(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066506
(43)【公開日】2024-05-15
(54)【発明の名称】遠隔無線ヘッドとアンテナモジュールとの一体化組立体
(51)【国際特許分類】
H01Q 1/24 20060101AFI20240508BHJP
【FI】
H01Q1/24 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023186188
(22)【出願日】2023-10-31
(31)【優先権主張番号】17/978,881
(32)【優先日】2022-11-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】18/471,287
(32)【優先日】2023-09-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】523412463
【氏名又は名称】コミュニケーション コンポーネンツ アンテナ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジェラルド,ジェイ,タウン
(72)【発明者】
【氏名】ジャロン,ピータース
(72)【発明者】
【氏名】ヴィナイ,ヴィジュ
【テーマコード(参考)】
5J047
【Fターム(参考)】
5J047AA09
5J047FD01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】遠隔無線ヘッドをアンテナユニットの後壁部に容易に装着できるような遠隔無線ヘッド組立体を提供する。
【解決手段】遠隔無線ヘッド402、404をアンテナユニットの後壁部に装着される遠隔無線ヘッド組立体は、遠隔無線ヘッドを持ち上げて運ぶ為のハンドル416、418を有する遠隔無線ヘッドの上部に装着される取付ブラケットを有する。遠隔無線ヘッドの後側に装着される無線ガイドスペーサは、アンテナユニットの後壁部に配設された取付レールモジュール406に沿って遠隔無線ヘッドを摺動させる為のものである。取付レールモジュールは、アンテナユニットのコネクタハウジング288と結合されるように遠隔無線ヘッドを下向き及び上向き方向に移動させるべくハンドルと係合する設置レバーを収容する為の旋回フック415を有する。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遠隔無線ヘッドをアンテナユニットの後壁部に装着するように構成される遠隔無線ヘッド組立体であって、
前記遠隔無線ヘッドを取り扱う為のハンドルを有して前記遠隔無線ヘッドの上部に結合されるハンドルであって、前記遠隔無線ヘッドの前記後壁部に結合される少なくとも一つの無線スペーサガイドを上部ブラケットが有する、ハンドルと、
前記アンテナユニットの前記後壁部に装着される上方及び下方ガイドレールを有して、取付レールモジュールに沿って前記無線スペーサガイドを摺動させる為の距離だけ互いに隔離されている取付レールモジュールと、
前記アンテナユニットの前記後壁部に対して固定配設される旋回フックであって、この旋回フック及び前記上部ブラケットの前記ハンドルと係合して前記遠隔無線ヘッドを上向き及び下向き方向に押圧する設置レバーを収容するように構成される、旋回フックと、
を具備する遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項2】
前記設置レバーはフォーク形状の遠位端部を有する、請求項1による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項3】
前記ハンドルは、前記遠隔無線ヘッドの上部分に結合された上部ブラケット区分に装着される、請求項2による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項4】
前記旋回フックは、前記上部ブラケットの前記ハンドルが前記設置レバーの支点として機能することができるように前記ハンドルの突出幅に沿った場所で前記取付レールモジュールの前記上方ガイドレールの上側に装着される、請求項3による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項5】
前記上部ブラケットは、前記遠隔無線ヘッドが前記取付レールモジュールに沿って摺動する時に格納位置に残るように構成される格納式プランジャを更に含み、前記遠隔無線ヘッドが下向き方向に圧迫されるように配置された時に前記格納式プランジャが解放される、請求項4による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項6】
前記遠隔無線ヘッドが意図する場所で下向きに押圧された時に前記取付レールモジュールに設けられた孔に前記プランジャは係止される、請求項5による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項7】
前記取付レールモジュールは二つの遠隔無線ヘッドを収容し、各々が前記取付レールモジュールの一端部からその中心に向かって摺動する、請求項3による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項8】
前記取付レールモジュールの前記下方ガイドレールはガイドスロットを含み、前記遠隔無線ヘッドが下向きに押圧された時に前記ガイドスロットへ摺動する垂直プレートを前記無線スペーサガイドは含む、請求項3による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項9】
前記下方ガイドレールは、無線スペーサガイドの対応する垂直プレートを収容する為の少なくとも二つのガイドスロットを有する、請求項8による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項10】
前記無線スペーサガイドは、前記レール取付モジュールの前記上方及び下方ガイドレールの前壁部と摺動構成で係合するように構成される前部及び後部プレートを含む、請求項4による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項11】
前記無線スペーサガイドは水平及び垂直プレートを有するT形状プレートを含み、前記垂直プレートは前記ガイドスロットと摩擦嵌め構成で係合するように構成される幅を有する、請求項10による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項12】
前記無線スペーサガイドの前記垂直プレートは、前記ガイドスロットを広げて前記垂直プレートを通過させるのに充分な力を加えた時に対応するガイドスロットで摺動するように構成される、請求項11による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項13】
前記遠隔無線ヘッドの入力/出力端子に結合される遠隔無線ヘッドコネクタ部品を更に具備する、請求項12による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項14】
前記遠隔無線ヘッドコネクタ部品は、ブラインドメイトコネクタの雄コネクタ部分の一つである、請求項13による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項15】
前記遠隔無線ヘッドコネクタ部品は前記ブラインドメイトコネクタの雌コネクタ部分と係合するように整合され、前記雌コネクタ部分は前記アンテナユニットの入力/出力端子に結合される、請求項14による遠隔無線ヘッド組立体。
【請求項16】
