(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024064843
(43)【公開日】2024-05-14
(54)【発明の名称】バスケットボール用ゴールリング
(51)【国際特許分類】
A63B 63/08 20060101AFI20240507BHJP
【FI】
A63B63/08 A
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022173753
(22)【出願日】2022-10-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-04-24
(71)【出願人】
【識別番号】591024214
【氏名又は名称】株式会社舟岡製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100103872
【弁理士】
【氏名又は名称】粕川 敏夫
(74)【代理人】
【識別番号】100149456
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 喜幹
(74)【代理人】
【識別番号】100194238
【弁理士】
【氏名又は名称】狩生 咲
(74)【代理人】
【識別番号】100205648
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 真一
(72)【発明者】
【氏名】舟岡 修慈
(57)【要約】
【課題】競技時に加わる衝撃に伴う揺れを抑止しつつ、屋外の使用においても支障をきたしにくいバスケットボール用ゴールリングを提供する。
【解決手段】バックボードに固定されるブラケット2と、ブラケット2に対して回動可能に軸支され、ゴールリング4を支持する支持体3と、ゴールリング4が水平状態となるように支持体3を付勢する付勢手段と、ゴールリング4が水平状態にある状態において、ブラケット2と支持体3とを磁着させる磁着手段と、を有するバスケットボール用ゴールリング1。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バックボードに固定されるブラケットと、
前記ブラケットに対して回動可能に軸支され、ゴールリングを支持する支持体と、
前記ゴールリングが水平状態となるように前記支持体を付勢する付勢手段と、
前記ゴールリングが水平状態にある状態において、前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる磁着手段と、を有する、
バスケットボール用ゴールリング。
【請求項2】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体のいずれか磁石であり、他方が磁性体である、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項3】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体両者か磁石であり、互いに対して磁着可能な磁極を向けている、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項4】
前記磁石は取り替え可能に保持されている、
請求項2又は3記載のバスケットボール用ゴールリング。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バスケットボール用ゴールリングに関する。
に関する。
【背景技術】
【0002】
バスケットボール競技において、ゴールリングは所定の高さに保持されるが、競技中に競技者の手が勢いあまってゴールリングに届いたり、ゴールリングにぶら下がるなどのダンクシュートが行われたりすることがある。この際の衝撃は小さくないため、ゴールリングの破損や競技者の負傷を防ぐべく、衝撃を吸収又は逃がすための機構が設けられている。
【0003】
例えば、特許文献1では、バックボードに固定されたブラケットに対してゴールリングを回動可能に軸支したゴールリングにおいて、コイルスプリングによりゴールリングにかかる衝撃を吸収している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004-180876号公報
【特許文献2】実開平7-15071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1記載のゴールリングは、衝撃が加わった後、コイルスプリングの復元力によって元の水平な位置に戻る。しかし、その際、コイルスプリングの伸縮によってゴールリングが上下に揺れ、そのような揺れを抑止する機構が求められる。
【0006】
また、バスケットボールは、屋外のコートでも行われることがあるが、屋外に設置されたゴールリングの場合、機械的な構造は雨風により機能に支障を生じやすい。
【0007】
そこで、本発明は、競技時に加わる衝撃に伴う揺れを抑止しつつ、屋外の使用においても支障をきたしにくいバスケットボール用ゴールリングを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係るバスケットボール用ゴールリングは、バックボードに固定されるブラケットと、前記ブラケットに対して回動可能に軸支され、ゴールリングを支持する支持体と、前記ゴールリングが水平状態となるように前記支持体を付勢する付勢手段と、前記ゴールリングが水平状態にある状態において、前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる磁着手段と、を有する。
