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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024060020
(43)【公開日】2024-05-01
(54)【発明の名称】歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
   A46B 13/08 20060101AFI20240423BHJP
   A61C 17/34 20060101ALI20240423BHJP
【FI】
A46B13/08
A61C17/34 F
A61C17/34 G
A61C17/34 H
A61C17/34 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2024035506
(22)【出願日】2024-03-08
(71)【出願人】
【識別番号】501095118
【氏名又は名称】上野 昭
(72)【発明者】
【氏名】上野 昭
(57)【要約】      (修正有)
【課題】現在、私たちは正確で確実なブラッシングができる歯ブラシを提供する。
【解決手段】本発明は、歯ブラシ8の頭部2とブラシ部3とを分離し、ブラシ部3を植毛しているブラシ台部4を頭部2に形成するスライド部5内でスライドさせる構造で解決を図るものである。つまり、使用者の手の動きと連動するブラシ台部4の幅とスライドするスライド部5の幅との差であり、使用者の手が動く幅とブラシ台部4が動く幅との差を応用するものである。本発明の頭部構造1は、手の動きとブラシ台部4の動きの時間差が小刻みで細かく振動させる正確で確実なブラッシングを実現する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシ(8)の頭部(2)に形成されているブラシ部(3)をスライドさせる頭部構造(1)であって、
前記ブラシ部(3)は、ブラシ台部(4)に植毛されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、から構成されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、が分離して形成されており、
前記頭部(2)は、前記ブラシ台部(4)を収納し保持する機能を備えるスライド部(5)を形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分に配置されており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分をスライドするように構成されており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ部(3)が移動する部分である開口部(6)を形成しており、
前記スライド部(5)は、内側部分に空間部(7)を形成しており、
前記空間部(7)は、前記ブラシ台部(4)と、前記スライド部(5)と、の間に形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記空間部(7)を移動するように構成されており、
前記空間部(7)は、前記空間部(7)から前記頭部(2)を貫通する空隙部(7a)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向にスライドさせることを特徴とする前記頭部構造(1)。
【請求項2】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の短手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。
【請求項3】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。
【請求項4】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の厚手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシ部がスライドする歯ブラシの頭部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、歯周病は、痛みもすくなく直接命に関わる病気でもなく、生活習慣病の中でも余り重要視する傾向にないのが現状であるが、全身の疾患に関係している原因であることが認識されはじめている。
また、歯周病の予防には、毎日の歯磨きや、歯科医による定期的なプラークや歯石などの除去が不可欠なことは周知されている。
【0003】
まず、歯磨きは、人が自ら行う口腔ケアの一つであり、歯ブラシを手に持ち歯の汚れを落とし歯茎をマッサージする大切な行為である。
また、歯ブラシを用いて歯を磨くブラッシングは、歯や歯茎に対するブラシの角度や動かし方により、複数の方法がある。
第一の方法は、歯に対して45度の角度で毛先を歯に当て、細かく振動させると共に毛先を回転させる方法である、比較的推奨されているチャーターズ法である。
第二の方法は、歯に対して45度の角度で毛先を歯と歯茎との間に当て前後に小刻みに動かすバス法がある。
第三の方法は、歯に対して90度の角度で毛先を歯と歯茎との間に当て前後に小刻みに動かすスクラブ法がある。
第四の方法は、歯ブラシの毛先を歯茎に平行に当て、歯茎から歯の先端に向かって回転させるロール法がある。
その他、毛先を弛緩に挿入し振動させる方法や、毛先を円運動させる方法、毛先で歯と歯茎との間をつつき挿入せる爪楊枝法など、多様なブラッシングの方法がある。
一方で、ブラシの振動や回転運動を利用する電動歯ブラシや超音波で歯垢を分解する超音波歯ブラシなども使用されている。
【0004】
しかしながら、使用者自ら手を動かすブラッシング法は、ブラシ部分を歯や歯間、歯茎に対して小刻みに動かし細かく振動させるブラッシングの手法が不可欠であり、使用者にとっては繊細で熟練を要する難易度が高い動作であり、理想的なブラッシング法と日常におこなわれている実際のブラッシングとの乖離が甚だしいのである。
一方、電動歯ブラシや超音波歯ブラシでのブラッシングは、高性能な振動や回転が歯を削り過ぎる弊害や歯茎を傷つけてしまうことなどが指摘され、使用者は歯や歯茎に対する圧力の調整を求められ、使用者にとっては繊細で熟練を要する歯磨きの手段である。
その対策として、電動歯ブラシは、改良を重ねセンサーを内蔵させアプリで管理する手段が採用されている。しかし、その経済性が疑問視されている。
一方、手を使用する歯ブラシは、ブラシの頭部のサイズの大小やブラシの配列の改良や極細の毛の採用がされているが、歯ブラシとして構造や使用形態に変化は無いのが現状である。
つまり、今日、多くの虫歯や歯周病が蔓延していることが示しているように、人々は適切なブラッシングを実行できていないのである。
【0005】
そこで、特開第2000-116438号公報の提案である。
この提案は、歯ブラシの握り部と歯ブラシ本体の毛先固定部がスライドし、手の動き幅に比べて毛先の動き幅が握り部に形成している切込みの幅部分の長さだけを小さくなることで解決を図るものである。
つまり、歯ブラシ本体の毛先固定部に設けたストパーが握り部の中で、切込み部の範囲内で縦向きにスライドするものであり、歯茎を痛めない歯ブラシを実現するものである。
【0006】
さらに、特開第2000-157340号公報の提案である。
この提案は、歯磨きの動作におけるブラシ部の動きをゆるやかでかつ、手の動きをより補助的にする提案である。
つまり、ブラシが植設された柄部に取り付けた前後の収支部に、柄部に取り付けた把握部の前後のクッション部材が反発することで、手の動きを緩やかにすると共に前後運動を補助する効果がマッサージ動作を実現するものである。
【0007】
これらの提案は、従来からの歯ブラシの改良に見受けられない視点からの改良であり、歯科医が推奨する歯ブラシの毛先の動き幅に対して使用者の手の動き幅が一致しないことに着目する、ブラッシングの際の基本的な問題の解決を図る提案である。
