(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024058579
(43)【公開日】2024-04-25
(54)【発明の名称】半導体装置及びこれを含む電子システム
(51)【国際特許分類】
H10B 41/20 20230101AFI20240418BHJP
H10B 43/27 20230101ALI20240418BHJP
H10B 41/27 20230101ALI20240418BHJP
H01L 21/336 20060101ALI20240418BHJP
H10B 43/20 20230101ALI20240418BHJP
H01L 21/768 20060101ALI20240418BHJP
【FI】
H10B41/20
H10B43/27
H10B41/27
H01L29/78 371
H10B43/20
H01L21/90 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023132630
(22)【出願日】2023-08-16
(31)【優先権主張番号】10-2022-0131413
(32)【優先日】2022-10-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung-ro,Yeongtong-gu,Suwon-si,Gyeonggi-do,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】朴 ▲いぇ▼▲じん▼
(72)【発明者】
【氏名】金 承允
(72)【発明者】
【氏名】金 希錫
(72)【発明者】
【氏名】金 亨珍
(72)【発明者】
【氏名】張 世熙
(72)【発明者】
【氏名】申 ▲みん▼樹
(72)【発明者】
【氏名】辛 承俊
(72)【発明者】
【氏名】千 相勳
(72)【発明者】
【氏名】韓 智勳
(72)【発明者】
【氏名】沈 載煌
(72)【発明者】
【氏名】安 鍾善
【テーマコード(参考)】
5F033
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F033GG02
5F033HH19
5F033JJ04
5F033KK19
5F033NN05
5F033QQ09
5F033RR02
5F033RR05
5F033VV16
5F033XX09
5F083EP02
5F083EP18
5F083EP23
5F083EP33
5F083EP34
5F083EP76
5F083ER03
5F083ER09
5F083GA01
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5F083GA10
5F083GA21
5F083KA01
5F083KA05
5F083KA11
5F083LA21
5F083MA06
5F083MA16
5F083MA19
5F083ZA01
5F083ZA23
5F101BA01
5F101BA45
5F101BB05
5F101BD16
5F101BD22
5F101BD30
5F101BD34
5F101BE02
5F101BE05
5F101BH21
(57)【要約】
【課題】電気的特性及び信頼度が向上された半導体装置及びこれを含む電子システムを提供する。
【解決手段】本発明概念の一部の実施形態による半導体装置は互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部を含む貫通コンタクトと、前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部を含む連結コンタクトと、を含む。前記第1メモリ部の最小幅は前記第1貫通部の最小幅及び前記第1連結部の最小幅より小さい。
【選択図】
図2B
【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、
前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、
前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部を含む貫通コンタクトと、
前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部を含む連結コンタクトと、を含み、
前記第1メモリ部の最小幅は、前記第1貫通部の最小幅及び前記第1連結部の最小幅より小さい半導体装置。
【請求項2】
前記第1メモリ部の幅は、レベルが低くなるほど、小さくなる請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1メモリ部の前記最小幅と前記第1貫通部の前記最小幅の差は、80nm以上である請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1ゲート積層構造体の下に配置され、互いに交互に積層される第2絶縁パターン及び第2導電パターンを含む第2ゲート積層構造体をさらに含み、
前記第1メモリ部、前記第1貫通部、及び前記第1連結部は、前記第2ゲート積層構造体より高いレベルに配置される請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記メモリチャンネル構造体は、前記第2ゲート積層構造体を貫通する第2メモリ部を含み、
前記貫通コンタクトは、前記第2メモリ部と同一なレベルに配置される第2貫通部を含み、
前記連結コンタクトは、前記第2メモリ部及び前記第2貫通部と同一なレベルに配置される第2連結部を含み、
前記第2メモリ部の最小幅は、前記第2貫通部の最小幅及び前記第2連結部の最小幅より小さい請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2メモリ部及び前記第2貫通部は、前記第2ゲート積層構造体を貫通する請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1絶縁パターンは、前記第2ゲート積層構造体に連結される連結絶縁パターンを含み、
前記連結絶縁パターンは、前記貫通コンタクトの前記第1貫通部に接する連結絶縁屈曲面を含む請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記連結絶縁屈曲面は、前記貫通コンタクトに向かって膨らんでいる請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1貫通部は、前記連結絶縁屈曲面に接する貫通屈曲面を含む請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、
前記第1ゲート積層構造体の下に配置され、互いに交互に積層される第2絶縁パターン及び第2導電パターンを含む第2ゲート積層構造体と、
前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部及び前記第2ゲート積層構造体を貫通する第2メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、
前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部及び前記第2メモリ部と同一なレベルに配置される第2貫通部を含む貫通コンタクトと、を含み、
前記第1貫通部は、前記第2貫通部と連結される第1貫通屈曲面を含み、
前記第1貫通屈曲面の間の距離は、レベルが低くなるほど、増加する半導体装置。
【請求項11】
前記第2貫通部は、前記第1貫通部の前記第1貫通屈曲面に連結される第2貫通屈曲面を含み、
前記第2貫通屈曲面の間の距離は、レベルが低くなるほど、増加する請求項10に記載の半導体装置。
【請求項12】
前記第1貫通屈曲面は、凹んでおり、
前記第2貫通屈曲面は、膨らんでいる請求項11に記載の半導体装置。
【請求項13】
前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部及び前記第2メモリ部及び前記第2貫通部と同一なレベルに配置される第2連結部を含む連結コンタクトをさらに含み、
前記第1連結部は、前記第2連結部に連結される連結屈曲面を含み、
前記連結屈曲面の間の距離は、レベルが低くなるほど、増加する請求項10に記載の半導体装置。
【請求項14】
前記メモリチャンネル構造体の最上部のレベルは、前記貫通コンタクトの最上部のレベル及び前記連結コンタクトの最上部のレベルより低い請求項13に記載の半導体装置。
【請求項15】
前記貫通コンタクトの最上部のレベル及び前記連結コンタクトの最上部のレベルは、実質的に同一である請求項14に記載の半導体装置。
【請求項16】
前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1支持部、及び前記第2メモリ部及び前記第2貫通部と同一なレベルに配置される第2支持部を含む支持構造体をさらに含む請求項10に記載の半導体装置。
【請求項17】
前記第1支持部は、前記第2支持部と連結される支持屈曲面を含む請求項16に記載の半導体装置。
【請求項18】
前記第1支持部の最小幅は、前記第1メモリ部の最小幅より大きい請求項16に記載の半導体装置。
【請求項19】
メイン基板と、
前記メイン基板の上の半導体装置と、
前記メイン基板上で前記半導体装置と電気的に連結されるコントローラと、を含み、
前記半導体装置は、
互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、
前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、
前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部を含む貫通コンタクトと、
前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部を含む連結コンタクトと、
前記第1メモリ部、前記第1貫通部、及び前記第1連結部と同一なレベルに配置される第1支持部を含む支持構造体と、を含み、
前記第1メモリ部の最小幅は、前記第1貫通部の最小幅、前記第1連結部の最小幅、及び前記第1支持部の最小幅より小さく、
前記メモリチャンネル構造体の最上部のレベルは、前記支持構造体の最上部のレベルより低く、
前記支持構造体の前記最上部のレベルは、前記貫通コンタクトの最上部のレベル及び前記連結コンタクトの最上部のレベルより低い電子システム。
【請求項20】
前記貫通コンタクトの前記最上部のレベルは、前記連結コンタクトの前記最上部のレベルと実質的に同一である請求項19に記載の電子システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明概念の実施形態は半導体装置及びこれを含む電子システムに関し、より詳細には貫通コンタクトを含む半導体装置及びこれを含む電子システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
小型化、多機能化、及び/又は低い製造単価等の特性によって半導体素子は電子産業で重要な要素として脚光を浴びている。半導体素子は論理データを格納する半導体記憶素子、論理データを演算処理する半導体論理素子、及び記憶要素と論理要素を含むハイブリッド(hybrid)半導体素子等に区分されることができる。
【0003】
最近、電子機器の高速化、低消費電力化に応じて、これに内装される半導体素子もやはり速い動作速度及び/又は低い動作電圧等が要求されており、これを充足させるためにはより高集積化された半導体素子が必要である。但し、半導体素子の高集積化が深化されるほど、半導体素子の電気的特性及び生産収率が減少することができる。したがって、半導体素子の電気的特性及び生産収率を向上させるための多い研究が進行されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第10,636,806 B2号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は電気的特性及び信頼度が向上された半導体装置及びこれを含む電子システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一部の実施形態による半導体装置は、互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部を含む貫通コンタクトと、前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部を含む連結コンタクトと、を含み、前記第1メモリ部の最小幅は前記第1貫通部の最小幅及び前記第1連結部の最小幅より小さいことができる。
