(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024060248
(43)【公開日】2024-05-02
(54)【発明の名称】信号伝送システムおよびユニット
(51)【国際特許分類】
H04J 14/02 20060101AFI20240424BHJP
【FI】
H04J14/02
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022167500
(22)【出願日】2022-10-19
(71)【出願人】
【識別番号】000145183
【氏名又は名称】株式会社七星科学研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100109081
【弁理士】
【氏名又は名称】三木 友由
(72)【発明者】
【氏名】近島 健太
【テーマコード(参考)】
5K102
【Fターム(参考)】
5K102AD01
5K102AL11
5K102AL12
5K102PA01
5K102PC01
5K102PH31
5K102PH47
5K102PH48
5K102RC04
(57)【要約】
【課題】複数のCWDM非対応の既存製品をユニット1及びユニット2を追加することで、CWDM対応の光信号に変換し、光ファイバ1芯に省配線化する。
【解決手段】2つの異なる電気信号を端末から電気信号を伝送するものを想定したとき、端末Aから電気信号aを1*9光モジュールAへ伝送してCWDM非対応の光信号aに変換し、ユニット1へ伝送する。端末Bから電気信号cを1*9光モジュールBへ伝送してCWDM非対応の光信号cに変換しユニット1へ伝送する。ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD 、SFP光モジュールA、SFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成され、多重化により1芯の光ファイバで伝送出来る様にする事で課題を解決する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の端末と複数の端末の間をCWDM非対応の光信号で伝送するものにおいて、
端末Aから電気信号aを既存製品に搭載した1*9光モジュールAへ、端末Bから電気信号cを既存製品に搭載した1*9光モジュールBに伝送し、1*9光モジュールA及び1*9光モジュールBからCWDM非対応の光信号をユニット1へ伝送し、この時ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成され、CWDM非対応の光信号aは1*9光モジュールCに伝送され、1*9光モジュールC からSFP光モジュールAに波形成形された電気信号eで伝送され、SFP光モジュールAから合波・分波器Aへ伝送される際CWDM対応の光信号aに変換され、CWDM非対応の光信号cは、1*9光モジュールDに伝送され、1*9光モジュールD からSFP光モジュールBに波形成形された電気信号gで伝送され、SFP光モジュールBから合波・分波器Aへ伝送される際CWDM対応の光信号cに変換され、合波・分波器Aで多重化してユニット1からユニット2へは1芯の光ファイバで伝送し、ユニット2の合波・分波器Bへ伝送、ユニット2は合波・分波器B、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、1*9モジュールE、1*9モジュールFで構成され、合波・分波器BからSFP光モジュールCへはCWDM対応の光信号eを伝送し、SFP光モジュールCから1*9モジュールEに波形成形された電気信号iで伝送され、合波・分波器BからSFP光モジュールDへはCWDM対応の光信号gを伝送し、SFP光モジュールDから1*9モジュールFに波形成形された電気信号kで伝送され、ユニット2から伝送される信号はCWDM非対応の光信号で、1*9モジュールEから伝送されるCWDM非対応の光信号eは1*9光モジュールGへ伝送され電気信号mで端末Cへ伝送され、1*9モジュールFから伝送されるCWDM非対応の光信号gは1*9光モジュールHへ伝送され電気信号oで端末Dへ伝送され、CWDM非対応の端末同士を1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
【請求項2】
複数の端末と複数の端末の間をCWDM非対応の光信号で伝送するものにおいて、
