(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062535
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】表示装置、表示装置の制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20240501BHJP
G06F 40/166 20200101ALI20240501BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F40/166
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022170425
(22)【出願日】2022-10-25
(71)【出願人】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100179475
【弁理士】
【氏名又は名称】仲井 智至
(74)【代理人】
【識別番号】100216253
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 宏紀
(74)【代理人】
【識別番号】100225901
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 真之
(72)【発明者】
【氏名】山田 裕介
(72)【発明者】
【氏名】前田 将宏
(72)【発明者】
【氏名】黒田 直人
【テーマコード(参考)】
5B109
5E555
【Fターム(参考)】
5B109NE03
5E555AA22
5E555AA27
5E555BA02
5E555BA73
5E555BB02
5E555BC18
5E555CB36
5E555CC15
5E555DB33
5E555DB43
5E555DB52
5E555DC31
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】ユーザーの利便性を向上させる表示装置を提供する。
【解決手段】操作を受け付ける受付部、及び表示部として機能するタッチパネル131と、文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域221と、分書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域223と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部150と、を備え、制御部150は、タッチパネル131によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を第2表示領域223に表示させ、追加ページのページ画像の縮小画像を含むサムネイル画像束21を第1表示領域221に表示させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、
前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置。
【請求項2】
前記受付部は、前記追加ページとして、空白ページ、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製、又は、外部入力される撮影画像の選択を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた追加ページを前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記追加ページとして、前記文書ファイルに含まれるページが選択される場合、前記文書ファイルに含まれるページのアスペクト比に基づいて前記追加ページのアスペクト比を設定し、
前記追加ページとして、前記撮影画像が選択される場合、前記外部入力される撮影画像のアスペクト比に基づいて前記追加ページのアスペクト比を設定する、請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記受付部により受け付ける指示位置の軌跡に従って前記追加ページに描画線を描画し、
前記追加ページが前記空白ページである場合、透過性を有する前記描画線を前記追加ページに描画し、
前記追加ページが前記撮影画像である場合、透過性を有しない前記描画線を前記追加ページに描画する、請求項2又は3記載の表示装置。
【請求項5】
前記受付部は、前記追加ページとして、前記描画線が描画された前記追加ページの選択を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた追加ページを前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、請求項4記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記受付部が受け付けた操作により選択されたページの前、又は後ろに、前記追加ページのページ画像を表示させる、請求項1記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させるときに、前記追加ページのページ画像の縮小画像には、ページ番号を付与しない、請求項1記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記空白ページを選択する操作を受け付ける第1操作画像と、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製を選択する操作を受け付ける第2操作画像と、外部入力される撮影画像を選択する操作を受け付ける第3操作画像と、を表示させ、
前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像のいずれが操作されたのかを判定して、前記追加ページとして、前記空白ページ、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製、及び、前記外部入力される撮影画像のいずれを追加するのかを判定し、
前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像は、第1の仮想軸に並べて配置され、前記第1の仮想軸と交差する第2の仮想軸の周りに回転され、かつ、前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像の斜め上方から俯瞰したように変形される、請求項2記載の表示装置。
【請求項9】
操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、
前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を縮小した縮小ページ画像を生成し、
前記縮小ページ画像を、前記受付部が受け付ける操作により選択されるページのページ画像に重畳して前記第2表示領域に表示させ、
前記縮小ページ画像を重畳する前記ページ画像の縮小画像の画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置。
【請求項10】
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させるステップと、
ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させるステップと、
前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させるステップと、を含む、表示装置の制御方法。
【請求項11】
コンピューターに、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させる手順と、
ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させる手順と、