【0009】
前記磁着手段は、前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、前記第一の磁着体又は第二の磁着体のいずれか磁石であり、他方が磁性体であるものとしてもよい。
【0010】
前記磁着手段は、前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、前記第一の磁着体又は第二の磁着体両者か磁石であり、互いに対して磁着可能な磁極を向けている。
【0011】
前記磁石は取り替え可能に保持されているものとしてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るバスケットボール用ゴールリングによれば、競技時に加わる衝撃に伴う揺れを抑止しでき、また、屋外の使用においても支障をきたしにくい。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリングを示す図であって、(a)平面図、(b)裏面図、である。
【
図2】本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリングを示す側面図である。
【
図3】本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリングを示す分解斜視図である。
【
図4】本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリングを構成する磁石及び保持体を示す分解斜視図である。
【
図5】本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリングの構造を示す一部断面図であって、(a)ゴールリングが水平状態にある場合、(b)ゴールリングが押し下げられた状態にある場合、を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
●構造
以下、本発明の実施形態に係るバスケットボール用ゴールリング1について、図を参照して説明する。
図1乃至
図3に示すように、バスケットボール用ゴールリング1は、バックボードに固定されるブラケット2、ブラケット2に回動可能に軸支された支持体3、支持体3によって支持され、ネットを吊支するゴールリング4を有する。
【0015】
●ブラケット2
ブラケット2は、バックボードに固定され、支持体3を軸支する。
このブラケット2は、バックボードに当接し、ボルト等により当該バックボードに固定される板状の背面部21と、背面部21の左右両側端からゴールリング4側に延びだした一対の側面部22と、一対の側面部22のゴールリング4側の上端に架設された架設部23と、支持体3に設けられている磁性体33と磁着する磁石71(
図4参照)とを有する。
【0016】
背面部21の内側には、磁石71を保持する保持体24が取り付けられている。
図4に示されるように、保持体24は、ブラケット状からなり、背面部21に固定される固定片2411と固定片2411の上端から直角に内側へ屈曲して水平に延びだした延出片2412からなる。
【0017】
延出片2412の上面側、即ち支持体3側には磁石71を保持する保持部242が設けられている。保持部242は、上面側に磁石71が嵌着する凹部242bを備えている。凹部242bは磁石71の形状に即した形状からなる。凹部242bの中心には、固定ネジ72が螺合する螺合孔242aが設けられている。凹部242bに磁石71を嵌め込み、磁石71に設けられている貫通孔71aを介して固定ネジ72を螺合孔242aに螺合させることで、凹部242bに磁石71が固定される。
【0018】
磁石71は、延出片2412上に設けられた保持部242に保持されており、支持体3が備える磁性体33と磁着する第一の磁着体を構成する。本実施形態において、磁石71は円盤状からなり、その中心には、固定ネジ72を貫挿させるための貫通孔71aが設けられている。本実施形態において、貫通孔71aには段差が設けられており、固定ネジ72が螺合孔242aに螺合した際、貫通孔71a内の上方に固定ネジ72のネジ頭が収まるようになっており、このとき磁石71の上面と固定ネジ72の上面が面一、あるいは固定ネジ72が磁石71の上面よりも下方に埋設する。これにより、磁石71の表面と磁性体33が磁着する際にはその表面同士が当接する。
【0019】
なお、凹部242bに嵌着させる磁石71は、競技に応じて所望の磁力を有するものに取り替えることができる。
また、本実施形態においては、磁石71を円盤状にしたが、その形状は凹部242bの形状と共に矩形状等、他の形状とすることができる。また、磁石71は保持部242を設けることなく、保持体24に直接、固定することもできる。
また、保持体24は、背面部21の内側から水平に延びだした板状に構成することもできるし、保持体24と保持部242を一体的な部材として構成することもできる。
また、螺合孔242aに対応する螺合孔が延出片2412に設けられ、固定ネジ72が磁石71の貫通孔71aと保持部242の螺合孔242aを介して当該延出片の2412の螺合孔に螺合し、これらが一定的に連結されるようになっていてもよい。この場合、保持部242の螺合孔242aは貫通孔であってもよい。また、磁石71と保持部242が一体的に構成されていてもよい。
【0020】
一対の側面部22は、背面部21から直角にゴールリング4側へ延びだしており、ゴールリング4側の先端部近傍には、側面部22の厚み方向、即ち支持体2の幅方向に貫通する軸孔22aが設けられている。軸孔22aは、後述する支持体3の軸孔32aに対応して設けられている。
