特開2024-58482IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

加飾成形品の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】成形同時加飾法によって得られる加飾成形品に箔バリが生じにくい、加飾成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】基体シート21に、感圧接着剤及び30℃以上70℃以下の融点を持つ側鎖結晶性ポリマーを含み、融点以上で感圧接着剤の接着力が低下する離型層22と、転写層23とが順に積層された転写シート2を準備する工程と、金型4のキャビティ面41aに沿って、基体シートがキャビティ面側になるように転写シートを配置する工程と、金型を型締めする工程と、金型は融点未満の温度であり、キャビティ内に溶融樹脂Rを射出して射出成形体3を成形すると同時に、転写シートの転写領域23aを溶融樹脂の熱により融点以上の温度に加熱して、射出成形体の第1面に転写シートを固着する工程と、金型を型開きする工程と、射出成形体から基体シートを剥離することにより、射出成形体の第1面に転写層が転写された射出成形体を取り出す工程とを備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、特許文献1の転写方法は、ラミネータを用いて熱転写シート全体を均一に加熱する熱転写法であり、成形同時加飾法に用いることは想定していない。成形同時加飾法では、金型に配置された転写シートの転写領域には高温の溶融樹脂が接し、非転写領域には溶融樹脂よりも低い温度の金型が接する。つまり、成形同時加飾法は、熱転写法とは異なり、転写層の転写時に、転写領域と非転写領域との間に温度差が生じる製造方法である。そのため、特許文献1のような熱転写シートを、そのまま成形同時加飾法に適用することは困難である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

の目的を達成するための第1の発明は、 基体シートに、感圧接着剤及び30℃以上70℃以下の融点を持つ側鎖結晶性ポリマーを含み、融点以上の温度で感圧接着剤の接着力が低下する離型層と、転写層とが順に積層された転写シートを準備する工程と、 射出成形体の第1面に対応するキャビティ面が形成された第1型と、型締めによって第1型との間にキャビティを形成する第2型と、を有する金型のキャビティ面に沿って、基体シ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の加飾成形品の製造方法によれば、成形同時加飾法によって得られる加飾成形品に箔バリが生じにくい。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 加飾成形品の製造方法の一実施形態を示す模式的な断面図。
【図2】 加飾成形品の一実施形態を示す模式的な斜視図。
【図3】 転写シートの第1型への配置状態を示す模式的な平面図。
【図4】 融点が60℃の離型層を有する転写シートを用いて測定した、各温度における剥離強度を示すグラフ。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 :加飾成形品 2 :転写シート 21 :基体シート 22 :離型層 23 :転写層 23a:転写領域 23b:非転写領域 3 :射出成形体 3a :第1面 4 :一対の金型 41 :第1型 41a:キャビティ面 41b:第1パーティング面 42 :第2型 42a:コア面 42b:第2パーティング面 C :キャビティ R :溶融樹脂

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