(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024006784
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】ソケットコネクタ及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
H01R 43/00 20060101AFI20240110BHJP
H01R 12/71 20110101ALI20240110BHJP
【FI】
H01R43/00 B
H01R12/71
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022107992
(22)【出願日】2022-07-04
(71)【出願人】
【識別番号】000231073
【氏名又は名称】日本航空電子工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(74)【代理人】
【識別番号】100129953
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100154900
【弁理士】
【氏名又は名称】関 京悟
(72)【発明者】
【氏名】守屋 美希
(72)【発明者】
【氏名】竹永 悠一
(72)【発明者】
【氏名】横山 陽平
【テーマコード(参考)】
5E051
5E223
【Fターム(参考)】
5E051BA06
5E051BB02
5E051BB05
5E223AB15
5E223AB16
5E223AC23
5E223BA01
5E223BA07
5E223BB01
5E223BB12
5E223CB22
5E223CB31
5E223CB38
5E223DA05
5E223DB11
5E223DB25
5E223DB33
5E223DB36
5E223EA03
5E223EA32
(57)【要約】
【課題】ソケットコネクタの低コスト化と、ハウジングの島部を保護する保護金具をハウジングにしっかり保持させることと、を両立する技術を提供する。
【解決手段】ソケットコネクタ4は、島部11と島部11を取り囲む周壁12が底板10から上方に突出して成るソケットハウジング7と、ソケットハウジング7に並べて配置される複数のソケットコンタクト6と、2つの保護金具26と、を備える。切断工程では、絞り加工により金属板Mに形成した対称形状のドーム部50を対称軸52で2つに分割するように金属板Mを切断することで、2つの保護金具26の半ドーム部35を形成する。圧入工程では、各ソケットホールドダウン8の2つの圧入部37を2つの長壁15にそれぞれ圧入する。
【選択図】
図16
【特許請求の範囲】
【請求項1】
島部と前記島部を取り囲む周壁が底板から上方に突出して成るハウジングと、
前記ハウジングに並べて配置される複数のコンタクトと、
2つの保護金具と、
を備え、
前記周壁は、前記複数のコンタクトのピッチ方向に延びる2つの長壁を含み、
各保護金具は、
前記島部の前記ピッチ方向における端部としての島端部に設けられて前記島端部を保護する保護部と、
前記保護部から前記2つの長壁に向かってそれぞれ延びる2つのアーム部と、
前記2つのアーム部の先端にそれぞれ設けられ、前記2つの長壁にそれぞれ圧入される2つの圧入部と、
を含む、
ソケットコネクタの製造方法であって、
絞り加工により金属板に形成した対称形状のドーム部を対称軸で2つに分割するように前記金属板を切断することで、前記2つの保護金具の前記保護部を形成する、切断工程と、
前記2つの圧入部を前記2つの長壁にそれぞれ圧入する圧入工程と、
を含む、
製造方法。
【請求項2】
島部と前記島部を取り囲む周壁が底板から上方に突出して成るハウジングと、
前記ハウジングに並べて配置される複数のコンタクトと、
2つの保護金具と、
を備え、
前記周壁は、前記複数のコンタクトのピッチ方向に延びる2つの長壁を含み、
各保護金具は、
前記島部の前記ピッチ方向における端部としての島端部に設けられて前記島端部を保護する保護部と、
前記保護部から前記2つの長壁に向かってそれぞれ延びる2つのアーム部と、
前記2つのアーム部の先端にそれぞれ設けられ、前記2つの長壁にそれぞれ圧入される2つの圧入部と、
を含み、
前記2つの保護金具の前記保護部は、互いに向かい合った鏡像体である、
ソケットコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のソケットコネクタであって、
2つのソケットホールドダウンを更に備え、
各ソケットホールドダウンは、各保護金具と、ソケット側基板に半田付けされる半田脚と、を含み、
前記2つのソケットホールドダウンは、互いに向かい合った鏡像体である、
ソケットコネクタ。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のソケットコネクタであって、
前記2つのアーム部は、前記ピッチ方向と直交する方向に沿ってそれぞれ延びている、
ソケットコネクタ。
【請求項5】
請求項2又は3に記載のソケットコネクタであって、
前記2つのアーム部は、前記保護部の下端からそれぞれ延びている、
ソケットコネクタ。
【請求項6】
請求項2又は3に記載のソケットコネクタであって、
前記2つの圧入部は、前記2つのアーム部の先端から上方にそれぞれ突出している、
ソケットコネクタ。
【請求項7】
請求項2又は3に記載のソケットコネクタであって、
前記2つの長壁には、上下に開口する圧入溝がそれぞれ形成されており、
前記2つの圧入部は、前記2つの長壁の前記圧入溝にそれぞれ圧入されている、
ソケットコネクタ。
【請求項8】
請求項7に記載のソケットコネクタであって、
各圧入部は、前記ピッチ方向において互いに反対向きに突出する2つの圧入爪を有する、
ソケットコネクタ。
【請求項9】
請求項8に記載のソケットコネクタであって、
各圧入部の前記2つの圧入爪は、それぞれ、下方に向かって互いに近づくように傾斜する傾斜面を有する、
ソケットコネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソケットコネクタ及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、本願の
図20に示すように、絶縁樹脂製のハウジング100と、ハウジング100にインサート成形により保持される2つの金属製の保護部材101と、を備えたコネクタ102を開示している。2つの保護部材101は、ハウジング100の中央凸部103の両端部103Aをそれぞれ保護している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、ハウジング100と2つの保護部材101をインサート成形により一体化しているので、各保護部材101がハウジング100にしっかり保持されている。従って、例えば相手コネクタをコネクタ102から抜去する際に各保護部材101がハウジング100から浮いてしまうこともないだろう。
【0005】
しかし、インサート成形用の金型は極めて高い寸法精度が求められるので高価であり、コネクタのコストダウンを阻害する要因とされていた。
【0006】
本発明の目的は、ソケットコネクタの低コスト化と、ハウジングの島部を保護する保護金具をハウジングにしっかり保持させることと、を両立する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の観点によれば、島部と前記島部を取り囲む周壁が底板から上方に突出して成るハウジングと、前記ハウジングに並べて配置される複数のコンタクトと、2つの保護金具と、を備え、前記周壁は、前記複数のコンタクトのピッチ方向に延びる2つの長壁を含み、各保護金具は、前記島部の前記ピッチ方向における端部としての島端部に設けられて前記島端部を保護する保護部と、前記保護部から前記2つの長壁に向かってそれぞれ延びる2つのアーム部と、前記2つのアーム部の先端にそれぞれ設けられ、前記2つの長壁にそれぞれ圧入される2つの圧入部と、を含む、ソケットコネクタの製造方法であって、絞り加工により金属板に形成した対称形状のドーム部を対称軸で2つに分割するように前記金属板を切断することで、前記2つの保護金具の前記保護部を形成する、切断工程と、前記2つの圧入部を前記2つの長壁にそれぞれ圧入する圧入工程と、を含む、製造方法が提供される。
本開示の第2の観点によれば、島部と前記島部を取り囲む周壁が底板から上方に突出して成るハウジングと、前記ハウジングに並べて配置される複数のコンタクトと、2つの保護金具と、を備え、前記周壁は、前記複数のコンタクトのピッチ方向に延びる2つの長壁を含み、各保護金具は、前記島部の前記ピッチ方向における端部としての島端部に設けられて前記島端部を保護する保護部と、前記保護部から前記2つの長壁に向かってそれぞれ延びる2つのアーム部と、前記2つのアーム部の先端にそれぞれ設けられ、前記2つの長壁にそれぞれ圧入される2つの圧入部と、を含み、前記2つの保護金具の前記保護部は、互いに向かい合った鏡像体である、ソケットコネクタが提供される。
