(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024065703
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】放送データ活用システム及びその方法
(51)【国際特許分類】
H04N 21/8549 20110101AFI20240508BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240508BHJP
【FI】
H04N21/8549
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022174699
(22)【出願日】2022-10-31
(71)【出願人】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(71)【出願人】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】弁理士法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】加藤 信行
【テーマコード(参考)】
5C164
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5C164FA04
5C164MC03P
5C164PA43
5C164SB04S
5C164SB41S
5C164YA21
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】 放送局に負担をかけることなく、放送局でオンエア対象として管理される放送データの中から価値ある放送データを抽出して二次利用を可能とし、その流通の仕組みを整備して経済活動の促進に寄与する。
【解決手段】 実施形態の放送データ活用システムは、オンエア対象の放送データを取得し、前記放送データから注視データを自動抽出し、前記自動抽出された注視データに基づいて前記放送データのダイジェストを自動編集してサービス対象の放送データを取得し、前記サービス対象の放送データを二次利用先に提供する。さらに、前記サービス対象の放送データを購入希望者に提供した場合はその使用料を徴収し、徴収した使用料を前記放送局に還元することで、放送局におけるオンエア対象として管理される放送データにおける価値ある放送データを二次利用するサービスを実現する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オンエア対象の放送データを取得する手段と、
前記放送データから注視データを自動抽出し、前記自動抽出された注視データに基づいて前記放送データのダイジェストを自動編集してサービス対象の放送データを取得する手段と、
前記サービス対象の放送データを二次利用先に提供する手段と
を具備する放送データ活用システム。
【請求項2】
前記オンエア対象の放送データは、オンエア前の放送データであり、
前記ダイジェストは、前記注視データの該当部分の音声、映像、分析レポートの少なくともいずれかである請求項1記載の放送データ活用システム。
【請求項3】
前記注視データの自動抽出は、音声認識により、前記放送データの音声から注視するキーワードの抽出と抽出したキーワードを含む関連範囲のタイムコードと文字起こしをAI(Artificial Intelligence)によって自動で処理する請求項1記載の放送データ活用システム。
【請求項4】
前記注視データの自動抽出は、映像認識により、前記放送データの映像から注視する物体の抽出と抽出した物体を含む関連範囲のタイムコードと映像特徴量をAI(Artificial Intelligence)によって自動で処理する請求項1記載の放送データ活用システム。
【請求項5】
さらに、前記自動編集は、前記サービス対象の放送データの著作権、肖像権を含む法的チェックを自動で確認する請求項1記載の放送データ活用システム。
【請求項6】
オンエア対象の放送データを取得し、
前記放送データから注視データを自動抽出し、前記自動抽出された注視データに基づいて前記放送データのダイジェストを自動編集してサービス対象の放送データを取得し、
前記サービス対象の放送データを二次利用先に提供する
放送データ活用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、放送データ活用システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
放送局からオンエアされる番組や情報の放送データには、信頼性が高く、一次情報としての価値が高いデータが含まれている。
【0003】
しかしながら、放送局は、放送データを放送波にて発信することを第一優先としており、オンエア対象として管理している放送データの中から価値ある放送データを抽出して二次利用するための制作及び管理に要する負担が重い状況にある。一方で、価値ある放送データの二次利用を促進する流通の仕組みも要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-061428号公報
【特許文献2】特開2019-186843号公報
【特許文献3】特開2010-245865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上述べたように、従来では、放送局でオンエア対象として管理される放送データの中から価値ある放送データを抽出して二次利用するための環境が整っていない状況にある。