前記ブラインドメイトコネクタは、前記設置レバーが前記ガイドレールに沿って前記遠隔無線ヘッドを下向きに強制する際に完全に係合する、請求項15による遠隔無線ヘッド組立体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話アンテナタワーなどの遠隔通信タワーで基地局のアンテナモジュールに遠隔無線ヘッド(RRH)を着脱可能に装着する為の組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
過去数年のうちに、アンテナ製造会社は、セルタワーのアンテナユニットの可能な限り近くにセルラー遠隔無線ヘッド(RRH)を載置する新たなアプローチを開発した。幾つかの構成では、物理的に隔離されている時に無線機をアンテナに接続するのに使用される同軸ケーブルの長さを最小化するように、アンテナユニットの後壁部にRRHユニットが装着される。ケーブルの長さにわたる信号損失は、アンテナから送信され、アンテナにより受信される電力量を最終的に減少させ、その有効範囲を減少させる。無線機をアンテナと一体化すると、アンテナによりカバーされる範囲を最適化する。混雑した都市部やスタジアム等では地上無線機を設けるのに利用可能なスペースが不足していることなど、RRHユニットをアンテナモジュールの近くに設置する事業計画理由も存在する。
【0003】
しかしながら、遠隔無線ヘッドはかなりの寸法及び重量を有するので、セルタワーのアンテナモジュールに対するその着脱は、作業を行なう技術者による何らかの努力を必要とし、可能な限り安全で便利な構成及び設計が求められる。RRHをアンテナモジュールに設置する為の安全かつ容易なプロセスの為の解決法を工夫するいろいろな努力が行われてきたが、RRHをアンテナユニットに着脱可能に装着する為の更に便利な構成の必要性が依然として存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の様々な実施形態によれば、フレームとブラケットとを有する遠隔無線ヘッド(RRH)が、セルラータワーのアンテナユニットの後壁部に摺動及び着脱可能に装着されるように構成される。RRHを摺動可能に収容する為のガイドレールが、後壁部に装着される。RRHブラケットの上部分は、RRHがガイドレールに沿って摺動可能かつ垂直に案内される時にアンテナモジュールの後壁部に面するように構成される少なくとも一つのアンカーピンを含む。ガイドレールは、アンカーピンと係合するフォーク形状の遠位端部を有する設置レバーを収容する為のスロットを含む。RRHの底側は、アンテナモジュールの収容コネクタと接続されるように構成される無線ケーブルコネクタを含む。ケーブルコネクタがアンテナモジュールの収容コネクタと近位で整合されるようにRRHが案内されると、フォーク状の遠位端部がアンカーピンと係合するように作業者は設置レバーをガイドスロットに係合させる。ピンに対する設置レバーの下向きの移動は、RRHケーブルコネクタをアンテナモジュールの収容コネクタと係合させる。逆に、設置レバーを反対方向に係合させると、RRHケーブルコネクタがアンテナモジュールコネクタから上向きに容易に外れる。
【0005】
別の実施形態によれば、RRHケーブルコネクタとアンテナモジュールのコネクタとが、互いに押し付けられた時の不整合を補正するブラインドメイト構成を含む。加えて、アンテナモジュールのコネクタは、ばね負荷構成でRRHケーブルコネクタを収容するようにばね機構を含む。
【0006】
その為に、一実施形態によれば、アンテナモジュールのコネクタはばね負荷を受けている。このモジュールの内側には、コネクタが無線コネクタ面と垂直になることを保証するコネクタ安定化構成も設けられる。更に、ばねを支持して、ばねが正しい方向に力を印加することを保証する整合カバーが設けられる、アンテナモジュールのばね負荷コネクタは、無線周波数信号経路の一体性を保証するように予負荷を受ける。軸方向及び径方向の上下移動の柔軟性を有するコネクタにより公差が克服されるという点で、ばね負荷コネクタは他の利点を有する。また無線コネクタへの力を維持して、ユニットへの振動及び衝撃負荷を通してロバストなRF接続を維持する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
様々な実施形態によれば、
【
図1】一実施形態によるセルラーアンテナユニットの後側に装着される遠隔無線ヘッドを示す。
【
図2A】一実施形態による、遠隔無線ヘッドの為のガイドレールと、後側に装着されたアンテナモジュールのコネクタを遮蔽及び案内する為のコネクタハウジングとを備えるセルラーアンテナユニットの後側を示す。
【
図2B】一実施形態による、
図2Aのアンテナモジュールに設置されるように構成される遠隔無線ヘッドを示す。
【
図2C】一実施形態による、遠隔無線ヘッドに装着されたフレームモジュールを、フレームモジュールをガイドレールに設置して上下に移動させる為の設置レバーとともに示す。
【
図3A】一実施形態による、遠隔無線ヘッドを上向き又は下向きに摺動させるように設置レバー構成が遠隔無線ヘッドと係合している状態でアンテナモジュールに設置された遠隔無線ヘッドを示す。
【
図3B】一実施形態による、遠隔無線ヘッドを下向きに摺動させてRFコネクタをアンテナモジュールRFコネクタと係合させるように設置レバー構成が遠隔無線ヘッドと係合している状態での
図3Aの遠隔無線ヘッドを示す。
【
図3C】一実施形態による、アンテナモジュールのRFコネクタと係合した遠隔無線ヘッド組立体の側面図である。
【
図4】一実施形態による、アンテナモジュールの入力/出力端子を外側のRFコネクタと接続する為のアンテナモジュールの後側でのガイドレール及び開口部の設置を示す。
【
図5】一実施形態による、アンテナモジュールの入力/出力端子に結合されているアンテナモジュールコネクタに設置されるコネクタハウジングを示す。
【
図6A】一実施形態による、
図5に示されたコネクタハウジングの上面図である。
【
図6B】一実施形態による、
図5及び6Aに示されたコネクタハウジングの断面図である。
【
図6C】一実施形態による、ばね組立体と
図5,6A,6Bに示されたコネクタハウジングの底側とを示す。
【
図7】一実施形態による、遠隔無線ヘッドの入力/出力端子をアンテナモジュール100の端子に結合するように構成されるRRHコネクタを示す。
【
図8】一実施形態による、遠隔無線ヘッドコネクタ部品がアンテナモジュールコネクタ部品と係合しているコネクタ及びコネクタハウジングの断面図を示す。
【
図9】別の実施形態による、セルラーアンテナユニットの後側に装着された一対の遠隔無線ヘッドを示す。
【
図10A】一実施形態による取付レール装着部を示す。
【
図10B】一実施形態による取付レール装着部を示す。
【
図10C】一実施形態による取付レール装着部を示す。
【
図10D】一実施形態による取付レール装着部を示す。
【
図11】一実施形態による、無線ヘッドに装着された取付ブラケットを示す。
【
図12A】発明の一実施形態による、無線ヘッドに装着された無線ガイドスペーサを示す。
【
図12B】発明の一実施形態による、無線ヘッドに装着された無線ガイドスペーサを示す。
【
図12C】発明の一実施形態による、無線ヘッドに装着された無線ガイドスペーサを示す。
【
図13】一実施形態による、取付ブラケットに装着される格納式ばねプランジャを示す。
【
図14A】一実施形態による、セルラーアンテナユニットの後側に無線ヘッド組立体を設置する為のステップを示す。
【
図14B】一実施形態による、セルラーアンテナユニットの後側に無線ヘッド組立体を設置する為のステップを示す。
【
図14C】一実施形態による、セルラーアンテナユニットの後側に無線ヘッド組立体を設置する為のステップを示す。
【
図14D】一実施形態による、セルラーアンテナユニットの後側に無線ヘッド組立体を設置する為のステップを示す。
【
図14E】一実施形態による、無線ヘッド組立体を設置する為の残りのステップを示す。
【
図14F】一実施形態による、無線ヘッド組立体を設置する為の残りのステップを示す。