2つのソケットホールドダウンを更に備え、各ソケットホールドダウンは、各保護金具と、ソケット側基板に半田付けされる半田脚と、を含み、前記2つのソケットホールドダウンは、互いに向かい合った鏡像体でもよい。
前記2つのアーム部は、前記ピッチ方向と直交する方向に沿ってそれぞれ延びてもよい。
前記2つのアーム部は、前記保護部の下端からそれぞれ延びてもよい。
前記2つの圧入部は、前記2つのアーム部の先端から上方にそれぞれ突出してもよい。
前記2つの長壁には、上下に開口する圧入溝がそれぞれ形成されており、前記2つの圧入部は、前記2つの長壁の前記圧入溝にそれぞれ圧入されてもよい。
各圧入部は、前記ピッチ方向において互いに反対向きに突出する2つの圧入爪を有してもよい。
各圧入部の前記2つの圧入爪は、それぞれ、下方に向かって互いに近づくように傾斜する傾斜面を有してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ソケットコネクタの低コスト化と、ハウジングの島部を保護する保護金具をハウジングにしっかり保持させることと、を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図3】ソケットコネクタの別の角度から見た斜視図である。
【
図8】ソケットホールドダウンの別の角度から見た斜視図である。
【
図15】圧入爪を形成した金属分割体の平面図である。
【
図16】ソケットホールドダウンをソケットハウジングに圧入する様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、
図1から
図19を参照して、本開示の実施形態を説明する。
【0011】
図1には、互いに平行となるソケット側基板1とプラグ側基板2を機械的及び電気的に接続するコネクタ組立体3を示している。コネクタ組立体3は、ソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに半田実装されるソケットコネクタ4(第1コネクタ)と、プラグ側基板2のコネクタ搭載面2Aに半田実装されるプラグコネクタ5(第2コネクタ)と、により構成されている。ソケットコネクタ4は、レセプタクルコネクタとも称される。
【0012】
図2から
図4に示すように、ソケットコネクタ4は、複数のソケットコンタクト6(コンタクト)と、複数のソケットコンタクト6を保持するソケットハウジング7(ハウジング)と、2つのソケットホールドダウン8と、を含む。
【0013】
図1に示すように、複数のソケットコンタクト6は、ソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに対して平行な方向において、互いに平行となる2列を成すように配置されている。2つのソケットホールドダウン8は、主として、ソケットハウジング7をソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに固定するために利用される。
【0014】
ここで、
図1を参照して、「上下方向」「ピッチ方向」「幅方向」を定義する。上下方向及びピッチ方向、幅方向は互いに直交する方向である。
【0015】
図1に示すように、上下方向は、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4に対して挿抜する方向である。従って、上下方向は、ソケットコネクタ4の高さ方向に一致し、また、プラグコネクタ5の高さ方向に一致する。上下方向は、上方(抜去方向)及び下方(嵌合方向)を含む。上方は、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4から抜去する方向である。下方は、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4に嵌合する方向である。上方及び下方は、単に説明の便宜上用いる用語に過ぎず、コネクタ組立体3の使用時における姿勢を特定するものではない。
【0016】
