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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024063278
(43)【公開日】2024-05-13
(54)【発明の名称】高速多重回転発電装置
(51)【国際特許分類】
   H02N 11/00 20060101AFI20240502BHJP
【FI】
H02N11/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022171069
(22)【出願日】2022-10-26
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-10-02
(71)【出願人】
【識別番号】514175564
【氏名又は名称】メガ環境エネルギー株式会社
(72)【発明者】
【氏名】春日 周二
(57)【要約】
【課題】
本発明が解決しようとする課題は、外部電力を動力源として、駆動モータ1、2、3を起動し、回転駆動装置1、2、3の多重回転を発生させ、順次増加した回転速度を、発電用モータ1、2,3に伝達して、電力の生成を行う発電装置を提供する。
【解決手段】
本発明の発電装置1系統、発電装置2系統、及び、発電装置3系統を構成する駆動モータ1、2、3を起動させ、回転駆動装置1、2、3の多重回転運動により、順次増加する回転速度を発電用モータ1、2、3に伝達して発電を行う装置を提供する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源を動力源として、最前部に並列配備した、駆動モータ1及び、発電用モータ1と、
前記駆動モータ1の主軸に備えたプーリは、回転軸1に備えた前記プーリと、Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸1を軸として、鉛直に配備された、最前列の回転駆動装置1と、
前記回転駆動装置1を構成する、前記回転軸1を軸としたハブ1と、
前記ハブ1の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された回転駆動体1と、
回転伝達装置1を構成する、前記回転軸1に接続されたWプーリ1と、
前記回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、
前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、Vベルト1を介して連動され、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達され、共に回転する前記ハブ1の回転動力は、前記ハブ1に配備された大型プーリ1及び、前記発電モータ1の主軸である回転軸4に備えた前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ1に伝達する発電装置1系統であって、
外部電源を動力源として、最後部に並列で、かつ、中央に配備した駆動モータ2と、
最前部に並列で、かつ、中央に配備した発電用モータ2と、
前記駆動モータ2の主軸と直結し、水平に延長した回転軸2を軸として、鉛直に配備された第2列の回転駆動装置2と、
前記回転駆動装置2を構成する前記回転軸2を軸としたハブ2と、
前記ハブ2の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体2と、
回転伝達装置2を構成する、前記回転軸2に接続されたWプーリ3と、
前記回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、
前記タイヤ型回転輪2と接続される位置に内蔵したプーリ4は、Vベルト2を介して連動され、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達され、共に回転するハブ2の回転動力は、回転軸5を介して、前記発電用モータ2に伝達する発電装置2系統2であって、
外部動力源として、最後部に並列配備した駆動モータ3及び、発電用モータ3と、
前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、回転軸3に備えた前記プーリと、前記Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸3を軸として、鉛直に配備された最後列の回転駆動装置3と、
前記回転駆動装置3を構成する、前記回転軸3を軸としたハブ3と、
前記ハブ3の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体3と、
回転伝達装置3を構成する、前記回転軸3に接続されたWプーリ5と、
前記回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、
前記タイヤ型回転輪3と接続される位置に内蔵したプーリ6は、Vベルト3を介して連動され、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達され、共に回転するハブ3の回転動力は、前記ハブ3に配備された大型プーリ2及び、前記発電モータ3の主軸である回転軸6に備えた前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ3に伝達する、発電装置3系統を備えていることを特徴とする、高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記回転伝達装置1を構成する、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の前方に固定配備され、前記回転軸1を軸とした、円形状の固定型軌道リング1と、
前記回転伝達装置2を構成する、前記タイヤ型回転輪2の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の背面に固定配備され、前記回転軸1及び、前記回転軸5を軸とした、円形状の起動リング2と、
前記回転伝達装置3を構成する、前記タイヤ型回転輪3の走行可能な位置で、前記回転駆動体2の背面に固定配備され、前記回転軸2及び、前記回転軸3を軸とした、円形状の起動リング3を備え、
前記回転駆動装置1は、前記駆動モータ1と連動する前記タイヤ型回転輪1と共に、前記固定型軌道リング1の走行面を正回転走行し、前記回転駆動装置1の回転速度は、前記発電用モータ1へ伝達され、
前記回転駆動装置2は、前記駆動モータ2と連動する前記タイヤ型回転輪2と共に、既に回転する前記軌道リング2の走行面を逆回転走行し、前記回転駆動装置2の回転速度は、前記回転駆動装置1に、前記回転駆動装置2が加算されて、前記発電用モータ2へ伝達され、
前記回転駆動装置3は、前記駆動モータ3と連動する前記タイヤ型回転輪3と共に、既に回転する前記軌道リング3の走行面を正回転走行して、前記回転駆動装置3の回転速度は、前記回転駆動装置1、及び、前記回転駆動装置2、並びに、前記回転駆動装置3の回転速度が総計されて、前記発電モータ3に伝達されること特徴とする請求項1記載の高速多重回転発電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源を動力源とした、発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、縦方向に回転する円形のリン体1と、リング上に円形の多数配置される発電機2と、リング体を縦方向に回転させるモータ3と、モータへの供電と各発電機の発電力を、配線4を介して充電・蓄電するバッテリを有する受電装置5を施したものが知られている。 本発明は、リング状構造体に多数の発電機を配置してリング体を回転させ発電するシステム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-39949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発電システムを考慮すると、リン体を縦方向に回転させるモータの出力は、複数の発電機の発電量より多いと考えられ発電システムとしての機能を果たせない。また、本発明が解決しようとする課題は発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
最前部に並列配備した、駆動モータ1及び、発電用モータ1と、前記駆動モータ1の主軸に備えたプーリは、回転軸1に備えた前記プーリと、Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸1を軸として、鉛直に配備された、最前列の回転駆動装置1と、
前記回転駆動装置1を構成する、前記回転軸1を軸としたハブ1と、前記ハブ1の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された回転駆動体1と、回転伝達装置1を構成する、前記回転軸1に接続されたWプーリ1と、前記回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、Vベルト1を介して連動され、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達され、共に回転する前記ハブ1の回転動力は、前記ハブ1に配備された大型プーリ1及び、前記発電モータ1の主軸である回転軸4に備えた前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ1に伝達する発電装置1系統であって、最後部に並列で、かつ、中央に配備した駆動モータ2と、最前部に並列で、かつ、中央に配備した発電用モータ2と、前記駆動モータ2の主軸と直結し、水平に延長した回転軸2を軸として、鉛直に配備された第2列の回転駆動装置2と、前記回転駆動装置2を構成する前記回転軸2を軸としたハブ2と、前記ハブ2の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体2と、回転伝達装置2を構成する、前記回転軸2に接続されたWプーリ3と、前記回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、前記タイヤ型回転輪2と接続される位置に内蔵したプーリ4は、Vベルト2を介して連動され、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達され、共に回転するハブ2の回転動力は、回転軸5を介して、前記発電用モータ2に伝達する発電装置2系統2であって、最後部に並列配備した駆動モータ3及び、発電用モータ3と、前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、回転軸3に備えた前記プーリと、前記Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸3を軸として、鉛直に配備された最後列の回転駆動装置3と、前記回転駆動装置3を構成する、前記回転軸3を軸としたハブ3と、前記ハブ3の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体3と、回転伝達装置3を構成する、前記回転軸3に接続されたWプーリ5と、前記回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、前記タイヤ型回転輪3と接続される位置に内蔵したプーリ6は、Vベルト3を介して連動され、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達され、共に回転するハブ3の回転動力は、前記ハブ3に配備された大型プーリ2及び、前記発電モータ3の主軸である回転軸6に備えた前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ3に伝達する発電装置3系統を備えていることを特徴とする、高速多重回転発電装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、外部電源を動力源とする、発電装置1・2・3系統の増設に伴う、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体平面図
図2】本発明の全体側面図
図3】本発明の発電装置1系統(A)を構成する回転駆動装置1(A-2)・回転伝達装置1(A-3)及び、駆動モータ1(A-1)と、発電用モータ1(A-4)の平面詳細図。
図4】本発明の発電装置2系統(B)を構成する回転駆動装置2(B-2)・回転伝達装置2(B-3)及び、駆動モータ2(B-1)と、発電モータ2(B-4)の平面詳細図。
図5】本発明の発電装置3系統(C)を構成する回転駆動装置3(C-2)・回転伝達装置3(C-3)・及び、駆動モータ3(C-1)と、発電モータ3(C-4)の平面詳細図。
図6】本発明の発電装置1系統(A)・発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)を構成する回転伝達装置1(A-3)・回転伝達装置2(B-3)及び、回転伝達装置(C-3)の平面詳細図。
図7】本発明の発電装置1系統(A)を構成する回転駆動装置1(B-2)・回転伝達装置(B-3)の(正面)立面図・(横)側面図。
