(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066350
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】組成物
(51)【国際特許分類】
A61K 8/99 20170101AFI20240508BHJP
A61K 8/9794 20170101ALI20240508BHJP
A61K 8/73 20060101ALI20240508BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20240508BHJP
A61Q 11/00 20060101ALI20240508BHJP
A23L 29/238 20160101ALI20240508BHJP
A23L 29/269 20160101ALI20240508BHJP
A23L 29/262 20160101ALI20240508BHJP
A23L 29/288 20160101ALI20240508BHJP
A23L 7/10 20160101ALI20240508BHJP
A23L 2/52 20060101ALN20240508BHJP
【FI】
A61K8/99
A61K8/9794
A61K8/73
A61Q19/00
A61Q11/00
A23L29/238
A23L29/269
A23L29/262
A23L29/288
A23L7/10 Z
A23L2/52
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022175886
(22)【出願日】2022-11-01
(71)【出願人】
【識別番号】000162021
【氏名又は名称】共栄化学工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】羽田 容介
(72)【発明者】
【氏名】澤木 茂豊
【テーマコード(参考)】
4B023
4B041
4B117
4C083
【Fターム(参考)】
4B023LG01
4B023LK07
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4B117LL07
4C083AA031
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4C083AB032
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4C083DD27
4C083EE01
4C083EE05
(57)【要約】 (修正有)
【課題】生体安全性、安定性及び有用性にすぐれ、皮膚外用剤、口腔用組成物及び飲食品に配合可能な新規組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、米の乳酸菌発酵物、水溶性高分子及びグァーガムを含む組成物である。前記水溶性高分子がキサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリグルタミン酸、アルカリゲネス産生多糖体又はセルロース系水溶性高分子であることが好ましい。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
米の乳酸菌発酵物、水溶性高分子及びグァーガムを含む組成物。
【請求項2】
請求項1に記載の水溶性高分子がキサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリグルタミン酸、アルカリゲネス産生多糖体又はセルロース系水溶性高分子であることを特徴とする組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚外用剤や飲食品に配合可能な米の発酵物を含む組成物を提供することを目的とする。
【背景技術】
【0002】
従来、米の発酵物は皮膚外用剤や飲食品の乳化剤としての利用については、例えば、特許文献1~3により知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-348207号公報
【特許文献2】特開2003-125721号公報
【特許文献3】特開2010-202581号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、天然物由来の米の発酵物を乳化剤として含む皮膚外用剤や飲食品が知られている。また、米の発酵物は、保湿剤又は肌あれ改善剤、アミノ酸、ミネラル、ビタミン等を補給するための栄養補助食品等にも利用されている。米の発酵物を含む皮膚外用剤や飲食品の成分として有用であるが、それら製剤における安定性(色、粘性、粒子の均一性等)を維持することが課題とされており、本発明は当該課題を解決すること目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、米の乳酸菌発酵物、水溶性高分子及びグァーガムを含む組成物である。
また、本発明は、上記水溶性高分子がキサンタンガム、カルボキシビニルポリマー又はセルロース系水溶性高分子であることを特徴とする組成物である。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、米の乳酸菌発酵物、水溶性高分子及びグァーガムを有効成分として含む組成物であって、本発明によれば、この組成物を配合することにより、有用性だけでなく、安定性及び使用感にすぐれた皮膚外用剤、口腔用組成物(液状歯磨き、洗口剤等)を提供することができる。また、本発明によれば、油溶性分や合成界面活性剤を配合することなく、安定性にすぐれた皮膚外用剤、口腔用組成物(液状歯磨き、洗口剤等)を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に係る乳酸菌発酵物を得るために用いる米としては、玄米、発芽玄米、精白米等のいずれもが使用可能であり、特に制限はない。米の種類としては、粳米等のいずれも使用が可能である。その他、黒米、紫米、赤米、緑米等の有色素米等を用いることもできる。