【0007】
一部の実施形態による半導体装置は、互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、前記第1ゲート積層構造体の下に配置され、互いに交互に積層される第2絶縁パターン及び第2導電パターンを含む第2ゲート積層構造体と、前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部及び前記第2ゲート積層構造体を貫通する第2メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部及び前記第2メモリ部と同一なレベルに配置される第2貫通部を含む貫通コンタクトと、を含み、前記第1貫通部は前記第2貫通部と連結される第1貫通屈曲面を含み、前記第1貫通屈曲面の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0008】
一部の実施形態による電子システムはメイン基板と、前記メイン基板の上の半導体装置と、前記メイン基板上で前記半導体装置と電気的に連結されるコントローラを含み、前記半導体装置は、互いに交互に積層される第1絶縁パターン及び第1導電パターンを含む第1ゲート積層構造体と、前記第1ゲート積層構造体を貫通する第1メモリ部を含むメモリチャンネル構造体と、前記第1メモリ部と同一なレベルに配置される第1貫通部を含む貫通コンタクトと、前記第1メモリ部及び前記第1貫通部と同一なレベルに配置される第1連結部を含む連結コンタクトと、前記第1メモリ部、前記第1貫通部、及び前記第1連結部と同一なレベルに配置される第1支持部を含む支持構造体と、を含み、前記第1メモリ部の最小幅は前記第1貫通部の最小幅、前記第1連結部の最小幅、及び前記第1支持部の最小幅より小さく、前記メモリチャンネル構造体の最上部のレベルは前記支持構造体の最上部のレベルより低く、前記支持構造体の前記最上部のレベルは前記貫通コンタクトの最上部のレベル及び前記連結コンタクトの最上部のレベルより低いことができる。
【0009】
一部の実施形態による半導体装置の製造方法は、互いに交互に積層された第1絶縁膜及び第1犠牲膜を含む第1積層構造体を形成することと、前記第1絶縁膜及び前記第1犠牲膜をパターニングして前記第1積層構造体の第1積層階段構造を形成することと、前記第1積層構造体の前記第1積層階段構造を覆う第1階段絶縁膜を形成することと、前記第1積層構造体を貫通するチャンネルホール、前記第1積層構造体を貫通する貫通ホール、及び前記第1階段絶縁膜を貫通する連結ホールを形成することと、前記チャンネルホール内にメモリチャンネル構造体を形成することと、前記貫通ホール及び前記連結ホールを拡張させることと、貫通コンタクト及び連結コンタクトを形成することと、を含むことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明概念の実施形態による半導体装置及びこれを含む電子システムは、連結コンタクト及び貫通コンタクトが相対的に大きい幅を有することによって、連結コンタクト及び貫通コンタクトの抵抗が改善されることができる。
【0011】
本発明概念の実施形態による半導体装置の製造方法は、貫通ホール及び連結ホールを拡張する工程を含むことによって、犠牲膜に対するフルバック工程の時間が相対的に減少されることができ、フルバック工程にしたがう貫通コンタクト及び連結コンタクトの異常成長現象が防止されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1A】一部の実施形態による半導体装置を含む電子システムを概略的に示した図面である。
【
図1B】一部の実施形態による半導体装置を含む電子システムを概略的に示した斜視図である。
【
図1C】一部の実施形態による半導体パッケージを概略的に示した断面図である。
【
図1D】一部の実施形態による半導体パッケージを概略的に示した断面図である。
【
図2A】一部の実施形態による半導体装置の平面図である。
【
図3A】
図3A及び
図3Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図3B】
図3A及び
図3Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4A】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4B】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4C】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4D】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4E】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図4F】
図4A乃至
図4Fは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図5A】
図5A及び
図5Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図5B】
図5A及び
図5Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図6A】
図6A乃至
図6Eは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図6B】
図6A乃至
図6Eは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図6C】
図6A乃至
図6Eは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図6D】
図6A乃至
図6Eは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図6E】
図6A乃至
図6Eは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図7A】
図7A及び
図7Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図7B】
図7A及び
図7Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図8A】
図8A及び
図8Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図8B】
図8A及び
図8Bは、一部の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図面である。
【
図9】一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【
図10】一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【
図11】一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下では、図面を参照して本発明概念の実施形態による半導体装置及びその製造方法に対して詳細に説明する。
【0014】
図1Aは一部の実施形態による半導体装置を含む電子システムを概略的に示した図面である。
【0015】
図1Aを参照すれば、一部の実施形態による電子システム1000は半導体装置1100及び半導体装置1100と電気的に連結されるコントローラ1200を含むことができる。電子システム1000は1つ又は複数の半導体装置1100を含むストレージ装置(storage device)又はストレージ装置を含む電子装置(electronic device)であり得る。例えば、電子システム1000は1つ又は複数の半導体装置1100を含むSSD装置(solid state drive device)、USB(Universal Serial Bus)、コンピューティングシステム、医療装置、又は通信装置であり得る。
【0016】
半導体装置1100は不揮発性メモリ装置であり、例えば後述するNANDフラッシュメモリ装置であり得る。半導体装置1100は第1構造体1100F及び第1構造体1100F上の第2構造体1100Sを含むことができる。一部の実施形態で、第1構造体1100Fは第2構造体1100Sの横に配置されてもよい。第1構造体1100Fはデコーダー回路1110、ページバッファ1120、及びロジック回路1130を含む周辺回路構造体であり得る。第2構造体1100SはビットラインBL、共通ソースラインCSL、ワードラインWL、第1及び第2ゲート上部ラインUL1、UL2、第1及び第2ゲート下部ラインLL1、LL2、及びビットラインBLと共通ソースラインCSLとの間のメモリセルストリングCSTRを含むメモリセル構造体であり得る。
【0017】
第2構造体1100Sで、各々のメモリセルストリングCSTRは共通ソースラインCSLに隣接する下部トランジスタLT1、LT2、ビットラインBLに隣接する上部トランジスタUT1、UT2、及び下部トランジスタLT1、LT2と上部トランジスタUT1、UT2との間に配置される複数のメモリセルトランジスタMCTを含むことができる。下部トランジスタLT1、LT2の数と上部トランジスタUT1、UT2の数は実施形態によって多様に変形されることができる。
【0018】
一部の実施形態で、上部トランジスタUT1、UT2はストリング選択トランジスタを含むことができ、下部トランジスタLT1、LT2は接地選択トランジスタを含むことができる。ゲート下部ラインLL1、LL2は各々下部トランジスタLT1、LT2のゲート電極であり得る。ワードラインWLはメモリセルトランジスタMCTのゲート電極であり、ゲート上部ラインUL1、UL2は各々上部トランジスタUT1、UT2のゲート電極であり得る。
【0019】
共通ソースラインCSL、第1及び第2ゲート下部ラインLL1、LL2、ワードラインWL、及び第1及び第2ゲート上部ラインUL1、UL2は、第1構造体1100F内で、第2構造体1100Sまで延長される第1連結配線1115を通じてデコーダー回路1110と電気的に連結されることができる。ビットラインBLは第1構造体1100F内で、第2構造体1100Sまで延長される第2連結配線1125を通じてページバッファ1120と電気的に連結されることができる。
【0020】
第1構造体1100Fで、デコーダー回路1110及びページバッファ1120は複数のメモリセルトランジスタMCTの中で少なくとも1つの選択メモリセルトランジスタに対する制御動作を実行することができる。デコーダー回路1110及びページバッファ1120はロジック回路1130によって制御されることができる。半導体装置1100はロジック回路1130と電気的に連結される入出力パッド1101を通じて、コントローラ1200と通信することができる。入出力パッド1101は、第1構造体1100F内で、第2構造体1100Sまで延長される入出力連結配線1135を通じてロジック回路1130と電気的に連結されることができる。
【0021】
コントローラ1200はプロセッサ1210、NANDコントローラ1220、及びホストインターフェイス1230を含むことができる。一部の実施形態によって、電子システム1000は複数の半導体装置1100を含むことができ、この場合、コントローラ1200は複数の半導体装置1100を制御することができる。
【0022】
プロセッサ1210はコントローラ1200を含む電子システム1000の全体の動作を制御することができる。プロセッサ1210は所定のファームウェアに応じて動作することができ、NANDコントローラ1220を制御して半導体装置1100にアクセスすることができる。NANDコントローラ1220は半導体装置1100との通信を処理するNANDインターフェイス1221を含むことができる。NANDインターフェイス1221を通じて、半導体装置1100を制御するための制御命令、半導体装置1100のメモリセルトランジスタMCTに格納しようとするデータ、半導体装置1100のメモリセルトランジスタMCTから読み出されたデータ等が伝送されることができる。ホストインターフェイス1230は電子システム1000と外部ホストとの間の通信機能を提供することができる。ホストインターフェイス1230を通じて外部ホストから制御命令を受信すると、プロセッサ1210は制御命令に応答して半導体装置1100を制御することができる。
【0023】
図1Bは一部の実施形態による半導体装置を含む電子システムを概略的に示した斜視図である。
【0024】