図8】本発明の発電装置2系統(B)を構成する回転駆動装置2(B-2)及び、回転伝達装置2(B-3)と、駆動モータ2(B-1)の(正面)立面図・(横)側面図。
図9】本発明の発電装置3を構成する回転駆動装置3(C-2)・回転伝達装置3(C-3)と、駆動モータ3(C-1)の(正面)立面図・(横)側面図。
図10】電力の供給・発電形態
【発明を実施するための形態】
【実施例0008】
本発明は、外部電力を動力源とする、発電装置1系統(A)、発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)とで形成され、発電装置1・2・3系統(A、B、C)を構成する、駆動モータ1、2,3(A-1、B-1,C-1)・回転駆動装置1,2,3(A-2、B-2、C-2)と、回転伝達装置1,2,3(A-3、B-3、C-3)及び、発電用モータ1、2、3(A-4、B-4、C-4)により構成される。
【0009】
図1に示すように、本発明の配置状態及び、回転駆動装置1,2,3(A-2、B-2、C-2)の配列状態を説明すると、発電装置1系統(A)を構成する駆動モータ1(A-1)及び、発電用モータ1(A-4)を共に最前部に配備し、側に、固定型軌道リング1(A-2-5)を固定配備し、続いて、回転駆動装置1(A-2)を最前列に配備する。次に、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1)を最後部の中央に配備して、発電用モータ2(B-4)は最前部の中央に配備し、回転駆動装置2(B-2)は第2列に配備する。次に、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1)及び、発電モータ3(C-4)は共に最後部に配備し、回転駆動装置3(C-2)は最後列に配備する。また、最前部に設けた、駆動モータ1(A-1)及び、発電用モータ2(B-4)並びに発電用モータ1(A-4) は、共に、並列に配備され、最後部に設けた、駆動モータ3(C-1)及び、駆動モータ2(B-1)並びに、発電用モータ3(C-4)は、同じく並列に配備する。
【0010】
図1図3に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、駆動モータ1(A-1)の主軸の端部に備えた、プーリ(2)と、本発明の中心軸である回転軸1(A-3-1)に備えた、プーリ(2)は、Vベルト(1)を介して連動し、回転軸1(A-3-1)を軸として、回転駆動装置1(A-2)を構成するハブ1(A-2-3)と、ハブ1(A-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体1(A-2-1)が接続され、ハブ1(A-2-3)の前方端部は、固定金物によって、固定支持された、大型ころ軸受1(A-2-4)の内輪部に組込まれる。また、ハブ1(A-2-3)の後方端部は、大型ころ軸受2(A-2-4B)と一体となるハウジングとフランジ接続され、大型ころ軸受2(A-2-4B)及び、ハウジングは、ハブ1(A-2-3)と共に回転を行う。また、発電用モータ1(A-4)は、ハブ1(A-2-3)の本体に備えた、大形プーリ1(A-5)と、発電用モータ1(A-4)の主軸である、回転軸4(A-3-6)に備えた、プーリ(2)は、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ1(A-2-3)の回転動力は、発電モータ1(A-4)へ伝達される。
【0011】
図1図4に示すように、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸2(B-3-1)を軸として、回転駆動装置2(B-2)を構成する、ハブ2(B-2-3)と、ハブ2(B-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体2(B-2-1)が接続され、ハブ2(B-2-3)の前方端部は、大型ころ軸受2(A-2-4B)の内輪部に組込まれ、後方端部は、大型ころ軸受3(B-2-4)と一体となるハウジングのフランジと接続され、大型ころ軸受3(B-2-4)とハウジングは、ハブ2(B-2-3)と共に回転を行う。また、発電用モータ2(B-4)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸5(B-3-6)は、ハブ2(B-2-3)の本体内部と接続され、ハブ2(B-2-3)の回転動力は、発電モータ2(B-4)に伝達される。また、回転軸2(B-3-1)及び、回転軸5(B-3-6)は、円筒形の回転軸1(A-3-1)及び、回転軸4(A-3-6)の内部を貫通する。
【0012】
図1図5に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1)の主軸に備えた、プーリ(2)と、駆動モータ2(B-1)の回転軸2(B-3-1)に、覆い被さるように設けた、(円筒形の回転軸3(C-3-1)の内部に回転軸2(B-3-1)を設けた状態)円筒形の回転軸3(C-3-1)を軸として、回転駆動装置3(C-2)を構成するハブ3(C-2-3)と、ハブ3(C-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体3(C-2-1)が接続され、ハブ3(C-2-3)の前方端部は、大型ころ軸受3(B-2-4)の内輪部に組込まれ、同じく後方端部も大型ころ軸受4(C-2-4)の内輪部に組込まれて、円滑な回転運動を行う。また、ハブ3(C-2-3)の後方端部に備えた大型ころ軸受4(C-2-4)と一体となるハウジングは、固定金物によって、固定支持され、ハブ1(A-2-3)、ハブ2(B-2-3)及び、ハブ3(C-2-3)の脱落及び、芯ずれを防止する。
【0013】
図1図5に示すように、最後部に配備した発電用モータ3(C-4)の主軸の末端に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置3(C-2)を構成するハブ3(C-2-3)の本体に備えた、大形プーリ(C-5)は、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ3(C-2-3)の回転動力は、発電用モータ3(C-4)へ伝達される。
【0014】
次に、図6に示すように、回転伝達装置1(A-3)を構成する、回転軸1(A-3-1)に接続されたWプーリ1(A-3-2)と、互いに対向する回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪1(A-3-5)と、接続される位置に内蔵した、プーリ2(A-3-3)は、Vベルト1(A-3-4)を介して連動され、駆動モータ1(A-1)の回転動力は、Wプーリ1(A-3-2)及び、プーリ2(A-3-3)と共に、タイヤ型回転輪1(A-3-5)へ伝達される。
【0015】
図6に示すように、回転伝達装置2(B-3)を構成する、回転軸2(B-3-1)に接続されたWプーリ3(B-3-2)と、互いに対向する回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪2(B-3-5)と、接続される位置に内蔵した、プーリ4(B-3-3)は、Vベルト2(B-3-4)を介して連動され、駆動モータ2(B-1)の回転動力は、Wプーリ3(B-3-2)及び、プーリ4(B-3-3)と共に、タイヤ型回転輪2(B-3-5)へ伝達される。
【0016】
図6に示すように、回転伝達装置3(C-3)を構成する、回転軸3(C-3-1)に接続されたWプーリ5(C-3-2)と、互いに対向する回転駆動体3(C-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪3(C-3-5)と、接続される位置に内蔵したプーリ6(C-3-3)は、Vベルト3(C-3-4)を介して連動され、駆動モータ3(C-1)の回転動力は、Wプーリ5(C-3-2)及び、プーリ6(C-3-3)と共に、タイヤ型回転輪3(C-3-5)へ伝達される。
【0017】
次に、図2図7に示すように、回転軸1(A-3-1)を軸とした円形状の固定型軌道リング1(A-2-5)は、回転駆動装置1(A-2)を構成する、回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪1(A-3-5)が、固定型起動リング1(A-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の前方に単独に固定配備される。
【0018】
図2図3図7図8に示すように、回転軸1(A-3-1)及び、回転軸2(B-3-6)を軸とした円形状の軌道リング2(B-2-5)は、回転駆動装置2(B-2)を構成する、回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪1(B-3-5)が、起動リング2(B-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の背面に固定配備される。
【0019】
図2図5図9に示すように、回転軸3(C-3-1)を軸とした円形状の軌道リング 3(C-2-5)は、回転駆動装置3(C-2)を構成する、回転駆動体3(C-2-1)の先端で、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪3(C-3-5)が、起動リング3(C-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体2(B-2-1)の背面に固定配備される。
【0020】
次に、図2図7に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、回転駆動体1(A-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪1(A-3-5)は、駆動モータ1(A-1)の回転動力を伝達して、固定型軌道リング1(A-2-5)の走行面を正回転(左回転)で走行する。その際に、一例を挙げると、駆動モータ1(A-1)のトルク(N・m)は、回転駆動装置1(A-2)・回転駆動装置2(B-2)及び回転駆動装置3(C-2)の、回転トルクの総計とし、回転速度(rpm)は一定値とする。
また、起動する発電用モータ1(A-4)のトルク(N・m)は、回転駆動装置1(A-2)の実質負荷トルクとし、それに伴い反比例して増加した、回転駆動装置1(A-2)の回転速度(rpm)は、発電用モータ1(A-4)に伝達して発電を行う。
【0021】
図2図8に示すように発電装置2系統(B)を構成する、回転駆動体2(B-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪2(B-3-5)は、駆動モータ2(B-1)の回転動力を伝達して、既に回転駆動体1(A-2-1)と共に回転する軌道リング2(B-2-5)の走行面を、逆回転(右回転)で走行する。
その際に、一例を挙げると、駆動モータ2(B-1)のトルク(N・m)は、回転駆動装置2(B-2)及び、回転駆動装置3(C-2)の、回転トルクの総計とし、回転速度(rpm)は一定値とする。
また、起動する発電用モータ2(B-4)のトルク(N・m)は、回転駆動装置2(B-2)の実質負荷トルクとし、それに伴い反比例して増加した、回転駆動装置2(B-2)の回転速度(rpm)は、回転駆動装置1(A-2)が加算され、発電モータ2(B-4)に伝達して発電を行う。
【0022】
図2図9に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、回転駆動体3(C-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪3(C-3-5)は、駆動モータ3(C-1)の回転動力を伝達して、既に回転駆動体2(B-2-1)と共に回転する軌道リング3(C-2-5)の走行面を正回転(左回転)走行する。
その際に、一例を挙げると、駆動モータ3(C-1)のトルク(N.m)は、回転駆動装置3(C-2)の回転トルク値とし、回転速度(rpm)は一定値とする。
また、起動する発電用モータ3(C-4)のトルク(N・m)は回転駆動装置3(C-2)の実質負荷トルクとし、回転駆動装置3(C-2)の回転速度(rpm)に回転駆動装置2(B-2)及び回転駆動装置3(C-2)が加算され、発電モータ3(C-4)に伝達され発電を行う。
【0023】
次に、図8に示すように、駆動モータ1(A-1)・駆動モータ2(B-1)及び、駆動モータ3(C-1)は外部電力によって起動し、動力制御盤(6)を経由して電力供給され、必要に応じて、台数制御、及び、インバータ制御、並びに、各種モータ制御で、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の回転速度及び、トルクを制御して運転を行う。また、発電用モータで生成した電力は電力変換装置(7)を経由して、送電される。
【符号の説明】
【0024】
A 発電装置1系統
Aー1 駆動モータ1
Aー2 回転駆動装置1
Aー2ー1 回転駆動体1
Aー2ー3 ハブ1
Aー2ー4 大型ころ軸受1
Aー2ー4B 大型ころ軸受2
Aー2ー5 固定型軌道リング1
A-3 回転伝達装置1
Aー3ー1 回転軸1
Aー3ー2 Wプーリ1
Aー3ー3 プーリ2
Aー3ー4 Vベルト1
Aー3-5 タイヤ型回転輪1
Aー3ー6 回転軸4
Aー4 発電用モータ1
Aー5 大形プーリ1