【0008】
また、発酵に用いる米は、発酵処理前に、低蛋白処理を行うことでも良い、低蛋白米処理の方法としては、洗浄法、酸又はアルカリによる処理法、或いは酵素処理法が挙げられる。
【0009】
洗浄方法としては、水、アルカリ水(pH8が好ましい)で、発酵と並行して、又は発酵後に洗浄する方法が挙げられる。
【0010】
酵素により処理する場合は、以下の蛋白分解酵素を用いて処理を行う。例えば、蛋白分解酵素としては、アクチナーゼ等のアクチナーゼ類、ペプシン等のペプシン類、トリプシン、キモトリプシン等のトリプシン類、パパイン、キモパパイン等のパパイン類、グリシルグリシンペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ等のペプチダーゼ類、ブロメライン等を用いることができる。
【0011】
本発明において、以上の方法により得られる処理物の蛋白量は、好ましくは1.5%以下である。
【0012】
本発明において、米を発酵するために用いる微生物としては、乳酸菌又はビフィズス菌、或いはそれらの微生物と麹菌、酵母及び枯草菌のいずれかの各群から選択される1種以上の組み合わせ等が挙げられるが、これに限るものではない。
【0013】
乳酸菌としては、例えば、ラクトバシルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバシルス ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトバシルス カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバシルス デルブルッキー(Lactobacillus delbruekii)等のラクトバシルス(Lactobacillus)属の乳酸菌;カルノバクテリウム ディバージェンス(Carnobacterium divergens)、カルノバクテリウム ピシコーラ(Carnobacterium piscicola)等のカルノバクテリウム(Carnobacterium)属の乳酸菌;ロイコノストック メセンテロイズ(Leuconostoc mesenteroides)、ロイコノストック シトレウム(Leuconostoc citreum)等のロイコノストック(Leuconostoc)属の乳酸菌; ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)、ストレプトコッカス ピオジェネス(Streptococcus pyogenes)等のストレプトコッカス属の乳酸菌;エンテロコッカス カゼリフラバス(Enterococcus caseliflavus)、エンテロコッカス サルフレウス(Enterococcus sulfreus)等のエンテロコッカス(Enterococcus)属の乳酸菌;ラクトコッカス プランタラム(Lactococcus plantarum)、ラクトコッカス ラフィノラクティス(Lactococcus rafinolactis)等のラクトコッカス属の乳酸菌;ヴェイセラ コンフューザ(Weissella confusa)、ヴェイセラ カンドウレリ(Weissella kandleri)等のヴェイセラ属の乳酸菌;アトポビウム ミニュタム(Atopobium minutum)、アトポビウム パービュラス(Atopobiumparvulus)等のアトポビウム(Atopobium)属の乳酸菌;バゴコッカス フルビアリス(Vagococcus fluvialis)、バゴコッカス サーモニナラム(Vagococcus salmoninarum)等のバゴコッカス(Vagococcus)属の乳酸菌;ペディオコッカス ダムノサス(Pediococcus damnosus)、ペディオコッカス ペントサセウス(Pediococcus pentosaceus)等のペディオコッカス(Pediococcus)属の乳酸菌等が挙げられるが、乳酸菌に分類されるものであれば、いずれも使用可能である。
【0014】
また、ビフィズス菌としては、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(Bifidobacterium breve)等が挙げられるが、ビフィズス菌に分類されるものであれば、いずれも使用可能である。
【0015】
また、麹菌としては、例えばアスペルギルス オリゼー(Aspergillus oryzae)、アスペルギルス フラバス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス ポリオキソジェネス(Aspergillus polyoxogenes)、アスペルギルス ソーヤ(Aspergillus sojae)等の黄麹菌、アスペルギルス アワモリ(Aspergillus awamori)、アスペルギルス カワウチ(Aspergillus kawauchii)、アスペルギルス ウサミ(Aspergillus usami)、アスペルギルス ニガー(Aspergillus niger)等の黒麹菌、モナスカス アンカ(Monascus anka)、モナスカス ピロサス(Monascus pilosus)等の紅麹菌等が挙げられるが、麹菌に分類されるものであれば、いずれも使用可能である。