【0006】
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、放送局に負担をかけることなく、放送局でオンエア対象として管理される放送データの中から価値ある放送データを抽出して二次利用を可能とし、その流通の仕組みを整備して経済活動の促進に寄与することのできる放送データ活用システム及びその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本実施形態によれば、オンエア対象の放送データを取得し、前記放送データから注視データを音声認識、映像認識の少なくともいずれかの技術を活用して自動抽出し、前記自動抽出された注視データに基づいて前記放送データを自動編集してサービス対象の放送データを取得し、前記サービス対象の放送データを二次利用先に提供する。さらに、前記サービス対象の放送データを購入希望者に提供した場合はその使用料を徴収し、徴収した使用料を前記放送局に還元することで、放送局におけるオンエア対象として管理される放送データにおける価値ある放送データを二次利用するサービスを実現する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係る放送データ活用システムの構成を示す概念図である。
【
図2】
図2は、
図1に示す放送データ活用システムの中核となる放送データクラウドプラットフォームの概略処理構成を示す機能ブロック図である。
【
図3】
図3は、
図2に示すプラットフォームのオンエア用放送データの生成登録処理の流れを示すフローチャートである。
【
図4】
図4は、
図2に示すプラットフォームの放送データ二次利用における連携モデルを示す概念図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る放送データ活用システムにおけるプラットフォームの役割を示す概念図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る放送データ活用システム全体の連携モデルを示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
近年になって様々な分野でDX(Digital Transformation)が謳われているが、放送局でも、放送データ(素材を含む)をDX化して放送後または同時にインターネットで配信する、SNS(Social Network Service)で情報を流すなど、二次利用する動きが出てきている。
【0011】
しかしながら、放送局では、放送データを放送以外にインターネット配信等の二次利用を推し進めるためには、その制作及び管理に要する人員や設備の負担が重く、効率的な情報発信が困難な状況にある。
【0012】
併せて、オンエアされる放送データについて、信頼性の高い一次情報の価値を創造し、その価値ある情報の二次利用を促進するための流通の仕組みを構築することも要望されている。
【0013】
そこで、本実施形態では、放送局に負担をかけることなく、放送局でオンエア対象として管理される放送データの中から価値ある放送データを抽出して二次利用を可能とし、その流通の仕組みを整備して経済活動の促進に寄与する放送データ活用システムを構築する。
【0014】
図1は、実施形態に係る放送データ活用システムの構成を示す概念図、
図2は、
図1に示す放送データ活用システムの中枢となる放送データクラウドプラットフォーム(以下、プラットフォームと称する)の概略処理構成を示す機能ブロック図、
図3は、
図2に示すプラットフォームの放送データ生成登録処理の流れを示すフローチャートである。
【0015】
図1において、11は放送局、21はクラウドサーバ(図示せず)によって構築されるプラットフォームであり、放送局11とプラットフォーム21とはそれぞれ通信インターフェース111、211によりネットワーク31を通じてデータ通信が可能となっている。
【0016】
なお、プラットフォーム21に対する放送局11は一局に限らず、複数局の場合でも個別に対応可能である。また、キー局、ローカル局のいずれであってもよい。また、ネットワーク31には、放送データ活用システムの連携モデルに参加するメーカー(スポンサーを含む)41、広告代理店42、EC、電子決済業者等43、小売業者44、動画コンテンツ制作・販売業者45等が接続され、互いにデータ通信が可能となっている。
【0017】
放送局11は、放送予定または放送中(以下、オンエア)のMXF(Material Exchange Format)ファイルによる番組コンテンツや放送運行情報等の放送データを保存するMAM(Media Asset Management)サーバ(放送データ格納部)112を備え、DX化が要望されるオンエア用の放送データがMAMサーバ112から読み出され、ネットワーク31を通じてプラットフォーム21に送信される。
【0018】
プラットフォーム21は、
