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特開2024-62996複数のサービス通信プロキシを有する電気通信ネットワークにおけるルーティング通信
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024062996
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】複数のサービス通信プロキシを有する電気通信ネットワークにおけるルーティング通信
(51)【国際特許分類】
   H04W 40/24 20090101AFI20240501BHJP
   H04W 88/14 20090101ALI20240501BHJP
   H04L 67/562 20220101ALI20240501BHJP
【FI】
H04W40/24
H04W88/14
H04L67/562
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024015745
(22)【出願日】2024-02-05
(62)【分割の表示】P 2022546117の分割
【原出願日】2021-02-10
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2020/074619
(32)【優先日】2020-02-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バルトロメ ロドリゴ, マリア クルズ
(72)【発明者】
【氏名】ロビソン, マリー アマリサ
(72)【発明者】
【氏名】ハレンストール, マグヌス
(72)【発明者】
【氏名】リ, ペン
(72)【発明者】
【氏名】クレインフェルド, ヴォルカー
(57)【要約】      (修正有)
【課題】複数のサービス通信プロキシ(SCP)を有する電気通信システムにおけるルーティング通信方法、プログラム及びネットワークノードを提供する。
【解決手段】第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間に配備された少なくとも1つのSCPを有する電気通信ネットワーク内のネットワークノードの機能は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信することと、第1のネットワークノードからの要求に応答して、要求を送信したネットワークノードに応答を提供することと、を含む。応答は、ルーティング経路構成に基づいてメッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する。
【選択図】図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された少なくとも1つのサービス通信プロキシ(SCP)(107)を有する電気通信ネットワーク(100)内のネットワークノード(101、107)の機能によって実行される方法であって、該方法は、
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信すること(1301)と、
前記第1のネットワークノードからの前記要求に応答して、前記要求を送信したネットワークノードに応答を提供すること(1303)であって、前記応答は、ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する、前記提供すること(1303)と、
を含む方法。
【請求項2】
ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別することは、ルーティング経路構成と、前記少なくとも1つのSCPの少なくとも1つのプロファイルと、前記第2のネットワークノードのプロファイルと、に基づいて、前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ルーティング情報の前記要求を受信すること(1301)は、前記第1のネットワークノードから前記要求を受信することを含む
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
ルーティング情報の前記要求を受信すること(1301)は、前記少なくとも1つのSCPの1つから前記要求を受信することを含む
請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のネットワークノードは第1のSCPであり、前記第2のネットワークノードは第2のSCPである
請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のネットワークノードは第1のSCPおよび第1のネットワーク機能の一方であり、前記第2のネットワークノードは第2のSCPおよび第2のネットワーク機能の一方である
請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記ルーティング経路構成は、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記メッセージに対する少なくとも1つのルーティング経路における複数の領域のアイデンティティを含み、前記複数の領域のそれぞれは少なくとも1つのSCPを含み、前記少なくとも1つのルーティング経路における前記複数の領域の前記アイデンティティは、前記複数の領域のそれぞれに含まれる前記少なくとも1つのSCPのアイデンティティに相関している
請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
【請求項8】
SCPのプロファイルは、前記SCPおよびSCPが配備されている領域に関する情報を含む
請求項2乃至7の何れか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記第2のネットワークノードのプロファイルは、前記第2のネットワークノードが配備されている領域を含む
請求項2乃至7の何れか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記要求は、前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへ前記メッセージをシグナリングするための次ホップアイデンティティの要求を含み、ルーティング経路の少なくとも一部を識別する前記第1のネットワークノードへの前記応答は、前記少なくとも1つのSCPからの第1のSCPのアイデンティティを含む
請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへ前記メッセージをシグナリングするための次ホップの次ホップアイデンティティに対する要求を前記第1のSCPから受信すること(1305)と、
前記第1のSCPからの前記要求に応答して、前記少なくとも1つのSCPからの第2のSCPのアイデンティティを含む応答を前記第1のSCPに提供すること(1307)と、
をさらに含む
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへ前記メッセージをシグナリングするための次ホップアイデンティティに対する要求を前記少なくとも1つのSCPからの後続のSCPから受信すること(1309)と、
前記後続のSCPからの前記要求に応答して、前記ルーティング経路内の前記少なくとも1つのSCPからの次SCPのアイデンティティ、ヌル応答、ネットワーク機能アイデンティティ、の少なくとも1つを含む応答を前記後続のSCPに提供すること(1311)と、
をさらに含む
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記次ホップアイデンティティと前記次SCPのアイデンティティの各々はアドレスを含む
請求項10乃至12の何れか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記少なくとも1つのSCPおよび前記第2のネットワークノードの少なくとも一方のルーティング経路構成およびプロファイルはネットワークリポジトリノードに格納されている
請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記ルーティング経路構成は、前記少なくとも1つのSCPの前記少なくとも1つのプロファイルに含まれている
請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つのSCPおよび前記第2のネットワークノードの少なくとも一方のルーティング経路構成およびプロファイルは動的に更新される
請求項1乃至15の何れか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記ルーティング経路構成は、ネットワークノード単位の構成またはサービス単位の粒度の少なくとも一方によって定義されるルーティング経路を含む
請求項1乃至16の何れか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記要求は、前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへ前記メッセージをシグナリングするためのルーティング経路のアイデンティティを発見するための要求を含み、前記ルーティング経路の少なくとも一部を識別する前記第1のネットワークノードへの前記応答は、前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへの前記ルーティング経路内のSCPのアイデンティティを含む
請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記ルーティング経路は複数のホップを含み、各ホップについて、前記ルーティング経路は、SCPのアドレス、または、冗長なSCPがホップに含まれる場合には各SCPのアドレスを含む
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ルーティング経路は複数のホップを含み、前記ルーティング経路内の各ホップについて、前記ルーティング経路に含まれるSCPの各々の選択または再選択のための優先度のインジケーションを含む
請求項18または19に記載の方法。
【請求項21】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された少なくとも1つのサービス通信プロキシ(SCP)(107)を有する電気通信ネットワーク(100)内のネットワークノード(101、107)であって、該ネットワークノードは、