【
図14G】一実施形態による、無線ヘッド組立体を設置する為の残りのステップを示す。
【
図14H】無線ヘッド組立体を取り外すステップを示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示では様々な実施形態において変形が行われ、その幾つかがここに詳しく記載される。しかしながら、本開示はここに記載の特定実施形態に限定されず、本開示の範囲に含まれる同等物及び代替物を含む。ここで使用される語は、特定実施形態を記述することを目的とし、開示の範囲を限定することは意図されていない。
【0009】
さて
図1を参照すると、例えば、市販の一対の締結機構104及び106を介してセルラータワー支柱108に装着されるアンテナモジュール100の斜視図が示されている。アンテナモジュール100は、様々な装着部を固定する為の様々なブラケットを収容するように構成される後壁部90を含む。例えば、上方締結機構106はブラケット92を介して後壁部90に固定され、下方締結機構104はブラケット94を介して後壁部90に固定される。
【0010】
加えて後壁部90は、コネクタハウジング288により被覆及び遮蔽されるアンテナモジュールコネクタ部品240の近位で整合された意図する場所に遠隔無線ヘッド102のコネクタ部品242が案内及び支持されるべく、下向きに摺動する際に遠隔無線ヘッド102を収容及び支持するように構成される二つのガイドレールモジュール112(
図1には一つのみ図示)を支持する。
【0011】
一実施形態によれば、
図2Aに示されているように、各ガイドレールモジュール112は、垂直構成で共に装着された二つのパネル130及び132を含み、パネル132はねじ134を介して後壁部90に装着され、パネル130は後壁部90から外向きに延出する。
【0012】
図1及び2Aに示されているように、遠隔無線ヘッド102の幅とほぼ等しい幅だけガイドレールモジュール112は隔離されている。各パネル130は、遠隔無線ヘッド102の各側に締結された対応する肩付きねじ142を収容するガイドスロット140を上方及び下方部分に含む。
【0013】
一実施形態によれば、パネル130の少なくとも一方は、設置者が、遠隔無線ヘッド102を下向きに強制摺動させてアンテナモジュール100の端子120(
図4)に結合されたアンテナモジュールコネクタ部品240とそのコネクタ部品242を係合させるか、あるいは逆に、ガイドレールモジュール112から遠隔無線ヘッドを取り外す為に遠隔無線ヘッド102を上向きに強制摺動させてそのコネクタ部品242をコネクタ部品240から外すのを助ける設置レバー(不図示)を収容する為の細いスロット116を上部分に含む。
【0014】
図2A及び2Bは、アンテナモジュールに設置されていない時の遠隔無線ヘッド102も示している。遠隔無線ヘッド102は、遠隔無線ヘッド102をアンテナモジュール100に固定する為にその後側に装着されるフレームモジュール118を含む。フレーム118は、フレーム118の上部分及び底部分に対応して装着される上部ハンドルブラケット110と底部ハンドルブラケット124a及び124bとを含む。上部ハンドルブラケット110は三つのブラケット区分126a,126b,126cを含み、区分126aはフレーム118の後部幅に沿って延在し、残りの二つの区分126b及び126cはフレーム118から垂直に延出して、遠隔無線ヘッド102の奥行とほぼ同じ奥行を各々が有する。底部ブラケット124a及び124bは、フレーム118の二つの側面から垂直に延出して、遠隔無線ヘッド102の奥行とほぼ同じ奥行を有する。上部及び底部ハンドルブラケットは、技術者による遠隔無線ヘッド102の便利な把持及び取り扱いを可能にする為に適切に設けられたスロットを含む。
【0015】
一実施形態によれば、上部ブラケット区分126aは、
図2Cに示されているように、ブラケット区分126aの前面の後方に延出する肩付きねじなどのアンカーピン114を含む。アンカーピン114は
図2Cに示されているように設置レバー150と係合する構成を持ち、後で残りの図に関連してより詳しく説明される。様々な実施形態によれば、アンカーピン114は、ブラケット126aから後壁部90に向かって延出する何らかの突出部であり、突出部に加えられる設置レバーの力の方向に応じて上向き又は下向きでの遠隔無線ヘッドの移動を強制する為に設置レバーと係合するように構成される。
【0016】
図2Cに示されているように、設置レバー150は、アンカーピン114と係合する例えばフォーク形状として構成される遠位端部152を含み、こうして、アンテナモジュール100の後部に沿って上に摺動する際に作業者は遠隔無線ヘッド102を強制的に持ち上げることができ、あるいは、逆に、アンテナモジュール100の後部に沿って下に摺動する際に作業者は遠隔無線ヘッド102を強制的に押下することができる。
【0017】
一実施形態によれば、遠隔無線ヘッド102をガイドレールモジュール112に固定載置する為に、パネル130a及び130bは、対応する肩付きねじ142を収容する開口スロットとして構成される肩付きねじガイド又はスロット140を上及び底部分に含む。一実施形態によれば、ガイドスロット140は、肩付きねじ142の直径より小さい直径を有するネック部分を含むので、肩付きねじ142がガイドスロット140に沿って摺動する時に、更に力を加えなければねじはネック部分を越えて移動しない。しかしながら、充分な力が加えられると、ネック部分が開口して肩付きねじはスロット140の残り部分に沿って摺動することができ、肩付きねじは底部分に当接できる。
【0018】
肩付きねじ142は、遠隔無線ヘッド102の両側に装着されている。一実施形態では、遠隔無線ヘッドがアンテナモジュールの後側に載置されて後側に向かって押圧されると、設置レバー150が遠隔無線ヘッドに下向きの力を加えた時に、遠隔無線ヘッドは側部パネル130a及び130bに対して下向きに摺動し、肩付きねじはねじガイド又はスロットの開口部へ摺動して、最初にネック部分と当接し、最終的にはネック部分を越えてスロットの底部分へ移動するように、遠隔無線ヘッド102の各側はねじガイド140の場所に対応する上及び底部分に二つの肩付きねじ142を有する。一実施形態によれば、
図3Aに示されているように、ねじガイドの底部分に当接した時に遠隔無線ヘッドの重量の一部を担うように肩付きねじは構成される。
【0019】
更に
図3A及び3Bに更に示されているように、設置レバー150は、一実施形態では設置レバーの遠位端部から或る距離を有する所定の支点に設けられる少なくとも一つの上方切欠き152aと追加の下方切欠き152bとを含むので、側部パネル130aのスロット116に設置レバーが摺動挿入された時に、遠位端部フォークがねじ114と係合すると、切欠きはスロット116と整合されてこれに配置され、設置レバーの旋回点が画定される。別の実施形態によれば、設置レバー150は切欠き152a又は152bを含まない。この状況で、設置レバーがスロット116に挿入されると、それは遠位端部がねじ114と係合するまで延出し、スロット116の縁部に当接する設置レバーの場所が設置レバーの支点を画定し、設置レバーの近位端部に加えられる力が設置レバーをその支点で上下に旋回させる。設置レバーの近位端部が下向き又は上向きに移動する際に、切欠き152により設置レバーは幾らかの自由度を有して上向き又は下向きに旋回できる。
【0020】
再び
図3Aを参照すると、ねじ156は、遠隔無線ヘッド102が設置レバー150により押下されて遠隔無線ヘッドのコネクタがアンテナモジュール100のアンテナモジュールコネクタに完全に係合すると遠隔無線ヘッド102を側部パネル130a及び130bにしっかりと固定するように構成される。更に、遠隔無線ヘッド102は、上端部でブラケット110のパネル126c及び126dへ摺動するように構成される側部パネル136a及び136bも含み得る。