【0016】
また、酵母としては、例えばサッカロミセス セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、サッカロミセス アワモリ(Saccharomyces awamori)、サッカロミセス チェバリエリ(Saccharomyces chevalieri)、サッカロミセス カールスバージェンシス(Saccharomyces carlsbergensis)、サッカロミセス バヨナス(Saccharomyces bayon us)等のサッカロミセス属の酵母、トルラスポラ デルブルエキ(Torulaspora delbruekii)、トルラスポラ ファーメンタチ(Torulaspora fermentati)、トルラスポラ ロゼイ(Torulaspora rosei)等のトルラスポラ属の酵母、ジゴサッカロミセス ローキシ(Zygosaccharomyces rouxii)、ジゴサッカロミセス ソーヤ(Zygosaccharomyces soya)、ジゴサッカロミセス サケ(Zygosaccharomyces sake)、ジゴサッカロミセス ミソ(Zygosaccharomyces miso)、ジゴサッカロミセス ラクティス(Zygosaccharomyces lactis)等のジゴサッカロミセス属の酵母、カンディダ ベルサチリス(Candida versatilis)、カンディダ エチェリシイ(Candida etchellsii)、カンディダ ケフィール(Candida kefyr)、カンディダ サケ(Candida sake)、カンディダ スコッティ(Candida scottii)等のカンディダ属の酵母、オーレオバシディウム プルランス(Aureobasidium Pullulans)、オーレオバシディウム マンソニー(Aureobasidium mansonii)、オーレオバシディウム マイクロスティクタム(Aureobasideium microstictum)等のオーレオバシディウム属の酵母等が挙げられるが、酵母に分類されるものであれば、いずれも使用可能である。また、上述の酵母のうち、安全性及び有効性の観点から、サッカロミセス セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)が好ましいが、サッカロミセス セレビシエとしては、清酒、サクラの花等の植物由来のものや、海洋起源のもの等、いずれの由来のものでも使用することができる。
【0017】
枯草菌とては、例えば、バシルス ナットー(Bacillus natto)、バシルス サブチルス(Bacillus subtilis)、バシルス サーキュランス(Bacillus circulans)等のバシルス属の細菌等が挙げられる。
【0018】
また、本発明に係る発酵物は、加熱処理、又は加圧下での加熱処理によりα化(糊化)しても良い。加熱処理によりα化を行う場合、その温度は、一般的には、80℃~220℃、好ましくは、90℃~160℃であり、α化(糊化)度は90%以上となるようにすることが好ましい。
【0019】
以上のようにして得られた発酵物に対して低蛋白米処理を行う場合は、例えば、窒素定量法である「マクロケルダール法又はケルダール法」により測定し、本発明においては、1.5(g/100g)以下とすることが好ましい。
【0020】
本発明に係る組成物は、上記米の発酵物に加えて、水溶性高分子及びグァーガムを含むことを特徴とする。ここで、水溶性高分子としては、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等、ポリグルタミン酸、シロキクラゲ多糖体、アルカリゲネス産生多糖体などの微生物が生成する多糖が挙げられる。
【0021】
本発明に係る組成物において、米の発酵物に対するグァーガムの配合比は固形分の重量比で、米の発酵物に対してグァーガムが0.1~10倍の範囲が好ましく、さらに、米の発酵物に対してグァーガムが4~5倍の範囲が好ましい。また、水溶性高分子は、固形分量として組成物中に0.01~10%、より好ましくは0.1~0.5%の範囲で配合されることが好ましい。
【0022】
本発明に係る組成物は、さらに、ポリオールを含むことでも良い。ポリオールとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、炭素数3~8の多価アルコール(プロパンジオール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール)が挙げられる。
【0023】
本発明に係る組成物は、米の発酵物、水溶性高分子及びグァーガムの組み合わせることで、水溶性高分子を均一に分散し、かつ、白色~乳白色の組成物を得ることができる。当該組成物の粘性は、皮膚外用剤に配合した時ときの使用感の観点から、BL型粘度計において、2号ローター、30rpmの条件で測定した場合、200~3000rpmの範囲が好ましい。以上の特性を有する組成物を製剤に配合することで、油溶成分や界面活性剤を配合することなく、コロイド粒子が均一に分散された白色~乳白色の皮膚外用剤、口腔用組成物又は飲食品を提供することができる。
【0024】
