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特開2024-62313鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す)
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  • 特開-鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す) 図1
  • 特開-鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す) 図2
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  • 特開-鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す) 図4
  • 特開-鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す) 図5
  • 特開-鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す) 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062313
(43)【公開日】2024-05-09
(54)【発明の名称】鋼管内を避難室としたシェルターベッド。(以下シェルターベッドと表す)
(51)【国際特許分類】
   A47C 19/00 20060101AFI20240430BHJP
【FI】
A47C19/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022180629
(22)【出願日】2022-10-24
(71)【出願人】
【識別番号】000212119
【氏名又は名称】中村 勝洋
(72)【発明者】
【氏名】中村 勝洋
(57)【要約】
【課題】緊急時においてミサイルの攻撃や、地震などの自然災害などで家屋の崩壊の時身の安全を図る避難場所があるとよい。
【解決手段】避難ツールとして、家具でありながらいざというときにシェルターとして利用できる鋼管内を避難室としたシェルターベッドを用意する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドの寝台の下の脚部をなくし、寝台の下には、頑丈な鋼管を避難室としたシェルターを設けてなる、鋼管を避難室としたシェルターベッド。
頑丈なシェルターは構造物を鋼鈑で作ったものでもよいが、本発明の鋼管を避難室としたシェルターベッドにおいては、大口径の鋼管を使用している、汎用品の鋼管は、直径50cm前後×長さ2m×肉厚3mm~10mm程のものである、上記鋼管が二本長さを揃えて水平に並べた状態で鋼管を収納する両端が解放したケースに納められる、この鋼管収めるケースは、高さ約51cm×幅約1m×長さ2,1mの両端が解放した箱型であるこの鋼管を収納した鋼管収納ケースの上板の上に、ベッド台を置きそのベッド台の底板の上、にマットを敷いて鋼管を避難室としたシェルターベッドはできている。 鋼管を収納するケースの開口部に防風扉はつけない、それは外開きの扉では開口部あたりを家屋崩壊で瓦礫など落下物で囲まれたとき鋼管から脱出しようとしても扉があかず、閉じ込められる恐れがあるからである、本発明の鋼管を避難室としたシェルターベッドにおいては、鋼管を収納するケースの両端の開口部の外に防風用の金属でできた衝立てが立てられてミサイルなどの爆発による爆風を防ぐことができる、
戦争においては、一般市民の生活圏にもミサイル攻撃の砲弾が飛んでくる、本発明の鋼管を避難室としたシェルターベッドは、日常生活には邪魔にならず、いざJアラートや防空警報が発せられたときに素早く鋼管内に潜り込んで身の安全を図ることができる、
平時においては、巨大地震や地すべり、土砂崩れなど自然災害による家屋の崩壊などから身を守ることを目的とした家庭用シェルターである。この鋼管を避難室としたシェルターベッド一台で大人二名+子供が避難することが出来る、鋼管内に避難している人は、家屋が崩壊して瓦礫の下敷きになっても体が押し潰されることはない、以上を特徴とした鋼管を避難室としたシェルターベッドである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、戦時下のミサイル攻撃の爆風やそれに伴う家屋の崩壊から身を守る平時においては、地震や地滑りなどの自然災害で起きる家屋の崩壊から身体を守る家庭用シェルターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、某国などでは、敵国により一般市民がロケット砲やミサイル攻撃を受け多数の被害者が出た、
【0003】
以下、図5で示すように緊急時には素早くシェルターベッド8の大口径の鋼管の胴部1内に避難することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上述べたように従来の家屋ではミサイルの攻撃に対して、また地震などの家屋の崩壊などに対して一般家屋には避難場所がなかった。
【0005】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、緊急時、シェルターベッド8の下部にある頑丈な鋼管の胴部1内に避難することを可能にした。
【課題を解決しようとするための手段】
安全のため各家庭もシェルターを設備したいが、その費用が高額だったり、設置するスペースがなかった、
【0006】
第一の解決手段は本発明のシェルターベッド8においては、ベッドの下部にその避難場所機能をもたせたことによってスペースの問題を解決した。
【0007】
また第二の解決手段は、
シェルターとなる鋼管の胴部1の開口部は直径50cm前後の汎用品の鋼管を長さ2メートルにカットするだけで、構造物を制作することなく、高額な費用は掛からないようにした。
【0008】
シェルターベッド8は日常の生活の邪魔になることはない。
【発明の効果】
上述したように本発明のシェルターベッド8に拠れば、防空警報が鳴れば素早くシェルターベッド8の鋼管の胴部1の中に身を隠すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の大口径の鋼管の斜視図。
図2】大口径の鋼管を二本収納できる収納ケースの斜視図。
図3】二本の鋼管を収納した収納ケースの斜視図。
図4】収納ケースの上に置くベッド台斜視図。
図5】ベッド台の底板の上に敷くマット。
図6】シェルターベッドの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【00010】
以下、本発明の実施の形態を図1から図6に基ずいて説明する、
図において1は、鋼管は、肉厚が3mm~10mm×口径50cm前後×長さが2mである、図2で示すように二本の鋼管を収納するケースは両端が解放している、図3は、二本の鋼管は収容ケース内に納められる、図4では鋼管を収めたケースの上にベッド台が置かれる、そのベッド台の底板の上にマットが敷かれて図6のようにシェルターベッド8ができている。
【符号の説明】
【0011】
1 大口径の鋼管
2 大口径の鋼管の胴部
3 鋼管の開口部
4 鋼管を収納する両端が解放したケース
5 鋼管を収納するケースの開口部
6 鋼管を収納した鋼管収納ケース
7 ベッド台
8 ベッド台の柵
9 ベッド台の囲い板
10 ベッド台の底板
11 マット
12 防風衝立
13 鋼管内に避難している人
15 鋼管内を避難室としたシェルターベッド
図1
図2
図3
図4
図5
図6