図7にも示されているように、側部パネル136a及び136bは、底端部でブラケット124a及び124bへ摺動するようにも構成される。
【0021】
図3Bは、設置レバー150が上向きに押されて遠隔無線ヘッド102を下に移動させ、遠隔無線ヘッドのコネクタ部品242とアンテナモジュール100のコネクタ部品240との間に締まり嵌めを形成する様子を示している。更に、
図3Cは、ガイドレール112に載置された遠隔無線ヘッド102の側面図を示し、肩付きねじは下に摺動してスロット142内に当接し、ブラケット126aは、設置レバー150を収容する為のねじ114を含む。
【0022】
図2Aに示されている一実施形態によれば、後壁部90はモジュール154も含む。モジュール154は、遠隔電動チルト(RET)モジュールと呼ばれる遠隔制御モータである。一部のアンテナは、アンテナパターンを電気的に上下に「傾動させる」構造を中に有する。これらの構造はこの遠隔制御モータにより駆動され得る。
【0023】
一実施形態によれば、
図4は、ガイドレールモジュール112を後壁部90の表面に装着するのに使用されるねじ158を示す。更に示されているように、後壁部90は、アンテナモジュール100などの例示的なアンテナモジュールの四つの入力/出力端子120へのアクセスを提供するように構成される四つの開口部160も含む。
【0024】
上述の一実施形態によれば、ピン114と上部ブラケット区分126aの中央のいずれかでのその場所とに言及しているが、他の実施形態によれば、アンテナモジュールのコネクタ部品240との整合状態で遠隔無線ヘッドが配設される限り、ピン114の場所はブラケット区分126aの幅に沿った任意の所望の箇所であることに注意していただきたい。当業者には認識され得るように、上部ブラケット区分の幅に沿ったねじ114の位置とは関係なく、設置レバー150が下向き又は上向きに垂直力を加える。更に、他の実施形態によれば、一より多いピン14が採用され、スロット116に最も近いねじと設置レバー150が係合する。
【0025】
その為に、
図5は、中空支持ピン262を通した導体260を介してコネクタ組立体の第1コネクタ部品240に結合され、コネクタ組立体の雄部品として機能する、アンテナモジュール100の入力及び出力ポート又は端子を示し、そしてそれは、コネクタ組立体の第2コネクタ部品242(
図7)に結合するように意図され、それに従って組立体の雌コネクタ部品として機能し、
図7に示されるように、遠隔無線ヘッド102の入力/出力端子238に結合される。
【0026】
一実施形態によれば、アンテナモジュールの入力/出力端子120を遠隔無線ヘッドの入力/出力端子に結合するように構成されるコネクタ組立体は、無線周波数システムで使用される無線周波数業界標準である変形ばね負荷ブラインドメイト4.3‐10コネクタ組立体である。好ましくは、一実施形態によればプッシュプル型コネクタが採用される。ブラインドメイト接続では、雄及び雌部品について、係合中の二つの部品の不整合を許容する自己整合特徴により、摺動又はスナップ作用を介して係合作用が生じる。この特徴は、
図8により詳しく示されているように遠隔無線ヘッドがアンテナモジュールのコネクタに向かって押下される際に遠隔無線ヘッド102のコネクタ部品とアンテナモジュール100のコネクタ部品とが互いの近くに並置されると、これらの部品との間の不整合に適応する。
【0027】
図5,6A及び6Bは、コネクタ部品240の被覆及び保護を行なうように構成されるコネクタハウジング組立体286も示しており、
図6Aはハウジング組立体286の上面図を示し、
図6Bは
図6Aに示されているA‐A断面におけるハウジング組立体286の側面図を示す。
【0028】
本発明の一実施形態による各コネクタ部品240は、4.3‐10コネクタなどのブラインドメイトコネクタの雄部品である。コネクタ部品240は、アンテナモジュール100の入力/出力ポートに接続され、これに対して信号を受信及び送信する。
図5に更に示されているように、コネクタ部品240は、アンテナモジュール100から垂直に延出する硬質の中空ピン262により支持される。ワイヤ260などの導体はピン262を通って、アンテナモジュール100の入力/出力端子を各コネクタ部品240に電気結合する。この構成により、アンテナモジュール100の入力/出力端子はアンテナモジュールの外部空間へのアクセスを有することができる。
【0029】
図5,6A‐6Cに示されているように、一実施形態によれば、コネクタハウジング組立体286は、各々が対応するコネクタ部品240に嵌着するようにサイズ決めされ、構成されるハウジングユニット288を含む。一実施形態において、コネクタハウジング組立体286は、アンテナモジュール100の後壁部90への装着により開口部160を確実に密閉するべく、矩形の平坦面296がねじ310(
図5)を収容する面の各角部に設けられた四つの孔を有してハウジングユニット288を一体化した一つのユニットとして成形される。ハウジングユニット288は、
図5に示されている三つの側壁部と開口側311(
図6B)とを有して、コネクタ部品240を各ハウジングユニット288の内側に嵌着させることができる。
図5及び6Bに示されているように、各ハウジングユニット288の上部分(遠位端部)288aは、各コネクタ部品240の上部分312を囲繞するように構成される。一体成形ユニットとしてのハウジングユニット288及び表面296は、太陽、風、雨など外的要素からの保護をコネクタ部品240に提供する。
【0030】
一実施形態によれば、ハウジングユニット288と平坦面296とは好ましくはプラスチックで製作される。プラスチック材料は、金属コネクタからのパッシブ相互変調を防止するのに最も適している。一実施形態によれば、選択される材料はアクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)ガラス充填材料である。これは、強度、軽量、UV保護、そして成形性を有する。他のプラスチック代用品は、UV保護及び/又は強度を備えなければならない。
【0031】
図6Cを参照すると、一実施形態によるハウジング組立体286の残りの構造がより詳しく示されている。したがって、コネクタ部品240の下方にばね支持モジュール290が載置されており、ばね支持モジュールは、下及び上向きに押された際にばね支持体290と密着してコネクタ部品240が移動できるように、
図8により良く示されるように各コネクタ部品240の底部分の周りに並置されたベース面と上壁部とを有する。ばね支持モジュール290は、そのベース面の外側に接続されたピン302も含む。ばね292はピン302の周りに取り付けられるので、その一端部はコネクタ部品240のベース面の近くに配設されて他端部は平ピン295により保持される。四つのねじ298でハウジングユニットの底部に装着されたベースプラグ294は更に、各ハウジングユニット288の底部を密閉するように配設される。ベースプラグ294は、ばね292の底部分と平ピン295とを囲繞するように構成されるベースプラグスリーブ304を含み、底側からの各ハウジングユニットの防水シールも作る。
【0032】
その為に、アンテナモジュールのコネクタがばね負荷を受けると、様々な利点が得られる。支持モジュール290はピン302とともに、整合カバーとして機能するベースプラグ294及びベーススリーブ304に沿った整合状態にあってばねを支持してばねが正しい方向に力を印加することを保証するので、無線コネクタ面に垂直であるコネクタとの軸方向及び径方向の整合を保証する。アンテナモジュールのばね負荷コネクタは、強固な電気接続を保証するべく予負荷を受けている。ばね負荷コネクタは、上下移動時に柔軟性を有するコネクタにより公差が克服され得るという点で他の利点を有する。ばね292は、無線コネクタへの力を維持し、ユニットへの振動及び衝撃負荷を通して強固な機械及びRF接続を維持する。
