(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024063074
(43)【公開日】2024-05-10
(54)【発明の名称】抗菌組成物
(51)【国際特許分類】
A01N 31/04 20060101AFI20240501BHJP
A01P 3/00 20060101ALI20240501BHJP
A01N 43/08 20060101ALI20240501BHJP
A01N 31/16 20060101ALI20240501BHJP
A01N 43/16 20060101ALI20240501BHJP
A01N 37/02 20060101ALI20240501BHJP
A01N 43/30 20060101ALI20240501BHJP
A01N 35/04 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 13/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 17/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 9/02 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 5/06 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 11/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 5/02 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 5/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 15/00 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 9/04 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 19/10 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 1/02 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 1/14 20060101ALI20240501BHJP
A61Q 3/02 20060101ALI20240501BHJP
A61K 8/34 20060101ALI20240501BHJP
A61K 8/33 20060101ALI20240501BHJP
A61K 8/49 20060101ALI20240501BHJP
A61K 8/37 20060101ALI20240501BHJP
【FI】
A01N31/04
A01P3/00
A01N43/08 G
A01N31/16
A01N43/16 C
A01N37/02
A01N43/30
A01N35/04
A61Q13/00 101
A61Q19/00
A61Q17/00
A61Q9/02
A61Q5/06
A61Q11/00
A61Q5/02
A61Q5/00
A61Q15/00
A61Q9/04
A61Q19/10
A61Q1/02
A61Q1/14
A61Q3/02
A61K8/34
A61K8/33
A61K8/49
A61K8/37
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024026615
(22)【出願日】2024-02-26
(62)【分割の表示】P 2020536579の分割
【原出願日】2019-03-18
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2018/079526
(32)【優先日】2018-03-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
(71)【出願人】
【識別番号】390009287
【氏名又は名称】フイルメニツヒ ソシエテ アノニム
【氏名又は名称原語表記】Firmenich SA
【住所又は居所原語表記】7,Rue de la Bergere,1242 Satigny,Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】モニカ バンデラ
(72)【発明者】
【氏名】ヤン ホァン
(72)【発明者】
【氏名】ゲアリー マー
(72)【発明者】
【氏名】ニコラス オレーリー
(72)【発明者】
【氏名】ミレーヌ テリアン
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル ライヒリン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】組成物の効果を維持またはその上改善しながら、組成物が添加される製品の全体の香料プロファイルにわずかにしか影響を与えない成分を含む、抗菌効果を有する組成物を提供する。
【解決手段】香料成分、ならびに例えば、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの組合せ、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの組合せ、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの組合せを含む組成物とする。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
組成物であって、
前記組成物は香料成分を含み;
前記組成物は、
i. ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノール;
ii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオール;
iii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナール;
iv. デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノール;
v. フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノール;
vi. フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリン;
vii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲ;および
viii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジル、
からなる群から選択され、
前記香料成分は、抗菌効果を提供するために十分な量で前記組成物中に存在する、組成物。
【請求項2】
微生物を含む基材を、抗菌効果を提供するための有効量の請求項1記載の組成物で処理することを含む、方法。
【請求項3】
ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率が、6:3:5:6である、請求項1記載の組成物。
【請求項4】
アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率が、13:20:3である、請求項1記載の組成物。
【請求項5】
アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率が、13:20:3:20である、請求項1記載の組成物。
【請求項6】
デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率が、2:1:5:2である、請求項1記載の組成物。
【請求項7】
フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率が、2:5:5である、請求項1記載の組成物。
【請求項8】
フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率が、5:1:1:2である、請求項1記載の組成物。
【請求項9】
オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率が、1:5:10である、請求項1記載の組成物。
【請求項10】
オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率が、1:5:10:10である、請求項1記載の組成物。
【請求項11】
香料担体、香料補助成分、およびこれら混合物、ならびに任意に少なくとも一つの香料助剤からなる群から選択される少なくとも一つの成分をさらに含む、請求項1記載の組成物。
【請求項12】
前記組成物が、香料、ファブリックケア製品、ボディケア製品、化粧品、スキンケア製品、エアケア製品、およびホームケア製品からなる群から選択されるコンシューマー製品として配合される、請求項1記載の組成物。
【請求項13】
前記コンシューマー製品が、ファインパフューム、スプラッシュもしくはオードパフューム、コロン、シェービングもしくはアフターシェービングローション、液体もしくは固形洗剤、ファブリック柔軟剤、ファブリックリフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、カーペットクリーナー、カーテンケア製品、シャンプー、カラーリング調製剤、カラーケア製品、ヘアシェイプ製品、デンタルケア製品、消毒剤、インティメートケア製品、ヘアスプレー、バニッシングクリーム、デオドラントもしくは制汗剤、脱毛剤、タンニングもしくは日焼け製品、ネイル製品、スキンクレンジング、メーキャップ、賦香石鹸、シャワーもしくはバスムース、オイルもしくはジェル、またはフット/ハンドケア製品、衛生製品、エアフレッシュナー、「すぐに使える」粉末エアフレッシュナー、カビ取り剤、家具ケア、拭き取り用品、食器用洗剤もしくは硬質表面用洗剤、レザーケア製品、カーケア製品からなる群から選択される、請求項12記載の組成物。
【請求項14】
前記組成物が、細菌細胞の不活性化による抗菌効果を提供する、請求項1記載の組成物。
【請求項15】
前記抗菌効果が、コリネバクテリウム・キセロシス(Corynebacterium xerosis)、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)、サモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)およびエシェリキア・コリ(Escherichia coli)からなる群から選択される細菌株の増殖阻害である、請求項14記載の組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年3月20日に提出された国際特許出願番号PCT/CN2018/079526の優先権を主張し、その内容全体が、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
分野
本開示は、抗菌組成物および抗菌剤としてのその使用、または抗菌活性香料組成物およびコンシューマー製品の製造のためのその使用の分野に関する。
【0003】
背景
衛生は、その最も完全な意味では、単なる「清潔さ」を超えて、製品、プロセスおよびデバイスに加えて、安全で健康的な環境を生じさせかつ育む全ての環境および実践、ライフスタイル習慣および前提を含む広大な主題である。特に、衛生は、健康を維持しかつ疾病の蔓延を妨げるための助けとなる条件および実践を指し、したがって、この健康の維持に関連する実践の具体的なセット、たとえば環境の清浄化、器機、手指衛生、水および衛生設備の滅菌または医療廃棄物の安全な処分を含む。
【0004】
衛生を改善するために、抗菌効果を有する組成物が開発された。しかしながら、トリクロカルバンおよびトリクロサンのような現在最も使用されている殺生物剤は、これらの製品が内分泌攪乱物質であると疑われているため、消費者または/および当局により疑問視されている。したがって、良好な抗菌活性を維持しながら、副作用を有しないかもしくは副作用の低い抗菌成分を見出す必要がある。
【0005】
一例では、米国特許第7,759,058号明細書は、ノナ-2,6-ジエン-1-オールを含む一つ以上の香料成分を少なくとも30質量%含む抗菌組成物を開示している。
【0006】
他の例では、国際公開第2005079573号は、予想されたように、感覚刺激効果だけでなく、蒸気相において抗真菌活性も提供する香気組成物を報告している。抗真菌組成物は、とりわけ、2,6-ノナジエノールおよびチモールを含む成分のいくつかのリストから選択される少なくとも二つの香料成分を、全組成物の質量に対して少なくとも50%を含む。しかしながら、このような教示によれば、抗菌特性を付与するために、これらの組成物を含む最終製品の匂いプロファイルに著しい影響を与える大量の香料成分が必要であり、したがって、抗菌剤としてのこれらの使用は制限される。
【0007】
他の例では、米国特許第9,339,477号明細書は、パーソナルクリーニング、口腔ケアまたは硬質表面清浄化用途のための抗菌組成物を開示している。ここで、チモール、選択されたプロペン-2-イル-メチル-シクロヘキサノール、および担体を含む組成物は、相乗的な抗菌作用を提供することが見出された。
【0008】
他の例では、米国特許第5,453,276号明細書は、インドールと、アナカルジン酸、リモネン、β-ピネン、ファルネソール、β-シトロネロール、松脂、ヒノキチオール、ロンギホレン、およびβ-カリオフィレンからなる群から選択される天然物質とを含む、P.エルギノーザ(P.aeruginosa)またはP.アクネス(P.acnes)を制御するための抗菌組成物を開示している。
【0009】
しかしながら、抗菌化合物および組成物の利用可能性にもかかわらず、代替の抗菌組成物およびそのような組成物中での使用に適した活性化合物を見出すという継続的な必要性が残っている。いずれかの特定の理論に限定されることを意図するものではないが、代替物の利用可能性は、特定の抗菌化合物に対する微生物耐性および/または非感受性の発生のリスクを低減することができる。
【0010】
したがって、効果的な抗菌作用のために必要な接触時間を短くするために、組成物の効果を維持またはその上改善しながら、組成物が添加される製品の全体の香料プロファイルにわずかにしか影響を与えない成分を含む、抗菌効果を有する組成物を提供する必要性が依然として存在する。
【0011】
本開示は、抗菌剤として、低濃度の香料成分で有意な抗菌効果を提供することができる、香料成分を含む組成物を使用することにより、上述の課題に対する解決策を提供する。
【0012】
概要
一態様では、本開示は、香料成分を含む組成物を提供し、この組成物は、以下からなる群から選択される:
i. 3-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-2-メチルプロパナール(以後「ヘリオプロパナール」)、(Z)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン-1-オール(以後「ネロール」)、フェニルヘキサノール、および3,7-ジメチル-3-オクタノール(以後「テトラリノール」);
ii. 4-メトキシベンズアルデヒド(以後「アニスアルデヒド」)、1,3-ベンゾジオキソール-5-カルバルデヒド(以後「ヘリオトロピン」)、および2-(4-メチルシクロヘキサ-3-エン-1-イル)プロパン-2-オール(以後「テルピネオール」);
iii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナール;
iv. γ-ドデカラクトン(以後「デカール」)、2-メトキシ-4-(プロパ-1-エン-1-イル)フェノール(以後「イソオイゲノール」)、(S)-(-)-(4-イソプロペニル-1-シクロヘキセニル)メタノール(以後「ペリコロール」)、およびテトラリノール;
v. フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノール;
vi. フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、および2H-クロメン-2-オン(以後「クマリン」);
vii. 2-メトキシ-4-(プロパ-2-エン-1-イル)フェノール(以後「オイゲノールF」)、フェニルヘキサノール、およびジメチルフェニルエチルカルビノール(以後「カルビノールミュゲ」);および
viii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジル、
ここで、これらの香料成分は、抗菌効果を提供するために十分な量で組成物中に存在する。
【0013】
一態様では、組成物は、細菌細胞の不活性化による抗菌効果を提供する。一態様では、細菌細胞は、コリネバクテリウム・キセロシス(Corynebacterium xerosis)、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)、サモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)およびエシェリキア・コリ(Escherichia coli)からなる群から選択される細菌株を含む。
【0014】
一態様では、本発明は、微生物を含む基材を、抗菌効果を提供するための有効量の本開示のいくつかの態様による組成物で処理することを含む方法を提供する。
【0015】
一態様では、組成物は、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む。一態様では、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、6:3:5:6である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.5%w/vである。
【0016】
一態様では、組成物は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む。一態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、13:20:3である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.6%w/vである。
【0017】
一態様では、組成物は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む。一態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、13:20:3:20である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.2~0.5%w/vである。
【0018】
一態様では、組成物は、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む。一態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、2:1:5:2である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.5%w/vである。
【0019】
一態様では、組成物は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む。一態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、2:5:5である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。
【0020】
一態様では、組成物は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む。一態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、5:1:1:2である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.5%w/vである。
【0021】
一態様では、組成物は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む。一態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、1:5:10である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。
【0022】
一態様では、組成物は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む。一態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、1:5:10:10である。一態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.6%w/vである。