B 発電装置2系統
Bー1 駆動モータ2
Bー2 回転駆動装置2
Bー2ー1 回転駆動体2
Bー2ー3 ハブ2
Bー2ー4 大型ころ軸受3
Bー2ー5 軌道リング2
Bー3 回転伝達装置2
Bー3ー1 回転軸2
Bー3ー2 Wプーリ3
Bー3ー3 プーリ4
Bー3ー4 Vベルト2
Bー3ー5 タイヤ型回転輪2
Bー3ー6 回転軸5
B-4 発電モータ2

C 発電装置3系統
Cー1 駆動モータ3
Cー2 回転駆動装置3
Cー2ー1 回転駆動体3
Cー2ー3 ハブ3
Cー2ー4 大型ころ軸受4
Cー2-5 軌道リング3
Cー3 回転伝達装置3
Cー3ー1 回転軸3
Cー3ー2 Wプーリ5
Cー3ー3 プーリ6
Cー3ー4 Vベルト3
Cー3ー5 タイヤ型回転輪3
Cー3ー6 回転軸6
Cー4 発電用モータ3
Cー5 大型プーリ2

1 Vベルト
2 プーリ
3 動力制御盤
4 動力変換装置
5 ベアリング
6 インバータ制御盤
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2022-11-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源を動力源とした、発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、縦方向に回転する円形のリン体1と、リング上に円形の多数配置される発電機2と、リング体を縦方向に回転させるモータ3と、モータへの供電と各発電機の発電力を、配線4を介して充電・蓄電するバッテリを有する受電装置5を施したものが知られている。 本発明は、リング状構造体に多数の発電機を配置してリング体を回転させ発電するシステム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-39949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発電システムを考慮すると、リン体を縦方向に回転させるモータの出力は、複数の発電機の発電量より多いと考えられ発電システムとしての機能を果たせない。
また、本発明が解決しようとする課題は発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
外部電源を動力源として、最前部に配備した、駆動モータ1共に、並列に配備した、発電用モータ1と、前記駆動モータ1の主軸に備えたプーリ、回転軸1に備えた前記プーリは、共に、Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸1を軸として、鉛直に配備した、最前列の回転駆動装置1と、前記回転駆動装置1を構成する、前記回転軸1を軸としたハブ1と、前記ハブ1の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された回転駆動体1と、回転伝達装置1を構成する、前記回転軸1に接続されたWプーリ1と、前記回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、Vベルト1を介して連動され、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達、共に回転する前記ハブ1に配備した大型プーリ1と、前記発電モータ1の主軸で、延長した回転軸4に備えた、前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ1に伝達する発電装置1系統であって、外部電源を動力源として、最後部に並列で、かつ、中央に配備した駆動モータ2と、最前部に並列で、かつ、中央に配備した発電用モータ2と、前記駆動モータ2の主軸と直結し、水平に延長した回転軸2を軸として、鉛直に配備した第2列の回転駆動装置2と、前記回転駆動装置2を構成する、前記回転軸2を軸としたハブ2と、前記ハブ2の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備した、回転駆動体2と、回転伝達装置2を構成する、前記回転軸2に接続されたWプーリ3と、前記回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、前記タイヤ型回転輪2と接続される位置に内蔵したプーリ4は、Vベルト2を介して連動され、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達し、共に回転する前記ハブ2と直結した回転軸5を介して、前記発電用モータ2に伝達する発電装置2系統2であって、外部電源を動力源として、最後部に配備した、駆動モータ3共に、並列配備した、発電用モータ3と、前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、回転軸3に備えた前記プーリは、共に、前記Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸3を軸として、鉛直に配備した最後列の回転駆動装置3と、前記回転駆動装置3を構成する、前記回転軸3を軸としたハブ3と、前記ハブ3の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体3と、回転伝達装置3を構成する、前記回転軸3に接続されたWプーリ5と、前記回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、前記タイヤ型回転輪3と接続される位置に内蔵したプーリ6は、Vベルト3を介して連動され、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達され、共に回転する前記ハブ3に配備した大型プーリ2と、前記発電モータ3の主軸で、延長した、回転軸6に備えた、前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ3に伝達する、発電装置3系統を備えていることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、外部電源を動力源とする、発電装置1・2・3系統の増設に伴う、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体平面図
図2】本発明の全体側面図
図3】本発明の発電装置1系統(A)を構成する回転駆動装置1(A-2)・回転伝達装置1(A-3)及び、駆動モータ1(A-1)と、発電用モータ1(A-4)の平面詳細図。
図4】本発明の発電装置2系統(B)を構成する回転駆動装置2(B-2)・回転伝達装置2(B-3)及び、駆動モータ2(B-1)と、発電モータ2(B-4)の平面詳細図。
図5】本発明の発電装置3系統(C)を構成する回転駆動装置3(C-2)・回転伝達装置3(C-3)・及び、駆動モータ3(C-1)と、発電モータ3(C-4)の平面詳細図。
図6】本発明の発電装置1系統(A)・発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)を構成する回転伝達装置1(A-3)・回転伝達装置2(B-3)及び、回転伝達装置(C-3)の平面詳細図。
図7】本発明の発電装置1系統(A)を構成する回転駆動装置1(B-2)・回転伝達装置(B-3)の(正面)立面図・(横)側面図。
図8】本発明の発電装置2系統(B)を構成する回転駆動装置2(B-2)及び、回転伝達装置2(B-3)と、駆動モータ2(B-1)の(正面)立面図・(横)側面図。
図9】本発明の発電装置3を構成する回転駆動装置3(C-2)・回転伝達装置3(C-3)と、駆動モータ3(C-1)の(正面)立面図・(横)側面図。
図10】電力の供給・発電形態
【発明を実施するための形態】
【実施例0008】
本発明は、外部電力を動力源とする、発電装置1系統(A)、発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)とで形成され、発電装置1・2・3系統(A、B、C)を構成する、駆動モータ1、2,3(A-1、B-1,C-1)・回転駆動装置1,2,3(A-2、B-2、C-2)と、回転伝達装置1,2,3(A-3、B-3、C-3)及び、発電用モータ1、2、3(A-4、B-4、C-4)により構成される。
【0009】
図1に示すように、本発明の配置状態及び、回転駆動装置1,2,3(A-2、B-2、C-2)の配列状態を説明すると、発電装置1系統(A)を構成する駆動モータ1(A-1)及び、発電用モータ1(A-4)を共に最前部に配備し、側に、固定型軌道リング1(A-2-5)を固定配備し、続いて、回転駆動装置1(A-2)を最前列に配備する。次に、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1)を最後部の中央に配備して、発電用モータ2(B-4)は最前部の中央に配備し、回転駆動装置2(B-2)は第2列に配備する。次に、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1)及び、発電モータ3(C-4)は共に最後部に配備し、回転駆動装置3(C-2)は最後列に配備する。また、最前部に設けた、駆動モータ1(A-1)及び、発電用モータ2(B-4)並びに発電用モータ1(A-4) は、共に、並列に配備され、最後部に設けた、駆動モータ3(C-1)及び、駆動モータ2(B-1)並びに、発電用モータ3(C-4)は、同じく並列に配備する。
【0010】
図1図3に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、駆動モータ1(A-1)の主軸の端部に備えた、プーリ(2)と、本発明の中心軸である回転軸1(A-3-1)に備えた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸1(A-3-1)を軸として、回転駆動装置1(A-2)を構成するハブ1(A-2-3)と、ハブ1(A-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体1(A-2-1)が接続され、ハブ1(A-2-3)の前方端部は、大型ころ軸受1(A-2-4)の内輪部に組込まれ、この大型ころ軸受1(A-2-4)と一体になるハウジングは、固定金物により固定支持される。また、後方端部は、大型ころ軸受2(A-2-4B)と一体となるハウジングフランジ接続され、大型ころ軸受2(A-2-4B)と一体となるハウジングは、ハブ1(A-2-3)と共に回転を行う。
また、発電用モータ1(A-4)は、ハブ1(A-2-3)の本体に備えた、大形プーリ1(A-5)と、発電用モータ1(A-4)の主軸である、回転軸4(A-3-6)に備えた、プーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ1(A-2-3)の回転動力は、発電モータ1(A-4)へ伝達される。
【0011】
図1図4に示すように、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸2(B-3-1)を軸として、回転駆動装置2(B-2)を構成する、ハブ2(B-2-3)と、ハブ2(B-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体2(B-2-1)が接続され、ハブ2(B-2-3)の前方端部は、大型ころ軸受2(A-2-4B)の内輪部に組込まれ、後方端部は、大型ころ軸受3(B-2-4)と一体となるハウジングのフランジと接続され、大型ころ軸受3(B-2-4)とハウジングは、ハブ2(B-2-3)と共に回転を行う。
また、発電用モータ2(B-4)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸5(B-3-6)は、ハブ2(B-2-3)の本体内部と接続され、ハブ2(B-2-3)の回転動力は、回転軸5を介して、発電モータ2(B-4)に伝達される。また、回転軸2(B-3-1)及び、回転軸5(B-3-6)は、円筒形の回転軸1(A-3-1)及び、回転軸4(A-3-6)の内部を貫通するように構成される
【0012】
図1図5に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1)の主軸に備えた、プーリ(2)と、駆動モータ2(B-1)の回転軸2(B-3-1)に、覆い被さるように設けた、(円筒形の回転軸3(C-3-1)の内部に回転軸2(B-3-1)を設けた状態)円筒形の回転軸3(C-3-1)を軸として、回転駆動装置3(C-2)を構成するハブ3(C-2-3)と、ハブ3(C-2-3)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体3(C-2-1)が接続され、ハブ3(C-2-3)の前方端部は、大型ころ軸受3(B-2-4)の内輪部に組込まれ、同じく後方端部も大型ころ軸受4(C-2-4)の内輪部に組込まれて、円滑な回転運動を行う。また、ハブ3(C-2-3)の後方端部に備えた大型ころ軸受4(C-2-4)と一体となるハウジングは、固定金物によって、固定支持され、ハブ1(A-2-3)、ハブ2(B-2-3)及び、ハブ3(C-2-3)の脱落及び、芯ずれを防止する。
【0013】
図1図5に示すように、最後部に配備した発電用モータ3(C-4)の主軸の末端に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置3(C-2)を構成するハブ3(C-2-3)の本体に備えた、大形プーリ(C-5)は、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ3(C-2-3)の回転動力は、発電用モータ3(C-4)へ伝達される。
【0014】
次に、図6に示すように、回転伝達装置1(A-3)を構成する、回転軸1(A-3-1)に接続されたWプーリ1(A-3-2)と、互いに対向する回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪1(A-3-5)と、接続される位置に内蔵した、プーリ2(A-3-3)は、Vベルト1(A-3-4)を介して連動され、駆動モータ1(A-1)の回転動力は、Wプーリ1(A-3-2)及び、プーリ2(A-3-3)と共に、タイヤ型回転輪1(A-3-5)へ伝達される。
【0015】
図6に示すように、回転伝達装置2(B-3)を構成する、回転軸2(B-3-1)に接続されたWプーリ3(B-3-2)と、互いに対向する回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪2(B-3-5)と、接続される位置に内蔵した、プーリ4(B-3-3)は、Vベルト2(B-3-4)を介して連動され、駆動モータ2(B-1)の回転動力は、Wプーリ3(B-3-2)及び、プーリ4(B-3-3)と共に、タイヤ型回転輪2(B-3-5)へ伝達される。
【0016】
図6に示すように、回転伝達装置3(C-3)を構成する、回転軸3(C-3-1)に接続されたWプーリ5(C-3-2)と、互いに対向する回転駆動体3(C-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪3(C-3-5)と、接続される位置に内蔵したプーリ6(C-3-3)は、Vベルト3(C-3-4)を介して連動され、駆動モータ3(C-1)の回転動力は、Wプーリ5(C-3-2)及び、プーリ6(C-3-3)と共に、タイヤ型回転輪3(C-3-5)へ伝達される。
【0017】
次に、図2図7に示すように、回転軸1(A-3-1)を軸とした円形状の固定型軌道リング1(A-2-5)は、回転駆動装置1(A-2)を構成する、回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪1(A-3-5)が、固定型起動リング1(A-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の前方に単独に固定配備される。
【0018】
図2図3図7図8に示すように、回転軸1(A-3-1)及び、回転軸2(B-3-6)を軸とした円形状の軌道リング2(B-2-5)は、回転駆動装置2(B-2)を構成する、回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪1(B-3-5)が、起動リング2(B-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の背面に固定配備される。
【0019】
図2図5図9に示すように、回転軸3(C-3-1)を軸とした円形状の軌道リング 3(C-2-5)は、回転駆動装置3(C-2)を構成する、回転駆動体3(C-2-1)の先端で、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪3(C-3-5)が、起動リング3(C-2-5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体2(B-2-1)の背面に固定配備される。
【0020】
次に、図2図7に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、駆動モータ1(A-1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体1(A-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪1(A-3-5)は、駆動モータ1(A-1)の回転動力を伝達して、前方側から見て、タイヤ型回転輪1(A-3-5)と共に、回転駆動装置1(A-2)は、固定型軌道リング1(A-2-5)の走行面を左回転で走行する。
また、駆動モータ1(A-1)の設定例を挙げると、駆動モータ1(A-1)の設定トルク(N・m)は、発電装置1系統(A)・発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)の、全トルク(N・m)の総計とし、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の設定回転速度(rpm)は、共に一定値とする。
また、連動する、発電用モータ1(A-4)のトルク(N・m)は、発電装置1系統(A)の、実質負荷トルク(N・m)となり、減少したトルク(N・m)に伴い、反比例して増加した、実質回転速度(rpm)になり、よって、発電用モータ1(A-4)は発電を行う
【0021】
図2図8に示すように発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体2(B-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪2(B-3-5)は、駆動モータ2(B-1)の回転動力を伝達して、前方側から見て、タイヤ型回転輪2(B-3-5)と共に、回転駆動装置2(B-2)は、既に回転駆動体1(A-2-1)と共に回転する、軌道リング2(B-2-5)の走行面を、右回転で走行する。
また、駆動モータ2(B-1)の設定例を挙げると、駆動モータ2(B-1)の設定トルク(N・m)は、発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)の、全トルク(N・m)の総計とし、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の設定回転速度(rpm)は、共に一定値とする。
また、連動する発電用モータ2(B-4)のトルク(N・m)は、発電装置2系統(B)の、実質負荷トルク(N・m)となり、減少したトルク(rpm)に伴い、反比例して増加した、実質回転速度(rpm)は、回転駆動装置2(B-2)に回転駆動装置1(A-2)の回転速度(rpm)が加算され、よって発電用モータ2(B-4)は発電を行う
【0022】
図2図9に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1)は、逆回転(軸に向かって時計方向)に設定され、回転駆動体3(C-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪3(C-3-5)は、駆動モータ3(C-1)の回転動力を伝達して、前方側から見て、タイヤ型回転輪3(C-3-5)と共に、回転駆動装置3(B-2)は、既に回転駆動体2(B-2-1)と共に回転する、軌道リング3(C-2-5)の走行面を左回転で走行する。
また、駆動モータ3(C-1)の設定例を挙げると、駆動モータ3(C-1)の設定トルク(N・m)は、発電装置3系統の全トルク(N・m)とし、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の設定回転速度(rpm)は、共に一定値とする。
また、連動する発電用モータ3(C-4)のトルク(N・m)は、発電装置3系統(C)の、実質負荷トルク(N・m)となり、回転速度(rpm)は、回転駆動装置1(A-2)・回転駆動装置2(B-2)及び、回転駆動装置3(C-2)の実質回転速度(rpm)の総計となりよって発電用モータ3(C-4)は発電を行う
なお、一例として挙げた駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の設定トルク値(N・m)の趣旨を説明すると、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)が、それぞれ、台数制御運転を行った場合に適用することと、連動して回転する回転駆動装置1(A-2)から回転駆動装置3(C-2)への回転動力の移動と、回転速度の増加がスムーズに
行なわれるためである。
【0023】
次に、図8に示すように、駆動モータ1(A-1)・駆動モータ2(B-1)及び、駆動モータ3(C-1)は外部電力によって起動し、動力制御盤(6)を経由して電力供給され、必要に応じて、台数制御、及び、インバータ制御、並びに、各種モータ制御で、駆動モータ1・2・3(A-1・B-1・C-1)の回転速度及び、トルクを制御して運転を行う。また、発電用モータで生成した電力は電力変換装置(7)を経由して、送電される。
【符号の説明】
【0024】
A 発電装置1系統
Aー1 駆動モータ1
Aー2 回転駆動装置1
Aー2ー1 回転駆動体1
Aー2ー3 ハブ1
Aー2ー4 大型ころ軸受1
Aー2ー4B 大型ころ軸受2
Aー2ー5 固定型軌道リング1
A-3 回転伝達装置1
Aー3ー1 回転軸1
Aー3ー2 Wプーリ1
Aー3ー3 プーリ2
Aー3ー4 Vベルト1
Aー3-5 タイヤ型回転輪1
Aー3ー6 回転軸4
Aー4 発電用モータ1
Aー5 大形プーリ1

