(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062458
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】レジ用ポリ袋開口部オープナー
(51)【国際特許分類】
B65B 69/00 20060101AFI20240501BHJP
【FI】
B65B69/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022170291
(22)【出願日】2022-10-25
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-04-27
(71)【出願人】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【テーマコード(参考)】
3E058
【Fターム(参考)】
3E058AA04
3E058CB10
(57)【要約】
【課題】
高齢者の方などがスーパーマーケットでレジ用ポリ袋に商品を入れようとしてもレジ用
ポリ袋の開口部が開かないので、手でもんだり、手の指を湿したりして困っている(特に冬場)。
【解決手段】
静電誘導の法則の応用と塑性変形の対応技術の併用でポリ袋の開口部を容易に開けられる
レジ用ポリ袋開口部オープナーを提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
奥側と手前側のそれぞれの表面に塩ビシートを配置する為に塩ビシートを
予め設定した大きさに二つ折りにして、前記二つ折りにした塩ビシートそれぞれの内側に
波ゴムシートを入れた適度の厚みのアルミ箔で包んだ導体を取付け、
奥側から二つ折りにした奥側の表面の塩ビシート、奥側の内側に波ゴムシートを入れた
適度の厚みのアルミ箔で包んだ導体、手前側の内側の波ゴムシートを入れた適度の厚みの
アルミ箔で包んだ導体、手前側の二つ折りにした表面の塩ビシートをこの順で配設し、
一対の積層体をレジ用ポリ袋開口部オープナーとし前記レジ用ポリ袋を前記一対の積層体
で挟み積層体を外側から2本の指で摘まみ加圧しながら前記レジ用ポリ袋の開口部を
図4で示すA点からB点までスライドさせ摩擦で自由電子を前記レジ用ポリ袋に移動させ
奥側と手前側のそれぞれの前記レジ用ポリ袋の開口部の斥力を強め反発力上げ
プラスの静電気力が大きい前記2本の指を使用してマイナスに帯電した前記レジ用ポリ袋
の先端を摘まみ左右に引っ張り容易にレジ用ポリ袋の開口部を開ける事を特徴とする
レジ用ポリ袋開口部オープナー。
【請求項2】
請求項1の仕組みを利用して、前記一対の積層体で挟み積層体の外側を指で摘まみ加圧
しながら前記レジ用ポリ袋の先端の開口部の表面を
図4で示すA点からB点まで
スライドさせ摩擦で自由電子を前記レジ用ポリ袋に移動させる事により前記積層体を
摘まんだ指のプラスの静電気力が大きくなり、マイナスに帯電した前記レジ用ポリ袋の
先端を摘まむ時滑りにくくなり前記レジ用ポリ袋の先端を摘まみやすくなり左右に
引っ張りやすく容易にレジ用ポリ袋の開口部を開ける事ができる事を特徴とする
レジ用ポリ袋開口部オープナー。
【請求項3】
請求項1の中で組み込んだ、波ゴムシートを入れた適度の厚みのアルミ箔で包んだ
導体を使用する事によりミシン目の切断部に圧着部が残っているものを凹凸の付いた
積層体表面で擦ることにより圧着部がホグレ、レジ用ポリ袋の先端を摘まみ左右に
引っ張り容易にレジ用ポリ袋の開口部を開ける事を特徴とする
レジ用ポリ袋開口部オープナー。
【請求項4】
ロール型ポリ袋スタンドから切り取ったレジ用ポリ袋の先端の端を片手Aで摘まみ
空いている方の片方Bの手の二本の指レジ用ポリ袋開口部オープナーを使用して
前記片手Aで摘まんでいるレジ用ポリ袋の先端の横を摘まみ
図4で示す方向に
前記レジ用ポリ袋開口部オープナーをスライドさせ、前記レジ用ポリ袋の先端を
摘まみ左右に引っ張り容易にレジ用ポリ袋の開口部を開ける事を特徴とする
レジ用ポリ袋開口部オープナー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はレジ用ポリ袋開口部オープナーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
静電誘導と機械要素の併用技術
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2022-012467号公報
【特許文献2】実用新案3237379号公報
【特許文献3】特願2006-294867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高齢者のスーパーマーケットでの困りごと(特に冬場)解決へグッズ提供。
