(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024067653
(43)【公開日】2024-05-17
(54)【発明の名称】スロープ台
(51)【国際特許分類】
B60S 5/00 20060101AFI20240510BHJP
E04F 11/00 20060101ALI20240510BHJP
【FI】
B60S5/00
E04F11/00 100
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022177888
(22)【出願日】2022-11-07
(71)【出願人】
【識別番号】510209993
【氏名又は名称】株式会社アルミック
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】堀田 和志
(72)【発明者】
【氏名】菊池 弘志
【テーマコード(参考)】
2E301
3D026
【Fターム(参考)】
2E301AA02
2E301AA03
2E301BB00
3D026EA02
3D026EA19
(57)【要約】
【課題】軽量化を図りつつも、耐荷重性の向上を図ることができる。
【解決手段】スロープ台は、車両の車輪が載置される載置部22aと、載置部22aに車輪を導く傾斜部22bとを有する。スロープ台は、多角形状の底壁11と、底壁11の上方に位置するとともに載置部22a及び傾斜部22bを有する多角形状の頂壁21と、底壁11に当接する下面、頂壁21に当接する上面32、及び底壁11の複数の辺に沿って延在する複数の側面33を有する発泡材製の中間部材30と、複数の側面33を覆う側壁23とを備える。底壁11、頂壁21、及び側壁23は、中間部材30よりも硬質な材料により形成されている。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車輪が載置される載置部と、前記載置部に前記車輪を導く傾斜部とを有するスロープ台であって、
多角形状の底壁と、
前記底壁の上方に位置するとともに前記載置部及び前記傾斜部を有する前記多角形状の頂壁と、
前記底壁に当接する下面、前記頂壁に当接する上面、及び前記底壁の複数の辺に沿って延在する複数の側面を有する発泡材製の中間部材と、
前記複数の側面を覆う側壁と、を備え、
前記底壁、前記頂壁、及び前記側壁は、前記中間部材よりも硬質な材料により形成されている、
スロープ台。
【請求項2】
前記頂壁の周縁には、全周にわたって前記側壁が連なっている、
請求項1に記載のスロープ台。
【請求項3】
前記側壁は、前記複数の側面の全体を覆っている、
請求項1に記載のスロープ台。
【請求項4】
前記底壁、前記頂壁、及び前記側壁は、金属製である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスロープ台。
【請求項5】
前記側壁の外面には、複数のキャスタが設けられている、
請求項1に記載のスロープ台。
【請求項6】
前記側壁の外面のうち前記複数のキャスタが設けられている部分とは前記中間部材を挟んで反対側の部分には、把手が設けられている、
請求項5に記載のスロープ台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロープ台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の車輪を地面から数cm~数十cm程度持ち上げるために用いられるスロープ台がある。
こうしたスロープ台としては、木製のものや合成樹脂製のものがある。樹脂製のスロープ台としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載のスロープ台は、車両の車輪が載置される載置部と、載置部に車輪を導く傾斜部とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、こうした従来のスロープ台は、重量が大きいためにスロープ台を移動させることが難しいという問題がある。このため、軽量化を図りつつも、耐荷重性の向上を図ることのできるスロープ台が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのスロープ台の各態様を記載する。
[態様1]
車両の車輪が載置される載置部と、前記載置部に前記車輪を導く傾斜部とを有するスロープ台であって、
多角形状の底壁と、
前記底壁の上方に位置するとともに前記載置部及び前記傾斜部を有する前記多角形状の頂壁と、
前記底壁に当接する下面、前記頂壁に当接する上面、及び前記底壁の複数の辺に沿って延在する複数の側面を有する発泡材製の中間部材と、
前記複数の側面を覆う側壁と、を備え、
前記底壁、前記頂壁、及び前記側壁は、前記中間部材よりも硬質な材料により形成されている、
スロープ台。
【0006】