ピッチ方向は、複数のソケットコンタクト6が並べられる方向である。本実施形態のように複数のソケットコンタクト6が互いに平行な2列を構成する場合、ピッチ方向は、2列のうち一方の列に属する複数のソケットコンタクト6が並べられる方向と定義し得る。ピッチ方向は、ピッチ方向内方(inward in the pitch direction)及びピッチ方向外方(outward in the pitch direction)を含む。ピッチ方向内方は、ソケットコネクタ4のピッチ方向における中央に近づく方向である。ピッチ方向外方は、ソケットコネクタ4のピッチ方向における中央から離れる方向である。
【0017】
幅方向は、上下方向及びピッチ方向に対して直交する方向である。幅方向は、幅方向内方(inward in the width direction)及び幅方向外方(outward in the width direction)を含む。幅方向内方は、ソケットコネクタ4の幅方向における中央に近づく方向である。幅方向外方は、ソケットコネクタ4の幅方向における中央から離れる方向である。
【0018】
(ソケットコネクタ4)
以下、
図2から
図16を参照して、ソケットコネクタ4を詳細に説明する。
【0019】
図2から
図4を参照して前述したように、ソケットコネクタ4は、複数のソケットコンタクト6と、複数のソケットコンタクト6を保持するソケットハウジング7と、2つのソケットホールドダウン8と、を含む。
【0020】
図5及び
図6に示すように、ソケットハウジング7は、平面視で矩形状となる絶縁樹脂製の板体であって、典型的には射出成形により形成される。ソケットハウジング7は、ピッチ方向に細長く形成されている。
図5に示すように、ソケットハウジング7は、底板10と島部11と周壁12を含む。
【0021】
底板10は、板厚方向が上下方向となる平板である。
【0022】
島部11は、底板10のピッチ方向及び幅方向における中央から上方に突出し、ピッチ方向に細長く延びている。島部11は、島部本体13と、2つの島端部14を含む。2つの島端部14は、それぞれ、島部11のピッチ方向における両端部に相当している。島部本体13は、2つの島端部14の間の部分である。2つの島端部14は、島部本体13とピッチ方向で隣り合っている。
図5及び
図6に示すように、島部11は、ピッチ方向において互いに反対を向く2つの端面11Aを有する。
【0023】
周壁12は、島部11を平面視で取り囲むように矩形の環状に形成されている。周壁12は、底板10から上方に突出している。周壁12は、ピッチ方向に延びる2つの長壁15と、幅方向に延びる2つの短壁16と、を含む。2つの長壁15は、ソケットハウジング7の2つの長辺に対応している。2つの短壁16は、ソケットハウジング7の2つの短辺に相当している。従って、2つの長壁15は、ピッチ方向において2つの短壁16の間に配置されており、2つの短壁16を互いに連結している。2つの短壁16は、幅方向において、2つの長壁15の間に配置されており、2つの長壁15を互いに連結している。
【0024】
2つの長壁15は、島部11に対して幅方向で対向するように配置されている。2つの長壁15は、島部11から幅方向において離れて配置されている。各長壁15は、幅方向内方を向く内面15Aと、幅方向外方を向く外面15Bと、を有する。各長壁15の内面15Aには、複数のソケットコンタクト6をそれぞれ保持するための複数のスリット15Cが形成されている。各長壁15には、2つのソケットホールドダウン8を圧入により保持するための複数の圧入溝17が形成されている。
図6に示すように、複数の圧入溝17は、2つの内側圧入溝18と、2つの外側圧入溝19と、を含む。即ち、各長壁15の内面15Aには2つの内側圧入溝18が形成されており、各長壁15の外面15Bには2つの外側圧入溝19が形成されている。
【0025】
2つの内側圧入溝18は、ピッチ方向において複数のスリット15Cの両側に形成されている。即ち、2つの内側圧入溝18は、複数のスリット15Cのピッチ方向外方に配置されている。2つの外側圧入溝19は、2つの内側圧入溝18のピッチ方向外方に配置されている。2つの内側圧入溝18及び2つの外側圧入溝19は、長壁15を上下に貫通するように形成されている。即ち、2つの内側圧入溝18及び2つの外側圧入溝19は、上下に開口するように形成されている。
【0026】
2つの短壁16は、島部11に対してピッチ方向で対向するように配置されている。2つの短壁16は、島部11からピッチ方向において離れて配置されている。各短壁16は、ピッチ方向内方を向く内面16Aと、ピッチ方向外方を向く外面16Bと、を有する。各短壁16の外面16Bには、半田脚収容溝20が形成されている。
