(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066366
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】横向寝時の寝返り阻止用の背もたれを、右向寝用と左向寝用を併設する寝具
(51)【国際特許分類】
A61F 5/56 20060101AFI20240508BHJP
A61G 7/05 20060101ALI20240508BHJP
【FI】
A61F5/56
A61G7/05
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022184470
(22)【出願日】2022-10-31
(71)【出願人】
【識別番号】591169102
【氏名又は名称】高橋 貢
(72)【発明者】
【氏名】高橋 貢
【テーマコード(参考)】
4C040
4C098
【Fターム(参考)】
4C040AA04
4C040GG20
4C098AA10
4C098FF10
(57)【要約】
【課題】背もたれ式横向寝継続用寝具で、下側になる肩や腕等が、圧迫による血行不良になるのを防止する。
【解決手段】簡便に下側になる肩を左右入れ替えることが出来る様に、右向寝用と左向寝用の背もたれを並設した。
タイマー等で時間を区切り、短時間で左右の肩を入替えることにより、肩や腕及び身体各部が血行不良になるのを防止する。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
背もたれを用いて寝返りを阻止して横向寝を継続する方式の寝具に於いて、左肩下用と右肩下用の背もたれを、併設する方式の横向寝継続用寝具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は寝返りを阻止して横向寝が継続出来る様にする寝具に関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
あお向け寝時に、喉が弛緩して舌根部が気道を塞ぐことにより、大きなイビキ及びそれに伴う無呼吸状態を防止するには、横向寝が有効である。
横向寝を継続させる方法として、背もたれを設置する方法がある。
これにより、寝返りを阻止でき横向寝の継続が出来るが、一晩中片側の肩を下にしていると、肩や腕及び身体の一部分の長時間の圧迫により血行不良を起こし、健康悪化を生じるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0003】
一晩の間に、下になる肩を左右で入れ替えれば、血行不良に伴う健康悪化は改善される。そこで本発明では、右肩下用の背もたれと左肩下用の背もたれを並設して、この問題を解決した。並設してあるので、タイマー等で時間を定め、就床中に短時間の間隔で肩を簡便に左右入れ替えることが出来る。即ち、右向寝と左向寝を交互に行える。
【発明の効果】
【0004】
横向寝の時に、一晩中に下側になる肩を簡便に短時間の間隔で、左右交互に入替えることにより、圧迫による肩や腕及び身体各部の血行不良を改善し、健康悪化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】 敷布団の上に、本発明の横向寝継続用寝具を置いた図
【
図2】 本発明の横向寝継続用寝具を置いて斜め前から見た図
【
図3】 右肩を下にして、横向寝している状態を頭側から見た図
【
図4】 左肩を下にして、横向寝している状態を頭側から見た図
【
図5】 右肩を下にして、横向寝している状態を足の方から斜めに見た図
【符号の説明】
)
1 右肩下用の背もたれ
2 左肩下用の背もたれ
3 敷布団
4 枕