IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ブランド高知の特許一覧

<>
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図1
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図2
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図3
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図4
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図5
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図6
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図7
  • 特開-液晶表示装置およびそれを用いた製品 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066794
(43)【公開日】2024-05-16
(54)【発明の名称】液晶表示装置およびそれを用いた製品
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/64 20060101AFI20240509BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20240509BHJP
【FI】
H04N5/64 511F
G09F9/00 324
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022176497
(22)【出願日】2022-11-02
(71)【出願人】
【識別番号】519054404
【氏名又は名称】株式会社ブランド高知
(74)【代理人】
【識別番号】100092864
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 京子
(74)【代理人】
【氏名又は名称】橋本 克彦
(74)【代理人】
【氏名又は名称】橋本 大輔
(72)【発明者】
【氏名】中島 匠一
【テーマコード(参考)】
5G435
【Fターム(参考)】
5G435BB12
5G435EE25
5G435EE49
5G435FF01
5G435KK05
(57)【要約】      (修正有)
【課題】無機質な印象を抑えつつ、物理的接触による劣化を防いだ液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置100は、表面から、表面側偏光板1、表面側ガラス基板2、カラーフィルタ3、液晶部4、裏面側ガラス基板5、和紙10、裏面側偏光板6、光源部7の順に積層されている。また、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,ポリウレタン樹脂のうちから少なくとも1つである透明な液体状の樹脂を和紙に含浸させてもよい。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面から、表面側偏光板、表面側ガラス基板、カラーフィルタ、液晶部、裏面側ガラス基板、和紙、裏面側偏光板、光源部の順に積層されたことを特徴とする液晶表示装置。
【請求項2】
透明な液体状の樹脂を前記和紙に含浸させており、
前記樹脂は、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,ポリウレタン樹脂のうちから少なくとも1つ選択されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
【請求項3】
液体状またはゲル状の物質を封入した槽を前記和紙に隣接させて備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記槽の中で移動可能である生物または無生物が封入されていることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
【請求項5】
色ガラス,皮革,結晶,石,砂,繊維のうちから少なくとも1つ選択した固形物を前記和紙に隣接させて備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
【請求項6】
内部を流体が通過可能なパイプを前記和紙に隣接させて備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記請求項1~6のいずれか1項に記載された液晶表示装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
【請求項8】
前記請求項1~6のいずれか1項に記載された液晶表示装置を搭載したことを特徴とする照明器具。
【請求項9】
前記請求項1~6のいずれか1項に記載された液晶表示装置を搭載したことを特徴とする家具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、和紙を用いた液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、テレビやモニターなどの据え置き型の電子機器や、携帯電話やスマートフォン等の携帯型の電子機器における表示装置として、液晶ディスプレイ(LCD)が広く用いられている。
【0003】