本発明に係る組成物は、例えば、皮膚(頭皮も含む)外用剤(化粧料、医薬部外品、外用医薬品)、口腔用組成物(口臭予防剤、洗口剤、液状歯磨き等)、美容用又は健康増進用の飲食品に配合することができる。皮膚外用剤としては、例えば、化粧水、美容液、ローション、エッセンス、パック、口紅、ファンデーション、リクイドファンデーション、メイクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉、洗顔料、ボディシャンプー、頭皮,頭髪用シャンプー、頭髪用コンディショナー、育毛,養毛用のシャンプー又はトニック、石けん等の清浄用化粧料、さらには浴剤等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、美容用又は健康増進用の飲食品としては、美容飲料、栄養ドリンク、スポーツドリンク、ニアウォーター、ビタミン飲料、ミネラル飲料、アルコール飲料等の飲料;各種スープ類(粉末スープも含む)、乳製品、ゼリー、キャンディ、錠菓、ガム等の食品;錠剤、液状、顆粒状又はゼリー状の健康食品・飲料等に配合することができるが、本発明はこれらに限るものではなく、経口摂取できる飲食品等に配合することができる
【0025】
本発明の組成物を皮膚外用剤、液状歯磨き、洗口剤又は飲食品に配合するにあたっては、通常の製剤に用いられる成分、例えば、保湿剤、増粘剤、消炎剤、防腐・殺菌剤、抗アクネ剤、細胞賦活剤、粉体成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、色素、香料、その他の生理活性成分等を必要に応じて適宜配合することができる。また、本発明に係る組成物の有効性、特長を損なわない限り、他の生理活性成分と組み合わせて化粧料(医薬部外品を含む)に配合することができる。
【0026】
保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、ヒアルロン酸発酵液、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、コラーゲンペプチド、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、シラン根(白及)抽出物、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
【0027】
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;シラン根(白及)抽出物;ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類;ヒアルロン酸及びその誘導体等が挙げられる。
【0028】
消炎剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β-グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ε-アミノカプロン酸、d-カンフル、dl-カンフル、酸化亜鉛、D-パントテニルアルコール、ピリドキシン塩酸塩、トラネキサム酸及びリボフラビン又はその誘導体等がある。
【0029】
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、1、2-ペンタンジオール、プロパンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、エチルヘキシルグリセリン、濃ベンザルコニウム塩化物液50、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は1、3-ブチレングリコール等がある。
【0030】
細胞賦活剤としては、D-パントテニルアルコール、メントール、dl-メントール、及びγ-オリザノール等がある。
【0031】
抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素201号、ジカプリル酸ピリドキシン等がある。
【0032】
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビ等)のパウダー、豆類(大豆、アズキ等)のパウダー等がある。
【0033】
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-ターシャリーブチル-4-メトキシベンゾイルメタン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等がある。
【0034】
美白剤としては、t-シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5,5'-ジプロピル-ビフェニル-2,2’-ジオール)、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α-ヒドロキシ酸、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)等が挙げられ、これらを単独で配合しても、複数を組み合わせて配合しても良い。
【0035】