端末Cから電気信号nを既存製品に搭載した1*9光モジュールGへ、端末Dから電気信号pを既存製品に搭載した1*9光モジュールHに伝送し、1*9光モジュールG及び1*9光モジュールHからCWDM非対応の光信号をユニット2へ伝送し、この時ユニット2は1*9光モジュールE、1*9光モジュールF、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、合波・分波器Bで構成され、CWDM非対応の光信号fは1*9光モジュールEに伝送され、1*9光モジュールE からSFP光モジュールCに波形成形された電気信号jで伝送され、SFP光モジュールCから合波・分波器Bへ伝送される際CWDM対応の光信号fに変換され、CWDM非対応の光信号hは、1*9光モジュールFに伝送され、1*9光モジュールF からSFP光モジュールDに波形成形された電気信号lで伝送され、SFP光モジュールDから合波・分波器Bへ伝送される際CWDM対応の光信号hに変換され、合波・分波器Bで多重化してユニット2からユニット1へは1芯の光ファイバで伝送し、ユニット1の合波・分波器Aへ伝送、ユニット1は合波・分波器A、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、1*9モジュールC、1*9モジュールDで構成され、合波・分波器AからSFP光モジュールAへはCWDM対応の光信号bを伝送し、SFP光モジュールAから1*9モジュールCに波形成形された電気信号fで伝送され、合波・分波器AからSFP光モジュールBへはCWDM対応の光信号dを伝送し、SFP光モジュールBから1*9モジュールDに波形成形された電気信号fで伝送され、ユニット1から伝送される信号はCWDM非対応の光信号で、1*9モジュールCから伝送されるCWDM非対応の光信号bは1*9光モジュールAへ伝送され電気信号bで端末Aへ伝送され、1*9モジュールDから伝送されるCWDM非対応の光信号dは1*9光モジュールBへ伝送され電気信号dで端末Bへ伝送され、CWDM非対応の端末同士を1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
【請求項3】
端末Aから端末C方向、端末Bから端末D方向、端末Cから端末A方向、端末Dから端末B方向の電気信号を、1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
【請求項4】
合波・分波器A、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、1*9モジュールC、1*9モジュールDを同一パッケージとして構成されたことを特徴とする伝送装置。
【請求項5】
1*9光モジュールE、1*9光モジュールF、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、合波・分波器Bを同一パッケージとして構成されたことを特徴とする伝送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、CWDMを利用した高速通信の多重化したシステムである。
【背景技術】
【0002】
既存製品を使用して二つの異なる電気の送受信信号を光ファイバで伝送する場合、光ファイバは2芯となる。そして、二つの異なる電気信号を1芯の光ファイバで伝送する場合、合波器・分波器を使用して光信号を多重化して伝送する事が一般的である。
ただし、既存品がCWDMに対応していない場合、多重化して1芯の光ファイバで伝送する事が困難だった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004-228858
【特許文献2】特開2003-283463
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以下の課題を解決できる多重化装置を提供する事を目的。
既存品がCWDMに対応していない場合でも、多重化して1芯の光ファイバで伝送する事が出来る様にする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図1及び
図2を用いて説明する。端末と端末の間をCWDM非対応の光信号を伝送するものにおいて、端末A及び端末Bから端末C及び端末Dへそれぞれの電気信号を伝送するものと仮定して、端末Aから電気信号aを1*9光モジュールAへ、端末Bから電気信号cを1*9光モジュールBに伝送し、1*9光モジュールA及び1*9光モジュールBからユニット1へCWDM非対応の光信号を伝送する。
【0006】
この時、ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成される。
CWDM非対応の光信号aは1*9光モジュールCに伝送され、1*9光モジュールCからSFP光モジュールAへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。一方で、CWDM非対応の光信号cは1*9光モジュールDに伝送され、1*9光モジュールDからSFP光モジュールBへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。波形成形されたそれぞれの電気信号e、gはSFP光モジュールA、Bから合波・分波器Aへ伝送される。その後CWDM対応の光信号を合波・分波器で多重化してユニット1からユニット2へ1芯の光ファイバで伝送する。
【0007】
この時、ユニット2は合波・分波器B、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、1*9光モジュールE、1*9光モジュールFで構成される。
