(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024065716
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】梱包箱封函装置
(51)【国際特許分類】
B65B 51/06 20060101AFI20240508BHJP
B65B 7/20 20060101ALI20240508BHJP
【FI】
B65B51/06 C
B65B7/20 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022174720
(22)【出願日】2022-10-31
(71)【出願人】
【識別番号】000208743
【氏名又は名称】キヤノンファインテックニスカ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097043
【弁理士】
【氏名又は名称】浅川 哲
(74)【代理人】
【識別番号】100197996
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 武彦
(72)【発明者】
【氏名】高橋 雅也
【テーマコード(参考)】
3E049
3E094
【Fターム(参考)】
3E049AA02
3E049AB06
3E049CA06
3E049DB06
3E049EA01
3E049EA07
3E049EB02
3E049EC03
3E094AA03
3E094CA33
3E094DA02
3E094EA20
3E094FA02
3E094GA05
3E094GA13
3E094GA21
3E094HA03
3E094HA11
(57)【要約】
【課題】 封函手段側における封函のための処理位置を移動させることなく、梱包箱の搬送手段側を前記処理位置に対応させて移動させることで、封函手段側の構成の簡易化を図ると共に、連続搬送されてくる梱包箱に対して安定した状態で各種の封函処理を施す梱包箱封函装置を提供することである。
【解決手段】 梱包箱Pのフラップを折る第1封函手段110と、第1封函手段110によって折られたフラップにテープを貼る第2封函手段210と、第1、第2封函手段110、210に梱包箱を搬送する第1、第2搬送手段130、230とを備えた梱包箱封函装置100において、第1、第2封函手段110、210は、梱包箱Pを封函する互いに同一の所定高さの処理位置PPを有し、第1、第2搬送手段130、230は、梱包箱Pのサイズに応じて、梱包箱Pを第1、第2封函手段110、210の処理位置PPに対応する高さ位置に移動させる第1、第2移動手段を備えた。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
梱包箱を封函する封函手段と、封函手段に梱包箱を搬送する搬送手段と、を備えた梱包箱封函装置において、
前記封函手段は、前記梱包箱を封函する所定高さの処理位置を有し、
前記搬送手段は、前記梱包箱のサイズに応じて、梱包箱を前記処理位置に対応する高さ位置に移動させる移動手段を備える梱包箱封函装置。
【請求項2】
梱包箱のフラップを折る第1の封函手段と、第1の封函手段によって折られたフラップにテープを貼る第2の封函手段と、前記第1及び第2の封函手段に梱包箱を搬送する第1及び第2の搬送手段と、を備えた梱包箱封函装置において、
前記第1及び第2の封函手段は、前記梱包箱を封函する互いに同一の所定高さの処理位置を有し、
前記第1及び第2の搬送手段は、前記梱包箱のサイズに応じて、梱包箱を前記第1及び第2の封函手段の前記処理位置に対応する高さ位置に移動させる第1及び第2の移動手段を備える梱包箱封函装置。
【請求項3】
前記第2の封函手段によって封函された梱包箱にラベルを貼る第3の封函手段と、第3の封函手段に梱包箱を搬送する第3の搬送手段と、をさらに備え、
前記第3の封函手段は、前記第1及び第2の封函手段と同一の所定高さの処理位置を有し、
前記第3の搬送手段は、前記梱包箱のサイズに応じて、梱包箱を前記第1、第2及び第3の封函手段の前記処理位置に対応する高さ位置に移動させる第3の移動手段を備える請求項2に記載の梱包箱封函装置。
【請求項4】
前記移動手段は、前記搬送手段によって搬送される前記梱包箱の高さ位置に応じて梱包箱を昇降する昇降機構と、前記梱包箱の搬送方向に対する梱包箱の幅寸法に応じて梱包箱の幅方向の搬送位置を整合する整合機構とを備える請求項1乃至3のいずれかに記載の梱包箱封函装置。
【請求項5】
前記搬送手段は、梱包箱が載置される複数の従動ローラからなる従動コンベアと、従動コンベア上で前記整合機構によって整合された前記梱包箱を搬送する一対の駆動コンベアと、を備える請求項4に記載の梱包箱封函装置。
【請求項6】
前記移動手段は、梱包箱のサイズに応じて、前記搬送手段ごとに独立して駆動する請求項2又は3に記載の梱包箱封函装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、梱包箱を連続して封函する梱包箱封函装置に関する。
