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特開2024-6682包装用治具、包装方法および被包装品の陳列方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024006682
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】包装用治具、包装方法および被包装品の陳列方法
(51)【国際特許分類】
   B65B 49/08 20060101AFI20240110BHJP
   B65B 11/54 20060101ALI20240110BHJP
【FI】
B65B49/08
B65B11/54
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022107807
(22)【出願日】2022-07-04
(71)【出願人】
【識別番号】591094262
【氏名又は名称】鈴茂器工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101971
【弁理士】
【氏名又は名称】大畑 敏朗
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 美奈子
(72)【発明者】
【氏名】安恵 あゆみ
【テーマコード(参考)】
3E051
【Fターム(参考)】
3E051AA03
3E051AB02
3E051BA05
3E051GA03
3E051HE01
3E051HE03
3E051JA02
3E051JA10
(57)【要約】
【課題】フィルムにより軟質な食品を正確且つスムーズに角折包装を行えるようにする。
【解決手段】食品Fが載置される矩形の載置板11と、載置板11の両側に取り付けられ、平面上に展開された状態から載置板11に対して少なくとも90度上方に屈曲可能になって、屈曲した状態で、食品Fの対向した一対の第1の側面を保持する2枚の矩形の可動板13と、それぞれの可動板13の両側において、平面上に展開された可動板13に対して上方に向けて直角に取り付けられ、可動板13が屈曲した状態で、食品Fの対向した一対の第2の側面を保持する爪板14とを有する包装用治具10を用いて角折包装する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被包装品が載置される矩形の載置板と、
前記載置板の両側に取り付けられ、平面上に展開された状態から前記載置板に対して少なくとも90度上方に屈曲可能になって、屈曲した状態で、前記被包装品の対向した一対の第1の側面を保持する2枚の矩形の可動板と、
それぞれの前記可動板の両側において、平面上に展開された前記可動板に対して上方に向けて直角に取り付けられ、前記可動板が屈曲した状態で、前記被包装品の対向した一対の第2の側面を保持する爪板と、
を有することを特徴とする包装用治具。
【請求項2】
前記爪板は、
前記可動板の回動軌跡内となる形状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の包装用治具。
【請求項3】
前記爪板は、円弧状に形成されている、
ことを特徴とする請求項2記載の包装用治具。
【請求項4】
請求項1~3の何れか一項に記載の包装用治具を用いた被包装品の包装方法であって、
前記包装用治具を展開状態にしておき、
展開状態の前記包装用治具上に、前記被包装品を包装する包装体を乗せ、
前記包装体の乗せられた前記包装用治具の前記載置板上に前記被包装品を置き、
2枚の前記可動板を90度上方に屈曲して、前記可動板の屈曲により立ち上がった前記包装体の2カ所を前記被包装品上で折り畳んで留め置きし、
前記爪板側の外方に延在している前記包装体の2カ所を前記被包装品上で折り畳んで留め置きし、
2枚の前記可動板を展開して前記包装体に包装された前記被包装品を前記包装用治具から取り出す、
ことを特徴とする包装方法。
【請求項5】
前記包装体の留め置きは、粘着テープまたは熱溶着で行う、
ことを特徴とする請求項4記載の包装方法。
【請求項6】
請求項4記載の包装方法で包装された被包装品の陳列方法であって、
前記包装用治具から取り出した前記被包装品を反転させ、留め置きした面が下面になるようにして陳列を行う、
ことを特徴とする被包装品の陳列方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用治具、包装方法および被包装品の陳列方法に関し、特に、軟質な食品を直接フィルムなどの包装体で角折包装する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
食品(被包装品)をフィルム(包装体)で折り込みながら四角く包装する角折包装は、フィルム単体で包装できるために安価であり、また開封もしやすいために、長期保管をしない食品に広く採用されている包装形態である。また、この角折包装は、手作業で行われるか、もしくは機械(包装機)を利用して行われる。
