(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024061701
(43)【公開日】2024-05-08
(54)【発明の名称】ポイント増量アプリ「太陽光銭サー」
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0207 20230101AFI20240426BHJP
【FI】
G06Q30/02 320
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022169543
(22)【出願日】2022-10-23
(71)【出願人】
【識別番号】509083658
【氏名又は名称】齋藤 茂
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 茂
【テーマコード(参考)】
5L030
5L049
【Fターム(参考)】
5L030BB07
5L049BB07
(57)【要約】 (修正有)
【課題】有料「釣PAIDポイント」を販売するアプリケーション(自動販売機)において、当日の降水確率に合わせ、太陽光ポイントのまとめ買いを行うサービスにて、降水確率0%時の扱いを工夫するポイント増量アプリケーション「太陽光銭サー」を提供する。
【解決手段】ポイント増量アプリ「太陽光銭サー」では、シングル増量(100円)とダブル増量(200円)の二つのボタンをアプリケーションに設け、シングルでは、その日の降水確率(%)/100円分の加算ポイントとし、ダブルでは、その日の降水確率(%)/100円分に90Pをプラスしてを購入可能とする。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポイント増量アプリケーション(自動販売機)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件のタイトル「太陽光銭サー」は、降水確率を根拠に「有料」ポイントの販売法を示すもので、所謂、6時間おきの変動相場を反映させた、ポイント演算システムがその技術的根幹を成す。
【背景技術】
【0002】
「令和ポイントバブル」の先には統合が待っている。顧客情報を中心に、銘柄がそれぞれに描いてきた同心円的ネットワークの構図が、今まさに描き替えられようとしている。それが、降水確率を根拠とする緻密にして、且つ大胆なポイントシステム、即ち、インターネット通信技術の上で花開く、ポイント演算・配当システムなのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許出願番号2022-140421
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまでのポイントは、200円に1ポイントの割で支給されてきた。ユーザーへのサービスポイントの単価は5厘。一方で、ポイントには交換する際の出口にも料率が施されており、これが1ポイントにつき1円。入手する際の5厘との間に99銭と5厘の開きが生じる。これは言うまでもなく、ポイントの入手と消費の間に横たわる落差である。1円以下のミクロの出来事にしては、99,5銭は限りなく1円に近く、纏まった額は支給側の首を絞める結果となって現れ始めている。交換レートを崩して対応しても、サービスポイントの慢性的逆ザヤ現象に歯止めは効かない。
【課題を解決する為の手段】
【0005】
これにはサービスポイントから有料ポイントへの移行が必須だ。しかし、ユーザー側に深く根差すサービスポイントの認識は、一朝一夕では覆らない。莫大な経費と時間を要する。しかも、経費に見合うだけの結果が得られるとも限らない。そこで、黙っていても貯まる「釣銭」の、パワースポットに分け入ってみよう。
広辞苑には「支払った貨幣の額が代価を上回る場合、その分を少額の貨幣を用いて支払者に戻す金銭」とある。電子マネー・カード決済が日々日常化する中で、「絶滅危惧種」と目される「釣銭」の復活は果たして成るのか。一つだけ残された道がある。
釣銭でポイントを購入させることだ。即ち、釣銭をポイントに替えさせれば、支払うべき現金(釣銭)は、「釣PAIDポイント」(商願2022-089318)の売上げとして供給側に。一方、ポイントは、電子マネーとして、ユーザー側の手元に廻る。チャージして使う電子マネーに、貯める楽しみが加わる。供給側からすれば、電子マネーとして使わせる前のポイントで利益を稼げる。
その為に必要な新たなツールに、日々のショッピングタイムの午前と午後で相場を作る、「降水確率」の採用を決める。「10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%」、二桁揃いの降水確率の1%を1円と定めれば、「釣PAIDポイント」は即1ポイント=1円の交換レートを持つ電子マネーとして利用できる。
【発明の効果】
【0006】
午前と午後、雨と晴れの天候に拠って、バラエティに富んだポイントX倍EVERY DAYが実現される。しかも、降水確率の2桁ポイントは商品価格に左右されない。単品購入毎に増量されるポイントに、購入モチベーションがくすぐられ、降水確率の需要は鰻上り。100円四方に拡張された市場(
図2)で、ランク別平均収益は1p≒4円に上る。(
図3)
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施する為の形態】
【0008】
購入機会1回毎の釣銭発生率は極めて高く、支払う金種に応じて、その額も多様である。しかし、カード決済に於いて、釣銭額はその対象に上らない。
そこで、支払う金種に拠って異なる釣銭市場を100円に固定し、「百均釣銭」として降水確率とのベストマッチ(1%=1ポイント)を図る。
100円市場に於けるポイント単価は、降水確率ごとに異なり相場を形成する。降水確率100%時に1ポイント=1円の交換レート(ポイント⇔電子マネー)を示す以外は、すべて円高で推移、降水確率10%時に10円=1ポイントの最高値を呼ぶ。電子マネーの交換レート(1円=1ポイント)に対し、平均単価(1ポイント=5円)が、4円の利益をもたらす。
【0009】
商品価格に左右されない釣PAIDポイント(百均釣銭)は、アプリ(=自動販売機)販売も可能である。チャージシステムと区別した、増量ボタンに拠る販売とし、チャージ&増量機能を併用させたアプリ販売を心掛ける。
増量ボタンはシングルとダブルの二つを用意し、それぞれ100円・200円の投入で、その日の降水確率分(ダブルは00%分90pをプラス)を購入可能とする。
【0010】
降水確率は釣銭市場の形成に有効なのである。基本的に1p=1円の生産市場が欲しいポイント銘柄に対し、ポイント収益の為のみに市場を運営する業態(≒証券取引所)が、新たな分業システムを構築する確率が極めて高い。これを担わせるに相応しいのは、地域経済の活性化を目論む地方自治体や公共交通機関が相応しい。