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信し(1301)、
前記第1のネットワークノードからの前記要求に応答して、前記要求を送信したネットワークノードに応答を提供し(1303)、前記応答は、ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する
のに適合しているネットワークノード。
【請求項22】
前記ネットワークノードは、請求項2乃至20の何れか1項に従った動作を実行するのに適合している
請求項21に記載のネットワークノード。
【請求項23】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された少なくとも1つのサービス通信プロキシ(SCP)(107)を有する電気通信ネットワーク(100)内のネットワークノード(101、107)であって、該ネットワークノードは、
処理回路(903、1203)と、
前記処理回路と結合されたメモリ(905、1205)であって、前記メモリは、前記処理回路によって実行されると、前記通信デバイスに、
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信すること(1301)と、
前記第1のネットワークノードからの前記要求に応答して、前記要求を送信したネットワークノードに応答を提供すること(1303)であって、前記応答は、ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する、前記提供すること(1303)と、
を含む動作を実行させる命令を含む、前記メモリ(905、1205)と、
を有するネットワークノード。
【請求項24】
前記メモリは、前記処理回路によって実行されると、前記通信デバイスに請求項2乃至20の何れか1項に従った動作を実行させる命令をさらに含む
請求項23の何れか1項に記載のネットワークノード。
【請求項25】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信すること(1301)と、
前記第1のネットワークノードからの前記要求に応答して、前記要求を送信したネットワークノードに応答を提供すること(1303)であって、前記応答は、ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する、前記提供すること(1303)と、
を含む動作を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項26】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるさらなるプログラムコードを含み、前記さらなるプログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、請求項2乃至20の何れか1項に従った動作を実行させる
請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項27】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信すること(1301)と、
前記第1のネットワークノードからの前記要求に応答して、前記要求を送信したネットワークノードに応答を提供すること(1303)であって、前記応答は、ルーティング経路構成に基づいて前記メッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する、前記提供すること(1303)と、
を含む動作を実行させるコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記非一時的記憶媒体は、前記ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるさらなるプログラムコードを含み、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、請求項2乃至20の何れか1項に従ったさらなる動作を実行させる
請求項27に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項29】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された複数のサービス通信プロキシ(SCP)(107a、107b、107c)を有する電気通信ネットワーク(100)内のサービス通信プロキシ(SCP)(107b)によって実行される方法であって、該方法は、
前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークノード内の機能にシグナリングすること(1401)と、
前記シグナリングに応答して、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記ルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信すること(1403)と、
前記識別に基づいて、前記ルーティング経路の少なくとも次ホップを発見すること(1405)と、
を含む方法。
【請求項30】
ネットワークリポジトリノードに前記SCPのプロファイルを登録すること(1407)であって、前記登録することは、前記SCPおよび前記SCPが配備されている領域に関する情報を含む、前記登録すること(1407)をさらに含む
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記識別は、前記複数のSCPの各SCPに関する情報および各SCPが配備されている領域に関する情報を含む
請求項29または30に記載の方法。
【請求項32】
前記複数のSCPの各SCPに関する前記情報は、各SCPの可用性を含む
請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第1のネットワークノードから前記第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするための次ホップのアイデンティティに対する第1のSCPからの要求を受信すること(1409)と、
前記第1のSCPからの前記要求に応答して、前記複数のSCPからの第2のSCPのアイデンティティを含む応答を前記第1のSCPに提供すること(1411)と、
をさらに含む
請求項29乃至31の何れか1項に記載の方法。
【請求項34】
第1の要求が前記第2のネットワークノードに向けられたことを示すインジケーションを含む前記第1の要求を前記第1のネットワークノードから受信すること(1413)と、
前記第1の要求を前記第2のネットワークノードにシグナリングするための次ホップのアイデンティティに対する第2の要求をネットワークリポジトリノードにシグナリングすること(1415)と、
前記第2の要求をシグナリングすることに応答して、前記ルーティング経路内の前記複数のSCPからの次SCPのアイデンティティ、ヌル応答、ネットワーク機能アイデンティティ、の少なくとも1つを含む応答を前記ネットワークノード内の前記機能から受信すること(1417)と、
をさらに含む
請求項29に記載の方法。
【請求項35】
前記アイデンティティはアドレスを含む
請求項29乃至34の何れか1項に記載の方法。
【請求項36】
第1の要求が前記第2のネットワークノードに向けられたことを示すインジケーションを含む前記第1の要求を前記第1のネットワークノードから受信することであって、前記第1の要求は、前記第1の要求を前記第2のネットワークノードにシグナリングするための前記ルーティング経路における少なくとも次ホップのアイデンティティをさらに含む、前記受信することと、
前記第1のネットワークノードから前記第1の要求を受信することに応答して、前記第1の要求を前記第2のネットワークノードにシグナリングすることと、
をさらに含む
請求項29乃至32の何れか1項に記載の方法。
【請求項37】
前記インジケーションは、前記第2のネットワークノードのアイデンティティを示す前記第1の要求のヘッダを含む
請求項33乃至35の何れか1項に記載の方法。
【請求項38】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された複数のサービス通信プロキシ(SCP)(107a、107b、107c)を有する電気通信ネットワーク(100)内のサービス通信プロキシ(SCP)(107b)であって、該SCPは、
前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークリポジトリノードにシグナリングすること(1401)と、
前記シグナリングに応答して、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記ルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信すること(1403)と、
前記識別に基づいて、前記ルーティング経路の少なくとも次ホップを発見すること(1405)と、
に適合しているSCP。
【請求項39】
前記ネットワークノードは、請求項29乃至37の何れか1項に従った動作を実行するのに適合している
請求項38に記載のSCP。
【請求項40】
第1のネットワークノード(103)と第2のネットワークノード(105)との間に配備された少なくとも1つのサービス通信プロキシ(SCP)(107)を有する電気通信ネットワーク(100)内のサービス通信プロキシ(SCP)(107b)であって、該SCPノードは、
処理回路(903、1203)と、
前記処理回路と結合されたメモリ(905、1205)であって、前記メモリは、前記処理回路によって実行されると、前記通信デバイスに、
前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークリポジトリノードにシグナリングすること(1401)と、
前記シグナリングに応答して、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記ルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信すること(1403)と、
前記識別に基づいて、前記ルーティング経路の少なくとも次ホップを発見すること(1405)と、
を含む動作を実行させる命令を含む、前記メモリ(905、1205)と、
を有するネットワークノード。
【請求項41】