【0023】
一態様では、組成物は、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む。
【0024】
一態様では、組成物は、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む。
【0025】
一態様では、組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~6000ppmである。
【0026】
一態様では、組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~6000ppmである。
【0027】
一態様では、組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~4000ppmである。
【0028】
一態様では、組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~3000ppmである。
【0029】
一態様では、組成物中のテルピネオールの有効量は、500~3000ppmである。
【0030】
一態様では、組成物中のクマリンの有効量は、1000~3000ppmである。
【0031】
一態様では、組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~1000ppmである。
【0032】
一態様では、組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~7000ppmである。
【0033】
一態様では、組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000~6000ppmである。
【0034】
一態様では、組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500~4500ppmである。
【0035】
一態様では、組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000~6000ppmである。
【0036】
一態様では、組成物中のデカールの有効量は、1000~3000ppmである。
【0037】
一態様では、組成物中のペリコロールの有効量は、4000~6000ppmである。
【0038】
一態様では、組成物は、香料担体、香料補助成分、およびこれら混合物;ならびに任意に少なくとも一つの香料補助剤からなる群から選択される少なくとも一つの成分をさらに含む。
【0039】
一態様では、組成物は、コンシューマー製品として配合され、ここで、コンシューマー製品は、香料、ファブリックケア製品、ボディケア製品、化粧品、スキンケア製品、エアケア製品またはホームケア製品である。一態様では、コンシューマー製品は、ファインパフューム、スプラッシュもしくはオードパフューム、コロン、シェービングもしくはアフターシェービングローション、液体もしくは固形洗剤、ファブリック柔軟剤、ファブリックリフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、カーペットクリーナー、カーテンケア製品、シャンプー、カラーリング調製剤、カラーケア製品、ヘアシェイプ製品、デンタルケア製品、消毒剤、インティメートケア製品、ヘアスプレー、バニッシングクリーム、デオドラントもしくは制汗剤、脱毛剤、タンニングもしくは日焼け製品、ネイル製品、スキンクレンジング、メーキャップ、賦香石鹸、シャワーもしくはバスムース、オイルもしくはジェル、フット/ハンドケア製品、衛生製品、エアフレッシュナー、「すぐに使える」粉末エアフレッシュナー、カビ取り剤、家具ケア、拭き取り用品、食器用洗剤もしくは硬質表面用洗剤、レザーケア製品、カーケア製品である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【
図1】実施例1および2に記載された方法によるBCT試験を用いて決定された、C・キセロシス(C.xerosis)菌株の増殖低減に対する、本開示のいくつかの実施態様による組成物を含むデオドラント調製物の効果を示す。
【
図2】対象の皮膚に適用した4時間後の、悪臭形成および細菌増殖に対する、本開示のいくつかの実施態様による組成物を含む試験デオドラント配合物のインビボ効果を示す。
【
図3】対象の皮膚に適用した8時間後の、悪臭形成および細菌増殖に対する、本開示のいくつかの実施態様による組成物を含む試験デオドラント配合物のインビボ効果を示す。
【0041】
詳細な説明
以下の説明では、例により示されている、実施することができる具体的な実施態様を参照する。これらの実施態様は、当業者が、ここに記載された発明を実施することができるほど詳細に記載されており、他の実施態様が利用されてよく、ここに示された態様の範囲から逸脱することなく論理的な変更を行ってよいと解釈される。したがって、例示的な実施態様の以下の記載は、限定的な意味にとるべきでなく、ここに示された多様な態様の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
【0042】
要約書は、読者が技術的開示の性質および要旨を迅速に確認するために、米国特許法施行規則第1.72条第(b)項に準拠して提供されている。要約書は、特許請求の範囲の範囲および意味を解釈または限定するために使用されないことを理解した上で提出されている。
【0043】
以下の例に示されるように、ここに示された組成物は、抗菌効果を実証する。いくつかの態様では、抗菌効果は殺菌性であり、この場合に細菌細胞は、不活性化または殺傷される。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果は、静菌性であり、この場合に細菌細胞の増殖速度は低下、抑制、または阻害される。
【0044】
特別な態様によれば、組成物は、相乗的な抗菌効果、つまり組成物の複数の成分が所望の濃度で混合された場合に予想される抗菌効果の単純な合計または加算よりも優れた効果を提供する。換言すると、このような場合には、組み合わされた成分の組合せの抗菌活性は、個々の成分の活性の合計よりも大きい。
【0045】
下記の実施例1~3を参照すると、ここに示す抗菌剤の組合せにおける香料成分の相乗効果は、個々の香料成分および混合物の濃度(用量)の広い範囲での試験により、および言及された細菌株(コリネバクテリウム・キセロシス(Corynebacterium xerosis)、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)、サモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)およびエシェリキア・コリ(Escherichia coli))に対する殺菌効果の観察により発見された。3つ以上の香料成分を含む組成物の相乗効果の決定は、Chou, T., Pharmaceutical Reviews 58:621-681 (2006)により記載された多剤系に対する併用係数(CI)法を用いて行った。CI法は、質量作用の法則に基づいて相乗作用または拮抗作用を決定する。
【0046】
各薬剤の用量-効果の関係は、以下の50%効果式で記載される:
D=Dm[fa/(1-fa)]l/m
式中、
Dは、一定程度の効果(fa)を有する用量であり;
Dmは、50%効果用量であり;
mは、用量-効果の関係の形を表す係数である。
【0047】
x%効果でのnの薬剤の組合せについての併用係数(CI)についての一般式を次に示す:
【数1】
式中、
Dは、x%の効果を有する「単独の」薬剤jであり、
D
jは、x%の効果を有する「組み合わせた」薬剤jの用量である。
【0048】
以下の表は、拮抗効果、相加効果、および相乗効果と関連するCI値を示す。
【表1】
【0049】
ここに定義されたような組成物の使用は、細菌のような微生物の不活性化に特に有利である。抗菌効果は、ボディケアまたはホームケア製品のような衛生製品の主要な要件の一つである。ここに提供された組成物の抗菌効果は、当業者により容易に選択される任意の方法を用いて決定されてよい。ここに提供された組成物の抗菌効果を決定するための方法の一例は、細菌を抗菌組成物と接触させた後の、細菌の不活性化の効果の決定である(ここでは細菌接触時間(BCT)試験ともいう)。以下の実施例1~3は、利用されたBCT試験を説明する。
【0050】
いくつかの態様では、本開示は、香料成分を含む組成物を提供し、この組成物は、以下からなる群から選択される:
i. ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノール;
ii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオール;
iii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナール;
iv. デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノール;
v. フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノール;
vi. フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリン;
vii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲ;および
viii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジル、
ここで、これらの香料成分は、抗菌効果を提供するために十分な量で組成物中に存在する。
【0051】
いくつかの態様では、個々の成分自体が抗菌活性を有するが;組成物中で組み合わされた場合の個々の成分について抗菌効果を提供するための十分な量は、別々に使用された所定の個々の成分の抗菌効果を提供するための十分な量よりも少ない。
【0052】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための十分な量は、組成物の全体の匂いプロファイルに影響を与えない。
【0053】
いくつかの態様では、本開示の組成物、またはその使用は、組成物の抗菌効果が低い用量で得られるため、全体の香気プロファイルに影響を与えることなく、たとえばトリクロサンのような他の生物活性成分の量を減らすことができる。
【0054】
いくつかの態様では、本開示は、香料成分を含む組成物の使用、または使用方法を提供し、この組成物は、以下からなる群から選択される:
i. ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノール;
ii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオール;
iii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナール;
iv. デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノール;
v. フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノール;
vi.フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリン;
vii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲ;および
viii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジル、
ここで、これらの香料成分は、抗菌効果を提供するために十分な量で組成物中に存在する。
【0055】
いくつかの態様では、組成物は、細菌細胞を不活性化することによる抗菌効果を提供する。一態様では、細菌細胞は、コリネバクテリウム・キセロシス(Corynebacterium xerosis)、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)、サモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)およびエシェリキア・コリ(Escherichia coli)からなる群から選択される細菌株を含む。
【0056】
いくつかの態様では、本発明は、微生物を含む基材を、抗菌効果を提供する有効量の本開示のいくつかの態様による組成物で処理することを含む方法を提供する。
【0057】
「テルピネオール」とは、当該分野における通常の意味を、つまり、α-テルピネオール、β-テルピネオール、γ-テルピネオール、テルピネン-4-オールまたはこれらの混合物を意味する。あるいは、組成物中に存在するテルピネオールは、α-テルピネオールまたはテルピネン-4-オールである。あるいは、組成物中に存在するテルピネオールは、α-テルピネオールである。いくつかの態様では、この化合物は、以下の構造を有する:
【化1】
【0058】
香料成分の4-メトキシベンズアルデヒドは、アニスアルデヒドとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化2】
【0059】
香料成分の1,3-ベンゾジオキソール-5-カルバルデヒドは、ヘリオトロピンとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化3】
【0060】
香料成分のγ-ドデカラクトンは、デカールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化4】
【0061】
香料成分の(Z)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン-1-オールは、ネロールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化5】
【0062】
香料成分の2-メトキシ-4-(プロパ-1-エン-1-イル)フェノールは、イソオイゲノールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化6】
オイゲノール
【0063】
香料成分の2H-クロメン-2-オンは、クマリンとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化7】
【0064】
香料成分の2-メトキシ-4-(プロパ-2-エン-1-イル)フェノールは、オイゲノールFとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化8】
【0065】
香料成分のジメチルフェニルエチルカルビノールは、カルビノールミュゲとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化9】
【0066】
香料成分の(S)-(-)-(4-イソプロペニル-1-シクロヘキセニル)メタノールは、ペリコロールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化10】
【0067】
香料成分の3-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-2-メチルプロパナールは、ヘリオプロパナールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化11】
【0068】
香料成分の3-メチル-5-フェニル-1-ペンタノールは、フェニルヘキサノールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化12】
【0069】
香料成分の3,7-ジメチル-3-オクタノールは、テトラリノールとして、または以下の構造を有する化合物として公知である:
【化13】
【0070】
香料成分の酢酸ベンジル、または以下の構造を有する化合物:
【化14】
【0071】
上述の態様のいずれか一つにより、組成物は、抗菌剤として使用される。組成物が特に有効である細菌の非限定的なリストは、エシェリキア・コリ(Escherichia coli)(ATCC 10536)、コリネバクテリウム・キセロシス(Corynebacterium xerosis)(ATCC 373)、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)(ATCC 15442)、サモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)(ATCC 10708)、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)(ATCC 114126)、またはスタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)(ATCC 6538)を含む。
【0072】
「抗菌剤」の用語とは、当該分野において通常の意味を、つまり、微生物を殺傷するかまたはその増殖を阻害する薬剤を意味する。
【0073】
いくつかの態様では、本開示は、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物を提供する。
【0074】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0075】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するための有効量の組成物で処理される。
【0076】
いくつかの態様では、本開示は、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0077】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0078】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0079】
「抗菌活性コンシューマー製品」という表現は、当該分野における通常の意味、つまり適用される表面(たとえば皮膚、髪、テキスタイル、または住宅表面)上に存在する微生物の増殖を阻害するかまたは微生物を殺傷することが期待されるコンシューマー製品を意味する。
【0080】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、6:3:5:6である。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、1:12:5:2である。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、1:3:5:1である。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、6:1:1:2である。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノールの比率は、4:6:7:3である。
【0081】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.4%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.31%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.3%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.29%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.28%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.27%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.26%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.25%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.24%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.23%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.22%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.21%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.2%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.19%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.18%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.17%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.16%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.15%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.14%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.13%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.12%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.11%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.1%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.09%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.08%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.07%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05~0.06%w/vである。