【0027】
そして、周壁12が島部11からピッチ方向及び幅方向において間隔をあけて環状に形成されることで、島部11と周壁12の間には環状の嵌合凹部21が形成されている。
【0028】
図7から
図10には、様々な角度から観察したソケットホールドダウン8を示している。本実施形態において、2つのソケットホールドダウン8はピッチ方向において逆向きとなるように配置されている。2つのソケットホールドダウン8は同一形状であるから、一方のソケットホールドダウン8のみ説明し、他方の説明を省略する。
【0029】
図1を参照して前述したように、ソケットホールドダウン8は、主として、ソケットハウジング7をソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに固定するためのものである。
図7及び
図8に示すように、ソケットホールドダウン8は、1枚の金属板から打ち抜き加工、曲げ加工、絞り加工、切断加工などを経て形成されている。
【0030】
ソケットホールドダウン8は、ホールドダウン本体25と保護金具26を含む。
【0031】
図7及び
図8に示すように、ホールドダウン本体25は、カバー部27、3つの半田脚28、2つのバネ片29を含む。
【0032】
カバー部27は、板厚方向が上下方向に一致する板体であって、平面視でピッチ方向内方に開口するU字に形成されている。カバー部27は、
図6に示す短壁16を覆って保護する。
【0033】
図7及び
図8に戻り、3つの半田脚28は、カバー部27から下方に延びるように形成されている。3つの半田脚28は、2つの圧入半田脚30と、1つの挿入半田脚31と、を含む。
【0034】
2つの圧入半田脚30は、カバー部27から幅方向外方に突出するようにそれぞれ形成されている。各圧入半田脚30は、圧入部30Aと半田部30Bを下方に向かってこの記載順に含む。各圧入半田脚30の圧入部30Aは、
図6に示すソケットハウジング7の対応する外側圧入溝19に圧入される。各圧入半田脚30の半田部30Bは、
図1に示すソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに設けられた図示しないパッドに半田付けされる。
【0035】
図8に示すように、挿入半田脚31は、カバー部27からピッチ方向外方に突出するように形成されている。挿入半田脚31は、
図6に示すソケットハウジング7の対応する半田脚収容溝20に挿入される。挿入半田脚31の下端31Aは、
図1に示すソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに設けられた図示しないパッドに半田付けされる。
【0036】
2つのバネ片29は、2つの圧入半田脚30にそれぞれ片持梁状に支持されており、ピッチ方向内方に延びている。各バネ片29は、幅方向に弾性変位可能に構成されている。
【0037】
図7に示すように、保護金具26は、半ドーム部35(保護部)、2つの側方アーム部36(アーム部)、2つの圧入部37、1つの後方アーム部38を含む。
【0038】
図7及び
図8に示すように、半ドーム部35は、下方に開口するドームをピッチ方向で2分割した半ドーム形状を有する。従って、半ドーム部35は、下方に開口すると共に、ピッチ方向内方にも開口している。半ドーム部35は、内部空間39を有する。半ドーム部35は、天板40、主側板41、2つの従側板42を有する。天板40は、内部空間39の上方に配置されることで内部空間39を区画している。主側板41は、内部空間39のピッチ方向外方に配置されることで内部空間39をピッチ方向で区画する。2つの従側板42は、内部空間39の幅方向外方にそれぞれ配置されることで内部空間39を幅方向で区画する。
図2に示すように、各ソケットホールドダウン8の半ドーム部35は、島部11の各島端部14に対してピッチ方向で隣り合うように配置されることで、島部11の各島端部14を保護する。しかし、これに代えて、各ソケットホールドダウン8の半ドーム部35は、島部11の各島端部14を覆うように配置されることで、島部11の各島端部14を保護してもよい。
【0039】
図7及び
図8に戻り、2つの側方アーム部36は、半ドーム部35の2つの従側板42の下端42Aから幅方向外方にそれぞれ延びている。即ち、2つの側方アーム部36は、半ドーム部35から2つの長壁15に向かってそれぞれ延びている。