【0008】
しかしながら、第一の提案である握り部の切込み部の内部に在る歯ブラシ本体がスライドする構造は、ブラシ部と歯ブラシとが一体となっている長い構造をスライドさせる際に必要とされる力が必然的に歯や歯茎を圧迫してしまうことである。
つまり、残念なことに歯磨き時の一番の問題点である、使用者の手が与える歯や歯茎に対する圧力の問題に対する対策が欠けているのである。
【0009】
しかしながら、第二の提案であるクッション部材の反発を利用する歯ブラシの前後運動を目的とする構造であるが、クッション部材の反発する力を得ようとすると歯ブラシを強く押し付けて動かすことが求められ必然的に歯や歯茎を圧迫してしまうことである。
つまり、残念なことに歯磨き時の一番の問題点である、使用者の手が与える歯や歯茎に対する圧力の問題に対する対策が欠けているのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開第2000-116438号公報
【特許文献2】特開第2000-157340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
現在、歯周病は、各種疾患の原因の一つとして認識されている。そこで、歯ブラシや歯間ブラシやフロスなどを使用する日々の歯磨きによるプラークの除去が重要な予防行為として推奨されている。
一方、歯ブラシを使用する歯磨きでは、歯垢の約50%の除去にとどまり、定期的な歯科医による歯石の除去の重要性が確認されている。
そこで、プラークの除去には、使用者が歯ブラシを使用し、丁寧で確実なブラッシングを確実に実行する日々の歯磨きの重要性が指摘され顕彰されている。
しかし、ブラシ部を小刻みに動かし細かく振動させるブラッシング法は、複雑で困難を伴う熟練を要する動作であり、幼少期から確実な手の動作を実行できる特別な訓練が求められる。
つまり、一般的に人々が行うブラッシングは、歯ブラシを比較的大きくスライドさせる磨き方であり、歯ブラシを押し付ける磨き方であり、ブラシ部からの圧力が歯や歯茎を傷つける結果を招き、不正確なブラッシングがブラッシングの効果を十分に発揮できず逆に傷つけてしまうのである。
また、歯ブラシのブラシ部による歯や歯茎に対する圧力の問題は、電動歯ブラシでの歯磨きでも共通の課題として共有されている。
【0012】
本発明の課題は、使用者が歯ブラシを使用する歯磨きの際のブラッシングの効率を向上させる歯ブラシの構造であり、ブラッシングの際の歯や歯茎に対する圧力の問題を解消する構造を求めるものである。
つまり、ブラシ部を小刻みに動かし細かく振動させる正確で確実なブラッシング法を使用者が自ら実行できる歯や歯茎に優しい歯ブラシの構造を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、歯ブラシ(8)の頭部(2)に形成されているブラシ部(3)をスライドさせる頭部構造(1)であって、
前記ブラシ部(3)は、ブラシ台部(4)に植毛されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、から構成されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、が分離して形成されており、
前記頭部(2)は、前記ブラシ台部(4)を収納し保持する機能を備えるスライド部(5)を形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分に配置されており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分をスライドするように構成されており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ部(3)が移動する部分である開口部(6)を形成しており、
前記スライド部(5)は、内側部分に空間部(7)を形成しており、
前記空間部(7)は、前記ブラシ台部(4)と、前記スライド部(5)と、の間に形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記空間部(7)を移動するように構成されており、
前記空間部(7)は、前記空間部(7)から前記頭部(2)を貫通する空隙部(7a)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向にスライドさせることを特徴とする。
【0014】
本発明は、前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の短手方向にスライドさせることを特徴とする。
【0015】
本発明は、前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向にスライドさせることを特徴とする。
【0016】
本発明は、前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の厚手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明の第一の効果は、ブラシ部を頭部と分離して歯ブラシ形成し、ブラシ部をブラシ台部に植毛し、ブラシ台部を頭部に対してスライドさせことが出来るようにしたので、歯磨きの際の手の動作の幅に対してブラシ部の動作の幅を小さくすることが出来るようにするものである。
つまり、ブラッシングの際の使用者なの手の動き幅に対してブラシ部の動く幅が小さくなるので、正確で繊細なブラッシングに求められる小刻みな動作や細かな振動を実現するものである。
さらに、ブラシ台部をスライドさせる構造は、ブラシ部を歯や歯茎に強く押し付けるとブラシ台部がスムーズにスライドしなくなる構造なので、結果、歯や歯茎を傷つけない正確で繊細なブラッシングを実現するものである。
【0018】
本発明の第二の効果は、ブラシ部が歯ブラシの長手方向や短手方向や厚手方向にスライドさせことが出来るようにしたので、使用者の多様なブラッシング法に対応する多様なブラシ部を有する多数の歯ブラシを提供することを実現するものである。
【0019】
本発明の第三の効果は、ブラシ部が歯ブラシの長手方向や短手方向や厚手方向に自由にスライドさせことが出来るようにしたので、特に電動歯ブラシに応用する際には歯や歯茎に対する過剰な圧力を防止するブラシ部を提供するものである。
【0020】
本発明の第四の効果は、歯ブラシの頭部の構造であり、頭部やブラシ部を植毛しているブラシ台部を交換する使用形態が歯ブラシの首部や柄部分の消費を軽減出来るので環境問題に対応するものである。
【0021】
本発明の第五の効果は、歯ブラシのブラシ部分の改良である新規の構造であり、新たな歯ブラシの選択の多様性を提供するので、歯ブラシの市場を活性化し、さらに、使用者の口腔内の健康を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1図1は、歯ブラシ8と頭部構造1のブラシ台部4とが歯ブラシ8の例を示し説明する斜視図である。
