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  • 特開-CO2分解システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062902
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】CO2分解システム
(51)【国際特許分類】
   B01D 53/62 20060101AFI20240501BHJP
   B01D 53/74 20060101ALI20240501BHJP
【FI】
B01D53/62 ZAB
B01D53/74
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022182168
(22)【出願日】2022-10-25
(71)【出願人】
【識別番号】517406401
【氏名又は名称】坂上 功
(72)【発明者】
【氏名】坂上 功
【テーマコード(参考)】
4D002
【Fターム(参考)】
4D002AA09
4D002AC10
4D002BA06
4D002CA13
4D002DA70
4D002EA07
4D002FA10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】地球温暖化抑制に向けて、排ガス中の二酸化炭素の分解方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素とマグネシウムとを、Mg炉中での燃焼反応により、炭素と酸化マグネシウムに分解し、その際の反応熱を発電に用い、反応生成物中の酸化マグネシウムは、太陽光によるパルスレーザー照射で還元してマグネシウムと酸素に分解し、マグネシウムはMg炉にて再利用し、酸素は大気へ放出する。燃焼反応により生成する炭素は産業利用または廃棄する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
CO2をMg炉にて、Mgと燃焼反応させて、MgOとCとに分解し、MgOとCを分離させて、MgOはMgエネルギーサイクル理論よりパルスレーザー照射にて、MgとO2に分解して、O2は自然放出、Mgは再利用、Cは廃棄し、MgとCO2との反応熱で蒸気タービン火力発電にて発電、CO2を分解し、Cは産業利用又は廃棄し、O2は自然放出,CO2をどんどん分解する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
地球温暖化に対する二酸化炭素削減に関する
【背景技術】
【0002】
二酸化炭素排出削減は開発され始め、これ以上二酸化炭素は増やさない技術でのエネルギー供給の現状がある、現状の二酸化炭素分解は光合成に頼る背景がある。
【先行文献】
【0003】
CO2とMgの燃焼実験より
Mgエネルギーサイクル理論(東工大矢部グループによる)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
産業廃棄による排ガス二酸化炭素放出による地球温暖化問題
【課題を解決するための手段】
【0005】
CO2を収集及び大気より収集し、Mgと燃焼反応させて、CとMgOに分解し、分離させて、Cは廃棄、産業利用し、MgOはパルスレーザー照射にてMgとO2に分解し、Mgは再利用、O2は自然放出、この様に二酸化炭素をCとO2に分解する。
【発明の効果】
【0006】
ただCO2を埋めるとか、CO2分解に光合成に頼る現状で、CO2をCとO2に分解し発電する事で、光合成の様に有機物は生成しないまでも、Cを埋めたり、O2は自然放出、と、CO2削減の効果があります。
【発明を実施するための形態】
【0007】
二酸化炭素を集めて、Mg炉でMgとCO2を燃焼反応させて、MgOとCに分解し、MgO・Cの混合粉末を中間ベースを反転させて、落とし込み、混合粉末の落ちる量を制御して、ブロワーでの風でCとMgOの質量の違いより、分離し、Cは廃棄又は産業利用、MgOはコンベアーなどの運搬装置で、MgOホッパーに集めて、パルスレーザー照射して、MgとO2に分解、MgはMg炉へ再利用の為運搬、O2は自然放出し、CO2をどんどん分解し、燃焼熱で復水器よりの水を過熱蒸気にして、蒸気タービンを廻して、発電する。
【産業上の利用の可能性】
【0008】
脱炭素社会での二酸化炭素削減に寄与し、炭素を埋めるのにも、コスト削減になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】 イメージフロー図 二酸化炭素をMg炉へ送風して、反転板の上で燃焼反応させて、分解し、MgOとCの混合粉末の落ちる量を制御し、ブロワーの風でCとMgOの質量の違いより分離し、Cは廃棄、産業利用、MgOはホッパーでパルスレーザー照射で、MgとO2に分解し、MgはMg炉へ送り再利用、燃焼反応熱で、水を過熱蒸気にして、蒸気タービンを廻して発電する。一連の流れをイメージ図にしました。
図1