図9に示すように、2つの側方アーム部36は、幅方向に沿って延びている。
【0040】
図7に示すように、2つの圧入部37は、2つの側方アーム部36の先端36Aにそれぞれ設けられている。2つの圧入部37は、2つの側方アーム部36の先端36Aから上方に突出するように形成されている。2つの圧入部37は、
図6に示す2つの内側圧入溝18にそれぞれ圧入される。
図10に示すように、各圧入部37は、上下に延びる圧入部本体37Aと、圧入部本体37Aからピッチ方向内方に突出する内方圧入爪37Bと、圧入部本体37Aからピッチ方向外方に突出する外方圧入爪37Cと、を含む。即ち、圧入部37は、ピッチ方向において互いに反対向きに突出する内方圧入爪37B及び外方圧入爪37Cを有する。内方圧入爪37Bは、抜け止め角部37Dと傾斜面37Eを下方に向かってこの記載順に有する。傾斜面37Eは、下方に向かってピッチ方向外方に向かうように傾斜している。同様に、外方圧入爪37Cは、抜け止め角部37Fと傾斜面37Gを下方に向かってこの記載順に有する。傾斜面37Gは、下方に向かってピッチ方向内方に向かうように傾斜している。従って、各圧入部37の内方圧入爪37B及び外方圧入爪37Cは、それぞれ、下方に向かって互いに近づくように傾斜する傾斜面37E及び傾斜面37Gを有する。要するに、各圧入部37は、下方を向く鏃形状であって、
図5に示す各内側圧入溝18に下方に圧入されるように構成されている。
【0041】
図7に示すように、後方アーム部38は、保護金具26をカバー部27に連結する。即ち、後方アーム部38は、保護金具26の半ドーム部35をカバー部27に連結している。後方アーム部38は、半ドーム部35の主側板41の下端からピッチ方向外方に延びる水平アーム部38Aと、水平アーム部38Aの先端から上方に延びてカバー部27に接続する垂直アーム部38Bと、を含む。
【0042】
図2に示すように、各ソケットコンタクト6は、島部11から長壁15にかけて延びるように配置されている。各ソケットコンタクト6は、1枚の金属板を打ち抜き加工及び曲げ加工することで形成されている。
【0043】
(製造方法)
次に、
図11から
図17を参照して、ソケットコネクタ4の製造方法を説明する。
図11には、ソケットコネクタ4の製造方法のフローチャートを示している。
図11に示すように、ソケットコネクタ4の製造方法は、切断工程(S100)と圧入工程(S110)を含む。
図12から
図15は、2つのソケットホールドダウン8の製造プロセスを示している。
【0044】
S100:
図12及び
図13には、絞り加工によりドーム部50が形成された対称形状の金属板Mを示している。
図12に示すように、2つのソケットホールドダウン8は、製造工程の中途に至るまで、互いに連なった状態で製造される。即ち、1枚の金属板Mを打ち抜き加工及び曲げ加工することで、1枚の金属板Mに2つのホールドダウン本体25を互いに向かい合うように形成する。2つのホールドダウン本体25の間には、ドーム部50と、ドーム部50を2つのホールドダウン本体25にそれぞれ連結する2つの後方アーム部38と、ドーム部50から幅方向外方に延びる2つの延長部51と、を形成する。2つの延長部51は、幅方向において互いから遠ざかるように延びている。そして、
図14に示すように、ピッチ方向においてドーム部50及び2つの延長部51を2つに分割するように金属板Mを切断する。具体的には、
図13において、平面視におけるドーム部50及び2つの延長部51の投影面積をピッチ方向でニ等分するように対称軸52で金属板Mを切断する。これにより、
図14に示すように、金属板Mは、ピッチ方向に分割されて2つの鏡像体の金属分割体Nとなる。特に
図14の実施形態では2つの金属分割体Nは同一形状となっている。同時に、ドーム部50は、2つの半ドーム部35となる。各延長部51は、2つの延長分割体Pとなる。ついで、打ち抜き加工により、
図14に示す破線に沿って2つの延長分割体Pを打ち抜くことで、
図15に示すように、各延長分割体Pに外方圧入爪37Cをそれぞれ形成する。そして、各延長分割体Pの幅方向外方の部分を上方に折り曲げることで、
図7に示す側方アーム部36及び圧入部37が形成されることになる。
【0045】
S110:
次に、
