(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024064952
(43)【公開日】2024-05-14
(54)【発明の名称】強化ティッシュペーパーとその製造方法
(51)【国際特許分類】
A47K 10/16 20060101AFI20240507BHJP
A47K 7/00 20060101ALI20240507BHJP
【FI】
A47K10/16 C
A47K7/00 D
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023072427
(22)【出願日】2023-04-26
(31)【優先権主張番号】202211330546.4
(32)【優先日】2022-10-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523157955
【氏名又は名称】泰州安田生物科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】毛海玉
【テーマコード(参考)】
2D135
【Fターム(参考)】
2D135AA20
2D135AB03
2D135AB05
2D135AB11
2D135AC01
2D135AD19
2D135BA05
2D135DA28
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】本発明にかかる強化ティッシュペーパーは中央部に仕切条が固着されているベースフィルム102を含む底部ユニット1と、ウェットティッシュ201及びドライティッシュ202を含む使用ユニット2と、第1突出部302及び第2突出部304が固着されているとともに、中央部に弧状溝303が設けられているフィルムカバー体301を含む上部ユニット3と、からなる。
【効果】本発明は、下部ユニットと上部ユニットを設置し、ウェットティッシュとドライティッシュの両方を同時に使用でき、油汚れを拭き取る効果が高く、使用感が向上し、未使用のウェットティッシュは再びフィルムカバーの中に入れられて、ウェットティッシュが乾くのを防止し、長い期間保存することができ、全体的な美観も良好である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央部に仕切条(101)が固着されているベースフィルム(102)を含む底部ユニット(1)と、
ウェットティッシュ(201)及びドライティッシュ(202)を含む使用ユニット(2)と、
第1突出部(302)及び第2突出部(304)が固着されているとともに、中央部に弧状溝(303)が設けられているフィルムカバー体(301)を含む上部ユニット(3)と、からなり、
前記ウェットティッシュ(201)は拭き取り液を内含し、前記拭き取り液は、アルコール10~20質量部、脱イオン水40~50質量部、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム10~15質量部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム5~10質量部、ミント抽出液5~8質量部を含有する、強化ティッシュペーパー。
【請求項2】
前記第1突出部(302)と前記第2突出部(304)が対角に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の強化ティッシュペーパー。
【請求項3】
前記ウェットティッシュ(201)は、前記ドライティッシュ(202)と同じ厚さを有し、
前記仕切条(101)は、前記ウェットティッシュ(201)よりも厚さが1~1.5mm厚いことを特徴とする請求項1に記載の強化ティッシュペーパー。
【請求項4】
前記第1突出部(302)の厚さは、前記第2突出部(304)と同じであり、且つ前記フィルムカバー体(301)の厚さの1/5~1/4であることを特徴とする請求項1に記載の強化ティッシュペーパー。
【請求項5】
脱イオン水に、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ミント抽出液を溶解させ、十分に均一に攪拌するステップ1(S1)と、
ステップ1(S1)で得られた混合液にアルコールを加え、均一に攪拌するとともに、不織布と十分に混合して加湿するステップ2(S2)と、
ウェットティッシュ(201)及びドライティッシュ(202)をベースフィルム(102)における対応位置に置き、上部ユニット(3)で覆い、梱包、検査後、箱詰めして入庫するステップ(S3)と、含むことを特徴とする強化ティッシュペーパーの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ティッシュペーパーの技術分野に関し、特に強化ティッシュペーパーおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ティッシュペーパーは、ウェットティッシュとドライティッシュがあり、生活の中でよく使われている。食事をするとき、手には油汚れや垢などが付きやすいので、ウェットティッシュで油汚れや垢などを拭き取ることが多い。しかし、手に湿った感じがあり、とても不快なので、ドライティッシュで湿った部分を拭き取ることが多い。
【0003】