B 発電装置2系統
Bー1 駆動モータ2
Bー2 回転駆動装置2
Bー2ー1 回転駆動体2
Bー2ー3 ハブ2
Bー2ー4 大型ころ軸受3
Bー2ー5 軌道リング2
Bー3 回転伝達装置2
Bー3ー1 回転軸2
Bー3ー2 Wプーリ3
Bー3ー3 プーリ4
Bー3ー4 Vベルト2
Bー3ー5 タイヤ型回転輪2
Bー3ー6 回転軸5
B-4 発電モータ2

C 発電装置3系統
Cー1 駆動モータ3
Cー2 回転駆動装置3
Cー2ー1 回転駆動体3
Cー2ー3 ハブ3
Cー2ー4 大型ころ軸受4
Cー2-5 軌道リング3
Cー3 回転伝達装置3
Cー3ー1 回転軸3
Cー3ー2 Wプーリ5
Cー3ー3 プーリ6
Cー3ー4 Vベルト3
Cー3ー5 タイヤ型回転輪3
Cー3ー6 回転軸6
Cー4 発電用モータ3
Cー5 大型プーリ2

1 Vベルト
2 プーリ
3 動力制御盤
4 動力変換装置
5 ベアリング
6 インバータ制御盤
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源を動力源として、最前部に配備した、駆動モータ1
共に、並列に配備した、発電用モータ1と、
前記駆動モータ1の主軸に備えたプーリ、回転軸1に備えた前記プーリは、共に、Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸1を軸として、鉛直に配備した、最前列の回転駆動装置1と、
前記回転駆動装置1を構成する、前記回転軸1を軸としたハブ1と、
前記ハブ1の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された回転駆動体1と、
回転伝達装置1を構成する、前記回転軸1に接続されたWプーリ1と、
前記回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、
前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、Vベルト1を介して連動され、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達、共に回転する前記ハブ1に配備した大型プーリ1と、
前記発電モータ1の主軸で、延長した回転軸4に備えた、前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ1に伝達する発電装置1系統であって、
外部電源を動力源として、最後部に並列で、かつ、中央に配備した駆動モータ2と、
最前部に並列で、かつ、中央に配備した発電用モータ2と、
前記駆動モータ2の主軸と直結し、水平に延長した回転軸2を軸として、鉛直に配備した第2列の回転駆動装置2と、
前記回転駆動装置2を構成する、前記回転軸2を軸としたハブ2と、
前記ハブ2の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備した、回転駆動体2と、
回転伝達装置2を構成する、前記回転軸2に接続されたWプーリ3と、
前記回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、
前記タイヤ型回転輪2と接続される位置に内蔵したプーリ4は、Vベルト2を介して連動され、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達、共に回転する前記ハブ2と直結した回転軸5を介して、前記発電用モータ2に伝達する発電装置2系統2であって、
外部電源を動力源として、最後部に配備した、駆動モータ3
共に、並列配備した、発電用モータ3と、
前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、回転軸3に備えた前記プーリは、共に、前記Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸3を軸として、鉛直に配備した最後列の回転駆動装置3と、
前記回転駆動装置3を構成する、前記回転軸3を軸としたハブ3と、
前記ハブ3の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された、回転駆動体3と、
回転伝達装置3を構成する、前記回転軸3に接続されたWプーリ5と、
前記回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、
前記タイヤ型回転輪3と接続される位置に内蔵したプーリ6は、Vベルト3を介して連動され、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達され、共に回転する前記ハブ3に配備した大型プーリ2
前記発電モータ3の主軸で、延長した、回転軸6に備えた、前記プーリは、前記Vベルトを介して連動され、前記発電用モータ3に伝達する、発電装置3系統を備えていることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記回転伝達装置1を構成する、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の前方に固定配備され、前記回転軸1を軸とした、円形状の固定型軌道リング1と、
前記回転伝達装置2を構成する、前記タイヤ型回転輪2の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の背面に固定配備され、前記回転軸1及び、前記回転軸5を軸とした、円形状の起動リング2と、
前記回転伝達装置3を構成する、前記タイヤ型回転輪3の走行可能な位置で、前記回転駆動体2の背面に固定配備され、前記回転軸2及び、前記回転軸3を軸とした、円形状の起動リング3を備え、
前記回転駆動装置1は、前記駆動モータ1と連動する前記タイヤ型回転輪1と共に、前記固定型軌道リング1の走行面を走行して、前記回転駆動装置1の回転速度は、前記発電用モータ1へ伝達され、
前記回転駆動装置2は、前記駆動モータ2と連動する前記タイヤ型回転輪2と共に、既に回転する前記軌道リング2の走行面を走行して、前記回転駆動装置2の回転速度は、前記回転駆動装置1に、前記回転駆動装置2が加算されて、前記発電用モータ2へ伝達され、
前記回転駆動装置3は、前記駆動モータ3と連動する前記タイヤ型回転輪3と共に、既に回転する前記軌道リング3の走行面を走行して、前記回転駆動装置3の回転速度は、前記回転駆動装置1、及び、前記回転駆動装置2、並びに、前記回転駆動装置3の回転速度が総計されて、前記発電モータ3に伝達されること特徴とする請求項1記載の高速多重回転発電装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2022-11-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源を動力源とした、発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電用モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、縦方向に回転する円形のリン体1と、リング上に円形の多数配置される発電機2と、リング体を縦方向に回転させるモータ3と、モータへの供電と各発電機の発電力を、配線4を介して充電・蓄電するバッテリを有する受電装置5を施したものが知られている。 本発明は、リング状構造体に多数の発電機を配置してリング体を回転させ発電するシステム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-39949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発電システムを考慮すると、リン体を縦方向に回転させるモータの出力は、複数の発電機の発電量より多いと考えられ発電システムとしての機能を果たせない。
また、本発明が解決しようとする課題は発電装置1・2・3系統を構成する、駆動モータ1・2・3の起動に伴い、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電用モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、動力伝達装置1を構成する、最前部の端に配備した駆動モータ1と、
前記駆動モータ1の主軸に備えた、プーリと、回転軸1の端部に備えた前記プーリは、共に、Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸1に備えたWプーリ1と、
回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ1は、Vベルト1を介して連動、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達され動力伝達装置2を構成する、最後部の中央に配備した駆動モータ2と、前記駆動モータ2の主軸に直結し、水平に延長した回転軸2、前記回転軸2に備えたWプーリ2と、回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、前記タイヤ型回転輪2と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、共に、Vベルト2を介して連動、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達され動力伝達装置3を構成する、最後部のに配備した駆動モータ3と、前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、回転軸3の端部に備えた前記プーリは、共に、前記Vベルトを介して連動され、水平に延長した前記回転軸3に備えたWプーリ3と、回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、前記タイヤ型回転輪3と、接続される位置に内蔵したプーリは、Vルト3を介して連動、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達されることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、外部電源を動力源とする、発電装置1・2・3系統の増設に伴う、回転駆動装置1・2・3の回転速度は順次増加され、伴う回転動力は、発電用モータ1・2・3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体平面図
図2】本発明の全体側面図
図3】本発明の発電装置1系統(A)を構成する動力伝達装置1(A-1)及び、回転駆動装置1(A-2)の平面詳細図。
図4】本発明の発電装置2系統(B)を構成する動力伝達装置2(B-1)及び、回転駆動装置2(B-2)の平面詳細図。
図5】本発明の発電装置3系統(C)を構成する動力伝達装置3(C-1)及び、回転駆動装置3(C-2)の平面詳細図。
図6】本発明の動力伝達装置1(A-1)・動力伝達装置2(B-1)及び、動力伝達装置3(C-1)の平面詳細図。
図7】本発明の発電装置1系統(A)の(正面)立面図及び、(横)側面図。
図8】本発明の発電装置2系統(B)の(正面)立面図及び、(横)側面図。
図9】本発明の発電装置3系統(C)の(正面)立面図・(横)側面図。
図10】電力の供給・発電形態
【発明を実施するための形態】
【実施例0008】
本発明は、外部電力を動力源とする、発電装置1系統(A)、発電装置2系統(B)及び、発電装置3系統(C)とで構成され、発電装置1・2・3系統(A・B・C)は、動力伝達装置1、2,3(A-1・B-1・C-1)及び、回転駆動装置1,2,3(A-2・B-2・C-2)により構成される。
【0009】
図1に示すように、本発明の配置状況及び、構成を説明すると、発電装置1系統(A)を構成する駆動モータ1(A-1-1)及び、発電用モータ1(A-2-7)を共に最前部に配備し、前方側に、固定型軌道リング1(A-2-4)を固定配備し、続いて、回転駆動体1(A-2-1)を最前列に配備する。次に、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1-1)を最後部の中央に、そして発電用モータ2(B-2-6)を最前部の中央に配備し、回転駆動体2(B-2-1)は第2列に配備する。次に、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1-1)及び、発電用モータ3(C-2-7)は共に最後部の端に配備し、回転駆動体3(C-2-1)第3列に配備する。また、最前部に設けた、駆動モータ1(A-1-1)及び、発電用モータ2(B-2-6)並びに発電用モータ1(A-2-7) は、共に、並列に配備され、最後部に設けた、駆動モータ3(C-1-1)及び、駆動モータ2(B-1-1)並びに、発電用モータ3(C-2-7)は、同じく並列に配備する。
【0010】
図1図3に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、駆動モータ1(A-1-1)の主軸に備えた、プーリ(2)と、本発明装置の中心軸である回転軸1(A-1-2)に備えた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸1(A-1-2)を軸とする、ハブ1(A-2-2)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体1(A-2-1)が接続配備され、ハブ1(A-2-2)の前方端部は、大型ころ軸受1(A-2-3)の内輪部に組込まれ、この大型ころ軸受1(A-2-3)と一体になるハウジングは、固定金物により架台に固定される。また、後方端部は、大型ころ軸受2(A-2-3B)と一体となるハウジングの本体と接続され、ハブ1(A-2-2)と共に回転を行う。
また、発電用モータ1(A-2-7)は、ハブ1(A-2-3)の本体に備えた、大形プーリ1(A-2-5)と、発電用モータ1(A-2-7)の主軸である、回転軸4(A-2-6)に備えた、プーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ1(A-2-2)の回転動力は、発電モータ1(A-2-7)へ伝達される。
【0011】
図1図4に示すように、発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1-1)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸2(B-1-2)を軸とする、ハブ2(B-2-2)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体2(B-2-1)が接続され、ハブ2(B-2-2)の前方端部は、大型ころ軸受2(A-2-3B)の内輪部に組込まれ、後方端部は、大型ころ軸受3(B-2-3)と一体となるハウジングの本体と接続され、ハブ2(B-2-2)と共に回転を行う。
また、発電用モータ2(B-2-6)の主軸に直結して、水平に延長した回転軸5(B-2-5)は、ハブ2(B-2-2)の本体内部と直接接続され、ハブ2(B-2-2)の回転動力は、回転軸5(B-2-5)を介して、発電用モータ2(B-2-6)に伝達される。また、回転軸2(B-1-2)及び、回転軸5(B-2-5)は、円筒形の回転軸1(A-1-2)及び、回転軸3(C-1-2)の内部を貫通するように構成される。
【0012】
図1図5に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1-1)の主軸に備えた、プーリ(2)と、駆動モータ2(B-1-1)の回転軸2(B-1-2)に、覆い被さるように設けた、(円筒形の回転軸3(C-1-2)の内部に回転軸2(B-1-2)を設けた状態)円筒形の回転軸3(C-1-2)を軸とする、ハブ3(C-2-2)の中心部から直角4方向で、かつ、沿直に回転駆動体3(C-2-1)が接続配備され、ハブ3(C-2-2)の前方端部は、大型ころ軸受3(B-2-3)の内輪部に組込まれ、同じく後方端部も大型ころ軸受4(C-2-3)の内輪部に組込まれて、大型ころ軸受4(C-2-3)と一体となるハウジングは、固定金物によって、架台に固定され、ハブ1(A-2-2)、ハブ2(B-2-2)及び、ハブ3(C-2-2)は、共に、脱落及び、芯ずれを防止する。
【0013】
図1図5に示すように、最後部に配備した発電用モータ3(C-2-7)の主軸に設けたプーリ(2)と、ハブ3(C-2-2)の本体に備えた、大形プーリ2(C-2-5)は、Vベルト(1)を介して連動され、ハブ3(C-2-2)の回転動力は、発電用モータ3(C-2-7)へ伝達される。
【0014】
次に、図6に示すように、動力伝達装置1(A-1)を構成する、回転軸1(A-1-2)に接続されたWプーリ1(A-1-3)と、互いに対向する回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪1(A-1-6)と接続される位置に内蔵した、プーリ1(A-1-4)は、Vベルト1(A-1-5)を介して連動され、駆動モータ1(A-1-1)の回転動力は、Wプーリ1(A-1-3)及び、プーリ1(A-1-4)と共に、タイヤ型回転輪1(A-1-6)へ伝達される。
【0015】
図6に示すように、動力伝達装置2(B-1)を構成する、回転軸2(B-1-2)に接続されたWプーリ2(B-1-3)と、互いに対向する回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪2(B-1-6)と接続される位置に内蔵した、プーリ2(B-1-4)は、Vベルト2(B-1-5)を介して連動され、駆動モータ2(B-1-1)の回転動力は、Wプーリ2(B-1-3)及び、プーリ2(B-1-4)と共に、タイヤ型回転輪2(B-1-6)へ伝達される。
【0016】
図6に示すように、動力伝達装置3(C-1)を構成する、回転軸3(C-1-2)に接続されたWプーリ3(C-1-3)と、互いに対向する回転駆動体3(C-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備える、タイヤ型回転輪3(C-1-6)と、接続される位置に内蔵したプーリ3(C-1-4)は、Vベルト3(C-1-5)を介して連動され、駆動モータ3(C-1-1)の回転動力は、Wプーリ3(C-1-5)及び、プーリ3(C-1-4)と共に、タイヤ型回転輪3(C-1-6)へ伝達される。
【0017】
次に、図2図7に示すように、回転軸1(A-1-2)を軸とした円形状の固定型軌道リング1(A-2-4)は、回転駆動装置1(A-2)を構成する、回転駆動体1(A-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪1(A-1-6)が、固定型起動リング1(A-2-4)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の前方に単独に固定配備される。
【0018】
図2図3図7図8に示すように、回転軸1(A-1-2)及び、回転軸2(B-1-2)を軸とした円形状の軌道リング2(B-2-4)は、回転駆動装置2(B-2)を構成する、回転駆動体2(B-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪2(B-1-6)が、起動リング2(B-2-4)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A-2-1)の背面に固定配備される。
【0019】
図2図5図9に示すように、回転軸3(C-1-2)を軸とした円形状の軌道リング 3(C-2-4)は、回転駆動装置3(C-2)を構成する、回転駆動体3(C-2-1)の先端で、かつ、前面(正面)に備えた、タイヤ型回転輪3(C-1-6)が、起動リング3(C-2-4)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体2(B-2-1)の背面に固定配備される。
【0020】
次に、図2図7に示すように、発電装置1系統(A)を構成する、駆動モータ1(A-1-1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体1(A-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪1(A-1-6)は、駆動モータ1(A-1-1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪1(A-1-6)と共に、回転駆動体1(A-2-1)は、固定型軌道リング1(A-2-4)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、連動する、発電用モータ1(A-2-7)は、発電を行う。
【0021】
図2図8に示すように発電装置2系統(B)を構成する、駆動モータ2(B-1-1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体2(B-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪2(B-1-6)は、駆動モータ2(B-1-1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪2(B-1-6)と共に、回転駆動体2(B-2-1)は、既に回転駆動体1(A-2-1)と共に回転する、軌道リング2(B-2-4)の走行面を、前方側から見て右回転で走行する。
また、連動する発電用モータ2(B-2-6)の回転速度(rpm)は回転駆動体2(B-2-1)に回転駆動体1(A-2-1)の回転速度(rpm)が加算され、発電用モータ2(B-2-6)は発電を行う。
【0022】
図2図9に示すように、発電装置3系統(C)を構成する、駆動モータ3(C-1-1)は、逆回転(軸に向かって時計方向)に設定され、回転駆動体3(C-2-1)の先端に備える、タイヤ型回転輪3(C-1-6)は、駆動モータ3(C-1-1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪3(C-1-6)と共に、回転駆動体3(C-2-1)は、既に回転駆動体2(B-2-1)と共に回転する、軌道リング3(C-2-4)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、連動する発電用モータ3(C-2-7)の回転速度(rpm)は、回転駆動体1(A-2-1)・回転駆動体2(B-2-1)及び、回転駆動体3(C-2-1)の総計となり、発電用モータ3(C-2-7)は発電を行う。
【0023】
次に、図8に示すように、駆動モータ1(A-1-1)・駆動モータ2(B-1-1)及び、駆動モータ3(C-1-1)は外部電力によって起動し、動力制御盤(3)を経由して電力供給され、必要に応じて、台数制御、及び、インバータ制御、並びに、各種モータ制御で、駆動モータ1・2・3(A-1-1・B-1-1・C-1-1)の回転速度及び、トルクを制御して運転を行う。また、発電用モータで生成した電力は電力変換装置(4)を経由して、送電される。
【符号の説明】
【0024】
[A] 発電装置1系統
(Aー1) 動力伝達装置1
Aー1ー1 駆動モータ1
Aー1ー2 回転軸1
Aー1ー3 Wプーリ1
Aー1ー4 プーリ1
Aー1ー5 Vベルト1
Aー1ー6 タイヤ型回転輪1
(A-2) 回転駆動装置1
A-2ー1 回転駆動体1
Aー2ー2 ハブ1
Aー2ー3 大型ころ軸受1
Aー2ー3B 大型ころ軸受2
Aー2ー4 固定型軌道リング1
Aー2ー5 大型プーリ1
Aー2ー6 回転軸4
Aー2ー7 発電用モータ1

