IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ エムシー産業株式会社の特許一覧

特開2024-61583側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法
<>
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図1
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図2
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図3
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図4
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図5
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図6
  • 特開-側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024061583
(43)【公開日】2024-05-07
(54)【発明の名称】側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法
(51)【国際特許分類】
   E03F 5/04 20060101AFI20240425BHJP
【FI】
E03F5/04 D
E03F5/04 E
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023027477
(22)【出願日】2023-02-24
(31)【優先権主張番号】P 2022169250
(32)【優先日】2022-10-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】504127887
【氏名又は名称】エムシー産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100219483
【弁理士】
【氏名又は名称】宇野 智也
(72)【発明者】
【氏名】西 博
【テーマコード(参考)】
2D063
【Fターム(参考)】
2D063CB11
2D063CB26
2D063CB30
(57)【要約】
【課題】切欠き部を設けることなく側溝蓋を側溝本体に安定して固定することが可能な側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法の提供。
【解決手段】側溝本体2の蓋受け部22に装着される側溝蓋3であって、蓋受け部22の側壁面23に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面61を有する側溝蓋3である。側溝蓋3を側溝本体2の蓋受け部22に装着し、側溝本体2の蓋受け部22と外面61との間にモルタルを充填することにより側溝1Aが完成する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
側溝本体の蓋受け部に装着される側溝蓋であって、
前記蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有する側溝蓋。
【請求項2】
前記外面の途中に下方が外側へ突出した段差部を有する請求項1記載の側溝蓋。
【請求項3】
側溝本体の蓋受け部に装着される側溝蓋であって、
鋼板により枠組みされた外枠であり、前記蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有する外枠と、
前記外枠内に配設された鉄筋と、
前記外枠内に打設され、前記外枠および前記鉄筋と一体化されたコンクリートと
から構成される側溝蓋。
【請求項4】
前記外枠は、さらに前記側溝本体の側溝方向の側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜したものである請求項3記載の側溝蓋。
【請求項5】
前記側溝本体の蓋受け部と前記外面との隙間に充填されるモルタルを含む請求項1から4のいずれか1項に記載の側溝蓋。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか1項に記載の側溝蓋と、
前記側溝本体の蓋受け部と前記外面との隙間に充填されたモルタルと
を含む側溝。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか1項に記載の側溝蓋を、前記側溝本体の蓋受け部に装着すること、
前記側溝本体の蓋受け部と前記外面との隙間にモルタルを充填すること
を含む側溝蓋の施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水溝として設置される側溝を構成する側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