しかし、通常のティッシュは、ウェットティッシュとドライティッシュの機能を持っておらず、ウェットティッシュを引き抜いた後、ウェットティッシュ中の水分が空気で乾きやすく、長い時間存在できず、全体の美観度が足りず、使用感が良くない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、先行技術の欠点に鑑み、通常のティッシュは、ウェットティッシュとドライティッシュの機能を持っておらず、ウェットティッシュを引き抜いた後、ウェットティッシュ中の水分が空気で乾きやすく、長い時間存在できず、全体の美観度が足りず、使用感が良くないという問題を解決する、強化ティッシュペーパーおよびその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、
中央部に仕切条が固着されているベースフィルムを含む底部ユニットと、
ウェットティッシュ及びドライティッシュを含む使用ユニットと、
第1突出部及び第2突出部が固着されているとともに、中央部に弧状溝が設けられているフィルムカバー体を含む上部ユニットと、
からなり、
前記ウェットティッシュは、アルコール10~20質量部、脱イオン水40~50質量部、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(Sodium Alcohol Ether Sulphate)10~15質量部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム5~10質量部、ミント抽出液5~8質量部を含有する拭き取り液を含む、強化ティッシュペーパーを提供する。
【0006】
好ましくは、前記第1突出部と前記第2突出部が対角に設けられている。
好ましくは、前記ウェットティッシュは、前記ドライティッシュと同じ厚さを有し、前記仕切条は、前記ウェットティッシュよりも厚さが1~1.5mm厚い。
【0007】
好ましくは、前記第1突出部の厚さは、前記第2突出部と同じであり、前記フィルムカバー体の厚さの1/5~1/4である。
【0008】
本発明はさらに、脱イオン水に、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ミント抽出液を溶解させ、十分に均一に攪拌して混合するステップ1(S1)と、
ステップ1(S1)で得られた混合液にアルコールを加え、均一に攪拌するとともに、不織布と十分に混合して加湿するステップ2(S2)と、
ウェットティッシュ及びドライティッシュをベースフィルムにおける対応位置に置き、上部ユニットで覆い、梱包、検査後、箱詰めして入庫するステップ(S3)と、含むことを特徴とする強化ティッシュペーパーの製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、強化ティッシュおよびその製造方法を提供する。以下のような有益な効果をもたらす。
【0010】
本発明は、従来技術に比べ、下部ユニットと上部ユニットを設定し、ウェットティッシュとドライティッシュの両方を同時に使用できるため、油汚れを拭き取る効果が高く、使用感が向上し、未使用ウェットティッシュは再びフィルムカバーの中に入れて、ウェットティッシュが乾くのを防止し、長い期間存在することができ、全体的な美観も良好である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の構造を分解した状態で示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を添付図面と共に明確かつ完全に説明するが、説明された実施形態は本発明の実施形態の一部に過ぎず、その全てではないことは明らかである。本発明における実施形態に基づき、当業者が創意工夫をすることなく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
【0013】
[本開示の実施形態の説明]
図1~3に示すように、本発明の実施形態は、底部ユニット1と、使用ユニット2と、上部ユニット3とを含む強化ティッシュペーパーを提供する。底部ユニット1は、中央部に仕切条101が固着されているベースフィルム102を含む。使用ユニット2は、ウェットティッシュ201及びドライティッシュ202を含み、ウェットティッシュ201は、ドライティッシュ202と同じ厚さを有する。仕切条101は、ウェットティッシュ201よりも厚さが1~1.5mm厚い。上部ユニット3は、フィルムカバー体301を含む。フィルムカバー体301には、第1突出部302及び第2突出部304が固着され、これらの第1突出部302と第2突出部304は、対角に設けられている。第1突出部302の厚さは、第2突出部304と同じであり、フィルムカバー体301の厚さの1/5~1/4である。フィルムカバー体301の中央部には弧状溝303が設けられている。
【0014】
本発明にかかる底部ユニット1および上部ユニット3は、食事中に使用される場合、ウェットティッシュ201とドライティッシュ202とを同時に使用でき、油汚れの拭き取り効果が高く、使用感を向上させることができる。さらに、未使用のウェットティッシュ201を再びフィルムカバー体301に入れることにより、ウェットティッシュ201が乾くことを防止し、長い期間保存することができ、全体的な美観も良好である。
【0015】
ウェットティッシュ201は拭き取り液を含み、この拭き取り液は、アルコール10~20質量部、脱イオン水40~50質量部、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム10~15質量部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム5~10質量部、ミントから抽出する溶液であるミント抽出液5~8質量部を含有する。