前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる手順と、
を実行させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示装置の制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、表示面に複数のサムネイル画像を所定の順序で一覧配列して表示し、所望のサムネイル画像をタッチして選択することにより所望のサムネイル画像に対応付けられたメニューアイコンを表示する装置が知られている。
例えば、特許文献1は、複数のサムネイル画像で構成される画像束において、サムネイル画像又は画像束が選択されると、画像束とは重ならない位置に、選択されたサムネイル画像又は画像束に対応付けられたメニューアイコンを表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
文書ファイルを閲覧する場合、文書ファイルの選択したページにページを追加したり、撮影画像を追加したりしたいというニーズがある。しかし、文書ファイルにおいて、ページが追加された位置を容易に確認することができず、利便性の向上が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、操作を受け付ける受付部と、表示部と、文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置である。
【0006】
本開示は、操作を受け付ける受付部と、表示部と、文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を縮小した縮小ページ画像を生成し、前記縮小ページ画像を、前記受付部が受け付ける操作により選択されるページのページ画像に重畳して前記第2表示領域に表示させ、前記縮小ページ画像を重畳する前記ページ画像の縮小画像の画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置である。
【0007】
本開示は、文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させるステップと、ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させるステップと、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させるステップと、を含む、表示装置の制御方法である。
【0008】
本開示は、コンピューターに、文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させる手順と、ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させる手順と、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる手順と、を実行させる、プログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図3】サムネイル画像束の俯瞰画像の生成方法を説明するための図。
【
図4】サムネイル画像束の俯瞰画像の生成方法を説明するための図。
【
図5】サムネイル画像束の俯瞰画像の生成方法を説明するための図。
【
図6】サムネイル画像束の俯瞰画像の生成方法を説明するための図。
【
図9】第1表示領域に表示されるサムネイル画像束の一例を示す図。
【
図12】第2表示領域の表示が変化する様子を示す図。
【
図13】第2表示領域の表示が変化する様子を示す図。
【
図15】複数ページのページ画像を見開き表示した表示状態を示す図。
【
図16】追加したページ画像、又は、追加したページ画像のサムネイル画像が長押しされた場合に表示される第1操作アイコンを示す図。
【
図17】追加ページのページ画像として撮影画像が追加された場合のタッチパネルの表示状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。
図1は、表示装置100の構成を示す図である。
図1を参照しながら表示装置100の構成について説明する。
表示装置100は、無線通信部110、カメラ120、表示部130及び制御部150を備える。表示装置100には、例えば、ノート型やデスクトップ型、タブレット型のパーソナルコンピューターや、スマートフォン等が用いられる。
【0011】
無線通信部110は、無線モジュール及びアンテナを備え、無線ネットワークを介してサーバー装置等の外部の装置と通信を行う。
【0012】
カメラ120は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。
【0013】
表示部130は、表示パネルとタッチセンサーとを含むタッチパネル131を備える。表示パネルには、例えば、液晶パネルや、有機EL(Electro Luminescence)パネルが用いられる。タッチセンサーは、表示パネルに対するタッチ操作を検出する。タッチセンサーは、電子ペンや、ユーザーの指等の指示体が接触したタッチパネル131の位置であるタッチ位置をタッチ操作として検出する。タッチセンサーは、検出したタッチ位置を含む操作信号を制御部150に出力する。タッチ位置は、表示パネルに設定された座標系での座標により示される。タッチパネル131は、受付部に相当する。
【0014】
制御部150は、記憶部160と、プロセッサー170とを備える。
【0015】
記憶部160は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の半導体メモリーと、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性の半導体メモリーとを備える。また、例えば、表示装置100がスマートフォンである場合、記憶部160としてSDカードを備える構成であってもよい。また、表示装置100が、パーソナルコンピューターである場合、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置を備える構成であってもよい。
【0016】
記憶部160は、プロセッサー170が実行するOS(Operating System)161や、アプリケーションプログラム163を記憶する。アプリケーションプログラム163を、以下、アプリ163と表記する。
【0017】
また、記憶部160は、文書ファイル165を記憶する。文書ファイル165には、例えば、電子マニュアルや電子書籍、ユーザーが作成する文書等が含まれる。文書ファイル165は、ユーザーがアプリ163を実行して生成したファイルであってもよいし、無線通信部110により外部の装置から取得したファイルであってもよい。
【0018】
プロセッサー170は、CPU(Central Processing Unit)により構成される。また、制御部150を、CPUや、GPU(Graphics Processing Unit)、通信インターフェイスや、各種センサー等を搭載したSoC(System-on-a-Chip)により構成してもよい。
プロセッサー170は、OS161やアプリ163を実行して、表示装置100の各部を制御する。
【0019】
制御部150は、機能ブロックとして、サムネイル画像束生成部171と、表示生成部173とを備える。これらの機能ブロックは、プロセッサー170がOS161やアプリ163を実行することにより実現される機能をブロックにより便宜的に示したものである。
【0020】
図2は、サムネイル画像束21の一例を示す図である。
サムネイル画像束生成部171は、記憶部160から文書ファイル165を読み出し、読み出した文書ファイル165に含まれる各ページの画像であるページ画像25を縮小したサムネイル画像211を生成する。サムネイル画像束生成部171は、生成した複数のサムネイル画像211の束であるサムネイル画像束21に基づき、サムネイル画像束21を俯瞰した俯瞰画像を生成する。俯瞰画像は、仮想空間内に配置したサムネイル画像束21を、観測者が仮想空間内の任意の視点から見た場合に、観測者が視認する画像である。