旧来の落蓋式側溝は、側溝内清掃を目的として側溝蓋に手掛け穴が設けられており、側溝蓋と側溝本体とが分離した構造である。そのため、側溝上を歩きにくく、側溝上を車が通過するとカタカタと音がして煩かったり、コンクリート製の側溝蓋が破損したりする。そこで、これを改善するものとして、例えば特許文献1,2に記載のように側溝本体と側溝蓋との隙間にモルタルを注入して一体化させる工法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3943114号公報
【特許文献2】特許第5764378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1,2に記載の工法で、側溝蓋の外側面にモルタルを充填するための切欠き部を設け、この切欠き部に充填したモルタルによって側溝蓋を側溝本体に固定するものであるが、これらの工法では側溝本体の傷み具合によっては切欠き部と側溝本体との隙間からモルタルが漏れ、不経済となることがある。
【0005】
そこで、本発明においては、切欠き部を設けることなく側溝蓋を側溝本体に安定して固定することが可能な側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の側溝蓋は、側溝本体の蓋受け部に装着される側溝蓋であって、蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有するものである。
【0007】
本発明の側溝蓋によれば、側溝本体の蓋受け部に装着し、側溝本体の蓋受け部と外面との隙間にモルタルを充填することにより側溝が完成する。本発明の側溝蓋は、蓋受け部の側壁面に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体に対して楔状に設置され、固着する。
【0008】
本発明の側溝蓋は、外面の途中に下方が外側へ突出した段差部を有するものであることが望ましい。これにより、側溝本体の蓋受け部と外面との隙間に充填されたモルタルに対し、段差部が引っ掛かるので、側溝蓋が固定される。
【0009】
本発明の側溝蓋は、側溝本体の蓋受け部に装着される側溝蓋であって、鋼板により枠組みされた外枠であり、蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有する外枠と、外枠内に配設された鉄筋と、外枠内に打設され、外枠および鉄筋と一体化されたコンクリートとから構成されるものである。
【0010】
本発明の側溝蓋によれば、側溝本体の蓋受け部に装着し、側溝本体の蓋受け部と外枠の外面との隙間にモルタルを充填することにより側溝が完成する。本発明の側溝蓋は、蓋受け部の側壁面に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体に対して楔状に設置され、固着する。このとき、側溝蓋の側面には大きな負荷がかかるが、側溝蓋の側面外周は鋼板により被覆されているため、破損が防止される。
【0011】
また、外枠は、さらに側溝本体の側溝方向の側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜したものであることが望ましい。これにより、排水口を形成するために、本発明の側溝蓋を側溝方向に所定の隙間を隔てて配置した場合に、この隙間が下方へ向かうにつれて幅広となるため、ゴミ等が詰まりにくくなる。
【発明の効果】
【0012】
(1)側溝本体の蓋受け部に装着される側溝蓋であって、蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有する側溝蓋によれば、蓋受け部の側壁面に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体に対して楔状に設置され、固着するので、側溝上を車が通過した際の音の発生が防止される。
【0013】
(2)外面の途中に下方が外側へ突出した段差部を有することにより、側溝本体の蓋受け部と外面との隙間に充填されたモルタルに対し、段差部が引っ掛かるので、側溝蓋が固定されるので、側溝上を車が通過した際の側溝蓋の跳ね上げ、および音の発生が防止される。
【0014】
(3)鋼板により枠組みされた外枠であり、蓋受け部の側壁面に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面を有する外枠と、外枠内に配設された鉄筋と、外枠内に打設され、外枠および鉄筋と一体化されたコンクリートとから構成される側溝蓋によれば、蓋受け部の側壁面に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体に対して楔状に設置され、固着するので、側溝上を車が通過した際の音の発生が防止される。また、側溝蓋の側面外周が鋼板により被覆されているため、破損が防止される。
【0015】