図2図2は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向にスライドする例を示し説明する説明図である。図2-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。図2-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図3図3は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする例を示し説明する説明図である。図3-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。図3-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図4図4は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向にスライドする例を示し説明する説明図である。図4-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。図4-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図5図5は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドする例を示し説明する説明図である。図5-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向と厚手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。図5-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向と厚手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下に、本発明の実施の例を図1図2図3図4図5を基に詳細に説明する。
図1は、歯ブラシ8と頭部構造1のブラシ台部4とが歯ブラシ8の例を示し説明する斜
視図である。
図2は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向にスライドする例を示し説
明する説明図である。
図2-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図2-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図3は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする例を示し説
明する説明図である。
図3-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図3-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図4は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向にスライドする
例を示し説明する説明図である。
図4-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図4-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図5は、頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向にス
ライドする例を示し説明する説明図である。
図5-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向と厚手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図5-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向と厚手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
【0024】
まず、図1を基に本発明の頭部構造1と歯ブラシ8との例を示し説明する。
また、図1は、歯ブラシ8と頭部構造1のブラシ台部4とが歯ブラシ8の例を示し
説明する斜視図である。
【0025】
次に、図1に示す歯ブラシ8は、頭部2と首部9と柄部10とで構成されている例を示すものである。
また、図1に示す歯ブラシ8は、頭部2にスライド部5を形成し、スライド部5にブラシ部3を植毛しているブラシ台部4を配置し、スライド部5に形成している空間部7から頭部2を貫通する空隙部7aを形成している例を示すものである。
また、図1に示す歯ブラシ8は、頭部2に予めブラシ台部を配置する例を説明するものである。
また、図1に示す歯ブラシ8は、頭部2に形成されている頭部連結部11と、首部9に形成されている首部連結部12と、が着脱自在に連結して歯ブラシ8を構成している例を示しているが、連結手段は特定も限定もするものではなく、公知の連結手段から好適な手段が選択され採用されることは当然であり、歯ブラシ8の首部9や柄部10を使い廻しすることで経済的効果を発揮する例を示すものであり、さらに、環境問題にも寄与する例を示すものである。
【0026】
次に、図1に示す歯ブラシ8は、頭部2と首部9や柄部10と連結する構成を示しているが連結しない構成でも良く、頭部2と、首部9と柄部10とが一体として形成され歯ブラシ8の頭部2に本発明のスライド部5を形成し、内部にブラシ台部4を配置し、スライド部5からブラシ台部4を着脱自在にする構成にしても良く、特定も限定もするものではない。
また、図1に示す本発明の歯ブラシ8の頭部構造1は、頭部に2形成されるスライド部5がブラシ台部4をスライドさせることを特徴とするものであり、本実施例の構成に特定も限定もするものではない。
以下に、本発明の頭部構造1の実施の形態の例を示し説明する。
【実施例0027】
次に、図2を用いて実施例1である頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向
にスライドする例を示し説明する。
図2-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図2-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
【0028】
次に、図2を用いて実施例1である頭部構造1の説明をする。
また、図2に示す頭部構造1は、頭部2に形成するスライド部5の内側部分に配置されるブラシ台部4がスライド部5を歯ブラシ8の長手方向にスライドするように構成されている例を示すものである。
また、図2に示す頭部構造1は、スライド部5の内側部分にブラシ台部4が配置され、歯ブラシ8の長手方向のブラシ台部4の両側に空間部7を形成している例を示すものであり、ブラシ台部4が空間部7をスライドするように構成されている例を示すものである。
【0029】
次に、図2-1に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向の両側に形成している空間部7をスライドし、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向にスライドする例を示すものである。
また、図2-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向に空間部7を形成しない構造であり、短手方向にスライドしない構成の例を示すものである。
また、図2-1、図2-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の厚手方向に空間部7を形成しない構造であり、厚手方向にスライドしない構成の例を示すものである。
【0030】
次に、図2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向にスライドする構造の例を示すものである。
つまり、図2に示す頭部構造1は、ブラシ部3のヘッド部分を歯や歯茎に対して45度の角度で歯ブラシ8の長手方向に小刻みに動かすブラッシング法であるバス法に対応する構造であるが、特定も限定もするものではなく、使用者の手の動きよりもブラシ部3の動きが小さくなるので、小刻みな動きを実現するものであり、さらに、ブラシ部3のヘッド部分を歯や歯茎にたいして90度の角度で行うスクラブ法にも好適に対応するものである。
【0031】
次に、図2に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛されており、ブラッシングの際にブラシ部3が歯や歯茎に当接し、ブラシ部がブラシ台部4と共にスライドするように構成していることを特徴とするものである。