【0033】
図7は、一実施形態においてコネクタ4.3‐10規格により規定されるものなどブラインドメイトコネクタ組立体の雄部品である遠隔無線ヘッド102のコネクタ部品242を示す。コネクタ部品242は、遠隔無線ヘッド102の入力/出力ポートに結合される。
【0034】
そのため、
図8は、アンテナモジュール100の端子に遠隔無線ヘッド102が結合された時のブラインドメイトコネクタ組立体の断面図を示す。コネクタ部品242は結合器に接続される。
【0035】
幾つかの用途で、結合器320は、一実施形態によれば、主な電気経路からの電気信号を分岐するように任意で設置される。結合器320の片側は、四つのねじと結合ポートとして機能するコネクタとを備える円形プレートを含む。一般的に、結合器320が設置された場合、主な無線信号は結合器を通り、少量の電力が分岐されて監視の為の結合ポートで利用可能である。
【0036】
一実施形態によるブラインドメイトコネクタ組立体は、雄雌コネクタ部品を固定する為のねじ及びナットを有さず、代わりにばね292(
図8)と係止ねじ156(
図3A)とで安定化される。
【0037】
その為、本明細書に記載のブラインドメイトコネクタ組立体と規格4.3‐10との一つの相違は、係合された接続がどのように固定されるかである。規格4.3‐10の雌コネクタは、雄コネクタの結合ナットとの適合性があるねじ付き外側ハウジングを有する。ナットがねじに留められて、境界面を安定的に保持する。
【0038】
結合器320の遠位端部320aは、設置レバー150により加えられる力で遠隔無線ヘッド102が下向きに移動する際にコネクタ部品240との完全な接触及び係合を可能にするのに充分な長さを有する。コネクタブーツ318が結合器320に装着され、結合器320の遠位端部320aを被覆するとともに、結合器320がコネクタ部分240へ移動する際にはコネクタハウジングユニット288の遠位端部288aを被覆する。その為に、コネクタブーツ318の近位部分318aの直径は結合器320の遠位部分320aの直径とほぼ等しく、スリーブとしてこれを確実に囲繞し、一方でコネクタブーツ318の遠位部分318bの直径は、結合器320の遠位部分320aとコネクタハウジング288の遠位部分288aの両方をスリーブとして被覆するのに充分なほど大きい。
図8に示されるように、結合器320の遠位端部分320aと装着されたコネクタブーツ318とは、コネクタハウジング288の内部及び周りで自由に移動する。
【0039】
結合器320が設置されない別の実施形態によれば、各コネクタ部品242は、コネクタ部品240との係合の為の結合器320と類似の構造を有することに注意していただきたい。結合器320に装着される代わりに、コネクタブーツ318はコネクタ部品240に装着されてコネクタ部品240の遠位端部を被覆する。コネクタ部品240の遠位端部分と装着されたコネクタブーツ318とは、コネクタハウジング288の内部及び周りで自由に移動する。
【0040】
結合器320が部分288aに向かって移動する際に、ばね支持体290はばね292に力を加えて、弛緩位置、好ましくは予負荷位置から圧縮位置へばねを移動させる。一方で、ブラインドメイト組立体の二つのコネクタ部品が互いに押し付けられた時に、コネクタ部品242のピン270,272はコネクタ部品240のピン264,266に結合される。遠隔無線ヘッド102がコネクタ部品240へと下に圧迫されると、ばね292は下向きに圧縮され、遠隔無線ヘッド102がアンテナモジュール100への接続から引き戻される時には蓄積された圧縮によりコネクタ部品240を着脱可能に押し戻すのを可能にする。
【0041】
図9‐14Hは、対応する図を参照して以下でより詳しく考察されるように下向き及び上向きに旋回移動する取付レバーを使用することにより、遠隔無線ヘッドを取付レールモジュールに沿って横へ摺動させて無線ヘッドコネクタをアンテナモジュールコネクタと係合させることにより遠隔無線ヘッドが設置される別の実施形態を示している。
【0042】
その為、
図9は、セルラーアンテナモジュール100の後壁部90に設置された二つの遠隔無線ヘッド402及び404を示す。遠隔無線ヘッドは、遠隔無線ヘッドの容易な取り扱いの為に構成されるハンドル416及び418を備える411及び414などの取付ブラケットを含む。遠隔無線ヘッド402及び404は、それらの後側に結合されて取付レールモジュール406に沿って摺動する無線スペーサガイドレール(不図示)も有する。摺動取付レールモジュール406は、遠隔無線ヘッド402及び404をアンテナモジュールに電気結合させるのを可能にする意図する場所までスペーサガイドレールを摺動させることのできる距離だけ隔離された上方ガイドレール408と下方ガイドレール410とを含む。コネクタハウジング288は、遠隔無線ヘッド402及び404のコネクタ部品242とともに、
図5‐8を参照して上に詳しく記載されている。
【0043】
図10A及び10Dは、一実施形態による取付レールモジュール406の構造をより詳しく示している。上述したように、取付レールモジュール406は、
図10Dにより詳しく示されているコネクタプレート412により互いに装着される上方ガイドレール408と下方ガイドレール410とを含む。コネクタプレート412は、その端部の各々から延出するストッパプレート417を備える平坦面を含む。ストッパプレート417は、上方及び下方ガイドレールにより形成される中空空間に突出し、作業者が取付レールモジュール406内で遠隔無線ヘッド402及び404を摺動させる時にこれらが更に摺動するのを防止するように構成される。コネクタプレート412は、取付レールモジュール406に沿った遠隔無線ヘッド402及び404の摺動に適応した距離で、上方及び下方ガイドレール408及び410にプレート412を装着するねじに適応する四つ(4個)のねじ付き孔を各角部に含む。下方及び上方ガイドレール408及び410の各々の長さに沿って配置された貫通孔413は、セルラーアンテナモジュールの後壁部90に取付レールモジュール406を装着するプロセスを容易にする。
【0044】
図10Bは、取付レールモジュール406の側面を示し、上方ガイドレール408は前壁部422と上壁部428と後壁部420とを含む。同様に、下方ガイドレール410は前壁部424と底壁部426と後壁部419とを含む。取付レールモジュールは、
図7及び8を参照して詳しく記載されるように、作業者がレバーを対応する旋回フック415と係合させて遠隔無線ヘッド402及び404の対応するコネクタをアンテナモジュールのコネクタとブラインドメイト構成で電気結合させる時に、遠隔無線ヘッド402及び404を下向き及び上向きに押したり引いたりする為のレバーに適応するように構成される旋回フック415も含む。
【0045】
図10A及び10Dは、遠隔無線ヘッド402及び404と対応する無線ガイドスペーサに適応するように構成される取付レールモジュール406の下方ガイドレール410のガイドスロット430,432,434,436を示す。より具体的に記すと、一実施形態による各遠隔無線ヘッドは、ガイドスロットとの整合構成で停止するまで上方及び下方ガイドレール408及び410の間で摺動し、続いて上で説明されたブラインドメイト接続の為にガイドスロットへ押圧されるスペーサガイドレールを、少なくとも一つ、好ましくは二つ含む。
【0046】
別の実施形態によれば、
図11は、予定される目的の為にユーザが無線ヘッドを運搬、設置、そして設置解除する為の、404など例示的な一つの遠隔無線ヘッドに付加される遠隔無線ヘッド取付ブラケット412を示す。取付ブラケット412は、各側から側部プレート448及び450に延在する上部プレート446を含み、各スライドプレート448/450は、取付ブラケット412を遠隔無線ヘッド402及び404に装着するねじを用いる為の貫通孔を有する。上部プレート446は、作業者が遠隔無線ヘッド404を持ち運ぶのに使用する為のハンドル418を含む。取付ブラケット412は、上部プレートから垂直に延出する後部プレート452も含む。後部プレート452は、