前記メモリは、前記処理回路によって実行されると、前記通信デバイスに請求項29乃至37の何れか1項に従った動作を実行させる命令をさらに含む
請求項40に記載のネットワークノード。
【請求項42】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、
前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークリポジトリノードにシグナリングすること(1401)と、
前記シグナリングに応答して、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記ルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信すること(1403)と、
前記識別に基づいて、前記ルーティング経路の少なくとも次ホップを発見すること(1405)と、
を含む動作を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項43】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるさらなるプログラムコードを含み、前記さらなるプログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、請求項29乃至37の何れか1項に従った動作を実行させる
請求項42に記載のコンピュータプログラム。
【請求項44】
ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、
前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークリポジトリノードにシグナリングすること(1401)と、
前記シグナリングに応答して、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードとの間の前記ルーティング経路に配備された前記複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信すること(1403)と、
前記識別に基づいて、前記ルーティング経路の少なくとも次ホップを発見すること(1405)と、
を含む動作を実行させるコンピュータプログラム製品。
【請求項45】
前記非一時的記憶媒体は、前記ネットワークノード(900、1300)の処理回路(903、1203)によって実行されることになるさらなるプログラムコードを含み、前記プログラムコードの実行は、前記ネットワークノード(900、1300)に、請求項29乃至37の何れか1項に従ったさらなる動作を実行させる
請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、複数のサービス通信プロキシ(SCP)を有する電気通信システムにおけるルーティング通信に関するものである。
【背景技術】
【0002】
第5世代コアネットワーク(5GC)のコンテキストでは、コンシューマとプロデューサの間で間接的に通信を確立できるSCP(サービス通信プロキシ)と呼ばれるネットワーク要素が定義されている。
【0003】
クライアント(例えば、クライアントがプロデューサである通知を除いて、通常はコンシューマ)は、間接通信のためのSCPアドレスで構成されることが期待される。したがって、クライアントは、例えば、3GPP TS23.501 v16.2.0,「5Gシステム(5GS)のためのシステムアーキテクチャ」,ステージ2、および3GPP TS23.502 v16.2.0,「5GSのためのプロデューサ」,ステージ2に記載されているように、直接または間接通信を用いるように構成される。
【発明の概要】
【0004】
5Gに対する3GPPリリース16では、2つの通信モードが存在する。直接モードと呼ばれるコンシューマがプロデューサに直接通信するモードと、間接モードと呼ばれるプロデューサとコンシューマの間の中間要素としてSCPが含まれるモードである。しかし、3GPPリリース16は、複数のSCPが並んでいる場合やSCPの冗長性を含め、複数のSCP配備がどのように処理されるべきかを明示的に記述していない。
【0005】
発明概念のいくつかの実施形態によれば、方法は、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間に配備された少なくとも1つのサービス通信プロキシ(SCP)を有する電気通信ネットワーク内のネットワークノード内の機能によって実行され、方法は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードへメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信することを含む。本方法は、第1のネットワークノードからの要求に応答して、要求を送信したネットワークノードに応答を提供することを含み、応答は、ルーティング経路構成に基づいてメッセージのルーティング経路の少なくとも一部を識別する。
【0006】
他の実施形態では、同様の動作を行うネットワークノードおよびコンピュータプログラムが提供される。
【0007】
他の実施形態では、方法は、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間に配備された複数のSCPを有する電気通信ネットワーク内のサービス通信プロキシ(SCP)によって実行される。本方法は、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された複数のSCPの各SCPのアイデンティティを発見するための要求をネットワークノード内の機能にシグナリングすることを含む。本方法は、シグナリングに応答して、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された複数のSCPの各SCPのアイデンティティの識別を受信することを含む。本方法は、識別に基づいて、ルーティング経路における少なくとも次ホップを発見することを含む。
【0008】
他の実施形態では、同様の動作を行うSCPノードおよびコンピュータプログラムが提供される。
【0009】
潜在的な利点としては、配備と経路設定がNRFなどのネットワークノード内の機能に一元化されることが考えられる。領域ごとにNFとSCPを集約することで、複数のNF/SCPで分散して設定変更を行う必要がなく、領域レベルで経路決定を行うことができるため、設定が簡素化され、エラーが起こりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本願に組み込まれ、本願の一部を構成する添付図面は、発明概念の特定の非限定的な実施形態を示すものである。図面において:
【0011】
図1図1は、いくつかの実施形態による、3つの領域を有する配備を示す電気通信ネットワークである。
【0012】
図2図2は、発明概念のいくつかの実施形態による、SCPの登録およびSCPによる発見を示すシグナリング図である。
【0013】
図3図3は、発明概念の他のいくつかの実施形態による、領域内の直接通信を示すシグナリング図である。
【0014】
図4図4は、発明概念のいくつかの実施形態による、次ホップSCP発見と間接通信を示すシグナリング図である。
【0015】
図5図5は、発明概念のいくつかの実施形態による、サービスごとの次ホップSCP発見と間接通信を示すシグナリング図である。
【0016】
図6図6は、発明概念のいくつかの実施形態による、ルーティング経路SCP発見の間接通信を示すシグナリング図である。
【0017】
図7図7は、発明概念のいくつかの実施形態による、ルーティング経路SCP発見の間接通信を示すシグナリング図である。
【0018】
図8図8は、発明概念のいくつかの実施形態による、カスケード型ユニフォームリソースインジケータの動作を示すフローチャートである。
【0019】
図9図9は、発明概念のいくつかの実施形態に従って構成される、ネットワークリポジトリノードの要素を示すブロック図である。
【0020】
図10図10は、発明概念のいくつかの実施形態に従って構成される、第1のネットワークノードの要素を示すブロック図である。
【0021】
図11図11は、発明概念のいくつかの実施形態に従って構成される、第2のネットワークノードの要素を示すブロック図である。
【0022】
図12図12は、発明概念のいくつかの実施形態に従って構成される、SCPの要素を示すブロック図である。
【0023】
図13図13は、発明概念のいくつかの実施形態による、ネットワークリポジトリノードの動作を示すフローチャートである。
【0024】
図14図14は、発明概念のいくつかの実施形態による、SCPの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、発明概念を、発明概念の実施形態の例を示す添付図面を参照しながら、より完全に説明する。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具現化され得、本明細書に記載される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、当業者に本発明の発明概念の範囲を十分に伝えるように提供されるものである。また、これらの実施形態は相互に排他的でないことに留意されたい。ある実施形態からの構成要素は、別の実施形態において存在/使用されることが暗黙のうちに想定され得る。
【0026】
以下の説明では、開示された主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示されており、開示された主題の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。例えば、説明された実施形態の特定の詳細は、説明された主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡張され得る。
【0027】
5Gに対する3GPPリリース16では、2つの通信モードが存在する。直接モードと呼ばれるコンシューマがプロデューサに直接通信するモードと、間接モードと呼ばれるプロデューサとコンシューマの間の中間要素としてSCPが含まれるモードである。しかし、3GPPリリース16は、複数のSCPが並んでいる場合やSCPの冗長性を含め、複数のSCP配備がどのように処理されるべきかを明示的に記述していない。
【0028】
複数のSCP配備を扱うための解決策としては、以下のようなものが考えられる。
【0029】