図1Bを参照すれば、一部の実施形態による電子システム2000はメイン基板2001と、メイン基板2001に実装されるコントローラ2002、1つ以上の半導体パッケージ2003、及びDRAM2004を含むことができる。半導体パッケージ2003及びDRAM2004はメイン基板2001に形成される配線パターン2005によってコントローラ2002と互いに連結されることができる。
【0025】
メイン基板2001は外部ホストと結合される複数のピンを含むコネクタ2006を含むことができる。コネクタ2006で前記複数のピンの数と配置は、電子システム2000と前記外部ホストとの間の通信インターフェイスに応じて変わることができる。一部の実施形態で、電子システム2000はUSB(Universal Serial Bus)、PCI-Express(Peripheral Component Interconnect Express)、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)、UFS(Universal Flash Storage)用M-Phy等のインターフェイスの中でいずれか1つに応じて外部ホストと通信することができる。一部の実施形態で、電子システム2000は、コネクタ2006を通じて外部ホストから供給される電源によって動作することができる。電子システム2000は前記外部ホストから供給される電源をコントローラ2002及び半導体パッケージ2003に分配するPMIC(Power Management Integrated Circuit)をさらに含んでもよい。
【0026】
コントローラ2002は半導体パッケージ2003にデータを書き込むか、又は半導体パッケージ2003からデータを読み出すことができ、電子システム2000の動作速度を改善することができる。
【0027】
DRAM2004はデータ格納空間である半導体パッケージ2003と外部ホストの速度との差を緩和するためのバッファメモリであり得る。電子システム2000に含まれるDRAM2004は一種のキャッシュメモリとしても動作することができ、半導体パッケージ2003に対する制御動作で一時的にデータを格納するための空間を提供してもよい。電子システム2000にDRAM2004が含まれる場合、コントローラ2002は半導体パッケージ2003を制御するためのNANDコントローラの外にDRAM2004を制御するためのDRAMコントローラをさらに含むことができる。
【0028】
半導体パッケージ2003は互いに離隔された第1及び第2半導体パッケージ2003a、2003bを含むことができる。第1及び第2半導体パッケージ2003a、2003bは各々複数の半導体チップ2200を含む半導体パッケージであり得る。第1及び第2半導体パッケージ2003a、2003bの各々は、パッケージ基板2100、パッケージ基板2100上の半導体チップ2200、半導体チップ2200の各々の下面に配置される接着層2300、半導体チップ2200とパッケージ基板2100を電気的に連結する連結構造体2400、及びパッケージ基板2100上で半導体チップ2200及び連結構造体2400を覆うモールディング層2500を含むことができる。
【0029】
パッケージ基板2100はパッケージ上部パッド2130を含む印刷回路基板であり得る。各々の半導体チップ2200は入出力パッド2210を含むことができる。入出力パッド2210は
図1Aの入出力パッド1101に該当することができる。半導体チップ2200の各々はゲート積層構造体3210及びメモリチャンネル構造体3220を含むことができる。半導体チップ2200の各々は後述する半導体装置を含むことができる。
【0030】
一部の実施形態で、連結構造体2400は入出力パッド2210とパッケージ上部パッド2130を電気的に連結するボンディングワイヤであり得る。したがって、各々の第1及び第2半導体パッケージ2003a、2003bで、半導体チップ2200はボンディングワイヤ方式に互いに電気的に連結されることができ、パッケージ基板2100のパッケージ上部パッド2130と電気的に連結されることができる。一部の実施形態によって、各々の第1及び第2半導体パッケージ2003a、2003bで、半導体チップ2200はボンディングワイヤ方式の連結構造体2400の代わりに、貫通電極(Through Silicon Via、TSV)を含む連結構造体によって互いに電気的に連結されてもよい。
【0031】
一部の実施形態で、コントローラ2002と半導体チップ2200は1つのパッケージに含んでもよい。一部の実施形態で、メイン基板2001と異なる別のインターポーザ基板にコントローラ2002と半導体チップ2200が実装され、前記インターポーザ基板に形成される配線によってコントローラ2002と半導体チップ2200が互いに連結されてもよい。
【0032】
図1C及び
図1Dは一部の実施形態による半導体パッケージを概略的に示した断面図である。
図1C及び
図1Dは各々
図1Bの半導体パッケージ2003の一実施形態を説明し、
図1Bの半導体パッケージ2003を切断線I-I’に沿って切断した領域を概念的に示す。
【0033】
図1Cを参照すれば、半導体パッケージ2003で、パッケージ基板2100は印刷回路基板であり得る。パッケージ基板2100はパッケージ基板ボディー部2120、パッケージ基板ボディー部2120の上面に配置されるパッケージ上部パッド(
図1Bの2130)、パッケージ基板ボディー部2120の下面に配置されるか、或いは下面を通じて露出される下部パッド2125、及びパッケージ基板ボディー部2120の内部で上部パッド2130と下部パッド2125を電気的に連結する内部配線2135を含むことができる。上部パッド2130は連結構造体(
図1Bの2400)と電気的に連結されることができる。下部パッド2125は導電性連結部2800を通じて
図1Bのように電子システム2000のメイン基板2001の配線パターン2005に連結されることができる。
【0034】
半導体チップ2200の各々は半導体基板3010及び半導体基板3010上に順に積層される第1構造体3100及び第2構造体3200を含むことができる。第1構造体3100は周辺配線3110を含む周辺回路領域を含むことができる。第2構造体3200は共通ソースライン3205、共通ソースライン3205上のゲート積層構造体3210、ゲート積層構造体3210を貫通するメモリチャンネル構造体3220、メモリチャンネル構造体3220と電気的に連結されるビットライン3240、及びゲート積層構造体3210のワードライン(
図1AのWL)と電気的に連結されるゲートコンタクトプラグ3235を含むことができる。
【0035】
半導体チップ2200の各々は、第1構造体3100の周辺配線3110と電気的に連結され、第2構造体3200内に延長される貫通配線3245を含むことができる。貫通配線3245はゲート積層構造体3210の外側に配置されることができる。一部の実施形態で、貫通配線3245はゲート積層構造体3210を貫通してもよい。半導体チップ2200の各々は、入出力パッド(
図1Bの2210)をさらに含むことができる。
【0036】
図1Dを参照すれば、半導体パッケージ2003Aで、半導体チップ2200bの各々は半導体基板4010、半導体基板4010上の第1構造体4100、及び第1構造体4100上でウエハボンディング方式に第1構造体4100と接合された第2構造体4200を含むことができる。
【0037】
第1構造体4100は周辺配線4110及び第1接合構造体4150を含む周辺回路領域を含むことができる。第2構造体4200は共通ソースライン4205、共通ソースライン4205と第1構造体4100との間のゲート積層構造体4210、ゲート積層構造体4210を貫通するメモリチャンネル構造体4220、メモリチャンネル構造体4220と電気的に連結されるビットライン4240、ゲート積層構造体4210のワードライン(
図1AのWL)と各々電気的に連結されるゲートコンタクトプラグ4235、及び第2接合構造体4250を含むことができる。例えば、第2接合構造体4250は、メモリチャンネル構造体4220と電気的に連結されるビットライン4240を通じて、各々メモリチャンネル構造体4220と電気的に連結されることができる。第1構造体4100の第1接合構造体4150及び第2構造体4200の第2接合構造体4250は互いに接合されることができる。第1接合構造体4150及び第2接合構造体4250の接合される部分は、例えば銅(Cu)で形成されることができる。半導体チップ2200bの各々は、入出力パッド(
図1Bの2210)をさらに含むことができる。
【0038】
図1Cの半導体チップ2200及び
図1Dの半導体チップ2200bはボンディングワイヤ形状の連結構造体(
図1Bの2400)によって互いに電気的に連結されることができる。但し、一部の実施形態で、
図1Cの半導体チップ2200及び
図1Dの半導体チップ2200bのような1つの半導体パッケージ内での半導体チップは貫通電極TSVを含む連結構造体によって互いに電気的に連結されてもよい。
【0039】
【0040】
図2A、
図2B、及び
図2Cを参照すれば、半導体装置は周辺回路構造体PST及び周辺回路構造体PST上のメモリセル構造体CSTを含むことができる。
【0041】
周辺回路構造体PSTは基板100を含むことができる。基板100は第1方向D1及び第2方向D2によって定義される平面に沿って延在するプレートの形状を有することができる。第1方向D1及び第2方向D2は互いに交差することができる。一例として、第1方向D1及び第2方向D2は互いに直交する水平方向であり得る。一部の実施形態において、基板100は半導体基板であり得る。一例として、基板100はシリコン、ゲルマニウム、シリコン-ゲルマニウム、GaP、又はGaAsを含むことができる。一部の実施形態において、基板100はシリコン-オン-インシュレータ(SOI)基板又はゲルマニウム-オン-インシュレータ(GOI)基板であってもよい。
【0042】
周辺回路構造体PSTは基板100上の周辺回路絶縁構造体110を含むことができる。周辺回路絶縁構造体110は第1周辺回路絶縁膜111、第1周辺回路絶縁膜111上の第2周辺回路絶縁膜112、及び第2周辺回路絶縁膜112上の第3周辺回路絶縁膜113を含むことができる。第1乃至第3周辺回路絶縁膜111、112、113は絶縁材料を含むことができる。一例として、第1及び第3周辺回路絶縁膜111、113は酸化物を含むことができ、第2周辺回路絶縁膜112は窒化物を含むことができる。
【0043】
一部の実施形態において、第1乃至第3周辺回路絶縁膜111、112、113の各々は多重絶縁膜であり得る。
【0044】
周辺回路構造体PSTは周辺トランジスタ101をさらに含むことができる。周辺トランジスタ101は基板100と周辺回路絶縁構造体110との間に提供されることができる。一部の実施形態において、周辺トランジスタ101はソース/ドレイン領域、ゲート電極、及びゲート絶縁膜を含むことができる。基板100内に素子分離膜103が提供されることができる。素子分離膜103の間に周辺トランジスタ101が配置されることができる。素子分離膜103は絶縁材料を含むことができる。
【0045】
周辺回路構造体PSTは周辺コンタクト105及び周辺導電ライン107をさらに含むことができる。周辺コンタクト105は周辺トランジスタ101又は周辺導電ライン107に連結されることができ、周辺導電ライン107は周辺コンタクト105に連結されることができる。周辺コンタクト105及び周辺導電ライン107は周辺回路絶縁構造体110の第1周辺回路絶縁膜111内に提供されることができる。周辺コンタクト105及び周辺導電ライン107は導電物質を含むことができる。一例として、周辺コンタクト105及び周辺導電ライン107は金属を含むことができる。
【0046】
周辺回路構造体PSTはソース連結コンタクト109をさらに含むことができる。ソース連結コンタクト109は周辺導電ライン107及び後述する第1ソース膜SL1に連結されることができる。ソース連結コンタクト109は周辺回路絶縁構造体110の第2周辺回路絶縁膜112及び第3周辺回路絶縁膜113を貫通することができる。ソース連結コンタクト109は導電物質を含むことができる。一例として、ソース連結コンタクト109はポリシリコンを含むことができる。
【0047】
メモリセル構造体CSTはソース構造体SST、第1ゲート積層構造体GST1、第2ゲート積層構造体GST2、第3ゲート積層構造体GST3、メモリチャンネル構造体CS、支持構造体SUS、第1階段絶縁膜SI1、第2階段絶縁膜SI2、第3階段絶縁膜SI3、第1カバー絶縁膜120、第2カバー絶縁膜130、第3カバー絶縁膜140、第4カバー絶縁膜150、分離構造体DS、第1コンタクト161、第2コンタクト163、ビットライン165、導電ライン167、貫通コンタクトTC、及び連結コンタクトCCを含むことができる。