【0021】
サムネイル画像束生成部171は、タッチパネル131の表示面135の横方向に平行な第1仮想軸Qの方向に、複数のサムネイル画像211を並べる。複数のサムネイル画像211は、ユーザーの操作に対応させて第1仮想軸Qに沿って移動させることができる。
さらに、サムネイル画像束生成部171は、表示面135の縦方向に平行であって、第1仮想軸Qと交差する第2仮想軸Mを中心にして複数のサムネイル画像211を回転させる。さらにサムネイル画像束生成部171は、第2仮想軸Mを中心に回転させることで、サムネイル画像束21の俯瞰画像を生成する。
【0022】
ここで、
図3~
図6を参照しながらサムネイル画像束21の俯瞰画像の生成方法について説明する。
先ず、サムネイル画像束生成部171は、
図3に示すサムネイル画像211-1を正面から見たサムネイル画像211-1に対して、
図4に示すように、横幅を変化させないようにしつつ、縦方向の変形を加える。これにより、
図4に示すように、サムネイル画像211-1の右辺を左辺に対してS・sinθ・tanφだけずらしたサムネイル画像211-2が生成される。角度φの図示は省略する。
【0023】
次に、サムネイル画像束生成部171は、
図5に示すように、サムネイル画像211-2を、cosθの倍率で横方向に縮小してサムネイル画像211-3を生成する。この結果、サムネイル画像211-3の横幅は、S・cosθとなる。
【0024】
最後に、サムネイル画像束生成部171は、
図6に示すように、サムネイル画像211-3をcosφの倍率で縦方向に縮小したサムネイル画像211-4を生成する。この結果、サムネイル画像211-4の縦方向の寸法は、L・cosφとなる。これにより、サムネイル画像211-1を、第2仮想軸Mを中心にして回転角θで回転させ、さらに、第1仮想軸Qを中心に回転させたサムネイル画像211-4が得られる。換言すれば、サムネイル画像211-1を、第2仮想軸Mを中心にして回転角θで回転させ、且つ、サムネイル画像211-1の上辺より上の視点からサムネイル画像211-1を俯角φで見下ろしたサムネイル画像211-4が得られる。
【0025】
回転角θは、第1仮想軸Q上での位置に基づき、予め設定された回転角に設定される。つまり、表示面135の中央から離れるにつれて回転角θは徐々に大きな角度に設定される。
【0026】
サムネイル画像束生成部171は、後述する第1操作アイコン300や、第2操作アイコン310についても、同様に、斜め上方から俯瞰したように変形された俯瞰画像を生成する。第1操作アイコン300及び第2操作アイコン310の表示態様は、サムネイル画像束21と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0027】
表示制御部173は、サムネイル画像束生成部171が生成したサムネイル画像束21や、ページ画像25に基づき、タッチパネル131の表示面135に表示するアプリ画面20を生成する。アプリ画面20は、表示画面に相当し、一覧画面20A及び閲覧画面20Bが含まれる。一覧画面20Aや閲覧画面20Bには、ホーム画面に戻る操作が対応づけられたホームボタン11や、1つ前の画面に戻る操作が対応づけられたバックボタン13がそれぞれ表示される。バックボタン13は、戻るボタンに相当する。
【0028】
図7~
図17を参照しながらアプリ画面20について説明する。
図7~
図17において、図中で上に向かう方向を上方として符号UPで示し、図中で下に向かう方向を下方として符号DWで示し、図中で左に向かう方向を左方向として符号Lで示し、図中で右に向かう方向を右方向として符号Rで示す。
【0029】
図7は、一覧画面20Aの一例を示す図である。
一覧画面20Aとは、記憶部160が記憶する文書ファイル165のうち、ユーザーが選択した複数の文書ファイル165を一覧表示した画面である。一覧画面20Aでは、サムネイル画像束21とメインサムネイル画像23の組み合わせが文書ファイル165ごとに表示される。ここでは、記憶部160に、文書ファイル165A、B、C、・・・、Nまでの文書ファイル165が記憶されていると仮定して説明する。文書ファイル165Aのサムネイル画像束21を、サムネイル画像束21Aと表示し、メインサムネイル画像23を、メインサムネイル画像23Aと表す。文書B、・・・、Nについても同様である。Nは、任意の自然数である。
【0030】
一覧画面20Aには、文書ファイル165Aに基づいて生成されるサムネイル画像束21Aと、メインサムネイル画像23Aとの組み合わせが所定の位置に表示される。
また、一覧画面20Aには、文書ファイル165Bに基づいて生成されるサムネイル画像束21Bとメインサムネイル画像23Bとの組み合わせが表示される。サムネイル画像束21Bとメインサムネイル画像23Bとの組み合わせは、サムネイル画像束21Aとメインサムネイル画像23Aとの組み合わせの下に並んで表示される。
また、一覧画面20Aには、文書ファイル165Cに基づいて生成されるサムネイル画像束21Cとメインサムネイル画像23Cの組み合わせが表示される。サムネイル画像束21Cとメインサムネイル画像23Cの組み合わせは、サムネイル画像束21Bとメインサムネイル画像23Bとの組み合わせの下に並んで表示される。
【0031】
サムネイル画像束21は、複数のサムネイル画像211が左右方向に並んだ画像群である。サムネイル画像束21に含まれるサムネイル画像211の各々は、所定の視点から俯瞰した見え方となる状態で表示される。サムネイル画像束21に含まれる1のサムネイル画像211は、対応する文書ファイル165の1ページに対応する。本実施形態のサムネイル画像211は、矩形の画像である。
【0032】
メインサムネイル画像23は、文書ファイル165の代表ページに対応するサムネイル画像である。代表ページには、例えば、文書ファイル165のトップページが挙げられる。一覧画面20Aには、メインサムネイル画像23として所定のページのサムネイル画像211の一部を表示してもよいし、メインサムネイル画像23として所定のページのサムネイル画像211の全体を表示してもよい。
【0033】
一覧画面20Aでは、サムネイル画像束21及びメインサムネイル画像23の組み合わせを選択する選択操作をタッチ操作により入力可能である。一覧画面20Aで当該組み合わせが選択されると、表示制御部173は、選択された文書ファイル165に関する閲覧画面20Bを表示する。
【0034】
図8は、閲覧画面20Bの一例を示す図である。
閲覧画面20Bには、第1表示領域221と、第2表示領域223と、が含まれる。また、閲覧画面20Bには、手書きアイコン251、表示モードアイコン253、プリントアイコン255等が表示される。
【0035】
手書きアイコン251は、タッチ操作により手書きのメモを記録するように表示装置100に指示する操作を受け付けるアイコンである。
また、表示モードアイコン253は、第2表示領域223の表示モードを、第1モードと、第2モードとに切り替えるアイコンである。第1モードは、第2表示領域223に2ページのページ画像25を、見開きで表示するモードである。第2モードは、第2表示領域223に、ページ画像25を1ページごとに表示するモードである。
プリントアイコン255は、プリンターに印刷を指示する操作を受け付けるアイコンである。
【0036】
第1表示領域221は、一覧画面20Aで選択されたサムネイル画像束21を表示する領域である。一覧画面20Aでメインサムネイル画像23とサムネイル画像束21との組み合わせが選択された場合、選択された組み合わせに含まれるサムネイル画像束21が第1表示領域221に表示される。
【0037】
表示制御部173は、第1表示領域221内で、スライド操作等の所定のタッチ操作が指示体により行われることで、サムネイル画像束21の表示態様を変化させる。
【0038】