代替SCPがクライアントに設定されるSCP冗長性の場合、潜在的な解決策は以下の通りである可能性がある。第1のSCP(例えば、SCP1-a)が到達可能でない場合、第2のSCP(例えば、SCP1-b)が選択される。利用可能なSCPの間でロードバランシングを適用することができる。このような潜在的な解決策は、3GPPリリース16には記載されておらず、実装に特有のものである可能性がある。
【0030】
経路上に複数のSCPが存在する場合、以下のような解決策が考えられる。時には、プロデューサはコンシューマから複数のSCPを経由してのみ到達できる。例えば、2つのSCPがあり、1つのSCPがコンシューマに近く、別のSCPがプロデューサに近く、ルーティング経路内にさらにSCPを持つことが妨げられない場合である。場合によっては、例えば、トランジットネットワークのようなルーティング経路において複数のSCPを有することが意味を持つことがある。すなわち、プロデューサネットワークとコンシューマネットワークとの間でネットワークが横断される。別の例では、同じPLMN内の複数の信頼ドメイン、SCPによって分離された異なるベンダ「プラットフォーム」、および/または訪問したPLMN(V-PLMN)に応じて異なる(エントリ)PLMNのSCPなど、SCPによってアクセスされ得るネットワーク機能(NF)の異なる「グループ」を有する公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)ごとのSCPが存在してもよい。
【0031】
ルーティング経路内に複数のSCP(例えば、SCP1、SCP2など)がある場合、3GPPリリース16では、SCP1はSCP2に到達するように設定され、SCP2はSCP3に到達するように設定される、などと想定されている。しかし、3GPPリリース16では何も指定されていない。
【0032】
以下の潜在的な問題の説明は、本開示の一部としての現在の実現であり、他の者によって従来知られていると解釈されるものではない。上述したように、複数のSCP配備を取り扱うための解決策は、3GPPリリース16に記載されていない。むしろ、3GPPリリース16は、各NFがSCPのアドレスを構成することを示すだけであり、これは、例えば、以下のような潜在的な制限を有する。
-各クライアントは、直接通信と間接通信を使い分けるように設定されている。ただし、変更する場合はNFごとに設定変更が必要である。
-つまり、NFの粒度しか記述されておらず、あるサービスでは直接通信、他のサービスでは間接通信といった使い分けはできない。
-配備の変更により、クライアントの設定変更が必要になる場合がある。
-配備計画は面倒でミスを犯しやすいかもしれない。配備計画は、複数のNFやSCPでの構成を前提とする。つまり、ルーティング経路はNF単位であり、サービス、運用、加入者などを区別する意味はない。
【0033】
本明細書に記載される様々な実施形態は、これらの問題及び他の潜在的な問題に対する解決策を提供するように動作し得る。
【0034】
様々な実施形態において、配備情報は、ネットワークリポジトリ機能(NRF)(本明細書ではネットワークリポジトリノードとも呼ばれる)に登録/格納されてもよく、これは、NFおよびSCPがサービス要求に対する経路(複数可)を決定するために使用され得る。このように、配備情報はNRFに集中され、クライアントNF/SCPは、ルーティング経路の次ホップを得ることができる。
【0035】
NFは、AMF(アクセスおよびモビリティ管理機能)、SMF(セッション管理機能)、PCF(ポリシー課金機能)、NEF(ネットワーク露出機能)、NSSF(ネットワークスライス選択機能)、SMSF(ショートメッセージサービス機能)、AUSF(認証サーバ機能)、CHF(課金機能)、NRF、NWDAF(ネットワークデータ解析機能)、I-CSCF(インタロゲーティング-呼セッション制御機能)、S-CSCF(サービング-呼セッション制御機能)、IMS-AS(IPマルチメディアサブシステム-アプリケーションサーバ)、UDM(統一データ管理)、UDR(ユーザデータリポジトリ)、AF(アプリケーション機能)等のいずれかであってもよい。
【0036】
図1は、NRF101と3つの領域(領域A、B、C)を含む電気通信ネットワーク100における配備例を示す図である。図1を参照すると、領域Aは、「コンシューマ1」103、「SCP1a」107aおよびSCP1b(107aの下に示されている)を含み、領域Bは、「プロデューサ2」105、「SCP2a」107bおよびSCP2b(107bの下に示されている)を含んでいる。領域Cは、「SCP3a」107cとSCP3b(107cの下に示されている)を含む。
【0037】
SCPはPLMNレベル、共有スライスレベル、およびスライス固有レベルで配備することができる。SCPが関連するNRFと通信できるようにすることは、オペレータの配備に委ねられている。
【0038】
発明概念の様々な実施形態において、NRF(例えば、NRF101)に記憶/登録される情報は、限定されないが、1つ以上のSCPの各々に関するSCPプロファイルを含む。SCPプロファイルは、限定されないが、例えば、可用性、優先度、容量、ローカリティなどのSCP情報を含む。SCPプロファイルは、SCPが属する領域をさらに含んでもよい。これにより、領域ごとにSCPのリストを決定することができる。あるいは、いくつかの実施形態において、これは、領域プロファイルであり得る。図1の配備例を参照すると、SCPプロファイルまたは領域プロファイルは、各領域について以下のものを含む。領域Aは「SCP1a」107aおよびSCP1bを含み、領域Bは「SCP2a」107bおよびSCP2aを含み、領域Cは「SCP3a」107cおよびSCP3bを含んでいる。SCPプロファイルまたは領域プロファイルは、初期設定され得るが、通信ネットワーク内の各SCPによって動的に修正または更新され得る(例えば、NRFにおけるSCP登録)。
【0039】
発明概念の様々な実施形態において、NRF(例えば、NRF101)に記憶/登録される情報は、限定されないが、領域情報で更新されたNFプロファイル;及び領域経路構成をさらに含む。領域経路構成は、限定されないが、コンシューマがプロデューサに到達するために横断する必要のある領域のアイデンティティを含む。例えば、図1を参照すると、「プロデューサ2」105に到達するために、「コンシューマ1」103は、領域Cを経由する必要があり、すなわち、図1に示すように、領域A→領域C→領域Bと経路指定される。このようなルーティングを行うには、NRF101において何らかの設定が必要な場合がある。あるいは、ルーティングの複雑さに応じて、場合によっては、領域経路構成は、SCPプロファイルの一部であり得る(例えば、領域ごとに1つのSCPのみが存在する場合)。
【0040】
発明概念の様々な実施形態において、NFとSCPは、NRFに領域情報と共にプロファイルを登録し、各NFとSCPは、NRFからNFとSCPの領域関係を発見する。これにより、各コンシューマ/クライアントNFは、コンシューマ/クライアントNFが直接通信を確立しなければならないか、または間接通信を確立しなければならないかの情報をNRFから発見することができる。間接通信の場合、1つのSCPまたはSCPのリストによって提供されるかもしれない次(領域)ホップが発見され、次にコンシューマ/クライアントによって選択が実行される。各SCPは、対応する次領域についても発見を実行することができる。
【0041】
つまり、NRFに配備情報(領域を含む)が一元化されると、各NF/SCPは次ホップアドレスを発見することができるようになる。
【0042】
ルーティングロジックは、アプリケーション処理から得られる他の情報(サービス要求のメッセージパラメータなど)も使用し、この情報を配備情報と組み合わせてルートを決定することができる。
【0043】
発明概念のいくつかの実施形態では、代替的に、領域経路構成は、NRFに格納されず、推論される。NFコンシューマ及びSCPは、領域情報を、ルーティングするNFプロデューサ又はSCPを選択するための追加情報として使用することができる。ネットワークトポロジーと呼び出されるサービスによっては、NRFから得られる領域情報は、サービス要求をルーティングするために完全に十分であり得る。SCP/NFは、例えば、場所や利用可能性に基づいて、次ホップ(領域)を選択することができる。
【0044】
現在開示されている実施形態の潜在的な利点は、配備および経路構成がNRFに集中化されることを含み得る。領域ごとのNFおよびSCPの集約は、複数のNF/SCPにおける分散した構成変更を必要とせず、構成を単純化し、エラーが起こりにくい領域レベルで経路決定を行うことを可能にするものである。
【0045】
現在開示されている実施形態の追加の潜在的な利点は、SCPが配備される領域が、各SCPプロファイルを更新することによって(構成によって、または更新されたSCPプロファイルを登録することによって)動的に変更される可能性があることを含み得る。領域ルーティング経路は、例えば、新しいサービスを提供するため、または設定によって、NRFにおいても変更することができる。あるいは、十分に単純な配備のために(例えば、ルーティング経路が、例えばサービスの粒度を持たずに、各領域に対して定義される場合)、ルーティング経路は、次領域を考慮するフィールドを含む、SCPプロファイルの一部であることが可能である。
【0046】
現在開示されている実施形態の追加の潜在的な利点は、領域が定義され、各領域が複数のSCP(それらは非常に異なる能力を有し得る)を含むことを含み得る。次に、ルーティングは、領域内で完全に動的であり得、一方、静的構成の唯一の必要性は、コンシューマからプロデューサへの領域経路に限定され得る。(プロデューサおよび/またはコンシューマの)領域の間に1つまたは2つ以上の領域が存在しない場合、静的構成の必要性は、例えば、容易に変更されない配備ニーズ(例えば、PLMNのトランジットSCPの定義)に対して非常に制限される。
【0047】
現在開示されている実施形態の追加の潜在的な利点は、各NF/SCP(クライアント)が、使用されるSCPを設定する必要がなく、また、直接または間接通信を使用するためのインジケーションを設定する必要もなく、クライアントがその情報を発見することを含み得る。すなわち、NF/SCPは、次ホップ(すなわち、直接通信または間接通信のいずれか、および間接の場合は使用され得るSCP(複数可))を動的に取得することが可能である。これは、配備とルーティング経路の修正を単純化することができる。また、コンシューマから同じ領域のプロデューサへの通信は、NRF情報に基づいて直接的に識別され、クライアントで設定する必要性を回避できるため、領域内の通信を最適化または改善することができる(各クライアントは、同じ領域のプロデューサのリストを設定する必要があるかもしれない)。
【0048】