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレート等のコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシド等のコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸エステル塩類、L-アスコルビン酸-2-グルコシド、L-アスコルビン酸-5-グルコシド、アスコルビルトコフェリルマレイン酸、アスコルビルトコフェリルリン酸K、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基等)、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル等のL-アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸-2-リン酸-6-O-パルミテートナトリウム、グリセリルアスコルビン酸又はそのアシル化誘導体、ビスグリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸グルセリン誘導体、L-アスコルビン酸リン酸アミノプロピル、L-アスコルビン酸のヒアルロン酸誘導体、3-O-Dラクトース-L-アスコルビン酸、イソステアリルアスコルビルリン酸塩等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド)、α-アルブチン(ハイドロキノン-α-D-グルコピラノシド)等が、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸エステル(例えば、トラネキサム酸ラウリルエステル、トラネキサム酸ヘキサデシルエステル、トラネキサム酸セチルエステル又はその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トラネキサム酸メチルアミド)等が挙げられ、レゾルシノール誘導体としては、例えば、4-n-ブチルレゾルシノール、4-イソアミルレゾルシノール等が、2,5-ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、α-ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等がある。
【0036】
さらに、以下の植物又は微生物等の天然物由来の成分を併用することも可能である。例えば、コラーゲン又はその加水分解物、酵母抽出物又は加水分解物、乳酸菌培養物、イネ科植物、アブラナ科植物、ツバキ科植物、バラ科植物、ボタン科植物、ミカン科植物、ヒユ科植物、アマモ科植物、マメ科植物、キク科植物、マメ科植物、アオイ科植物、シソ科植物、ハス科植物、ウコギ科植物、ナス科植物、ノウゼンカズラ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、アヤメ科植物、キキョウ科植物、モクセイ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、クロウメモドキ科植物、ラン科植物、ウルシ科植物、フクギ科植物、バレンシ科植物、ミカン科植物、フトモモ科植物、ユリ科植物、ベンケイソウ科植物、ヒノキ科植物、リンドウ科植物、ヒルガオ科の植物及びキジカクシ科のいずれかから選択される1以上の植物の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、コンブ科、ミリン科及びアオサ科のいずれかから選択される1以上の海藻の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、クラゲ(ミズクラゲ、エチゼンクラゲ等の自己消化物)、ヒアルロン酸の加水分解物又は発酵物等挙げられる。
【0037】
イネ科の植物由来成分としては、特に、イネ葉加水分解物、米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、発芽玄米加水分解物、米発酵液、清酒由来の酒粕抽出物、マダケ又はモウソウチクのタケノコ皮抽出物、ハトムギ種子発酵物が好ましい。また、アブラナ科植物としては、特に、ハクガイ、オウガイ又はコクガイの種子の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物が好ましい。また、ツバキ科植物由来成分としては、特に、緑茶(やぶきた、さみどり、あさひ、ごこう、うじみどり、きょうみどり、うじひかり、さみどり、べにふうき等)及び紅茶(ダージリン、アッサム、セーロン、アールグレイ、蜜香紅茶等)が好ましい。バラ科植物由来成分としては、ダマスクバラの花の抽出物、モモの花、葉又は未成熟果実の抽出物、イチゴの花抽出物、サクラの花又は葉の抽出物が好ましい。また、ボタン科植物由来成分としては、ボタンの根又は花、シャクヤクの花の抽出物が好ましい。また、ヒユ科植物由来成分としては、特に、アッケシソウ抽出物が好ましい。また、アマモ科植物由来成分としては、特に、アマモ又はコアマモの抽出物が好ましい。マメ科植物由来成分としては、特に、白大豆又は黒大豆の抽出物又はその加水分解物或いは豆乳発酵液、アズキ抽出物、アカツメクサ抽出物、クズ根抽出物が好ましい。また、キク科植物由来成分としては、特に、ゴボウ根抽出物、ヒマワリ新芽抽出物、ハゴロモソウ抽出物、アルニカ抽出物又はカミツレ花抽出物が好ましい。アオイ科植物由来成分としては、ハイビスカス、ムクゲ又はフヨウの発酵物が好ましい。また、シソ科植物としては、シソ(紫蘇)抽出物が好ましい。ハス科植物由来成分としては、特に、ハスの花又はハス種子抽出物或いはハス種子発酵物が好ましい。ウコギ科植物由来成分としては、オタネニンジンの抽出物又は発酵物が好ましい。ナス科植物由来成分としては、ナス(長ナス、水ナス、米ナス、賀茂ナス等)の抽出物が挙げられる。ノウゼンカズラ科植物由来成分としては、パウダルコ樹皮抽出物が好ましい。マタタビ科植物由来成分としては、未成熟のキウイ抽出物が好ましい。クワ科植物由来成分としては、ソウハクヒ抽出物、マルベリー果実抽出物、イチジクの果実又は樹皮の抽出物が好ましい。また、アヤメ科植物由来成分としてはサフランが好ましい。