【0021】
架設部23には、その中心部に、垂直方向に貫通する貫通孔23aが設けられている。この貫通孔23aには、支持体3側から軸ボルト51が貫挿される。
背面部21と架設部23の間は、鉛直方向が開放されており、この部分において磁石71と磁性体33が磁着する。
【0022】
●支持体3
支持体3は、基部30と、サイドフレーム34とを有し、ブラケット2に回動可能に軸支される。
基部20は、断面略U字状からなり、平板状の天面部31と天面部31の左右両側縁に垂設された一対の側片32とを有している。一対の側片32の間の幅は、ブラケット2の一対の側面部22の幅よりも僅かに大きく、基部30はブラケット2に冠着する。
【0023】
天面部31には、ブラケット2の貫通孔23aに対応する位置において、鉛直方向に貫通する貫通孔31aが設けられている。この貫通孔31aには、上方から軸ボルト51が貫挿される。軸ボルト51は、貫通孔31aの径よりも大きい径からなるワッシャーを頭部側に備えたり、頭部自体の径が貫通孔31aの径よりも大きかったりし、貫通孔31aに上方から貫挿された軸ボルト51は下方へ抜け出ることはない。
【0024】
また、天面部31の貫通孔31a及びブラケット2の貫通孔23aに上方から貫挿された軸ボルト51は、ブラケット2の架設部23の下方において、コイルスプリング52に遊嵌する。さらに、コイルスプリング52の下方側では、軸ボルト51の先端が座金53を介してナット54で締結されており、これによりコイルスプリング52は、架設部23と座金53の間に挟持されている。
このスプリング52は、ゴールリング4が水平状態にある状態から、支持体3が上方へブラケット2から離れるように回動するときには縮み、ブラケット2から離れた支持体3がブラケット2側へ移動するように回動するときは伸びるようにして元に戻る。このように伸縮するスプリング52は、ゴールリングが水平状態となるように支持体3を付勢する付勢手段を構成している。
【0025】
また、天面部31の下面側、即ちブラケット2側には、ブラケット2の磁石71と鉛直方向において対応する位置に磁性体33が設けられている。磁性体33は、ブラケット2側に設けられている磁石71と磁石と磁着する第二の磁着体を構成する。
この磁性体33は、天面部31の下面側から下方へ突出して設けられている。本実施形態では、磁性体33は断面T字状からなり、天面部31に設けられた螺合孔に螺合して天面部31の下面側へ延びだした棒状の支柱部と、支柱部の先端に設けられた円盤状の磁着部とからなる。磁着部の表面形状は、対応する磁石71の表面形状に対応しており、本実施形態では円形である。
ブラケット2の磁石71と支持体3の磁性体33は、ブラケット2に基部30が冠着し、ゴールリング4が水平状態にあるときにちょうど磁着するように設けられている。一方、支持体3がブラケット2に対して回動してゴールリング4が下がったときには、磁石71と磁性体33は互いを引き付ける磁力にかかわらず離れる。
【0026】
なお、磁性体33は、磁石71に対して磁性を示すものであり、例えば鉄、コバルト、ニッケルとそれらの合金などの所謂強磁性体である。
また、本実施形態において、ブラケット2の磁石71と支持体3の磁性体33は、ブラケット2と支持体3とを磁着させる磁着手段の一例である。磁着手段は他の例においては、ブラケット2側において磁石71の代わりに磁性体が保持され、支持体3側におおいて磁性体の代わりに磁石が保持されるようになっていてもよい。また、支持体3側において磁性体33の代わりに磁石を保持させ、ブラケット2側の磁石71と支持体3側の磁石が互いに対して反対の極性を向けるようにしてもよい。また、支持体33側の磁性体33を磁石とする場合には、その構造をブラケット2側において磁石71を保持する構造と同様のものとし、支持体33側に保持させた磁石も取り替え可能とすることもできる。
【0027】
一対の側片32には、ゴールリング4側の先端部近傍において、ブラケット2の側面部22に設けられている軸孔22aに対応した軸孔32aが設けられている。そして、支持体3は、ブラケット2により、側面部22と側片32において軸ボルト6を介して回動可能に軸支されている。即ち、基部30の側片32に設けられている軸孔32a及びブラケット2の側面部22に設けられいてる軸孔22aに軸ボルト6が遊嵌し、当該軸ボルト6がナットで締結されている。これにより、支持体3は軸ボルト6を中心として一定の範囲で回動できる。
【0028】
支持体3のゴールリング4側には、支持体3の幅方向に弧状に延びだしたサイドフレーム34が設けられている。サイドフレーム34の内側には環状のゴールリング4が固定され、これにより支持体3はゴールリング4を支持している。
なお、サイドフレーム34とゴールリング4は、ねじ止めや溶接等によって固定されていてもよいし、一体的な部材として構成されたものであってもよい。
【0029】
●ゴールリング4
ゴールリング4は、サイドフレーム34の内側に保持されている。
ゴールリング4は、環状のゴールリング本体41によって構成され、ゴールリング本体41の下面側には、ネットを吊支する環具42が周方向へ一定間隔で設けられている。
【0030】
●動作
上述した構成からなるバスケットボール用ゴールリング1について、バスケットボール競技に使用された際の動作について、
図5を参照して説明する。
図5(a)は、ゴールリング4が水平に保持されている状態を示している。バスケットボール用ゴールリング1は、外力がかからない状態では、基部30をブラケット2側に引き付けるように働くコイルスプリング52の付勢力と、互いに磁着した磁石71と磁性体33の間に働く磁力によりこの状態を維持している。