第1表示領域221内で右方向へのスライド操作が行われた場合、第1表示領域221内では、複数のサムネイル画像211は、指示体の右方向への移動量に応じて、左方向から右方向へ移動する。左方向へのスライド操作が行われた場合、第1表示領域221内では、複数のサムネイル画像211は、指示体の左方向への移動量に応じて、右方向から左方向へ移動する。
【0039】
第2表示領域223は、第1表示領域221で選択されたサムネイル画像211に対応するページのページ画像25を表示する領域である。
図8及び
図9において、文書ファイル165Nが示す文書のMページ目に対応するページ画像25を、ページ画像25N-Mと表記する。Mは1以上の整数である。
図8で示すページ画像25B-111は、文書ファイル165Bの111ページ目に対応するページ画像25を示す。
【0040】
第2表示領域223では、スライド操作等の所定のタッチ操作が指示体により行われることで、表示するページ画像25が切り替わる。
【0041】
第2表示領域223で右方向への所定のタッチ操作が行われた場合、第2表示領域223内では、タッチ操作前に表示されたページ画像25に対応するページの前のページのページ画像25が表示される。第2表示領域223内で左方向への所定のタッチ操作が行われた場合、第2表示領域223内では、タッチ操作前に表示されたページ画像25に対応するページの後のページのページ画像25が表示される。
【0042】
図8の状態において、第2表示領域223内で右方向へのスライド操作が行われた場合、ページ画像25B-111の1つ前のページのページ画像25B-110が第2表示領域223に表示される。ページ画像25B-110の図示は省略する。
また、
図8の状態において、第2表示領域223内で左方向へのスライド操作が行われた場合、ページ画像25B-111の1つ後のページのページ画像25B-112が第2表示領域223に表示される。ページ画像25B-112の図示は省略する。
【0043】
図8及び
図9の説明において、文書ファイル165Nが示す文書のMページ目に対応するサムネイル画像211を、サムネイル画像211N―Mと表記する。例えば、サムネイル画像211B-98は、文書ファイル165Bの98ページ目に対応するサムネイル画像211を示す。
第2表示領域223に表示されるページ画像25が切り替わると、第1表示領域221内では、サムネイル画像束21の表示態様が変化する。すなわち、切り替え後のページ画像25に対応するサムネイル画像211が第1表示領域221の左右方向の略中央に表示される。例えば、第2表示領域223に、ページ画像25B-110が表示されると、サムネイル画像211B-110が第1表示領域221の左右方向の略中央に表示される。また、第2表示領域223に、ページ画像25B-112が表示されると、サムネイル画像211B-112が第1表示領域221の左右方向の略中央に表示される。
【0044】
また、第1表示領域221内でスライド操作が行われ、サムネイル画像211B-110が第1表示領域221の左右方向の略中央に表示されると、第2表示領域223には、ページ画像25B-110が表示される。同様に、第1表示領域221内でスライド操作が行われ、サムネイル画像211B-112が第1表示領域221の左右方向の略中央に表示されると、第2表示領域223には、ページ画像25B-112が表示される。
【0045】
ここで、第1表示領域221に表示されるサムネイル画像束21について詳細に説明する。
図9は、第1表示領域221に表示されるサムネイル画像束21の一例を示す図である。
図9には、第2表示領域223に、ページ画像25B-98が表示されている場合の第1表示領域221の表示態様を示す。第1表示領域221には、サムネイル画像束21Bが表示され、第1表示領域221の左右方向の略中央には、サムネイル画像211B-98が表示される。
【0046】
第1表示領域221では、サムネイル画像211の各々が、タッチパネル131の表示面135の仮想軸KJ上に並んで表示される。仮想軸KJは、左右方向に平行な軸である。
【0047】
第1表示領域221は、右領域221Rと左領域221Lとを有する。右領域221Rと左領域221Lとは、切替線L1を挟んで左右方向に並ぶ。切替線L1は、第1表示領域221の左右方向の中央を示す中央線L2より左方向に位置する仮想線で、上下方向に延びる。中央線L2も、切替線L1と同様に上下方向に延びる。
【0048】
図9において、サムネイル画像211B-98は、中央線L2に重ねて表示される。サムネイル画像211B-98に対応するページの前のページに対応するサムネイル画像211B-97は、左領域221Lに表示される。サムネイル画像211B-98、及び、サムネイル画像211B-99は、右領域221Rに表示される。
第1表示領域221では、切替線L1を基準に、サムネイル画像211の向きが切り替わる。
【0049】
図10は、第1操作アイコン300を示す図である。なお、図示を簡略化するため、
図10には、アプリ画面20のうちの第2表示領域223のみを示す。
制御部150は、第2表示領域223に表示されるページ画像25、又は、第1表示領域221に表示されるサムネイル画像211が長押しされると、
図10に示す第1操作アイコン300を第2表示領域223に表示させる。第1操作アイコン300は、表示装置100に実行させる処理を示すアイコンである。
図10には、第1操作アイコン300として、第1操作アイコン300A、300B、300C、300D及び300Eの5つのアイコンを示すが、表示される第1操作アイコン300の数は5つに限定されない。
【0050】
第1操作アイコン300A、300B、300C、300D及び300Eには、例えば、メモ用ページを追加する、選択されたページを印刷する、付箋を付ける、ドキュメントをピン留めする、お気に入りに追加する、等のコマンドが割り当てられる。本実施形態では、第1操作アイコン300Cに、メモ用ページを追加するコマンドが割り当てられている。
【0051】
図11は、第2操作アイコン310を示す図である。なお、
図11も、図示を簡略化するため、アプリ画面20のうちの第2表示領域223のみを示す。
制御部150は、ユーザーのタッチ操作により第1操作アイコン300Cが選択されると、
図11に示す第2操作アイコン310を第2表示領域223に表示させる。
図11には、第2操作アイコン310A、310B、310C、310D、310E、310Fの6つの第2操作アイコン310を示す。また、第2操作アイコン310は、第1表示領域221に表示させてもよい。
第2操作アイコン310A及び310Bは、第1操作画像に相当する。第2操作アイコン310C及び310Dは、第2操作画像に相当する。第2操作アイコン310E及び310Fは、第3操作画像に相当する。
【0052】
本実施形態において、第2操作アイコン310A、310B、310C、310D、310E、310Fに設定されるコマンドについて説明する。
第2操作アイコン310Aには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の左に、空白ページを追加するコマンドが割り当てられる。空白ページには、例えば、白紙や罫線紙等が含まれる。
ページ画像25の左とは、ユーザーが、図面視で、タッチパネル131の左から右へスワイプ操作を行った場合に、ページ画像25の次に表示される状態である。
第2操作アイコン310Bには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の右に、空白ページを追加するコマンドが割り当てられる。
ページ画像25の右とは、ユーザーが、図面視で、タッチパネル131の右から左へスワイプ操作を行った場合に、ページ画像25の次に表示される状態である。
【0053】
第2操作アイコン310Cには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の左に、ページ画像25の複製を追加するコマンドが割り当てられる。
また、第2操作アイコン310Dには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の右に、表示中のページ画像25の複製を追加するコマンドが割り当てられる。
