IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ モダンデコ株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-ペーパーホルダ 図1
  • 特開-ペーパーホルダ 図2
  • 特開-ペーパーホルダ 図3
  • 特開-ペーパーホルダ 図4
  • 特開-ペーパーホルダ 図5
  • 特開-ペーパーホルダ 図6
  • 特開-ペーパーホルダ 図7
  • 特開-ペーパーホルダ 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024000644
(43)【公開日】2024-01-09
(54)【発明の名称】ペーパーホルダ
(51)【国際特許分類】
   B65H 16/06 20060101AFI20231226BHJP
   A47K 10/40 20060101ALI20231226BHJP
   A47J 43/28 20060101ALI20231226BHJP
【FI】
B65H16/06 A
A47K10/40 G
A47J43/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022099448
(22)【出願日】2022-06-21
(71)【出願人】
【識別番号】513304563
【氏名又は名称】モダンデコ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002022
【氏名又は名称】弁理士法人コスモ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】西本 拓史
(72)【発明者】
【氏名】林 載憲
(72)【発明者】
【氏名】徳永 茜
【テーマコード(参考)】
3F052
4B053
【Fターム(参考)】
3F052AA02
3F052AB01
3F052BA10
3F052BA11
4B053AA03
4B053CA30
(57)【要約】
【課題】ロールペーパーの装着がし易いペーパーホルダを提供する。
【解決手段】ペーパーホルダ1は、ホルダ本体50と、ホルダ本体50に回動自在に設けられる第1揺動部11と、第1揺動部11の回動軸方向に延在するよう第1揺動部11に設けられる第1支持軸12と、ホルダ本体50に対して接近・離間可能に第1揺動部11の回動軸方向に移動自在であって、ホルダ本体50に回動自在に設けられる第2揺動部21と、第1揺動部11の回動軸方向であって第1支持軸12と対向して延在するよう第2揺動部21に設けられる第2支持軸22と、を有し、ホルダ本体50は、第2揺動部21の回動を許容すると共にホルダ本体50に対する離間移動を規制する移動規制カム30を有し、第2揺動部22は、移動規制カム30と係合するカムフォロア35を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホルダ本体と、
前記ホルダ本体に回動自在に設けられる第1揺動部と、
前記第1揺動部の回動軸方向に延在するよう前記第1揺動部に設けられる第1支持軸と、
前記ホルダ本体に対して接近・離間可能に前記第1揺動部の前記回動軸方向に移動自在であって、前記ホルダ本体に回動自在に設けられる第2揺動部と、
前記第1揺動部の前記回動軸方向であって前記第1支持軸と対向して延在するよう前記第2揺動部に設けられる第2支持軸と、
を有し、
前記ホルダ本体は、前記第2揺動部の回動を許容すると共に前記ホルダ本体に対する離間移動を規制する移動規制カムを有し、
前記第2揺動部は、前記移動規制カムと係合するカムフォロアを備える、
ことを特徴とするペーパーホルダ。
【請求項2】
前記第2揺動部は、前記ホルダ本体に回動自在かつ前記第1揺動部の前記回動軸方向に移動自在に設けられるロッド部材と接続し、
前記ロッド部材は、S字フックを吊下げ可能に形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載のペーパーホルダ。
【請求項3】
前記ホルダ本体は、背面板と、前記背面板の両端部に折り曲げ形成される第1折り板部及び第2折り板部と、前記第1折り板部と前記第2折り板部との間に設けられる筒状のロッド収納部とを有し、
前記第1揺動部は、前記第1折り板部の内側で前記ロッド収納部周りに回動自在に設けられ、
前記ロッド部材は、前記ロッド収納部に収納され、
前記移動規制カムは、円弧状孔部と、前記円弧状孔部と接続する円形孔部とを有して前記第2折り板部に設けられ、
前記カムフォロアは、軸部と、前記軸部の端部に設けられ前記軸部よりも径大の頭部を備え、
前記円形孔部は、前記頭部及び前記軸部を挿通可能に形成され、