【0048】
ソース構造体SSTはセル領域CR及び延長領域ERを含むことができる。セル領域CR及び延長領域ERは第1方向D1及び第2方向D2によって定義される平面視において区分される領域であり得る。
【0049】
ソース構造体SSTは周辺回路構造体PST上の第1ソース膜SL1と、第1ソース膜SL1上の第2ソース膜SL2と、第1ソース膜SL1上の第1ダミー膜DL1、第2ダミー膜DL2、及び第3ダミー膜DL3と、第2ソース膜SL2及び第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3上の第3ソース膜SL3とを含むことができる。
【0050】
第1乃至第3ソース膜SL1、SL2、SL3は導電物質を含むことができる。一例として、第1乃至第3ソース膜SL1、SL2、SL3はポリシリコンを含むことができる。第2ソース膜SL2はセル領域CRに配置されることができる。第2ソース膜SL2は共通ソースラインであり得る。
【0051】
第1ダミー膜DL1、第2ダミー膜DL2、第3ダミー膜DL3は第1ソース膜SL1上に第3方向D3に沿って順に提供されることができる。第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3は延長領域ERに配置されることができる。第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3は第2ソース膜SL2と同一なレベルに配置されることができる。第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3は絶縁物質を含むことができる。一部の実施形態で、第1及び第3ダミー膜DL1、DL3は互いに同一な絶縁物質を含むことができ、第2ダミー膜DL2は第1及び第3ダミー膜DL1、DL3と異なる絶縁物質を含むことができる。一例として、第2ダミー膜DL2は窒化物を含むことができ、第1及び第3ダミー膜DL1、DL3は酸化物を含むことができる。
【0052】
第3ソース膜SL3は第2ソース膜SL2及び第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3を覆うことができる。第3ソース膜SL3はセル領域CRから延長領域ERに延びることができる。
【0053】
一部の実施形態で、ソース構造体SSTは第3ソース膜SL3上の埋め込み絶縁膜BIをさらに含むことができる。埋め込み絶縁膜BIはセル領域CRと延長領域ERとの間に提供されることができる。埋め込み絶縁膜BIは第2ソース膜SL2及び第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3の間に提供されることができる。埋め込み絶縁膜BI及び埋め込み絶縁膜BIを囲む第3ソース膜SL3の一部を介して第2ソース膜SL2及び第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3が第2方向D2に互いに離隔されることができる。埋め込み絶縁膜BIは絶縁物質を含むことができる。
【0054】
ソース構造体SSTは第1ソース絶縁パターンSP1及び第2ソース絶縁パターンSP2をさらに含むことができる。第1及び第2ソース絶縁パターンSP1、SP2は延長領域ERに配置されることができる。第1ソース絶縁パターンSP1は貫通コンタクトTCを囲むことができる。第2ソース絶縁パターンSP2は連結コンタクトCCを囲むことができる。
【0055】
第1ソース絶縁パターンSP1は第3ソース膜SL3、第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3、及び第1ソース膜SL1を貫通することができる。第1ソース絶縁パターンSP1は第3ソース膜SL3、第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3、及び第1ソース膜SL1によって囲まれることができる。第2ソース絶縁パターンSP2は第1ソース膜SL1を貫通することができる。第2ソース絶縁パターンSP2は第1ソース膜SL1によって囲まれることができる。第1及び第2ソース絶縁パターンSP1、SP2は絶縁材料を含むことができる。一例として、第1及び第2ソース絶縁パターンSP1、SP2は酸化物を含むことができる。
【0056】
第3ゲート積層構造体GST3はソース構造体SST上に提供されることができる。第2ゲート積層構造体GST2は第3ゲート積層構造体GST3上に提供されることができる。第1ゲート積層構造体GST1は第2ゲート積層構造体GST2上に提供されることができる。ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3の数は図示されたことに制限されないこともあり得る。一部の実施形態において、ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3の数は2つ以下であってもよく、又は4つ以上であってもよい。
【0057】
第1ゲート積層構造体GST1は第3方向D3に沿って互いに交互に積層される第1絶縁パターンIP1及び第1導電パターンCP1を含むことができる。第3方向D3は第1方向D1及び第2方向D2と交差することができる。一例として、第3方向D3は第1方向D1及び第2方向D2と直交する垂直方向であり得る。第1絶縁パターンIP1は第1絶縁パターンIP1の中で最下部に配置される第1連結絶縁パターンOIP1を含むことができる。第1ゲート積層構造体GST1の第1絶縁パターンIP1及び第1導電パターンCP1によって第1ゲート積層構造体GST1の第1階段構造STE1が定義されることができる。
【0058】
第2ゲート積層構造体GST2は第3方向D3に沿って互いに交互に積層される第2絶縁パターンIP2及び第2導電パターンCP2を含むことができる。第2絶縁パターンIP2は第2絶縁パターンIP2の中で最上部に配置される第2連結絶縁パターンOIP2を含むことができる。第2連結絶縁パターンOIP2は第1連結絶縁パターンOIP1に接することができる。第2絶縁パターンIP2は第2絶縁パターンIP2の中で最下部に配置される第3連結絶縁パターンOIP3を含むことができる。第2ゲート積層構造体GST2の第2絶縁パターンIP2及び第2導電パターンCP2によって第2ゲート積層構造体GST2の第2階段構造(図示せず)が定義されることができる。
【0059】
第3ゲート積層構造体GST3は第3方向D3に沿って互いに交互に積層される第3絶縁パターンIP3及び第3導電パターンCP3を含むことができる。第3絶縁パターンIP3は第3絶縁パターンIP3の中で最上部に配置される第4連結絶縁パターンOIP4を含むことができる。第4連結絶縁パターンOIP4は第3連結絶縁パターンOIP3に接することができる。第3ゲート積層構造体GST3の第3絶縁パターンIP3及び第3導電パターンCP3によって第3ゲート積層構造体GST3の第3階段構造STE3が定義されることができる。
【0060】
第1乃至第3絶縁パターンIP1、IP2、IP3は絶縁材料を含むことができる。一例として、第1乃至第3絶縁パターンIP1、IP2、IP3は酸化物を含むことができる。第1乃至第3導電パターンCP1、CP2、CP3は導電物質を含むことができる。一例として、第1乃至第3導電パターンCP1、CP2、CP3はタングステンを含むことができる。
【0061】
第1乃至第3ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3の各々はコンタクト絶縁パターンCIPをさらに含むことができる。コンタクト絶縁パターンCIPは第1導電パターンCP1、第2導電パターンCP2又は第3導電パターンCP3と同一なレベルに配置されることができる。コンタクト絶縁パターンCIPは貫通コンタクトTCを囲むことができる。コンタクト絶縁パターンCIPは貫通コンタクトTCと第1導電パターンCP1との間、貫通コンタクトTCと第2導電パターンCP2との間、又は貫通コンタクトTCと第3導電パターンCP3との間に配置されることができる。コンタクト絶縁パターンCIPは絶縁材料を含むことができる。一例として、コンタクト絶縁パターンCIPは酸化物を含むことができる。
【0062】
第1乃至第3ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3の各々は支持絶縁パターンSIPをさらに含むことができる。支持絶縁パターンSIPは第1導電パターンCP1、第2導電パターンCP2、又は第3導電パターンCP3と同一なレベルに配置されることができる。支持絶縁パターンSIPは支持構造体SUSを囲むことができる。支持絶縁パターンSIPは支持構造体SUSと第1導電パターンCP1との間、支持構造体SUSと第2導電パターンCP2との間、又は支持構造体SUSと第3導電パターンCP3との間に配置されることができる。支持絶縁パターンSIPは絶縁材料を含むことができる。一例として、支持絶縁パターンSIPは酸化物を含むことができる。
【0063】
第1階段絶縁膜SI1は第1ゲート積層構造体GST1の第1階段構造STE1を覆うことができる。第1階段絶縁膜SI1は第1ゲート積層構造体GST1と同一なレベルに配置されることができる。第1ゲート積層構造体GST1の上面のレベルと第1階段絶縁膜SI1の上面のレベルは同一であることができる。第1ゲート積層構造体GST1の第1連結絶縁パターンOIP1の下面のレベルと第1階段絶縁膜SI1の下面のレベルは同一であることができる。一部の実施形態において、第1階段絶縁膜SI1は第1ゲート積層構造体GST1を囲むことができる。
【0064】
第2階段絶縁膜SI2上に第1階段絶縁膜SI1が提供されることができる。第2階段絶縁膜SI2は第2ゲート積層構造体GST2の第2階段構造を覆うことができる。第2階段絶縁膜SI2は第2ゲート積層構造体GST2と同一なレベルに配置されることができる。第2ゲート積層構造体GST2の第2連結絶縁パターンOIP2の上面のレベルと第2階段絶縁膜SI2の上面のレベルは同一であることができる。第2ゲート積層構造体GST2の第3連結絶縁パターンOIP3の下面のレベルと第2階段絶縁膜SI2の下面のレベルは同一であることができる。一部の実施形態において、第2階段絶縁膜SI2は第2ゲート積層構造体GST2を囲むことができる。
【0065】
第3階段絶縁膜SI3上に第2階段絶縁膜SI2が提供されることができる。第3階段絶縁膜SI3は第3ゲート積層構造体GST3の第3階段構造STE3を覆うことができる。第3階段絶縁膜SI3は第3ゲート積層構造体GST3と同一なレベルに配置されることができる。第3ゲート積層構造体GST3の第4連結絶縁パターンOIP4の上面のレベルと第3階段絶縁膜SI3の上面のレベルは同一であることができる。一部の実施形態において、第3階段絶縁膜SI3は第3ゲート積層構造体GST3を囲むことができる。
【0066】
第1乃至第3階段絶縁膜SI1、SI2、SI3は絶縁材料を含むことができる。一例として、第1乃至第3階段絶縁膜SI1、SI2、SI3は酸化物を含むことができる。
【0067】
メモリチャンネル構造体CSは第3方向D3に延びて第1ゲート積層構造体GST1、第2ゲート積層構造体GST2、第3ゲート積層構造体GST3、第3ソース膜SL3、及び第2ソース膜SL2を貫通することができる。メモリチャンネル構造体CSは第1ゲート積層構造体GST1を貫通する第1メモリ部CS1、第2ゲート積層構造体GST2を貫通する第2メモリ部CS2、及び第3ゲート積層構造体GST3を貫通する第3メモリ部CS3を含むことができる。第3メモリ部CS3上に第2メモリ部CS2が提供されることができ、第2メモリ部CS2上に第1メモリ部CS1が提供されることができる。第1メモリ部CS1は第1ゲート積層構造体GST1内に配置されることができ、第2メモリ部CS2は第2ゲート積層構造体GST2内に配置されることができ、第3メモリ部CS3は第3ゲート積層構造体GST3内に配置されることができる。
【0068】
第1メモリ部CS1の幅はレベルが低くなるほど、小さくなることができる。第2メモリ部CS2の幅はレベルが低くなるほど、小さくなることができる。第3メモリ部CS3の幅はレベルが低くなるほど、小さくなることができる。
【0069】
各々のメモリチャンネル構造体CSは絶縁キャッピング膜189、絶縁キャッピング膜189を囲むチャンネル膜187、及びチャンネル膜187を囲むメモリ膜183を含むことができる。
【0070】