【0082】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.07~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.08~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.09~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.1~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.11~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.12~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.13~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.14~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.15~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.16~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.17~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.18~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.20~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.21~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.22~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.23~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.24~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.25~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.26~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.27~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.28~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.29~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.30~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.31~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.32~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.33~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.34~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.35~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.36~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.37~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.38~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.39~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.40~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.41~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.42~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.43~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.44~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.45~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.46~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.47~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.48~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.49~0.5%w/vである。
【0083】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05、または0.06、または0.07、または0.08、または0.08、または0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.15、または0.16、または0.17、または0.18、または0.19、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5%w/vである。
【0084】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む抗菌組成物を提供する。
【0085】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0086】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0087】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0088】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0089】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0090】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、13:20:3である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、1:2:7である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、5:8:7である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、8:1:9である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオールの比率は、1:6:13である。
【0091】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.4~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.5~0.6%w/vである。
【0092】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.4%w/vである。
【0093】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.3、または0.4、または0.5、または0.6%w/vである。
【0094】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む抗菌組成物を提供する。
【0095】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0096】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0097】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0098】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0099】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0100】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、13:20:3:20である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、3:1:3:3である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、3:4:10:3である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、8:4:5:3である。あるいは、いくつかの態様では、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールの比率は、2:4:13:1である。
【0101】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.2~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.2~0.4%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.2~0.3%w/vである。
【0102】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.3~0.4%w/vである。
【0103】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.2、または0.3、または0.4、または0.5%w/vである。
【0104】
いくつかの態様では、本開示は、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物を提供する。
【0105】
いくつかの態様では、本開示は、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物を提供する。
【0106】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0107】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0108】
いくつかの態様では、本開示は、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0109】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0110】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0111】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、2:1:5:2である。あるいは、いくつかの態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、2:2:1:5である。あるいは、いくつかの態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、4:2:2:2である。あるいは、いくつかの態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、1:7:4:8である。あるいは、いくつかの態様では、デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノールの比率は、1:3:3:3である。
【0112】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.07~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.08~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.09~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.10~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.11~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.12~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.13~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.14~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.15~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.16~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.17~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.18~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.20~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.21~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.22~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.23~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.24~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.25~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.26~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.27~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.28~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.29~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.30~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.31~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.32~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.33~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.34~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.35~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.36~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.37~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.38~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.39~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.40~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.41~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.42~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.43~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.44~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.45~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.46~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.47~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.48~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.49~0.5%w/vである。