【0003】
ここで、自動化・半自動化された機械での角折包装は、例えば被包装品に上方から正方形状の包装用のフィルムを被せ、被包装品に沿うように四方を角型に折り下げ、さらに底面側に折り込み、重ね合わせられたフィルムを熱溶着で留めるだけで、安価で開封し易く包装することができる。
【0004】
また、作業者による手作業であれば、高価な包装機を導入することなく、角折包装ができる。
【0005】
なお、角折包装を行う包装機については、例えば特許文献1(特開2007-030883号公報)に記載されたものが知られている。当該文献に記載の包装機は、食品搬送機構上に載せた食品を上方に配してある包装体とともに包装機に上昇移送する構造となっている。また、包装機は、突き上げ移動により食品の上面側から左右前後面にかけて包装部材を外向き湾曲状に角折りするよう内周を外側へ湾曲した弧状開口枠による折り込み型を備え、折り込み型の湾曲壁面側には包装体の外向きに湾曲した外側面を負圧によって曲線状に保持するための吸着機構部が付設された構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007-030883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
さて、上記のように、角折包装は簡易に包装が可能であり、しかも特殊な折り方(フィルムの折り方)ではない。しかしながら、見た目の良い角折包装では折り込み部分が直線状に綺麗になっていなければならず、これを包装体である薄いフィルムで実現するのは容易ではない。
【0008】
すなわち、薄いフィルムにはコシがないので、手作業で包装する場合であっても、包装機で包装する場合であっても、常に正確に(つまり、綺麗な直線状に)、そしてスムーズに折り込むことには困難が伴う。そして、何の配慮もなく無造作に包装すると、食品を包装したフィルムがゆがんだ形状になってしまい、外観が損なわれることになる。
【0009】
そして、寿司、おむすび、サンドイッチなどのような軟質な食品である被包装品を薄いフィルムである包装体で角折包装する場合、包装時に加わる力の大きさや食品のサイズによっては、当該被包装品を圧潰変形させ商品価値が損なわれてしまう。
【0010】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、包装体により被包装品を正確且つスムーズに角折包装を行うことのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の包装用治具は、被包装品が載置される矩形の載置板と、前記載置板の両側に取り付けられ、平面上に展開された状態から前記載置板に対して少なくとも90度上方に屈曲可能になって、屈曲した状態で、前記被包装品の対向した一対の第1の側面を保持する2枚の矩形の可動板と、それぞれの前記可動板の両側において、平面上に展開された前記可動板に対して上方に向けて直角に取り付けられ、前記可動板が屈曲した状態で、前記被包装品の対向した一対の第2の側面を保持する爪板と、を有することを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の本発明の包装用治具は、上記請求項1に記載の発明において、前記爪板は、前記可動板の回動軌跡内となる形状に形成されている、ことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の本発明の包装用治具は、上記請求項2に記載の発明において、前記爪板は、円弧状に形成されている、ことを特徴とする。
【0014】
上記課題を解決するため、請求項4に記載の本発明の包装方法は、請求項1~3の何れか一項に記載の包装用治具を用いた被包装品の包装方法であって、前記包装用治具を展開状態にしておき、展開状態の前記包装用治具上に、前記被包装品を包装する包装体を乗せ、前記包装体の乗せられた前記包装用治具の前記載置板上に前記被包装品を置き、2枚の前記可動板を90度上方に屈曲して、前記可動板の屈曲により立ち上がった前記包装体の2カ所を前記被包装品上で折り畳んで留め置きし、前記爪板側の外方に延在している前記包装体の2カ所を前記被包装品上で折り畳んで留め置きし、2枚の前記可動板を展開して前記包装体に包装された前記被包装品を前記包装用治具から取り出す、ことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の本発明の包装方法は、上記請求項4に記載の発明において、前記包装体の留め置きは、粘着テープまたは熱溶着で行う、ことを特徴とする。
【0016】