前記円弧状孔部は、前記頭部は挿通不能であって前記軸部が挿通可能に形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のペーパーホルダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチンペーパー等のロールペーパーを保持するペーパーホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ロールペーパーを保持するペーパーホルダが提供されている。例えば、特許文献1には、2個の腕と2個の芯軸とを有し、各腕の基部に取付部が設けられ、各腕の先端には芯軸取付け孔が設けられたペーパーホルダが開示されている。また、特許文献2には、L字状に設けられるロールペーパーの支持部を備えるホルダ本体が左右一対に設けられたペーパーホルダや、1つのホルダ本体に対して対向して2つのL字状の支持部を備えたペーパーホルダが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平3-79795号
【特許文献2】実公平7-30609号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロールペーパーの支持部を備えたホルダ本体が2つに分離されているペーパーホルダについては、ロールペーパーの装着の際に、2つのホルダ本体の間隔を調整する必要があり、煩雑である。一方、一つのホルダ本体に対して2つのL字状の支持部が備えられたペーパーホルダでは、一方の支持部を回動させて2つの支持部間にロールペーパーを差し入れる空間部を形成する必要がある。実際の作業は、回動させた一方の支持部を手で押えながらもう一方の手でロールペーパーの軸孔に他方の支持部を挿入する作業が必要となる。このような作業は、両手を使って行わなければならず、料理中等に片手でロールペーパーの装着を行いたい場合や手の不自由な者にとっては難しい作業となることがある。
【0005】
本発明は、ロールペーパーの装着がし易いペーパーホルダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のペーパーホルダは、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に回動自在に設けられる第1揺動部と、前記第1揺動部の回動軸方向に延在するよう前記第1揺動部に設けられる第1支持軸と、前記ホルダ本体に対して接近・離間可能に前記第1揺動部の前記回動軸方向に移動自在であって、前記ホルダ本体に回動自在に設けられる第2揺動部と、前記第1揺動部の前記回動軸方向であって前記第1支持軸と対向して延在するよう前記第2揺動部に設けられる第2支持軸と、を有し、前記ホルダ本体は、前記第2揺動部の回動を許容すると共に前記ホルダ本体に対する離間移動を規制する移動規制カムを有し、前記第2揺動部は、前記移動規制カムと係合するカムフォロアを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロールペーパーの装着がし易いペーパーホルダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係るペーパーホルダにロールペーパーを装着した使用状態を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係るペーパーホルダの正面図である。
図3】本発明の実施形態に係るペーパーホルダの図2のIII-III断面図である。
図4】本発明の実施形態に係るペーパーホルダの第2部材を回動させて、移動規制カムとカムフォロアの係合を解除した状態を示す、図2のIII-III断面に相当する断面図である。
図5】本発明の実施形態に係るペーパーホルダにロールペーパーを装着する工程を説明するための正面図である。
図6】本発明の実施形態に係るペーパーホルダにロールペーパーを装着する工程を説明するための正面図である。
図7】本発明の実施形態に係るペーパーホルダにロールペーパーを装着する工程を説明するための正面図である。
図8】本発明の実施形態に係るペーパーホルダの吊下げ部材配置部を用いた使用例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図1に示すペーパーホルダ1は、キッチンペーパー等のロールペーパーPを保持することができる。ペーパーホルダ1は、図1及び図2に示すように、ホルダ本体50と、第1部材10と、第2部材20とを有する。
【0010】
ホルダ本体50は、ロールペーパーPの軸心方向に長い略長矩形状の背面板55を有する。背面板55の上辺部分は、凹円弧状とされている。ロールペーパーPの軸心方向における背面板55の両端部には、第1折り板部51及び第2折り板部52が形成されている。第1折り板部51及び第2折り板部52は、夫々、背面板55からロールペーパーP側に垂直に折り曲げ形成されている。よって、第1折り板部51及び第2折り板部52の板面は、対向して設けられている。背面板55と、第1折り板部51及び第2折り板部52は、板金材料により一体に形成されている。
【0011】
ホルダ本体50の背面板55の下縁部におけるロールペーパーP側には、ロールペーパーPの軸心方向に長い略長矩形状の抵抗部56が設けられている。抵抗部56の下端と背面板55の下端は略合致して設けられている。抵抗部56は、シリコン材料等の軟質樹脂を用いて形成され、ロールペーパーPと接触することでロールペーパーPの回転に抵抗を与えることができる。ロールペーパーPは抵抗部56により抵抗が付与されるので、所望の長さに引き出したロールペーパーPを勢いよく引っ張ることで容易にロールペーパーPのミシン目から切断することができる。