図16に示すように、各ソケットホールドダウン8の保護金具26の各圧入部37を、ソケットハウジング7の対応する内側圧入溝18に圧入する。同時に、各ソケットホールドダウン8のホールドダウン本体25の各圧入半田脚30をソケットハウジング7の対応する外側圧入溝19に圧入すると共に、各ソケットホールドダウン8のホールドダウン本体25の挿入半田脚31をソケットハウジング7の対応する半田脚収容溝20に挿入する。これにより、各ソケットホールドダウン8は、ソケットハウジング7によって確実に保持されることになる。
図17には、各ソケットホールドダウン8がソケットハウジング7に保持されている様子を示している。
図17に示すように、各ソケットホールドダウン8の保護金具26の半ドーム部35は、ソケットハウジング7の島部11の各島端部14に対してピッチ方向で隣り合うように配置される。換言すれば、各ソケットホールドダウン8の保護金具26の半ドーム部35は、ソケットハウジング7の島部11のピッチ方向における両端面11Aに対してピッチ方向で対向するように配置される。これにより、ソケットコネクタ4とプラグコネクタ5の嵌合時に島部11の各島端部14が保護されることになる。
【0046】
(プラグコネクタ5)
次に、
図18及び
図19を参照して、プラグコネクタ5を説明する。なお、プラグコネクタ5がソケットコネクタ4に嵌合した状態においてプラグコネクタ5のソケットコネクタ4に対する姿勢は一義的に定まるので、以下、プラグコネクタ5を説明するに際し、
図1を参照して定義済みの各種方向をそのまま使用するものとする。
【0047】
図18及び
図19に示すように、プラグコネクタ5は、複数のプラグコンタクト60と、複数のプラグコンタクト60を保持するプラグハウジング61と、2つのプラグホールダウン62と、を含む。複数のプラグコンタクト60は、インサート成形によりプラグコンタクト60と一体化している。2つのプラグホールダウン62は、圧入によりプラグコンタクト60に保持されている。
【0048】
図19に示すように、プラグハウジング61は、平面視で矩形状の絶縁樹脂から成る板体であって、ピッチ方向に細長く形成されている。プラグハウジング61は、底板63と周壁64を含む。
【0049】
底板63は、板厚方向が上下方向となる平板である。
【0050】
周壁64は、環状に形成されており、底板63から下方に突出している。周壁64は、ピッチ方向に延びる2つの長壁65と、幅方向に延びる2つの短壁66と、を含む。2つの長壁65は、それぞれ、ピッチ方向に並べられた複数のプラグコンタクト60を保持している。
【0051】
各プラグコンタクト60は、1枚の金属板を打ち抜き加工及び曲げ加工することで形成されている。
【0052】
2つのプラグホールダウン62は、プラグ側基板2のコネクタ搭載面2Aにプラグハウジング61を固定するためのものである。各プラグホールダウン62は、1枚の金属板を打ち抜き加工及び曲げ加工することで形成されている。
【0053】
(使用方法)
次に、コネクタ組立体3の使用方法を説明する。
【0054】
図1に示すソケットコネクタ4をソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに実装するには、各ソケットホールドダウン8のホールドダウン本体25の2つの圧入半田脚30の半田部30B及び挿入半田脚31の下端31Aをソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに形成された図示しないパッドにそれぞれ半田付けする。これと同時に、ソケットコネクタ4の複数のソケットコンタクト6をソケット側基板1のコネクタ搭載面1Aに形成された図示しない電極パッドにそれぞれ半田付けする。
【0055】
同様に、プラグコネクタ5をプラグ側基板2のコネクタ搭載面2Aに実装するには、各プラグホールダウン62の半田付け部62Aをプラグ側基板2のコネクタ搭載面2Aに形成された図示しないパッドにそれぞれ半田付けする。これと同時に、プラグコネクタ5の複数のプラグコンタクト60をプラグ側基板2のコネクタ搭載面2Aに形成された図示しない電極パッドにそれぞれ半田付けする。
【0056】