【0031】
競技者がダンクシュートを行ったり、ゴールリング4に触れたりし、ゴールリング4を押し下げる向きの衝撃が当該ゴールリング4に作用した場合、その衝撃が所定の設定値に満たなければ、ゴールリング4と支持体3はブラケット2に対して回動することなく支持される。
一方、その衝撃が所定の設定値を超えると、
図5(b)に示すように、コイルスプリング52が伸長すると共に磁石71と磁性体33が離れ、ゴールリング4と支持体3はブラケット2に対して回動する。その結果、ゴールリング4が押し下げられるように下方に傾き、ゴールリング4にかかる衝撃を吸収することができる。
【0032】
ここで、ゴールリング4の回動に必要となる衝撃、即ち所定の設定値は、コイルスプリング52のばね定数と、磁石71と磁性体33の間に働く磁力によって決定される。そのため、競技の内容あるいは強度に応じて、コイルスプリング52や磁石71を適宜の仕様のものとして当該所定の設定値を調整するとよい。
【0033】
衝撃が吸収されて、ゴールリング4が衝撃から解放されると、伸長したコイルスプリング52が圧縮する力により、基部30は衝撃がかかった際とは逆方向に回動する。これにより、再び磁石71と磁性体33が磁着するとゴールリング4は元の水平状態に復帰する。
【0034】
以上の本実施形態に係るバスケットボール用ゴールリング1によれば、競技時に加わる衝撃によってコイルスプリング52の伸縮に応じてゴールリング4が揺れた後、磁石71と磁性体33の磁着によって揺れを速やかに抑え込むことができる。また、屋外の使用においても、機械的な構造とは異なり、磁石71と磁性体33の間に働く磁力は風雨等の影響を受けずに機能を発揮するため、バスケットボール用ゴールリング1に支障をきたしにくい。
【符号の説明】
【0035】
1 :バスケットボール用ゴールリング
2 :ブラケット
20 :基部
21 :背面部
22 :側面部
22a :軸孔
22a :軸孔
23 :架設部
23a :貫通孔
24 :保持体
2411 :固定片
2412 :延出片
242 :保持部
242a :螺合孔
242b :凹部
3 :支持体
30 :基部
31 :天面部
31a :貫通孔
31a :貫通孔
32 :側片
32a :軸孔
33 :磁性体
34 :サイドフレーム
4 :ゴールリング
41 :ゴールリング本体
42 :環具
51 :軸ボルト
52 :コイルスプリング
53 :座金
54 :ナット
6 :軸ボルト
71 :磁石
71a :貫通孔
72 :固定ネジ
【手続補正書】
【提出日】2023-10-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バックボードに固定されるブラケットと、
前記ブラケットに対して回動可能に軸支され、ゴールリングを支持する支持体と、
前記ゴールリングが水平状態となるように前記支持体を付勢する付勢手段と、
前記ゴールリングが水平状態にある状態において、前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる磁着手段と、を有するし、
前記磁着手段は、前記付勢手段の付勢方向に沿って前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる、
バスケットボール用ゴールリング。
【請求項2】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体のいずれかが磁石であり、他方が磁性体である、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項3】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体両者か磁石であり、互いに対して磁着可能な磁極を向けている、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項4】
前記磁石は取り替え可能に保持されている、
請求項2又は3記載のバスケットボール用ゴールリング。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バックボードに固定されるブラケットと、
前記ブラケットに対して回動可能に軸支され、ゴールリングを支持する支持体と、
前記ゴールリングが水平状態となるように前記支持体を付勢する付勢手段と、
前記ゴールリングが水平状態にある状態において、前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる磁着手段と、を有し、
前記磁着手段は、前記付勢手段の付勢方向に沿って前記ブラケットと前記支持体とを磁着させる、
バスケットボール用ゴールリング。
【請求項2】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体のいずれかが磁石であり、他方が磁性体である、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項3】
前記磁着手段は、
前記ブラケット側に設けられた第一の磁着体と、
前記支持体側に設けられた第二の磁着体と、によって構成され、
前記第一の磁着体又は第二の磁着体両者か磁石であり、互いに対して磁着可能な磁極を向けている、
請求項1記載のバスケットボール用ゴールリング。
【請求項4】
前記磁石は取り替え可能に保持されている、
請求項2又は3記載のバスケットボール用ゴールリング。