[B] 発電装置2系統
(Bー1) 動力伝達装置2
Bー1ー1 駆動モータ2
Bー1ー2 回転軸2
Bー1ー3 Wプーリ2
Bー1ー4 プーリ2
Bー1ー5 Vベルト2
Bー1ー6 タイヤ型回転輪2
(B-2) 回転駆動装置2
Bー2ー1 回転駆動体2
Bー2ー2 ハブ2
Bー2ー3 大型ころ軸受3
Bー2ー4 軌道リング2
Bー2ー5 回転軸5
Bー2ー6 発電用モータ2

[C] 発電装置3系統
(Cー1) 動力伝達装置3
Cー1ー1 駆動モータ3
Cー1ー2 回転軸3
Cー1ー3 Wプーリ3
Cー1ー4 プーリ3
Cー1ー5 Vベルト3
Cー1ー6 タイヤ型回転輪3
(Cー2) 回転駆動装置3
Cー2ー1 回転駆動体3
Cー2ー2 ハブ3
Cー2ー3 大型ころ軸受4
Cー2ー4 軌道リング3
Cー2ー5 大型プーリ2
Cー2ー6 回転軸6
Cー2ー7 発電用モータ3
1 Vベルト
2 プーリ
3 動力制御盤
4 動力変換装置
5 ベアリング
6 インバータ制御盤
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動力伝達装置1を構成する、最前部の端に配備した駆動モータ1と、
前記駆動モータ1の主軸に備えた、プーリと、
回転軸1の端部に備えた前記プーリは、共に、Vベルトを介して連動され、
水平に延長した前記回転軸1に備えたWプーリ1と、
回転駆動体1の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪1と、
前記タイヤ型回転輪1と、接続される位置に内蔵したプーリ1は、Vベルト1を介して連動、前記駆動モータ1の回転動力は、前記タイヤ型回転輪1に伝達され
動力伝達装置2を構成する、最後部の中央に配備した駆動モータ2と、
前記駆動モータ2の主軸に直結し、水平に延長した回転軸2
前記回転軸2に備えたWプーリ2と、
回転駆動体2の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪2と、
前記タイヤ型回転輪2と、接続される位置に内蔵したプーリ2は、共に、Vベルト2を介して連動、前記駆動モータ2の回転動力は、前記タイヤ型回転輪2に伝達され
動力伝達装置3を構成する、最後部のに配備した駆動モータ3と、
前記駆動モータ3の主軸に備えた前記プーリと、
回転軸3の端部に備えた前記プーリは、共に、前記Vベルトを介して連動され、
水平に延長した前記回転軸3に備えたWプーリ3と、
回転駆動体3の先端で、かつ、前面に備えるタイヤ型回転輪3と、
前記タイヤ型回転輪3と、接続される位置に内蔵したプーリは、Vルト3を介して連動、前記駆動モータ3の回転動力は、前記タイヤ型回転輪3に伝達されることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記回転軸1を軸として、回転駆動装置1を構成する、ハブ1と、
前記ハブ1の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された最前列の前記回転駆動体1と、最前部の端に配備した、発電用モータ1と、
前記発電用モータ1の主軸に直結し、水平に延長した回転軸4と、
前記回転軸4に備えた、前記プーリと、前記ハブ1に配備した大型プーリ1は、
共に、前記Vベルトを介して連動され、よって、回転動力は、前記発電用モータ1へ伝達される発電装置1系統であって、
回転駆動装置2を構成する、最前部の中央に配備した、発電用モータ2と、
回転軸5を軸とするハブ2と、
前記ハブ2の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された第2列の前記回転駆動体2と、前記ハブ2の内部と直結する、前記回転軸5の回転動力は、前記発電用モータ2へ伝達される発電装置2系統であって、
前記回転軸3を軸として、回転駆動装置3を構成する、ハブ3と、
前記ハブ3の中心部から直角4方向で、かつ、鉛直に配備された最後列の前記回転駆動体3と、最後部の端に配備した、発電用モータ3と、
前記発電用モータ3の主軸に直結し、水平に延長した回転軸6と、
前記回転軸6に備えた、前記プーリと、前記ハブ3に配備した大型プーリ2は、
共に、前記Vベルトを介して連動され、よって、回転動力は、前記発電用モータ3へ伝達される発電装置3系統であることを特徴とする、請求項1記載の高速多重回転発電装置。
【請求項3】
前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の前方に固定配備され、前記回転軸1を軸とした、円形状の固定型軌道リング1と、
前記タイヤ型回転輪2の走行可能な位置で、前記回転駆動体1の背面に固定配備され、前記回転軸2を軸とした、円形状の起動リング2と、
前記タイヤ型回転輪3の走行可能な位置で、前記回転駆動体2の背面に固定配備され、前記回転軸3を軸とした、円形状の起動リング3と、を備えることを特徴とする請求項1及び、請求項2記載の高速多重回転発電装置。
【請求項4】
前記回転駆動体1は、前記駆動モータ1と連動する、前記タイヤ型回転輪1と共に、前記固定型軌道リング1の走行面を走行して、前記回転駆動体1の回転速度は、前記発電用モータ1へ伝達され、
前記回転駆動体2は、前記駆動モータ2と連動する、前記タイヤ型回転輪2と共に、既に前記回転駆動体1と共に回転する、前記軌道リング2の走行面を走行して、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算されて、前記発電用モータ2へ伝達され、
前記回転駆動体3は、前記駆動モータ3と連動する、前記タイヤ型回転輪3と共に、既に前記回転駆動体2と共に回転する、前記軌道リング3の走行面を走行して、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体1、及び、前記回転駆動体2、並びに、前記回転駆動体3の回転速度が総計されて、前記発電モータ3に伝達されること特徴とする請求項1・請求項2及び、請求項3記載の高速多重回転発電装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-03-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源を動力源とした、回転駆動装置1、2及び3を構成する、駆動モータ1、2及び3の起動に伴い、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、縦方向に回転する円形のリン体1と、リング上に円形の多数配置される発電機2と、リング体を縦方向に回転させるモータ3と、モータへの供電と各発電機の発電力を、配線4を介して充電・蓄電するバッテリを有する受電装置5を施したものが知られている。 本発明は、リング状構造体に多数の発電機を配置してリング体を回転させ発電するシステム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-39949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発電システムを考慮すると、リン体を縦方向に回転させるモータの出力は、複数の発電機の発電量より多いと考えられ発電システムとしての機能を果たせない。
また、本発明が解決しようとする課題は回転駆動装置1、2及び3を構成する、駆動モータ1、2及び3の起動に伴い、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、回転駆動装置1、2及び3の駆動手段とする、駆動モータ1、2及び3と、
前記回転駆動装置1、2及び3の基本軸とする、回転軸1、2及び3と、
前記回転軸1、2及び3を軸とするハブ1、2及び3と、
前記ハブ1、2及び3において、前記ハブ1、2及び3の中心点から、鉛直で直角4方向の位置に接続した回転駆動体1、2及び3と、
前記駆動モータ1及び3の主軸に備えたプーリと、前記回転軸1及び3に備えた前記プーリは、共にVベルトを介して連動され、
前記駆動モータ2の主軸を延長した前記回転軸2の先端と、前記回転軸1及び3の先端で、前記ハブ1、2及び3の中心部に備えた、Wプーリ1、2及び3と、
互いに対向する、一対の前記回転駆動体1、2及び3の先端で、内部に備えるプーリ1、2及び3は、共にVベルト1、2及び3を介して連動され、
前記プーリ1、2及び3と連結し、前記回転駆動体1、2及び3の先端で、外部に備えるタイヤ型回転輪1、2及び3は、共に前記駆動モータ1、2及び3の回転運動が伝達され、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、単独に固定配備された固定型軌道リング1と、前記回転駆動体2及び3の外面において、前記タイヤ型回転輪2及び3の走行可能な位置で、かつ、前記タイヤ型回転輪2及び3と対面する位置に配備した、軌道リング2及び3の走行面を、前記回転駆動体1、2及び3と共に連動する、前記タイヤ型回転輪1、2及び3は、互いに干渉して回転運動を施し、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算され、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体2の回転速度が、それぞれ、加算されて、発電モータ1、2及び3に伝達されることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、外部電源を動力源とする、回転駆動装置1、2及び3の増設に伴う、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体平面図。
図2】本発明の全体側面図。
図3】本発明の回転駆動装置1(A)の平面詳細図。
図4】本発明の回転駆動装置2(B)の平面詳細図。
図5】本発明の回転駆動装置3(C)の平面詳細図。
図6】本発明の回転駆動体1(A3)、回転駆動体2(B3)及び回転駆動体3 (C3)の内部詳細図。
図7】本発明の回転駆動装置1(A)の(正面)立面図及び(横)側面図。
図8】本発明の回転駆動装置2 (B) の(正面)立面図及び(横)側面図。
図9】本発明の回転駆動装置3(C)の(正面)立面図及び(横)側面図。
図10】電力の供給・発電の形態。
【発明を実施するための形態】
【実施例0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0009】
図1に示すように、本発明の配置状況及び、構成を説明すると、最前部(前方)に駆動モータ1(A1)、発電用モータ2(B12)及び、発電モータ1(A12)を並列に配置し、次に回転駆動装置1を構成する回転駆動体1(A3)、回転駆動装置2を構成する回転駆動体2(B3)及び、回転駆動装置3を構成する回転駆動体3(C3)の順に配備して、最後部(後方)に駆動モータ3(C1)駆動モータ2(B1)及び、発電モータ3(C12)を並列に配置する。また、固定型軌道リング(A5)は、回転駆動体1(A3)の直近で前方側に単独で配置する。
【0010】
本発明の概要を説明すると、回転駆動装置1、回転駆動装置2及び、回転駆動装置3の各々が構成する、駆動モータ1(A)、駆動モータ2(B)及び、駆動モータ3(C)の回転運動を、タイヤ型回転輪1(A10)、タイヤ回転輪2(B10)及び、タイヤ型回転輪3(C10)の各々に伝達して、回転駆動体1(A3)の前方に固定配備した固定型軌道リング1(A5)と、回転駆動体1(A3)及び、回転駆動体2(B3)の背面に備えた、軌道リング2(B5)及び、軌道リング3(C5)の走行面を、タイヤ型回転輪1(A10)タイヤ型回転輪2(B10)及び、タイヤ型回転輪3(C10)は、回転駆動体1(A3)、回転駆動体2(B3)及び、回転駆動体3(C3)の各々と共に回転走行をおこない、発生する回転運動を発電用モータ1(A1)、発電用モータ2(B1)及び、発電用モータ3(C1)の各々へ伝達して発電を行う。