図2に示すように、放送局11から提供されるオンエア対象の放送データを収集する放送データ収集処理部(2121)と、音声認識・映像認識技術を活用して商品や有名人などが提示される注視データを抽出し、抽出した注視データに沿って放送データのダイジェスト編集等を行って、視聴者にとって有用な情報となるサービス対象の放送データを生成する、いわゆるメタ(Meta)化を行うメタ化処理部(2122)と、生成されたサービス対象の放送データをクラウドサーバに登録する登録処理部(2123)と、クラウドサーバに登録された放送データの提供サービスを実行してその使用料を徴収する徴収処理部(2124)と、徴収した放送データ使用料を放送局11に還元する還元処理部(2125)とを備える。
【0019】
上記プラットフォーム21では、上記メタ(Meta)化処理部2122の処理を自動的に行える仕組みを
図3に示すように構築する。
【0020】
すなわち、プラットフォーム21は、放送局11から提供されるオンエア対象の放送データの入力を待機し(ステップS11)、放送データが入力された場合には、その放送データの音声から注視する商品等のキーワードの抽出(音声の特徴的音圧変化(例えば「おいしー」の強調部分)の抽出も含む)+抽出したキーワードを含む関連範囲のタイムコード+文字起こしをAI(Artificial Intelligence)によって行う音声認識(ステップS12)、放送データの映像から注視する人物(有名人)等の物体の抽出+タイムコード+映像特徴量の抽出をAIによって行う映像認識(ステップS13)を経て、ステップS12、S13の認識結果から素材情報を抽出する(ステップS14)。続いて、放送運行の効率化のデータとして、前後±α切り出してダイジェスト等の編集をAIによって行い(ステップS15)、著作権、肖像権等のチェックを含む確認処理を経て(ステップS16)、問題がある場合はステップS12から再編集を行い、問題がなければ編集された放送データをサービス対象の放送データとしてクラウドサーバに登録する(ステップS17)。登録されたサービス対象の放送データは、放送データを中心としたエコシステムを構築して放送データの二次利用の機会拡大を狙うことになる。
【0021】
上記構成によるプラットフォーム21は、具体的には、放送データをメタ化して一か所に固めることで新しいエコシステムを構築するもので、 (1) 放送データの二次利用解析サービスとして、放送局11での効率的な情報発信を可能にする機能と、(2) 二次利用提供サービスとして、放送データ提供サービスの流通の仕組みを構築する機能とを備える。
【0022】
(1) 効率的な情報発信を行う機能としては、前述のように、放送データにおいて、キーワードや有名人を音声認識・映像認識技術を活用して抽出し、ダイジェスト編集等を行ってメタ化を自動的に行い、そのメタ化された放送データの音声、映像の解析結果を放送局にフィードバックする。この機能によれば、放送局で放送順序の入れ替え等、放送運行において、文字起こしされた文字情報等のメタ化データの二次利用(字幕挿入等)を加速することができ、さらには認識処理での分析結果から放送データの素材の特徴量を取得可能であり、その素材特徴量からマスター運行の効率化に寄与することができる。例えば、マスター運行内容を比較検知し、比較結果に基づく字幕への適用などが考えられる。
【0023】
(2) 放送データ提供サービスの流通の仕組みを構築する機能としては、(1) でメタ化した放送データをメタデータベースとして公開し、ECやアフィリエイター等でのリンクに応じた対価を貰うビジネスモデルを、プラットフォーム21を活用して構築し、被オンエア放送データの流通の仕組みを構築する。その効果としては、放送データの二次利用の仕組みを提供し、放送データによる流通の活性化及び新しいエコシステムを構築することが可能となり、視聴者、消費者、業者等にとって効果的な、生活に密着した信頼性のある情報提供が可能となる。
【0024】
放送データ提供サービスにおける流通の仕組みを構築する機能を利用した一例を
図4に示す。
図4は放送局の放送データ二次利用における連携モデルにおいて、放送番組で商品を扱うコンテンツの放送データをプラットフォーム21によってダイジェスト編集・メタ化していく様子を示している。
【0025】
図4は、
図2に示すプラットフォーム21の放送データ二次利用における連携モデルを示す概念図である。
図4において、放送局における放送データには、例えばCMデータ、番組データ(字幕データを含む)、テロップデータ、放送進行データがある。プラットフォーム21では、放送データを入力すると、そのテロップからのキーワード抽出(映像認識)、音声からのキーワード抽出(音声認識)、映像からの有名人抽出(映像認識)といった有名人+キーワードによる注視データをAI-SaaS(Software as a Service)で抽出し、放送進行データ及びCM・番組データと共にクラウドサーバに登録する。
【0026】
プラットフォーム21は、登録された有名人+キーワードの注視データに基づいて放送進行データ及びCM・番組データによる放送データを解析しメタ化する。このとき、例えばAI-SaaSにより、商品キーワードから放送データ中のその商品(地方の特産品等)が照会されている区間を時間で特定し、その特定部分をダイジェスト編集し、編集された放送データにECベンダー(商品提供者)の二次元バーコード(商品提供元のリンクデータ)を付して提供することも可能である。このようにすることで、ECベンダーやアフィリエイターなどのホームページに掲載する際に、映像にバーコードなどによるリンク情報があると、ビジネスの機会拡大や放送による直接購買が分かるため、効果測定等に応用することができる。
【0027】
