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特開2024-62962タイヤ空気圧センサーのエアバルブロック
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062962
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】タイヤ空気圧センサーのエアバルブロック
(51)【国際特許分類】
   G01L 17/00 20060101AFI20240501BHJP
   B60C 23/04 20060101ALI20240501BHJP
【FI】
G01L17/00 301L
B60C23/04 110C
B60C23/04 110A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023182698
(22)【出願日】2023-10-24
(31)【優先権主張番号】111140467
(32)【優先日】2022-10-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】507059369
【氏名又は名称】系統電子工業股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SYSGRATION LTD.
【住所又は居所原語表記】5F.-1,No.1,Sec.1,Tiding Blvd.,Neihu Dist.,Taipei City,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】李嘉祥
【テーマコード(参考)】
2F055
【Fターム(参考)】
2F055AA12
2F055BB03
2F055CC60
2F055DD20
2F055EE40
2F055FF43
2F055GG25
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ワンステップ取付の一次性ロックを達成し、進歩性を有するタイヤ空気圧センサーのエアバルブロックを提供する。
【解決手段】タイヤ空気圧センサー本体には二個のガイドウイング間に当接部を有し、二個のガイドウイングには相対する二個の位置限定凸条を有し、二個の位置限定凸条一端の当接部に接続する側は徐々に拡大湾曲して延び、別一端は拡大端が形成され、二個の位置限定凸条と当接部の間は圧迫溝が形成される。また、エアバルブは管体、ナットおよび管体一端に接続するコネクタを含む。ナットは管体で螺設され、コネクタは管体から延びた両側の組立端および組立端一側に凸設された当接凸部を有し、エアバルブのコネクタは組立端で圧迫溝に係合され且つ当接凸部は二個の位置限定凸条の内側に当接される。ナットが管体を螺旋回転し、コネクタに近づき、且つ当接凸部が二個の位置限定凸条を圧迫設置する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ空気圧センサーのエアバルブロックは、センサーと、補強部材と、エアバルブを含み、
前記センサーは本体、前記本体に接続された二個のガイドウイングを含み、前記本体は前記二個のガイドウイングの間に位置する当接部を有し、前記二個のガイドウイングは反対側に凸設された二個の位置限定凸条を有し、前記二個の位置限定凸条、当接部と前記二個のガイドウイングの間には漸次拡大溝口を有する圧迫溝が形成され、前記二個の位置限定凸条は拡大端を有し、且つ前記拡大端は前記漸次拡大溝口の一側に面し、
前記補強部材は前記本体内に設置され、それは支持片および前記支持片両端に相対して接続される補強片を含み、前記支持片は前記当接部内に設置され、且つ前記補強片は前記二個の位置限定凸条に設置し、
前記エアバルブは、管体、ナット、および前記管体一端に接続するコネクタを含み、前記コネクタは前記管体から両側に延びた組立端を有し、且つ前記組立端は当接凸部を有し、前記管体は前記当接部と前記二個のガイドウイングの間から前記本体に設置され、前記コネクタの組立端を前記圧迫溝に係合し、且つ前記当接凸部は前記二個の位置限定凸条内側に当接され、前記ナットは前記管体を螺設して前記コネクタに近づけ、且つ前記当接凸部を前記二個の位置限定凸条内側に当接させることを特徴とするタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項2】
前記二個の位置限定凸条は、拡大端に凸設された二個の脱落防止凸部を有し、且つ前記二個の脱落防止凸部の間の間隙は前記エアバルブの管体外径よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項3】
前記組立端は二個の平坦面を有し、且つ前記二個の平坦面は前記組立端の端面と接続し、前記当接凸部が成形されることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項4】