例えば、図1に示すブラシ部3の動き方は、使用者が歯ブラシ8を動かし、歯や歯茎に当接しているブラシ部3と共にブラシ台部4が動き、ブラシ台部4がスライド部5に当接する時点で歯ブラシ8を逆方向に動かすブラッシングを繰り返すものである。
本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接する際にブラシ台部4とスライド部5の間に空間部7を形成しているので、使用者が歯ブラシ8を動かす際に、ブラシ台部4が動く幅とスライド部5が動く幅の差を利用するものである。
つまり、使用者が動かす歯ブラシ8の幅に対して、ブラシ部3の動く幅が狭くなるので、小刻みなブラッシングを実現するものである。
さらに、本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接しスライドするように構成されており、この際にブラシ部3を歯や歯茎に強く押し付けると、自ずとブラシ台部4がスライドし難くなることを応用するものであり、ブラッシングの際のブラシ部3を強く押し付ける行為を防止することが出来るので歯や歯茎の損傷を防止するものである。
また、図2に示すブラシ部3は、公知の素材が採用されることは当然であり特定も限定もするものではない。
また、図2に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛され、歯ブラシ8の長手方向に5列、短手方向に3列形成している例を示しているが、数や位置など特定も限定もするものではなく、本発明はブラシ台部4に植毛されブラシ台部4がスライドすることを特徴とする例を示すものである。
また、図2に示すブラシ部3は、植毛されるブラシ部3の素材や長さ、硬さ植毛数、毛束数など公知の仕様から好適な選択がなされることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示すブラシ部3は、ブラシ台部4がスライドする際に共にスライドするように構成され、その際にブラシ部3の移動を妨げない部分である開口部6がスライド部5に予め形成されている。
【0032】
次に、図2に示すブラシ台部4は、ブラシ部3が植毛されている部分であり、頭部2に形成しているスライド部5に配置されるように構成されている例を示すものであり、ブラッシングの際に歯や歯茎に当接しているブラシ部3の動きと共にブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴するものである。
また、図2に示すブラシ台部4は、頭部2に形成されるスライド部5の内側部分に予め配置されている例を示しているが、特定も限定もするものではなく、スライド部5から着脱自在の構造に形成しても良いことは当然である。
つまり、図2に示すブラシ台部4は、スライド部5の内側部分をスライドするように構成されているが、ブラシ台部4やスライド部5はスライドしやすいように素材など公知の好適な技術が選択され採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示すブラシ台部4の厚さや幅などは、植毛されるブラシ部3や採用される頭部2の機能や形状など多様な要素から選択され構成されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示すブラシ台部4の形状は、歯ブラシ8の頭部2に形成されているスライド部5に配置されるものであり、スライド部5の形状に即する形状に形成されることは当然であり、多様な歯ブラシ8に対応するブラシ部3を前提として構成されることは当然であり、ここで特定も限定もしない。
また、図2に示すブラシ台部4の素材は、歯ブラシ8と同じ素材で形成されても良くされなくても良く特定も限定もするものではなく、頭部2に形成されるスライド部5をスライドすることに困難な仕様を避けることは当然である。
【0033】
次に、図2に示すスライド部5は、頭部2に形成され、ブラシ台部4を収納し保持する機能を備えていることを特徴とする例を示すものである。
また、図2に示すスライド部5は、ブラシ台部4を収納し配置し保持する構造に形成され、仕様においても公知の手段から好適な選択が成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示すスライド部5は、ブラシ台部4をスライドさせ脱落させない構造や強度を備えることは当然であり、公知の技術から選択され好適な素材や仕様などが採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
【0034】
次に、図2に示す開口部6は、ブラシ部3がブラシ台部4の上に植毛され、ブラシ台部4がスライドする際にブラシ部3がスライドする部分として形成されていることを特徴とする例を示すものである。
また、図2に示す開口部6は、ブラシ台部4がスライドする際のスライド幅やブラシ部3の植毛幅などが考慮され形成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示す開口部6は、本発明の頭部構造1がスライド部5に形成されるブラシ台部4をスライドさせることを特徴とするものであり、複数のブラッシング法に対応出来るブラシ台部4とブラシ部3の仕様により形成される開口部6の寸法が決定されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
【0035】
次に、図2に示す空間部7は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅を提供する部分として形成していることを特徴とする例を示すものである。
また、図2に示す空間部7は、スライド部5の内側部分をブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴とするものである。
また、図2に示す空間部7は、スライド部5が歯ブラシ8の長手方向にスライドする手段として形成されるものであり、使用者の多様な手の動作に対応して構成されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図2に示す空間部7の容積は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅に対応するのであり、容積をここで特定も限定もするものではなく、予め使用者の異なる手の動作に対応し、スライド部の容積がブラシ台部4の動く幅を左右するものであり、異なる複数の容積から選択され採用されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
【0036】
次に、図2に示す空隙部7aは、頭部2に形成され、空間部7から頭部2を貫通する構造に形成し、4カ所形成している例を示しているが、大きさや形状、数や位置など特定も限定もするものではない。
また、図2に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とがブラッシングの際の水や歯磨き剤、唾液や食べかす、剥離したプラークや歯石などの不純物を排出するように構成されている。
また、図2に示す空隙部7aは、ブラシ台部4のスライドに影響しないように形成され構成されていることは当然であり、形状や数など公知の好適な技術が採用されるものでありここで特定も限定もするものではない
また、図2に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とが高密度に設計され形成されても良く、スライドの際に空間部7内の空気が圧縮されることに対する対策として空隙部7の変わり弁構造を採用しても良く、貫通する空隙部7aや弁構造に特定も限定もするものではなく、ブラシ台部4のスライドに妨げにならない公知の技術が採用されることは当然である。
【実施例0037】