上記プラットフォーム21によって放送データのメタ化が行われると、メタ提供ビジネスによるエコシステムが構築可能となる。例えば、ECベンダーやアフィリエイターへの販売用メタとして活用する、生活行動予測の分析に活用するというように、放送データを解析結果+メタ提供によるビジネスモデルとして、有効な形で二次利用することが可能となる。
【0028】
以下、上記放送データ活用システムによるビジネスモデルの具体的な仕組みを説明する。
【0029】
図5は、上記放送データ活用システムにおけるプラットフォーム21の具体的な役割を示す概念図、
図6は、上記放送データ活用システム全体の連携モデルを示す概念図である。
【0030】
図5において、プラットフォーム21は、放送局11と連携し、放送局11からオンエア予定の放送データを事前に受け取り、オンエア前の放送レポート、AI編集動画による被オンエア放送データを作成してクラウドサーバに登録する。ここで、連携モデルに参加するメーカー(スポンサー)41、広告代理店42、EC、電子決済業者等43、小売業者44、動画コンテンツ制作・販売業者45等に対して放送データをサービスとして提供し、その対価を受け取って放送局11に提供する。
【0031】
なお、連携モデルの参加者としては、さらに調査会社、アフィリエイター、国内向け旅行業者、海外向け旅行業者、自治体、ニュースサイトも対象となり得る。また、更なる他業界へのサービス展開は、物流、ヘルスケア、教育、観光、人材、エンターテインメント、官庁、出版関係者にも及ぶことが考えられる。
【0032】
以上のように、プラットフォーム21は、放送局11へは多目的クラウドマスター(ネット配信等の多目的マイスター、リアルタイムAI字幕化、リアルタイム運用監視等)と放送データ活用ビジネスを提供する。これにより、放送局11は、ネット配信等の多目的運用費増大、広告収入モデル一辺倒の状態から、放送システムのソフトウェア化によりネット配信等の多目的運用費を低減し、放送データ活用によりCM収入以外の新規収益を創出することができる。
【0033】
一方、他業界では、商品や有名人の放送番組がオンエアされると、決済業者の場合は決済額・件数や加盟店数の拡大、小売業者の場合は在庫品数の管理における突発的な機会ロス、メーカーの場合は生産数やデリバリーの最適化、EC業者の場合は在庫品・商品訴求の最適化、動画コンテンツ業者の場合はテレビ映像の利用を含む動画編集費が課題となる。これに対して、プラットフォーム21は、一般には出回らないオンエア前の放送データ(事前放送レポート、AI編集映像)を活用可能とし、例えば、2週間後のテレビ番組で紹介される商品の情報の放送データを提供することで、放送データを活用してビジネスを促進する者は、生産数やデリバリーを事前に拡大して需要に対処する、商品の在庫確保や訴求強化を図る、動画編集費の削減を図る等の事前処置が可能となる。
【0034】
ここで、上記プラットフォーム21では、複数の放送局11からオンエア前の放送データ(素材)を入手し、その放送データで紹介している商品や商店の情報、ダイジェスト等の放送データや分析済放送データ(オンエア前放送レポート)をEC、電子決済業者43に提供し、その対価として使用料と共に購買データ(ランキング、購買層等)を受け取る。また、オンエア時の商品購入に対するクーポン・広告等の配信をEC、電子決済業者43に依頼することも可能である。
【0035】
EC、電子決済業者43は、加盟店舗431、顧客データベース432、情報管理システム433等を備える。情報管理システム433では、例えばオンエア前またはオンエア中に視聴者(=消費者)51に商品割引クーポンを配信する。また、コンテンツの視聴者(=消費者)51がその商品に注目して加盟店舗431にその商品の注文が行われると、加盟店舗431に商品の発送を指示し、顧客データベース432に個人データ、購買データを登録し、その対価としてポイント等を購入者(視聴者51)に配信する。
【0036】
上記プラットフォーム21は、メーカー41に対して購買データを提供し、放送局11には購買データと共にデータ使用料を還元する。この際、商品が紹介される放送データのオンエアが事前に入手しているため、商品の注文増大を予測可能であり、商品の在庫確保により売り切れによる突発的な機会ロスを低減することができる。また、放送データの提供サービスによる対価として使用料が放送局11の収入源につながり、放送局11にとっても新たなコンテンツ制作に意欲を持つようになる。これによって一連の連携モデルが成立し、放送局11に負担をかけることなく、放送局11でオンエア対象として管理される放送データの中から注視するデータを抽出して二次利用を可能とし、その放送データ提供サービスの流通の仕組みを整備して経済活動の促進に寄与する放送データ活用システムを構築することができる。
【0037】
なお、本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0038】
11…放送局、111…通信インターフェース、112…MAMサーバ、21…放送データクラウドプラットフォーム、211…通信インターフェース、212…情報処理装置、2121…放送データ収集処理部、2122…メタ化処理部、2123…登録処理部、2124…徴収処理部、2125…還元処理部、31…ネットワーク、41…メーカー(スポンサー)、43…EC、電子決済業者等、431…加盟店舗、432…顧客データベース、433…情報管理システム、44…小売業者、45…動画コンテンツ制作・販売業者、51…視聴者(=消費者)。