前記エアバルブは前記管体に嵌合設置する可動リングを含み、前記可動リングは前記コネクタと前記ナットの間に位置し、更に前記可動リングは前記二個の位置限定凸条が当接される凹形当接部を有することを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項5】
前記エアバルブは、更に気密パッキンを有し、且つ前記気密パッキンは前記管体で嵌合され、前記可動リングと前記ナットの間に位置することを特徴とする請求項4記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項6】
前記二個の位置限定凸条はガイド面、外ガイド面を有し、前記内ガイド面は前記当接部に面し、前記補強部材の一部は前記本体内に埋設され、且つ前記補強片の一部は前記内ガイド面、外ガイド面から露出し、前記内ガイド面、外ガイド面と平らになることを特徴とする請求項2記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項7】
前記補強部材の補強片は、更に湾曲延長の外支持段を有し、且つ前記外支持段は前記補強片が支持片を接続する反対端に相対して外側に湾曲して延びることを特徴とする請求項6記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【請求項8】
前記当接部は、凹形ガイド溝を形成し、前記コネクタは前記当接凸部の反対側に凸接部を有し、且つ前記凸接部は前記凹形ガイド溝に当接されることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ空気圧センサーの技術領域であり、特にタイヤ空気圧センサーのエアバルブロックに係わる。
【背景技術】
【0002】
車両の装備は、実用性に加え、安全性も必ず重視されなければならない。過去には、ドライバーがタイヤ内部の空気圧を知るため、一般にタイヤ空気圧計をエアバルブに当て計測した。それは面倒であるだけでなく、タイヤ内部の圧力状況を常に掌握できないため、ドライバーはいつも危険にさらされていた。拠って、その後業界では製品の向上の要求に応え、無線タイヤ空気圧センサーを研究開発した。
【0003】
公知の構造は、先ずボルトをタイヤ空気圧センサーの本体の長型溝孔に入れた後、エアバルブの凸柱上端で螺設固定すると、本体とエアバルブの組立が完成する(参照として特許文献1参照)。
続いて、図中の点線のリム組立時、該エアバルブは結合された本体の相反端でリムの組立孔から外に出し、定位部材(即ちエアバルブナット)でリムのエアバルブ外段をネジ止めし、リムとエアバルブを圧迫設置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】台湾 実用新案公告第M555942号「タイヤ空気圧センサーの構造改良」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
公知のタイヤ空気圧センサーの取付操作は、先ずボルトでエアバルブを螺設して本体とエアバルブを組み立てるのが第一階段操作であり、次にエアバルブナットでリムとエアバルブを圧迫設置するのが第二階段操作である。このように二段階のネジロックの取付は操作が、面倒で組立に時間がかかる。
【0006】
更に上述のように、ボルトをタイヤ空気圧センサーの本体に挿入しエアバルブの凸柱の上端で螺設して固定し、次に定位部材(即ちエアバルブナット)で螺設して固定して結合する。リムが走行中、リム回転の過程において、タイヤ空気圧センサーの本体が遠心力作用によって於連接エアバルブの反対端に接続して振れ、モニター使用の安定性に影響を与える。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロックは以下を含む。
【0008】
センサーは、本体、該本体に接続された二個のガイドウイングを含む。該本体は該二個のガイドウイングの間に位置する当接部を有し、該二個のガイドウイングは反対側に凸設された二個の位置限定凸条を有し、該二個の位置限定凸条、当接部と該二個のガイドウイングの間には漸次拡大溝口を有する圧迫溝が形成され、該二個の位置限定凸条は拡大端を有し、且つ該拡大端は該漸次拡大溝口の一側に面する。
【0009】
補強部材は該本体内に設置され、それは支持片および該支持片両端に相対して接続される補強片を含み、該支持片は該当接部内に設置され、且つ該補強片は該二個の位置限定凸条に設置する。
【0010】
エアバルブは管体、ナット、および該管体一端に接続するコネクタを含む。該コネクタは該管体から両側に延びた組立端を有し、且つ該組立端は当接凸部を有する。該管体は該当接部と該二個のガイドウイングの間から該本体に設置され、該コネクタの組立端を該圧迫溝に係合し、且つ該当接凸部は該二個の位置限定凸条内側に当接され、該ナットは該管体をねじ止めして該コネクタに近づけ、且つ該当接凸部を該二個の位置限定凸条内側に当接させる。
【0011】
本発明は上述構造を相互に合わせることで、本発明がエアバルブの管体を当接部とガイドウイングの間から本体、リム組立孔に設置することにより、その一端に設置したコネクタを圧迫溝で係合し、即ちナットが管体を螺設してリムを圧迫設置することにより、ワンステップでロックを達成し、確かな進歩性を有する。これらにより、本発明の目的と効果を達成する。