1芯の光ファイバでユニット1からユニット2に伝送されたCWDM対応の光信号は合波・分波器Bで、それぞれCWDM対応の光信号e、gに分割される。CWDM対応の光信号eはSFP光モジュールCに伝送され、SFP光モジュールC から1*9光モジュールEへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。一方で、CWDM対応の光信号gはSFP光モジュールDに伝送され、SFP光モジュールDから1*9光モジュールFへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。その後、1*9光モジュールE及び1*9光モジュールFから1*9光モジュールG及び1*9光モジュールHへCWDM非対応の光信号を伝送する。
【0008】
CWDM非対応の光信号eは1*9光モジュールGに伝送され、電気信号で端末へ伝送される。CWDM非対応の光信号gは1*9光モジュールHに伝送され、電気信号で端末へ伝送される。
この様な形でCWDM非対応同士を1芯の光ファイバで伝送することで前記課題を解決する。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかな様に、既存の端末がCWDM非対応である場合でも、多重化して光ファイバ1本で伝送する事が出来る。そのため複数のファイバを結線する煩わしさから解放される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施の形態で端末からユニット1までを示した図である
【
図2】
図1の1芯の光ファイバで光信号を受信してから端末までの図である。
【
図3】端末から光モジュールを通じてCWDM非対応の光信号を2本で伝送するまでの図である。
【
図4】
図3のCWDM非対応の光信号を2芯の光ファイバで伝送してCWDM非対応の光信号を光モジュールにて電気信号に変換して端末に伝送するまでの図である。
【
図5】端末から4本の電気信号を伝送してSFP光モジュールにてCWDM対応の光信号へ変換し、合波・分波器に伝送され、もう一方の電気信号もSFP光モジュールにてCWDM対応の光信号へ変換し合波・分波器に伝送する。そして合波・分波器で多重化するまでの図である。
【
図6】
図5の合波・分波器で多重化して1芯の光ファイバで伝送されたところから合波・分波器にて分割して4つのCWDM対応の光信号になり、SFP光モジュールにて電気信号に変換して端末まで伝送する図である。
【
図7】以上を踏まえて、端末から端末の間、電気信号を光信号へ変換し、CWDM非対応の光信号では合波・分波器を用いたとしても多重化して1芯の光ファイバで伝送することが難しい事を示した図である。
【符号の説明】
【0011】
1;端末A、 2;端末B、 3;1*9光モジュールA、 4;1*9光モジュールB、
A;電気信号a、 B;電気信号b C;電気信号c、 D;電気信号d
E;CWDM非対応の光信号a F;CWDM非対応の光信号b
G;CWDM非対応の光信号c H;CWDM非対応の光信号d
5;1*9光モジュールC、 6;1*9光モジュールD、
I;波形成形された電気信号e J;波形成形された電気信号f
K;波形成形された電気信号g L;波形成形された電気信号h
7;SFP光モジュールA、 8;SFP光モジュールB、 M;CWDM対応の光信号a
N;CWDM対応の光信号b O;CWDM対応の光信号c
P;CWDM対応の光信号d 9;合波・分波器A、 10;ユニット1
Q;多重化光信号a R;多重化光信号b
11;ユニット2 12;合波・分波器B a;CWDM対応の光信号e
b;CWDM対応の光信号f c;CWDM対応の光信号g d;CWDM対応の光信号h
13;SFP光モジュールC、 14;SFP光モジュールD
e;波形成形された電気信号i f;波形成形された電気信号j
g;波形成形された電気信号k h;波形成形された電気信号l
15;1*9光モジュールE、 16;1*9光モジュールF
i;CWDM非対応の光信号e j;CWDM非対応の光信号f
k;CWDM非対応の光信号g l;CWDM非対応の光信号h
17;1*9光モジュールG、 18;1*9光モジュールH、 m;電気信号m
n;電気信号n o;電気信号o p;電気信号p
19;端末C 20;端末D
30;端末E、 31;端末F、 32;光モジュールA、 33;光モジュールB、
34;光モジュールC、 35;光モジュールD、 36;端末G、 37;端末H、
50;端末I、 51;端末J、 52;SFP光モジュールE、
53;SFP光モジュールF、 54;合波・分波器C、 55;合波・分波器D、
56;SFP光モジュールG、 57;SFP光モジュールH、 58;端末K、
59;端末L、
70;端末M、 71;端末N、 72;1*9光モジュールe、
73;1*9光モジュールf、 74;合波・分波器E、 75;合波・分波器F、
76;1*9光モジュールg、 77;1*9光モジュールh、 78;端末O、
79;端末P、