【0054】
第2操作アイコン310Eには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の左に、カメラ120が撮影した撮影画像、又は、記憶部160が記憶する撮影画像を追加するコマンドが割り当てられる。
第2操作アイコン310Fには、長押しされたページ画像25、又は、長押しされたサムネイル画像211の元となるページ画像25の右に、カメラ120が撮影した撮影画像、又は、記憶部160が記憶する撮影画像を追加するコマンドが割り当てられる。
【0055】
図12及び
図13は、第2操作アイコン310Aが選択された場合に、第2表示領域223の表示が変化する様子を示す図である。なお、第2表示領域223に表示中のページ画像25は、第2操作アイコン310Bが選択される前に、第2表示領域223に表示されているページ画像25である。
制御部150は、第2操作アイコン310Aが選択され、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、空白ページを追加するコマンドを受け付けると、まず、第1表示領域221に、空白のページ画像25を縮小してサムネイル画像211Tを追加する。
【0056】
次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25を、図面視で、タッチパネル131の左から右に移動させながら、空白ページのページ画像25を、タッチパネル131の左側から徐々に表示させる。空白ページのページ画像25を、追加ページといい、以下、追加ページ画像25Tと表記する。その後、制御部150は、ページ画像25の右方向への移動が完了して、第2表示領域223でのページ画像25の表示が消去されると、
図13に示すように、空白ページの追加ページ画像25Tを、第2表示領域223の全面に表示させる。
【0057】
図14は、第1表示領域221を示す図である。なお、図示を簡略化するため、
図14には、アプリ画面20のうちの第1表示領域221のみを示す。
図14は、追加ページ画像25Tが追加された場合の第1表示領域221の表示状態を示す図である。
図14に示すように、文書ファイル165に基づいて生成されたページ画像25のサムネイル画像211には、ページ番号が表示されるが、新たに追加された追加ページ画像25Tのサムネイル画像211Tには、ページ画像が表示されない。これにより、文書ファイル165に含まれるページのページ番号が変更されないようにし、追加ページが付加されたページであることを示すことができる。
【0058】
図15は、複数ページのページ画像25を見開き表示した表示状態を示す図である。
ユーザーは、表示モードアイコン253を押下することで、表示装置100の表示モードを第1モード又は第2モードに変更することができる。
図15は、表示モードアイコン253の操作により第1モードが選択され、第2表示領域223に追加ページ画像25Tと、ページ画像25とを、見開きで表示した状態を示す図である。追加ページ画像25Tには、ユーザーがタッチ操作により入力したメモが表示されている。
ユーザーは、手書きアイコン251を選択し、表示面135にタッチ操作により文字や図形、記号等を入力することで、追加ページ画像25Tに、タッチ操作に対応した文字や図形、記号等を描画することができる。制御部150は、タッチパネル131により検出される指示位置の軌跡に従って追加ページ画像25Tに描画線を描画して描画データを生成する。また、制御部150は、文書ファイルの保存が選択されると、追加ページ画像25Tのページ番号と、描画データとを別ファイルとして記憶部160に記憶させる。
【0059】
制御部150は、タッチパネル131により検出される指示位置の軌跡に従って描画線を描画する場合に、描画線の不透明度を、追加ページ画像25Tや、ページ画像25の種類に基づいて変更する。具体的には、制御部150は、例えば、追加ページ画像25のファイル形式がJPGであれば、追加ページ画像25は撮影画像26であると判定する。
制御部150は、空白のページ画像25である追加ページ画像25Tや、文書ファイル165に含まれるページのページ画像25に描画線を描画する場合、描画線として、透過性を有する描画線を選択する。
また、制御部150は、撮影画像26に描画線を描画する場合、透過性を有しない描画線を選択する。制御部150は、不透明度100%の描画線によって、ユーザーが指や電子ペンで入力する指示位置の軌跡に対応した文字や記号、図形を描画する。
【0060】
文書ファイル165に含まれるページのページ画像25に描画線を描画する場合について説明する。
例えば、ページ画像25の色と、描画線の色とが赤、緑、及び青のRGBで表現されると仮定する。描画線が重畳されたページ画像25の領域の色は、ページ画像25の色と、描画線の色とが重なった色で表示される。描画線が重畳されたページ画像25の領域の色は、基本色×(合成色/255)となる。
基本色は、描画線が重畳されるページ画像25の色である。
合成色は、ページ画像25に描画される描画線の色である。
【0061】
また、制御部150は、
図15に示すように複数ページのページ画像25を見開き表示しているとき、ページめくりの操作中において、めくっているページ画像25より、次に表示されるページ画像25をやや暗色に表示する。さらに、制御部150は、ページめくりの操作が進むに従い、次に表示されるページ画像25が徐々に明るくなるよう、明るさをリニアに変化させて表示する。一方、めくっているページ画像25が徐々に重なって表示される、先のページ画像25は、ページめくりの操作が進むに従い、徐々に暗くなるよう、明るさをリニアに変化させて表示される。
特に、ページ画像25をめくることで表示される次のページ画像25とのアスペクト比が異なる場合、ページ画像25の背景として表示される次のページ画像25が、黒い背景から徐々に浮かび上がるように表示する。
例えば、ページ画像25のページめくりの進捗度合いに応じて、追加ページ画像25Tの明るさを上昇させていく。そして、ページ画像25のページめくりが完了し、追加ページ画像25Tを第2表示領域223に表示させるときには、追加ページ画像25Tの明るさが、めくる前のページ画像25と同じ明るさとなるように、追加ページ画像25Tの明るさが変更される。
このように、複数ページのページ画像25を見開き表示しているとき、ページめくりの操作中において、先のページ画像25および次のページ画像25の明るさを徐々に変化させて表示することにより、ユーザーは、違和感を抱くことなくページめくり操作を行うことができる。
【0062】
図16は、追加ページ画像25T、又は、追加ページ画像25Tのサムネイル画像211が長押しされた場合に表示される第1操作アイコン300を示す図である。
制御部150は、追加ページ画像25T、又は、追加ページ画像25Tのサムネイル画像211が長押しされた場合、
図10に示す第1操作アイコン300A~300Eに加え、第1操作アイコン300Fを表示させる。第1操作アイコン300Fには、メモ用ページを削除するコマンドが割り当てられる。
【0063】
また、第1操作アイコン300及び第2操作アイコン310は、選択されたページ画像25が、描画線が描画された追加ページ画像25Tであっても表示される。
制御部150は、第2操作画像310C又は310Dが操作され、描画線が描画された追加ページ画像25Tの複製を追加する指示が入力されると、追加ページ画像25Tの複製を、さらなる追加ページ画像25Tとして生成する。制御部150は、生成した追加ページ画像25Tを第2表示領域223に表示させる。
さらに、制御部150は、追加ページ画像25Tの複製を縮小してサムネイル画像211を生成し、生成したサムネイル画像211を含むサムネイル画像束21を第1表示領域221に表示させる。
【0064】
図17は、追加ページ画像25Tとして撮影画像が追加された場合のタッチパネル131の表示状態を示す図である。