【発明の効果】
【0012】
本発明のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロックは、徐々に広がる円弧が延びた位置限定凸条内側表面により、エアバルブの当接凸部に対して徐々に増加する干渉量を形成し、走行するリムの本体への遠心力の振れを抑制し、組立の強固性およびタイヤ空気圧センサー使用効果の安定性を有効に向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の立体組立指示図である。
図2】本発明の立体分解指示図である。
図3】本発明のセンサーの立体指示図である。
図4】本発明補強部材の立体指示図である。
図5】本発明センサーの別の角度から見た立体図である。
図6図1のVI-VI線段の断面指示図である。
図7図1VII-VII線段の断面指示図である。
図8】本発明の上視平面指示図である。
図9】本発明において、リムとの組立の立体分解指示図である。
図10】本発明のエアバルブ管体がリムの組立孔に設置される局部断面指示図である。
図11】本発明とリムが組立完了した局部断面指示図一である。
図12】本発明とリムが組立完了した局部断面指示図二である。
図13】本発明の位置限定凸条が本体で小角度に振れ、当接凸部に対して比較的小さい干渉量を形成する指示図である。
図14】本発明の位置限定凸条が本体で大角度に振れ、当接凸部に対して比較的大きな干渉量を形成する指示図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(一実施形態)
図1から図14に示すとおり、本発明のタイヤ空気圧センサーのエアバルブロックは以下を含む。
【0015】
センサー10は、本体11、該本体11に接続された二個のガイドウイング12を含む。該本体11は該二個のガイドウイング12の間に位置する当接部111を有し、該二個のガイドウイング12は反対側に凸設された二個の位置限定凸条13を有する。該二個の位置限定凸条13、当接部111と該二個のガイドウイング12の間は漸次拡大溝口133を有する圧迫溝132が形成され、該二個の位置限定凸条13は拡大端131を有し、且つ該拡大端131は該漸次拡大溝口133の一側に面する。
【0016】
補強部材20は該本体11内に設置され、それは支持片21および該支持片21両端に相対して接続される補強片22を含み、該支持片21は該当接部111内に設置され、且つ該補強片22は該二個の位置限定凸条13に設置する。
【0017】
エアバルブ30は、は管体31、ナット32および該管体31一端に接続するコネクタ33を含む。該コネクタ33は該管体31から両側に延びた組立端331を有し、且つ該組立端331は当接凸部332を有する。該管体31は該当接部111と該二個のガイドウイング12の間から該本体11に設置され、該コネクタ33の組立端331を該圧迫溝132に係合し、且つ該当接凸部332は該二個の位置限定凸条13内側に当接され、該ナット32は該管体31をねじ止めして該コネクタ33に近づけ、且つ該当接凸部332を該二個の位置限定凸条13内側に当接させる。
【0018】
前述は本発明の主な実施例の主要技術の特徴である。それは本発明の請求項1の内容に対応し、本発明の目的と実施形態を理解することができ、その他の付属する請求範囲が述べるところの技術的特徴は、請求範囲第一項の内容の詳述もしくは追加的技術特徴である。また、請求範囲第一項の限定範囲を制限して用いるのではなく、本発明の請求範囲第一項はその他の付属請求範囲が述べるところの技術的特徴を必ず含む必要がないことを留意すべきである。
【0019】
続いて、上述内容から更に本発明の実施方式、実際の使用状況および達成できる効果を詳述する。図1から図8に示す構造のように、本発明をリム40に取り付けて使用する時、図2図6図7に示すとおり、該コネクタ33を接続する反対端となる該エアバルブ30管体31は、当接部111と二個のガイドウイング12の間から本体11に組立られ、コネクタ33の組立端331を圧迫溝132に係合設置し、且つ当接凸部332は該二個の位置限定凸条13内側に当接される。更に図9図10に示すとおり、管体13をリム40の組立孔41に挿入設置する。
図11図12、に示すとおり、ナット32が該二個の位置限定凸条13へ螺旋移動して近づくと、リム40を挟持し、コネクタ33の当接凸部332が螺旋移動によって二個の位置限定凸条13内側を押して固定し、ワンステップの取付ロックが達成される。
【0020】
前述の公知の特許と比較すると、まずボルトをエアバルブをねじ止めするのが本体とエアバルブ組立の第一階段操作であり、次にエアバルブナットでリムとエアバルブを圧迫するという二段階のネジロックの取り付けは操作が面倒である。