現在開示されている実施形態の追加の潜在的な利点は、領域ルーティング経路が構成されていないが、同じプロデューサに到達するために利用可能な複数の領域の場合、次領域は、利用可能性または他の利用可能な情報、例えば場所に基づいて選択されることができることを含み得る。
【0049】
領域経路構成は、限定されないが、ルーティング経路定義を含んでもよい。ルーティング経路は、異なる粒度で定義されてもよい:例えば、NFタイプごと、NFインスタンスごと、NFサービスタイプごと、NFサービスインスタンスごと、NFセットごと、NFサービスセットごと、NFサービス動作ごと、グループ(パーティション)ごと、等である。
【0050】
ユーティリティは、事業者の配備に依存する場合がある。例えば、異なる信頼ドメインにおいて、異なるベンダーから異なるNFセットが提供されるかもしれない。各信頼ドメインは、異なるSCPを配備することができる。
【0051】
図2は、図1の例示的な電気通信ネットワークにおけるSCPの登録とSCPによる発見の一例を示す図である。SCP登録では、ブロック201において、全てのSCP(例えば、SCP107a、SCP107v、およびSCP107c)がNRF101にそのプロファイルを登録する。
【0052】
SCP発見では、SCPは、NRFに要求を送信することによって、ルーティング経路内に他のSCPが存在するかどうかを識別することができる。例えば、ブロック203のSCP107bは、NRF101にNRF_operation_Next_hopメッセージを送信する。SCP107bは、NRF101から、SCP107bの次ホップにおけるSCPを識別するリストを受信する。図2において、SCP107bのリストは、SCP107cと領域Cの他のSCPを含む。ブロック207において、SCP107cは、NRF_operation_Next_hopメッセージをNRF101に送信する。SCP107cは、ブロック209において、NRF101からSCP107cの次ホップにおけるSCPを識別するリストを受信し、ここで、SCPのリストは、領域AにおけるSCP107aおよび他のSCPと、領域BにおけるSCP107bおよび他のSCPSとを含む。ブロック211において、SCP107aはNRF101に対してNRF_operation_Next_hopメッセージを送信する。SCP107aは、ブロック213において、NRF101からSCP107aの次ホップにおけるSCPを識別するリストを受信し、ここで、SCPのリストは、SCP107cおよび領域Cの他のSCPを含んでいる。
【0053】
発明概念のいくつかの実施形態において、領域経路(例えば、ルーティング経路)構成は、NFごとである。SCPは、到達する必要のあるプロデューサとは無関係に次ホップを発見することができる。例えば、コンシューマ103からプロデューサ105に到達するための領域経路は、コンシューマ111からプロデューサ109に到達するための経路と同じであるわけではない。これらの実施形態において、NRF101は、領域情報およびSCP情報、ならびに各コンシューマ-プロデューサ経路のための配備情報を有する。図3は、領域内の直接通信を示す図である。ブロック301において、コンシューマ111は、NRF101を介して、プロデューサ105のサービス発見を実行する。NRF101は、ブロック303において、サービス発見結果において、コンシューマ111に直接通信経路を提供する。ブロック305において、コンシューマ111は、プロデューサ105のインスタンスを選択する。ブロック307において、コンシューマ111は、直接通信を使用して、プロデューサ105にプロデューササービス要求を送信する。
【0054】
図4は、次ホップSCP発見を介した間接的な通信を表している。NRF101は、コンシューマとプロデューサの経路ごとに、領域とSCPの情報、および配備情報を持っている。図4では、領域の経路構成はNF単位であるため、SCPは、前述の図2で説明したように、到達すべきプロデューサとは無関係に次ホップを発見済みである。したがって、SCPは、次ホップ経路を決定するためにサービス発見を行う必要がない。ブロック401において、コンシューマ111は、NRF101を介してプロデューサ109のサービス発見を実行する。ブロック403において、コンシューマ111は、次ホップ:SCP107bインスタンスをリストアップするサービス発見要求を受信する。コンシューマ111は、ブロック705でSCP107bインスタンスを選択し、選択されたSCP107bインスタンスを介してプロデューサ109サービス要求を送信する。ブロック409において、SCP107bインスタンスは、SCP107cを選択した後、領域Cの次ホップにプロデューサ109サービス要求を送信する。ブロック411において、選択されたSCP107cの次ホップは、領域AのSCPであり、選択されたSCP107cは、ブロック413において、SCP107aを選択し、選択されたSCP107aにプロデューサ109サービス要求を送信する。選択されたSCP107aは、プロデューサ109サービス要求をプロデューサ109に送信し、プロデューサ109サービス要求に対する応答を受信し、その応答を領域CのSCP107cに送り返す。領域CのSCP107cはその応答を領域BのSCP107bに送り返し、領域BのSCP107bはその応答をコンシューマ111に送出する。
【0055】
領域経路がサービス粒度ごとに定義されている場合、NF粒度ごとの発見は可能であっても(図2参照)、図5に示すように、特定のプロデューサに対する発見を行う必要がある。NRF101は、領域とSCP情報、およびコンシューマ-プロデューサの経路ごとの配備情報を有する。ブロック501において、コンシューマ111は、NRF101にサービス発見要求を送信することにより、プロデューサ109のサービス発見を実行する。NRF101は、ブロック503において、サービス発見応答をコンシューマ111に送信し、サービス発見応答は、SCP107bのインスタンスがプロデューサ109に到達する次ホップであることを示す次ホップをリストアップする。コンシューマ111は、ブロック505において、SCP107bのインスタンスを選択し、選択は、例えば、局所性に基づくことができる。コンシューマ111は、ブロック507において、選択されたSCP107bインスタンスを介して、プロデューサ109のサービス要求を送信する。
【0056】
選択されたSCP107bインスタンスは、ブロック509において、領域経路内に他のSCPが存在するかどうかを識別する。これは、NRF101に次ホップ発見要求を送信することによって行われてもよい。ブロック511において、選択されたSCP107bインスタンスは、NRF101から発見応答を受信する。発見応答は、プロデューサ109に到達するための次ホップが領域Cであることを示し、発見応答は、SCPのリストを有し、そのリストは、SCP107cインスタンスをリストアップしている。ブロック513において、選択されたSCP107bインスタンスは、SCP107cインスタンスを選択し、選択されたSCP107cインスタンスにプロデューサ109サービス要求を送信する。
【0057】
ブロック515において、選択されたSCP107cインスタンスは、プロデューサ109への領域経路内に他のSCPがあるかどうかを識別する。これは、NRF101に次ホップ発見要求を送信することによって行われてもよい。ブロック517において、選択されたSCP107cインスタンスは、NRF101から発見応答を受信する。発見応答は、プロデューサ109に到達するための次のホップが領域Aであることを示し、発見応答は、SCPのリストを有し、そのリストは、SCP107aインスタンスをリストアップしている。ブロック519において、選択されたSCP107cインスタンスは、SCP107aインスタンスを選択し、選択されたSCP107aインスタンスにプロデューサ109サービス要求を送信する。
【0058】
選択されたSCP107aインスタンスは、プロデューサ109サービス要求をプロデューサ109に送り、プロデューサ109サービス要求に対する応答を受信し、その応答を領域CのSCP107cインスタンスに送り返す。領域CのSCP107cインスタンスはその応答を領域BのSCP107bインスタンスに送り返し、領域BのSCP107bインスタンスはその応答をコンシューマ111に送出する。
【0059】
図4図5では、複数のSCPが存在する場合に、コンシューマとプロデューサとの間の経路経路を見つけるために、発見要求がNRF101に送信されて、次ホップを決定している。いくつかの実施形態では、完全なルーティング経路は、発見応答において返される。
【0060】
図6に目を向けると、非委任発見は、全ルーティング経路を受信するように描かれている。ブロック601において、コンシューマ103は、プロデューサ105のサービス発見要求をNRF101に送信する。発見要求は、ターゲットサービス(例えば、プロデューサ105)、NF識別子、スライス識別子、plmn識別子などを含んでもよい。発見要求に対する応答は、ブロック603において、コンシューマ103に送信される。応答は、コンシューマ103からプロデューサ105への経路における各SCPのアドレス(すなわち、SCP107a、SCP107c、およびSCP107b(図示せず))を含む。コンシューマ103は、ブロック605において、プロデューサ105のサービス要求をSCP107aに送信する。プロデューサ105サービス要求は、SCP107aからプロデューサ105までの経路内のSCP(例えば、SCP107c及びSCP107b)の連結されたSCPアドレスを含んでもよい。
【0061】
SCP107aは、プロデューサ105サービス要求を受信し、ブロック607において、プロデューサ105サービス要求を、プロデューサ105への経路内の次のSCP(例えば、SCP107c)に送信する。そして、経路内の次のSCP(SCP107c)は、経路内に追加のSCPがある場合、プロデューサ105のサービス要求を経路内の次のSCPに送信する。経路内の最後のSCPは、プロデューサ105のサービス要求をプロデューサ105に送る。
【0062】
図7に目を向けると、全経路経路を受信するために委任された発見が描かれている。ブロック701において、コンシューマ103は、コンシューマの領域内のSCP(図7ではSCP107aである)にプロデューサ105のサービス発見要求を送信する。発見要求は、ターゲットサービス(例えば、プロデューサ105)、NF識別子、スライス識別子、plmn識別子などを含んでもよい。ブロック703において、SCP107aは、プロデューサ105のサービス発見要求をNRF101に送信する。
【0063】
サービス発見要求は、ターゲットサービスに基づく追加情報を含んでもよい。付加情報の例としては:
-ターゲットNFがUDMまたはAUSFの場合、要求にはUEのルーティングインジケータを含めることができる。
-ターゲットNFがAMFの場合、要求にはAMF領域、AMFセット、GUAMI(グローバルユニークAMF_ID)、ターゲットTAI(トレースエリア識別子)を含めることができる。
-ターゲットNFがUDRまたはUDMまたはAUSFまたはPCFの場合、要求にはそれぞれUDRグループIDまたはUDMグループIDまたはAUSFグループIDまたはPCFグループIDを含めることができる。
-対応するNFサービスコンシューマは、対応するグループIDを設定されているか、または以前の発見出力を通じてそれを受け取ったと仮定される。ターゲットNFがUDMの場合、要求はSUPI(加入永続識別子)、GPSI(一般公衆記述識別子)、内部グループIDおよび外部グループIDを含むことができる。ターゲットNFがUPFの場合、要求はSMFエリアアイデンティティ、UEのIPv4アドレス/IPv6プレフィックス、サポートされるATSSS(アクセストラフィックステアリング,スイッチングおよびスプリッティング)ステアリング機能を含むことがある。
-ターゲットNFがCHFの場合、TS32.290で規定されるように、要求にはSUPIまたはGPSIを含めることができる。
-ターゲットNFがPCFまたはSMFの場合、要求はMA_PDU(複数アクセスプロトコルデータユニット)セッション能力をサポートするNFインスタンスが要求されることを示すために、MA_PDUセッション能力を含むことができる。
-ターゲットNFがPCFの場合、DNN(データネットワーク名)置換能力をサポートするNFインスタンスが好ましいことを示すために、要求にDNN置換能力を含めることができる。
-ターゲットNFがNWDAFの場合、要求には分析ID(複数可)とTAI(複数可)を含めることができる。NWDAFの発見と選択に関する詳細は、TS23.501の6.3.13節に記載されている。
-ターゲットNFがHSSの場合、要求はIMPI(IPマルチメディアプライベートアイデンティティ)、および/またはIMPU(IMS公衆ユーザアイデンティティ)、および/またはHSS(ホーム加入者サービス)グループIDを含むことができる。
-NFサービスコンシューマがNFインスタンス内のNFサービスプロデューサインスタンスを発見する必要がある場合、要求はプロデューサのターゲットNFインスタンスIDおよびNFサービスセットIDを含む。
-NFサービスコンシューマがNFセット内の同等のNFサービスセットのNFサービスプロデューサインスタンス(複数可)を発見する必要がある場合、要求には同等のNFサービスセットの識別とプロデューサのNFセットIDが含まれる。TS29.510は、等価なNFサービスセットを識別するためのメカニズムを指定する。
-NFサービスコンシューマがNFセット内のNFサービスプロデューサインスタンスを発見する必要がある場合、要求はプロデューサのターゲットNFセットIDを含む。
-ターゲットNFがSMFの場合、要求にはUEロケーション(TAI)を含めることができる。
-ターゲットNFがP-CSCFの場合、要求にはUEロケーション情報、UEのIPアドレス/IPプレフィックス、アクセスタイプが含まれる場合がある。
-ターゲットNFがNEFの場合、要求はAFが提供するイベントID、およびTS23.288の6.2.2.3節で述べられているようにオプションのAF識別を含めてもよい。コンシューマがAFの場合、要求は外部識別子、外部グループ識別子、またはドメイン名を含み得る。
-ターゲットNFがSMFの場合、要求には制御プレーンCIoT(セルラーインターネットオブシングス)5GS最適化インジケーションまたはユーザプレーンCIoT5GS最適化インジケーションを含めることができる。
【0064】
発見要求に対する応答は、ブロック705において、SCP107aに送信される。応答は、SCP107aからプロデューサ105までの経路における各SCPのアドレス(例えば、SCP107cおよびSCP107b(図示せず))を含む。
【0065】
発見要求に対する応答は、ターゲットサービスに関連する更なる情報を含むことができる。さらなる情報の例としては、以下が挙げられる:
-ターゲットNFがUDM、UDR、PCF、AUSFの場合、それぞれUDMグループID、UDRグループID、PCFグループID、AUSFグループIDを含めることができる。
-ターゲットNFがHSSの場合、HSSグループIDを含めることができる。
-UDMとAUSFの場合、ルーティングインジケータを含めることができる。
-ターゲットNFがAMFの場合、GUAMIのリストが含まれる。また、障害・保守のためのバックアップとなるGUAMIのリストを含む場合もある。
-ターゲットNFがCHFの場合、プライマリCHFインスタンスとセカンダリCHFインスタンスのペア(複数可)が含まれる。
-UPF管理のため:4.17.6節に定義されたUPF配備情報。
-S-NSSAIと関連するNSI_ID(可能な場合)。
-ターゲットとなるNFの位置に関する情報(事業者固有の情報、例えば地理的な位置やデータセンターなど)。
-TAI。
-PLMN(公衆陸上移動体通信網)ID。
-ターゲットがPCFまたはSMFの場合、NFインスタンスがMA_PDUセッションをサポートするかどうかを示すMA_PDUセッション能力が含まれる。
-ターゲットがPCFの場合、NFインスタンスがDNN置換をサポートしているかどうかを示すために、DNN置換能力を含む。
-ターゲットNFがNWDAFの場合、分析ID(複数可)とNWDAFサービングエリア情報を含む。NWDAF固有の情報の詳細については、TS23.501の6.3.13節に記載されている。
-NFセットID。
-NFサービスセットID。
-ターゲットNFがSMFの場合、SMFサービスエリアが含まれる場合がある。
-SMFサービスエリアが提供されていない場合、AMFはSMFがPLMN全体にサービスを提供できるものと見なす。
-ターゲットNFがP-CSCFの場合、各P-CSCFに関連するFQDN(完全修飾ドメイン名)またはIPアドレスとオプションのアクセスタイプが含まれる。
-ターゲットNFがNEFの場合、AFから提供されたイベントIDを含み得る。
-ルーティング経路:コンシューマからプロデューサへのルーティング経路におけるSCP(複数可)のアドレス。各ルーティングホップについて、1つまたは複数のSCPアドレス(冗長なSCPの場合)。オプションとして、ルーティング経路の各ホップについて、選択/再選択のためのSCP優先順位(負荷分散とフェイルオーバーの状況のため)。
【0066】
SCP107aは、ブロック707において、プロデューサ105サービス要求をSCP107cに送信する。プロデューサ105サービス要求は、SCP107aからプロデューサ105までの経路にあるSCP(例えば、SCP107cとSCP107b)の連結されたSCPアドレスを含んでもよい。
【0067】
SCP107cは、プロデューサ105サービス要求を受信し、経路内に他のSCPがない場合、ブロック709においてプロデューサ105サービス要求をプロデューサ105に送信する。経路内にさらにSCPがある場合、SCP107cは、経路内の次のSCPにプロデューサ105のサービス要求を送信する。
【0068】
サービス要求を受け取ったSCPは、その要求がその領域内のプロデューサに到達する必要があることを識別しなければならない。この識別を行うには、いくつかの方法がある。
【0069】
第1の方法として、3GPP TS29.501 v16.2.0では、SCP経由の間接通信において、SCPが実(サービス)ターゲットを識別するための3gpp-Sbi-Target-apiRootヘッダの使用方法が説明されている。
【0070】
クライアントは3GPP-Sbi-Target-apiRootを別の方法で使用することができ、このヘッダを含む要求を受け取った各SCPは、このターゲットが領域内にあるかどうかをチェックすべきである(上でコメントしたように、各NFは所属する領域を含んでいる)。もしターゲットがSCPのいる領域内にない場合、SCPは次(領域の)ホップを見つけるべきである。
【0071】
第2の方法として、経路の途中にある各SCPは、(ローカルNFを持たない)トランジットSCPとしか見なされない。トランジットSCPは常に次(領域の)ホップを見つけ、次に3gpp-Sbi-Target-apiRootヘッダを転送すべきである。
【0072】
2つの方法のいずれかを適用することができる。SCPのアドレスは、既存の、しかし上記のように修正されたHTTPカスタムヘッダsbi-target-apirootに含まれてもよいし、代替案として、ルーティング経路を伝えるために新しいカスタムヘッダが定義され得る。
【0073】
各ホップのSCPはカスタムヘッダから次ホップのSCP_URIを削除し、そのURIにルーティングする責任がある。これは図8に描かれている。
【0074】
図8を参照すると、NRF発見ブロック801において、NRF101は、要求ルーティング経路を、コンシューマ->SCP1->SCP2->SCP3->プロデューサのように決定する。NRF101は、カスケードURI:SCP1.op.com/SCP2.op.com/SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcAを構築する。NFプロファイルで提供される発見結果が生成される:
fqdn:SCP1.op.com
apiPrefix:SCP2.op.com/SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcA
【0075】
サービス要求ブロック803において、コンシューマ103は、カスケードURIに基づいてサービス要求を生成し、次ホップhttp2ヘッダを構築する:
権限:SCP1.op.com
経路:SCP2.op.com/SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcA
コンシューマ103は、サービス要求を第1のSCP(例えば、SCP107a)に送信する。
【0076】
サービス要求ブロック805において、SCP107aは、コンシューマ103からサービス要求を受信する。SCP107aは、SCP107aアドレスをカスケードURIから削除することにより、カスケードURIを更新する。カスケードURI:SCP2.op.com/SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcA
SCP107aは次ホップのhttp2ヘッダを構築する:
権限:SCP2.op.com