絶縁キャッピング膜189は絶縁材料を含むことができる。一例として、絶縁キャッピング膜189は酸化物を含むことができる。チャンネル膜187は導電物質を含むことができる。一例として、チャンネル膜187はポリシリコンを含むことができる。チャンネル膜187は第2ソース膜SL2と電気的に連結されることができる。第2ソース膜SL2はメモリ膜183を貫通してチャンネル膜187に連結されることができる。
【0071】
メモリ膜183はデータを格納することができる。一部の実施形態において、メモリ膜183はチャンネル膜187を囲むトンネル絶縁膜、トンネル絶縁膜を囲むデータ格納膜、及びデータ格納膜を囲むブロッキング膜を含むことができる。
【0072】
各々のメモリチャンネル構造体CSはチャンネル膜187上に提供されるビットラインパッド185をさらに含むことができる。ビットラインパッド185は導電物質を含むことができる。一例として、ビットラインパッド185はポリシリコン又は金属を含むことができる。
【0073】
第1ゲート積層構造体GST1、第1階段絶縁膜SI1、及びメモリチャンネル構造体CS上に第1カバー絶縁膜120が提供されることができる。第1カバー絶縁膜120は絶縁材料を含むことができる。
【0074】
支持構造体SUSは第3方向D3に延びることができる。支持構造体SUSは第1カバー絶縁膜120、第1階段絶縁膜SI1及び第1ゲート積層構造体GST1の中で少なくとも1つ、第2階段絶縁膜SI2及び第2ゲート積層構造体GST2の中で少なくとも1つ、第3階段絶縁膜SI3及び第3ゲート積層構造体GST3の中で少なくとも1つ、第3ソース膜SL3、第3ダミー膜DL3、第2ダミー膜DL2、及び第1ダミー膜DL1を貫通することができる。
【0075】
支持構造体SUSは第1メモリ部CS1と同一なレベルに配置される第1支持部SUS1、第2メモリ部CS2と同一なレベルに配置される第2支持部SUS2、及び第3メモリ部CS3と同一なレベルに配置される第3支持部SUS3を含むことができる。第3支持部SUS3上に第2支持部SUS2が提供されることができ、第2支持部SUS2上に第1支持部SUS1が提供されることができる。第1支持部SUS1は第1階段絶縁膜SI1及び第1ゲート積層構造体GST1の中で少なくとも1つを貫通することができる。第2支持部SUS2は第2階段絶縁膜SI2及び第2ゲート積層構造体GST2の中で少なくとも1つを貫通することができる。第3支持部SUS3は第3階段絶縁膜SI3及び第3ゲート積層構造体GST3の中で少なくとも1つを貫通することができる。
【0076】
支持構造体SUSは絶縁材料を含むことができる。一例として、支持構造体SUSは酸化物を含むことができる。
【0077】
第1カバー絶縁膜120及び支持構造体SUS上に第2カバー絶縁膜130が提供されることができる。第2カバー絶縁膜130は絶縁材料を含むことができる。
【0078】
貫通コンタクトTCは第3方向D3に延びることができる。貫通コンタクトTCは第2カバー絶縁膜130、第1カバー絶縁膜120、第1階段絶縁膜SI1及び第1ゲート積層構造体GST1の中で少なくとも1つ、第2階段絶縁膜SI2及び第2ゲート積層構造体GST2の中で少なくとも1つ、第3階段絶縁膜SI3及び第3ゲート積層構造体GST3の中で少なくとも1つ、第3ソース膜SL3、第3ダミー膜DL3、第2ダミー膜DL2、第1ダミー膜DL1、第1ソース膜SL1、第1ソース絶縁パターンSP1、第3周辺回路絶縁膜113、及び第2周辺回路絶縁膜112を貫通することができる。貫通コンタクトTCは周辺導電ライン107に連結されることができる。
【0079】
貫通コンタクトTCは第1メモリ部CS1及び第1支持部SUS1と同一なレベルに配置される第1貫通部TC1、第2メモリ部CS2及び第2支持部SUS2と同一なレベルに配置される第2貫通部TC2、並びに第3メモリ部CS3及び第3支持部SUS3と同一なレベルに配置される第3貫通部TC3を含むことができる。
【0080】
第3貫通部TC3上に第2貫通部TC2が提供されることができ、第2貫通部TC2上に第1貫通部TC1が提供されることができる。第1貫通部TC1は第1階段絶縁膜SI1及び第1ゲート積層構造体GST1の中で少なくとも1つを貫通することができる。第2貫通部TC2は第2階段絶縁膜SI2及び第2ゲート積層構造体GST2の中で少なくとも1つを貫通することができる。第3貫通部TC3は第3階段絶縁膜SI3及び第3ゲート積層構造体GST3の中で少なくとも1つを貫通することができる。
【0081】
貫通コンタクトTCは第1導電パターンCP1、第2導電パターンCP2、又は第3導電パターンCP3と連結されるコンタクト連結部CCPを含むことができる。貫通コンタクトTCは導電物質を含むことができる。
【0082】
連結コンタクトCCは第3方向D3に延びることができる。連結コンタクトCCは第2カバー絶縁膜130、第1カバー絶縁膜120、第1階段絶縁膜SI1、第2階段絶縁膜SI2、第3階段絶縁膜SI3、第1ソース膜SL1、第2ソース絶縁パターンSP2、第3周辺回路絶縁膜113、及び第2周辺回路絶縁膜112を貫通することができる。連結コンタクトCCは周辺導電ライン107に連結されることができる。
【0083】
連結コンタクトCCは第1メモリ部CS1、第1支持部SUS1及び第1貫通部TC1と同一なレベルに配置される第1連結部CC1、第2メモリ部CS2、第2支持部SUS2、及び第2貫通部TC2と同一なレベルに配置される第2連結部CC2、並びに第3メモリ部CS3、第3支持部SUS3及び第3貫通部TC3と同一なレベルに配置される第3連結部CC3を含むことができる。
【0084】
第3連結部CC3上に第2連結部CC2が提供されることができ、第2連結部CC2上に第1連結部CC1が提供されることができる。第1連結部CC1は第1階段絶縁膜SI1を貫通することができる。第2連結部CC2は第2階段絶縁膜SI2を貫通することができる。第3連結部CC3は第3階段絶縁膜SI3を貫通することができる。
【0085】
第1ゲート積層構造体GST1の第1連結絶縁パターンOIP1と第2ゲート積層構造体GST2の第2連結絶縁パターンOIP2の境界のレベルは第1ゲート積層構造体GST1の第1連結絶縁パターンOIP1の下面及び第2ゲート積層構造体GST2の第2連結絶縁パターンOIP2の上面によって定義されることができる。
【0086】
第1階段絶縁膜SI1と第2階段絶縁膜SI2の境界のレベルは第1階段絶縁膜SI1の下面及び第2階段絶縁膜SI2の上面によって定義されることができる。
【0087】
第2ゲート積層構造体GST2の第3連結絶縁パターンOIP3と第3ゲート積層構造体GST3の第4連結絶縁パターンOIP4の境界のレベルは第2ゲート積層構造体GST2の第3連結絶縁パターンOIP3の下面及び第3ゲート積層構造体GST3の第4連結絶縁パターンOIP4の上面によって定義されることができる。
【0088】
第2階段絶縁膜SI2と第3階段絶縁膜SI3の境界のレベルは第2階段絶縁膜SI2の下面及び第3階段絶縁膜SI3の上面によって定義されることができる。
【0089】
第1メモリ部CS1と第2メモリ部CS2を区分する境界のレベル、第1貫通部TC1と第2貫通部TC2を区分する境界のレベル、第1連結部CC1と第2連結部CC2を区分する境界のレベル、及び第1支持部SUS1と第2支持部SUS2を区分する境界のレベルは第1ゲート積層構造体GST1の第1連結絶縁パターンOIP1と第2ゲート積層構造体GST2の第2連結絶縁パターンOIP2の境界のレベル及び第1階段絶縁膜SI1と第2階段絶縁膜SI2の境界のレベルと同一であることができる。
【0090】
第1メモリ部CS1、第1貫通部TC1、第1連結部CC1、及び第1支持部SUS1は第2ゲート積層構造体GST2より高いレベルに配置されることができる。第2メモリ部CS2、第2貫通部TC2、第2連結部CC2、及び第2支持部SUS2は第1ゲート積層構造体GST1より低いレベルに配置されることができる。
【0091】
第2メモリ部CS2と第3メモリ部CS3を区分する境界のレベル、第2貫通部TC2と第3貫通部TC3を区分する境界のレベル、第2連結部CC2と第3連結部CC3を区分する境界のレベル、及び第2支持部SUS2と第3支持部SUS3を区分する境界のレベルは第2ゲート積層構造体GST2の第3連結絶縁パターンOIP3と第3ゲート積層構造体GST3の第4連結絶縁パターンOIP4の境界のレベル及び第2階段絶縁膜SI2と第3階段絶縁膜SI3の境界のレベルと同一であることができる。
【0092】
第2メモリ部CS2、第2貫通部TC2、第2連結部CC2、及び第2支持部SUS2は第3ゲート積層構造体GST3より高いレベルに配置されることができる。第3メモリ部CS3、第3貫通部TC3、第3連結部CC3、及び第3支持部SUS3は第2ゲート積層構造体GST2より低いレベルに配置されることができる。
【0093】
第2カバー絶縁膜130、貫通コンタクトTC、及び連結コンタクトCC上に第3カバー絶縁膜140が提供されることができる。第3カバー絶縁膜140上に第4カバー絶縁膜150が提供されることができる。第3及び第4カバー絶縁膜140、150は絶縁材料を含むことができる。
【0094】
メモリチャンネル構造体CSの最上部のレベルは支持構造体SUSの最上部のレベル、連結コンタクトCCの最上部のレベル、貫通コンタクトTCの最上部のレベルより低いことができる。支持構造体SUSの最上部のレベルは連結コンタクトCCの最上部のレベル、貫通コンタクトTCの最上部のレベルより低いことができる。連結コンタクトCCの最上部のレベル及び貫通コンタクトTCの最上部のレベルは同一であることができる。
【0095】
分離構造体DSは第1乃至第3ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3を貫通することができる。分離構造体DSは第2方向D2に延びることができる。分離構造体DSは絶縁材料を含むことができる。一部の実施形態において、分離構造体DSは導電物質をさらに含むことができる。
【0096】
第1コンタクト161はメモリチャンネル構造体CSに連結されることができる。第1コンタクト161は第1乃至第3カバー絶縁膜120、130、140を貫通することができる。第2コンタクト163は貫通コンタクトTC又は連結コンタクトCCに連結されることができる。第2コンタクト163は第3カバー絶縁膜140を貫通することができる。ビットライン165は第1コンタクト161に連結されることができる。ビットライン165は第4カバー絶縁膜150内に配置されることができる。ビットライン165は第1方向D1に延びることができる。導電ライン167は第2コンタクト163に連結されることができる。導電ライン167は第4カバー絶縁膜150内に配置されることができる。第1コンタクト161、第2コンタクト163、ビットライン165、及び導電ライン167は導電物質を含むことができる。
【0097】
図2A、
図2B、
図2C、
図2D、
図2E、
図2F、及び
図2Gを参照すれば、同一なレベルで第1メモリ部CS1の幅は第1貫通部TC1の幅、第1連結部CC1の幅、及び第1支持部SUS1の幅より小さいことができる。例えば、同一なレベルで第1メモリ部CS1の第2方向D2への幅W1は第1貫通部TC1の第2方向D2への幅W2、第1連結部CC1の第2方向D2への幅W3、及び第1支持部SUS1の第2方向D2への幅W4より小さいことができる。同一なレベルで第1メモリ部CS1の幅と第1貫通部TC1の幅、第1連結部CC1の幅又は第1支持部SUS1の幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0098】
第1メモリ部CS1の最小幅は第1貫通部TC1の最小幅、第1連結部CC1の最小幅、及び第1支持部SUS1の最小幅より小さいことができる。例えば、第1メモリ部CS1の第2方向D2への最小幅は第1貫通部TC1の第2方向D2への最小幅、第1連結部CC1の第2方向D2への最小幅、及び第1支持部SUS1の第2方向D2への最小幅より小さいことができる。第1メモリ部CS1の最小幅と第1貫通部TC1の最小幅、第1連結部CC1の最小幅又は第1支持部SUS1の最小幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0099】
同一なレベルで第2メモリ部CS2の幅は第2貫通部TC2の幅、第2連結部CC2の幅、及び第2支持部SUS2の幅より小さいことができる。同一なレベルで第2メモリ部CS2の幅と第2貫通部TC2の幅、第2連結部CC2の幅又は第2支持部SUS2の幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0100】
第2メモリ部CS2の最小幅は第2貫通部TC2の最小幅、第2連結部CC2の最小幅、及び第2支持部SUS2の最小幅より小さいことができる。第2メモリ部CS2の最小幅と第2貫通部TC2の最小幅、第2連結部CC2の最小幅又は第2支持部SUS2の最小幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0101】