同構成によれば、頂壁に対して印加される荷重が、頂壁を介して中間部材の上面の全体に分散して作用するようになる。また、中間部材の下面が底壁によって覆われるとともに、中間部材の上面が頂壁によって覆われている。さらに、中間部材の複数の側面が側壁によって覆われている。このため、中間部材の変形が抑制される。これにより、スロープ台の形状保持性、すなわち耐荷重性を向上させることができる。また、中間部材が発泡材製であるため、スロープ台の軽量化を図ることができる。したがって、軽量化を図りつつも、耐荷重性の向上を図ることができる。
【0007】
[態様2]
前記頂壁の周縁には、全周にわたって前記側壁が連なっている、
態様1に記載のスロープ台。
【0008】
頂壁と側壁とを別部材とするとともに頂壁と側壁とを連結する構造とした場合、連結部分に対して荷重が作用することで連結部分が変形しやすい。
この点、上記構成によれば、頂壁の周縁に全周にわたって側壁が連なっているので、頂壁と側壁とを別部材とする場合に比べて頂壁と側壁との間の部分の変形を抑制することができる。
【0009】
[態様3]
前記側壁は、前記複数の側面の全体を覆っている、
態様1または態様2に記載のスロープ台。
【0010】
同構成によれば、中間部材の変形が一層抑制されるため、スロープ台の形状保持性、すなわち耐荷重性を一層向上させることができる。
[態様4]
前記底壁、前記頂壁、及び前記側壁は、金属製である、
態様1から態様3のいずれか一項に記載のスロープ台。
【0011】
同構成によれば、底壁、頂壁、及び側壁が金属製であるので、樹脂製の場合に比べて耐候性を高めることができる。
[態様5]
前記側壁の外面には、複数のキャスタが設けられている、
態様1から態様4のいずれか一項に記載のスロープ台。
【0012】
同構成によれば、複数のキャスタによりスロープ台を容易に移動させることができる。
[態様6]
前記側壁の外面のうち前記複数のキャスタが設けられている部分とは前記中間部材を挟んで反対側の部分には、把手が設けられている、
態様5に記載のスロープ台。
【0013】
同構成によれば、使用者は把手を把持することでスロープ台を容易に移動させることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、軽量化を図りつつも、耐荷重性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】
図1は、スロープ台の一実施形態について、上方からのスロープ台の斜視図である。
【
図2】
図2は、
図1のスロープ台について下方からの斜視図である。
【
図5】
図5は、
図1のスロープ台が移動される様子を示す図である。
【
図6】
図6は、
図1のスロープ台が自立している様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、
図1~
図6を参照して、一実施形態について説明する。
図1及び
図3に示すように、スロープ台は、車両の車輪が載置される載置部22aと、載置部22aに車輪を導く傾斜部22bとを有している。
【0017】
本実施形態のスロープ台は、下側部材10、上側部材20、中間部材30、ビス40、キャスタ50、及び把手60を備えている。
次に、スロープ台の各構成について説明する。
【0018】
<下側部材10>
図1及び
図3に示すように、下側部材10は、多角形状の底壁11を有している。本実施形態の底壁11は、長方形状である。
【0019】
図1~
図3に示すように、底壁11の周縁には、全周にわたって立ち上がり部12が設けられている。立ち上がり部12の高さは、全周にわたって一定であることが好ましい。
下側部材10は、金属製であることが好ましい。本実施形態の下側部材10は、アルミニウム製である。
【0020】
なお、以降において、底壁11の長辺方向及び短辺方向をそれぞれ長さ方向L及び幅方向Wとして説明する。
<上側部材20>
図1及び
図3に示すように、上側部材20は、底壁11の上方に位置する多角形状の頂壁21を有している。本実施形態の頂壁21は、長方形状である。
【0021】
頂壁21の上面22は、載置部22a及び傾斜部22bを有している。なお、上面22に、車輪の滑り止め用の凹凸形状を設けたり、滑り止め用のシート部材を貼り付けたりすることもできる。
【0022】
傾斜部22bは、長さ方向Lにおいて載置部22aと並んで設けられている。傾斜部22bは、長さ方向Lにおいて載置部22aから離れるほど下側に位置するように傾斜している。
【0023】
図1~
図3に示すように、本実施形態の頂壁21の周縁には、全周にわたって側壁23が連なっている。
図4に示すように、立ち上がり部12は、側壁23に対して外周側に隣り合っていることが好ましい。側壁23の下端は、底壁11の上面に当接していることが好ましい。
【0024】