(4)外枠がさらに側溝本体の側溝方向の側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜したものであることにより、排水口を形成するために、本発明の側溝蓋を側溝方向に所定の隙間を隔てて配置した場合に、この隙間が下方へ向かうにつれて幅広となるため、ゴミ等が詰まりにくくなり、水溜まりが軽減される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施の形態における側溝の断面図である。
図2図1の側溝蓋を示す図であって、(A)は平面図、(B)は(A)のI-I線断面図、(C)は(A)のII-II線断面図である。
図3】本実施形態における側溝蓋における車両載置時の荷重と応力の関係を示す説明図である。
図4】側溝蓋を側溝方向Yに所定の隙間を隔てて配置した場合の断面図である。
図5】本発明の別の実施の形態を示す側溝の断面図である。
図6図5の側溝蓋の正面図である。
図7図5の側溝蓋の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明の実施の形態における側溝の断面図、図2図1の側溝蓋を示す図であって、(A)は平面図、(B)は(A)のI-I線断面図、(C)は(A)のII-II線断面図である。
【0018】
図1に示すように、本発明の実施の形態における側溝1は、側溝本体2と、側溝蓋3と、側溝本体2と側溝蓋3との間に充填されたモルタル4とから構成される。側溝本体2は、流水溝20を構成する両側壁21の上部に蓋受け部22が形成されたものである。側溝本体2は、既設のものや、新設のコンクリート二次製品等である。側溝蓋3は、側溝本体2の蓋受け部22に装着される。側溝蓋3は、工場において製造されるコンクリート二次製品である。
【0019】
図2に示すように、側溝蓋3は、鋼板により枠組みされた外枠30と、外枠30内に配設された鉄筋31と、外枠30内に打設され、外枠30および鉄筋31と一体化されたコンクリート32とから構成される。外枠30は、側溝本体2の蓋受け部22の左右の側壁面23に対向する側面にそれぞれ配置された第1側壁30Aと、側溝本体2の側溝方向(側溝の延長方向)Y(図1に現れる面に垂直方向)の両端面にそれぞれ配置された第2側壁30Bとから構成される。
【0020】
第1側壁30Aは、長方形状の鋼板からなり、側溝本体2の蓋受け部22の側壁面23に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜するように傾斜角θAで斜めに設けられている。本実施形態においては、傾斜角θA=96°としている。一方、第2側壁30Bは、長方形状の鋼板からなり、第1側壁30Aの側溝方向Yの両端部に、傾斜角θB=90°すなわち垂直に設けられている。第1側壁30A、第2側壁30Bおよび鉄筋31は溶接により一体化される。
【0021】
なお、外枠30を構成する鋼板としては耐久性の観点から被覆鋼板を用いることが望ましい。また、経済性を考慮して鋼板は可能な限り薄いものを使用する。本実施形態においては、第1側壁30Aは厚さ3.2mmのものを使用し、第2側壁30Bは厚さ2.3mmのものを使用している。鉄筋31は、呼び名D10の異形鉄筋を使用している。
【0022】
上記構成の側溝蓋3は、装着される側溝本体2の蓋受け部22の左右の側壁面23間の幅Bに応じて工場で製造される。例えば、幅Bが400mmの側溝本体2の場合、側溝蓋3の幅Xは380mmとする。これにより、側溝蓋3を側溝本体2の蓋受け部22に装着した際に、側溝蓋3と側溝本体2の蓋受け部22の左右の側壁面23の上端との間にそれぞれ10mm程度ずつ隙間が形成される。この隙間からモルタル4を充填することにより側溝1が完成する。
【0023】
図3は本実施形態における側溝蓋3における車両載置時の荷重と応力の関係を示す説明図である。本実施形態における側溝蓋3では、蓋受け部22の側壁面23に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体2に対して楔状に設置され、固着するので、側溝1上を車が通過した際の音の発生が防止される。このとき、側溝蓋3の側面には大きな負荷がかかるが、側溝蓋3の側面外周は鋼板により被覆されているため、破損が防止される。
【0024】
なお、本実施形態においては、第1側壁30Aの傾斜角をθA=96°としているが、傾斜角θAは93°≦θA≦96°の範囲とすることが最も望ましい。この範囲では車両載置時の荷重と応力とのバランスが最も良く、長期に渡って側溝蓋3を側溝本体2に安定して固定することが可能となる。なお、傾斜角θAは、側溝蓋3の設置状況に応じて、90°<θA<100°の範囲で選択しても良い。また、状況によっては、θA≧100°とすることもある。
【0025】
また、第2側壁30Bは、第1側壁30Aと同様に、側溝本体2の側溝方向Yの側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜したもの、すなわち傾斜角θBを93°≦θB≦96°の範囲とすることも可能である。図4は側溝蓋3を側溝方向Yに所定の隙間を隔てて配置した場合の断面図である。