次に、図3を用いて実施例2である頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向
にスライドする例を示し説明する。
図3-1は、を用いて実施例2である頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
図3-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略中央部分の略断面図である。
【0038】
次に、図3を用いて実施例2である頭部構造1の説明をする。
また、図3に示す頭部構造1は、頭部2に形成するスライド部5の内側部分に配置されるブラシ台部4がスライド部5を歯ブラシ8の短手方向にスライドするように構成されている例を示すものである。
また、図3に示す頭部構造1は、スライド部5の内側部分にブラシ台部4が配置され、歯ブラシ8の短手方向のブラシ台部4の両側に空間部7を形成している例を示すものであり、ブラシ台部4が空間部7をスライドするように構成されている例を示すものである。
【0039】
次に、図3-1に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向に空間部7を形成しない構造であり、長手方向にスライドしない構成の例を示すものである。
また、図3-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向の両側に形成している空間部7をスライドし、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする例を示すものである。
また、図3-1、図3-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の厚手方向に空間部7を形成しない構造であり、厚手方向にスライドしない構成の例を示すものである。
【0040】
次に、図3に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする構造の例を示すものである。
つまり、図3に示す頭部構造1は、ブラシ部3のヘッド部分を歯に対して45度の角度で当接させ歯から歯茎に向けて細かく振動させながら回転させるブラッシング法であるチャーズ法に対応する構造であるが、特定も限定もするものではなく、使用者の手の動きよりもブラシ部3の動きが小さくなるので、小刻みな動きを実現するものである、
【0041】
次に、図3に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛されており、ブラッシングの際にブラシ部3が歯や歯茎に当接し、ブラシ部がブラシ台部4と共にスライドするように構成していることを特徴とするものである。
例えば、図3に示すブラシ部3の動き方は、使用者が歯ブラシ8を動かし、歯や歯茎に当接しているブラシ部3と共にブラシ台部4が動き、ブラシ台部4がスライド部5に当接する時点で歯ブラシ8を逆方向に動かすブラッシングを繰り返すものである。
本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接する際にブラシ台部4とスライド部5の間に空間部7を形成しているので、使用者が歯ブラシ8を動かす際に、ブラシ台部4が動く幅とスライド部5が動く幅の差を利用するものである。
つまり、使用者が動かす歯ブラシ8の幅に対して、ブラシ部3の動く幅が狭くなるので、小刻みなブラッシングを実現するものである。
さらに、本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接しスライドするように構成されており、この際にブラシ部3を歯や歯茎に強く押し付けると、自ずとブラシ台部4がスライドし難くなることを応用するものであり、ブラッシングの際のブラシ部3を強く押し付ける行為を防止することが出来るので歯や歯茎の損傷を防止するものである。
また、図3に示すブラシ部3は、公知の素材が採用されることは当然であり特定も限定もするものではない。
また、図3に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛され、歯ブラシ8の長手方向に5列、短手方向に2列形成している例を示しているが、数や位置など特定も限定もするものではなく、本発明はブラシ台部4に植毛されブラシ台部4がスライドすることを特徴とする例を示すものである。
また、図3に示すブラシ部3は、植毛されるブラシ部3の素材や長さ、硬さ植毛数、毛束数など公知の仕様から好適な選択がなされることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示すブラシ部3は、ブラシ台部4がスライドする際に共にスライドするように構成され、その際にブラシ部3の移動を妨げない部分である開口部6がスライド部5に予め形成されている。
【0042】
次に、図3に示すブラシ台部4は、ブラシ部3が植毛されている部分であり、頭部2に形成している、スライド部5に配置されるように構成されている例を示すものであり、ブラッシングの際に歯や歯茎に当接しているブラシ部3の動きと共にブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴するものである。
また、図3に示すブラシ台部4は、頭部2に形成されるスライド部5の内側部分に予め配置されている例を示しているが、特定も限定もするものではなく、スライド部5から着脱自在の構造に形成しても良いことは当然である。
つまり、図3に示すブラシ台部4は、スライド部5の内側部分をスライドするように構成されているが、ブラシ台部4やスライド部5はスライドしやすいように素材など公知の好適な技術が選択され採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示すブラシ台部4の厚さや幅などは、植毛されるブラシ部3や採用される頭部2の機能や形状など多様な要素から選択され構成されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示すブラシ台部4の形状は、歯ブラシ8の頭部2に形成されているスライド部5に配置されるものであり、スライド部5の形状に即する形状に形成されることは当然であり、多様な歯ブラシ8に対応するブラシ部3を前提として構成されることはとうぜんであり、ここで特定も限定もしない。
また、図3に示すブラシ台部4の素材は、歯ブラシ8と同じ素材で形成されても良くされなくても良く特定も限定もするものではなく、頭部2に形成されるスライド部5をスライドすることに困難な仕様を避けることは当然である。
【0043】
次に、図3に示すスライド部5は、頭部2に形成され、ブラシ台部4を収納し保持する機能を備えていることを特徴とする例を示すものである。
また、図2に示すスライド部5は、ブラシ台部4を収納し配置し保持する構造に形成され、仕様においても公知の手段から好適な選択が成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示すスライド部5は、ブラシ台部4をスライドさせ脱落させない構造や強度を備えることは当然であり、公知の技術から選択され好適な素材や仕様などが採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
【0044】
次に、図3に示す開口部6は、ブラシ部3がブラシ台部4の上に植毛され、ブラシ台部4がスライドする際にブラシ部3がスライドする部分として形成されていることを特徴とする例を示すものである。
また、図3に示す開口部6は、ブラシ台部4がスライドする際のスライド幅やブラシ部3の植毛幅などが考慮され形成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示す開口部6は、本発明の頭部構造1がスライド部5に形成されるブラシ台部4をスライドさせることを特徴とするものであり、複数のブラッシング法に対応出来るブラシ台部4とブラシ部3の仕様により形成される開口部6の寸法が決定されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