図13を参照して後述するように、L字ハンドル格納式ばねプランジャ456を接続する為の二つの孔を各側に含む。ばねプランジャ456の各々は、L字ハンドル486を操作することにより係止又は非係止位置に設定することができ。
図11は、床に載置された時に遠隔無線ヘッド404を保護するように無線ヘッドの底部に装着される支持脚部460及び支持プレート490も示す。遠隔無線ヘッド404について
図11に示された上の特徴は遠隔無線ヘッド402にも同じく存在することが理解されるはずである。
【0047】
更に
図11に示されているように、404などの例示的な遠隔無線ヘッドの後側には無線ガイドスペーサ440及び442も装着される。例示的な無線ガイドスペーサ440などの無線ガイドスペーサ440及び442のより詳細な構造が、
図12A‐12Cを参照して示される。
図12Aは、二つの貫通孔を有する無線ガイドスペーサ440の前部プレート472を示す。
図12Bは、前部プレート472と後部プレート474とともに、前部及び後部プレート472及び474の間に挟持されるT形状ブラケット478を示す無線ガイドスペーサ440の側面図である。その為に、
図12Cは、垂直プレート470と水平プレート476とを有する挟持状態のT形状ブラケット478を示す
図12BのA‐A断面を示す。垂直プレート470の幅は、取付モジュール406の下方ガイドレール410の430,432など対応するガイドスロット、あるいは下方ガイドレール410のガイドスロット434,436と整合するようにそれに応じて適宜構成される。同様に、無線ガイドスペーサ440の厚さは、上方及び下方ガイドレール408及び410の前部プレートの対応する厚さと整合して、無線ガイドスペーサ440及び442の垂直プレート470が430及び432など対応するガイドスロットに配置されるまで無線ガイドスペーサが取付モジュール406に沿って摺動するように構成される。
【0048】
図13は、一実施形態による例示的な格納式ばねプランジャ456を示す。プランジャは、ばね(不図示)と当接してねじ部分484に包囲される格納式ピン482と、係止ハンドル486とを含む。動作中には、ハンドル486を回転させることにより、プランジャ482が格納位置へ引き戻されてこの位置に係止され得る。そしてプランジャはハンドル486を再び回転させることにより非係止位置へ解放され得る。プランジャ456のL字ハンドル486は、プランジャが係止位置に格納された時に水平位置となるように構成されるとともに、非係止位置でプランジャが解放された時に垂直位置となるように構成される。
【0049】
図14A乃至14Hは、一実施形態による遠隔無線ヘッド402及び404を設置及び設置解除するプロセスを示す。その為に、
図14A‐14Hは、上方ガイドレール408と下方ガイドレール410とにより形成される取付レールモジュール406の通路に沿ってユーザがスペーサガイド440を整合させるステップを示す。この設置ステップ中に、設置者は、コネクタプレート415により停止されるまで遠隔無線ヘッドを取付レールモジュールに沿って摺動させるようにプランジャ456を格納及び係止する。このステップで、ブラケット442及び440の垂直プレート470はそれぞれガイドスロット432及び430と部分的に係合する。
図14Bは、取付レールモジュール406に沿って摺動する際の遠隔無線ヘッド404の正面図を示す。
【0050】
図14Cは、前部プレート及び後部プレート472,474が取付レールモジュール406の上方及び下方ガイドレールの前壁部422‐424と摺動係合する際のスペーサガイド440の拡大図を示し、一方で
図14Dは、下方取付プレート491内で摺動する際の支持プレート490の拡大図を示す。T形状ブラケット478が前部プレート422及び424の上下でそれぞれ摺動する際に、プレート417により、そして取付レールモジュール406の下方ガイドレール410の430‐432などのガイドスロットの上方で停止する。このステップでは、一実施形態による
図14Eに示されているように、作業者が格納式プランジャ456を解放すると、これを受けて孔504の若干上方における取付レールモジュール406の前面422へピン482が解放される。
【0051】
図14Fに示されているように、続く設置ステップの間に、設置者は、旋回フック415と係合するように例えばフォーク形状として構成される遠位端部504を含む設置レバー502を採用し、T形状ブラケット478の垂直プレート470が対応するガイドスロット432及び430で下に摺動する際に、設置者は遠隔無線ヘッド402を強制的に押し下げる。遠隔無線ヘッドに上向き及び下向きの力を加える為に支点としてのハンドルの上又は下に設置レバーを載せるように、それぞれハンドル418,416の突出幅より後方に旋回フック415が設けられる。
【0052】
この点で、格納式プランジャ456の対応するピン482が対応する孔504へ押入され、アンテナモジュールコネクタは遠隔無線ヘッド402及び404のコネクタとブラインドメイト構成で完全に係合する。
図14Gは、二つの遠隔無線ヘッド404及び402がセルラーアンテナモジュールの後部に設置された構成を示す。一実施形態によれば、プランジャ456のハンドル486は、非係止位置でプランジャが解放された時に垂直方向上向きであって、設置又は設置解除のステップが完了した後でレバー502は孔503を通して遠隔無線ヘッドに確実に当接できる。
【0053】
図14Hは、遠隔無線ヘッドを設置解除するステップを示し、設置者は最初にピン482を格納してこれを格納位置に係止し、この時はハンドル418の下でレバーを摺動させて遠位端部504を旋回フック415に係合させ、垂直プレート470がその対応するガイドスロットから摺動して出るようにレバーを上向き方向に押すことにより、レバー502を係合させる。そして設置者は、遠隔無線ヘッドを摺動させて取付レールから出す。
【0054】
本発明の或る特徴のみが本明細書に図示及び記載されたが、多くの変形、代替、変更、又は同等物を当業者は発案するだろう。それゆえ、発明の真の趣旨に含まれるような変形及び変更全てを包含することを本出願が意図していることが理解されるはずである。
【0055】
本開示は以下の主題を含む。
【0056】
(1)遠隔無線ヘッドをアンテナユニットの後壁部に装着するように構成される遠隔無線ヘッド組立体であって、
遠隔無線ヘッドを取り扱う為のハンドルを有する遠隔無線ヘッドの上部に結合されるハンドルであって、遠隔無線ヘッドの後壁部に結合される少なくとも一つの無線スペーサガイドを上部ブラケットが有する、ハンドルと、
アンテナユニットの後壁部に装着されて、取付レールモジュールに沿って無線スペーサガイドを摺動させる為の距離で互いに隔離されている上方及び下方ガイドレールを有する取付レールモジュールと、
旋回フック及び上部ブラケットのハンドルと係合して遠隔無線ヘッドを上向き及び下向き方向に押圧する設置レバーを収容するように構成されて、アンテナユニットの後壁部に対して固定配設される旋回フックと、
を具備する遠隔無線ヘッド組立体。
【0057】
(2)設置レバーはフォーク形状の遠位端部を有する、第(1)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0058】
(3)遠隔無線ヘッドの上部分に結合される上部ブラケット区分にハンドルは装着される、第(2)節による遠隔無線ヘッド。
【0059】
(4)設置レバーの為の支点としてハンドルが機能できるように上部ブラケットのハンドルの突出幅に沿った場所で取付レールモジュールの上方ガイドレールの上側に旋回フックは装着される、第(3)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0060】