【0011】
図1図3に示すように、回転駆動体1(A3)の前方に配置した、駆動モータ1(A1)の主軸に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置1(A)の基本軸である、回転軸1(A6)に設けた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸1(A6)を軸とするハブ1(A2)の中心点を基準として、鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体1(A3)はハブ1(A2)と接続され、ハブ1(A2)の前方端部は、大型ころ軸受1(A4)の内輪部に組込まれ、大型ころ軸受1(A4)と一体になる軸受ハウジングは、固定金物により架台に固定して、ハブ1(A2)の後方端部は、大型ころ軸受2(B4)と一体となる軸受ハウジングの本体と接続され、大型ころ軸受2(A4-2)はハブ1(A2)と共に回転を行う。
【0012】
また、図1図3に示すように、ハブ1(A2)の中心部で、回転軸1(A6)の先端に設けたWプーリ1(A7)と、互いに対向する一対の回転駆動体1(A3)の先端で内部に設けたプーリ1(A8)は、Vベルト1(A9)を介して連動され、回転駆動体1(A3)の前面において、プーリ1(A8)と連結するタイヤ型回転輪1(A10)は、駆動モータ1(A1)の回転運動を、回転駆動体1の内部に装備した、プーリ1(A8)を経由して、タイヤ型回転輪1(A10)へ伝達される。
また、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、発電用モータ1(A12)は、ハブ1(A2)の本体に設けた、大形プーリ1(A11)と、発電用モータ1(A12)の主軸に設けた、回転軸1-2(A6-2)に設けたプーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、回転駆動体1(A3)及び、ハブ1(A2)の回転運動は、発電モータ1(A12)へ伝達される。
【0013】
図1図4に示すように、回転駆動体3(C1)の後方に配置した、駆動モータ2(B1)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2(B6)を、ハブ2(B2)の軸として、ハブ2(B2)の中心点を基準として鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体2(B3)はハブ2(B2)と接続され、ハブ2(B2)の前方端部は、大型ころ軸受2(B4)の内輪部に組込まれ、ハブ2(B2)の後方端部は、大型ころ軸受3(C4)と一体となる軸受ハウジングの本体と接続され、大型ころ軸受3(C4)はハブ2(B2)と共に回転を行う。
【0014】
また、図1図4に示すように、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、駆動モータ2(B2)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2(B6)は、ハブ2(B2)の中心部で、回転軸2(B6)の先端に設けたWプーリ2(B7)と、互いに対向する一対の回転駆動体2(B3)の先端で内部に設けたプーリ2(B8)は、共にVベルト2(B9)を介して連動され、
回転駆動体2(B3)の前面において、プーリ2(B8)と連結されるタイヤ型回転輪2(B10)は、駆動モータ2(B1)の回転運動を、プーリ2(B8)を経由して、タイヤ型回転輪2(B10)へ伝達される。
また、回転駆動体1(A3)の前方に配置した、発電用モータ2(B12)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2-2(B6-2)は、ハブ2(B2)の本体内部と接続され、共に一体化した回転駆動体2(B3)及び、ハブ2(B2)の回転運動は、発電モータ2(B12)へ伝達され発電を行う。
また、回転軸2(B6)及び、回転軸2-2(B6-2)は、筒状である回転軸1(A6)及び、回転軸3(C6)の内部を貫通して配備される。
【0015】
図1図5に示すように、回転駆動体3(C1)の後方に配置した、駆動モータ3(C1)の主軸に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置3(C)の基本軸である、回転軸3(C6)に設けた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸3(C6)を軸とする、ハブ3(C2)の中心点を基準として、鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体3(C3)は、ハブ3(C2)と接続され、ハブ3(C2)の前方端部は、大型ころ軸受3(C4)の内輪部に組込まれ、同じく後方端部も大型ころ軸受4(C4-2)の内輪部に組込まれ、大型ころ軸受4(C4)と一体になる軸受ハウジングは、固定金物によって、架台に固定され、ハブ1(A2)、ハブ2(B2)及び、ハブ3(C2)は、共に、脱落及び、芯ずれを防止する。
【0016】
また、図1図5に示すように、ハブ3(C2)の中心部で、回転軸3(C6)の先端に設けたWプーリ3(C7)と、互いに対向する一対の回転駆動体3(C3)の先端で内部に設けたプーリ3(C8)は、Vベルト3(C9)を介して連動され、回転駆動体3(C3)の前面において、プーリ3(C8)と連結するタイヤ型回転輪3(C10)は、駆動モータ3(C1)の回転動力を、回転駆動体1の内部に装備した、プーリ3(C8)を経由して、タイヤ型回転輪3(C10)へ伝達される。
また、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、発電用モータ3(C12)は、ハブ3(C2)の本体に設けた、大形プーリ3(C11)と、発電用モータ3(C12)の主軸を延長した回転軸3-2(C6-2)に設けたプーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、回転駆動体3(C3)及び、ハブ3(C2)の回転運動は、発電モータ3(C12)へ伝達される。
【0017】
次に、図2図3図7に示すように、回転軸1(A6)を軸とした円形状の固定型軌道リング1(A5)は、回転駆動体1(A3)の先端で、かつ、前面に備えた、タイヤ型回転輪1(A10)が、固定型起動リング1(A5)の走行面に干渉して、走行可能な位置(回転駆動体1(A3)の前方)に単独で固定配備される。
【0018】
図2図4図8に示すように、回転軸2(B6)を軸とした円形状の軌道リング2(B5)は、回転駆動装置2(B)を構成する、回転駆動体2(B3)の先端で、かつ、前面に設けたタイヤ型回転輪2(B10)が、起動リング2(B5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A3)の背面に固定配備される。
【0019】
図2図3図9に示すように、回転軸3(C6)を軸とした円形状の軌道リング3(C5)は、回転駆動装置3(C)を構成する、回転駆動体3(C3)の先端で、かつ、前面に備えた、タイヤ型回転輪3(C10)が、起動リング3(C5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体2(B3)の背面に固定配備される。
【0020】
次に、図2図3図7に示すように、回転駆動装置1(A)を構成する、駆動モータ1(A1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体1(A3)の先端に備える、タイヤ型回転輪1(A10)は、駆動モータ1(A1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪1(A10)と共に、回転駆動体1(A3)は、固定型軌道リング1(A5)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、駆動モータ1(A1)設定の例示として、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置1(A)及び、回転駆動装置2(B)の合計トルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)共に一定値とし、発電モータ1(A12)は、回転駆動体1(A3)の実質回転速度(rpm)及び、実質トルク(n.m)が伝達され、発電を行う。
【0021】
図2図4図8に示すように、回転駆動装置2(B)を構成する、駆動モータ2(B1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体2(B3)の先端に備える、タイヤ型回転輪2(B10)は、駆動モータ2(B1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪2(B10)と共に、回転駆動体2(B3)は、既に回転駆動体1(A3)と共に回転する、軌道リング2(B5)の走行面を、前方側から見て右回転で走行する。
また、駆動モータ2(B1)設定の例示として、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置2(B)及び、回転駆動装置3(C)の、合計トルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)は共に一定値とし、発電用モータ2(B12)の回転速度(rpm)は、回転駆動体2(B3)の実質回転速度(rpm)に回転駆動体1(A3)の実質回転速度(rpm)が加算され、トルク(n.m)は、回転駆動体2(B3)の実質トルク(n.m)が伝達され、発電用モータ2(B12)は発電を行う。
【0022】
図2図5図9に示すように、回転駆動装置3(C)を構成する、駆動モータ3(C1)は、逆回転(軸に向かって時計方向)に設定され、回転駆動体3(C3)の先端に備える、タイヤ型回転輪3(C10)は、駆動モータ3(C1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪3(C10)と共に、回転駆動体3(C3)は、既に回転駆動体2(B3)と共に回転する軌道リング3(C5)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、駆動モータ3(C1)設定の例示は、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置3(C)のトルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)は共に一定値とし、発電用モータ3(C12)の回転速度(rpm)は、回転駆動体3(C3)の実質回転速度(rpm)に回転駆動体2(B3)の回転速度(rpm)が加算され、トルク(n.m)は、回転駆動体(C3)の実質トルク(n.m)が伝達され発電用モータ3(C12)は発電を行う。
【0023】
次に、図10に示すように、駆動モータ1(A1)・駆動モータ2(B1)及び、駆動モータ3(C1)は外部電力によって起動し、動力制御盤(3)を経由して電力供給され、必要に応じて、台数制御、及び、インバータ制御、並びに、各種モータ制御で、駆動モータ1・2・3(A1・B1・C1)の回転速度及び、トルクを制御して運転を行う。また、発電用モータで生成した電力は電力変換装置(4)を経由して、送電される。
【符号の説明】
【0024】
回転駆動装置1
A1
駆動モータ1
A2 ハブ1
A3
回転駆動体1
A4
大型ころ軸受1
A4-2
大型ころ軸受2
A5 固定型軌道リング1
A6
回転軸1
A6-2
回転軸1-2
A7
Wプーリ1
A8
プーリ1
A9
Vベルト1
A10 タイヤ型回転輪1
A11
大型プーリ1
A12
発電用モータ1