【背景技術】
【0002】
物流センター等においては、商品を出荷する際に、商品等が納められたダンボール製の梱包箱を搬送しながら封函する梱包箱封函装置が用いられている。
【0003】
上記梱包箱封函装置は、商品等を納めた梱包箱のフラップを折るフラップ折り機構、フラップ折りされた箇所をテープによって閉じるテープ貼り機構、封函された梱包箱の外面に所定のラベルを貼り付けるラベル貼り機構等を備えている。前記各機構は、梱包箱が搬送される搬送ラインに設けられ、搬送ラインに搬送されてくる各種サイズの梱包箱に応じて、前記各機構が移動することによって、フラップ折りやテープ貼り等の封函処理を行うように構成されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示の梱包箱封函装置は、梱包箱を搬送する搬送ラインの上方にフラップ折り、テープ貼り、あるいはラベル貼り等からなる各種の封函機構を備えている。前記各種の封函機構は、所定のホームポジション位置を基準として、搬送ラインに沿って移動する梱包箱の高さに応じて、封函のための処理位置を移動する構造となっている。このため、前記各種の封函機構には、それぞれ移動機構が設けられているが、封函機構自体が相当の重量を有しているため、安定的に移動させるには移動機構が大型化及び複雑化するといった問題があった。また、このような重量を有する各種の封函機構を梱包箱の高さに応じた処理位置まで移動させる際、その移動距離に応じて梱包箱の搬送のタイミングを調整しなければならないといった問題もあった。
【0006】
そこで本発明は、封函手段側における封函のための処理位置を移動させることなく、梱包箱の搬送手段側を前記処理位置に対応させて移動させることで、封函手段側の構成の簡易化を図ると共に、連続搬送されてくる梱包箱に対して安定した状態で各種の封函処理を施すことのできる梱包箱封函装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る梱包箱封函装置は、梱包箱を封函する封函手段と、封函手段に梱包箱を搬送する搬送手段と、を備えた梱包箱封函装置において、前記封函手段は、前記梱包箱を封函する所定高さの処理位置を有し、前記搬送手段は、前記梱包箱のサイズに応じて、梱包箱を前記処理位置に対応する高さ位置に移動させる移動手段を備える。
【0008】
本発明に係る梱包箱封函装置は、梱包箱のフラップを折る第1の封函手段と、第1の封函手段によって折られたフラップにテープを貼る第2の封函手段と、前記第1及び第2の封函手段に梱包箱を搬送する第1及び第2の搬送手段と、を備えた梱包箱封函装置において、前記第1及び第2の封函手段は、前記梱包箱を封函する互いに同一の所定高さの処理位置を有し、前記第1及び第2の搬送手段は、前記梱包箱のサイズに応じて、梱包箱を前記第1及び第2の封函手段の前記処理位置に対応する高さ位置に移動させる第1及び第2の移動手段を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の梱包箱封函装置によれば、梱包箱を封函する所定高さの処理位置を有する封函手段に対して、前記処理位置に前記梱包箱を移動させる搬送手段を備えているので、封函手段側に移動手段が不要となり、封函手段の軽量化及び簡略化が図られる。一方、搬送手段側に梱包箱を前記処理位置に移動させる手段を備えているので、サイズの異なる梱包箱に対しても対応可能となる。
【0010】
また、複数の封函手段を有する構成において、それぞれの封函手段が梱包箱を封函する互いに同一の所定高さの処理位置を有すると共に、それぞれの封函手段に対して移動可能な搬送手段を備えているので、各封函手段に合わせてサイズの異なる梱包箱を連続して封函処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の梱包箱封函装置の基本構成を示す側面図である。
【
図2】梱包箱の(a)フラップ折り前、(b)内フラップ折り後、(c)外フラップ折り後の各状態を示す斜視図である。
【
図3】外フラップ折り部の構成を示す側面図(a)及び平面図(b)である。
【
図4】テープ貼り手段における第1の動作を示す図である。
【
図5】テープ貼り手段における第2の動作を示す図である。
【
図6】テープ貼り手段における第3の動作を示す図である。
【
図7】テープ貼り手段における第4の動作を示す図である。
【
図8】テープ貼り手段における第5の動作を示す図である。
【
図10】搬送手段における昇降機構の構成を示す斜視図である。
【
図11A】搬送手段の表面側の構成を示す斜視図である。
【
図11B】搬送手段の裏面側の構成を示す斜視図である。
【
図13】第1の梱包箱の第1封函動作を示す図である。
【
図14】第2の梱包箱に対応した第1の従動コンベアの昇降動作を示す図である。
【
図16】第2の梱包箱に対応した第2の従動コンベアの昇降動作を示す図である。