【課題を解決するための手段】
【0005】
静電誘導の法則の応用と塑性変形の対応技術の併用でレジ用ポリ袋の開口部を容易に
開けられるように下記の手段をとった。
奥側と手前側のそれぞれの表面に塩ビシートを配置する為に塩ビシートを
予め設定した大きさに二つ折りにして、前記二つ折りにした塩ビシートそれぞれの内側に
波ゴムシートを入れた適度の厚みのアルミ箔で包んだ導体を取付け、
奥側から二つ折りにした奥側の表面の塩ビシート、奥側の内側に波ゴムシートを入れた
適度の厚みのアルミ箔で包んだ導体、手前側の内側の波ゴムシートを入れた適度の厚みの
アルミ箔で包んだ導体、手前側の二つ折りにした表面の塩ビシートをこの順で配設し、
一対の積層体をレジ用ポリ袋開口部オープナーとし前記レジ用ポリ袋を前記一対の積層体
で挟み積層体を外側から2本の指で摘まみ加圧しながら前記レジ用ポリ袋の開口部を
図5で示すA点からB点までスライドさせ摩擦で自由電子を前記レジ用ポリ袋に移動させ
奥側と手前側のそれぞれの前記レジ用ポリ袋の開口部の斥力を強め反発力上げ
プラスの静電気力が大きい前記2本の指を使用してマイナスに帯電した前記レジ用ポリ袋
の先端を摘まみ左右に引っ張り容易にレジ用ポリ袋の開口部が開けられるようにした。
又、前記一対の積層体で挟み積層体の外側を指で摘まみ加圧しながら前記レジ用ポリ袋の
先端の開口部の表面を
図5で示すA点からB点までスライドさせ摩擦で自由電子を前記
レジ用ポリ袋に移動させる事により前記積層体を摘まんだ指のプラスの静電気力が大きく
なり、マイナスに帯電した前記レジ用ポリ袋の先端を摘まむ時滑りにくくなり前記レジ用
ポリ袋の先端を摘まみやすくした。
請求項1の中で組み込んだ、波ゴムシートを入れた適度の厚みのアルミ箔で包んだ
導体を使用する事によりミシン目の切断部に圧着部が残っているものを凹凸の付いた
積層体表面で擦ることにより圧着部がホグレ、静電誘導の斥力による反発力を補足できる
ものとした。
ロール型ポリ袋スタンドから切り取ったレジ用ポリ袋の先端の端を片手Aで摘まみ
空いている方の片方Bの手の二本の指レジ用ポリ袋開口部オープナーを使用して
前記片手Aで摘まんでいるレジ用ポリ袋の先端の横を摘まみ
図4で示す方向に
前記レジ用ポリ袋開口部オープナーをスライドさせる事により安定して開口部を
容易に開けられるようにした。
【発明の効果】
【0006】
レジ用ポリ袋開口部オープナーの使用で湿度が低い冬で高齢の乾燥肌の人でも容易に
レジ用ポリ袋の開口部が開けられる様になった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1はレジ用ポリ袋開口部オープナー断面詳細図
【
図3】
図3はレジ用ポリ袋開口部オープナー積層体取付け前図
【
図4】
図4はレジ用ポリ袋開口部オープナー上視図断面
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態を
図1~
図12に基づいて説明する。
【0009】
図1はレジ用ポリ袋開口部オープナー積層体部断面の詳細を示す図である。
【0010】
図2はレジ用ポリ袋開口部オープナー積層体部断面図である。
【0011】
図3はレジ用ポリ袋開口部オープナー積層体取付け前の説明図である。
【0012】
図4はレジ用ポリ袋開口部オープナー上視図断面で積層体の移動範囲を示す。
【0013】
図5はレジ用ポリ袋開口部オープナーの移動状態を示す側面図である。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
図12はレジ用ポリ袋開口部オープナーの試作例である。
【実施例0021】
静電誘導の法則の応用と塑性変形の対応技術の併用でレジ用ポリ袋の開口部を容易に
開けられるように下記の手段をとった。奥側と手前側のそれぞれの表面に塩ビシートを配置する為に塩ビシートを予め設定した大きさに二つ折りにして、前記二つ折りにした塩ビシートそれぞれの内側に
波ゴムシートを入れたアルミ箔で包んだ導体を取付け、
奥側から二つ折りにした奥側の表面の塩ビシート、奥側の内側に波ゴムシートを
入れた
アルミ箔で包んだ導体、手前側の内側の波ゴムシートを入れた
アルミ箔で包んだ導体、手前側の二つ折りにした表面の塩ビシートをこの順で配し、
一対の積層体をレジ用ポリ袋開口部オープナーとし前記レジ用ポリ袋を
前記一対の積層体
で挟み積層体を外側から加圧しながら前記レジ用ポリ袋の開口部を
図5で示すA点からB点までスライドさせ摩擦で自由電子を前記レジ用ポリ袋に
移動させ奥側と手前側のそれぞれの前記レジ用ポリ袋の開口部の斥力を強め
反発力
を上げ
マイナスに帯電しレジ用ポリ袋の先端が容易に開けられるようにした。