(B) 回転駆動装置2
B1
駆動モータ2
B2
ハブ2
B3
回転駆動体2
B4
大型ころ軸受3
B5 軌道リング2
B6 回転軸2
B6-2
回転軸2-2
B7
Wプーリ2
B8
プーリ2
B9
Vベルト2
B10
タイヤ型回転輪2

B12
発電用モータ2

(C) 回転駆動装置3

C1
駆動モータ3
C2
ハブ3
C3 回転駆動体3
C4
大型ころ軸受4
C5
軌道リング3
C6
回転軸3
C6-2
回転軸3-2
C7
Wプーリ3
C8
プーリ3
C9
Vベルト3
C10
タイヤ型回転輪3
C11
大型プーリ2
C12
発電用モータ3
1 Vベルト
2 プーリ
3 動力制御盤
4 電力変換装置
5 ベアリング
6 インバータ制御盤
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動装置1、2及び3の駆動手段とする、駆動モータ1、2及び3と、
前記回転駆動装置1、2及び3の基本軸とする、回転軸1、2及び3と、
前記回転軸1、2及び3を軸とするハブ1、2及び3と、
前記ハブ1、2及び3において、前記ハブ1、2及び3の中心点から、鉛直で直角4方向の位置に接続した回転駆動体1、2及び3と、
前記駆動モータ1及び3の主軸に備えたプーリと、前記回転軸1及び3に備えた前記プーリは、共にVベルトを介して連動され、
前記駆動モータ2の主軸を延長した前記回転軸2の先端と、前記回転軸1及び3の先端で、前記ハブ1、2及び3の中心部に備えた、Wプーリ1、2及び3と、
互いに対向する、一対の前記回転駆動体1、2及び3の先端で、内部に備えるプーリ1、2及び3は、共にVベルト1、2及び3を介して連動され、
前記プーリ1、2及び3と連結し、前記回転駆動体1、2及び3の先端で、外部に備えるタイヤ型回転輪1、2及び3は、共に前記駆動モータ1、2及び3の回転運動が伝達され、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、単独に固定配備された固定型軌道リング1と、前記回転駆動体2及び3の外面において、前記タイヤ型回転輪2及び3の走行可能な位置で、かつ、前記タイヤ型回転輪2及び3と対面する位置に配備した、軌道リング2及び3の走行面を、前記回転駆動体1、2及び3と共に連動する、前記タイヤ型回転輪1、2及び3は、互いに干渉して回転運動を施し、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算され、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体2の回転速度が、それぞれ、加算されて、発電モータ1、2及び3に伝達することを特徴とする高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記高速多重回転発電装置において、前記ハブ1及び3の本体に備えた、大形プーリ1及び2と、前記発電用モータ1及び3の主軸を延長した、回転軸1-2及び回転軸3-2に備えた前記プーリは、共に前記Vベルトを介して連動され、
前記発電モータ2の主軸を延長した回転軸2-2は、前記ハブ2の本体内部と接続され、一体化した前記ハブ1、2及び3と、前記回転駆動体1、2及び3は共に回転運動施し、前記発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行うことを特徴とする請求項1記載の高速多重回転発電装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-03-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源を動力源とした、回転駆動装置1、2及び3を構成する、駆動モータ1、2及び3の起動に伴い、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、縦方向に回転する円形のリン体1と、リング上に円形の多数配置される発電機2と、リング体を縦方向に回転させるモータ3と、モータへの供電と各発電機の発電力を、配線4を介して充電・蓄電するバッテリを有する受電装置5を施したものが知られている。 本発明は、リング状構造体に多数の発電機を配置してリング体を回転させ発電するシステム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-39949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される発電システムを考慮すると、リン体を縦方向に回転させるモータの出力は、複数の発電機の発電量より多いと考えられ発電システムとしての機能を果たせない。
また、本発明が解決しようとする課題は回転駆動装置1、2及び3を構成する、駆動モータ1、2及び3の起動に伴い、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行う高速多重回転発電装置である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、回転駆動装置1、2及び3の駆動手段とする、駆動モータ1、2及び3と、
前記回転駆動装置1、2及び3の基本軸とする、回転軸1、2及び3と、
前記回転軸1、2及び3を軸とするハブ1、2及び3と、
前記ハブ1、2及び3において、前記ハブ1、2及び3の中心点から、鉛直で直角4方向の位置に接続した回転駆動体1、2及び3と、
前記駆動モータ1及び3の主軸に備えたプーリと、前記回転軸1及び3に備えた前記プーリは、共にVベルトを介して連動され、
前記駆動モータ2の主軸を延長した前記回転軸2の先端と、前記回転軸1及び3の先端で、前記ハブ1、2及び3の中心部に備えた、Wプーリ1、2及び3と、
互いに対向する、一対の前記回転駆動体1、2及び3の先端で、内部に備えるプーリ1、2及び3は、共にVベルト1、2及び3を介して連動され、
前記プーリ1、2及び3と連結し、前記回転駆動体1、2及び3の先端で、外部に備えるタイヤ型回転輪1、2及び3は、共に前記駆動モータ1、2及び3の回転運動が伝達され、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、単独に固定配備された固定型軌道リング1と、前記回転駆動体2及び3の外面において、前記タイヤ型回転輪2及び3の走行可能な位置で、かつ、前記タイヤ型回転輪2及び3と対面する位置に配備した、軌道リング2及び3の走行面を、前記回転駆動体1、2及び3と共に連動する、前記タイヤ型回転輪1、2及び3は、互いに干渉して回転運動を施し、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算され、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体2の回転速度が、それぞれ、加算されて、発電モータ1、2及び3に伝達されることを特徴とする高速多重回転発電装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、外部電源を動力源とする、回転駆動装置1、2及び3の増設に伴う、回転駆動体1、2及び3の回転速度は順次増加され、伴う回転運動は、発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体平面図。
図2】本発明の全体側面図。
図3】本発明の回転駆動装置1(A)の平面詳細図。
図4】本発明の回転駆動装置2(B)の平面詳細図。
図5】本発明の回転駆動装置3(C)の平面詳細図。
図6】本発明の回転駆動体1(A3)、回転駆動体2(B3)及び回転駆動体3 (C3)の内部詳細図。
図7】本発明の回転駆動装置1(A)の(正面)立面図及び(横)側面図。
図8】本発明の回転駆動装置2 (B) の(正面)立面図及び(横)側面図。
図9】本発明の回転駆動装置3(C)の(正面)立面図及び(横)側面図。
図10】電力の供給・発電の形態。
【発明を実施するための形態】
【実施例0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0009】
図1に示すように、本発明の配置状況及び、構成を説明すると、最前部(前方)に駆動モータ1(A1)、発電用モータ2(B12)及び、発電モータ1(A12)を並列に配置し、次に回転駆動装置1を構成する回転駆動体1(A3)、回転駆動装置2を構成する回転駆動体2(B3)及び、回転駆動装置3を構成する回転駆動体3(C3)の順に配備して、最後部(後方)に駆動モータ3(C1)駆動モータ2(B1)及び、発電モータ3(C12)を並列に配置する。また、固定型軌道リング(A5)は、回転駆動体1(A3)の直近で前方側に単独で配置する。
【0010】
本発明の概要を説明すると、回転駆動装置1、回転駆動装置2及び、回転駆動装置3の各々が構成する、駆動モータ1(A)、駆動モータ2(B)及び、駆動モータ3(C)の回転運動を、タイヤ型回転輪1(A10)、タイヤ回転輪2(B10)及び、タイヤ型回転輪3(C10)の各々に伝達して、回転駆動体1(A3)の前方に固定配備した固定型軌道リング1(A5)と、回転駆動体1(A3)及び、回転駆動体2(B3)の背面に備えた、軌道リング2(B5)及び、軌道リング3(C5)の走行面を、タイヤ型回転輪1(A10)タイヤ型回転輪2(B10)及び、タイヤ型回転輪3(C10)は、回転駆動体1(A3)、回転駆動体2(B3)及び、回転駆動体3(C3)の各々と共に回転走行をおこない、発生する回転運動を発電用モータ1(A1)、発電用モータ2(B1)及び、発電用モータ3(C1)の各々へ伝達して発電を行う。
【0011】
図1図3に示すように、回転駆動体1(A3)の前方に配置した、駆動モータ1(A1)の主軸に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置1(A)の基本軸である、回転軸1(A6)に設けた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸1(A6)を軸とするハブ1(A2)の中心点を基準として、鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体1(A3)はハブ1(A2)と接続され、ハブ1(A2)の前方端部は、大型ころ軸受1(A4)の内輪部に組込まれ、大型ころ軸受1(A4)と一体になる軸受ハウジングは、固定金物により架台に固定して、ハブ1(A2)の後方端部は、大型ころ軸受2(B4)と一体となる軸受ハウジングの本体と接続され、大型ころ軸受2(A4-2)はハブ1(A2)と共に回転を行う。
【0012】
また、図1図3に示すように、ハブ1(A2)の中心部で、回転軸1(A6)の先端に設けたWプーリ1(A7)と、互いに対向する一対の回転駆動体1(A3)の先端で内部に設けたプーリ1(A8)は、Vベルト1(A9)を介して連動され、回転駆動体1(A3)の前面において、プーリ1(A8)と連結するタイヤ型回転輪1(A10)は、駆動モータ1(A1)の回転運動を、回転駆動体1の内部に装備した、プーリ1(A8)を経由して、タイヤ型回転輪1(A10)へ伝達される。
また、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、発電用モータ1(A12)は、ハブ1(A2)の本体に設けた、大形プーリ1(A11)と、発電用モータ1(A12)の主軸に設けた、回転軸1-2(A6-2)に設けたプーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、回転駆動体1(A3)及び、ハブ1(A2)の回転運動は、発電モータ1(A12)へ伝達される。
【0013】
図1図4に示すように、回転駆動体3(C1)の後方に配置した、駆動モータ2(B1)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2(B6)を、ハブ2(B2)の軸として、ハブ2(B2)の中心点を基準として鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体2(B3)はハブ2(B2)と接続され、ハブ2(B2)の前方端部は、大型ころ軸受2(B4)の内輪部に組込まれ、ハブ2(B2)の後方端部は、大型ころ軸受3(C4)と一体となる軸受ハウジングの本体と接続され、大型ころ軸受3(C4)はハブ2(B2)と共に回転を行う。
【0014】
また、図1図4に示すように、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、駆動モータ2(B2)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2(B6)は、ハブ2(B2)の中心部で、回転軸2(B6)の先端に設けたWプーリ2(B7)と、互いに対向する一対の回転駆動体2(B3)の先端で内部に設けたプーリ2(B8)は、共にVベルト2(B9)を介して連動され、
回転駆動体2(B3)の前面において、プーリ2(B8)と連結されるタイヤ型回転輪2(B10)は、駆動モータ2(B1)の回転運動を、プーリ2(B8)を経由して、タイヤ型回転輪2(B10)へ伝達される。
また、回転駆動体1(A3)の前方に配置した、発電用モータ2(B12)の主軸を延長した、回転駆動装置2(B)の基本軸である回転軸2-2(B6-2)は、ハブ2(B2)の本体内部と接続され、共に一体化した回転駆動体2(B3)及び、ハブ2(B2)の回転運動は、発電モータ2(B12)へ伝達され発電を行う。
また、回転軸2(B6)及び、回転軸2-2(B6-2)は、筒状である回転軸1(A6)及び、回転軸3(C6)の内部を貫通して配備される。
【0015】
図1図5に示すように、回転駆動体3(C1)の後方に配置した、駆動モータ3(C1)の主軸に設けたプーリ(2)と、回転駆動装置3(C)の基本軸である、回転軸3(C6)に設けた、プーリ(2)は、共にVベルト(1)を介して連動され、回転軸3(C6)を軸とする、ハブ3(C2)の中心点を基準として、鉛直で直角4方向の位置に回転駆動体3(C3)は、ハブ3(C2)と接続され、ハブ3(C2)の前方端部は、大型ころ軸受3(C4)の内輪部に組込まれ、同じく後方端部も大型ころ軸受4(C4-2)の内輪部に組込まれ、大型ころ軸受4(C4)と一体になる軸受ハウジングは、固定金物によって、架台に固定され、ハブ1(A2)、ハブ2(B2)及び、ハブ3(C2)は、共に、脱落及び、芯ずれを防止する。
【0016】
また、図1図5に示すように、ハブ3(C2)の中心部で、回転軸3(C6)の先端に設けたWプーリ3(C7)と、互いに対向する一対の回転駆動体3(C3)の先端で内部に設けたプーリ3(C8)は、Vベルト3(C9)を介して連動され、回転駆動体3(C3)の前面において、プーリ3(C8)と連結するタイヤ型回転輪3(C10)は、駆動モータ3(C1)の回転動力を、回転駆動体1の内部に装備した、プーリ3(C8)を経由して、タイヤ型回転輪3(C10)へ伝達される。
また、回転駆動体3(C3)の後方に配置した、発電用モータ3(C12)は、ハブ3(C2)の本体に設けた、大形プーリ3(C11)と、発電用モータ3(C12)の主軸を延長した回転軸3-2(C6-2)に設けたプーリ(2)は、共に、Vベルト(1)を介して連動され、回転駆動体3(C3)及び、ハブ3(C2)の回転運動は、発電モータ3(C12)へ伝達される。
【0017】
次に、図2図3図7に示すように、回転軸1(A6)を軸とした円形状の固定型軌道リング1(A5)は、回転駆動体1(A3)の先端で、かつ、前面に備えた、タイヤ型回転輪1(A10)が、固定型起動リング1(A5)の走行面に干渉して、走行可能な位置(回転駆動体1(A3)の前方)に単独で固定配備される。
【0018】
図2図4図8に示すように、回転軸2(B6)を軸とした円形状の軌道リング2(B5)は、回転駆動装置2(B)を構成する、回転駆動体2(B3)の先端で、かつ、前面に設けたタイヤ型回転輪2(B10)が、起動リング2(B5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体1(A3)の背面に固定配備される。
【0019】
図2図3図9に示すように、回転軸3(C6)を軸とした円形状の軌道リング3(C5)は、回転駆動装置3(C)を構成する、回転駆動体3(C3)の先端で、かつ、前面に備えた、タイヤ型回転輪3(C10)が、起動リング3(C5)の走行面に干渉して、走行可能な位置である回転駆動体2(B3)の背面に固定配備される。
【0020】
次に、図2図3図7に示すように、回転駆動装置1(A)を構成する、駆動モータ1(A1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体1(A3)の先端に備える、タイヤ型回転輪1(A10)は、駆動モータ1(A1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪1(A10)と共に、回転駆動体1(A3)は、固定型軌道リング1(A5)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、駆動モータ1(A1)設定の例示として、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置1(A)及び、回転駆動装置2(B)の合計トルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)共に一定値とし、発電モータ1(A12)は、回転駆動体1(A3)の実質回転速度(rpm)及び、実質トルク(n.m)が伝達され、発電を行う。
【0021】
図2図4図8に示すように、回転駆動装置2(B)を構成する、駆動モータ2(B1)は、正回転(軸に向かって反時計方向)に設定され、回転駆動体2(B3)の先端に備える、タイヤ型回転輪2(B10)は、駆動モータ2(B1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪2(B10)と共に、回転駆動体2(B3)は、既に回転駆動体1(A3)と共に回転する、軌道リング2(B5)の走行面を、前方側から見て右回転で走行する。
また、駆動モータ2(B1)設定の例示として、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置2(B)及び、回転駆動装置3(C)の、合計トルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)は共に一定値とし、発電用モータ2(B12)の回転速度(rpm)は、回転駆動体2(B3)の実質回転速度(rpm)に回転駆動体1(A3)の実質回転速度(rpm)が加算され、トルク(n.m)は、回転駆動体2(B3)の実質トルク(n.m)が伝達され、発電用モータ2(B12)は発電を行う。
【0022】
図2図5図9に示すように、回転駆動装置3(C)を構成する、駆動モータ3(C1)は、逆回転(軸に向かって時計方向)に設定され、回転駆動体3(C3)の先端に備える、タイヤ型回転輪3(C10)は、駆動モータ3(C1)の回転動力を伝達して、タイヤ型回転輪3(C10)と共に、回転駆動体3(C3)は、既に回転駆動体2(B3)と共に回転する軌道リング3(C5)の走行面を、前方側から見て左回転で走行する。
また、駆動モータ3(C1)設定の例示は、設定トルク(n.m)は、回転駆動装置3(C)のトルク(n.m)とし、設定回転速度(rpm)は、駆動モータ1、2及び3(A1・A2・A3)は共に一定値とし、発電用モータ3(C12)の回転速度(rpm)は、回転駆動体3(C3)の実質回転速度(rpm)に回転駆動体2(B3)の回転速度(rpm)が加算され、トルク(n.m)は、回転駆動体(C3)の実質トルク(n.m)が伝達され発電用モータ3(C12)は発電を行う。
【0023】
次に、図10に示すように、駆動モータ1(A1)・駆動モータ2(B1)及び、駆動モータ3(C1)は外部電力によって起動し、動力制御盤(3)を経由して電力供給され、必要に応じて、台数制御、及び、インバータ制御、並びに、各種モータ制御で、駆動モータ1・2・3(A1・B1・C1)の回転速度及び、トルクを制御して運転を行う。また、発電用モータで生成した電力は電力変換装置(4)を経由して、送電される。
【符号の説明】
【0024】
回転駆動装置1
A1
駆動モータ1
A2 ハブ1
A3
回転駆動体1
A4
大型ころ軸受1
A4-2
大型ころ軸受2
A5 固定型軌道リング1
A6
回転軸1
A6-2
回転軸1-2
A7
Wプーリ1
A8
プーリ1
A9
Vベルト1
A10 タイヤ型回転輪1
A11
大型プーリ1
A12
発電用モータ1