上記課題を解決するため、請求項6に記載の本発明の被包装物の陳列方法は、請求項4記載の包装方法で包装された被包装品の陳列方法であって、前記包装用治具から取り出した前記被包装品を反転させ、留め置きした面が下面になるようにして陳列を行う、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明の包装用治具に包装体を載せて被包装品を角折包装することにより、包装体により被包装品を正確且つスムーズに角折包装を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を示す斜視図である。
図2】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する最初のプロセスを示す説明図である。
図3】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図2に続くプロセスを示す説明図である。
図4】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図3に続くプロセスを示す説明図である。
図5】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図4に続くプロセスを示す説明図である。
図6】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図5に続くプロセスを示す説明図である。
図7】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図6に続くプロセスを示す説明図である。
図8】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図7に続くプロセスを示す説明図である。
図9】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図8に続くプロセスを示す説明図である。
図10】本発明の一実施の形態に係る包装用治具を用いて食品を角折包装する図9に続くプロセスを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】
本発明の一実施の形態である包装用治具は、例えばサンドイッチ、寿司、おむすびなどのような軟質な食品(被包装品)を、例えばPP(POLYPROPYLENE:ポリプロピレン)製などの薄いフィルム(包装体)W(図2図10)で角折包装(食品をフィルムで折り込みながら四角く包装する包装形態)する場合に用いられる。
【0021】
図1において、本実施の形態の包装用治具10は、ステンレス鋼などの金属製の治具であり、食品F(図3図10)が載置される矩形の載置板11と、ヒンジ12を介して載置板11の両側に取り付けられた2枚の矩形の可動板13と、それぞれの可動板13の両側に取り付けられた爪板14とで構成されている。なお、本願において「矩形」とは、長方形のみならず正方形も含まれる概念である。
【0022】
ここで、2枚の可動板13は、平面上に展開された状態から載置板11に対して90度上方に屈曲可能になっており、屈曲した状態のときに、載置された食品Fの対向する一対の第1の側面S1(図3図10)を保持するようになっている。なお、可動板13の屈曲角は、ストッパなどにより90度以上屈曲できなくなっている必要はなく、90度以上屈曲できるようになっていてもよい。つまり、可動板13の屈曲角は、少なくとも90度であればよい。
【0023】
また、図示するように、爪板14は、平面上に展開された可動板13に対して上方に向けて直角に取り付けられており、可動板13が屈曲した状態のときに、食品Fの対向した一対の第2の側面S2(図3図10)を保持するようになっている。
【0024】
なお、爪板14は円弧状に形成されており、可動板13を回動したときの回動軌跡内となる形状に形成されている。但し、爪板14は、その回動軌跡が可動板13の回動軌跡内となる形状であれば足り、必ずしも円弧状ではなくてもよい。
【0025】
なお、包装用治具10は金属製に限定されるものではなく、たとえば樹脂製であってもよい。樹脂製の包装用治具10の場合、前述したヒンジ12の部分を、載置板11および可動板13よりも厚さが薄く屈曲可能となった薄肉部で構成してもよい。
【0026】
次に、このような包装用治具10により食品を角折包装するプロセスについて、図2図10を用いて説明する。なお、ここでの食品Fは、レタスやハムなどの具材を長方形のパンで挟み、これを並列に複数個並べたサンドイッチなどのように直方体で軟質な食品Fである。
【0027】
先ず、図2に示すように、前述した包装用治具10と食品Fを包装するためのフィルムWを用意しておく。そして、図3に示すように、包装用治具10を展開しておいて、その上にフィルムWを乗せ、さらに、フィルムWの載置板11上に食品Fを置く。
【0028】
次に、図4に示すように、2枚の可動板13を90度上方に屈曲し、図5に示すように、可動板13の屈曲により立ち上がったフィルムWの2カ所を食品F上で折り畳んで手で押さえておき、図6に示すように、粘着テープTで留め置きする。
【0029】