3GPP-Sbi-Tarege-apiRoot:SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcA
SCP107aは、次ホップ(例えば、SCP107c)に対してサービス要求を送信する。
【0077】
サービスブロック807において、SCP107cは、SCP107aからサービス要求を受信する。SCP107aは、SCP107cアドレスをカスケードURIから削除することにより、カスケードURIを更新する。カスケードURI:SCP3.op.com/Prod.op.com/xxx/svcA
SCP107cは次ホップのhttp2ヘッダを構築する:
権限:SCP3.op.com
3GPP-Sbi-Tarege-apiRoot:Prod.op.com/xxx/svcA
SCP107cは、次ホップ(例えば、SCP107b)に対してサービス要求を送信する。
【0078】
サービスブロック809において、SCP107bは、SCP107cからサービス要求を受信する。SCP107bは、SCP107bアドレスをカスケードURIから削除することにより、カスケードURIを更新する。カスケードURI:Prod.op.com/xxx/svcA
SCP107bは次ホップのhttp2ヘッダを構築する:
権限:Prod.op.com
経路:/xxx/svcA
SCP107bは、プロデューサ105にサービス要求を送信する。
【0079】
プロデューサ105は、受信したhttp2ヘッダを持つサービス要求を受信する:
権限:Prod.op.com
経路:/xxx/svcA
【0080】
以上の図は、様々な実施形態をシグナリング図で説明したものである。プロデューサ105,109とコンシューマ103,111の各々は、ネットワークノードとして実装されてもよい。また、NRF101をネットワークリポジトリノードとして実装し、サービス通信プロキシ104a,107b,107cを別ノードとして実装しても良い。
【0081】
図9は、発明概念の実施形態による通信を提供するように構成されたネットワークリポジトリノード900(ネットワークノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)の要素を示すブロック図である。示されるように、ネットワークリポジトリノード900は、ネットワークの基地局(複数可)、SCP、およびコンシューマノードおよびプロデューサノードなどの他のネットワークノードとの通信を提供するように構成されたネットワークインタフェース901を含んでもよい。ネットワークリポジトリノード900は、ネットワークインタフェース回路901に結合された処理回路903と、処理回路903に結合されたメモリ回路905(メモリとも呼ばれる)とを含むこともできる。メモリ回路905は、処理回路903によって実行されると、処理回路に本明細書に開示される実施形態に従った動作を実行させるコンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路903は、別個のメモリ回路が必要とされないように、メモリを含むように定義されてもよい。ネットワークリポジトリノード900はまた、処理回路903と結合されたインタフェース(ユーザインタフェースなど)を含んでもよく、及び/又はネットワークリポジトリノード900は、車両に組み込まれてもよい。
【0082】
本明細書で論じるように、ネットワークリポジトリノード900の動作は、処理回路903によって実行されてもよい。さらに、モジュールは、メモリ回路905に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路903によって実行されるとき、処理回路903がそれぞれの動作(例えば、ネットワークリポジトリノードに関連する例示的実施形態に関して後述する動作)を実行するように命令を提供し得る。
【0083】
図10は、発明概念の実施形態に従って通信を提供するように構成された第1のネットワークノード1000(コンシューマネットワークノード、プロデューサネットワークノード、ネットワークノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)の要素を例示するブロック図である。示されるように、第1のネットワークノード1000は、ネットワークの基地局(複数可)、SCP、およびコンシューマノードおよびプロデューサノードなどの他のネットワークノードとの通信を提供するように構成されたネットワークインタフェース1001を含んでもよい。第1のネットワークノード1000は、ネットワークインタフェース回路1001に結合された処理回路1003と、処理回路1003に結合されたメモリ回路1005(メモリとも呼ばれる)とを含むことができる。メモリ回路1005は、処理回路1003によって実行されると、処理回路に本明細書に開示される実施形態に従った動作を実行させるコンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路1003は、別個のメモリ回路が必要とされないように、メモリを含むように定義されてもよい。第1のネットワークノード1000はまた、処理回路1003と結合されたインタフェース(ユーザインタフェースなど)を含んでもよく、および/または第1のネットワークノード1000は、車両に組み込まれてもよい。
【0084】
本明細書で論じるように、第1のネットワークノード1000の動作は、処理回路1003によって実行されてもよい。さらに、モジュールは、メモリ回路1005に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路1003によって実行されると、処理回路1003がそれぞれの動作(例えば、第1のネットワークノードに関連する例示的実施形態に関して後述する動作)を実行するように命令を提供し得る。
【0085】
図11は、発明概念の実施形態による通信を提供するように構成された第2のネットワークノード1100(ネットワークノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)の要素を示すブロック図である。示されるように、第2のネットワークノード1100は、ネットワークの基地局(複数可)、SCP、及びコンシューマノード及びプロデューサノードなどの他のネットワークノードとの通信を提供するように構成されたネットワークインタフェース1101を含んでもよい。第2ネットワークノード1100は、ネットワークインタフェース回路1101に結合された処理回路1103と、処理回路1103に結合されたメモリ回路1105(メモリとも称される)とを含んでもよい。メモリ回路1105は、処理回路1103によって実行されると、処理回路に本明細書に開示される実施形態に従った動作を実行させるコンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路1103は、別個のメモリ回路が必要とされないように、メモリを含むように定義されてもよい。ネットワークリポジトリノード1100はまた、処理回路1103と結合されたインタフェース(ユーザインタフェースなど)を含んでもよく、及び/又はネットワークリポジトリノード1100は、車両に組み込まれてもよい。
【0086】
本明細書で論じるように、第2のネットワークノード1100の動作は、処理回路1103によって実行されてもよい。さらに、モジュールは、メモリ回路1105に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路1103によって実行されるとき、処理回路1103がそれぞれの動作(例えば、第2のネットワークノードに関連する例示的実施形態に関して後述する動作)を実行するように命令を提供し得る。
【0087】
図12は、発明概念の実施形態に従って通信を提供するように構成されたサービス通信プロキシ1200(SPCノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)の要素を示すブロック図である。示されるように、SCPノード1200は、ネットワークの基地局(複数可)、他のSCP、並びにコンシューマノード及びプロデューサノードなどの他のネットワークノードとの通信を提供するように構成されたネットワークインタフェース1201を含んでもよい。SCP1200はまた、ネットワークインタフェース回路1201に結合された処理回路1203と、処理回路1203に結合されたメモリ回路1205(メモリとも呼ばれる)とを含んでもよい。メモリ回路1205は、処理回路1203によって実行されると、処理回路に本明細書に開示される実施形態に従った動作を実行させるコンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路1203は、別個のメモリ回路が必要とされないように、メモリを含むように定義されてもよい。SCP1200はまた、処理回路1203と結合されたインタフェース(ユーザインタフェースなど)を含んでもよく、および/またはSCP1200は、SCPの機能がネットワークノードにわたって分散される分散ネットワークに組み込まれてもよい。
【0088】
本明細書で論じるように、SCP1200の動作は、処理回路1203によって実行されてもよい。さらに、モジュールは、メモリ回路1205に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路1203によって実行されるとき、処理回路1203がそれぞれの動作(例えば、SCPに関連する例示的実施形態に関して後述する動作)を実行するように命令を提供し得る。
【0089】
ネットワークリポジトリノード900(図9のブロック図の構造を用いて実装)またはSCP1300(図13のブロック図の構造を用いて実装)または別のネットワークノードにおいて実装され得るネットワーク機能の動作が、次に、発明概念のいくつかの実施形態に従って図13のフローチャートを参照して説明される。例えば、モジュールは、図9のメモリ905または図13のメモリ1305に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令がそれぞれの通信デバイス処理回路903(または1203)によって実行されると、処理回路903(または1203)がフローチャートのそれぞれの動作を実行するように命令を提供することができる。
【0090】