【0012】
また、図3及び図4に示すように、ホルダ本体50の背面板55の背面側(ロールペーパーP側と反対側)には、所定の大きさのマグネットシート57が設けられている。マグネットシート57により、ペーパーホルダ1を鉄系材料等の磁性材料で形成される壁等(キッチンのコンロ周りの壁や冷蔵庫等)に容易に設置することができる。
【0013】
また、図1及び図2に示すように、第1折り板部51及び第2折り板部52の間には、ロールペーパーPの軸心方向に長い略円筒状のロッド収納部53が設けられている。図2に示すように、ロッド収納部53は、両端部に設けられるリテーナ53a,53bを介して第1折り板部51、第2折り板部52に固定されている。
【0014】
例えば、リテーナ53aは円環状に形成されて、第1折り板部51には、第1部材10の後述する第1部材10における第1揺動部11の軸受11aに挿通されるボス状の軸51aが立設し、この軸51aに嵌合するようにリテーナ53aが軸51aに固定され、ロッド収納部53の一方端がリテーナ53aに固定される。一方、リテーナ53bは大径部と小径部とを有する円筒状に形成されて、第2折り板部52には貫通する固定用孔部52aが設けられ、この固定用孔部52aにリテーナ53bの小径部が圧入等により固定され、ロッド収納部53の他方端がリテーナ53bの大径部に固定される。
【0015】
図1及び図2に示すように、第1部材10及び第2部材20は、夫々対称な略L字形に形成されている。第1部材10は、第1揺動部11と、第1支持軸12とを有する。第1揺動部11は、略長矩形の板状であって、板面を第1折り板部51と平行に配置される。第1支持軸12は、第1揺動部11の先端部からロールペーパーPの軸心方向と平行に第2折り板部52に向かって延在するように四角柱状に設けられる。第1支持軸12は、ロールペーパーPの一方端を軸支する。
【0016】
第1揺動部11は、前述の通り、板面から立設するよう基端部に設けられる円筒状の軸受11aが、第1折り板部51の軸51aと係合する等して、ホルダ本体50に回動自在に設けられている。第1揺動部11は、第1折り板部51の第2折り板部52側(すなわち第1折り板部51の内側)に配置されている。よって、第1揺動部11と第1折り板部51の各対向面は、近接又は摺接する。なお、第1揺動部11の回動軸方向は、ロールペーパーPの軸心方向と平行とされている。
【0017】
第2部材20は、第2揺動部21と、第2支持軸22とを有する。第2揺動部21は、第2折り板部52と板面を平行に向けた略長矩形の板状に設けられている。第2揺動部21は、第2折り板部52の外側(第1折り板部51と反対側)に配置されている。第2支持軸22は、第2揺動部21の先端部からロールペーパーPの軸心方向(第1揺動部11の回動軸方向)と平行に第1折り板部51に向かって延在するように四角柱状に設けられている。第2支持軸22は、ロールペーパーPの他方端を軸支する。また、第2支持軸22は、第1支持軸12よりも短く形成されている。第1支持軸12と第2支持軸22は、互いに対向して延在するよう設けられている。
【0018】
図2に示すように、第2揺動部21の基端部には、略長尺円柱状のロッド部材21aが設けられている(図5等も参照)。ロッド部材21aは、第2揺動部21から第1揺動部11側に、第1揺動部11の回動軸方向に設けられている。ロッド部材21aは、ロッド収納部53に遊嵌して収納される。従って、第2揺動部21は、ホルダ本体50に対して接近・離間可能に第1揺動部11の回動軸方向に移動自在であって、ホルダ本体50に回動自在に設けられている。ロッド部材21aの端部には、円盤状の大径部21a1が設けられる等して、ロッド収納部53(すなわちホルダ本体50)から抜け止めされている。
【0019】
図1及び図3図4に示すように、第2折り板部52には、移動規制カム30が設けられている。移動規制カム30は、第2折り板部52におけるロッド収納部53周りにおけるロールペーパーP側に、略円弧状のスリット状に形成されている。移動規制カム30は、円弧状孔部31と、円弧状孔部31と上方端で接続する円形孔部32とを有する。円形孔部32の直径は、円弧状孔部31の幅よりも大きく形成されている。
【0020】
一方、第2揺動部21には、カムフォロア35が設けられている。図5及び図6に示すように、カムフォロア35は、第2揺動部21の基端部における板面から、第1部材10側に向けて立設して設けられている。カムフォロア35は、第2揺動部21の板面から立設する軸部35aと、軸部35aの端部に設けられ軸部35aの径よりも径大の略球状の頭部35bを有する。
【0021】
カムフォロア35は、移動規制カム30と係合及び係合の解除が可能に設けられる。カムフォロア35が移動規制カム30に係合するとき、移動規制カム30は、第2揺動部21(第2部材20)の回動を許容すると共にホルダ本体50に対する離間移動を規制する。
【0022】
具体的には、移動規制カム30の円形孔部32は、カムフォロア35の軸部35a及び頭部35bを挿通可能に形成される。移動規制カム30の円弧状孔部31は、カムフォロア35の頭部35bは挿通不能であって、軸部35aは挿通可能に形成される。