上側部材20は、金属製であることが好ましい。本実施形態の上側部材20は、アルミニウム製である。
<中間部材30>
図3及び
図4に示すように、中間部材30は、底壁11に当接する下面31、頂壁21に当接する上面32、及び底壁11の複数の辺に沿って延在する複数の側面33を有している。
【0025】
本実施形態の下面31は、底壁11の上面に沿った長方形状を有している。本実施形態の上面32は、頂壁21の下面に沿った形状を有している。本実施形態の中間部材30は、4つの側面33を有している。
【0026】
中間部材30は、発泡材製である。発泡材は、例えば発泡スチロールである。すなわち、底壁11、頂壁21、及び側壁23は、中間部材30よりも硬質な材料により形成されている。
【0027】
中間部材30の複数の側面33は、側壁23によって覆われている。本実施形態では、側壁23によって複数の側面33の全体が覆われている。
<ビス40>
図4に示すように、下側部材10の立ち上がり部12と上側部材20の側壁23とが、複数のビス40により連結されている。ビス40は、立ち上がり部12及び側壁23にそれぞれ設けられた孔に対して外周側からねじ込まれている。
【0028】
図1~
図3では図示を省略しているが、複数のビス40が、スロープ台の全周にわたって周方向において互いに間隔をあけて設けられている。
<キャスタ50>
図1~
図4に示すように、側壁23の外面には、複数のキャスタ50が設けられている。
【0029】
本実施形態では、側壁23の外面のうち長さ方向Lに沿う部分に、4つのキャスタ50が設けられている。
図1及び
図3に示すように、4つのキャスタ50は、一対の下側キャスタ50aと、一対の上側キャスタ50bとにより構成されている。
【0030】
一対の下側キャスタ50aは、上側キャスタ50bよりも底壁11に近い位置において長さ方向Lに互いに間隔をあけて設けられている。一対の上側キャスタ50bは、長さ方向Lに互いに間隔をあけて設けられる。一対の上側キャスタ50bは、長さ方向Lにおいて一対の下側キャスタ50aの間に設けられている。
【0031】
<把手60>
図2及び
図4に示すように、側壁23の外面のうち複数のキャスタ50が設けられている部分とは中間部材30を挟んで反対側の部分には、把手60が設けられている。
【0032】
本実施形態では、2つの把手60が長さ方向Lにおいて互いに間隔をあけて取り付けられている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
【0033】
(1)スロープ台は、底壁11と、頂壁21と、中間部材30と、側壁23とを備える。底壁11、頂壁21、及び側壁23は、中間部材30よりも硬質な材料により形成されている。
【0034】
こうした構成によれば、頂壁21に対して印加される荷重が、頂壁21を介して中間部材30の上面32の全体に分散して作用するようになる。また、中間部材30の下面31が底壁11によって覆われるとともに、中間部材30の上面32が頂壁21によって覆われている。さらに、中間部材30の複数の側面33が側壁23によって覆われている。このため、中間部材30の変形が抑制される。これにより、スロープ台の形状保持性、すなわち耐荷重性を向上させることができる。また、中間部材30が発泡材製であるため、スロープ台の軽量化を図ることができる。したがって、軽量化を図りつつも、耐荷重性の向上を図ることができる。
【0035】
(2)頂壁21と側壁23とを別部材とするとともに頂壁21と側壁23とを連結する構造とした場合、連結部分に対して荷重が作用することで連結部分が変形しやすい。
この点、上記構成によれば、頂壁21の周縁に全周にわたって側壁23が連なっているので、頂壁21と側壁23とを別部材とする場合に比べて頂壁21と側壁23との間の部分の変形を抑制することができる。
【0036】
(3)側壁23は、複数の側面33の全体を覆っている。
こうした構成によれば、中間部材30の変形が一層抑制されるため、スロープ台の形状保持性、すなわち耐荷重性を一層向上させることができる。
【0037】
(4)底壁11、頂壁21、及び側壁23が金属製であるので、樹脂製の場合に比べて耐候性を高めることができる。
(5)側壁23の外面には、複数のキャスタ50が設けられている。
【0038】
こうした構成によれば、
図5に示すように、複数のキャスタ50によりスロープ台を容易に移動させることができる。
(6)側壁23の外面には、把手60が設けられている。このため、
図5に示すように、使用者は把手60を把持することでスロープ台を容易に移動させることができる。
【0039】
(7)4つのキャスタ50が設けられている。このため、
図6に示すように、スロープ台を自立させることができるとともに、自立した状態のスロープ台を容易に移動させることができる。
【0040】
<変更例>