【0113】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.02~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.40%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.02~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.31%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.30%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.29%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.28%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.27%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.26%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.25%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.24%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.23%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.22%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.21%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.20%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.19%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.18%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.17%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.16%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.15%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.02~0.14%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.13%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.12%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.11%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.10%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.09%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.08%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.07%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.06%w/vである。
【0114】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.05、または0.06、または0.07、または0.08、または0.08、または0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.15、または0.16、または0.17、または0.18、または0.09、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5%w/vである。
【0115】
いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む抗菌組成物を提供する。
【0116】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0117】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0118】
いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0119】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0120】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0121】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、2:5:5である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、1:14:5である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、2:1:7である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、8:9:3である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノールの比率は、12:7:1である。
【0122】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.07~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.08~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.09~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.10~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.11~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.12~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.13~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.14~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.15~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.16~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.17~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.18~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.20~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.21~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.22~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.23~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.24~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.25~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.26~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.27~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.28~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.29~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.30~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.31~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.32~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.33~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.34~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.35~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.36~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.37~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.38~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.39~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.40~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.41~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.42~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.43~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.44~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.45~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.46~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.47~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.48~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.49~0.5%w/vである。
【0123】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.40%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.31%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.30%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.29%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.28%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.27%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.26%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.25%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.24%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.23%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.22%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.21%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.20%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.19%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.18%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.17%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.16%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.15%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.14%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.13%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.12%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.11%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.10%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.09%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.08%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.07%w/vである。
【0124】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.06、または0.07、または0.08、または0.08、または0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.14、または0.16、または0.17、または0.18、または0.09、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5%w/vである。
【0125】
いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む抗菌組成物を提供する。
【0126】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0127】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0128】
いくつかの態様では、本開示はフェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0129】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0130】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0131】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、5:1:1:2である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、2:2:2:4である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、3.2:3.1:2.6:0.5である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、1:5:3:1である。あるいは、いくつかの態様では、フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリンの比率は、1:7:1:1である。
【0132】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.04~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.05~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.07~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.08~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.09~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.10~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.11~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.12~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.13~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.14~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.15~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.16~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.17~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.18~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.20~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.21~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.22~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.23~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.24~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.25~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.26~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.27~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.28~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.29~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.30~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.31~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.32~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.33~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.34~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.35~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.36~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.37~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.38~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.39~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.40~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.41~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.42~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.43~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.44~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.45~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.46~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.47~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.48~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.49~0.5%w/vである。
