(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024066926
(43)【公開日】2024-05-16
(54)【発明の名称】施解錠装置用管理システム
(51)【国際特許分類】
E05B 49/04 20060101AFI20240509BHJP
E05B 47/00 20060101ALI20240509BHJP
E05B 65/10 20060101ALI20240509BHJP
E05B 49/00 20060101ALI20240509BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20240509BHJP
H04Q 9/00 20060101ALI20240509BHJP
【FI】
E05B49/04
E05B47/00 G
E05B65/10 B
E05B49/00
H04M11/00 301
H04Q9/00 301D
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022176728
(22)【出願日】2022-11-02
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 本願発明に係る「施解錠装置用管理システム」を公開した情報 展示日 :令和4年6月22日 展示会名:第27回 機械要素技術展(M-Tech) 開催場所:東京ビッグサイト
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】500356267
【氏名又は名称】志幸技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100113804
【弁理士】
【氏名又は名称】岩田 敏
(72)【発明者】
【氏名】吉川 裕
【テーマコード(参考)】
2E250
5K048
5K201
【Fターム(参考)】
2E250AA03
2E250BB15
2E250BB52
2E250BB63
2E250BB64
2E250CC20
2E250DD02
2E250DD08
2E250FF36
5K048BA13
5K048BA55
5K048DB01
5K048DC01
5K048EB02
5K048EB12
5K048FB05
5K048FB08
5K048HA01
5K048HA02
5K048HA03
5K048HA21
5K048HA37
5K201AA05
5K201BA01
5K201BA03
5K201CB05
5K201CB07
5K201CC01
5K201CC04
5K201DC02
5K201EB07
5K201EC06
5K201ED05
5K201ED09
5K201EF10
(57)【要約】
【課題】 従来からある設備をできる限り活かし、最低限の工事で導入・運用することのできる施解錠装置の管理システムを提供することにある。
【解決手段】 凸形状のつまみ部71の回転で利用空間の施解錠を行う施解錠装置70の管理システムであって、利用空間の内側に設けられたつまみ部71を、外部からの指示を受信して施錠方向又は解錠方向に回転させる回転装置20と、回転装置20につまみ部71の回転の指示を送信する指示装置30と、を備え、遠隔で施解錠装置70を操作できることを特徴とした。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凸形状のつまみ部の回転で利用空間の施解錠を行う施解錠装置の管理システムであって、
利用空間の内側に設けられたつまみ部を、外部からの指示を受信して施錠方向又は解錠方向に回転させる回転装置と、
回転装置につまみ部の回転の指示を送信する指示装置と、
を備え、遠隔で施解錠装置を操作できることを特徴とした施解錠装置用管理システム。
【請求項2】
指示装置は、利用空間を利用する利用者の識別情報及び利用する時間帯並びに利用する利用空間を少なくとも特定した上で予約を受け付ける予約機能と、
利用空間の外にあって、利用者の識別情報を受け付ける受付機能と、
受付機能で受け付けた利用者の識別情報と予約機能で予約された利用者の識別情報との一致を確認する確認機能と、
確認機能で利用者の識別情報が一致すると、施錠状態の施解錠装置に対しては解錠方向へのつまみ部の回転の指示を、解錠状態の施解錠装置に対しては施錠方向へのつまみ部の回転の指示を、それぞれ回転装置に送信する指示機能と、
を備えることを特徴とした請求項1記載の施解錠装置用管理システム。
【請求項3】
指示装置は、利用空間の外側に中継機を備え、
中継機が、受付機能又は/及び指示機能を担当することを特徴とした請求項2記載の施解錠装置用管理システム。
【請求項4】
指示装置は、利用空間の外側又は内側から、利用空間を特定する特定情報の付加された緊急通報を受け付ける緊急通報機能と、
緊急通報機能で受け付けた利用空間の施解錠装置に対して、施錠状態であれば解錠方向へのつまみ部の回転の指示を、解錠状態であれば施錠方向へのつまみ部の回転の指示を、それぞれ回転装置に送信する緊急指示機能と、