【0016】
本発明はさらに、以下のようなステップを含む強化ティッシュペーパーの製造方法を提供する。
【0017】
ステップ1(S1):脱イオン水に、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ミント抽出液を溶解させ、十分に均一に攪拌する。
【0018】
ステップ2(S2):ステップ1(S1)で得られた混合液にアルコール10質量部を加え、均一に攪拌するとともに、不織布と十分に混合して加湿する。
【0019】
ステップ(S3):ウェットティッシュ201及びドライティッシュ202をベースフィルム102における対応位置に置き、上部ユニット3で覆い、梱包、検査後、箱詰めして入庫する。
【0020】
本発明の原理は以下の通りである。すなわち、使用するとき、一方の手は弧状溝303部に置き、もう一方の手は左側の第1突出部302を通じてフィルムカバー体301の左側を開き、ウェットティッシュ201を取出すると、ウェットティッシュ201を使用できる。同じように、ドライティッシュ202を取出すことができ、使用感を向上させることができる。また、未使用のウェットティッシュ201はフィルムカバー体301内に再度置かれることができ、ウェットティッシュ201が乾くのを防止し、長い期間保存することができ、全体的な美観も良好である。ウェットティッシュ201は汚れを除去する能力が優れ、汚れ除去の効果を高める。
【0021】
本発明の実施形態を示し、説明したが、当業者であれば、本発明の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施形態の様々な変形、修正、置換を行うことができ、その範囲は添付の請求項およびその同等物によって限定されることは理解されよう。
【符号の説明】
【0022】
1、底部ユニット
2、使用ユニット
3、上部ユニット
101、仕切条
102、ベースフィルム
201、ウェットティッシュ
202、ドライティッシュ
301、フィルムカバー体
302、第1突出部
303、弧状溝
304、第2突出部
【手続補正書】
【提出日】2023-05-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ティッシュペーパーの技術分野に関し、特に強化ティッシュペーパーおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2003-010064号公報)には、ティッシュペーパーが記載されている。ティッシュペーパーは、ウェットティッシュとドライティッシュがあり、生活の中でよく使われている。食事をするとき、手には油汚れや垢などが付きやすいので、ウェットティッシュで油汚れや垢などを拭き取ることが多い。しかし、手に湿った感じがあり、とても不快なので、ドライティッシュで湿った部分を拭き取ることが多い。
【0003】
しかし、通常のティッシュは、ウェットティッシュとドライティッシュの機能を持っておらず、ウェットティッシュを引き抜いた後、ウェットティッシュ中の水分が空気で乾きやすく、長い時間存在できず、全体の美観度が足りず、使用感が良くない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、先行技術の欠点に鑑み、通常のティッシュは、ウェットティッシュとドライティッシュの機能を持っておらず、ウェットティッシュを引き抜いた後、ウェットティッシュ中の水分が空気で乾きやすく、長い時間存在できず、全体の美観度が足りず、使用感が良くないという問題を解決する、強化ティッシュペーパーおよびその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、
中央部に仕切条が固着されているベースフィルムを含む底部ユニットと、
ウェットティッシュ及びドライティッシュを含む使用ユニットと、
第1突出部及び第2突出部が固着されているとともに、中央部に弧状溝が設けられているフィルムカバー体を含む上部ユニットと、
からなり、
前記ウェットティッシュは、アルコール10~20質量部、脱イオン水40~50質量部、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(Sodium Alcohol Ether Sulphate)10~15質量部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム5~10質量部、ミント抽出液5~8質量部を含有する拭き取り液を含む、強化ティッシュペーパーを提供する。
【0007】
好ましくは、前記第1突出部と前記第2突出部が対角に設けられている。
好ましくは、前記ウェットティッシュは、前記ドライティッシュと同じ厚さを有し、前記仕切条は、前記ウェットティッシュよりも厚さが1~1.5mm厚い。
【0008】
好ましくは、前記第1突出部の厚さは、前記第2突出部と同じであり、前記フィルムカバー体の厚さの1/5~1/4である。
【0009】
本発明はさらに、脱イオン水に、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ミント抽出液を溶解させ、十分に均一に攪拌して混合するステップ1(S1)と、
ステップ1(S1)で得られた混合液にアルコールを加え、均一に攪拌するとともに、不織布と十分に混合して加湿するステップ2(S2)と、