【0133】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.40%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.03~0.31%w/vである。
【0134】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.03、または0.04、または0.05、または0.06、または0.07、または0.08、または0.08、または0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.14、または0.16、または0.17、または0.18、または0.09、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5%w/vである。
【0135】
いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む抗菌組成物を提供する。
【0136】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0137】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0138】
いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0139】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0140】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0141】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、1:5:10である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、1:10:9である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、2:5:3である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、5:3:2である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲの比率は、3:3:4である。
【0142】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.07~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.08~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.09~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.10~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.11~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.12~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.13~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.14~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.15~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.16~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.17~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.18~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.19~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.20~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.21~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.22~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.23~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.24~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.25~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.26~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.27~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.28~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.29~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.30~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.31~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.32~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.33~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.34~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.35~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.36~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.37~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.38~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.39~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.40~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.41~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.42~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.43~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.44~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.45~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.46~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.47~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.48~0.5%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.49~0.5%w/vである。
【0143】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.40%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.31%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.30%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.29%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.28%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.27%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.26%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.25%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.24%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.23%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.22%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.21%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.20%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.19%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.18%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.17%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.16%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.15%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.14%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.13%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.12%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.11%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.10%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.09%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.08%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.06~0.07%w/vである。
【0144】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.06、または0.07、または0.08、または0.09、または0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.15、または0.16、または0.17、または0.18、または0.19、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5%w/vである。
【0145】
いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む抗菌組成物を提供する。
【0146】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0147】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0148】
いくつかの態様では、本開示は、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0149】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0150】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルを含む抗菌活性コンシューマー製品で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0151】
いくつかの態様では、香料成分の比率が相乗的な抗菌効果を提供し、望ましく、バランスの取れた、かつ/または魅力のある快楽性能を与えることができる。いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、1:5:10:10である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、1:8:8:3である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、3:1:2:4である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、2:6:1:1である。あるいは、いくつかの態様では、オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルの比率は、1:2:6:1である。
【0152】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.10~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.11~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.12~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.13~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.14~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.15~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.16~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.17~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.18~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.19~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.20~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.21~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.22~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.23~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.24~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.25~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.26~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.27~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.28~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.29~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.30~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.31~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.32~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.33~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.34~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.35~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.36~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.37~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.38~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.39~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.40~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.41~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.42~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.43~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.44~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.45~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.46~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.47~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.48~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.49~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.50~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.51~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.52~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.53~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.54~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.55~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.56~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.57~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.58~0.6%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.59~0.6%w/vである。