【
図18】第2及び第3の梱包箱に対応する第3及び第1の従動コンベアの昇降動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、梱包箱の搬送方向に関して、図中右側を上流側、図中左側を下流側として示す。
図1は、本発明の梱包箱封函装置100を中心とした自動封函システムの一部を示したものである。梱包箱封函装置100は、上流側から下流側に向けて配置される第1ユニット101と、第2ユニット201と、第3ユニット301とによって構成されている。
【0013】
図2は、梱包箱封函装置100における梱包箱Pの各形態を示したものである。(a)は、封函される前の梱包箱Pを示したものである。梱包箱Pは、組み立て可能なダンボールによって形成され、所定サイズの梱包品(図示せず)が納められる四角形状の底面2と、四方向の側面4と、各側面4の上方の折り目9に沿って折り畳まれる内フラップ5,6及び外フラップ7,8とからなる。なお、底面2は、図示しない内フラップ及び外フラップによって折り畳み形成されている。(b)は一対の内フラップ5,6が第1ユニット101を経ることによって折り畳まれた状態、(c)は第2ユニット201を経ることによって一対の外フラップ7,8が一対の内フラップ5,6に重ねて折り畳まれた状態を示したものである。
【0014】
図1に示したように、第1ユニット101は内フラップ折りを行う第1封函手段110を、第2ユニット201は外フラップ折り及びテープ貼りを行う第2封函手段210を、第3ユニット301はテープ貼りされた梱包箱Pの外面に出荷先等が印刷されたラベル貼りを行う第3封函手段310を、それぞれ備えている。また、第1乃至第3ユニット101、201、301は、フレーム構造の筐体によって構成されており、それぞれ独立した移動手段を有する第1乃至第3搬送手段130、230、330を備えている。前記第1乃至第3封函手段110、210、310は、第1乃至第3筐体102、202、302の上方に固定されており、互いに同一の所定高さの封函のための処理位置PPを有している。また、第1乃至第3搬送手段130、230、330は、第1乃至第3筐体102、202、302の下方側において所定の高さに移動可能に配置されている。
【0015】
第1封函手段110は、下流側に位置している第1内フラップ折り部111と、上流側に位置している第2内フラップ折り部120とを備えている。第1ユニット101に搬送される梱包箱Pは、第1搬送手段130によって、第1及び第2内フラップ5,6の折り目9が前記処理位置PPに対応する高さ位置にくるように下限位置(HP)から上昇する。なお、最初の梱包箱Pが搬送される始動時にあっては、第2及び第3搬送手段230、330も第1搬送手段130に合わせた高さに上昇する。
配置される。
【0016】
第1内フラップ折り部111は、下流側に向けて搬送されてくる梱包箱の内フラップ5が突き当たる突当面112と、この突当面112によって突き当てられた内フラップ5を搬送方向に沿って折り曲げる傾斜面113と、折り曲げられた内フラップ5、6を押圧しながら下流側の第2ユニット201に案内する押圧面114とによって形成されている。押圧面114の水平位置は、前記処理位置PP上に沿うように設定される。
【0017】
第2内フラップ折り部120は、第1ユニット101の第1筐体102の上端を支点として、上流側水平方向から下流側垂直方向にスイング下降することによって第2内フラップ6を折り曲げるL字状のスイングレバー121を備えている。前記スイングレバー121は、第1筐体102の上部に固定されている回転駆動部122に一端が回転支持される棒状のアーム部123と、このアーム部123の先端から上流側に直交して延びるフラップ押圧部124とによって形成されている。前記スイングレバー121の長さは、垂直に下降した際のフラップ押圧部124の水平位置が処理位置PP上に到達するように設定される。
【0018】
第2封函手段210は、上流側から下流側に延びる外フラップ折り部211と、外フラップ折り部211の下流側に設けられるテープ貼り機構240とによって構成されている。第1ユニット101から搬送されてくる梱包箱は、第2搬送手段230によって、第1及び第2内フラップの折曲げ位置が処理位置PP上となるように昇降される。
【0019】
外フラップ折り部211は、
図3(a),(b)に示すように、処理位置PPに向けて上流側の幅広部212から下流側の幅狭部213に向けて対向幅が徐々にすぼまるように下降傾斜する棒状あるいは板状の一対の外フラップ折り部材214によって構成されている。この外フラップ折り部211では、第1封函手段110によって内フラップ折りされた梱包箱の一対の外フラップが、上流側の幅広部212から下流側の幅狭部213に向けて押圧しながら移動することで徐々に折り畳まれる。前記幅狭部213の高さは、前記処理位置PPと一致する位置に設定される。
【0020】