【0026】
図4に示すように、側溝蓋3を側溝方向Yに所定の隙間を隔てて配置することで、隣り合う側溝蓋3の間に排水口5が形成される。第2側壁30Bが、側溝本体2の側溝方向Yの側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜している場合、排水口5は下方へ向かうにつれて幅広となる。そのため、排水口5にゴミ等が詰まりにくくなり、水溜まりが軽減される。なお、傾斜角θBは、側溝蓋3の設置状況に応じて、90°<θB<100°の範囲で選択しても良い。また、状況によっては、θB≧100°とすることもある。
【0027】
本実施形態における側溝蓋3の特徴をまとめると以下の通りとなる。
(ア)コンクリート二次製品のため、現場打ちに比べて高品質である。
(イ)外枠30が任意形状に対応可能なため生産性が高く、安定調達できる。
(ウ)第1側壁30Aが内側に傾斜しており、間詰めされたモルタル4が支えとなって製品は安定する。
(エ)排水口5は上部に比べ下部が広いため、ゴミ等が詰まり難く、水溜りが軽減される。
(オ)側面部は鋼板で保護されるため、振動による破損は発生しない。
(カ)(1)側溝蓋3の敷設、(2)モルタル注入と単純作業のため、熟練工を必要とせず施工性に優れる。
(キ)上記により工程に優れる。
(ク)コンクリート32の表面をほうき目地仕上げとすることもでき、雨でぬれた時でも滑らず安全である。
(ケ)品質管理が容易である。
(コ)外枠30の側方四面を上よりも下を狭く勾配をつけたものでは、外枠30を積み上げると重なるため、滑らず安全である。
(サ)外枠30と鉄筋31とは溶接で一体化されているため堅固であり、変形し難く、製品は出来形・品質に優れる。
【0028】
次に、本発明の別の実施の形態における側溝について、図5図7を参照して説明する。図5は本発明の別の実施の形態を示す側溝の断面図、図6図5の側溝蓋の正面図、図7図5の側溝蓋の斜視図である。なお、図5図7において、上述の側溝1と共通する構成要素については同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0029】
図5に示す側溝1Aでは、前述の側溝蓋3に代えて側溝蓋6を使用する。側溝蓋6は、図6および図7に示すように、蓋受け部22の側壁面23に対向する側面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜した外面60を有する。外面60の途中には、下方が外側へ突出した段差部61を有する。本実施形態においては、段差部61は側溝蓋6の厚さ方向(上下方向)の中央に設けられている。
【0030】
側溝蓋6は、装着される側溝本体2の蓋受け部22の左右の側壁面23間の幅Bに応じて工場で製造されるコンクリート二次製品である。なお、図示は省略しているが、側溝蓋6内には鉄筋が配設されている。側溝1Aは、側溝蓋6を側溝本体2の蓋受け部22に装着し、側溝蓋6の外面60と側溝本体2の蓋受け部22の左右の側壁面23の上端との間に形成された隙間からモルタル4を充填することにより完成する。
【0031】
側溝蓋6は、蓋受け部22の側壁面23に対向する側面である外面60が下方へ向かうにつれて傾斜しているため、側溝本体2に対して楔状に設置され、固着する。特に、この側溝蓋6では、外面60の途中に下方が外側へ突出した段差部61を有し、側溝本体2の蓋受け部22と外面60との隙間に充填されたモルタル4に対し、この段差部61が引っ掛かることにより、側溝蓋6が固定されるので、側溝1A上を車が通過した際の側溝蓋6の跳ね上げ、および音の発生が防止される。
【0032】
なお、側溝蓋6では、外面60の途中に段差部61を設けた構成であるが、この段差部61を省略し、外面が上から下まで一様に内側へ傾斜した面とすることも可能である。この場合においても、蓋受け部22の側壁面23に対向する側面である外面が下方へ向かうにつれて内側へ傾斜しているため、側溝本体2に対して楔状に設置され、固着するので、側溝1A上を車が通過した際の音の発生が防止される。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、排水溝として設置される側溝を構成する側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法として有用であり、特に、切欠き部を設けることなく側溝蓋を側溝本体に安定して固定することが可能な側溝蓋およびこれを用いた側溝ならびに側溝蓋の施工方法として好適である。
【符号の説明】
【0034】
1,1A 側溝
2 側溝本体
20 流水溝
21 側壁
22 蓋受け部
23 側壁面
3,6 側溝蓋
30 外枠
30A 第1側壁
30B 第2側壁
31 鉄筋
32 コンクリート
60 外面
61 段差部
4 モルタル
5 排水口
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7