(5)上部ブラケットが更に、遠隔無線ヘッドが取付レールモジュールに沿って摺動する時に格納位置に残るように構成される格納式プランジャを含み、下向き方向に圧迫されるように遠隔無線ヘッドが配置された時に格納式プランジャが解放される、第(4)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0061】
(6)遠隔無線ヘッドが意図する場所で下向きに押圧される時に取付レールモジュールに設けられた孔にプランジャは係止される、第(5)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0062】
(7)取付レールモジュールは二つの遠隔無線ヘッドを収容し、各々が取付レールモジュールの一端部からその中心に向かって摺動する、第(3)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0063】
(8)取付レールモジュールの下方ガイドレールはガイドスロットを含み、遠隔無線ヘッドが下向きに押圧される時にガイドスロットへ摺動する垂直プレートを無線スペーサガイドは含む、第(3)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0064】
(9)無線スペーサガイドの対応する垂直プレートを収容する為の少なくとも二つのガイドスロットを下方ガイドレールは有する、第(8)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0065】
(10)レール取付モジュールの上方及び下方ガイドレールの前壁部と摺動構成で係合するように構成される前部及び後部プレートを無線スペーサガイドは含む、第(4)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0066】
(11)水平及び垂直プレートを有するT形状プレートを無線スペーサガイドが含み、摩擦嵌め構成でガイドスロットと係合するように構成される幅を垂直プレートが有する、第(10)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0067】
(12)無線スペーサガイドの垂直プレートが、ガイドスロットを広げて垂直プレートを通過させるのに充分な力を加える際に対応するガイドスロットで摺動するように構成される、第(11)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0068】
(13)遠隔無線ヘッドの入力/出力端子に結合される遠隔無線ヘッドコネクタ部品を更に具備する、第(12)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0069】
(14)遠隔無線ヘッドコネクタ部品がブラインドメイトコネクタの雄コネクタ部分の一つである、第(13)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0070】
(15)ブラインドメイトコネクタの雌コネクタ部分と係合するように遠隔無線ヘッドコネクタ部品は整合され、雌コネクタ部分はアンテナユニットの入力/出力端子に結合される、第(14)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0071】
(16)ブラインドメイトコネクタは、設置レバーがガイドレールに沿って遠隔無線ヘッドを下向きに強制する際に完全に係合する、第(15)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0072】
(17)遠隔無線ヘッドをアンテナユニットの後壁部に装着するように構成される遠隔無線ヘッド組立体であって、
遠隔無線ヘッドを取り扱う為に遠隔無線ヘッドの上部分に結合される上部ブラケット区分であって、上部ブラケットがアンテナユニットの後壁部に向かって延出する少なくとも一つの突出部を有する、上部ブラケット区分と、
遠隔無線ヘッドの上側部分に結合される第1側部ブラケット区分であって、この側部ブラケット区分は遠隔無線ヘッド突出部と旋回点で係合するように構成される設置レバーを収容する為の旋回点を有する、第1側部ブラケット区分と、
を具備する遠隔無線ヘッド組立体。
【0073】
(18)第1側部ブラケット部分の旋回点は、設置レバーを収容する為のスロットを具備する、第(17)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0074】
(19)設置レバーの遠位端部が突出部と係合した時に旋回点と整合するように長さに沿った場所に配置される切欠き部分を設置レバーは有する、第(17)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0075】
(20)突出部はアンカーピンである、第(19)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0076】
(21)突出部は肩付きねじである、第(19)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0077】
(22)設置レバーの遠位端部はフォーク形状である、第(20)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0078】
(23)アンテナユニットの後壁部に装着されて遠隔無線ヘッドとほぼ同じ幅を画定する第1及び第2ガイドレールを更に具備する、第(18)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0079】
(24)第1及び第2ガイドレールの各々は、互いに垂直な第1プレートと第2プレートとを有し、第1プレートはアンテナユニットの後壁部に装着されて、第2プレートは第1プレートから外向きに延出する、第(23)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0080】
(25)ガイドレールの第2プレートは、その上部分の近くに設けられる第1ガイドスロットと、その底部分の近くに設けられる第2ガイドスロットとを含む、第(24)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0081】
(26)遠隔無線ヘッドは、ガイドレールの第2プレートの第1及び第2ガイドスロットに対応してその側面に装着される第1及び第2肩付きねじを有する、第(25)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0082】
(27)ガイドスロットは、肩付きねじの直径より小さい直径を有するネック部分を更に含む、第(26)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0083】
(28)ガイドスロットのネック部分を広げて肩付きねじを通過させるのに充分な力を加えた際に、遠隔無線ヘッドの第1及び第2肩付きねじはガイドレールの第2プレートの第1及び第2ガイドスロットで摺動する、第(27)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0084】
(29)遠隔無線ヘッドの入力/出力端子に結合される遠隔無線ヘッドコネクタ部品を更に具備する、第(28)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0085】
(30)遠隔無線ヘッドコネクタ部品はブラインドメイトコネクタの雄コネクタ部分の一つである、第(29)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0086】
