の上面部に設けられたスイッチ部7eと、を備えている。磁力スイッチ7cは、スイッチ部7eを操作して永久磁石の一方を回転させて極性の方向を切り替えることにより、磁化された着磁状態(ON)と、磁化されていない消磁状態(OFF)とに切り替えることができる。
【0032】
FBGセンサ固定治具1は、第一固定台71を消磁状態(OFF)にした状態で第一固定端子61を第一固定台71に係止させ、第一固定台71を測定対象物5の表面に接地させた状態で第一固定台71を着磁状態(ON)に切り替え、第二固定台72を消磁状態(OFF)にした状態で第二固定端子62を第二固定台72に係止させ、光ファイバ2に張力が生じるように第二固定台72を測定対象物5の表面に接地させた状態で第二固定台72を着磁状態(ON)に切り替えることにより測定対象物5の表面に固定される。
【0033】
このように、FBGセンサ4は、ブラッグ格子3に所定の張力を掛けた状態で測定対象物5に対して磁力で固定される。この状態において、例えば、
図4に示したように、測定対象物5に亀裂X等が生じて状態が変化すると、ブラッグ格子3の間隔が変化し、この変化により計測装置8によって測定対象物5のひずみが計測される。
【0034】
FBGセンサ4を再利用する場合には、スイッチ部7eを操作して固定台7を消磁状態(OFF)に切り替えることにより、FBGセンサ4を測定対象物5から容易に取り外すことができる。そして、FBGセンサ4を所望の測定対象物5に再度設置することにより、高価なFBGセンサ4を繰り返して使用することができる。
【0035】
したがって、上述した本実施形態に係るFBGセンサ固定治具1及びFBGセンサ固定方法によれば、FBGセンサ4を構成する光ファイバ2に固定端子6を形成し、固定端子6を固定台7に係止させた状態で固定台7を磁性体の測定対象物5に磁力で固定するようにしたことにより、FBGセンサ4を容易に着脱することができ、FBGセンサ4の再利用を図ることができる。
【0036】
また、測定対象物5のひずみを計測するには、FBGセンサ4が測定対象物5の表面の近くに配置されている方がひずみの変化を正確に計測することができる。本実施形態では、光ファイバ2に固定端子6を形成し、固定端子6を固定台7に係止させて固定していることから、光ファイバ2を支持するフレームを配置する必要がなく、FBGセンサ4を測定対象物5の表面の近くに配置することができる。
【0037】
次に、FBGセンサ固定治具の変形例について
図5を参照しつつ説明する。ここで、
図5は、FBGセンサ固定治具の変形例を示す平面図である。
図5に示した変形例は、一本の光ファイバ2に複数のFBGセンサ4を配置したものである。
【0038】
光ファイバ2は、複数のブラッグ格子3(例えば、第一ブラッグ格子31及び第二ブラッグ格子32)を備え、固定端子6(例えば、第一固定端子61~第三固定端子63)は、複数のブラッグ格子3よりも一つ多い個数を備え、ブラッグ格子3及び固定端子6は交互に配置されている。
【0039】
図5に示した変形例では、二つのFBGセンサ4(第一FBGセンサ41及び第二FBGセンサ42)を有し、光ファイバ2には、第一ブラッグ格子31及び第二ブラッグ格子32の二つのブラッグ格子3が形成されている。
【0040】
このとき、第一ブラッグ格子31には第二ブラッグ格子32と反対側の光ファイバ2の端部から測定光が供給され、第二ブラッグ格子32には第一ブラッグ格子31と反対側の光ファイバ2の端部から測定光が供給される。なお、
図5では光源81を含む計測装置8の図を省略してある。
【0041】
また、第一ブラッグ格子31及び第二ブラッグ格子32を異なるブラッグ波長に反応するように構成した場合には、光ファイバ2の片側にのみ計測装置8を配置し、光ファイバ2の片側からのみ測定光を供給するようにしてもよい。
【0042】
第一FBGセンサ41は、第一ブラッグ格子31と、第一ブラッグ格子31の両側に配置された第一固定端子61・第一固定台71及び第二端子62・第二固定台72とを含むように構成される。また、第二FBGセンサ42は、第二ブラッグ格子32と、第二ブラッグ格子32の両側に配置された第二固定端子62・第二固定台72及び第三固定端子63・第三固定台73とを含むように構成される。
【0043】
かかる変形例によれば、一本の光ファイバで測定対象物5の複数箇所のひずみ変化を計測することができる。なお、
図5では二つFBGセンサ4を配置した場合について説明しているが、FBGセンサ4の個数は三つ以上であってもよい。
【0044】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0045】
1 FBGセンサ固定治具
2 光ファイバ
3 ブラッグ格子
4 FBGセンサ
5 測定対象物
6 固定端子
7 固定台
7a 溝部
7b 係止部
7c 磁力スイッチ
7d 磁石部
7e スイッチ部
8 計測装置
31 第一ブラッグ格子
32 第二ブラッグ格子
41 第一FBGセンサ
42 第二FBGセンサ
61 第一固定端子
62 第二固定端子
63 第三固定端子
71 第一固定台
72 第二固定台
73 第三固定台
81 光源
82 光サーキュレータ
83 光電変換部
84 解析部