を備えることを特徴とした請求項2記載の施解錠装置用管理システム。
【請求項5】
指示装置は、利用空間の内側に緊急用中継機を備え、
緊急用中継機が、緊急通報機能又は/及び緊急指示機能を担当することを特徴とした請求項4記載の施解錠装置用管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、利用空間の施解錠を行う施解錠装置を遠隔で管理するための管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
職場の会議室や貸し会議室などでは、管理上「施解錠装置(鍵)」を設けていることがあり、その場合に利用者はその会議室の鍵を管理する部署又は窓口などから鍵を借用し、そのあとにその鍵を返却する必要があった。
そのため、「鍵」という物理的な存在のために、会議室の利用者と管理者の双方にとり負担が大きかった。
【0003】
一方で近年には、従来のアナログ的な「鍵」ではなく、遠隔操作も可能な「電子錠」が登場している。
そして、その電子錠を使用して、住戸などの施解錠を遠隔的に管理する管理システムが開発されている(特許文献1等)。このような管理システムであれば、物理的な鍵は不要となり、鍵の貸し借りの煩雑な手続や鍵の紛失等がなくなり、住戸以外でも会議室などの効率的な運用が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記した管理システムには、遠隔操作の可能な「電子錠」が必須であり、その導入には鍵の取り替えや配線等を含む面倒な工事、時間、コストが必要となるので、そう簡単に導入できるものでもない。
【0006】
そこで、本願発明者は、従来からある設備をできる限り活かし、最低限の工事で導入・運用することのできる施解錠装置の管理システムを提供すべく、本願発明を完成させた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明の第1の発明は、凸形状のつまみ部の回転で利用空間の施解錠を行う施解錠装置の管理システムであって、利用空間の内側に設けられたつまみ部を、外部からの指示を受信して施錠方向又は解錠方向に回転させる回転装置と、回転装置につまみ部の回転の指示を送信する指示装置と、を備え、遠隔で施解錠装置を操作できることを特徴とした施解錠装置用管理システムである。
ここで、「利用空間」とは、ある目的のために利用する空間をいう。例えば、会議を行うための会議室や物を保管するための倉庫、商用目的で貸し出すカラオケボックスや民泊、レンタルルームの部屋などが挙げられる。また、家族や独居老人が生活するための自宅や別宅なども含まれる。
第2の発明は、指示装置が、利用空間を利用する利用者の識別情報及び利用する時間帯並びに利用する利用空間を少なくとも特定した上で予約を受け付ける予約機能と、利用空間の外にあって、利用者の識別情報を受け付ける受付機能と、受付機能で受け付けた利用者の識別情報と予約機能で予約された利用者の識別情報との一致を確認する確認機能と、確認機能で利用者の識別情報が一致すると、施錠状態の施解錠装置に対しては解錠方向へのつまみ部の回転の指示を、解錠状態の施解錠装置に対しては施錠方向へのつまみ部の回転の指示を、それぞれ回転装置に送信する指示機能と、を備えることを特徴とした上記第1の発明に係る施解錠装置用管理システムである。
第3の発明は、指示装置が、利用空間の外側に中継機を備え、当該中継機が、受付機能又は/及び指示機能を担当することを特徴とした上記第2の発明に係る施解錠装置用管理システムである。
第4の発明は、指示装置が、利用空間の外側又は内側から、利用空間を特定する特定情報の付加された緊急通報を受け付ける緊急通報機能と、緊急通報機能で受け付けた利用空間の施解錠装置に対して、施錠状態であれば解錠方向へのつまみ部の回転の指示を、解錠状態であれば施錠方向へのつまみ部の回転の指示を、それぞれ回転装置に送信する緊急指示機能と、を備えることを特徴とした上記第2の発明に係る施解錠装置用管理システムである。
第5の発明は、指示装置が、利用空間の内側に緊急用中継機を備え、当該緊急用中継機が、緊急通報機能又は/及び緊急指示機能を担当することを特徴とした上記第4の発明に係る施解錠装置用管理システムである。
【0008】
なお、上記第1の発明から第5の発明に係る施解錠装置用管理システムで使用する回転装置として、次の回転装置を発明した。
凸形状のつまみ部の回転で利用空間の施解錠を行う施解錠装置に取り付ける回転装置であって、
つまみ部を挟み込み、つまみ部の回転方向に回動する回動部と、
回動部に対する回動の指示を受信する受信部と、
受信部で受信した指示に従って回動部を回動する駆動部と、
を備えることを特徴とした回転装置。
そして、この回転装置には、電源(電池又はバッテリー)を備えてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本願発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)物理的な「鍵」を所持していない利用者に対しても、利用空間の利用「施解錠装置(鍵)の施解錠」を可能にする。すなわち、物理的な「鍵」の貸し借りを無しに、施解錠装置を備えた利用空間の遠隔管理が行える。なお、従来の鍵も使用できるので、ハイブリッドな活用ができる。