図4は、第2ユニット201において待機されるテープ貼り機構240を示したものである。テープ貼り機構240は、第1押えローラ242、第2押えローラ245、テープカッターアーム248、テープカッター249、フラップ押え部241、テープ保持部250等を備え、第2ユニット201に固定されている。このテープ貼り機構240における処理位置PPは、下流側に向けて搬送されてくる梱包箱Pの外フラップの合わせ面の角部Paが、テープカッターアーム248に当接される位置に設定されている。
【0021】
図5乃至
図8は、テープ貼り機構240によるテープ貼り付け動作を示したものである。
図5に示すように、フラップ押え部241が梱包箱Pの外フラップ7,8を押さえ付ける。これと同時に、第1押えローラ242が梱包箱Pの下流側の側面に突き当たり、第1押えローラ242に保持されたテープTの先端が下流側の側面に貼り付けられる。
【0022】
梱包箱Pが下流側にさらに進むと、
図6に示すように、第1押えローラ242が引っ張りバネ243の付勢力に抗して回動し、梱包箱Pの上面に乗り上がる。このとき、第1押えローラ242が梱包箱Pの上面と側面との角部Paをなぞるように移動することで、角部Paに沿ってテープTが貼り付けられる。また、テープカッターアーム当接部244が梱包箱Pに当接することで、テープカッターアーム当接部244も梱包箱Pの上面に乗り上がる。さらに、第2押えローラ245が梱包箱Pに当接することでスライド部材246が付勢バネ247(図示せず)の付勢力に抗して上方に移動し、第2押えローラ245も梱包箱Pの上面に乗り上がる。
【0023】
図6の状態の梱包箱がさらに下流側に進むと、第1押えローラ242によって梱包箱Pの上面にテープTが貼り付けられ、追従する第2押えローラ245によって貼り付けられたテープTの上を押圧していく。そして、
図7に示すように、第1押えローラ242が梱包箱Pの上面を越えても、梱包箱Pの上面に貼り付けたテープTの張力により、第1押えローラ242が押し上げられたままの状態となる。
【0024】
梱包箱Pがさらに下流側に進み、
図8に示すように、テープカッターアーム当接部244が梱包箱Pの上面を越えると、引っ張りバネ243の付勢力により上流側に回動する。そして、テープカッターアーム248に設けられているテープカッター249が梱包箱Pの上面から引き出され、第1押えローラ242に掛かっているテープTを切断する。なお、テープカッターアーム当接部244の位置を調整することで、テープTを切断する長さの調整が可能である。テープTが切断された第1押えローラ242は、引っ張りバネ243の付勢力により上流側に退避する。
【0025】
一方、第2押えローラ245は、梱包箱Pの上流側の角部Pbを越えると、付勢バネ247の付勢力により下方に移動すると同時に、梱包箱Pの前記角部Pbから側面に沿って付勢されながら移動する。これによって、テープカッター249により切断されたテープTは、第2押えローラ245により梱包箱Pの上流側の角部Pbから側面の一部に掛けて貼り付けられる。
【0026】
第3封函手段310は、第2封函手段210によってテープ貼りされた梱包箱の上面に、ラベルを貼付するラベラー311が配置されている。このラベラー311は、ラベル貼付面312を下にして第3ユニット301の第3筐体302の上部に固定されている。前記ラベル貼付面312は、処理位置PPの上方で待機され、第3搬送手段330に封函済の梱包箱が搬送されると、前記ラベル貼付面312が下降して梱包箱の上面にラベルが貼付される。
【0027】
前記第3封函手段310によってラベルが貼付された梱包箱は、第3ユニット301の下流側に連結されている下流側ベルト搬送部402を介して下流側搬送ライン(図示せず)に排出される。
【0028】
図9は梱包箱封函装置100におけるコンベア制御部500の構成をブロック図で示したものである。コンベア制御部500では、コントロール部CONTによって第1乃至第3ユニット101、201、301に搬送される梱包箱を検知し、箱サイズ検出手段によって検出された梱包箱の高さや幅に応じて各種の駆動モータを駆動する。第1乃至第3ユニット101、201、301には、第1乃至第3の箱検出センサS11、S21、S31(
図1参照)と、第1乃至第3の整合HPセンサS12、S22、S32(
図12参照)と、第1乃至第3の昇降HPセンサS13、S23、S33(
図1参照)とからなる検出手段を備える。また、駆動系としては、梱包箱を搬送するために、第1乃至第3ユニット101、201、301のそれぞれに2つ設けられている第1乃至第3の搬送モータM11a、M11b、M21a、M21b、M31a、M31b(
図10,11B参照)と、梱包箱の幅方向を整合する第1乃至第3の整合モータM12、M22、M32(
図11B参照)と、梱包箱を所定位置に昇降させる第1乃至第3の昇降モータM13、M23、M33(
図10参照)とを備える。
【0029】