キキョウ科植物由来成分としては、ヒカゲノツルニンジンの根の抽出物又は加水分解物が好ましい。ウルシ科植物由来成分としては、特に、マンゴ果実抽出物が好ましい。フクギ科植物由来成分としては、特に、マンゴスチン果実抽出物が好ましい。また、バレンシ科植物由来成分としては、チェリモヤ果実抽出物が好ましい。ミカン科植物由来成分として、温州ミカン、ベルガモット果実抽出物、晩白柚の果実(未成熟果実も含む)の抽出物、ミカン科植物に含まれるフラボノイド及びその配糖体を含む抽出物、或いはサンショウ種子抽出物が好ましい。ユリ科植物由来成分としては、カサブランカ、マドンナリリー、又はササユリの抽出物が好ましい。ベンケイソウ科植物由来成分としては、特に、イワベンケイ(紅景天)の抽出物又は発酵物が好ましい。モクセイ科植物由来成分としては、特に、ジャスミンの花抽出物が好ましい。ヒノキ科植物としては、特に、セイヨウネズ果実抽出物が好ましい。フトモモ科植物由来成分としては、特に、グアバ葉抽出物が好ましい。ラン科植物としては、特に、シランの根(白及)の抽出物が好ましい。ヒルガオ科植物由来成分としては、サツマイモの抽出物又はその発酵物或いは甘藷焼酎粕の抽出物又はその発酵物が好ましい。また、リンドウ科植物由来成分としては、ゲンチアナ抽出物が特に好ましい。コンブ科海藻由来成分としては、特に、コンブ抽出物が好ましく、ミリン科海藻由来成分としてはカタメンキリンサイ抽出物が好ましく、特に、アオサ科海藻由来成分としてはアナアオサ抽出物が好ましい。フノリ科海藻由来成分としては、特に、フノリ抽出物が好ましい。
【0038】
また、本発明に係る組成物と併用が好ましい活性剤(シワ改善、肌あれ改善等)として、例えば、ニコチン酸又はその誘導体、アスコルビン酸又はその誘導体、トラネキサム酸、グリチルリチン酸又はその誘導体、ビタミンA又はその誘導体(例えば、パルミチン酸レチノール)、ビタミンE及びその誘導体(例えば、ビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等)、D-パントテニルアルコール等も挙げられる。
【0039】
以下、製造例、実施例、試験例及び処方例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下の説明において、%はすべて重量%を意味する。
【0040】
製造例1.米の乳酸菌発酵物(1)
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(ラクトバチルス プランタラム:108個/mL)を水に分散させた液40kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後、発酵米を40℃の水で洗浄して乳酸、タンパク質を除いた。洗浄後、発酵米に対して50%相当量の水を加え、90℃で蒸したのち、乾燥を行い、得られた乾燥物を粉砕して糊化した乳酸菌発酵米粉末8kgを得た。
【0041】
製造例2.米の乳酸菌発酵物(2)
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(ラクトバチルス プランタラム:108個/mL)を水に分散させた液40kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後、発酵米に対して50%相当量の水を加え、90℃で蒸したのち、乾燥を行い、得られた乾燥物を粉砕して糊化した乳酸菌発酵米粉末8kgを得た。
【0042】
実施例1~18の組成物、及び比較例1~21の組成物の調製
[表1]
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
試験例1.目視による安定性確認
表1~表6に示す実施例1~18及び比較例1~21の組成物(溶液)を調製し、20℃の温度条件で、200mLの容器内で30分攪拌した。攪拌後、10分後、24時間後、組成物における分散及び沈殿の状況を目視で確認した。さらに、その後、24時間おきに30日間、分散及び沈殿の状況を目視で確認した。
【0049】
実施例1~18の容器はいずれも30日間経過しても沈殿は確認されず、コロイド状の粒子が均一に分散されていることが確認された。一方で、グァーガムを含まない比較例1,8,15の組成物はいずれも24時間後に粒子状の沈殿が生じた。また、水溶性高分子を含まない比較例2~7,9~14,16~21の組成物(溶液)では、24時間後に雲状の沈殿が生じた。
【0050】
実施例1~18の粘度は、BL型粘度計において、2号ローター、30rpmの条件で測定した場合、400~2000の範囲であり、肌に塗布した際のべたつき感がなく、のび感も優れていることも確認した。
【0051】
水溶性高分子として、アルキル変性カルボキシビニルポリマー「アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー」又はポリグルタミン酸を使用して実施した試験でも同様の結果が得られた。
【0052】
処方例1.化粧水
[成分] 部
製造例1の発酵物 0.1
グァーガム 0.4
キサンタンガム 0.1
ナイアシンアミド 5.0
グリセリン 5.0
1,2-ペンタンジオール 0.5
精製水 全量が100部となる量
【0053】
処方例2.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるキサンタンガムに代えて、カルボキシビニルポリマー0.1部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0054】