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明で端末からユニット1(10)までを示した図で端末A(1)から電気信号a(A)を伝送し、1*9光モジュールA(3)でCWDM非対応の光信号a(E)を伝送する。そして端末B(2)から電気信号c(C)を伝送し、1*9光モジュールB(4)でCWDM非対応の光信号c(G)を伝送する。
【0013】
ユニット1は1*9光モジュールC(5)、1*9光モジュールD(6)、SFP光モジュールA(7)、SFP光モジュールB(8)、合波・分波器A(9)で構成される。この例では左側から伝送するものはTxを使用し、右側から伝送するものはRxを使用している。
左から伝送する場合、1*9光モジュールCから波形成形された電気信号e(I)がSFP光モジュールA(7)へ伝送される。SFP光モジュールA(7)のTxは1470nmの波長でCWDM対応の光信号a(M)が合波・分波器A(9)へ伝送される 。1*9光モジュールDから波形成形された電気信号g(K)がSFP光モジュールB(8)へ伝送される。SFP光モジュールB(8)のTxは1490nmの波長でCWDMの対応光信号c(O)が合波・分波器A(9)へ伝送される。
右から伝送する場合、合波・分波器A(9)から1510nmの波長のCWDM対応の光信号b(N)がSFP光モジュールA(7)の1260~1620nmの波長を受光可能なRxより波形成形した電気信号fを1*9光モジュールC(5)へ伝送する。合波・分波器A(9)から1530nmの波長のCWDM対応の光信号d(P)がSFP光モジュールB(7) の1260~1620nmの波長を受光可能なRxより波形成形した電気信号Bを1*9光モジュールD(6)へ伝送する。
【0014】
ユニット1(10)とユニット2(11)の間は多重化光信号a(Q)及び多重化光信号b(R)を含む1芯の光ファイバで伝送する。
ユニット2(11)はユニット1(10)と同じ構成をしていて、左から伝送する場合、合波・分波器B(12)から1470nmの波長のCWDM対応の光信号e(a)をSFP光モジュールC(13)へ伝送する。SFP光モジュールC(13) の1260~1620nmの波長を受光可能なRxより波形成形した電気信号i(e)を1*9光モジュールE(15)へ伝送する。合波・分波器B(12)から1490nmのCWDM対応の光信号g(c)をSFP光モジュールD(14)へ伝送する。SFP光モジュールD(14) の1260~1620nmの波長を受光可能なRxより波形成形した電気信号K(g)を1*9光モジュールF(16)へ伝送する。
右から伝送する場合、1*9光モジュールE(15)から波形成形された電気信号j(f)を伝送しSFP光モジュールC(13)で1510nmの波長となりCWDM対応の光信号b(F)を、合波・分波器B(12)に伝送する。1*9光モジュールF(16)から波形成形された電気信号l(h)を伝送しSFP光モジュールD(14)で1530nm の波長となりCWDM対応光信号h(d)を、合波・分波器B(12)に伝送する。
【0015】
図1及び
図2に示す図は左から右、及び右から左の双方向に伝送するものである。
【手続補正書】
【提出日】2024-02-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の端末の間で信号を伝送するシステムであって、
CWDM非対応の光モジュールC、CWDM非対応の光モジュールD、SFP光モジュールA、SFP光モジュールBおよび合波・分波器Aを備えたユニット1と、
CWDM非対応の光モジュールE、CWDM非対応の光モジュールF、SFP光モジュールC、SFP光モジュールDおよび合波・分波器Bを備えたユニット2と、
端末Aから伝送される電気信号aをCWDM非対応の光信号aに変換して、CWDM非対応の光信号aを1芯の第1光ファイバでユニット1に伝送するCWDM非対応の光モジュールAと、
端末Bから伝送される電気信号cをCWDM非対応の光信号cに変換して、CWDM非対応の光信号cを1芯の第2光ファイバでユニット1に伝送するCWDM非対応の光モジュールBと、
端末Cから伝送される電気信号nをCWDM非対応の光信号fに変換して、CWDM非対応の光信号fを1芯の第3光ファイバでユニット2に伝送するCWDM非対応の光モジュールGと、
端末Dから伝送される電気信号pをCWDM非対応の光信号hに変換して、CWDM非対応の光信号hを1芯の第4光ファイバでユニット2に伝送するCWDM非対応の光モジュールHと、を備え、
端末Aから端末Cに信号を伝送し、端末Bから端末Dに信号を伝送するとき、
ユニット1において、
CWDM非対応の光モジュールCは、CWDM非対応の光信号aを電気信号eに変換して、電気信号eをSFP光モジュールAに伝送し、
SFP光モジュールAは、電気信号eをCWDM対応の光信号aに変換して、CWDM対応の光信号aを合波・分波器Aに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールDは、CWDM非対応の光信号cを電気信号gに変換して、電気信号gをSFP光モジュールBに伝送し、