次に、第1乃至第3ユニット101、201、301にそれぞれ備わる第1乃至第3搬送手段130、230、330について説明する。第1乃至第3搬送手段130、230、330は、それぞれ独立した移動手段(昇降機構及び整合機構)を有している。第1乃至第3ユニット101、201、301に備わる第1乃至第3搬送手段130、230、330は構成が同一であるため、代表して第1ユニット101に備わる第1搬送手段130について説明し、第2、第3ユニット201、301に備わる第2、第3搬送手段230、330については説明を省略する。
【0030】
図10は第1搬送手段130の構成を示したものである。第1搬送手段130は、第1従動コンベア131と、第1従動コンベア131の上に配置され、梱包箱を搬送する第1、第2の搬送コンベア132a、132bからなる第1駆動コンベア132と、第1従動コンベア131を昇降させる昇降機構133と、第1、第2の搬送コンベア132a、132bを対向してスライドさせる整合機構140と、第1、第2の搬送コンベア132a、132bにそれぞれ対応して設けられた第1、第2の搬送機構150a、150b(
図11B参照)とを備えている。
【0031】
第1従動コンベア131は、梱包箱の底面2を支持する複数の従動ローラ135と、この複数の従動ローラ135を回転フリーに支持する第1、第2の従動コンベアフレーム134a、134bとによって構成されている。複数の従動ローラ135は、アルミニウム製であり、梱包箱の搬送に伴って連れ回りするようになっている。また、第1従動コンベア131上における第1、第2の搬送コンベア132a、132bは、梱包箱の搬送方向と直交する方向に対向して設けられており、梱包箱の搬送方向に延びている。
【0032】
昇降機構133は、
図10に示したように、第1ユニット101の第1筐体102を構成する一対の下ステー103の長手方向に沿ってそれぞれ設けられる2本の下シャフト136a、136bと、
図1に示した処理位置PP近辺の高さ位置に設けられる一対の上ステー105の長手方向とに沿ってそれぞれ設けられる2本の上シャフト137a、137bと、2本の下シャフト136a、136bのそれぞれの両端部に設けられている4つのプーリ236a~236d(プーリ236cは図示せず)と、2本の上シャフト137a、137bのそれぞれの両端部に設けられている4つプーリ237a~237dと、上下に対向した位置にある各プーリ236a~236d、237a~237dとの間に掛け渡される4本の昇降ベルト138a~138dと、2本の下シャフト136a、136bのそれぞれに設けられた一対のプーリ336a、336bとの間に掛け渡され、2本の下シャフト136a、136bを駆動連結する伝達ベルト139と、2本の下シャフト136a、136bに連結され、4本の昇降ベルト138a~138dを回転させる昇降モータM13と、を備えている。4本の昇降ベルト138a~138dは、対向する第1、第2の従動コンベアフレーム134a、134bにそれぞれ連結されている。そして、前記昇降モータM13が正逆回転駆動することによって、4本の昇降ベルト138a~138dが同時に同一方向に回動する。これによって、第1従動コンベア131を下限位置HPから処理位置PPまでの間の所定の高さに昇降させることができる。前記昇降モータM13には、第1従動コンベア131の昇降位置を検出するための昇降位置検出手段としてのエンコーダ(図示せず)が取り付けられており、搬送されてくる梱包箱Pの高さ寸法Hに応じて昇降モータM13の駆動量が制御される。上記構成は、第2及び第3ユニット201、301における昇降機構においても同様である。
【0033】
図11Aは第1従動コンベア131の表面側、
図11Bは第1従動コンベア131の裏面側を示したものである。整合機構140は、
図11Bに示したように、対向する第1、第2の駆動コンベアフレーム142a、142bを直交する方向でスライド可能に支持するスライドフレーム145を有している。このスライドフレーム145は、対向する第1、第2の従動コンベアフレーム134a、134bに掛け渡されるように取り付けられている。また、前記スライドフレーム145には整合駆動部149が設けられている。この整合駆動部149は、整合モータM12と、スライドフレーム145の両端側のそれぞれに取り付けられた第1、第2の整合プーリ147a、147bと、整合モータM12に駆動連結された第1ギヤ149aの同軸上に取り付けられている整合プーリ(図示せず)と、整合モータM12に駆動連結された第2ギヤ149bの同軸上に取り付けられている整合プーリ(図示せず)とを有している。第1整合プーリ147aと第1ギヤ149aの同軸上に取り付けられている整合プーリ(図示せず)との間には第1整合ベルト146aが掛け渡され、第2整合プーリ147bと第2ギヤ149bの同軸上に取り付けられている整合プーリとの間には第2整合ベルト146bが掛け渡されている。第1整合ベルト146aは第1の駆動コンベアフレーム142aに連結され、第2整合ベルト146bは第2の駆動コンベアフレーム142bに連結されており、整合モータM12を正逆回転することによって、第1、第2整合ベルト146a、146bが同時に同一方向に回動する。これによって、第1、第2の駆動コンベアフレーム142a、142bを互いに近接する方向及び離間する方向にスライドさせることができる。