【0153】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.59%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.58%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.57%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.56%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.55%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.54%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.53%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.52%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.51%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.50%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.49%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.48%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.47%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.46%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.45%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.44%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.43%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.42%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.41%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.40%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.39%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.38%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.37%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.36%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.35%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.34%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.33%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.32%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.31%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.30%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.29%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.28%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.27%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.26%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.25%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.24%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.23%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.22%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.21%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.20%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.19%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.18%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.17%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.16%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.15%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.14%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.13%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.12%w/vである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための組成物の有効量は、0.1~0.11%w/vである。
【0154】
いくつかの態様では、抗菌効果を提供するための抗菌組成物の有効量は、0.1、または0.11、または0.12、または0.13、または0.14、または0.14、または0.16、または0.17、または0.18、または0.09、または0.2、または0.21、または0.22、または0.23、または0.24、または0.25、または0.26、または0.27、または0.28、または0.29、または0.3、または0.31、または0.32、または0.33、または0.34、または0.35、または0.36、または0.37、または0.38、または0.39、または0.4、または0.41、または0.42、または0.43、または0.44、または0.45、または0.46、または0.47、または0.48、または0.49、または0.5、または0.51、または0.52、または0.53、または0.54、または0.55、または0.56、または0.57、または0.58、または0.59、または0.6%w/vである。
【0155】
いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物を提供する。
【0156】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0157】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0158】
いくつかの態様では、本開示は、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分を含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0159】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0160】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、フェニルヘキサノールと、ヘリオプロパナール、ネロール、テトラリノール、イソオイゲノール、テルピネオール、クマリン、オイゲノールF、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジルからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0161】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物を提供する。
【0162】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物の使用を提供する。
【0163】
あるいは、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0164】
いくつかの態様では、本開示は、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌活性コンシューマー製品を提供する。
【0165】
あるいは、いくつかの態様では、本開示は、抗菌活性コンシューマー製品を製造するための、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む抗菌組成物の使用、または使用方法を提供する。
【0166】
いくつかの態様では、本開示は、微生物活性に影響を与える非治療的方法を提供し、この方法は、微生物を含む基材を、アニスアルデヒドと、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナールからなる群から選択される少なくとも一つの香料成分とを含む組成物で処理することを含み、基材は、抗菌効果を提供するために有効量の組成物で処理される。
【0167】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、1000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、1500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、2000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、2500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、3000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、3500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、4500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、5000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、5500~6000ppmである。
【0168】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~4500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~3500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~1500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500~1000ppmである。
【0169】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のフェニルヘキサノールの有効量は、500、または1000、または1500、または2000、または2500、または3000、または3500、または4000、または4500、または5000、または5500、または6000%w/vである。
【0170】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、3000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、3500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、4500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、5000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、5500~6000ppmである。
【0171】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~4500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~3500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000~2500ppmである。
【0172】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオプロパナールの有効量は、2000、または2500、または3000、または3500、または4000、または4500、または5000、または5500、または6000ppmである。
【0173】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1500~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、2000~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、2500~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、3000~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、3500~4000ppmである。
【0174】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~3500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000~1500ppmである。
【0175】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のテトラリノールの有効量は、1000、または1500、または2000、または2500、または3000、または3500、または4000ppmである。
【0176】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、1000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、1500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、2000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、2500~3000ppmである。
【0177】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~1500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500~1000ppmである。
【0178】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のイソオイゲノールの有効量は、500、または1000、または1500、または2000、または2500、または3000ppmである。
【0179】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、1000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、1500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、2000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、2500~3000ppmである。
【0180】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500~1500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500~1000ppmである。
【0181】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のテルピネオールの有効量は、500、または1000、または1500、または2000、または2500、または3000ppmである。
【0182】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、2000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、2500~3000ppmである。
【0183】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1000~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1000~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1000~1500ppmである。
【0184】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のクマリンの有効量は、1000、または1500、または2000、または2500、または3000ppmである。
【0185】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、300~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、400~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、500~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、600~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、700~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、800~1000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、900~1000ppmである。
【0186】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~900ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~800ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~700ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~600ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~400ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200~300ppmである。
【0187】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のオイゲノールFの有効量は、200、または300、または400、または500、または600、または700、または800、または900、または1000ppmである。
【0188】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~7000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4500~7000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、5000~7000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、5500~7000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、6000~7000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、6500~7000ppmである。
【0189】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~6500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000~4500ppmである。
【0190】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のカルビノールミュゲの有効量は、4000、または4500、または5000、または5500、または6000ppmである。
【0191】
いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、5000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、5500~6000ppmである。
【0192】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000~4500ppmである。
【0193】
いくつかの態様では、抗菌組成物中の酢酸ベンジルの有効量は、4000、または4500、または5000、または5500、または6000ppmである。
【0194】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500~4500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、3000~4500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、3500~4500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、4000~4500ppmである。
【0195】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500~4000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500~3500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500~3000ppmである。
【0196】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のアニスアルデヒドの有効量は、2500、または3000、または3500、または4000、または4500ppmである。
【0197】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、5000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、5500~6000ppmである。
【0198】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000~4500ppmである。
【0199】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のヘリオトロピンの有効量は、4000、または4500、または5000、または5500、または6000ppmである。
【0200】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1500~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、2000~3000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、2500~3000ppmである。
【0201】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1000~2500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1000~2000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1000~1500ppmである。
【0202】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のデカールの有効量は、1000、または1500、または2000、または2500、または3000ppmである。
【0203】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4500~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、5000~6000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、5500~6000ppmである。
【0204】
あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4000~5500ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4000~5000ppmである。あるいは、いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4000~4500ppmである。
【0205】
いくつかの態様では、抗菌組成物中のペリコロールの有効量は、4000、または4500、または5000、または5500、または6000ppmである。
【0206】
いくつかの態様では、組成物は、香料担体、香料補助成分、およびこれら混合物;ならびに任意に少なくとも一つの香料助剤からなる群から選択される少なくとも一つの成分をさらに含む。
【0207】
いくつかの態様では、組成物は、コンシューマー製品として配合され、ここで、コンシューマー製品は、香料、ファブリックケア製品、ボディケア製品、化粧品、スキンケア製品、エアケア製品またはホームケア製品である。一態様では、コンシューマー製品は、ファインパフューム、スプラッシュもしくはオードパフューム、コロン、シェービングもしくはアフターシェービングローション、液体もしくは固形洗剤、ファブリック柔軟剤、ファブリックリフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、カーペットクリーナー、カーテンケア製品、シャンプー、カラーリング調製剤、カラーケア製品、ヘアシェイプ製品、デンタルケア製品、消毒剤、インティメートケア製品、ヘアスプレー、バニッシングクリーム、デオドラントもしくは制汗剤、脱毛剤、タンニングもしくは日焼け製品、ネイル製品、スキンクレンジング、メーキャップ、賦香石鹸、シャワーもしくはバスムース、オイルもしくはジェル、フット/ハンドケア製品、衛生製品、エアフレッシュナー、「すぐに使える」粉末エアフレッシュナー、カビ取り剤、家具ケア、拭き取り用品、食器用洗剤もしくは硬質表面用洗剤、レザーケア製品、カーケア製品である。
【0208】
「香料担体」とは、香料の観点から実質的に中立である、つまり、香料成分の感覚刺激特性を明らかに変化させない材料を意味する。担体は、液体または固体であってよい。
【0209】
液体担体として、非限定的例として、乳化系、つまり溶媒と界面活性剤の系、または香料中に一般的に使用される溶媒を挙げることができる。香料中に一般的に使用される溶媒の性質および種類の詳細な説明は、網羅的であることはできない。しかしながら、非限定的例として、ブチレンまたはプロピレングリコール、グリセロール、ジプロピレングリコールおよびそのモノエーテル、1,2,3-プロパントリイルトリアセテート、グルタル酸ジメチル、アジピン酸ジメチル、1,3-ジアセチルオキシプロパン-2-イルアセテート、フタル酸ジエチル、ミリスチン酸イソプロピル、安息香酸ベンジル、ベンジルアルコール、2-(2-エトキシエトキシ)-1-エタノ、クエン酸トリエチルまたはこれらの混合物のような溶媒を挙げることができ、これらは最も一般的に使用される。香料担体および香料補助成分の両方を含む組成物について、予め特定されたもの以外の適切な香料担体は、エタノール、水/エタノール混合物、リモネンまたは他のテルペン、Isopar (供給元:Exxon Chemical)の商標で公知のようなイソパラフィンまたはDowanol(供給元:Dow Chemical Company)の商標で公知のようなグリコールエーテルおよびグリコールエーテルエステル、またはCremophor RH 40(供給元:BASF)の商標で公知のような水素化ヒマシ油であることができる。
【0210】
固体担体とは、香料組成物または香料組成物のいくつかの構成要素を化学的または物理的に結合することができる材料を意味する。一般に、このような固体担体は、組成物を安定化するか、組成物もしくはいくつかの成分の蒸発の速度を制御するかのいずれかのために使用される。固体担体の使用は、当該分野で現在使用されており、当業者は、所望な効果をどのように達成するかを知っている。しかしながら、固体担体としての非限定的例により、吸収ガムまたはポリマーまたは無機材料、たとえば多孔質ポリマー、シクロデキストリン、木材を基礎とする材料、有機ゲルもしくは無機ゲル、粘土、石膏タルクまたはゼオライトを挙げることができる。
【0211】
固体担体の他の非限定的例として、カプセル化材料を挙げることができる。このような材料の例は、単糖類、二糖類もしくは三糖類、天然もしくは加工デンプン、親水コロイド、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、タンパク質もしくはペクチンのような壁形成材料および可塑剤、またはH. Scherz, Hydrokolloide: Stabilisatoren, Dickungs- und Geliermittel in Lebensmitteln, Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie, Lebensmittelqualitaet, Behr′s Verlag GmbH & Co., Hamburg, 1996のような参考文献に引用された材料を含むことができる。カプセル化は、当業者に周知のプロセスであり、たとえば、噴霧乾燥、アグロメレーションまたは押出のような技術を用いて実施することができるか;またはコアセルベーションおよび複合コアセルベーション技術を含む被覆カプセル化からなる。非限定的例として、特に、重合により、界面重合により、コアセルベーションによりまたはこの全てにより誘導される相分離プロセスのような技術(この技術の全ては先行技術において記載されている)を用いて、かつ任意に、高分子安定剤もしくはカチオン性ポリマーの存在で、アミノプラスト、ポリアミド、ポリエステル、ポリ尿素またはポリウレタンタイプの樹脂(これらの樹脂の全ては当業者に周知である)またはこれらの混合物を用いたコア-セルカプセル化を挙げることができる。
【0212】
特に、樹脂として、アルデヒド(たとえば、ホルムアルデヒド、2,2-ジメトキシエタナール、グリオキサール、グリオキシル酸またはグリコールアルデヒドおよびこれらの混合物)と、アミン、すなわち尿素、ベンゾグアナミン、グリコールウリル、メラミン、メチロールメラミン、メチル化メチロールメラミン、グアナゾールなど、ならびにこれらの混合物との重縮合により製造されたものを挙げることができる。あるいは、Urac(登録商標)(供給元:Cytec Technology Corp.)、Cymel(登録商標)(供給元:Cytec Technology Corp.)、Urecoll(登録商標)またはLuracoll(登録商標)(供給元:BASF)の商標で市販されているような予備形成された樹脂のアルキロール化ポリアミンを使用してよい。
【0213】
特に、樹脂として、グリセロールのようなポリオールと、ヘキサメチレンジイソシアナートの三量体、イソホロンジイソシアナートもしくはキシリレンジイソシアナートの三量体またはヘキサメチレンジイソシアナートのビウレットまたはトリメチロールプロパンを有するキシリレンジイソシアナートの三量体(Takenate(登録商標)の商標で公知、供給元:Mitsui Chemicals)、のようなポリイソシアナートとの、その中でもトリメチロールプロパンを有するキシリレンジイソシアナートの三量体およびヘキサメチレンジイソシアナートのビウレットとの重縮合により製造されるものを挙げることができる。
【0214】
アミノ樹脂、すなわちメラミンを基礎とする樹脂とアルデヒドとの重縮合による香料のカプセル化に関連する発展性のある文献のいくつかは、K. Dietrich et al.によりActa Polymerica, 1989, vol. 40, pages 243, 325および683、ならびに1990, vol. 41, page 91で公表されたような論文により代表される。このような論文は、特許文献でさらに詳説されかつ例示されている先行技術の方法によるこのようなコア-シェルマイクロカプセルの製造に影響を与える多様なパラメータをすでに記載している。Wiggins Teape Group Limitedの米国特許第4,396,670号明細書は、後者の適切な初期の例である。それ以来、他の多くの著者または創作者が、この分野の文献を充実させてきたので、ここで公表された全ての進展を網羅することは不可能であるが、このタイプのカプセル化における一般的な知識は極めて重要である。このようなマイクロカプセルの適切な使用を扱った関連する最近の刊行物は、たとえば H.Y. Lee et al.のJournal of Microencapsulation, 2002, vol. 19, pages 559-569における文献、国際公開第01/41915号またはS. Bone et al.のChimia, 2011, vol. 65, pages 177-181における文献により代表される。
【0215】
香料補助成分は、香料組成物中に存在する場合、ノナ-2,6-ジエン-1-オール、3-ネオペンチルピリジン、2-メチルヘキサン-3-オンオキシム、テルピネオールまたは2-イソプロピル-5-メチルフェノール以外のものである。さらに、「香料補助成分」とは、ここでは、快楽効果を付与するために香料調製物または組成物中に使用される化合物を意味する。換言すると、香料成分であると見なされるそのような補助成分は、匂いがあるというだけではなく、組成物の匂いを肯定的にまたは快適に付与または変更することができるものである、と当業者により認識されなければならない。
【0216】
香料補助成分の性質および種類は、ここではより詳細な説明を保証するものではなく、いずれの場合でも網羅的ではなく、当業者は、一般的な知識に基づいて、かつ意図された使用もしくは適用および所望の感覚刺激効果に従って、この香料補助成分を選択することができる。一般的な用語では、これらの香料補助成分は、アルコール、ラクトン、アルデヒド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリル、テルペノイド、含窒素もしくは含硫黄複素環式化合物および精油のような様々な化学薬品クラスに属し、かつこの香料補助成分は、天然または合成由来のものであることができる。
【0217】
特に、以下のような香料配合物中に一般的に使用される香料補助成分を挙げることができる:
・ アルデヒド成分: デカナール、ドデカナール、2-メチル-ウンデカナール、10-ウンデセナール、オクタナールおよび/またはノネナール;
・ 芳香性薬草成分:ユーカリ油、カンファー、ユーカリプトール、メントールおよび/またはα-ピネン;
・ バルサム成分: クマリン、エチルバニリンおよび/またはバニリン;
・ シトラス成分:ジヒドロミルセノール、シトラール、オレンジ油、酢酸リナリル、シトロネリルニトリル、オレンジテルペン、リモネン、1-P-メンテン-8-イルアセテートおよび/または1,4(8)-P-メタンジエン;
・ フローラル成分:ジヒドロジャスモン酸メチル、リナロール、シトロネロール、フェニルエタノール、3-(4-tert-ブチルフェニル)-2-メチルプロパナール、ヘキシルシンナムアルデヒド、酢酸ベンジル、サリチル酸ベンジル、テトラヒドロ-2-イソブチル-4-メチル-4(2H)-ピラノール、β-イオノン、2-(メチルアミノ)安息香酸メチル、(E)-3-メチル-4-(2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセン-1-イル)-3-ブテン-2-オン、サリチル酸ヘキシル、3,7-ジメチル-1,6-ノナジエン-3-オール、3-(4-イソプロピルフェニル)-2-メチルプロパナール、酢酸ベルジル(verdyl acetate)、ゲラニオール、P-メンタ-1-エン-8-オール、4-(1,1-ジメチルエチル)-1-シクロヘキシルアセテート、1,1-ジメチル-2-フェニルエチルアセテート、4-シクロヘキシル-2-メチル-2-ブタノール、サリチル酸アミル、高シス型のジヒドロジャスモン酸メチル、3-メチル-5-フェニル-1-ペンタノール、プロピオン酸ベルジル(verdyl proprionate)、酢酸ゲラニル、テトラヒドロリナロール、シス-7-P-メンタノール、プロピル(S)-2-(1,1-ジメチルプロポキシ)プロパノアート、2-メトキシナフタレン、2,2,2-トリクロロ-1-フェニルエチルアセテート、4/3-(4-ヒドロキシ-4-メチルペンチル)-3-シクロヘキセン-1-カルバルデヒド、アミルシンナムアルデヒド、4-フェニル-2-ブタノン、酢酸イソノニル、4-(1,1-ジメチルエチル)-1-シクロヘキシルアセテート、イソブチル酸ベルジル(verdyl isobutyrate)および/またはメチルイオノン異性体の混合物;
・ フルーティ成分:ガンマ ウンガンマ-ドデカラクトンアセトン、4-デカノリド、エチル2-メチル-ペンタノアート、酢酸ヘキシル、エチル2-メチルブタノアート、γ-ノナラクトン、アリルヘプタノアート、2-フェノキシエチルイソブチラート、エチル2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-アセテートおよび/またはジエチル1,4-シクロヘキサンジカルボキシラート;
・ グリーン成分:2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-カルバルデヒド、2-tert-ブチル-1-シクロヘキシルアセテート、スチルアリルアセテート、アリル(2-メチルブトキシ)アセテート、4-メチル-3-デセン-5-オール、ジフェニルエーテル、(Z)-3-ヘキセン-1-オールおよび/または1-(5,5-ジメチル-1-シクロヘキセン-1-イル)-4-ペンテン-1-オン;
・ ムスク成分:1,4-ジオキサ-5,17-シクロペンタデカンジオン、ペンタデセノリド、3-メチル-5-シクロペンタデセン-1-オン、1,3,4,6,7,8-ヘキサヒドロ-4,6,6,7,8,8-ヘキサメチル-シクロペンタ-g-2-ベンゾピラン、(1S,1′R)-2-[1-(3′,3′-ジメチル-1′-シクロヘキシル)エトキシ]-2-メチルプロピルプロパノアート、ペンタデカノリドおよび/または(1S,1′R)-[1-(3′,3′-ジメチル-1′-シクロヘキシル)エトキシカルボニル]メチルプロパノアート;
・ ウッディ成分:1-(オクタヒドロ-2,3,8,8-テトラメチル-2-ナフタレニル)-1-エタノン、パチュリ油、パチュリ油のテルペン画分、(1′R,E)-2-エチル-4-(2′,2′,3′-トリメチル-3′-シクロペンテン-1′-イル)-2-ブテン-1-オール、2-エチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1-イル)-2-ブテン-1-オール、メチルセドリルケトン、5-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテニル)-3-メチルペンタン-2-オール、1-(2,3,8,8-テトラメチル-1,2,3,4,6,7,8,8a-オクタヒドロナフタレン-2-イル)エタン-1-オンおよび/または酢酸イソボルニル;
・ 他の成分(たとえばアンバー、パウダリースパイシーまたはウォータリー):ドデカヒドロ-3a,6,6,9a-テトラメチル-ナフト[2,1-b]フランおよびその任意の立体異性体、ヘリオトロピン、アニスアルデヒド、オイゲノール、シンナムアルデヒド、チョウジ油、3-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-2-メチルプロパナールおよび/または3-(3-イソプロピル-1-フェニル)ブタナール。
【0218】
香料補助成分は、上述のものに限定されるものではなく、この他の多くの補助成分は、いずれの場合でも、S. Arctanderによる書籍, Perfume and Flavor Chemicals, 1969, Montclair, New Jersey, USAもしくはそのより最近の版のような参考文献、または同様の種類の他の著述、ならびに香料分野の豊富な特許文献に列挙されている。この補助成分は、また、多様なタイプの香料化合物を制御するように放出することが知られている化合物であってもよいと解釈される。
【0219】
「香料助剤」とは、色、特に耐光性、化学的安定性などのような付加的に付与される利点を与えることができる成分を意味する。香料において一般的に使用される助剤の性質および種類の詳細な記載は、網羅的であることはできないが、これらの成分は当業者に周知であることを言及しなければならない。しかしながら、特別な非限定的例として、以下のものを挙げることができる:粘度調節剤(たとえば、界面活性剤、増粘剤、ゲル化剤および/またはレオロジー調整剤)、安定剤(たとえば、保存剤、酸化防止剤、熱/光およびまたは緩衝剤またはキレート剤、たとえばBHT)、着色剤(たとえば、染料および/または顔料)、保存剤(たとえば抗菌剤または抗微生物剤または抗真菌剤または抗刺激剤)、研磨剤、皮膚冷却剤、定着剤、昆虫忌避剤、軟膏、ビタミンおよびこれらの混合物。