本発明のエアバルブ30は、管体31を当接部111と二個のガイドウイング12の間から本体11、リム40の組立孔41に設置し、そのその一端に設置したコネクタ33は圧迫溝132で係合する。即ち、ナット32によって管体31をねじ止めし、リム40に圧迫し、ワンステップ取付の一次性ロックを達成し、確かな進歩性を有する。
【0021】
更に、図13図14に示すとおり、本発明は本体11が遠心力でエアバルブ30に対して揺動する時、徐々に広がる円弧が延びた二個の位置限定凸条13内側表面はエアバルブ30の当接凸部33の形の大きさに対して異なる干渉量となる。図14の二個の位置限定凸条13は本体11で大角度に振れ、当接凸部332に対して形成した干渉量Aは、図13の二個の位置限定凸条13が本体11で小角度に振れ当接凸部332に対して形成した干渉量aより大きい。
拠って、本発明は徐々に広がる円弧が延びた二個の位置限定凸条13内側表面がエアバルブ30の当接凸部332に対して徐々に増加する干渉量を形成し、走行するリム40の本体11への遠心力の振れを抑制し、組立の強固性およびタイヤ空気圧センサー使用効果の安定性を有効に向上させる。
【0022】
更に更に詳しい本発明の各部材の特徴として、上述の図1から図14において、該二個の位置限定凸条13は拡大端131に対して凸設された二個の脱落防止凸部134を有する。更に図8に示すとおり、該二個の脱落防止凸部134の間の間隙Dは該エアバルブ30の管体31外径よりも小さい。
拠って、相対して凸設する該二個の脱落防止凸部134はナット32が圧迫していない状況において、エアバルブ30の管体31を制限し、管体31がセンサー10の本体11から脱落するのを防止する。
【0023】
本実施例において、該組立端331は二個の平坦面333を有し、且つ該二個の平坦面333は該組立端331の端面と接続し、該当接凸部332を成形する。
両側の平坦面333によって該当接凸部332を該二個の位置限定凸条13内側に相対させ、線接触して摩擦面積を減らし、相対してスライドする摩擦と消耗を減らすことができる。
【0024】
本実施例において、該エアバルブ30は該管体31に嵌合設置する可動リング34を含み、該可動リング34は該コネクタ33と該ナット32の間に位置し、且つ該可動リング34は該二個の位置限定凸条13が当接される凹形当接部341を有する。
拠って、該可動リング34がリム40と該二個のガイドウイング12の間で設置される時、該凹形当接部341が該二個の位置限定凸条13外側に対応当接されて補助的に支持されるため、リム40と設置される安定性が有効に向上する。
【0025】
本実施例において、該エアバルブ30は更に嵌合する気密パッキン35を有し、且つ該気密パッキン35は該管体31で嵌合され、該可動リング34と該ナット32の間に位置する。
拠って、該気密パッキン35がリム40と該可動リング34の間で設置される時、該気密パッキン35がエアバルブ30とリム40の間の気密性を補強する。
【0026】
本実施例において、図3から図5に示すとおり、該二個の位置限定凸条13はガイド面135、外ガイド面136を有し、該内ガイド面135は該当接部111に面し、該補強部材20の一部は該本体11内に埋設され、且つ該補強片22の一部は該内ガイド面135、外ガイド面136から露出し、該内ガイド面135、外ガイド面136と平らになる。
拠って、補強片22が内ガイド面135から露出することにより、該内ガイド面135を補強して当接凸部332は圧迫当接の支持力を受け、また補強片22が外ガイド面136から露出することにより、該外ガイド面136の支持力を補強する。
【0027】
本実施例において、該補強部材20の補強片22は更に湾曲延長の外支持段221を有し、且つ該外支持段221は該補強片22が支持片を接続する反対端に位置し相対して外側に湾曲して延びる。
拠って、相対的に外向きに湾曲して延びる該外支持段221は、該補強片22は該二個の位置限定凸条13組立内に埋め込まれ、それらに拠って該補強片22と二個の位置限定凸条13の構造強度、およびエアバルブ30支持の堅牢性を高める。
【0028】
本実施例において、図6図7に示すとおり、該当接部111は凹形ガイド溝1111が形成され、該コネクタ33は該当接凸部332の反対側に凸接部334を有し、且つ該凸接部334は該凹形ガイド溝1111に当接される。
拠って、該凹形ガイド溝1121が該コネクタ33の凸接部334を当接することにより、該エアバルブ30の管体31と本体11の組立が安定して支持される。
【符号の説明】
【0029】
10 センサー
11 本体
111 当接部
1111 凹形ガイド溝
12 ガイドウイング
13 位置限定凸条
131 拡大端
132 圧迫溝
133 漸次拡大溝口
134 脱落防止凸部
135 内ガイド面
136 外ガイド面
20 補強部材
21 支持片
22 補強片
221 外支持段
30 エアバルブ
31 管体
311 ネジ紋
32 ナット
33 コネクタ
331 組立端
332 当接凸部
333 平坦面
334 凸接部
34 可動リング
341 凹形当接部
35 気密パッキン
40 リム
41 組立孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14