2枚の可動板13を90度上方に屈曲することにより、当該可動板13に取り付けられた爪板14がフィルムWの角折したい部分を内側に押し込むとともに、フィルムWを介して可動板13で食品Fの対向する一対の第1の側面S1が保持される。また、可動板13を載置板11に対して90度上方に屈曲することにより、可動板13部分のフィルムWも載置板11部分のフィルムWに対して90度上方に屈曲するので、載置板11と可動板13の境界部分に沿った直線状の綺麗な折り目がフィルムWに形成される。さらに、フィルムWを可動板13の上辺に沿って折り曲げることにより、当該可動板13の上辺に沿った直線状の綺麗な折り目がフィルムWに形成される。
【0030】
次に、図7に示すように、爪板14側の外方に延在しているフィルムWの2カ所(図6参照)を食品F上で折り畳んで手で押さえておき、図8に示すように、同様に粘着テープTで留め置きする。
【0031】
これにより、フィルムWを介して爪板14で食品Fの対向する一対の第2の側面S2が保持される。そして、前述のように、爪板14は可動板13に対して直角に取り付けられているので、爪板14側の外方に延在している部分のフィルムWを折り畳むことにより、当該部分のフィルムWは爪板14を覆うようにして折り曲げられ、載置板11の端辺に沿った直線状の綺麗な折り目がフィルムWに形成される。また、図6で留め置きされたフィルムWの辺に沿って延在部分のフィルムWを折り曲げることにより、同様に、直線状の綺麗な折り目がフィルムWに形成される。このように、爪板14によりフィルムWの折り込まれる部分が補強されるので、フィルムWの角折を容易に行うことができる。
【0032】
なお、本実施の形態では、PP製のフィルムWであることから、図6および図8に示すフィルムWの留め置きは、粘着テープではなく、熱溶着で行ってもよい。
【0033】
さて、このようにしてフィルムWで食品Fを角折包装したならば、図9に示すように、2枚の可動板13を展開(回動)してフィルムWに包装された食品Fを包装用治具10から取り出す。このとき、前述のように、爪板14は、その回動軌跡が可動板13の回動軌跡内となる形状(本実施の形態では、円弧状)になっているので、食品FをフィルムWで包装して折り畳んで留め置いた後に可動板13を展開してフィルムWで覆われている爪板14を引き抜いても、爪板14はフィルムWと干渉することはない。よって、爪板14が取り付けられた可動板13はスムーズに回動し、包装用治具10は最初の展開した状態になる。これにより、包装用治具10によってフィルムWで綺麗に角折包装された食品Fは包装用治具10と分離した状態になり、包装用治具10から取り出すことができる。
【0034】
最後に、図10に示すように、包装用治具10から取り出した食品Fを反転させて、留め置きした面が下面になるようにして陳列を行う。すなわち、留め置きした下面と反対側の面は載置板11の部分となっていたフィルムWの面(つまり、折り畳まれていないフィルムWの面)であるために、当該面を上にすることで、角折包装された食品Fのフェイス面を美しく見せることが可能になる。
【0035】
このように、本実施の形態の包装用治具10にフィルムWを載せて食品Fを角折包装することにより、フィルムWにより食品Fを正確且つスムーズに角折包装を行うことが可能になる。
【0036】
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
【0037】
例えば、本実施の形態では、作業者による手作業により包装用治具10を用いて角折包装する場合が説明されているが、手作業と同様の動作を行うことができる機械により角折包装をするようにしてもよい。
【0038】
また、被包装品である軟質の食品Fは、本実施の形態で示したサンドイッチに限定されるものではなく、寿司、おむすび、和菓子(最中、まんじゅうなど)、洋菓子(カステラ、ケーキなど)など、様々な種類が適用可能である。
【0039】
さらに、本実施の形態では、包装体としてフィルムWが用いられているが、紙などでもよい。なお、包装体であるフィルムWの種類としては、PP(POLYPROPYLENE:ポリプロピレン)製フィルム、PE(POLYETHYLENE:ポリエチレン)製フィルム、PET(POLYETHYLENE TEREPHTHALATE:ポリエチレンテレフタレート)製フィルムなどがある。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の包装用治具を用いて包装される被包装品の形状は、直方体や立方体に限られることはなく、様々な形状(所定の厚みのある丸形や五角形以上の角形など)でよい。角折包装は、被包装品がどのような形状であっても、角折に包装するものだからである。
【符号の説明】
【0041】
10 包装用治具
11 載置板
12 ヒンジ
13 可動板
14 爪板
B 境界部
F 食品
S1 第1の側面
S2 第2の側面
T 粘着テープ
W フィルム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10