【0220】
当業者は、単に当該分野の標準的知識を適用することにより、ならびに試行錯誤方法論により、香料組成物の上述の成分を混合することにより、所望の効果のために最適な配合物を完全に設計することができると解釈される。
【0221】
香料組成物は、先に定義されたような少なくとも一つの抗菌組成物と、この開示の特別な態様を表す少なくとも一つの香料担体とからなり、ならびに香料組成物は、先に定義されたような少なくとも一つの抗菌組成物と、少なくとも一つの香料担体と、少なくとも一つの香料補助成分と、任意に少なくとも一つの香料助剤を含む。
【0222】
明確にするために述べると、化学合成から直接生じる任意の混合物、たとえば、適切な精製なしで本開示の化合物が出発物、中間体または最終生成物として含まれるであろう反応媒体は、この混合物が香料のための適切な形態で本発明の化合物を提供しない限り、本開示による香料組成物と見なすことができないと解釈される。したがって、未精製の反応混合物は、他に明確に記載しない限り、一般に本開示から除外される。
【0223】
さらに、先に定義されたような抗菌組成物は、有利に、現代の香料、つまりファインパフュームまたは機能性香料の全ての分野で、抗菌組成物が添加されるコンシューマー製品の匂いを肯定的に付与するかまたは変更するために使用することもできる。したがって、本開示の他の主題は、ここに記載されたような少なくとも一つの抗菌組成物を含む香料コンシューマー製品により表される。
【0224】
上述の組成物は、そのままで、または本開示の香料組成物の一部として添加することができる。
【0225】
明確にするために述べると、「香料コンシューマー製品」とは、適用される表面(たとえば、皮膚、髪、テキスタイル、または住宅表面)または空気に、少なくとも快適な香料効果をもたらすことが期待されるコンシューマー製品を意味することに言及しなければならない。換言すると、本開示による香料コンシューマー製品は、機能性配合物、ならびに任意に、所望のコンシューマー製品、たとえば洗剤もしくはエアフレッシュナーに対応する付加的な有益な薬剤、および本開示の少なくとも一つの化合物の嗅覚的有効量を含む賦香コンシューマー製品である。明確にするために述べると、香料コンシューマー製品は、非食用製品である。
【0226】
香料コンシューマー製品の構成成分の性質および種類は、ここでより詳細な説明を保証するものではなく、いずれの場合でも網羅的ではなく、当業者は、一般的な知識に基づいて、かつ製品の性質および所望の効果に従ってこの構成成分を選択することができる。
【0227】
適切な香料コンシューマー製品の非限定的例は、ファインパフューム、スプラッシュもしくはオードパフューム、コロンまたはシェーブローションもしくはアフターシェーブローションのような香料;液体洗剤もしくは固形洗剤、ファブリック柔軟剤、ファブリックリフレッシャー、アイロン水、紙、または漂白剤、カーペットクリーナー、カーテンケア製品のようなファブリックケア製品;ヘアケア製品(たとえば、シャンプー、カラーリング調製物もしくはヘアスプレー、カラーケア製品、ヘアシェイプ製品、デンタルケア製品)、消毒剤、インティメートケア製品のようなボディケア製品;化粧品(たとえばスキンクリームもしくはローション、バニシングクリームまたはデオドラントもしくは制汗剤(たとえばスプレーもしくはロールオン)、脱毛剤、タンニングもしくは日焼けもしくは日焼け後製品、ネイル製品、スキンクレンジング、メーキャップ);またはスキンケア製品(たとえば賦香石鹸、シャワーもしくはバスムース、オイルもしくはジェル、または衛生製品もしくはフット/ハンドケア製品);住宅スペース(部屋、冷蔵庫、食器棚、靴もしくは車)および/または公共スペース(ホール、ホテル、モールなど)で使用することができるエアフレッシュナーもしくは「すぐに使える」粉末エアフレッシュナーのようなエアケア製品;またはカビ取り剤、家具ケア、拭き取り用品、食器用洗剤もしくは硬質表面(たとえばフロア、バス、トイレもしくは窓)用洗剤のようなホームケア製品;レザーケア製品;ポリッシュ、ワックス、プラスチッククリーナーのようなカーケア製品であることができる。あるいは、いくつかの態様では、コンシューマー製品は、ボディケア製品またはホームケア製品である。
【0228】
上述の香料コンシューマー製品のいくつかは、本開示の組成物にとって攻撃性の媒体を示すこともあるので、たとえば、酵素、光、熱またはpH変化のような適切な外部刺激に応じて、カプセル化によるかまたは本開示の成分を放出するために適した他の化学薬品に化学結合することによって、後者の組成物を早期の分解から保護することを必要としてよい。
【0229】
本開示による組成物を、前述の多様な製品もしくは組成物に組み込むことができる割合は、広範囲の値の内で変化する。これらの値は、賦香されるべき物品の性質および所望の感覚刺激効果、ならびに本開示による化合物が、当該分野で通常使用される香料補助成分、溶媒または添加物と混合される場合には補助成分の性質に依存する。
【0230】
たとえば、香料組成物の場合、典型的な濃度は、これらが組み込まれる組成物の質量を基準として、本開示の組成物の0.001質量%~10質量%のオーダー、またはそれ以上である。0.01質量%~1質量%のオーダーのようなこれより低い濃度は、これらの化合物が香料コンシューマー製品に組み込まれる場合に、物品の質量に対するパーセンテージを使用することができる。
【0231】
いくつかの態様では、本開示は、特に、このような製品中の塩素化殺生物剤の存在を回避することによる、特に、香料またはコンシューマー製品中での微生物活性の抑制を含む使用方法を提供する。これらの方法は、ここに記載されたような抗菌組成物を、このような製品に添加するかまたは組み込み、この抗菌組成物が、抗菌効果を提供することを含む。したがって、塩素化殺生物剤の使用を、回避または排除することができる。
【0232】
本発明は、以下の実施例によって、最良に説明されるが、これに限定されるものではない。
【0233】
実施例
実施例1:細菌懸濁液の準備およびBCT試験
C.キセロシス(C. xerosis):C.キセロシス(C. xerosis)ATCC 373株の懸濁液を以下のように準備した:保存培養(-80℃で保存)を解凍し、0.5%Tween80を有するトリプティックソイ寒天培地(TSA-TW80)上で継代培養し、37℃で48hインキュベートした。初代培養を、TSA-TW80上で再び継代培養し、二次培養を準備した。二次培養の単一コロニーを選択し、0.5%Tween80を有するブレインハートインフュージョンブロス(BHI-TW80)30mlに接種するために使用した。接種したブロスを、37℃で180rpmで24hインキュベートした。24h培養のアリコート(1ml)を、新しいBHI-TW80ブロス培地30ml内に接種し、37℃で180rpmで48hインキュベートした。48h培養のアリコート(2~3ml)を、4つの新しいBHI-TW80ブロス培地50ml内に接種し、37℃で180rpmで4~6hインキュベートした。OD600nmが1.6の目標値に到達した際に、細胞を5000rpmで10分間遠心分離により収穫し、次いで109~1010cfu/mLの濃度で同じ新しいBHI-TW80内に再懸濁させた。この懸濁液を、BCT試験のための細菌懸濁液として使用した。
【0234】
S.ヘモリチカス(S. haemolyticus):皮膚から単離したS.ヘモリチカス(S. haemolyticus)114126株の懸濁液を以下のように準備した:保存培養(-80℃で保存)を解凍し、TSA-TW80寒天プレート培地上で継代培養し、37℃で24hインキュベートして、単一コロニーを得た。初代培養の単一コロニーを、新しいTSA-TW80プレートに画線し、37℃で24hインキュベートして、二次培養を準備した。二次培養の単一コロニーを採取し、BHI-TW80ブロス50mLに接種するために使用した。接種したブロスを、37℃で180rpmで18hインキュベートした。18h培養のアリコート(0.5ml)を、新しいBHI-TW80ブロス50ml内に接種し、37℃で180rpmで約3hインキュベートした。ブロスのOD600nm値が1~2に到達した際に、細胞を5000rpmで10分間遠心分離により収穫し、次いで1~5×108CFU/mLの濃度で新しいBHI-TW80ブロス内に再懸濁させた。この懸濁液を、BCT試験のための細菌懸濁液として使用した。
【0235】
E.コリ(E. coli)、S.アウレウス(S. aureus)、P.エルギノーザ(P. aeruginosa)、およびS.エンテリカ(S. enterica):E.コリ(E. coli)ATCC 10536株、S.アウレウス(S. aureus)ATCC 6538株、シュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)ATCC 15442株、およびサモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)ATCC 10708株の個別の懸濁液を以下のように準備した:保存培養(-80℃で保存)を解凍し、トリプティックソイ寒天(TSA)寒天プレート培地上で継代培養し、37℃で24hインキュベートして、単一コロニーを得た。初代培養の単一コロニーを、TSAプレート上に画線し、37℃で24hインキュベートして、二次培養を作製した。二次培養の単一コロニーを採取し、TSBブロス50mL内に接種するために使用した。接種したTSBブロスを、37℃で180rpmで18hインキュベートした。18h培養のアリコート(0.5ml)を、新しいTSBブロス50ml内に接種し、37℃で180rpmで2~3hインキュベートした。ブロスのOD600nm値が1~2に到達した際に、細胞を5000rpmで10分間遠心分離により収穫し、次いで1~5×108CFU/mLの濃度で新しいTSBブロス内に再懸濁させた。これらの懸濁液を、BCT試験のための細菌懸濁液として使用した。
【0236】
BCT試験:一定範囲の濃度の試験組成物(一つより多くの香料成分の組合せ、および単一の香料成分を含む比較組成物)を、エタノール中に準備した。各試験組成物の5つの複製を、96ウェルマイクロタイタープレート内に添加し(ウェル一つあたり120μl)、B列には、エタノール溶液だけを含む対照組成物を含む。1mLあたり約1×108の細菌濃度の細菌細胞懸濁液(上述で準備した)120μlを、マイクロタイタープレートの各ウェルに添加した。細菌懸濁液を、試験溶液と一緒に45、60、または120秒間インキュベートした。試験溶液を有する細菌懸濁液のインキュベーションに続いて、マルチウェルマイクロタイタープレート内で細菌懸濁液の段階希釈(3段階1:10希釈、続いて17段階1:2希釈)を作製した。
【0237】
各プレートを密封し、攪拌(180rpm)しながら37℃でインキュベートした。インキュベーション後に、ウェルの濁度(OD600nm)を、Tecanマイクロプレートリーダーを用いて決定した。濁ったウェルは、生細胞が存在するために、ポジティブな増殖と見なされた。各試料の生細胞の総数(log CFU)を計算した。最終濃度(用量)での各試験組成物についての対数減少値を、エタノール溶液の対照試料に対して計算した。試験組成物の特定の濃度から観察された効果の程度(fa)を、各試料の対数減少値を対照試料のlog CFU値で除算することにより計算した(ここでは、効果係数という)。
【0238】
併用係数(CI)による相乗効果の決定:CIを、Compusynソフトウェア(ComboSyn, Inc., Dr. Dorothy Chouにより2005年に作成)を用いて、製造元の指示に従って計算した。各試験組成物(一つより多くの香料成分の組合せ、および組合せを生成するために使用される単一の香料成分を有する比較組成物)の濃度およびその対応する効果係数を入力し、対応するCIを計算した。
【0239】
計算されたCI値が、0.9より小さかった場合、香料成分の組合せは、相乗効果を有すると見なされた。計算されたCI値が、1.0と0.9との間にある場合、香料成分の組合せは、相加効果を有すると見なされた。計算されたCI値が、1.0より大きかった場合、香料成分の組合せは、拮抗作用を有すると見なされた。
【0240】
表1~53は、細菌細胞の不活性化に対する、ここに示された多様な態様による組成物の、および対応する個々の香料成分の用量効果を示す。組成物のストックを、100%エタノール中に準備し、次いで、MilliQ水で希釈して、40%エタノールまたは50%エタノール中の2×最終濃度を得た。これらの実験は、多様な用途を反映するために、多様な対象菌株および接触時間で計画された:デオドラント(表1~14);石鹸(表15~24);および表面浄化剤(表25~53)。
【0241】
表54~56は、表1~53中のデータを用いて、多様な用途についての多様な株に対する、試験された組成物の対数減少値および計算されたCIを示す。強調されたセルは、香料成分の特定の組合せの計算された相乗効果を示す。以下の表は、表54~56中のデータをまとめ、ここに示されたいくつかの態様により生成された多様な相乗効果組成物を列挙している。
【表2】
【0242】
以下の表は、特定の濃度での組成物A3、A4、S1、S2、S5、S11、S12、およびS15を構成する香料成分(PRM)を記載し、ppmで示した組成物中の香料成分の量を列挙している。
【表3-1】
【表3-2】
実施例2:ロールオンデオドラントベース中での、ここに示されたいくつかの態様による組成物のインビトロ効果
【0243】
抗菌組成物A3、A4、S2、S5、S12、S14、およびS15のいずれかを含む試験デオドラント配合物は、以下のように作製した:抗菌組成物50mgを、Cremphor(BASF)300mgおよびデオドラントベース9.57gに添加した。合わせた混合物を、磁気攪拌機を用いて10分間攪拌した。抗菌組成物なしのデオドラントベース、またはエチルヘキシルグリセリンのいずれかを含む対照デオドラント配合物も作製した。
【0244】
試験デオドラント配合物、または対照デオドラント配合物の試料900gを、上述の実施例1に記載された方法に従って製造したC.キセロシス(C. xerosis)ATCC 373細胞の懸濁液に添加した。試験デオドラント配合物および対照デオドラント配合物を、細菌懸濁液と120秒間接触させ、その時間内で、試料を次のように混合した:2×(ボルテックスにより30s混合し、次いで10s静置した)、次いで再度20s混合した。接触時間の完了時に、ブレインハートインフュージョンブロス(BHI)のアリコート9mlを、各試料に添加し、試料の10
-1希釈物が生じた。さらなる希釈(10
-2~10
-7)を、BHI900μl中で行った。各希釈物のアリコート(100μl)を、TSA+0.5%Tween80培地の複製プレート上で培養した。37℃で3日のインキュベーション後に、プレート上のコロニーを数えた。生細胞の対数減少値を、BHI培地の対照試料に対して計算した。この結果を
図1に示す。
【0245】
抗菌組成物A3、A4、S2、S5、S12、S14、およびS15のいずれかを含む試験デオドラント配合物は、ベンチマーク抗菌剤のエチルヘキシルグリセリンを含む両方の対照デオドラント配合物(それぞれ、
図1の下側のラインおよび上側のライン)よりも、細菌増殖の大きな対数減少値を示した。
実施例3:デオドラントベース中の「A4」で示された組成物のインビボ効果
【0246】
次に、抗菌組成物A4を選択し、実施例2に記載された方法により、ロールオンデオドラントベース内に組み込んだ。以下の表を参照すると、抗菌組成物A4は、低い蒸発速度を有するヘリオプロパナールおよびフェニルヘキサノールのような成分を含むため、抗菌組成物A4が、ロールオン製品用のプロトタイプとして選択された。低い蒸発速度は、デオドラント配合物の抗菌活性を延長することができる。
【表4】
【0247】
被験者に、試験デオドラント配合物が、適用の4時間および8時間後に、汗の悪臭を低減する能力を評価するように依頼した。さらに、被験者の皮膚上の細菌集団を減少する、試験デオドラント配合物の能力も評価した。
【0248】
適用の4時間後の効力の評価:以下の表を参照し、40名の被験者が、次のプロトコルに従った:調査の最初の6日間、被験者に、洗浄のために無香料石鹸を使用し、デオドラントおよび制汗剤の使用は慎むように指示した。この最初の6日間のウオッシュアウト期間の後に、被験者は、無香料石鹸を用いて腋窩の標準化された洗浄を実施し、洗浄の24時間後に、4名の匂い判定士が、汗の臭いを評価して、20名の被験者の妥当性を認めた。翌日、この適格な20名の被験者は、他の標準化された洗浄を実施した。汗の臭いの評価を繰り返し、微生物綿棒を、0時間評価(ベースライン)のために採取した。その後、試験デオドラント配合物(400mg)を、ランダムに一人あたり一方の腋窩に適用した。製品を適用して4時間後に、汗の臭いの評価を繰り返し、微生物綿棒を、両方の腋窩から再度採取した。この結果を
図2に示す。
【表5】
【0249】
図2を参照すると、0時間ベースラインで処理した腋窩と未処理の腋窩との間に有意差は観察されなかった(p>0.05)。しかしながら、4時間後、処理された腋窩は、有意に低い、報告された悪臭値、総細菌数およびコリネバクテリア数を有していた(p<0.05)。総合すると、これらのデータは、試験デオドラント配合物が、汗の悪臭を制御することができたことを示唆する。
【0250】
適用の8時間後の効力の評価:以下の表を参照し、40名の被験者が、次のプロトコルに従った:調査の最初の7日間、被験者に、洗浄のために無香料石鹸を使用し、デオドラントおよび制汗剤の使用は慎むように指示した。この最初の6日間のウオッシュアウト期間の後に、被験者は、無香料石鹸を用いて腋窩の標準化された洗浄を実施し、洗浄の24時間後に、4名の匂い判定士が、汗の臭いを評価して、20名の被験者の妥当性を認めた。翌日、この被験者らは、他の標準化された洗浄を実施した。汗の臭いの評価を繰り返し、微生物綿棒を、0時間評価(ベースライン)のために採取した。その後、試験デオドラント配合物(400mg)を、ランダムに一人あたり一方の腋窩に適用した。製品を適用して8時間後に、汗の臭いの評価を繰り返し、微生物綿棒を、両方の腋窩から再度採取した。この結果を
図3に示す。
【表6】
【0251】
図3を参照すると、0時間ベースラインで処理した腋窩と未処理の腋窩との間に有意差は観察されなかった(p>0.05)。しかしながら、8時間後、処理された腋窩は、有意に低い、報告された悪臭値、総細菌数およびコリネバクテリア数を有していた(p<0.05)。総合すると、これらのデータは、試験デオドラント配合物が、汗の悪臭を制御することができたことを示唆する。
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【表22】
【表23】
【表24】
【表25】
【表26】
【表27】
【表28】
【表29】
【表30】
【表31】
【表32】
【表33】
【表34】
【表35】
【表36】
【表37】
【表38】
【表39】
【表40】
【表41】
【表42】
【表43】
【表44】
【表45】
【表46】
【表47】
【表48】
【表49】
【表50】
【表51】
【表52】
【表53】
【表54】
【表55】
【表56】
【表57】
【表58】
【表59】
【表60】
【表61】
【表62-1】
【表62-2】
【0252】
本文書全体で引用された刊行物は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。本発明の多様な態様が、実施例および好ましい実施態様を参照して上述で説明されたが、本発明の範囲は、上述の説明により定義されるものではなく、特許法の原則に基づいて適切に解釈される下記の特許請求の範囲によって定められることが認識される。
【手続補正書】
【提出日】2024-03-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
組成物であって、
前記組成物は香料成分を含み;
前記組成物は、
i. ヘリオプロパナール、ネロール、フェニルヘキサノール、およびテトラリノール;
ii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、およびテルピネオール;
iii. アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、テルピネオール、およびヘリオプロパナール;
iv. デカール、イソオイゲノール、ペリコロール、およびテトラリノール;
v. フェニルヘキサノール、テルピネオール、およびイソオイゲノール;
vi. フェニルヘキサノール、テルピネオール、イソオイゲノール、およびクマリン;
vii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、およびカルビノールミュゲ;および
viii. オイゲノールF、フェニルヘキサノール、カルビノールミュゲ、および酢酸ベンジル、
からなる群から選択され、
前記香料成分は、抗菌効果を提供するために十分な量で前記組成物中に存在する、組成物。
【外国語明細書】