上記実施形態は、例えば以下のように変更して実施することもできる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0041】
・把手60の形状や数を適宜変更することができる。また、把手60を省略することもできる。
・キャスタ50の数や位置を適宜変更することができる。例えば一対の上側キャスタ50bを省略することもできる。この場合であっても、一対の下側キャスタ50aによりスロープ台を移動させることはできる。また、側壁23の外面のうち幅方向Wに沿う部分に、複数のキャスタ50を設けるようにしてもよい。また、キャスタ50を省略することもできる。
【0042】
・下側部材10及び上側部材20は、ステンレス鋼などの鋼材製であってもよいし、その他の金属製であってもよい。また、下側部材10及び上側部材20は、繊維強化プラスチックなどの合成樹脂製であってもよい。また、下側部材10及び上側部材20は、同一材料により形成されているものに限定されず、異なる材料により形成されていてもよい。
【0043】
・側壁23と立ち上がり部12との連結態様は、ビス40を用いたものに限定されない。例えば、かしめによって、側壁23と立ち上がり部12とを連結するようにしてもよい。また、例えば下側部材10及び上側部材20が合成樹脂製である場合には、側壁23と立ち上がり部12とを接着によって連結するようにしてもよい。
【0044】
・下側部材10と中間部材30とを接着するとともに、中間部材30と上側部材20とを接着するようにしてもよい。すなわち、下側部材10が中間部材30を介して上側部材20と固定されているものであってもよい。この場合、側壁23と立ち上がり部12との連結構造を省略することもできる。
【0045】
・側壁23は、中間部材30の側面33の全体を覆うものに限定されず、側壁23の一部に孔や切欠が設けられているものであってもよい。
・側壁23の一部を上側部材20に設けるとともに、残りの部分を下側部材10に設けるようにしてもよい。また、上側部材20に側壁23を設けることに代えて、下側部材10に側壁23を設けるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0046】
10…下側部材
11…底壁
12…立ち上がり部
20…上側部材
21…頂壁
22…上面
22a…載置部
22b…傾斜部
23…側壁
30…中間部材
31…下面
32…上面
33…側面
40…ビス
50…キャスタ
50a…下側キャスタ
50b…上側キャスタ
60…把手
【手続補正書】
【提出日】2023-10-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車輪が載置される載置部と、前記載置部に前記車輪を導く傾斜部とを有するスロープ台であって、
多角形状の底壁と前記底壁の周縁に全周にわたって設けられた立ち上がり部とを有する下側部材と、
前記底壁の上方に位置するとともに前記載置部及び前記傾斜部を有する前記多角形状の頂壁と前記頂壁の周縁に全周にわたって連なる側壁とを有する上側部材と、
前記底壁に当接する下面、前記頂壁に当接する上面、及び前記底壁の複数の辺に沿って延在する複数の側面を有する発泡材製の中間部材と、
を備え、
前記側壁は、前記複数の側面の全体を覆っており、
前記下側部材及び前記上側部材は、金属製であり、
前記立ち上がり部は、前記側壁に対して外周側に隣り合った状態で前記側壁に複数のビス等により連結されており、
前記ビス等は、前記立ち上がり部及び前記側壁にそれぞれ設けられた孔に対して外周側から差し込まれている、
スロープ台。
【請求項2】
前記側壁の外面には、複数のキャスタが設けられている、
請求項1に記載のスロープ台。
【請求項3】
前記側壁の外面のうち前記複数のキャスタが設けられている部分とは前記中間部材を挟んで反対側の部分には、把手が設けられている、
請求項2に記載のスロープ台。
【手続補正書】
【提出日】2024-02-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
車両の車輪が載置される載置部と、前記載置部に前記車輪を導く傾斜部とを有するスロープ台であって、
多角形状の底壁と前記底壁の周縁に全周にわたって設けられた立ち上がり部とを有する下側部材と、
前記底壁の上方に位置するとともに前記載置部及び前記傾斜部を有する前記多角形状の頂壁と前記頂壁の周縁に全周にわたって連なる側壁とを有する上側部材と、
前記底壁に当接する下面、前記頂壁に当接する上面、及び前記底壁の複数の辺に沿って延在する複数の側面を有する発泡材製の中間部材と、
を備え、
前記側壁は、前記複数の側面の全体を覆っており、
前記下側部材及び前記上側部材は、金属製であり、
前記立ち上がり部は、前記側壁に対して外周側に隣り合った状態で前記側壁に複数のビスにより連結されており、
前記ビスは、前記立ち上がり部及び前記側壁にそれぞれ設けられた孔に対して外周側から差し込まれている、
スロープ台。