制御部150は、追加ページ画像25Tとして、文書ファイル165に含まれるページが選択される場合、文書ファイル165に含まれるページのアスペクト比に基づいて追加ページ画像25Tのアスペクト比を設定する。また、制御部150は、追加ページとして、撮影画像26が選択される場合、選択された撮影画像26のアスペクト比に基づいて追加ページ画像25Tのアスペクト比が設定される。
【0065】
文書ファイル165に含まれるページのページ画像25は、例えば、A4サイズで縦表示された画像であると仮定する。この場合、第1表示領域221に表示されるサムネイル画像211もページ画像25に対応して縦表示される。
これに対して、例えば、カメラ120が撮影した撮影画像26として、横長の撮影画像26が第2操作アイコン310の操作により選択されたと仮定する。この場合、
図17に示すように、第1表示領域221に表示されるサムネイル画像211―Tも、第2表示領域223に追加ページ画像25Tとして表示される撮影画像26も横長の状態で挿入される。
【0066】
図18及び
図19は、表示装置100の動作を示すフローチャートである。
図18及び
図19のフローチャートを参照しながら表示装置100の動作を説明する。
まず、制御部150は、操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。制御部150は、操作を受け付けていない場合(ステップS1/NO)、操作を受け付けるまで待機する。
【0067】
制御部150は、操作を受け付けると(ステップS1/YES)、受け付けた操作が、ページ画像25、又は、サムネイル画像211を長押しする長押操作であるか否かを判定する(ステップS2)。制御部150は、受け付けた操作が、ページ画像25、又は、サムネイル画像211を長押しする長押操作ではない場合(ステップS2/NO)、操作に対応した処理を実行して(ステップS3)、この処理フローを終了させる。
【0068】
また、制御部150は、受け付けた操作が、ページ画像25、又は、サムネイル画像211を長押しする長押操作である場合(ステップS2/YES)、第2表示領域223に、第1操作アイコン300を表示させ(ステップS4)、第1操作アイコン300の操作を受け付けるまで待機する。
【0069】
次に、制御部150は、第1操作アイコン300のうち、メモ用ページを追加するコマンドが割り当てられた第1操作アイコン300Cが操作されたか否かを判定する(ステップS5)。制御部150は、第1操作アイコン300Cが操作されていない場合(ステップS5/NO)、操作に対応した処理を実行して(ステップS3)、この処理フローを終了させる。
【0070】
制御部150は、第1操作アイコン300Cが操作された場合(ステップS5/YES)、第2操作アイコン310を表示させ(ステップS6)、第2操作アイコン310の操作を受け付けるまで待機する。
制御部150は、第2操作アイコン310の操作を受け付けていない場合(ステップS7/NO)、第2操作アイコン310の操作を受け付けるまで待機する。
【0071】
制御部150は、第2操作アイコン310の操作を受け付けると(ステップS7/YES)、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Aであるか否かを判定する(ステップS8)。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、空白ページを追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Aが操作されたか否かを判定する。
【0072】
制御部150は、第2操作アイコン310Aが操作されたと判定すると(ステップS8/YES)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、空白ページとして追加する追加ページ画像25Tのサムネイル画像211Tを追加する(ステップS9)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、空白の追加ページ画像25Tを追加させる(ステップS10)。
【0073】
また、制御部150は、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Aではないと判定すると(ステップS8/NO)、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Bであるか否かを判定する(ステップS11)。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、空白ページを追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Bが操作されたか否かを判定する。
【0074】
制御部150は、第2操作アイコン310Bが操作されたと判定すると(ステップS11/YES)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、空白ページとして追加する追加ページ画像25Tのサムネイル画像211Tを追加する(ステップS12)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、空白の追加ページ画像25Tを追加させる(ステップS13)。
【0075】
また、制御部150は、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Bではないと判定すると(ステップS11/NO)、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Cであるか否かを判定する(ステップS14)。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、選択されたページ画像25の複製を追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Cが操作されたか否かを判定する。
【0076】
制御部150は、第2操作アイコン310Cが操作されたと判定すると(ステップS14/YES)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、選択されたページ画像25のサムネイル画像211を追加する(ステップS15)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、選択されたページ画像25の複製を追加ページ画像25Tとして追加させる(ステップS16)。
【0077】
また、制御部150は、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Cではないと判定すると(ステップS14/NO)、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Dであるか否かを判定する(ステップS17)。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、選択されたページ画像25の複製を追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Dが操作されたか否かを判定する。
【0078】
制御部150は、第2操作アイコン310Dが操作されたと判定すると(ステップS17/YES)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、選択されたページ画像25に対応するサムネイル画像211を追加する(ステップS18)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、選択されたページ画像25の複製を追加ページ画像25Tとして追加させる(ステップS19)。
【0079】