【0045】
次に、図3に示す空間部7は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅を提供する部分として形成していることを特徴とする例を示すものである。
また、図3に示す空間部7は、スライド部5の内側部分をブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴とするものである。
また、図3に示す空間部7は、スライド部5が歯ブラシ8の短手方向にスライドする手段として形成されるものであり、使用者の多様な手の動作に対応して構成されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図3に示す空間部7の容積は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅に対応するのであり、容積をここで特定も限定もするものではなく、予め使用者の異なる手の動作に対応し、スライド部の容積がブラシ台部4の動く幅を左右するものであり、異なる複数の容積から選択され採用されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
【0046】
次に、図3に示す空隙部7aは、頭部2に形成され、空間部7から頭部2を貫通する構造に形成し、4カ所形成している例を示しているが、大きさや形状、数や位置など特定も限定もするものではない。
また、図3に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とがブラッシングの際の水や歯磨き剤、唾液や食べかす、剥離したプラークや歯石などの不純物を排出するように構成されている。
また、図3に示す空隙部7aは、ブラシ台部4のスライドに影響しないように形成され構成されていることは当然であり、形状や数など公知の好適な技術が採用されるものでありここで特定も限定もするものではない
また、図3に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とが高密度に設計され形成されても良く、スライドの際に空間部7内の空気が圧縮されることに対する対策として空隙部7の変わり弁構造を採用しても良く、貫通する空隙部7aや弁構造に特定も限定もするものではなく、ブラシ台部4のスライドに妨げにならない公知の技術が採用されることは当然である。
【実施例0047】
次に、図4を用いて実施例3である頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向
と短手方向にスライドする例を示し説明する。
図4-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向の例を示す略断面図である。
図4-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向の例を示す略断面図である。
【0048】
次に、図4を用いて実施例3である頭部構造1の説明をする。
また、図4に示す頭部構造1は、頭部2に形成するスライド部5の内側部分に配置されるブラシ台部4がスライド部5を、歯ブラシ8の長手方向や短手方向にスライドするように構成されている例を示すものである。
また、図4に示す頭部構造1は、スライド部5の内側部分にブラシ台部4が配置され、歯ブラシ8の長手方向や短手方向のブラシ台部4の両側に空間部7を形成している例を示すものであり、ブラシ台部4が空間部7をスライドするように構成されている例を示すものである。
【0049】
次に、図4-1に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向の両側に空間部7を形成している構造であり、長手方向にスライドする構成の例を示すものである。
また、図4-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向の両側に形成している空間部7をスライドし、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする例を示すものである。
また、図4-1、図4-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の厚手方向に空間部7を形成しない構造であり、厚手方向にスライドしない構成の例を示すものである。
【0050】
次に、図4に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向にスライドする構造の例を示すものである。
つまり、図4に示す頭部構造1は、ブラシ部3のヘッド部分を歯茎に対して平行に当接させ歯から歯茎に向けて毛先を回転させるブラッシング法であるロール法に対応する構造であるが、特定も限定もするものではなく、使用者の手の動きよりもブラシ部3の動きが小さくなるので、小刻みな動きを実現するものである、
【0051】
次に、図4に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛されており、ブラッシングの際にブラシ部3が歯や歯茎に当接し、ブラシ部がブラシ台部4と共にスライドするように構成していることを特徴とするものである。
例えば、図4に示すブラシ部3の動き方は、使用者が歯ブラシ8を動かし、歯や歯茎に当接しているブラシ部3と共にブラシ台部4が動き、ブラシ台部4がスライド部5に当接する時点で歯ブラシ8を逆方向に動かすブラッシングを繰り返すものである。
本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接する際にブラシ台部4とスライド部5の間に空間部7を形成しているので、使用者が歯ブラシ8を動かす際に、ブラシ台部4が動く幅とスライド部5が動く幅の差を利用するものである。
つまり、使用者が動かす歯ブラシ8の幅に対して、ブラシ部3の動く幅が狭くなるので、小刻みなブラッシングを実現するものである。
さらに、本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接しスライドするように構成されており、この際にブラシ部3を歯や歯茎に強く押し付けると、自ずとブラシ台部4がスライドし難くなることを応用するものであり、ブラッシングの際のブラシ部3を強く押し付ける行為を防止することが出来るので歯や歯茎の損傷を防止するものである。
また、図4に示すブラシ部3は、公知の素材が採用されることは当然であり特定も限定もするものではない。
また、図4に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛され、歯ブラシ8の長手方向に4列、短手方向に2列形成している例を示しているが、数や位置など特定も限定もするものではなく、本発明はブラシ台部4に植毛されブラシ台部4がスライドすることを特徴とする例を示すものである。
また、図4に示すブラシ部3は、植毛されるブラシ部3の素材や長さ、硬さ植毛数、毛束数など公知の仕様から好適な選択がなされることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示すブラシ部3は、ブラシ台部4がスライドする際に共にスライドするように構成され、その際にブラシ部3の移動を妨げない部分である開口部6がスライド部5に予め形成されている。
【0052】
次に、図4示すブラシ台部4は、ブラシ部3が植毛されている部分であり、頭部2に形成している、スライド部5に配置されるように構成されている例を示すものであり、ブラッシングの際に歯や歯茎に当接しているブラシ部3の動きと共にブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴するものである。
また、図4に示すブラシ台部4は、頭部2に形成されるスライド部5の内側部分に予め配置されている例を示しているが、特定も限定もするものではなく、スライド部5から着脱自在の構造に形成しても良いことは当然である。
つまり、図4に示すブラシ台部4は、スライド部5の内側部分をスライドするように構成されているが、ブラシ台部4やスライド部5はスライドしやすいように素材など公知の好適な技術が選択され採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示すブラシ台部4の厚さや幅などは、植毛されるブラシ部3や採用される頭部2の機能や形状など多様な要素から選択され構成されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示すブラシ台部4の形状は、歯ブラシ8の頭部2に形成されているスライド部5に配置されるものであり、スライド部5の形状に即する形状に形成されることは当然であり、多様な歯ブラシ8に対応するブラシ部3を前提として構成されることはとうぜんであり、ここで特定も限定もしない。
また、図4に示すブラシ台部4の素材は、歯ブラシ8と同じ素材で形成されても良くされなくても良く特定も限定もするものではなく、頭部2に形成されるスライド部5をスライドすることに困難な仕様を避けることは当然である。
【0053】
次に、図4に示すスライド部5は、頭部2に形成され、ブラシ台部4を収納し保持する機能を備えていることを特徴とする例を示すものである。
また、図4に示すスライド部5は、ブラシ台部4を収納し配置し保持する構造に形成され、仕様においても公知の手段から好適な選択が成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示すスライド部5は、ブラシ台部4をスライドさせ脱落させない構造や強度を備えることは当然であり、公知の技術から選択され好適な素材や仕様などが採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
【0054】
次に、図4に示す開口部6は、ブラシ部3がブラシ台部4の上に植毛され、ブラシ台部4がスライドする際にブラシ部3がスライドする部分として形成されていることを特徴とする例を示すものである。
また、図4に示す開口部6は、ブラシ台部4がスライドする際のスライド幅やブラシ部3の植毛幅などが考慮され形成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示す開口部6は、本発明の頭部構造1がスライド部5に形成されるブラシ台部4をスライドさせることを特徴とするものであり、複数のブラッシング法に対応出来るブラシ台部4とブラシ部3の仕様により形成される開口部6の寸法が決定されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
【0055】
次に、図4に示す空間部7は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅を提供する部分として形成していることを特徴とする例を示すものである。
また、図4に示す空間部7は、スライド部5の内側部分をブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴とするものである。
また、図4に示す空間部7は、スライド部5が歯ブラシ8の長手方向や短手方向にスライドする手段として形成されるものであり、使用者の多様な手の動作に対応して構成されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図4に示す空間部7の容積は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅に対応するのであり、容積をここで特定も限定もするものではなく、予め使用者の異なる手の動作に対応し、スライド部の容積がブラシ台部4の動く幅を左右するものであり、異なる複数の容積から選択され採用されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
【0056】
次に、図4に示す空隙部7aは、頭部2に形成され、空間部7から頭部2を貫通する構造に形成し、8カ所形成している例を示しているが、大きさや形状、数や位置など特定も限定もするものではない。
また、図4に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とがブラッシングの際の水や歯磨き剤、唾液や食べかす、剥離したプラークや歯石などの不純物を排出するように構成されている。
また、図4に示す空隙部7aは、ブラシ台部4のスライドに影響しないように形成され構成されていることは当然であり、形状や数など公知の好適な技術が採用されるものでありここで特定も限定もするものではない
また、図4に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とが高密度に設計され形成されても良く、スライドの際に空間部7内の空気が圧縮されることに対する対策として空隙部7の変わり弁構造を採用しても良く、貫通する空隙部7aや弁構造に特定も限定もするものではなく、ブラシ台部4のスライドに妨げにならない公知の技術が採用されることは当然である。
【実施例0057】
次に、図5を用いて実施例4である頭部構造1のブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向
と短手方向と厚手方向にスライドする例を示し説明する。
図5-1は、頭部構造1の歯ブラシ8の長手方向と厚手方向の例を示す略断面図である。
図5-2は、頭部構造1の歯ブラシ8の短手方向と厚手方向の例を示す略断面図である。
【0058】
次に、図5を用いて実施例4である頭部構造1の説明をする。
また、図5に示す頭部構造1は、頭部2に形成するスライド部5の内側部分に配置されるブラシ台部4がスライド部5を歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドするように構成されている例を示すものである。
また、図5に示す頭部構造1は、スライド部5の内側部分にブラシ台部4が配置され、歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向のブラシ台部4の両側に空間部7を形成している例を示すものであり、ブラシ台部4が空間部7をスライドするように構成されている例を示すものである。
【0059】
次に、図5-1に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向の両側に空間部7を形成している構造であり、長手方向にスライドする構成の例を示すものである。
また、図5-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向の両側に形成している空間部7をスライドし、ブラシ台部4が歯ブラシ8の短手方向にスライドする例を示すものである。
また、図5-1、図5-2に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の厚手方向に空間部7を形成している構造であり、厚手方向にスライドする例を示すものである。
【0060】
次に、図5に示す頭部構造1は、ブラシ台部4が歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドする構造の例を示すものである。
つまり、図5に示す頭部構造1は、ブラシ部3のヘッド部分を歯や歯茎に対して小刻みに振動する際にブラシ台4が三方向にスライドする構造が電動歯ブラシや超音波歯ブラシを使用する際の歯や歯茎に対する強すぎる圧力を軽減するブラッシングを実現するものであるが、電動歯ブラシや超音波歯ブラシに特定も限定もするものではない。
【0061】