(31)ブラインドメイトコネクタの雌コネクタ部分と係合するように遠隔無線ヘッドコネクタ部品は整合され、雌コネクタ部分はアンテナユニットの入力/出力端子に結合される、第(30)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0087】
(32)ブラインドメイトコネクタは、設置レバーがガイドレールに沿って遠隔無線ヘッドを下向きに強制する際に完全に係合する、第(31)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0088】
(33)遠隔無線ヘッドをアンテナユニットの後壁部に装着するように構成される遠隔無線ヘッド組立体であって、
入力/出力端子を有する遠隔無線ヘッドであって、端子はブラインドメイトコネクタの第1コネクタ部分に結合される、遠隔無線ヘッドと、
アンテナユニットの入力/出力端子への外部アクセスを提供する為のアンテナユニットの後壁部の出口開口部と、
アンテナユニットの入力/出力端子をブラインドメイトコネクタの第2コネクタ部分に結合する為のコネクタと、
複数のハウジングユニットを有するハウジング組立体であって、各ハウジングユニットはブラインドメイトコネクタの第2コネクタ部分を被覆するように構成され、ハウジングユニットはブラインドメイトコネクタの第2コネクタ部分と整合された係合側開口部を有し、ハウジングユニットは黒壁部ユニットの出口開口部を被覆するようにアンテナユニットの後壁部の出口開口部に対応する開口部を備える密閉側を有する、ハウジング組立体と、
ハウジングユニット内でブラインドメイトコネクタの第2コネクタ部分に配設されるばね組立体ユニットであって、ブラインドメイトコネクタの第2コネクタ部分の間で一定方向に固定されるばね組立体と、
ハウジングユニットの底側を密閉する為のベース面を有する密閉ベースプラグであって、ベース面はハウジング組立体の係合側開口部と反対に配設され、遠隔無線ヘッドに押圧力を加えた際にブラインドメイト組立体の第1及び第2コネクタ部分が互いに係合してばねを圧縮モードに押圧するように、遠隔無線ヘッドの第1コネクタ部分はアンテナユニットの第2コネクタの近くに載置される、密閉ベースプラグと、
を具備する遠隔無線ヘッド組立体。
【0089】
(34)ハウジングユニットの各々は、遠隔無線ヘッドの対応する第1コネクタ部分に嵌着するようにサイズ決めされ、構成される、第(33)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0090】
(35)ハウジング組立体は、アンテナユニットの後壁部に載置されて密閉接続を形成する矩形平坦面とハウジングユニットを一体化する一つのユニットとして成形される、第(34)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0091】
(36)アンテナユニットの第2コネクタ部分をハウジングユニット内に嵌着させるようにハウジングユニットの各々は三つの側壁部と開口側とを有する、第(35)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0092】
(37)ハウジングユニットの上部分がアンテナユニットの第2コネクタ部分の上部分を囲繞するように構成される、第(36)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0093】
(38)アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)ガラス充填プラスチック材料でハウジング組立体は製作される、第(37)による遠隔無線ヘッド組立体。
【0094】
(39)ばね支持モジュールは、アンテナユニットの各第2コネクタ部分の底部分の周りで並置されるベース面と上壁部とを更に具備する、第(38)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0095】
(40)密閉ベースプラグは、ハウジングユニットの内部に延出するベースプラグスリーブを更に具備する、第(39)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0096】
(41)ベース面の外側に接続されるばね支持ピンを更に具備し、ばね支持ピンの周りにばね部材が取り付けられ、ばね部材は第2コネクタ部分のベース面の近くに配設される一端部を有し、ばね部材の他端部がベースプラグスリーブ内に配設される、第(39)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0097】
(42)ばね部材はばね負荷を受ける、第(41)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0098】
(43)遠隔無線ヘッドの第1コネクタ部分を被覆するように構成されるコネクタブーツを更に具備し、コネクタブーツは、遠隔無線ヘッドの第1コネクタ部分の遠位端部と、ハウジングユニットの各々の遠位端部とを囲繞する、第(42)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【0099】
(44)遠隔無線ヘッドの第1コネクタ部分とアンテナユニットの第2コネクタ部分とに結合される結合器を更に具備し、結合器は第1及び第2コネクタ部分の間の電気信号主要信号経路を分岐する、第(42)節による遠隔無線ヘッド組立体。
【符号の説明】
【0100】
90 後壁部
92,94 ブラケット
100 アンテナモジュール
102 遠隔無線ヘッド
104 下方締結機構
106 上方締結機構
108 セルラータワー支柱
110 上部ハンドルブラケット
112 ガイドレールモジュール
114 アンカーピン
116 スロット
118 フレームモジュール
124a,b ハンドルブラケット
126a,b,c ブラケット区分
130 パネル
130a,b 側部パネル
132 パネル
136a,b 側部パネル
140 ガイドスロット
142 肩付きねじ
150 設置レバー
152 遠位端部
152a 上方切欠き
152b 下方切欠き
154 モジュール
156 ねじ
158 ねじ
160 開口部
238 入力/出力端子
240 コネクタ部品
242 コネクタ部品
260 導体
262 中空支持ピン
264 ピン
266 ピン
286 コネクタハウジング組立体
288 コネクタハウジング/ハウジングユニット
288a 上部分
290 ばね支持モジュール
292 ばね
294 ベースプラグ
295 平ピン
296 平坦面
298 ねじ
302 ピン
304 ベースプラグスリーブ
310 ねじ
311 開口側
312 上部分
318 コネクタブーツ
318a 近位部分
318b 遠位部分
320 結合器
320a 遠位端部
402 遠隔無線ヘッド
404 遠隔無線ヘッド
406 取付レールモジュール
408 上方ガイドレール
410 下方ガイドレール
412 コネクタプレート/取付ブラケット
413 貫通孔
415 旋回フック
416 ハンドル
417 ストッパプレート
418 ハンドル
419 下方ガイドレールの後壁部
420 上方ガイドレールの後壁部
422 上方ガイドレールの前壁部
424 下方ガイドレールの前壁部
426 下方ガイドレールの底壁部
428 上方ガイドレールの上壁部
430,432,434,436 ガイドスロット
440 無線スペーサガイド
442 無線スペーサガイド
446 上部プレート
448,450 側部プレート
452 後部プレート
456 ばねプランジャ
460 支持脚部
470 垂直プレート
472 前部プレート
474 後部プレート
476 水平プレート
478 T形状ブラケット
482 格納式ピン
484 ねじ部分
486 L字ハンドル
490 支持プレート
502 レバー
503 孔
504 遠位端部
【外国語明細書】