液晶ディスプレイは既に確立された技術であるため、様々な形状・性能・コストについて設計により実現することが比較的容易であるが、液晶ディスプレイは無機質な印象を与えがちであるため、例えば和室で使用をする際には周囲に馴染まず違和感を生じることや、リラックスしづらくなってしまうことの問題があった。
【0004】
これに対し、例えば特開2018-128581号公報(特許文献1)に記載された発明のように、表面にシート状部材(デザインシート)を貼った液晶表示装置が知られている。この従来発明によれば、通常は液晶表示装置を視認することができず、必要な場合のみ液晶表示装置の表示を視認することが可能なものとしたことで、非表示時に周囲の家具等との違和感を生じさせずに雰囲気を保つことが可能とされている。また、このとき、再表2019/082399号公報(特許文献2)に記載された発明のように、木片や布などをシート状部材として用いることも考えられる。
【0005】
しかしながら、何も装着していない状態の液晶表示装置表面のガラス基板やフィルムと比較したとき、シート状部材は汚れの付着や劣化を生じやすく清掃もしづらいと考えられるため、タッチ操作のために利用者が手指で触ることを繰り返すと、その部位だけが変色等を生じて目立ってしまうおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2018-128581号公報
【特許文献2】再表2019/082399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、無機質な印象を抑えつつ、物理的接触による劣化を防いだ液晶表示装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するためになされた本発明である液晶表示装置は、表面から、表面側偏光板、表面側ガラス基板、カラーフィルタ、液晶部、裏面側ガラス基板、和紙、裏面側偏光板、光源部の順に積層されたことを特徴とする。
【0009】
本発明において、透明な液体状の樹脂を前記和紙に含浸させており、前記樹脂は、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,ポリウレタン樹脂のうちから少なくとも1つ選択される場合、透明度の向上または耐熱性能の向上を図ることができる。
【0010】
本発明において、液体状またはゲル状の物質を封入した槽を前記和紙に隣接させて備えた場合、表示される映像は、和紙の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、槽に現れる波紋も合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0011】
更に、前記槽の中で移動可能である生物または無生物が封入されている場合、表示される映像は、和紙の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、生物または無生物の動きを映した影が合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0012】
本発明において、色ガラス,皮革,結晶,石,砂,繊維のうちから少なくとも1つ選択した固形物を前記和紙に隣接させて備えた場合、表示される映像は、和紙の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、固形物の濃淡および模様を写しとった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0013】
本発明において、内部を流体が通過可能なパイプを前記和紙に隣接させて備えた場合、表示される映像は、和紙の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、パイプを通過する流体の影も合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0014】
本発明の液晶表示装置は、電子機器、照明器具、家具に搭載して使用することもできる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、液晶表示装置に和紙を挟み込み、表示される映像に和紙の濃淡および模様が反映された柔らかな風合いを持たせることによって、無機質な印象を抑えつつ、表面は従来の一般的な液晶表示装置と同様にガラス基板やフィルムが配置されているため、物理的接触による劣化も防ぐことを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の好ましい実施の形態を示す説明図。
図2】本発明の異なる実施の形態を示す説明図であり、液体状またはゲル状の物体を封入した槽を和紙に隣接させて設置した実施の形態を示す図。
図3】本発明の異なる実施の形態を示す説明図であり、(a)は槽の中で移動可能な魚などの小型の生物を封入した実施の形態、(b)は槽の中で移動可能な蟻などの小型の生物を封入した実施の形態を示す図。
図4】本発明の異なる実施の形態を示す説明図であり、(a)は固形物を和紙に隣接させて設置した実施の形態、(b)は内部を流体が通過可能なパイプを和紙に隣接させて設置した実施の形態を示す図。
図5】本発明の実施例1(据え置き型の電子機器)を示す説明図。
図6】本発明の実施例2(携帯型の電子機器)を示す説明図。
図7】本発明の実施例3(照明器具)を示す説明図。