【0034】
第1乃至第3ユニット101、201、301には、上述した昇降機構133、整合機構140及び第1、第2の搬送機構150a、150bを備えた第1乃至第3搬送手段130、230、330がそれぞれ設けられている。また、
図12(b)に示したように、第1乃至第3駆動コンベア132、232、332では、第1乃至第3従動コンベア131、231、331に搬送されてくる梱包箱の幅寸法Dに合わせて第1駆動コンベア132の第1、第2の搬送コンベア132a、132b、第2駆動コンベア232の第1、第2搬送コンベア232a、232b、第3駆動コンベア332の第1、第2の搬送コンベア332a、332bがそれぞれ梱包箱を挟持する方向でスライド移動する。
【0035】
次に梱包箱を搬送するための一対の搬送機構を
図11A及び
図11Bに基づいて説明する。第1の搬送コンベア132aにおける第1搬送機構150aは、
図11Aに示したように、第1の駆動コンベアフレーム142aの長手方向の両端に設けられ、対をなす第1、第2の搬送プーリ152a、152bと、この第1、第2の搬送プーリ152a、152bの間に掛け渡されている第1の搬送ベルト151aと、
図11Bに示したように、複数のプーリPU1とタイミングベルトTB1を介して第1の搬送プーリ152aを駆動する搬送モータM11aと、を備えている。また、第1、第2の搬送プーリ152a、152bの間の第1の搬送ベルト151aの内側には、第1の搬送ベルト151aの撓みを抑えて、梱包箱Pの側面に安定的に挟持させるための従動プーリ153aが梱包箱Pの移動方向に沿って複数配置されている。搬送モータM11aは、第1の搬送ベルト151aを搬送方向に回動するように駆動される。
【0036】
第1の搬送コンベア132aと対向する第2の搬送コンベア132bにおける第2搬送機構150bは、
図11Aに示したように、第2の駆動コンベアフレーム142bの長手方向の両端に設けられている第3、第4の搬送プーリ152c、152dと、第3、第4の搬送プーリ152c、152dの間に掛け渡されている第2の搬送ベルト151bと、
図11Bに示したように、複数のプーリPU2とタイミングベルトTB2を介して第3の搬送プーリ152cを駆動する第2の搬送モータM11bと、を備えている。また、第3、第4の搬送プーリ152c、152dの間の第2の搬送ベルト151bの内側には、第2の搬送ベルト151bの撓みを抑えて、梱包箱Pの側面に安定的に挟持させるための従動プーリ153bが梱包箱Pの移動方向に沿って複数配置されている。第2の搬送モータM11bは、対向する第2の搬送ベルト151bを搬送方向に回動するように駆動される。
【0037】
次に、
図12乃至
図19に基づいて、連続して搬送されてくる梱包箱に対する一連の封函工程について説明する。搬送形態としては、同一サイズの梱包箱が連続する場合やサイズの異なる梱包箱が混在する場合のいずれにも対応可能となっている。
図12に示すように、梱包箱封函装置100の上流側には、第1従動コンベア131の昇降動作に連動して傾斜する上流側ベルト搬送部401が連結され、下流側には第3従動コンベア331の昇降動作に連動して傾斜する下流側ベルト搬送部402が連結されている。上流側ベルト搬送部401の上流側には梱包品を納めた梱包箱Pが搬送される上流側の搬送ライン403が延びており、下流側ベルト搬送部402の下流側には封函された梱包箱を出荷等する下流側の搬送ライン(図示せず)が延びている。そして、第1乃至第3ユニット101、201、301においては、第1乃至第3従動コンベア131、231、331が昇降HPセンサS13、S23、S33が設けられている下限位置HPを基準として、梱包箱の高さに応じて前記第1乃至第3従動コンベア131、231、331が昇降する。これによって、梱包箱Pの上面が第1乃至第3封函手段110、210、310の処理位置PPに到達して所定の封函処理が行われる。
【0038】
前記上流側ベルト搬送部401は、上流側の搬送ライン403と第1従動コンベア131と間に設けられ、下限位置HPの上流側を起点として下流側が第1従動コンベア131に連動して傾斜しながら昇降する。また、下流側ベルト搬送部402は、下流側の搬送ラインと第3従動コンベア331と間に設けられ、下限位置HPの下流側を起点として上流側が第3従動コンベア331に連動して傾斜しながら昇降する。このように、傾斜可能な上流側ベルト搬送部401及び下流側ベルト搬送部402を有することで、梱包箱Pの高さに応じて昇降する第1乃至第3従動コンベア131、231、331と、搬送ラインとの間の梱包箱の搬入及び搬出を円滑に行うことができる。
【0039】