第2メモリ部CS2の最大幅は第2貫通部TC2の最大幅、第2連結部CC2の最大幅、及び第2支持部SUS2の最大幅より小さいことができる。第2メモリ部CS2の最大幅と第2貫通部TC2の最大幅、第2連結部CC2の最大幅、又は第2支持部SUS2の最大幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0102】
同一なレベルで第3メモリ部CS3の幅は第3貫通部TC3の幅、第3連結部CC3の幅、及び第3支持部SUS3の幅より小さいことができる。同一なレベルで第3メモリ部CS3の幅と第3貫通部TC3の幅、第3連結部CC3の幅、又は第3支持部SUS3の幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0103】
第3メモリ部CS3の最大幅は第3貫通部TC3の最大幅、第3連結部CC3の最大幅、及び第3支持部SUS3の最大幅より小さいことができる。第3メモリ部CS3の最大幅と第3貫通部TC3の最大幅、第3連結部CC3の最大幅、又は第3支持部SUS3の最大幅の差は、例えば80nm以上であり得る。
【0104】
第1メモリ部CS1は第1連結絶縁パターンOIP1の側壁に接する第1メモリ平坦面MF1を含むことができる。第1メモリ平坦面MF1は
図2Dにしたがう断面の観点で平らであることができる。第1メモリ平坦面MF1の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。一例として、第1メモリ平坦面MF1の間の第2方向D2への距離L1はレベルが低くなるほど、減少することができる。
【0105】
第2メモリ部CS2は第2連結絶縁パターンOIP2の側壁に接する第2メモリ平坦面MF2を含むことができる。第2メモリ平坦面MF2は
図2Dにしたがう断面の観点で平らであることができる。第2メモリ平坦面MF2の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。
【0106】
第2メモリ部CS2は第1連結絶縁パターンOIP1の下面に接する上面CS2_Tを含むことができる。
【0107】
第1貫通部TC1は第1連結絶縁パターンOIP1に接する第1貫通平坦面TF1及び第1貫通屈曲面TO1を含むことができる。第1貫通屈曲面TO1は第1貫通平坦面TF1より低いレベルに配置されることができる。第1貫通屈曲面TO1は第2貫通部TC2に連結されることができる。
【0108】
第1貫通平坦面TF1は
図2Eにしたがう断面の観点で平らであることができる。第1貫通屈曲面TO1は
図2Eにしたがう断面の観点で曲がることができる。第1貫通屈曲面TO1は
図2Eにしたがう断面の観点で貫通コンタクトTCに向かって凹んでいることができる。第1貫通平坦面TF1の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。一例として、第1貫通平坦面TF1の間の第2方向D2への距離L2はレベルが低くなるほど、減少することができる。第1貫通屈曲面TO1の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。一例として、第1貫通屈曲面TO1の間の第2方向D2への距離L3はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0109】
第2貫通部TC2は第2連結絶縁パターンOIP2に接する第2貫通平坦面TF2及び第2貫通屈曲面TO2を含むことができる。第2貫通屈曲面TO2は第2貫通平坦面TF2より高いレベルに配置されることができる。第2貫通屈曲面TO2は第1貫通部TC1の第1貫通屈曲面TO1に連結されることができる。
【0110】
第2貫通平坦面TF2は
図2Eにしたがう断面の観点で平らであることができる。第2貫通屈曲面TO2は
図2Eにしたがう断面の観点で曲がることができる。第2貫通屈曲面TO2は
図2Eにしたがう断面の観点で第2連結絶縁パターンOIP2に向かって膨らんでいることができる。第2貫通平坦面TF2の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。第2貫通屈曲面TO2の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0111】
第1連結絶縁パターンOIP1は第1貫通部TC1の第1貫通屈曲面TO1に接する第1連結絶縁屈曲面OC1を含むことができる。第1連結絶縁屈曲面OC1は
図2Eにしたがう断面の観点で曲がることができる。第1連結絶縁屈曲面OC1は
図2Eにしたがう断面の観点で貫通コンタクトTCに向かって膨らんでいることができる。第2連結絶縁パターンOIP2は第2貫通部TC2の第2貫通屈曲面TO2に接する第2連結絶縁屈曲面OC2を含むことができる。第2連結絶縁屈曲面OC2は
図2Eにしたがう断面の観点で曲がることができる。第2連結絶縁屈曲面OC2は
図2Eにしたがう断面の観点で第2連結絶縁パターンOIP2に向かって凹んでいることができる。
【0112】
第1連結部CC1は第1連結屈曲面CO1及び第1連結平坦面CF1を含むことができる。第1連結屈曲面CO1は第1連結平坦面CF1より低いレベルに配置されることができる。第1連結屈曲面CO1は第2連結部CC2に連結されることができる。
【0113】
第1連結平坦面CF1は
図2Fにしたがう断面の観点で平らであることができる。第1連結屈曲面CO1は
図2Fにしたがう断面の観点で曲がることができる。第1連結屈曲面CO1は
図2Fにしたがう断面の観点で連結コンタクトCCに向かって凹んでいることができる。第1連結平坦面CF1の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。第1連結屈曲面CO1の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0114】
第2連結部CC2は第2連結屈曲面CO2及び第2連結平坦面CF2を含むことができる。第2連結屈曲面CO2は第2連結平坦面CF2より高いレベルに配置されることができる。第2連結屈曲面CO2は第1連結部CC1の第1連結屈曲面CO1に連結されることができる。
【0115】
第2連結平坦面CF2は
図2Fにしたがう断面の観点で平らであることができる。第2連結屈曲面CO2は
図2Fにしたがう断面の観点で曲がることができる。第2連結屈曲面CO2は
図2Fにしたがう断面の観点で第2階段絶縁膜SI2に向かって膨らんでいることができる。第2連結平坦面CF2の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。第2貫通屈曲面TO2の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0116】
第1階段絶縁膜SI1は第1連結部CC1の第1連結屈曲面CO1に接する第1階段絶縁屈曲面SC1を含むことができる。第1階段絶縁屈曲面SC1は
図2Fにしたがう断面の観点で曲がることができる。第1階段絶縁屈曲面SC1は
図2Fにしたがう断面の観点で連結コンタクトCCに向かって膨らんでいることができる。第2階段絶縁膜SI2は第2連結部CC2の第2連結屈曲面CO2に接する第2階段絶縁屈曲面SC2を含むことができる。第2階段絶縁屈曲面SC2は
図2Eにしたがう断面の観点で曲がることができる。第2階段絶縁屈曲面SC2は
図2Eにしたがう断面の観点で第2階段絶縁膜SI2に向かって凹んでいることができる。
【0117】
第1支持部SUS1は第1連結絶縁パターンOIP1に接する第1支持平坦面SF1及び第1支持屈曲面SO1を含むことができる。第1支持屈曲面SO1は第1支持平坦面SF1より低いレベルに配置されることができる。第1支持屈曲面SO1は第2支持部SUS2に連結されることができる。
【0118】
第1支持平坦面SF1は
図2Gにしたがう断面の観点で平らであることができる。第1支持屈曲面SO1は
図2Gにしたがう断面の観点で曲がることができる。第1支持屈曲面SO1は
図2Gにしたがう断面の観点で支持構造体SUSに向かって凹んでいることができる。第1支持平坦面SF1の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。第1支持屈曲面SO1の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0119】
第2支持部SUS2は第2連結絶縁パターンOIP2に接する第2支持平坦面SF2及び第2支持屈曲面SO2を含むことができる。第2支持屈曲面SO2は第2支持平坦面SF2より高いレベルに配置されることができる。第2支持屈曲面SO2は第1支持部SUS1の第1支持屈曲面SO1に連結されることができる。
【0120】
第2支持平坦面SF2は
図2Gにしたがう断面の観点で平らであることができる。第2支持屈曲面SO2は
図2Gにしたがう断面の観点で曲がることができる。第2支持屈曲面SO2は
図2Gにしたがう断面の観点で第2連結絶縁パターンOIP2に向かって膨らんでいることができる。第2支持平坦面SF2の間の距離はレベルが低くなるほど、減少することができる。第2支持屈曲面SO2の間の距離はレベルが低くなるほど、増加することができる。
【0121】
第1連結絶縁パターンOIP1は第1支持部SUS1の第1支持屈曲面SO1に接する第3連結絶縁屈曲面OC3を含むことができる。第2連結絶縁パターンOIP2は第2支持部SUS2の第2支持屈曲面SO2に接する第4連結絶縁屈曲面OC4を含むことができる。
【0122】
一部の実施形態による半導体装置は連結コンタクトが相対的に大きい幅を有することによって、連結コンタクトの抵抗が改善されることができる。
【0123】
一部の実施形態による半導体装置は貫通コンタクトが相対的に大きい幅を有することによって、貫通コンタクトの抵抗が改善されることができる。
【0124】
【0125】
図3A及び
図3Bを参照すれば、基板100上に周辺トランジスタ101、素子分離膜103、周辺コンタクト105、周辺導電ライン107、ソース連結コンタクト109、及び周辺回路絶縁構造体110を形成することができる。
【0126】
ソース構造体SSTを形成することができる。ソース構造体SSTを形成することは、第1ソース膜SL1を形成すること、第1ソース膜SL1上にセル領域CRの第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3及び延長領域ERの第1乃至第3ダミー膜DL1、DL2、DL3を形成すること、第3ソース膜SL3を形成すること、第3ソース膜SL3上の埋め込み絶縁膜BIを形成すること、第1及び第2ソース絶縁パターンSP1、SP2を形成することを含むことができる。
【0127】
第1積層構造体STA1、第2積層構造体STA2、第3積層構造体STA3、第1階段絶縁膜SI1、第2階段絶縁膜SI2、第3階段絶縁膜SI3、第1チャンネル犠牲膜CSL1、第2チャンネル犠牲膜CSL2、第1貫通犠牲膜TSL1、第2貫通犠牲膜TSL2、第1連結犠牲膜OSL1、第2連結犠牲膜OSL2、第1支持犠牲膜SSL1、及び第2支持犠牲膜SSL2を形成することができる。
【0128】
第1積層構造体STA1は互いに交互に積層される第1絶縁膜IL1及び第1犠牲膜FL1を含むことができる。第1絶縁膜IL1の中で最下部に配置される第1絶縁膜IL1が第1連結絶縁膜OIL1として定義されることができる。第2積層構造体STA2は互いに交互に積層される第2絶縁膜IL2及び第2犠牲膜FL2を含むことができる。第2絶縁膜IL2の中で最上部に配置される第2絶縁膜IL2が第2連結絶縁膜OIL2として定義されることができる。第2絶縁膜IL2の中で最下部に配置される第2絶縁膜IL2が第3連結絶縁膜OIL3として定義されることができる。第3積層構造体STA3は互いに交互に積層される第3絶縁膜IL3及び第3犠牲膜FL3を含むことができる。第3絶縁膜IL3の中で最上部に配置される第3絶縁膜IL3が第4連結絶縁膜OIL4として定義されることができる。第1積層構造体STA1は第1積層階段構造SSE1を含むことができ、第2積層構造体STA2は第2積層階段構造を含むことができ、第3積層構造体STA3は第3積層階段構造SSE3を含むことができる。
【0129】
第1乃至第3絶縁膜IL1、IL2、IL3及び第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3は互いに異なる絶縁材料を含むことができる。一例として、第1乃至第3絶縁膜IL1、IL2、IL3は酸化物を含むことができ、第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3は窒化物を含むことができる。