SFP光モジュールBは、電気信号gをCWDM対応の光信号cに変換して、CWDM対応の光信号cを合波・分波器Aに伝送し、
合波・分波器Aは、CWDM対応の光信号aとCWDM対応の光信号cを多重化して、多重化した光信号を1芯の第5光ファイバでユニット2に伝送するものであり、
ユニット2において、
合波・分波器Bは、多重化された光信号をCWDM対応の光信号eとCWDM対応の光信号gに分け、CWDM対応の光信号eをSFP光モジュールCに伝送し、CWDM対応の光信号gをSFP光モジュールDに伝送し、
SFP光モジュールCは、CWDM対応の光信号eを電気信号iに変換して、電気信号iをCWDM非対応の光モジュールEに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールEは、電気信号iをCWDM非対応の光信号eに変換して、CWDM非対応の光信号eを1芯の第3光ファイバでCWDM非対応の光モジュールGに伝送し、
SFP光モジュールDは、CWDM対応の光信号gを電気信号kに変換して、電気信号kをCWDM非対応の光モジュールFに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールFは、電気信号kをCWDM非対応の光信号gに変換して、CWDM非対応の光信号gを1芯の第4光ファイバでCWDM非対応の光モジュールHに伝送するものであり、
CWDM非対応の光モジュールGは、CWDM非対応の光信号eを電気信号mに変換して、電気信号mを端末Cに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールHは、CWDM非対応の光信号gを電気信号oに変換して、電気信号oを端末Dに伝送し、
端末Cから端末Aに信号を伝送し、端末Dから端末Bに信号を伝送するとき、
ユニット2において、
CWDM非対応の光モジュールEは、CWDM非対応の光信号fを電気信号jに変換して、電気信号jをSFP光モジュールCに伝送し、
SFP光モジュールCは、電気信号jをCWDM対応の光信号fに変換して、CWDM対応の光信号fを合波・分波器Bに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールFは、CWDM非対応の光信号hを電気信号lに変換して、電気信号lをSFP光モジュールDに伝送し、
SFP光モジュールDは、電気信号lをCWDM対応の光信号hに変換して、CWDM対応の光信号hを合波・分波器Bに伝送し、
合波・分波器Bは、CWDM対応の光信号fとCWDM対応の光信号hを多重化して、多重化した光信号を1芯の第5光ファイバでユニット1に伝送するものであり、
ユニット1において、
合波・分波器Aは、多重化された光信号をCWDM対応の光信号bとCWDM対応の光信号dに分け、CWDM対応の光信号bをSFP光モジュールAに伝送し、CWDM対応の光信号dをSFP光モジュールBに伝送し、
SFP光モジュールAは、CWDM対応の光信号bを電気信号fに変換して、電気信号fをCWDM非対応の光モジュールCに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールCは、電気信号fをCWDM非対応の光信号bに変換して、CWDM非対応の光信号bを1芯の第1光ファイバでCWDM非対応の光モジュールAに伝送し、
SFP光モジュールBは、CWDM対応の光信号dを電気信号hに変換して、電気信号hをCWDM非対応の光モジュールDに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールDは、電気信号hをCWDM非対応の光信号dに変換して、CWDM非対応の光信号dを1芯の第2光ファイバでCWDM非対応の光モジュールBに伝送するものであり、
CWDM非対応の光モジュールAは、CWDM非対応の光信号bを電気信号bに変換して、電気信号bを端末Aに伝送し、
CWDM非対応の光モジュールBは、CWDM非対応の光信号dを電気信号dに変換して、電気信号dを端末Bに伝送する、
ことを特徴とする信号伝送システム。
【請求項2】
CWDM非対応の光モジュールC、CWDM非対応の光モジュールD、SFP光モジュールA、SFP光モジュールBおよび合波・分波器Aを同一のパッケージ内に備えたユニットであって、
SFP光モジュールAは、CWDM非対応の光モジュールCとの間で電気信号を双方向に伝送し、合波・分波器Aとの間でCWDM対応の光信号を双方向に伝送するものであり、
SFP光モジュールBは、CWDM非対応の光モジュールDとの間で電気信号を双方向に伝送し、合波・分波器Aとの間でCWDM対応の光信号を双方向に伝送するものであり、
CWDM非対応の光モジュールCは、CWDM非対応の光モジュールAとの間で、CWDM非対応の光信号を、1芯の光ファイバで双方向に伝送し、
CWDM非対応の光モジュールDは、CWDM非対応の光モジュールBとの間で、CWDM非対応の光信号を、1芯の光ファイバで双方向に伝送し、
合波・分波器Aは、当該ユニットとは別のユニットとの間で、多重化したCWDM対応の光信号を、1芯の光ファイバで双方向に伝送する、
ことを特徴とするユニット。