(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066372
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】ペットボトル、缶回収ボックス投入口
(51)【国際特許分類】
B65F 1/16 20060101AFI20240508BHJP
【FI】
B65F1/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022192340
(22)【出願日】2022-11-01
(71)【出願人】
【識別番号】597164161
【氏名又は名称】森園 利春
(72)【発明者】
【氏名】森園 利春
【テーマコード(参考)】
3E023
【Fターム(参考)】
3E023MC02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】不法投棄を防止できるペットボトル、缶回収ボックス投入口を提供する。
【解決手段】ペットボトル及び缶を投入受ける長さ径にゆとりある一本の筒材を弾力性素材プレートを筒の中央部に施した長穴から弓状部を筒内に挿入、弓状の先端は遊端、後端は筒の外部にビス止め固定施し筒とで押さえられ投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態、又投入口を上から下に傾斜を施すことによりカップ周縁との接触面が押さえられカップは外に落下、不法な投入を防ぐことができる構造としたことを特徴とするペットボトル、缶回収ボックス投入口。プレート状の傾斜を筒内に設け、投入されたペットボトル、缶を上下の傾斜プレートで押さえることにより投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態を保持できゴミ等の投入を防ぐ事ができる構造としたことを特徴とするペットボトル、缶回収ボックス投入口。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペツトボトル及び缶を投入受ける長さ径にゆとりある一本の筒材を
弾力性素材プレートを筒の中央部に施した長穴から弓状部を筒内に挿入、弓状の先端は遊端、後端は筒の外部にビス止め固定施し筒と
で押さえられ投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態、又投入口を上から下に傾斜を施すことによりカップ周縁との接触面が押さえられカップは外に落下、不法な投入を防ぐことができる構造としたことを特徴とするペットボトル、缶回収ボックス投入口。
【請求項2】
ペットボトル及び缶を投入受ける長さ径にゆとりある一本の筒材を設け、
プレート状の傾斜を筒内に設け、投入されたペットボトル、缶を上下の傾斜プレートで押さえることにより投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態を保持できゴミ等の投入を防ぐ事ができる構造としたことを特徴とするペットボトル、缶回収ボックス投入口。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットボトル、缶の回収投入口をボトル、缶自体で塞ぐ状態を継続することにより、ゴミ等の不法投棄を防止目的としたペットボトル、缶回収に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ペットボトル、缶の回収ボックスにごみが不法投棄されていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)ペットボトル、缶以外のものが不法投棄されペットボトルが汚れ再生工程に問題があった。
(ロ)コンビニ等で販売されている飲み口に縁のある容器を自販機回収ボックスに投入すると径のある容器の縁が投入口を塞ぎトラブルが発生していた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第一、第二発明とも投入口筒は上から下に傾斜カット施した投入口を設けることによりコップ周縁との接触面が少なくコップは落下、筒内に設けた弓状プレートによりペツトボトル、缶が押さえられ投入口を日常次のペットボトル、缶の投入まで塞がれた状態を継続できゴミの投入を防止できる構造とした。
【発明の効果】
【0005】
投入口に投入されたペットボトル、缶自体で投入口を塞ぎ、次の投入まで塞がった状態を継続できゴミの投入を防止できる。筒からなる投入口は単独構成からなり付属の金具で蓋に後づけできる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
[第一発明図は
図1、
図2、
図3]
【
図1】本発明の筒内部に単独で設けた弓状プレートの一端を挿入、先端は固定せず遊端、後端は筒外部にビスネジを介し固定設け一体構成を示す側面図である。
【
図2】本発明の投入口から投入されたペットボトルを弓状プレートが押さえストップ、投入口が塞がった状態を示す使用例図である。
【
図3】本発明の投入口から投入された缶が弓状プレートが押さえられストップ、投入口が塞がった状態を示す使用例図である。
【
図4】本発明筒内部に設ける弾力性素材を加工施した弓状プレートの姿図である。
【
図6】本発明筒状投入口を回収ボックス蓋に固定設けるバンド、足金具の姿図である。
【
図7】本発明の筒状投入口を回収ボックス蓋に装着した使用例を示す側面図である。
[第二発明図は
図8、
図9、
図10]
【
図8】本発明部材筒の一面をカット施すことを示す平面図である。
【
図9】本発明部材筒の一面をカット施し、カットしていない面を過熱、筒の内部に曲げプレートの傾斜を上下に設けた側面図である。
【
図10】本発明の投入口に缶を投入、上下のプレートで缶を押し投入口が塞がった状態を示す側面図である。
【
図11】投入口を上から下に傾斜を施すことにより周縁のあるカップを投入しても周縁との接触面が少なくカップは落下する例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
第一の発明。
ペツトボトル及び缶を投入受ける長さ径にゆとりある一本の筒材を
弾力性素材プレートを筒の中央部に施した長穴から弓状部を筒内に挿入、弓状の先端は遊端、後端は筒の外部にビス止め固定施し筒と
で押さえられ投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態、又投入口を上から下に傾斜を施すことによりカップ周縁との接触面が押さえられカップは外に落下、不法な投入を防ぐことができる構造とした。
第二の発明。
ペットボトル及び缶を投入受ける長さ径にゆとりある一本の筒材を設け、
プレート状の傾斜を筒内に設け、投入されたペットボトル、缶を上下の傾斜プレートで押さえることにより投入口を塞ぎ、日常投入口が次の投入まで塞がれた状態を保持できゴミ等の投入を防ぐ事ができる構造とした。
本発明は以上のような構成である。
これを使用するときは、投入口に設けた弾力性プレートで押さえられ投入口を塞いているボトル、缶をこれから投入するボトル、缶で押す。これの繰り返しで日常投入口を塞ぐことができる。
既存の回収ボックス蓋に
図5、6に示す金具で後づけ可能である。
【符号説明】
【0008】
1 筒材
2 投入口
3 弓状プレート
4 バンド
6 ペットボトル
7 缶
8 傾斜プレート
9 傾斜付き投入口