特開 2024-62308 折り畳み収納買物袋

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2024062308

(43)【公開日】2024-05-09

(54)【発明の名称】折り畳み収納買物袋

(51)【国際特許分類】

   A45C 7/00 20060101AFI20240430BHJP

   A45C 3/04 20060101ALI20240430BHJP

   B65D 30/20 20060101ALI20240430BHJP

【ＦＩ】

A45C7/00 H

A45C3/04 A

B65D30/20 Z

【審査請求】未請求

【請求項の数】1

【出願形態】書面

(21)【出願番号】P 2022180622

(22)【出願日】2022-10-24

【公序良俗違反の表示】

（特許庁注：以下のものは登録商標）

１．エコバック

(71)【出願人】

【識別番号】521312891

【氏名又は名称】畠山 牧人

(72)【発明者】

【氏名】畠山 牧人

【テーマコード（参考）】

3B045

3E064

【Ｆターム（参考）】

3B045AA53

3B045CB05

3B045CE01

3B045CE07

3B045CE08

3B045CE09

3B045DA41

3B045DA44

3B045FA01

3B045GA01

3B045GC01

3B045GD01

3E064BA60

3E064EA05

3E064EA06

3E064EA10

3E064EA16

3E064EA30

3E064FA01

3E064HF02

3E064HF10

3E064HG03

3E064HJ01

3E064HM01

3E064HU01

3E064HU02

(57)【要約】

【課題】容易に折り畳み小さなバックやポケットに収まり、尚且つ使用頻度が増えても当初の性能が保てる折り畳み収納買物袋を提供する。
【解決手段】上部に開口部を設けた薄く柔らかい素材の買物袋（２）に硬さの異なる薄く硬い素材の正方形（３）を数ミリの隙間（５）をあけ格子状に貼り付け、若しくは３Ｄ印刷ないしＵＶ印刷をした、２種類の異なる素材構成により折り畳みを容易にし、薄型に収納できる折り畳み買物袋。
【選択図】図１

【特許請求の範囲】

【請求項1】

上部に開口部を設けた薄く柔らかい素材の買物袋（２）に硬さの異なる薄く硬い素材の正方形（３）を数ミリの隙間（５）をあけ格子状に貼り付け、若しくは３Ｄ印刷ないしＵＶ印刷をした、２種類の異なる素材構成により折り畳みを容易にし、薄型に収納できる折り畳み買物袋。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、２種類の異なる素材構成により折り畳みを容易にし、薄型に収納できる折り畳み収納買物袋である。

【背景技術】

【0002】

従来のいわゆるエコバックは小さく収納しても膨らみや丸みがあり、小型バックやポケットに収納が容易にできない

【0003】

従来のいわゆるエコバックは小さく正確に畳むのが難しい物が多い。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0004】

【特許文献1】実登３２２５０９２号公報

【特許文献2】実登３１６２８１９号公報

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0005】

特許文献１及び特許文献２に記載される折り畳み式エコバック（買物袋）は、プリーツ加工により山折り谷折りが決められている為に畳む方向、順番の自由度が無い。

【0006】

また、使用期間が長くなるとエコバック全体にも皺などが入りプリーツ加工以外の所に折り癖が付き、当初の容易に折り畳めるという性能が保てなくなる。

【課題を解決するための手段】

【0007】

上記課題を解決する為に本発明は、折り畳む際に山折り谷折りの順番を気にせずに折り畳める様に、折り畳み収納買物袋本体を薄く柔らかい材質で構成しその表裏上に薄く固い材質の正方形を数ミリあけ格子状に貼り付け、若しくは同形状の正方形を３Ｄ印刷ないしＵＶ印刷することにより構成素材を２種に分け、薄く柔らかい部分を折り畳む部分として山折り谷折りを自由に選択し容易にコンパクトに収納することを可能とした、折り畳み収納買物袋である。

【0008】

また、使用期間が長くなっても折り畳む部分以外の殆どを薄く固い材質にすることで皺が入り難くなり、当初の容易に折り畳めるという性能を保つようにした、折り畳み収納買物袋である。

【発明の効果】

【0009】

本発明の折り畳み収納買物袋は、正方形を囲む格子状の薄く柔らかい部分を、縦に山折り谷折りを交互に折り畳み、それを縦に蛇腹に折り畳み付属のゴムベルトで留めることによって薄いコンパクトな正方形となり、小さなバックやポケットにも収納できる。

【0010】

また、折り畳み収納買物袋は殆どが薄く強度のある正方形で構成される為、長期使用や収納品の形状に左右されず当初の容易に折り畳めるという性能を保つことができる。

【0011】

尚且、折り畳み収納買物袋の表面には格子状に正方形が独立して並ぶので、自由なカーラーリングができるため女性でも男性でもお洒落に利用できるデザインが可能である。

【図面の簡単な説明】

【0012】

【図1】本発明に係わる折り畳み収納買物袋の正面図である。

【図2】図１を縦方向に山折り谷折りを交互の折り畳んだ状態の図面である。

【図3】図２を横方向に蛇腹折りにし取手部分を巻き込みゴムバンドで纏めた図である。

【発明を実施するための形態】

【0013】

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図１は、上部に開口部を設けた薄く柔らかい素材の買物袋（２）に硬さの異なる薄く硬い素材の正方形（３）を数ミリの隙間（５）をあけ格子状に貼り付け、若しくは３Ｄ印刷ないしＵＶ印刷をした正面図である。

【0014】

次に折り畳み方法を説明する。
図１の（６）の位置を縦方向に最初の折りは任意で決め山折り谷折りを交互に行うと図２のようになる。図２の（７）の位置で蛇腹折りにし、最後に取手（４）の部分を巻き込み付属のゴムバンド（８）で纏めると図３のように薄いコンパクト正方形に形成される。

【符号の説明】

【0015】

１ 折り畳み収納買物袋
２ 薄く柔らかい素材の買物袋本体
３ 薄く硬い素材の正方形のシート若しくは塗料
４ 薄く柔らかい素材の買物袋の取手部分
５ 薄く柔らかい素材の数ミリの隙間、山折り谷折りする部分
６ 折り畳む最初縦方向に山折り谷折りをする位置
７ 横方向に蛇腹折りにする位置
８ ゴムバンド

【図1】

【図2】

【図3】