【0023】
ペーパーホルダ1へのロールペーパーPの装着は、以下のように行うことができる。先ず、図2の状態、すなわち、カムフォロア35の軸部35aが移動規制カム30の円弧状孔部31に挿通されている状態では、カムフォロア35の頭部35bが移動規制カム30の円弧状孔部31を通過できないので、第2揺動部21(第2部材20)は、ホルダ本体50からの離間移動が規制されている。一方、軸部35aは円弧状孔部31に沿って移動できるので、第2揺動部21は回動が許容されている。
【0024】
図4に示すように、第2揺動部21(第2部材20)をロールペーパーP側に回動し、カムフォロア35の頭部35bを移動規制カム30の円形孔部32に合わせる。すると、頭部35bが円形孔部32から抜けることで、カムフォロア35と移動規制カム30の係合は解除され、第2揺動部21をホルダ本体50から離間させることができる。第2揺動部21をホルダ本体50から離間すると、図5に示すように、第1支持軸12と第2支持軸22との間に十分なスペースを確保することができ、ロールペーパーPの軸孔に第1支持軸12に挿入することができる。
【0025】
その後、図6に示すように、第1支持軸12にロールペーパーPを完全に差し込み、第2揺動部21(第2部材20)をホルダ本体50に接近させる。第2支持軸22をロールペーパーPの軸孔に差し込んだ状態でロールペーパーPを持ち上げて第1揺動部11、第2揺動部21を同時に回動させ、カムフォロア35の頭部35bを移動規制カム30の円形孔部32に挿入可能な位置に合わせて第2揺動部21を押し込めば、カムフォロア35が移動規制カム30に係合して、図7及び図1の状態となり、ロールペーパーPの装着が完了する。
【0026】
なお、ロールペーパーPを第1支持軸12へ装着し、第2支持軸22をロールペーパーPの軸孔に差し込んでおけば、カムフォロア35と移動規制カム30とを係合しなくても、ロールペーパーPの引き出し操作を行うことができる。しかしながら、ロールペーパーPを第1支持軸12及び第2支持軸22で軸支後、カムフォロア35と移動規制カム30とを係合しておけば、第2支持軸22が意図せず移動して、ロールペーパーPが脱落してしまうことを防止できる。
【0027】
ペーパーホルダ1によれば、ホルダ本体50の第1折り板部51と第2折り板部52との間が、装着できるロールペーパーPの最大幅とすることができる。装着できるロールペーパーPの最小幅は、第1支持軸12と第2支持軸22の長さ設定による。
【0028】
また、図8に示すように、ペーパーホルダ1は、第2揺動部21(第2部材20)をホルダ本体50から離間(例えば最大限に離間)させて、ロールペーパーPを第1支持軸12による片持ち支持とすることで、第2揺動部21と第2折り板部52との間のロッド部材21aを吊下げ部材配置部60とすることができる。吊下げ部材配置部60は、例えば、ロッド部材21aがS字フック40を吊下げ可能に形成されることで、S字フック40の一方を引っ掛けることができる。これにより、吊下げ部材配置部60に引っ掛けたS字フック40の他方に、フライ返し3やお玉4を吊下げることができる。また、鉄系材料で形成される第2支持軸22にマグネット41を取り付けることで、メモ紙43を貼り付けておくことができる。
【0029】
このようにして、ホルダ本体50に対して出没するロッド部材21aに吊下げ部材配置部60が設けられるので、必要な時にはロッド部材21aを突出し、第2部材20をホルダ本体50から離間させて吊下げ部材配置部60を使用することができる。そして、吊下げ部材配置部60を使用しないときは、ホルダ本体50にロッド部材21aを没入させて第2部材20をホルダ本体50に接近させておけば、コンパクトにペーパーホルダ1を配置することができる。
【0030】
なお、片持ち支持する第1支持軸12は、第1部材10(第1揺動部11、第1支持軸12)を鉄系材料で一体に形成されるので、第1部材10の自重でロールペーパーPを抵抗部56に押し付けることとなり、ロールペーパーPの切断作業を容易に行うことができる。
【0031】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、ロールペーパーPは、キッチンペーパーに限らず、トイレットペーパーであっても良い。
【符号の説明】
【0032】
1 ペーパーホルダ 3 フライ返し
4 お玉 10 第1部材
11 第1揺動部 11a 軸受
12 第1支持軸 20 第2部材
21 第2揺動部 21a ロッド部材
21a1 大径部 22 第2支持軸
30 移動規制カム 31 円弧状孔部
32 円形孔部 35 カムフォロア
35a 軸部 35b 頭部
40 S字フック 41 マグネット
43 メモ紙 50 ホルダ本体
51 第1折り板部 51a 軸
52 第2折り板部 52a 固定用孔部
53 ロッド収納部 53a リテーナ
53b リテーナ 55 背面板
56 抵抗部 57 マグネットシート
60 吊下げ部材配置部 P ロールペーパー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8