また、制御部150は、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Dではないと判定すると(ステップS17/NO)、操作を受け付けた第2操作アイコン310が、第2操作アイコン310Eであるか否かを判定する(ステップS20)。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、選択された撮影画像26を追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Eが操作されたか否かを判定する。
【0080】
制御部150は、第2操作アイコン310Eが操作されたと判定すると(ステップS20/YES)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、選択された撮影画像26のサムネイル画像211を追加する(ステップS21)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の左に、選択された撮影画像26を追加ページ画像25Tとして追加させる(ステップS22)。
【0081】
また、制御部150は、第2操作アイコン310Eが操作されていないと判定すると(ステップS20/NO)、第2操作アイコン310Fが操作されたと判定する。すなわち、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、選択された撮影画像26を追加するコマンドが設定された第2操作アイコン310Fが操作されたと判定する。
【0082】
制御部150は、第2操作アイコン310Fが操作されたと判定すると(ステップS20/NO)、第1表示領域221に表示しているサムネイル画像束21に、選択された撮影画像26のサムネイル画像211を追加する(ステップS23)。次に、制御部150は、第2表示領域223に表示中のページ画像25の右に、選択された撮影画像26を追加ページ画像25Tとして追加させる(ステップS24)。
【0083】
図20は、変形例のアプリ画面20の一例を示す図である。
例えば、第2操作アイコン310として、ページを複製して左に追加のコマンドが設定された第2操作アイコン310Cが、ユーザーのタッチ操作により選択されたと仮定する。この場合、制御部150は、第1操作アイコン300Cの操作時に長押しされたページ画像25の複製を追加ページ画像25Tとして生成する。さらに、制御部150は、生成した縮小画像27を、長押しされたページ画像25、又はサムネイル画像211の元となるページ画像25に重畳して表示させる。すなわち、縮小画像27は、ページ画像25の付箋として表示される。
【0084】
また、制御部150は、縮小画像27を重畳したページ画像25のサムネイル画像211を生成する。サムネイル画像211には、縮小画像27をさらに縮小した小画像28が表示される。制御部150は、生成したサムネイル画像211を含むサムネイル画像束21を第1表示領域221に表示させる。
【0085】
また、制御部150は、ユーザーのタッチ操作によりページ画像25の縮小画像27が選択されると、縮小画像27を拡大した追加ページ画像25Tを、第2表示領域223に表示させる。この後、ユーザーは、手書きアイコン251を選択し、表示面135にタッチ操作により文字や図形、記号等を入力する。これにより、追加ページ画像25Tに、タッチ操作に対応した文字や図形、記号等を描画することができる。
【0086】
[3.本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
(付記1)
操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、
前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置。
【0087】
この構成によれば、追加ページのページ画像が第2表示領域に表示されるとともに、追加ページのページ画像を縮小した縮小画像を含む画像束が第1表示領域に表示される。このため、文書ファイルに含まれるページ、及び、追加ページを縮小した縮小画像の画像束が第1表示領域に表示されるため、文書ファイルにおいて、追加ページが追加された位置を認識することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
【0088】
(付記2)
前記受付部は、前記追加ページとして、空白ページ、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製、又は、外部入力される撮影画像の選択を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた追加ページを前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、付記1記載の表示装置。
【0089】
この構成によれば、追加ページとして、空白ページ、文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製、又は、外部入力される撮影画像を追加することができる。
【0090】
(付記3)
前記制御部は、前記追加ページとして、前記文書ファイルに含まれるページが選択される場合、前記文書ファイルに含まれるページのアスペクト比に基づいて前記追加ページのアスペクト比を設定し、
前記追加ページとして、前記撮影画像が選択される場合、外部入力される撮影画像のアスペクト比に基づいて前記追加ページのアスペクト比を設定する、付記2記載の表示装置。
【0091】
この構成によれば、追加ページのアスペクト比が、選択したページ、又は撮影画像のアスペクト比に基づいて設定される。
【0092】
(付記4)
前記制御部は、前記受付部により受け付ける指示位置の軌跡に従って前記追加ページに描画線を描画し、
前記追加ページが前記空白ページである場合、透過性を有する前記描画線を前記追加ページに描画し、
前記追加ページが前記撮影画像である場合、透過性を有しない前記描画線を前記追加ページに描画する、付記2又は3記載の表示装置。
【0093】
この構成によれば、追加ページが空白ページである場合には、透過性を有する描画線を追加ページに描画することができ、追加ページが撮影画像である場合には、透過性を有しない描画線を追加ページに描画することができる。
このため、追加ページが空白ページである場合、追加ページに表示される文字や図形が、描画線によって視認できなくなるのを防止することができる。また、追加ページが撮影画像の場合、撮影画像上に描画される描画線の視認性を高めることができる。
【0094】
(付記5)
前記受付部は、前記追加ページとして、前記描画線が描画された前記追加ページの選択を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた追加ページを前記第2表示領域に表示させ、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる、付記4記載の表示装置。
【0095】
この構成によれば、描画線が描画された追加ページを、追加ページとしてさらに追加することができる。
【0096】
(付記6)
前記制御部は、前記受付部が受け付けた操作により選択されたページの前、又は後ろに、前記追加ページのページ画像を表示させる、付記1から5のいずれか一項に記載の表示装置。
【0097】
この構成によれば、追加ページを追加する場合に、選択したページの前に追加するのか、又は、選択したページの後ろに追加するのかを選択することができる。
【0098】
(付記7)
前記制御部は、前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させるときに、前記追加ページのページ画像の縮小画像には、ページ番号を付与しない、付記1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
【0099】
この構成によれば、文書ファイルに含まれるページのページ番号が変更されないようにし、追加ページが付加されたページであることを示すことができる。