(B) 回転駆動装置2
B1
駆動モータ2
B2
ハブ2
B3
回転駆動体2
B4
大型ころ軸受3
B5 軌道リング2
B6 回転軸2
B6-2
回転軸2-2
B7
Wプーリ2
B8
プーリ2
B9
Vベルト2
B10
タイヤ型回転輪2

B12
発電用モータ2

(C) 回転駆動装置3

C1
駆動モータ3
C2
ハブ3
C3 回転駆動体3
C4
大型ころ軸受4
C5
軌道リング3
C6
回転軸3
C6-2
回転軸3-2
C7
Wプーリ3
C8
プーリ3
C9
Vベルト3
C10
タイヤ型回転輪3
C11
大型プーリ2
C12
発電用モータ3
1 Vベルト
2 プーリ
3 動力制御盤
4 電力変換装置
5 ベアリング
6 インバータ制御盤
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動装置1、2及び3の駆動手段とする、駆動モータ1、2及び3と、
前記回転駆動装置1、2及び3の基本軸とする、回転軸1、2及び3と、
前記回転軸1、2及び3を軸とするハブ1、2及び3と、
前記ハブ1、2及び3において、前記ハブ1、2及び3の中心点から、鉛直で直角4方向の位置に接続した回転駆動体1、2及び3と、
前記駆動モータ1及び3の主軸に備えたプーリと、前記回転軸1及び3に備えた前記プーリは、共にVベルトを介して連動され、
前記駆動モータ2の主軸を延長した前記回転軸2の先端と、前記回転軸1及び3の先端で、前記ハブ1、2及び3の中心部に備えた、Wプーリ1、2及び3と、
互いに対向する、一対の前記回転駆動体1、2及び3の先端で、内部に備えるプーリ1、2及び3は、共にVベルト1、2及び3を介して連動され、
前記プーリ1、2及び3と連結し、前記回転駆動体1、2及び3の先端で、外部に備えるタイヤ型回転輪1、2及び3は、共に前記駆動モータ1、2及び3の回転運動が伝達され、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、単独に固定配備された固定型軌道リング1と、前記回転駆動体2及び3の外面において、前記タイヤ型回転輪2及び3の走行可能な位置で、かつ、前記タイヤ型回転輪2及び3と対面する位置に配備した、軌道リング2及び3の走行面を、前記回転駆動体1、2及び3と共に連動する、前記タイヤ型回転輪1、2及び3は、互いに干渉して回転運動を施し、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算され、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体2の回転速度が、それぞれ、加算されて、発電モータ1、2及び3に伝達することを特徴とする高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記高速多重回転発電装置において、前記ハブ1及び3の本体に備えた、大形プーリ1及び2と、前記発電用モータ1及び3の主軸を延長した、回転軸1-2及び回転軸3-2に備えた前記プーリは、共に前記Vベルトを介して連動され、
前記発電モータ2の主軸を延長した回転軸2-2は、前記ハブ2の本体内部と接続され、一体化した前記ハブ1、2及び3と、前記回転駆動体1、2及び3は共に回転運動施し、前記発電用モータ1、2及び3に伝達され、発電を行うことを特徴とする請求項1記載の高速多重回転発電装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-06-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動装置1、2及び3の駆動手段とする、駆動モータ1、2及び3と、
前記回転駆動装置1、2及び3の基本軸とする、回転軸1、2及び3と、
前記回転軸1、2及び3を軸とするハブ1、2及び3と、
前記ハブ1、2及び3において、前記ハブ1、2及び3の中心点から、鉛直で直角4方向の位置に接続した回転駆動体1、2及び3と、
前記駆動モータ1及び3の主軸に備えたプーリと、前記回転軸1及び3に備えた前記プーリは、共にVベルトを介して連動され、
前記駆動モータ2の主軸を延長した前記回転軸2の先端と、前記回転軸1及び3の先端で、前記ハブ1、2及び3の中心部に備えた、Wプーリ1、2及び3と、
互いに対向する、一対の前記回転駆動体1、2及び3の先端で、内部に備えるプーリ1、2及び3は、共にVベルト1、2及び3を介して連動され、
前記プーリ1、2及び3と連結し、前記回転駆動体1、2及び3の先端で、外部に備えるタイヤ型回転輪1、2及び3は、共に前記駆動モータ1、2及び3の回転運動が伝達され、前記タイヤ型回転輪1の走行可能な位置で、単独に固定配備された固定型軌道リング1と、前記回転駆動体2及び3の外面において、前記タイヤ型回転輪2及び3の走行可能な位置で、かつ、前記タイヤ型回転輪2及び3と対面する位置に配備した、軌道リング2及び3の走行面を、前記回転駆動体1、2及び3と共に連動する、前記タイヤ型回転輪1、2及び3は、互いに干渉して回転運動を施し、前記回転駆動体2の回転速度は、前記回転駆動体1の回転速度が加算され、前記回転駆動体3の回転速度は、前記回転駆動体2の回転速度が、それぞれ、加算されて、発電モータ1、2及び3に伝達することを特徴とする高速多重回転発電装置。
【請求項2】
前記高速多重回転発電装置において、前記ハブ1及び3の本体に備えた、大形プーリ1及び2と、前記発電モータ1及び3の主軸を延長した、回転軸1-2及び回転軸3-2に備えた前記プーリは、共に前記Vベルトを介して連動され、
前記発電モータ2の主軸を延長した回転軸2-2は、前記ハブ2の本体内部と接続され、一体化した前記ハブ1、2及び3と、前記回転駆動体1、2及び3は共に回転運動施し、前記発電モータ1、2及び3に伝達され、発電を行うことを特徴とする請求項1記載の高速多重回転発電装置。