(2)後付けタイプの回転装置の設置で、新たな電子錠の取付工事や面倒な電源工事等が不要であるので、廉価な管理システムを迅速に提供できる。
(3)指示装置で、当該利用空間の利用履歴の情報を取得・記録できる。また、指示装置で、回転装置の電池残量などを確認し、利用空間の遠隔管理も可能になる。
(4)指示装置が中継機を備えることで、ICカード(RFIDタグ)などを使って簡単に利用空間を利用できる。
(5)指示装置が利用空間の通常の利用以外に、緊急時(利用空間内の利用者と連絡が取れない場合で、救急隊等に駆けつけてもらうような状況時)にも、遠隔で施解錠装置の施解錠を制御できる。
(6)指示装置が緊急用中継機を備えることで、緊急時(利用空間内で利用者に急変があり、利用者自身で解錠ができないような状況時)にも、緊急用中継機が利用者の手元にあれば、遠隔で施解錠装置の施解錠を制御できる。
(7)本願発明は、「鍵」を使用する様々な設備・用途等に利用できる。例えば、事務所会議室や自宅等の日常的なドア施解錠のほか、デパート・駅等の多機能トイレのドア(身障者用)や独居老人宅のドア等の緊急時のドア解錠などに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本願発明に係る施解錠装置用管理システムを説明する説明図(1)。
【
図2】本願発明に係る施解錠装置用管理システムを説明する説明図(2)。
【
図3】本願発明に係る施解錠装置用管理システムを説明する説明図(3)。
【
図4】本願発明に係る施解錠装置用管理システムを説明する説明図(4)。
【
図5】本願発明に係る施解錠装置用管理システムを説明する説明図(5)。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本願発明の実施形態を図面に基いて説明する。
図1は、本願発明に係る施解錠装置用管理システムの概要を図示したものである。
図示するように、施解錠装置用管理システム10は、回転装置20と、指示装置30とを備える。
【0012】
まず、回転装置20は、利用空間に入退室するためのドアに設けられた施解錠装置70に取り付けて使用される。
施解錠装置70は、凸形状のつまみ部71の回転で利用空間の施解錠を行うものである(利用空間の内側ではつまみ部71の回転で施解錠を行い、利用空間の外側からは鍵でつまみ部71を回転させて施解錠を行う)。
【0013】
図2に図示するように、この施解錠装置70に取り付けられる回転装置20は、つまみ部71を挟み込み、つまみ部71の回転方向に回動する回動部21を備えている。また、回転装置20の内部には、回動部21に対する回動の指示を受信する受信部と、受信部で受信した指示に従って回動部を回動する駆動部と、を備えて回動部21を制御している。 なお、回転装置20は、電池やバッテリー等を電源にすると配電が不要となり、好適である。
【0014】
次に、指示装置30は、利用空間に設置されたこの回転装置20と利用空間の利用者とを連係するためのものである。
そのために、指示装置30は、予約機能を有する。予約機能とは、利用空間を利用する利用者の情報を指示装置30に予約する機能である。
図1に図示するように、スマートフォンやパソコン等の端末からインターネット回線等で入力するが、予約する情報は、少なくとも、利用者を識別できる識別情報と、利用者が利用する時間帯(年月日を含む)と、利用者が利用する利用空間(例えば、○○○号会議室)である。これらの情報があれば、誰がいつどこの利用空間を利用するかが特定できるからである。
【0015】
また、指示装置30は、受付機能を有する。受付機能とは、利用者が予約した利用空間を実際に利用する時に必要となる機能であり、指示装置30が利用者の識別情報を受け付ける機能である。利用者の識別情報は、利用者を特定できる情報であれば特に限定するものではない。例えば、利用者に配布されたRFID(ICカード)、利用者の指紋や顔などの生体情報、利用者のスマートフォンの識別番号(電話番号やメールアドレス等)などが挙げられる。
【0016】
また、指示装置30は、確認機能を有する。確認機能とは、指示装置30が、受付機能で受け付けた利用者の識別情報と予約機能で予約された利用者の識別情報との一致を確認するものである。
【0017】
また、指示装置30は、指示機能を有する。指示機能とは、指示装置30が、確認機能で利用者の識別情報が一致すると、施錠状態の施解錠装置70に対しては解錠方向へのつまみ部71の回転の指示を、解錠状態の施解錠装置70に対しては施錠方向へのつまみ部71の回転の指示を、それぞれ回転装置20に送信する。これによって、利用者は当該利用空間への出入りが可能となり、施解錠装置用管理システム10が、物理的な「鍵」の貸し借りをしないで、施解錠装置70を備えた利用空間の遠隔管理を行える。