図8】本発明の実施例4(家具)を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明の好ましい実施の形態を示す説明図である。この図に示すように、本発明である液晶表示装置100は、表面から順に、表面側偏光板1、表面側ガラス基板2、カラーフィルタ3、液晶部4、裏面側ガラス基板5、裏面側偏光板6、光源部7から構成された従来の一般的な液晶表示装置において、裏面側ガラス基板5と裏面側偏光板6の間に和紙10を挟み込んだことを特徴とする。
【0019】
なお、本明細書において、液晶部4は、液晶、配向膜、電極、TFT(薄膜トランジスタ)を含むものとして定義し、光源部7は、例えばLED(発光ダイオード)やCCFL(冷陰極管)からなる光源、導光板、拡散板、反射板を含むものとして定義する。また、タッチパネル機能を発揮するために表面側偏光板1または表面側ガラス基板2に電極を設けるものとしてもよい。従来の一般的な液晶表示装置と同様の構成部品について、詳細な説明は省略する。
【0020】
この様に積層させた液晶表示装置100は、光源部7から発せられる白色光が、裏面側偏光板6によって特定の偏光方向に偏光させられた後に、和紙10を通過して、裏面側ガラス基板5を介して液晶部4へと導入されていく。
【0021】
そのため、その後液晶部4、カラーフィルタ3、表面側ガラス基板2、表面側偏光板1を介して表面に表示される映像は、介在された和紙10の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現し、特に和風の雰囲気との親和性が高いため、和室で使用をする際にも周囲に馴染み違和感を生じることがなく、ユーザーはリラックスした状態でこの液晶表示装置100を用いた据え置き型の電子機器が設置された部屋でくつろぐことや、液晶表示装置100を用いた携帯型の電子機器を操作することが可能である。
【0022】
和紙10をこの位置に介在させたことによって、表示される映像が不鮮明になることもなく、和紙の濃淡および模様も明瞭に視認可能に構成することが可能であるが、仮に他の位置に介在させた場合、表示される映像ににじみやぼやけを生じてしまう。
【0023】
和紙10は、光源の輝度にも依存するが、透光性を発揮するために一定程度薄いことが求められ、具体的にはその厚みが0.25mm以下であることが望ましい。
【0024】
また、和紙10はそのまま使用することも可能であるが、液体を含浸させて加工した状態で使用することも可能である。本実施の形態においては、透明な液体状のシリコーン樹脂またはエポキシ樹脂と、透明な液体状のポリウレタン樹脂との混合物を含浸させて硬化させていることによって、透明度の向上および耐熱性能の向上を図っている。
【0025】
具体的には、本実施の形態におけるシリコーン樹脂は、旭化成ワッカーシリコーン株式会社製「ELASTOSIL(登録商標) RT604」または同社製「WACKER(登録商標) SilGel612」を使用しており、エポキシ樹脂は、日新レジン株式会社製「クリスタルレジン(登録商標)NEO」を使用しており、ポリウレタン樹脂は、株式会社ポリシス製「ポリクリスタル」を使用している。
【0026】
なお、耐熱性能をさほど必要としない場合には、ポリウレタン樹脂を用いず、透明度の向上のみを目的としてシリコーン樹脂またはエポキシ樹脂のみを用いるものとしてもよく、求める性能やコストによって適宜変更可能である。
【0027】
図2は本発明の異なる実施の形態を示す説明図である。この図に示すように、本発明である液晶表示装置200は、前記液晶表示装置100における和紙10に隣接させて、液体状またはゲル状の物体21を封入した槽20を挟み込んだことを特徴とする。槽20を構成する素材は、例えばガラスやアクリル樹脂等の透明な素材である。
【0028】
この液晶表示装置200は、液体状またはゲル状の物体21を封入した槽20を挟み込んだことによって、例えば液晶表示装置100に付設または近辺に配置されたスピーカー等の音響装置によって伝わる振動が波紋として現れ、液晶表示装置200の表面に表示される映像は、介在された和紙10の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、槽20に現れる波紋も合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0029】
なお、和紙10と槽20の配置順は、本実施の形態においては和紙10を裏面側、槽20を表面側としたが、和紙10を表面側、槽20を裏面側(和紙10を図2における2点鎖線の位置に移動させて配置する)としてもよい。
【0030】
図3は本発明の異なる実施の形態を示す説明図であり、図3(a)に示した液晶表示装置300Aは、前記液晶表示装置200における液体状の物体22を封入した槽20の中で移動可能な魚などの小型の生物23が封入されており、図3(b)に示した液晶表示装置300Bは、前記液晶表示装置200におけるゲル状の物体24を封入した槽20の中で移動可能な蟻などの小型の生物25が封入されている。
【0031】
この液晶表示装置300A,300Bは、槽20の中で移動可能な生物または無生物を封入したことによって、介在された和紙10の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、生物または無生物の動きを映した影が合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0032】
なお、和紙10と槽20の配置順は、本実施の形態においては和紙10を裏面側、槽20を表面側としたが、和紙10を表面側、槽20を裏面側(和紙10を図3における2点鎖線の位置に移動させて配置する)としてもよい。
【0033】