【0130】
ソース構造体SST上に第3積層構造体STA3を形成することができ、第3絶縁膜IL3及び第3犠牲膜FL3をパターニングして第3積層階段構造SSE3を形成することができる。第3積層階段構造SSE3を覆う第3階段絶縁膜SI3を形成することができる。第3階段絶縁膜SI3を形成する前に、第3犠牲膜FL3上に重畳犠牲膜OLを形成することができる。
【0131】
第3積層構造体STA3及び第3階段絶縁膜SI3の中で少なくとも1つを貫通する第2チャンネル犠牲膜CSL2、第2貫通犠牲膜TSL2、第2連結犠牲膜OSL2、及び第2支持犠牲膜SSL2を形成することができる。
【0132】
第3積層構造体STA3上に第2積層構造体STA2を形成することができ、第2絶縁膜IL2及び第2犠牲膜FL2をパターニングして第2積層階段構造(図示せず)を形成することができる。第2積層階段構造を覆う第2階段絶縁膜SI2を形成することができる。第2階段絶縁膜SI2を形成する前に、第2犠牲膜FL2上に重畳犠牲膜OLを形成することができる。
【0133】
第2積層構造体STA2及び第2階段絶縁膜SI2の中で少なくとも1つを貫通する第1チャンネル犠牲膜CSL1、第1貫通犠牲膜TSL1、第1連結犠牲膜OSL1、及び第1支持犠牲膜SSL1を形成することができる。
【0134】
第2積層構造体STA2上に第1積層構造体STA1を形成することができ、第1絶縁膜IL1及び第1犠牲膜FL1をパターニングして第1積層階段構造SSE1を形成することができる。第1積層階段構造SSE1を覆う第1階段絶縁膜SI1を形成することができる。第1階段絶縁膜SI1を形成する前に、第1犠牲膜FL1上に重畳犠牲膜OLを形成することができる。
【0135】
図4A、
図4B、
図4C、
図4D、
図4E、及び
図4Fを参照すれば、チャンネルホールCH、貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHを形成することができる。チャンネルホールCH、貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHは第1積層構造体STA1及び第1階段絶縁膜SI1の中で少なくとも1つ、第2積層構造体STA2及び第2階段絶縁膜SI2の中で少なくとも1つ、及び第3積層構造体STA3及び第3階段絶縁膜SI3の中で少なくとも1つを貫通することができる。一部の実施形態において、チャンネルホールCH、貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHは同一な工程によって同時に形成されることができる。
【0136】
チャンネルホールCHを形成することは、第1チャンネル開口CE1を形成すること、第2チャンネル開口CE2を開放すること、及び第3チャンネル開口CE3を開放することを含むことができる。第1積層構造体STA1を貫通する第1チャンネル開口CE1を形成することができる。第1チャンネル開口CE1を通じて第1チャンネル犠牲膜CSL1を除去することができる。第1チャンネル犠牲膜CSL1が満たされた空間が第2チャンネル開口CE2として定義されることができ、第1チャンネル犠牲膜CSL1が除去されて第2チャンネル開口CE2が開放されることができる。第2チャンネル開口CE2を通じて第2チャンネル犠牲膜CSL2を除去することができる。第2チャンネル犠牲膜CSL2が満たされた空間が第3チャンネル開口CE3として定義されることができ、第2チャンネル犠牲膜CSL2が除去されて第3チャンネル開口CE3が開放されることができる。
【0137】
貫通ホールTHは第1貫通開口TE1、第2貫通開口TE2、及び第3貫通開口TE3を含むことができる。貫通ホールTHを形成することは、第1及び第2貫通犠牲膜TSL1、TSL2を除去することを含むことができる。
【0138】
連結ホールOHは第1連結開口OE1、第2連結開口OE2、及び第3連結開口OE3を含むことができる。連結ホールOHを形成することは、第1及び第2連結犠牲膜OSL1、OSL2を除去することを含むことができる。
【0139】
支持ホールSHは第1支持開口SE1、第2支持開口SE2、及び第3支持開口SE3を含むことができる。支持ホールSHを形成することは、第1及び第2支持犠牲膜SSL1、SSL2を除去することを含むことができる。
【0140】
第1貫通開口TE1、第1連結開口OE1、及び第1支持開口SE1は第1チャンネル開口CE1と同一なレベルに配置されることができる。第2貫通開口TE2、第2連結開口OE2、及び第2支持開口SE2は第2チャンネル開口CE2と同一なレベルに配置されることができる。第3貫通開口TE3、第3連結開口OE3、及び第3支持開口SE3は第3チャンネル開口CE3と同一なレベルに配置されることができる。
【0141】
チャンネルホールCH、貫通ホールTH、及び支持ホールSHが形成されることによって、パターニングされた第1乃至第3絶縁膜IL1、IL2、IL3及び第1乃至第4連結絶縁膜OIL1、OIL2、OIL3、OIL4が第1乃至第3絶縁パターンIP1、IP2、IP3及び第1乃至第4連結絶縁パターンOIP1、OIP2、OIP3、OIP4として定義されることができる。
【0142】
図4Cにしたがう断面の観点で、第1チャンネル開口CE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S1は平らであることができる。
図4Cにしたがう断面の観点で、第2チャンネル開口CE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S2は平らであることができる。
図4Cにしたがう断面の観点で、第2チャンネル開口CE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B1は平らであることができる。第2チャンネル開口CE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B1は第1チャンネル開口CE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S1及び第2チャンネル開口CE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S2を連結することができる。
【0143】
図4Dにしたがう断面の観点で、第1貫通開口TE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S3は平らであることができる。
図4Dにしたがう断面の観点で、第2貫通開口TE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S4は平らであることができる。
図4Dにしたがう断面の観点で、第2貫通開口TE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B2は平らであることができる。第2貫通開口TE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B2は第1貫通開口TE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S3及び第2貫通開口TE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S4を連結することができる。
【0144】
図4Eにしたがう断面の観点で、第1連結開口OE1によって露出される第1階段絶縁膜SI1の側壁S5は平らであることができる。
図4Eにしたがう断面の観点で、第2連結開口OE2によって露出される第2階段絶縁膜SI2の側壁S6は平らであることができる。
図4Eにしたがう断面の観点で、第2連結開口OE2によって露出される第1階段絶縁膜SI1の下面B3は平らであることができる。第2連結開口OE2によって露出される第1階段絶縁膜SI1の下面B3は第1連結開口OE1によって露出される第1階段絶縁膜SI1の側壁S5及び第2連結開口OE2によって露出される第2階段絶縁膜SI2の側壁S6を連結することができる。
【0145】
図4Fにしたがう断面の観点で、第1支持開口SE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S7は平らであることができる。
図4Fにしたがう断面の観点で、第2支持開口SE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S8は平らであることができる。
図4Fにしたがう断面の観点で、第2支持開口SE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B4は平らであることができる。第2支持開口SE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B4は第1支持開口SE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S7及び第2支持開口SE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S8を連結することができる。
【0146】
図5A及び
図5Bを参照すれば、チャンネルホールCH内にメモリチャンネル構造体CSが形成されることができる。第1チャンネル開口CE1内の第1メモリ部CS1、第2チャンネル開口CE2内の第2メモリ部CS2、及び第3チャンネル開口CE3内の第3メモリ部CS3が形成されることができる。
【0147】
メモリチャンネル構造体CS及び第1階段絶縁膜SI1上に第1カバー絶縁膜120を形成することができる。第1カバー絶縁膜120をパターニングして貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHを露出させることができる。一部の実施形態において、メモリチャンネル構造体CSを形成する前に貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHを満たす犠牲膜が形成されることができ、第1カバー絶縁膜120をパターニングした後に犠牲膜を除去することができる。
【0148】
図6A、
図6B、
図6C、
図6D、及び
図6Eを参照すれば、貫通ホールTH、連結ホールOH、支持ホールSHを拡張させることができる。貫通ホールTH、連結ホールOH、及び支持ホールSHによって露出される第1乃至第3絶縁パターンIP1、IP2、IP3及び第1乃至第3階段絶縁膜SI1、SI2、SI3を選択的にエッチングして貫通ホールTH、連結ホールOH、支持ホールSHを拡張させることができる。貫通ホールTH、連結ホールOH、支持ホールSHを拡張する工程は、例えば酸化物を選択的にエッチングする工程であり得る。
【0149】
第1乃至第3絶縁パターンIP1、IP2、IP3を選択的にエッチングすることによって、第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3及び重畳犠牲膜OLの各々は、貫通ホールTH又は支持ホールSHに向かって突出する突出部PRを含むことができる。
【0150】
第1貫通開口TE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S3及び第2貫通開口TE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B2がエッチングされて、第1連結絶縁パターンOIP1の第1連結絶縁屈曲面OC1が形成されることができる。第2貫通開口TE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S4がエッチングされて、第2連結絶縁パターンOIP2の第2連結絶縁屈曲面OC2が形成されることができる。
【0151】
第1連結開口OE1によって露出される第1階段絶縁膜SI1の側壁S5及び第2連結開口OE2によって露出される第1階段絶縁膜SI1の下面B3がエッチングされて、第1階段絶縁膜SI1の第1階段絶縁屈曲面SC1が形成されることができる。第2連結開口OE2によって露出される第2階段絶縁膜SI2の側壁S6がエッチングされて、第2階段絶縁膜SI2の第2階段絶縁屈曲面SC2が形成されることができる。
【0152】