【0100】
(付記8)
前記制御部は、前記空白ページを選択する操作を受け付ける第1操作画像と、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製を選択する操作を受け付ける第2操作画像と、外部入力される撮影画像を選択する操作を受け付ける第3操作画像と、を表示させ、
前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像のいずれが操作されたのかを判定して、前記追加ページとして、前記空白ページ、前記文書ファイルに含まれるページのページ画像の複製、及び、前記外部入力される撮影画像のいずれを追加するのかを判定し、
前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像は、第1の仮想軸に並べて配置され、前記第1の仮想軸と交差する第2の仮想軸の周りに回転され、かつ、前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像の斜め上方から俯瞰したように変形される、付記2から4のいずれか一項に記載の表示装置。
【0101】
この構成によれば、第1操作画像、第2操作画像及び第3操作画像のいずれかを選択することで、空白ページ、文書ファイルに含まれるページの複製、又は、撮影画像を追加ページとして追加することができる。また、第1操作画像、第2操作画像及び第3操作画像が第1の仮想軸に並べて配置され、第1の仮想軸と交差する第2の仮想軸の周りに回転され、かつ、前記第1操作画像、前記第2操作画像及び前記第3操作画像の斜め上方から俯瞰したように変形されるので、第1操作画像、第2操作画像及び第3操作画像を容易に探せるようになる。
【0102】
(付記9)
操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、
前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記受付部によりページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を縮小した縮小ページ画像を生成し、
前記縮小ページ画像を、前記受付部が受け付ける操作により選択されるページのページ画像に重畳して前記第2表示領域に表示させ、
前記縮小ページ画像を重畳する前記ページ画像の縮小画像の画像束を前記第1表示領域に表示させる、表示装置。
【0103】
この構成によれば、追加ページのページ画像を縮小した縮小ページ画像が、選択されたページのページ画像に重畳されて第2表示領域に表示されるとともに、縮小ページ画像を重畳するページ画像の縮小画像の画像束が第1表示領域に表示される。このため、文書ファイルにおいて、追加ページが追加された位置を認識することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
【0104】
(付記10)
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させるステップと、
ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させるステップと、
前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させるステップと、を含む、表示装置の制御方法。
【0105】
この構成によれば、追加ページのページ画像が第2表示領域に表示されるとともに、追加ページのページ画像を縮小した縮小画像を含む画像束が第1表示領域に表示される。このため、文書ファイルに含まれるページ、及び、追加ページを縮小した縮小画像の画像束が第1表示領域に表示されるため、文書ファイルにおいて、追加ページが追加された位置を認識することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
【0106】
(付記11)
コンピューターに、
文書ファイルに含まれる各ページの縮小画像の画像束を表示する第1表示領域と、前記文書ファイルに含まれる一部のページのページ画像を表示する第2表示領域と、を含む表示画面を表示部に表示させる手順と、
ページの追加指示を受け付けると、追加する追加ページのページ画像を前記第2表示領域に表示させる手順と、
前記追加ページのページ画像の縮小画像を含む前記画像束を前記第1表示領域に表示させる手順と、
を実行させる、プログラム。
【0107】
この構成によれば、追加ページのページ画像が第2表示領域に表示されるとともに、追加ページのページ画像を縮小した縮小画像を含む画像束が第1表示領域に表示される。このため、文書ファイルに含まれるページ、及び、追加ページを縮小した縮小画像の画像束が第1表示領域に表示されるため、文書ファイルにおいて、追加ページが追加された位置を認識することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
【0108】
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。ただし、上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、
図1に示した表示装置100の各機能部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、また、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、表示装置100の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
【0109】
また、
図18及び
図19に示すフローチャートの処理単位は、表示装置100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。
図18及び
図19のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。また、制御部150の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
【0110】
また、表示装置の制御方法を、表示装置100が備えるコンピューター、及び、表示装置100が備えるコンピューターを用いて実現する場合、これらのコンピューターに実行させるプログラムを記録媒体の態様で構成することも可能である。又は、これらのコンピューターに実行させるプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、サーバー装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。Blu-rayは、登録商標である。
【符号の説明】
【0111】
11…ホームボタン、13…バックボタン、20…アプリ画面、20A…一覧画面、20B…閲覧画面、21、21A、21B、21C…サムネイル画像束、23、23A、23B、23C…メインサムネイル画像、25…ページ画像、25T…追加ページ画像、26…撮影画像、27…縮小画像、28…小画像、100…表示装置、110…無線通信部、120…カメラ、130…表示部、131…タッチパネル、150…制御部、160…記憶部、161…OS、163…アプリケーションプログラム、165、165A、165B、165C、165N…文書ファイル、170…プロセッサー、171…サムネイル画像束生成部、173…表示制御部、211、211B、211N、211T…サムネイル画像、221…第1表示領域、221L…左領域、221R…右領域、223…第2表示領域、251…手書きアイコン、253…表示モードアイコン、255…プリントアイコン、300、300A、300B、300C、300D、300E、300F…第1操作、310、310A、310B、310C、310D、310E、310F…第2操作アイコン、KJ…仮想軸、L1…切替線、L2…中央線、M…第2仮想軸、Q…第1仮想軸。