(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024058522
(43)【公開日】2024-04-25
(54)【発明の名称】板ルーバー通気ドア
(51)【国際特許分類】
E06B 7/082 20060101AFI20240418BHJP
【FI】
E06B7/082
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022177685
(22)【出願日】2022-10-15
(71)【出願人】
【識別番号】591236840
【氏名又は名称】小田原 勉
(72)【発明者】
【氏名】小田原 勉
【テーマコード(参考)】
2E036
【Fターム(参考)】
2E036JA02
2E036JC02
2E036KA03
2E036LA04
2E036NB02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】住宅等のドア(開閉式・引き戸式)が建物全体の自然換気の要ですが、現状のドア下部のスリットでは、自然換気には全く不充分です。
【解決手段】図示の構成[(1)ドアの全体構成図のフレーム、(2)片側固定、片側スライドのルーバー板戸、(3)上げ下げ可動引き手]に依り、建物全体の自然換気が向上して、省エネに著しく貢献が出来ます。尚、室内側からは上げ下げ引き手でプライバシーも確保できます。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
片側固定、片側スライド式の板ルーバー戸
【請求項2】
各板ルーバーは台形状のむき合わせテーパーを付ける
【請求項3】
上げ下げ式のルーバー戸可動部分の引き手
【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
建具
【背景技術】
【先行技術文献】
今回のケースはありません
【発明の概要】
省エネが叫ばれる今日、住宅等のドアを開閉自由な板ルーバー戸とする事で、自然換気の環境が著しく改善されます。
【発明が解決しようとする課題】
現在、住宅等のドアが法令の24時間換気対応でドア下部のスリットで通風をしていますが、ドアのフレーム以外を交差する板ルーバーとすれば、換気とプライバシーのいずれもが、著しく改善されます
【課題を解決するための手段】
片側固定のルーバー板戸として、片側をルーバー一枚部分をスライドする事で、全体が開閉自在となり自然換気とプライバシーが保てます。可動側の引き手の下部に落としこみの溝を付けて、開く際はトッテを上げてスライドさせ、締める際はトッテの重みで、自然に下がり、クローズ固定がされてプライバシーが自然に確保されます
【発明の効果】
ドアのフレーム以外のほぼ半分が開閉されて、建物全体の自然換気が革新されます。
【図面の簡単な説明】
【
図1】ドアの立面図(引き戸、開閉戸いずれも共通)
【
図3】ドアの板ルーバーがスライドで閉じた状態の図
【
図4】同上の板ルーバーが重なり通風が全開した状態の図
【
図5】板ルーバーを互いに台形状にテーパーを付けて重ねる
【
図6】可動する側の板ルーバー部分の枠に上下する引き手の断面しょうさいず
【発明を実施する為の形態】
図1のようにドア中間に中桟を入れて、板ルーバー戸を片側固定、片側をルーバー板幅程度をスライドさせて開閉する板ルーバー戸で板ルーバーは双方とも、一枚ごとに空間をあけるが、各台形板ルーバーの為の光もれがない
【符号の説明】
(1)ドアの全体構成図のフレーム
(2)片側固定、片側スライドのルーバー板戸
(3)上げ下げ可動引き手
(4)各板ルーバーの光もれ防止の為の台形ルーバー