処方例3.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるキサンタンガムに代えて、アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー0.1部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0055】
処方例4.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるキサンタンガムに代えて、カルボキシメチルセルロース0.1部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0056】
処方例5.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるナイアシンアミドに代えて、トラネキサム酸1.0部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0057】
処方例6.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるキサンタンガムに代えて、ポリグルタミン酸0.1部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0058】
処方例7.化粧水
処方例1の化粧水に含まれるキサンタンガムに代えて、アルカリゲネス産生多糖体0.1部を用いるほかは処方例1と同様にして化粧水を得た。
【0059】
処方例8.化粧水
[成分] 部
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.5
キサンタンガム 0.1
ナイアシンアミド 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
1,3-ブチレングリコール 5.0
1,2-ペンタンジオール 0.5
精製水 全量が100部となる量
【0060】
処方例9.化粧水
処方例8の化粧水に含まれるナイアシンアミドに代えて、トラネキサム酸1.0部を用いるほかは処方8と同様にして化粧水を得た。
【0061】
処方例10.化粧水
[成分] 部
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.4
キサンタンガム 0.1
アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
1,3-ブチレングリコール 5.0
1,2-ヘキサンジオール 0.5
フェノキシエタノール 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
【0062】
処方例11.化粧水
処方例10に含まれるL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部に代えてアスコルビン酸リン酸ナトリウム2.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
【0063】
処方例12.乳液
処方例10に含まれるL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部に代えて3-O-エチルアスコルビン酸2.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
【0064】
処方例13.乳液
処方例10に含まれるL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部に代えてアスコルビン酸リン酸マグネシウム2.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
【0065】
処方例14.化粧水
[成分] 部
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.4
キサンタンガム 0.1
アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
アルブチン 3.0
水溶性コラーゲン 0.01
1,3-ブチレングリコール 5.0
1,2-ヘキサンジオール 0.5
フェノキシエタノール 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
【0066】
処方例15.化粧水
[成分] 部
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.4
キサンタンガム 0.1
ナイアシンアミド 5.0
米抽出物加水分解液 0.1
米糠抽出物加水分解液 0.1
ナス抽出物 0.1
グリセリン 5.0
1,2-ペンタンジオール 0.5
精製水 全量が100部となる量
【0067】
処方例16.洗口剤
[成分]
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.4
キサンタンガム 0.1
グリセリン 5.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
サッカリンナトリウム 0.2
精製水 全量が100部となる量
【0068】
処方例17.美容飲料
製造例2の発酵物 0.1
グァーガム 0.5
キサンタンガム 0.1
グリセリン 5.0
ビタミンC 0.1
水溶性コラーゲン 0.01
グルコシルセラミド 0.01
プロテオグリカン 0.01
精製水 全量が100部となる量