特に、魚などの小型の生物23を封入した液晶表示装置300Aにおいては、水槽のように液体状の物体22である水中を泳ぐ様子を観察することが、蟻などの小型の生物25を封入した液晶表示装置300Bにおいては、土を模したポリマー樹脂水溶液などのゲル状の物体24を掘って巣を作る様子を観察することができる。
【0034】
なお、前記小型の生物23,25は、無線操作または自律移動が可能なロボット(無生物)に置き換えるものとしてもよい。このとき、生物または無生物が透光性を有する場合、生物または無生物の動きを映した影は黒い影絵状態ではなく色付きの影となり、見た目が鮮やかになる。
【0035】
図4は本発明の異なる実施の形態を示す説明図であり、図4(a)に示した液晶表示装置400Aは、前記液晶表示装置100における和紙10に隣接させて、固形物30を設置したものであり、図4(b)に示した液晶表示装置400Bは、前記液晶表示装置100における和紙10に隣接させて、内部を流体が通過可能なパイプ40を設置したものである。
【0036】
なお、和紙10と固形物30またはパイプ40の配置順は、本実施の形態においては和紙10を裏面側、槽20を表面側としたが、和紙10を表面側、固形物30またはパイプ40を裏面側(和紙10を図4における2点鎖線の位置に移動させて配置する)としてもよい。
【0037】
固形物30は、例えば色ガラス,皮革,結晶,石,砂,繊維が使用可能であり、皮革としては羊皮紙などが、結晶としては水晶などが、石としては大理石などが、砂としては珪砂などが、繊維としては綿などが好適である。
【0038】
パイプ40は、透明チューブ状であって、その内部を水などの液体、または色付きの気体である流体が通過可能であり、例えば木の葉状(葉脈状)やその他任意の形状を象って配管することができる。
【0039】
この液晶表示装置400Aは、固形物30を挟み込んだことによって、液晶表示装置200の表面に表示される映像は、介在された和紙10の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、固形物30の濃淡および模様を写しとった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0040】
このとき、固形物30は流動性があるものや変形可能なとしてもよく、その場合、固形物30の濃淡および模様は流動や変形によって変化させることができる。また、固形物30を透明なケースに封入したものとしてもよい(図示せず)。
【0041】
また、この液晶表示装置400Bは、パイプ40を挟み込んだことによって、液晶表示装置200の表面に表示される映像は、介在された和紙10の濃淡および模様を写しとった特徴的な柔らかな風合いを表現するのに加え、パイプ40を通過する流体の影も合わさった状態で表示されるため、ユーザーの興味を惹く視覚効果を生じさせることが期待できる。
【0042】
以下、具体的な実施例として本発明の液晶表示装置を用いた製品を説明する。
【実施例0043】
図5は本発明の液晶表示装置100を用いた、テレビである据え置き型の電子機器100Aとしての製品化イメージ図である。
【0044】
本発明の液晶表示装置100をテレビやモニター、またはフォトスタンドのような据え置き型の電子機器に組み込むことによって、和室で使用をする際にも周囲に馴染み違和感を生じることがなく、ユーザーはリラックスした状態でこの液晶表示装置100を用いた据え置き型の電子機器100Aが設置された部屋でくつろぐことができる。
【0045】
図6は本発明の液晶表示装置100を用いた、スマートフォンである携帯型の電子機器100Bとしての製品化イメージ図である。
【0046】
本発明の液晶表示装置100をスマートフォンやタブレット、または電子ペーパーのような携帯型の電子機器に組み込むことによって、和室で使用をする際にも周囲に馴染み違和感を生じることがなく、ユーザーはリラックスした状態でこの液晶表示装置100を用いた携帯型の電子機器100Bを操作することが可能である。
【0047】
図7は本発明の液晶表示装置100を用いた、行燈型照明である照明器具100Cとしての製品化イメージ図である。
【0048】
本発明の液晶表示装置100を行燈型照明のような照明器具に組み込むことによって、インテリアとしての使用に適し、和室で使用をする際にも周囲に馴染み違和感を生じることがなく、ユーザーはリラックスした状態でこの液晶表示装置100を用いた照明器具100Cが設置された部屋でくつろぐことができる。
【0049】
図8は本発明の液晶表示装置100を用いた、チェストである家具100Dとしての製品化イメージ図である。
【0050】
本発明の液晶表示装置100をチェストのような家具に組み込むことによって、インテリアとしての使用に適し、和室で使用をする際にも周囲に馴染み違和感を生じることがなく、ユーザーはリラックスした状態でこの液晶表示装置100を用いた家具100Dが設置された部屋でくつろぐことができる。
【0051】
上記各実施例において、使用される液晶表示装置100を、図2乃至図4に示した液晶表示装置200,300A,300B,400A,400Bとしてもよい(図示せず)。
【符号の説明】
【0052】
1 表面側偏光板、2 表面側ガラス基板、3 カラーフィルタ、4 液晶部、5 裏面側ガラス基板、6 裏面側偏光板、7 光源部、10 和紙、20 槽、21 液体状またはゲル状の物体、22 液体状の物体、23 小型の生物、24 ゲル状の物体、25 小型の生物、30 固形物、40 パイプ、100,200,300A,300B,400A,400B 液晶表示装置、100A 据え置き型の電子機器、100B 携帯型の電子機器、100C 照明器具、100D 家具
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8