第1支持開口SE1によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の側壁S7及び第2支持開口SE2によって露出される第1連結絶縁パターンOIP1の下面B4がエッチングされて、第1連結絶縁パターンOIP1の第3連結絶縁屈曲面OC3が形成されることができる。第2支持開口SE2によって露出される第2連結絶縁パターンOIP2の側壁S8がエッチングされて、第2連結絶縁パターンOIP2の第4連結絶縁屈曲面OC4が形成されることができる。貫通ホールTH、連結ホールOH、支持ホールSHが拡張されることによって、貫通ホールTH、連結ホールOH、支持ホールSHの各々の幅がチャンネルホールCHの幅より大きくなることができる。
【0153】
図7A及び
図7Bを参照すれば、第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3及び重畳犠牲膜OLを選択的にエッチングすることができる。一例として、第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3及び重畳犠牲膜OLは窒化物を選択的にエッチングするフルバック工程を通じてエッチングされることができる。
【0154】
第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3及び重畳犠牲膜OLが選択的にエッチングされてリセスRSが形成されることができる。互いに隣接する絶縁パターンIP1、IP2、IP3の間に提供される空き空間がリセスRSとして定義されることができる。リセスRSは貫通ホールTH又は支持ホールSHに連結されることができる。
【0155】
図8A及び
図8Bを参照すれば、リセスRS内にコンタクト絶縁パターンCIP及び支持絶縁パターンSIPを形成することができる。支持ホールSH内に支持構造体SUSを形成することができる。
【0156】
第2ソース膜SL2を形成することができる。第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3及び重畳犠牲膜OLを第1乃至第3導電パターンCP1、CP2、CP3で置換することができる。第1乃至第3導電パターンCP1、CP2、CP3が形成されることによって、第1乃至第3ゲート積層構造体GST1、GST2、GST3が定義されることができる。分離構造体DS(
図2A参照)を形成することができる。
【0157】
支持構造体SUS及び第1カバー絶縁膜120上に第2カバー絶縁膜130を形成することができる。第2カバー絶縁膜130をパターニングして貫通ホールTH及び連結ホールOHを露出させることができる。一部の実施形態において、支持構造体SUSを形成する前に貫通ホールTH及び連結ホールOHを満たす犠牲膜が形成されることができ、第2カバー絶縁膜130をパターニングした後に犠牲膜を除去することができる。
【0158】
図2A、
図2B、
図2C、
図2D、
図2E、
図2F、及び
図2Gを参照すれば、貫通ホールTH内の貫通コンタクトTC及び連結ホールOH内の連結コンタクトCCを形成することができる。貫通コンタクトTC、連結コンタクトCC及び第2カバー絶縁膜130上に第3カバー絶縁膜140を形成することができる。第1及び第2コンタクト161、163を形成することができる。第3カバー絶縁膜140上に第4カバー絶縁膜150を形成することができる。ビットライン165及び導電ライン167を形成することができる。
【0159】
一部の実施形態による半導体装置の製造方法は貫通ホールTH、支持ホールSH、及び連結ホールOHを拡張する工程を含むことによって、第1乃至第3犠牲膜FL1、FL2、FL3に対するフルバック工程の時間が相対的に減少されることができ、フルバック工程にしたがう貫通コンタクトTC及び連結コンタクトCCの異常成長現象が防止されることができる。
【0160】
図9は一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【0161】
図9を参照すれば、半導体装置は第1ゲート積層構造体GST1a、第2ゲート積層構造体GST2a、第3ゲート積層構造体GST3a、貫通コンタクトTCa、支持構造体SUSa、第1階段絶縁膜SI1aを含むことができる。
【0162】
第1ゲート積層構造体GST1aは第1導電パターンCP1a及び第1絶縁パターンIP1aを含むことができる。第2ゲート積層構造体GST2aは第2導電パターンCP2a及び第2絶縁パターンIP2aを含むことができる。第3ゲート積層構造体GST3aは第3導電パターンCP3a及び第3絶縁パターンIP3aを含むことができる。
【0163】
第1乃至第3ゲート積層構造体GST1a、GST2a、GST3aの各々は貫通コンタクトTCaを囲むコンタクト絶縁パターンCIPa及び支持構造体SUSaを囲む支持絶縁パターンSIPaを含むことができる。
【0164】
第1階段絶縁膜SI1aは第1ゲート積層構造体GST1aの階段構造を覆うことができる。第1階段絶縁膜SI1aの少なくとも一部は第1ゲート積層構造体GST1a上に配置されることができる。
【0165】
貫通コンタクトTCaは第1ゲート積層構造体GST1a及び第1階段絶縁膜SI1aを貫通する第1貫通部TC1a、第2ゲート積層構造体GST2aを貫通する第2貫通部TC2a、及び第3ゲート積層構造体GST3aを貫通する第3貫通部TC3aを含むことができる。
【0166】
第1貫通部TC1aの最小幅は第2貫通部TC2aの最大幅及び第3貫通部TC3aの最大幅より大きいことができる。一例として、第1貫通部TC1aの第2方向D2への最小幅は第2貫通部TC2aの第2方向D2への最大幅及び第3貫通部TC3aの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0167】
支持構造体SUSaは支持構造体の中で貫通コンタクトTCaに最も近い支持構造体であり得る。支持構造体SUSaは第1ゲート積層構造体GST1a及び第1階段絶縁膜SI1aを貫通する第1支持部SUS1a、第2ゲート積層構造体GST2aを貫通する第2支持部SUS2a、及び第3ゲート積層構造体GST3aを貫通する第3支持部SUS3aを含むことができる。
【0168】
第1支持部SUS1aの最小幅は第2支持部SUS2aの最大幅及び第3支持部SUS3aの最大幅より大きいことができる。一例として、第1支持部SUS1aの第2方向D2への最小幅は第2支持部SUS2aの第2方向D2への最大幅及び第3支持部SUS3aの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0169】
図10は一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【0170】
図10を参照すれば、半導体装置は第1ゲート積層構造体GST1b、第2ゲート積層構造体GST2b、第3ゲート積層構造体GST3b、貫通コンタクトTCb、支持構造体SUSb、第2階段絶縁膜SI2bを含むことができる。
【0171】
第1ゲート積層構造体GST1bは第1導電パターンCP1b及び第1絶縁パターンIP1bを含むことができる。第2ゲート積層構造体GST2bは第2導電パターンCP2b及び第2絶縁パターンIP2bを含むことができる。第3ゲート積層構造体GST3bは第3導電パターンCP3b及び第3絶縁パターンIP3bを含むことができる。
【0172】
第1乃至第3ゲート積層構造体GST1b、GST2b、GST3bの各々は貫通コンタクトTCbを囲むコンタクト絶縁パターンCIPb及び支持構造体SUSbを囲む支持絶縁パターンSIPbを含むことができる。
【0173】
第2階段絶縁膜SI2bは第2ゲート積層構造体GST2bの階段構造を覆うことができる。第2階段絶縁膜SI2bの少なくとも一部は第1ゲート積層構造体GST1b及び第2ゲート積層構造体GST2bの間に配置されることができる。
【0174】
貫通コンタクトTCbは第1ゲート積層構造体GST1bを貫通する第1貫通部TC1b、第2ゲート積層構造体GST2b及び第2階段絶縁膜SI2bを貫通する第2貫通部TC2b、及び第3ゲート積層構造体GST3bを貫通する第3貫通部TC3bを含むことができる。
【0175】
第2貫通部TC2bの最小幅は第1貫通部TC1bの最大幅及び第3貫通部TC3bの最大幅より大きいことができる。一例として、第2貫通部TC2bの第2方向D2への最小幅は第1貫通部TC1bの第2方向D2への最大幅及び第3貫通部TC3bの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0176】
支持構造体SUSbは支持構造体の中で貫通コンタクトTCbに最も近い支持構造体であり得る。支持構造体SUSbは第1ゲート積層構造体GST1bを貫通する第1支持部SUS1b、第2ゲート積層構造体GST2b及び第2階段絶縁膜SI2bを貫通する第2支持部SUS2b、及び第3ゲート積層構造体GST3bを貫通する第3支持部SUS3bを含むことができる。
【0177】
第2支持部SUS2bの最小幅は第1支持部SUS1bの最大幅及び第3支持部SUS3bの最大幅より大きいことができる。一例として、第2支持部SUS2bの第2方向D2への最小幅は第1支持部SUS1bの第2方向D2への最大幅及び第3支持部SUS3bの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0178】
図11は一部の実施形態による半導体装置の貫通コンタクト及び支持構造体を説明するための断面図である。
【0179】
図11を参照すれば、半導体装置は第1ゲート積層構造体GST1c、第2ゲート積層構造体GST2c、第3ゲート積層構造体GST3c、貫通コンタクトTCc、支持構造体SUSc、第3階段絶縁膜SI3cを含むことができる。
【0180】
第1ゲート積層構造体GST1cは第1導電パターンCP1c及び第1絶縁パターンIP1cを含むことができる。第2ゲート積層構造体GST2cは第2導電パターンCP2c及び第2絶縁パターンIP2cを含むことができる。第3ゲート積層構造体GST3cは第3導電パターンCP3c及び第3絶縁パターンIP3cを含むことができる。
【0181】
第1乃至第3ゲート積層構造体GST1c、GST2c、GST3cの各々は貫通コンタクトTCcを囲むコンタクト絶縁パターンCIPc及び支持構造体SUScを囲む支持絶縁パターンSIPcを含むことができる。
【0182】
第3階段絶縁膜SI3cは第3ゲート積層構造体GST3cの階段構造を覆うことができる。第3階段絶縁膜SI3cの少なくとも一部は第2ゲート積層構造体GST2c及び第3ゲート積層構造体GST3cの間に配置されることができる。
【0183】
貫通コンタクトTCcは第1ゲート積層構造体GST1cを貫通する第1貫通部TC1c、第2ゲート積層構造体GST2cを貫通する第2貫通部TC2c、及び第3ゲート積層構造体GST3c、及び第3階段絶縁膜SI3cを貫通する第3貫通部TC3cを含むことができる。
【0184】
第3貫通部TC3cの最小幅は第1貫通部TC1cの最大幅及び第2貫通部TC2cの最大幅より大きいことができる。一例として、第3貫通部TC3cの第2方向D2への最小幅は第1貫通部TC1cの第2方向D2への最大幅及び第2貫通部TC2cの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0185】
支持構造体SUScは支持構造体の中で貫通コンタクトTCcに最も近い支持構造体であり得る。支持構造体SUScは第1ゲート積層構造体GST1cを貫通する第1支持部SUS1c、第2ゲート積層構造体GST2cを貫通する第2支持部SUS2c、及び第3ゲート積層構造体GST3b及び第3階段絶縁膜SI3cを貫通する第3支持部SUS3cを含むことができる。
【0186】
第3支持部SUS3cの最小幅は第1支持部SUS1cの最大幅及び第2支持部SUS2cの最大幅より大きいことができる。一例として、第3支持部SUS3cの第2方向D2への最小幅は第1支持部SUS1cの第2方向D2への最大幅及び第2支持部SUS2cの第2方向D2への最大幅より大きいことができる。
【0187】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更しなくとも、他の具体的な形態に実施されることができることを理解することができる。したがって、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なことであり、限定的ではないことと理解しなければならない。また、以上で記述した実施形態は必要によって互いに組合されることができる。
【符号の説明】
【0188】
CC 連結コンタクト
CP1、CP2 導電パターン
CS メモリチャンネル構造体
CS1、CS2 メモリ部
DS 分離構造体
GST1、GST2 ゲート積層構造体
IP1、IP2 絶縁パターン
SI1~SI3 階段絶縁膜
SUS 支持構造体
SUS1、SUS2、SUS3 支持部
TC 貫通コンタクト
TC1、TC2 貫通部