【0018】
さらに、指示装置30は、利用空間の外側に中継機40を備えてもよい。そして、この中継機40に、上記した指示装置30の受付機能や指示機能を担当させる。そのため、中継機40には、受付機能や指示機能に必要な「リーダ/ライタ」や「無線通信技術(Bluetooth、Wi-Fi等)」などを備えている。これにより、中継機40が施解錠装置用管理システム10における「セントラルステーション」の役割を果たすものであるといえる。
【0019】
さらに、指示装置30は、緊急時に対応できる緊急通報機能と緊急指示機能を備えてもよい。詳しくは、緊急通報機能とは、利用空間の外側又は内側から、利用空間を特定する特定情報の付加された緊急通報を受け付けるものである。また、緊急指示機能とは、緊急通報機能で受け付けた利用空間の施解錠装置に対して、施錠状態であれば解錠方向へのつまみ部の回転の指示を、解錠状態であれば施錠方向へのつまみ部の回転の指示を、それぞれ回転装置に送信するものである。
【0020】
例えば、緊急時に稼働する非常ボタン、火災感知器、地震センサー、ガス漏れセンサー等と連動させることにより、利用空間内へ迅速に駆けつけることができるので、安心システムとしても役立つ。
【0021】
なお、さらに緊急時の対応のために、緊急用中継機50を備えてもよい。緊急用中継機50は、利用空間の内側に備えるもので、緊急通報機能や緊急指示機能を担当させる。
例えば、独居老人が自宅(利用空間内)で具合が悪くなった場合に、この緊急用中継機50を身近においておくことで、玄関まで行かずに玄関の鍵(施解錠装置)を解錠できるので(遠隔解錠)、駆けつけた救急隊がスムーズに自宅内に入ることができ、迅速な対応が可能になる。
【0022】
図3は、会社の「会議室」を利用空間とした施解錠装置用管理システム10の使用例を図示したものである。
会社の従業員は、個人を識別するための識別情報を記録したRFIDの貼付された社員証等であるICカード45を所持する。
従業員が事前に予約した会議室を利用する場合には、会議室の入口に設置されている中継機40に当該従業員が自己のICカード45(RFID)をタッチする。中継機40はRFIDから当該従業員の識別情報を受け付け(受付機能)、このデータを指示装置30(サーバ)に送信し、その会議室を予約した利用者の識別情報との一致を確認する(確認機能)。識別情報が一致すると、指示装置30から中継機40へ施錠状態の施解錠装置70に対しての解錠方向へのつまみ部71の回転の指示が送信される(指示機能)。中継機40から無線通信技術で回転装置20に当該指示が転送されて、施解錠装置70を解錠する。
【0023】
また、当該授業員が会議室の利用を終えた場合には、先程と同じように会議室の入口に設置されている中継機40に当該従業員が自己のICカード45(RFID)をタッチすれば、今度は施解錠装置70を施錠することができる。
なお、上記使用例では、ICカード45を使用して施解錠装置70を施解錠を行うものであるが、ICカードに代えて、自己のスマートフォンを使用して施解錠装置70を施解錠できる。この場合は、スマートフォンのメールアドレスや発信者番号(電話番号)等を利用者の識別情報とすることで実現できる。スマートフォンの場合、中継機を介在させずに、直接回転装置20へ指示を出すようにしてもよい。
【0024】
図4は、施解錠装置用管理システム10の管理画面(その1)の一例である。
画面「SL端末名称」とは、利用空間内に設置された回転装置20のことである。個々の回転装置20の「電池残量」「開閉状態(=施解錠装置70の開閉状態)」「リピータチェック」「スペア情報」などが表示され、一覧表で認識できる。但し、管理画面はこれに限定されるものではない(
図5においても同じ)。
【0025】
図5は、施解錠装置用管理システム10の管理画面(その2)の一例である。
個々の回転装置20(SL端末名称)の管理情報と予約受付の画面である。
管理情報の画面では、個々の回転装置20(図示の場合は「ワカ末オフィス」)の鍵を貸し出す利用者のメールアドレスと、貸出期間などが確認できる。
予約受付の画面では、鍵の貸し出しを予約する利用者のメールアドレスと、貸出期間等を入力する。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本願発明の施解錠装置用管理システムは、利用空間の施解錠を行う施解錠装置を遠隔で管理するための管理システムとして幅広く利用できる。
なお、本願発明の施解錠装置用管理システムは、凸形状のつまみ部の回転で利用空間の施解錠を行う施解錠装置がその管理対象となるが、既存の施解錠装置がそれに適合しないつまみ部であった場合には、本願発明の施解錠装置用管理システムに適合するつまみ部の施解錠装置に交換すればよい。施解錠装置の交換のみで対応できるので、最低限のコストで本施解錠装置用管理システムを導入できる。
【符号の説明】
【0027】
10 施解錠装置用管理システム
20 回転装置
21 回動部
30 指示装置
40 中継機
45 ICカード
50 緊急用中継機
70 施解錠装置
71 つまみ部