図1に示したように、上流側の搬送ライン403には、梱包箱封函装置100によって封函処理される梱包箱Pのサイズを検出する箱サイズ検出手段501が設けられる。箱サイズ検出手段501では、梱包箱封函装置100に向けて搬送されてくる梱包箱Pやその中の梱包品等の個別情報から梱包箱Pのサイズが認識される。前記個別情報は、梱包箱Pの高さ寸法H、幅寸法D等であり、専用の読み取り装置によって読み取られる。ここで、検出される梱包箱Pのサイズ情報としては、
図2(a)に示したように、底面2から内フラップ5、6及び外フラップ7、8の折り目9までの深さ(高さ)寸法Hと、
図2(b)に示したように、搬送方向Cに対して直交する方向の幅寸法Dである。なお、上述の専用の読み取り装置としては、カメラ等の撮像手段で梱包箱Pの全体を撮影して、その撮影された画像を分析して梱包箱Pの寸法を読み取るものや、梱包箱P内の伝票を撮影し、伝票に記載された梱包箱Pのサイズ情報を読み取りもの等がある。
【0040】
図12(a)に示すように、第1乃至第3昇降モータM13、M23、M33(
図9、
図10参照)が駆動し、第1乃至第3従動コンベア131、231、331が下限位置HPからに上昇する。そして、梱包箱P1を処理位置PPに位置付けるための上記箱サイズ検出手段501によって検出された梱包箱P1の高さ寸法H1に応じた位置で停止させる。これと同時に、
図12(b)に示すように、検出された梱包箱P1の幅寸法D1に応じて、第1乃至第3整合モータM12、M22、M32が駆動し、第1駆動コンベア132、第2駆動コンベア232、第3駆動コンベア332がそれぞれ整合HPセンサS12、S22、S32を基準として、梱包箱P1の両側を挟み込むように幅方向にスライドする。また、前記第1従動コンベア131の上昇に伴って、上流側ベルト搬送部401の下流側が上方に傾斜すると同時に、搬送ベルト405が搬送方向に向けて駆動する。これによって、サイズが検出された梱包箱P1を上流側の搬送ライン403から所定の高さに昇降した第1従動コンベア131に搬送させることができる。そして、梱包箱P1は第1乃至第3従動コンベア131、231、331の順に移動して第1ユニット101、第2ユニット201、第3ユニット301によって封函及びラベル貼りが行われる。このとき、梱包箱P1以降の梱包箱が全て同一サイズである場合は、最初に移動した第1乃至第3従動コンベア131、231、331及び第1乃至第3駆動コンベア132、232、332の位置を保持した状態で梱包箱P1以降の梱包箱が連続して搬送される。
【0041】
図13乃至
図19は、梱包箱P1以降にサイズの異なる梱包箱が連続して搬送される場合の例を示したものである。
図13に示すように、第1ユニット101内に搬入された梱包箱P1は、第1従動コンベア131の上昇によって封函位置が処理位置PPに達し、その状態のまま下流側に向けて搬送される。この搬送によって、第1内フラップ5が第1内フラップ折り部111によって折られ、第2内フラップ6が第2内フラップ折り部120によって折られる。このとき、上流側の搬送ライン403には、後続の梱包箱P2が搬送され、上記箱サイズ検出手段501によって梱包箱P2のサイズの検出が行われる。
【0042】
図14に示すように、先行の梱包箱P1は上流側から下流側に搬送される間に、外フラップ折り部211によって第1及び第2外フラップ7、8が折られる。そして、テープ貼り機構240を通過する間に、第1及び第2外フラップ7,8による折り合わせ面に沿って封函用のテープが貼り付けられる(
図4乃至
図8参照)。第2ユニット201において、梱包箱P1の下流端が箱検出センサS21によって検出されると、第1従動コンベア131が後続の梱包箱P2の高さ寸法H2に合わせて現在位置から下降する。
【0043】
図15に示すように、先行の梱包箱P1は、第3従動コンベア331に向けて搬送されると同時に、後続の梱包箱P2は、上流側ベルト搬送部401を介して下降した第1従動コンベア131に搬送される。
【0044】
図16に示すように、テープ貼りされた梱包箱P1は、第3ユニット301に搬送され、ラベラー311によってラベル貼りが行われる。そして、梱包箱P1の下流端が第3の箱検出センサS31によって検出されると、第2従動コンベア231が後続の梱包箱P2の高さ寸法H2に合わせて現在位置から下降する。梱包箱P2は、第1従動コンベア131によって下流側に搬送される間に、第1封函手段110によって第1及び第2内フラップが折り畳まれる。
【0045】
図17に示すように、上流側の搬送ライン403には、さらに後続の梱包箱P3が搬送され、梱包箱P3のサイズの検出が行われる。
【0046】
図18に示すように、ラベル貼りされた梱包箱P1が下流側ベルト搬送部402を介して下流側の搬送ライン(図示せず)に搬出されると、第3従動コンベア331が後続の梱包箱P2の高さ寸法H2に合わせて現在位置から下降する。また、第1従動コンベア131は、後続の梱包箱P3の高さ寸法H3に合わせて現在位置から上昇する。
【0047】