次に、図5に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛されており、ブラッシングの際にブラシ部3が歯や歯茎に当接し、ブラシ部がブラシ台部4と共にスライドするように構成していることを特徴とするものである。
例えば、図5に示すブラシ部3の動き方は、使用者が歯ブラシ8を動かし、歯や歯茎に当接しているブラシ部3と共にブラシ台部4が動き、ブラシ台部4がスライド部5に当接する時点で歯ブラシ8を逆方向に動かすブラッシングを繰り返すものである。
本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接する際にブラシ台部4とスライド部5の間に空間部7を形成しているので、使用者が歯ブラシ8を動かす際に、ブラシ台部4が動く幅とスライド部5が動く幅の差を利用するものである。
つまり、使用者が動かす歯ブラシ8の幅に対して、ブラシ部3の動く幅が狭くなるので、小刻みなブラッシングを実現するものである。
さらに、本発明の特徴は、ブラシ台部4がスライド部に当接しスライドするように構成されており、この際にブラシ部3を歯や歯茎に強く押し付けると、自ずとブラシ台部4がスライドし難くなることを応用するものであり、ブラッシングの際のブラシ部3を強く押し付ける行為を防止することが出来るので歯や歯茎の損傷を防止するものである。
また、図5に示すブラシ部3は、公知の素材が採用されることは当然であり特定も限定もするものではない。
また、図5に示すブラシ部3は、ブラシ台部4に植毛され、歯ブラシ8の長手方向に2列、短手方向に2列形成している例を示しているが、数や位置など特定も限定もするものではなく、本発明はブラシ台部4に植毛されブラシ台部4がスライドすることを特徴とする例を示すものである。
また、図5に示すブラシ部3は、植毛されるブラシ部3の素材や長さ、硬さ植毛数、毛束数など公知の仕様から好適な選択がなされることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示すブラシ部3は、ブラシ台部4がスライドする際に共にスライドするように構成され、その際にブラシ部3の移動を妨げない部分である開口部6がスライド部5に予め形成されている。
【0062】
次に、図5示すブラシ台部4は、ブラシ部3が植毛されている部分であり、頭部2に形成している、スライド部5に配置されるように構成されている例を示すものであり、ブラッシングの際に歯や歯茎に当接しているブラシ部3の動きと共にブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴するものである。
また、図5に示すブラシ台部4は、頭部2に形成されるスライド部5の内側部分に予め配置されている例を示しているが、特定も限定もするものではなく、スライド部5から着脱自在の構造に形成しても良いことは当然である。
つまり、図5に示すブラシ台部4は、スライド部5の内側部分をスライドするように構成されているが、ブラシ台部4やスライド部5はスライドしやすいように素材など公知の好適な技術が選択され採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示すブラシ台部4の厚さや幅などは、植毛されるブラシ部3や採用される頭部2の機能や形状など多様な要素から選択され構成されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示すブラシ台部4の形状は、歯ブラシ8の頭部2に形成されているスライド部5に配置されるものであり、スライド部5の形状に即する形状に形成されることは当然であり、多様な歯ブラシ8に対応するブラシ部3を前提として構成されることはとうぜんであり、ここで特定も限定もしない。
また、図5に示すブラシ台部4の素材は、歯ブラシ8と同じ素材で形成されても良くされなくても良く特定も限定もするものではなく、頭部2に形成されるスライド部5をスライドすることに困難な仕様を避けることは当然である。
【0063】
次に、図5に示すスライド部5は、頭部2に形成され、ブラシ台部4を収納し保持する機能を備えていることを特徴とする例を示すものである。
また、図5に示すスライド部5は、ブラシ台部4を収納し配置し保持する構造に形成され、仕様においても公知の手段から好適な選択が成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示すスライド部5は、ブラシ台部4をスライドさせ脱落させない構造や強度を備えることは当然であり、公知の技術から選択され好適な素材や仕様などが採用されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
【0064】
次に、図5に示す開口部6は、ブラシ部3がブラシ台部4の上に植毛され、ブラシ台部4がスライドする際にブラシ部3がスライドする部分として形成されていることを特徴とする例を示すものである。
また、図5に示す開口部6は、ブラシ台部4がスライドする際のスライド幅やブラシ部3の植毛幅などが考慮され形成されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示す開口部6は、本発明の頭部構造1がスライド部5に形成されるブラシ台部4をスライドさせることを特徴とするものであり、複数のブラッシング法に対応出来るブラシ台部4とブラシ部3の仕様により形成される開口部6の寸法が決定されるものであり、ここで特定も限定もするものではない。
【0065】
次に、図5に示す空間部7は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅を提供する部分として形成していることを特徴とする例を示すものである。
また、図5に示す空間部7は、スライド部5の内側部分をブラシ台部4がスライドするように構成されていることを特徴とするものである。
また、図5に示す空間部7は、スライド部5が歯ブラシ8の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドする手段として形成されるものであり、使用者の多様な手の動作に対応して構成されることは当然であり、ここで特定も限定もするものではない。
また、図5に示す空間部7の容積は、ブラシ台部4がスライドする際にスライドする幅に対応するのであり、容積をここで特定も限定もするものではなく、予め使用者の異なる手の動作に対応し、スライド部の容積がブラシ台部4の動く幅を左右するものであり、異なる複数の容積から選択され採用されることは当然でありここで特定も限定もするものではない。
【0066】
次に、図5に示す空隙部7aは、頭部2に形成され、空間部7から頭部2を貫通する構造に形成し、8カ所形成している例を示しているが、大きさや形状、数や位置など特定も限定もするものではない。
また、図5に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とがブラッシングの際の水や歯磨き剤、唾液や食べかす、剥離したプラークや歯石などの不純物を排出するように構成されている。
また、図5に示す空隙部7aは、ブラシ台部4のスライドに影響しないように形成され構成されていることは当然であり、形状や数など公知の好適な技術が採用されるものでありここで特定も限定もするものではない
また、図5に示す空隙部7aは、スライド部5とブラシ台部4とが高密度に設計され形成されても良く、スライドの際に空間部7内の空気が圧縮されることに対する対策として空隙部7の変わり弁構造を採用しても良く、貫通する空隙部7aや弁構造に特定も限定もするものではなく、ブラシ台部4のスライドに妨げにならない公知の技術が採用されることは当然である。
【符号の説明】
【0067】
1・・頭部構造
2・・頭部
3・・ブラシ部
4・・ブラシ台部
5・・スライド部
6・・開口部
7・・空間部
7a・空隙部
8・・歯ブラシ
9・・首部
10・柄部
11・頭部連結部
12・首部連結部
図1
図2
図3
図4
図5