ウェットティッシュ及びドライティッシュをベースフィルムにおける対応位置に置き、上部ユニットで覆い、梱包、検査後、箱詰めして入庫するステップ(S3)と、含むことを特徴とする強化ティッシュペーパーの製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、強化ティッシュおよびその製造方法を提供する。以下のような有益な効果をもたらす。
【0011】
本発明は、従来技術に比べ、下部ユニットと上部ユニットを設定し、ウェットティッシュとドライティッシュの両方を同時に使用できるため、油汚れを拭き取る効果が高く、使用感が向上し、未使用ウェットティッシュは再びフィルムカバーの中に入れて、ウェットティッシュが乾くのを防止し、長い期間存在することができ、全体的な美観も良好である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の構造を分解した状態で示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態を添付図面と共に明確かつ完全に説明するが、説明された実施形態は本発明の実施形態の一部に過ぎず、その全てではないことは明らかである。本発明における実施形態に基づき、当業者が創意工夫をすることなく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
【0014】
[本開示の実施形態の説明]
図1~3に示すように、本発明の実施形態は、底部ユニット1と、使用ユニット2と、上部ユニット3とを含む強化ティッシュペーパーを提供する。底部ユニット1は、中央部に仕切条101が固着されているベースフィルム102を含む。使用ユニット2は、ウェットティッシュ201及びドライティッシュ202を含み、ウェットティッシュ201は、ドライティッシュ202と同じ厚さを有する。仕切条101は、ウェットティッシュ201よりも厚さが1~1.5mm厚い。上部ユニット3は、フィルムカバー体301を含む。フィルムカバー体301には、第1突出部302及び第2突出部304が固着され、これらの第1突出部302と第2突出部304は、対角に設けられている。第1突出部302の厚さは、第2突出部304と同じであり、フィルムカバー体301の厚さの1/5~1/4である。フィルムカバー体301の中央部には弧状溝303が設けられている。
【0015】
本発明にかかる底部ユニット1および上部ユニット3は、食事中に使用される場合、ウェットティッシュ201とドライティッシュ202とを同時に使用でき、油汚れの拭き取り効果が高く、使用感を向上させることができる。さらに、未使用のウェットティッシュ201を再びフィルムカバー体301に入れることにより、ウェットティッシュ201が乾くことを防止し、長い期間保存することができ、全体的な美観も良好である。
【0016】
ウェットティッシュ201は拭き取り液を含み、この拭き取り液は、アルコール10~20質量部、脱イオン水40~50質量部、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム10~15質量部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム5~10質量部、ミントから抽出する溶液であるミント抽出液5~8質量部を含有する。
【0017】
本発明はさらに、以下のようなステップを含む強化ティッシュペーパーの製造方法を提供する。
【0018】
ステップ1(S1):脱イオン水に、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ミント抽出液を溶解させ、十分に均一に攪拌する。
【0019】
ステップ2(S2):ステップ1(S1)で得られた混合液にアルコール10質量部を加え、均一に攪拌するとともに、不織布と十分に混合して加湿する。
【0020】
ステップ(S3):ウェットティッシュ201及びドライティッシュ202をベースフィルム102における対応位置に置き、上部ユニット3で覆い、梱包、検査後、箱詰めして入庫する。
【0021】
本発明の原理は以下の通りである。すなわち、使用するとき、一方の手は弧状溝303部に置き、もう一方の手は左側の第1突出部302を通じてフィルムカバー体301の左側を開き、ウェットティッシュ201を取出すると、ウェットティッシュ201を使用できる。同じように、ドライティッシュ202を取出すことができ、使用感を向上させることができる。また、未使用のウェットティッシュ201はフィルムカバー体301内に再度置かれることができ、ウェットティッシュ201が乾くのを防止し、長い期間保存することができ、全体的な美観も良好である。ウェットティッシュ201は汚れを除去する能力が優れ、汚れ除去の効果を高める。
【0022】
本発明の実施形態を示し、説明したが、当業者であれば、本発明の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施形態の様々な変形、修正、置換を行うことができ、その範囲は添付の請求項およびその同等物によって限定されることは理解されよう。
【符号の説明】
【0023】
1、底部ユニット
2、使用ユニット
3、上部ユニット
101、仕切条
102、ベースフィルム
201、ウェットティッシュ
202、ドライティッシュ
301、フィルムカバー体
302、第1突出部
303、弧状溝
304、第2突出部
【外国語明細書】