図19に示すように、外フラップ折り及びテープ貼りされた梱包箱P2が第3ユニット301に搬送される。一方、第1従動コンベア131は、梱包箱P3の高さ寸法H3に合わせて、現在位置から上昇した後、上流側ベルト搬送部401を介して梱包箱P3を第1ユニット101に搬送する。
【0048】
本発明の梱包箱封函装置100においては、第1乃至第3封函手段が封函のための所定高さの処理位置PPを有する一方、梱包箱を搬送する第1乃至第3搬送手段側を前記処理位置に対応して移動可能としたことで、第1乃至第3封函手段のおける構成や機構の簡略化が図られると共に、サイズの異なる梱包箱に対しても各種の封函処理を連続して行うことができる。
【0049】
上記実施形態で示した梱包箱封函装置100は、フラップ折り、テープ貼り及びラベル貼りまでの一連の封函手段を備えているが、各種の封函手段はそれぞれ独立した搬送手段を備えたユニット構成となっている。このため、例えば、フラップ折りからテープ貼りまでの処理を行う第1ユニット101及び第2ユニット201を基本構成とし、ラベル貼り処理を行う第3ユニット301はオプションとしてもよい。なお、上記第1乃至第3封函手段は一例であって、封函のための処理位置PPが所定の高さ位置にあれば、上記実施形態で示した各封函手段の構成には限定されない。
【0050】
また、上記の実施の形態に最終工程として、歪みやテープの貼り付け状態等の梱包箱の形成状態が良好か否か、ラベルの貼り付け状態が良好か否かをチェックする工程を加えてもよい。梱包箱の形成状態(封函状態)やラベルの貼り付け状態は、画像や動画をカメラ等で撮影し、画像や動画を解析することで状態の要否が確認することができる。また、画像や動画を解析した結果に基づき、梱包箱の高さ等の調整を行うことも可能である。例えば、適切な位置にカメラを設置して動画を撮影することで、梱包箱の移動速度を計測する。そして、移動速度と、
図11Aに示した搬送手段における搬送ベルト151aの速度とを比較すると共に、搬送ベルト151aの滑り量を算出する。この算出に基づいて、一対の搬送ベルト151a、151bの搬送力が梱包箱に適切に伝達されるように、一対の搬送ベルト151a、151bの位置を変更して、梱包箱に対する押圧力を調整することができる。
【0051】
さらに、上流側の搬送ライン403で箱サイズ検出手段501にて検出された箱サイズに基づき、箱サイズ別に梱包箱を仕分けし、同一のサイズの梱包箱のみを梱包箱封函装置100に搬送してもよい。この場合、上流側の搬送ライン403と梱包箱封函装置100との間で分岐する別の搬送ラインを設け、梱包箱封函装置100に搬送されないサイズの梱包箱については、別の搬送ラインに搬送するようにすればよい。これによって、同一の箱サイズの梱包箱のみが連続して梱包箱封函装置100に搬送されるので、さらに生産性が向上する。
【符号の説明】
【0052】
HP 下限位置
PP 処理位置
P1~P3 梱包箱
Pa,Pb 角部
T テープ
TB1,TB2 タイミングベルト
PU1,PU2 プーリ
2 底面
4 側面
5,6 内フラップ
7,8 外フラップ
9 折り目
10 折り合わせ部
100 梱包箱封函装置
101 第1ユニット
102 第1筐体
103 下ステー
105 上ステー
110 第1封函手段
111 第1内フラップ折り部
112 突当面
113 傾斜面
114 押圧面
120 第2内フラップ折り部
121 スイングレバー
122 回転駆動部
123 アーム部
124 フラップ押圧部
130 第1搬送手段
131 第1従動コンベア
132 第1駆動コンベア
132a 第1の搬送コンベア
132b 第2の搬送コンベア
133 昇降機構
134a 第1の従動コンベアフレーム
134b 第2の従動コンベアフレーム
135 従動ローラ
136a,136b 下シャフト
137a,137b 上シャフト
138a~138d 昇降ベルト
139 伝達ベルト
140 整合機構
142a 第1の駆動コンベアフレーム
142b 第2の駆動コンベアフレーム
145 スライドフレーム
146a 第1整合ベルト
146b 第2整合ベルト
147a 第1の整合プーリ
147b 第2の整合プーリ
149 整合駆動部
149a 第1ギヤ
149b 第2ギヤ
150a 第1の搬送機構
150b 第2の搬送機構
151a 第1の搬送ベルト
151b 第2の搬送ベルト
152a,152b,152c,152d 搬送プーリ
153a,153b 従動プーリ
201 第2ユニット
210 第2封函手段
230 第3搬送手段
236a~236d プーリ
237a~237d プーリ
231 第2従動コンベア
232 第2駆動コンベア
301 第3ユニット
310 第3封函手段
330 第3搬送手段
331 第3従動コンベア
332 第3駆動コンベア
336a,336b プーリ
401 上流側ベルト搬送部
402 下流側ベルト搬送部
403 上流側の搬送ライン
405 搬送ベルト
500 コンベア制御部
501 箱サイズ検出手段