以下の説明において、処理回路903は、図13のフローチャートを説明するために使用されるものとする。ここで図13に目を向けると、ブロック1301において、処理回路903は、第1のネットワークノード1000から第2のネットワークノード1100にメッセージをシグナリングするためのルーティング情報の要求を受信する。第1のネットワークノードは、いくつかの実施形態において、第1のSCPであってもよく、第2のネットワークノードは、第2のSCPであってもよい。他の実施形態では、第1のネットワークノードは、第1のSCPと、第2のネットワークノードにおける第1のネットワーク機能とのうちの1つであり、第2のネットワークノードは、第2のSCPと、第2のネットワークノードにおける第2の機能とのうちの1つである。要求は、第1のネットワークノード1000から、またはSCPノード1300から受信されてもよい。
【0091】
ブロック1303において、処理回路は、ルーティング情報の要求に応答して、要求を送信したネットワークノードに応答を提供し、応答は、ルーティング経路構成に基づいてメッセージのためのルーティング経路の少なくとも一部を識別し、ルーティング経路構成に基づいたメッセージのためのルーティング経路の少なくとも一部を識別する。いくつかの実施形態では、ルーティング経路構成に基づくメッセージのためのルーティング経路の少なくとも一部を識別することは、ルーティング経路構成、少なくとも1つのSCPのプロファイル、および第2のネットワークノードのプロファイルに基づくメッセージのためのルーティング経路の少なくとも一部を識別することを含む。
【0092】
いくつかの実施形態における経路構成は、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のメッセージのための少なくとも1つの経路における複数の領域のアイデンティティを含む。複数の領域の各々は、少なくとも1つのSCPを含み、少なくとも1つのルーティング経路における複数の領域のアイデンティティは、複数の領域の各々に含まれる少なくとも1つのSCPのアイデンティティと相関がある。
【0093】
少なくとも1つのSCPのプロファイルは、SCPが配備されている領域におけるSCPの情報を含む。第2のネットワークノードのプロファイルは、第2のネットワークノードが配備されている領域を含む。さらに、いくつかの実施形態では、メッセージのためのルーティング経路の部分は、第1のネットワークノードのプロファイルにさらに基づいてもよい。
【0094】
様々な実施形態において、要求は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードにメッセージをシグナリングするための次のアイデンティティに対する要求である。第1のネットワークノードへの応答は、少なくとも1つのSCPから第1のSCPのアイデンティティを含むルーティング経路の少なくとも一部を識別する。
【0095】
ブロック1305において、処理回路903は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードにメッセージをシグナリングするための次ホップアイデンティティに対する第1のSCPからの要求を受信する。第1のSCPからの要求に応答して、処理回路903は、少なくとも1つのSCPからの第2のSCPのアイデンティティを含む応答を第1のSCPに提供する。
【0096】
ブロック1309において、処理回路903は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードにメッセージをシグナリングするための次ホップのアイデンティティのための、少なくとも1つのSCPからの後続のSCPからの要求を受信する。後続SCPからの要求に応答して、ブロック1311で処理ノードは、ルーティング経路内の少なくとも1つのSCPからの次のSCPのアイデンティティ、またはヌル応答もしくはネットワーク機能アイデンティティの少なくとも1つを含む応答を、設定された後続SCPに提供する。
【0097】
いくつかの実施形態において、次ホップのアイデンティティ及び次のSCPのアイデンティティの各々は、アドレスであってもよい。いくつかの実施形態では、ルーティング経路構成と、最後の少なくとも1つのSCP及び第2のネットワークノードのうちの少なくとも1つのプロファイルとは、ネットワークリポジトリノードに格納される。これらの実施形態のいくつかでは、ルーティング経路構成は、少なくとも1つのSCPのうちの少なくとも1つのプロファイルに含まれる。いくつかの実施形態におけるルーティング経路構成は、ネットワークノードごとの構成またはサービスごとの粒度の少なくとも1つによって定義されるルーティング経路であってもよい。ルーティング経路構成と、少なくとも1つのSCP及び第2のネットワークノードの少なくとも1つのプロファイルは、動的に更新されてもよい。
【0098】
さらに他の実施形態では、要求は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードにメッセージをシグナリングするためのルーティング経路のアイデンティティを発見するための要求である。要求を送信したネットワークノードへの応答は、ルーティング経路の少なくとも一部を識別し、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードまでのルーティング経路におけるSCPのアイデンティティを含む。これらの実施形態のいくつかでは、ルーティング経路は、複数のホップを含む。ルーティング経路の各ホップは、SCPのためのアドレス、または冗長なSCPがホップに含まれる場合には各SCPのためのアドレスを含む。
【0099】
他の実施形態では、ルーティング経路は、複数のホップを含む。ルーティング経路の各ホップは、ルーティング経路に含まれるSCPの各々の選択又は再選択のための優先順位のインジケーションを含む。
【0100】
図13のフローチャートからの様々な動作は、ネットワークノードおよび関連する方法のいくつかの実施形態に関してオプションであってよい。請求項1の方法(以下に記載)に関して、例えば、図13のブロック1305、1307、1309、および1311の動作はオプションであり得る。
【0101】
次に図14に目を向けると、(図12のブロック図の構造を使用して実装された)SCP1200の動作が、発明概念のいくつかの実施形態による図14のフローチャートを参照して議論されることになる。例えば、モジュールは、図12のメモリ1205に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令がそれぞれのSCP処理回路1203によって実行されると、処理回路1203がフローチャートのそれぞれの動作を実行するように、命令を提供することができる。
【0102】
ブロック1401において、処理回路1203は、ネットワークノード内の機能に対して、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された複数のSCPにおける各SCPのアイデンティティを発見する要求をシグナリングする。アイデンティティは、アドレスであってもよい。
【0103】
ブロック1403において、シグナリングオンに応答して、処理回路は、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のルーティング経路に配備された複数のSCPの中の各SCPのアイデンティティの識別を受信する。いくつかの実施形態では、識別は、複数のSCPにおける各SCPに関する情報と、各SCPが配備されている領域とを含む。他の実施形態では、複数のSCPの各SCPに関する情報は、各SCPの可用性を含む。
【0104】
ブロック1405において、処理回路1203は、識別に基づいて、ルーティング経路内の少なくとも次ホップを発見する。ブロック1407において、処理回路1203は、ネットワークリポジトリノードにSCPのプロファイルを登録する。登録は、SCPおよびSCPが配備されている領域に関する情報を含む。
【0105】
ブロック1409において、処理回路1203は、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードにメッセージをシグナリングするための次ホップのアイデンティティに対する第1のSCPからの要求を受信する。ブロック1411において、第1のSCPからの要求に応答して、処理回路1203は、複数のSCPの中から第2のSCPのアイデンティティを含む応答を第1のSCPに提供する。
【0106】
ブロック1413において、処理回路1203は、第1のネットワークノードから、第1の要求が第2のネットワークノードに向けられるというインジケーションを含む第1の要求を受信する。ブロック1415において、処理回路は、第1の要求を第2のネットワークノードにシグナリングするための次ホップのアイデンティティについて、ネットワークリポジトリノードに第2の要求をシグナリングする。
【0107】
ブロック1417において、第2の要求をシグナリングすることに応答して、処理回路1203は、ルーティング経路内の複数のSCPからの次のSCPのアイデンティティ、ヌル応答、またはネットワーク機能アイデンティティの少なくとも1つを含む応答を、ネットワークリポジトリノードから受信する。
【0108】
いくつかの実施形態では、処理回路1203は、第1のネットワークノードから、第1の要求が第2のネットワークノードに向けられるというインジケーションを含む第1の要求を受信し、第1の要求は、第1の要求を第2のネットワークノードにシグナリングするためのルーティング経路における少なくとも次ホップのアイデンティティをさらに含む。第1の要求を受信することに応答して、処理回路は、第1の要求を第2のネットワークノードにシグナリングする。いくつかの実施形態におけるインジケーションは、第2のネットワークノードのアイデンティティを示す第1の要求内のヘッダを含む。
【0109】
図14のフローチャートからの様々な動作は、SCPノードおよび関連する方法のいくつかの実施形態に関してオプションであってよい。請求項29の方法(以下に記載)に関して、例えば、図13のブロック1305、1307、1309、および1311の動作はオプションであり得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2024-03-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークリポジトリ機能(NRF)に登録されることになるサービス通信プロキシ(SCP)プロファイルのデータ構造であって、
前記SCPプロファイルは、複数の領域のそれぞれにおける1つまたは複数のSCPに関する情報を含み、
各領域における1つまたは複数のSCPに関する前記情報は、コンシューマがプロデューサに到達するために通過する必要がある領域のアイデンティティに基づいて次ホップを決定するために前記NRFによって使用される
SCPプロファイルのデータ構造。
【外国語明細書】