プラグコネクタ5をソケットコネクタ4に嵌合するには、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4と上下方向で対向させた状態で、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4に向かって降下させてプラグコネクタ5をソケットコネクタ4に接触させる。次に、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4に押し付けながらプラグコネクタ5をソケットコネクタ4に対して相対的にピッチ方向及び幅方向に往復移動させる。この往復移動により、プラグコネクタ5のプラグハウジング61の環状の周壁64が、ソケットコネクタ4のソケットハウジング7の環状の嵌合凹部21に軽く嵌まる。
【0057】
上記の往復移動の際に、プラグコネクタ5のプラグホールダウン62がソケットコネクタ4の島部11に対してピッチ方向で繰り返し近づいたり遠ざかったりする。しかしながら、
図2に示すように、島部11の2つの島端部14のピッチ方向外方に2つのソケットホールドダウン8の半ドーム部35がそれぞれ配置されているので、プラグコネクタ5のプラグホールダウン62がソケットコネクタ4の島部11に対してピッチ方向で直接衝突することがなく、もって、島部11の2つの島端部14が嵌合時に破損することがない。
【0058】
次に、プラグコネクタ5のプラグハウジング61の環状の周壁64を、ソケットコネクタ4のソケットハウジング7の環状の嵌合凹部21に押し込むと、複数のプラグコンタクト60と複数のソケットコンタクト6がそれぞれ電気的に接続する。また、これと同時に、各プラグホールダウン62が対応するソケットホールドダウン8の2つのバネ片29を幅方向外方に押し退けながら2つのバネ片29の間に挿入される。これにより、2つのプラグホールダウン62と2つのソケットホールドダウン8とがそれぞれ電気的に接続される。
【0059】
プラグコネクタ5をソケットコネクタ4から抜去するには、単に、プラグコネクタ5をソケットコネクタ4から上方に引き抜けばよい。
【0060】
以上に、本開示の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特徴を有する。
【0061】
即ち、
図2から
図9に示すように、ソケットコネクタ4は、島部11と島部11を取り囲む周壁12が底板10から上方に突出して成るソケットハウジング7(ハウジング)と、ソケットハウジング7に並べて配置される複数のソケットコンタクト6(コンタクト)と、2つの保護金具26と、を備える。
図6に示すように、周壁12は、複数のソケットコンタクト6のピッチ方向に延びる2つの長壁15を含む。
図7から
図10、
図17に示すように、各保護金具26は、島部11のピッチ方向における端部としての島端部14に設けられて島端部14を保護する半ドーム部35(保護部)と、半ドーム部35から2つの長壁15に向かってそれぞれ延びる2つの側方アーム部36(アーム部)と、2つの側方アーム部36の先端36Aにそれぞれ設けられ、2つの長壁15にそれぞれ圧入される2つの圧入部37と、を含む。上記のソケットコネクタ4は、
図11に示すように、切断工程(S100)と圧入工程(S110)を含む。切断工程では、
図12から
図14に示すように、絞り加工により金属板Mに形成した対称形状のドーム部50を対称軸52で2つに分割するように金属板Mを切断することで、2つの保護金具26の半ドーム部35(保護部)を形成する。圧入工程では、
図16に示すように、各ソケットホールドダウン8の2つの圧入部37を2つの長壁15にそれぞれ圧入する。
【0062】
このように、2つのソケットホールドダウン8を製造するに際し、1枚の金属板Mに絞り加工により形成したドーム部50を2分割することで2つの半ドーム部35を形成することで、2つの半ドーム部35を絞り加工で別々に形成する場合と比較して、絞り加工の加工工数を半減できることから、2つのソケットホールドダウン8の製造コストを抑えることができる。このような製造方法は、
図4及び
図15のような互いに向かい合う同一形状の2つのソケットホールドダウン8の製造に最も適しているが、同一形状のソケットホールドダウンに限定されることはなく、対称軸で分割した鏡像体となる2つのソケットホールドダウンの製造にも適しており、さらには保護部となる半ドーム部のみが鏡像体となっている2つのソケットホールドダウンの製造にも有効である。また、2つのソケットホールドダウン8をソケットハウジング7の保持させるに際し、これらをインサート成形で一体化させるのではなく、圧入により2つのソケットホールドダウン8をソケットハウジング7に取り付けているので、インサート成形用の高価な金型を不要とすることができる。また、絞り加工により薄肉となった半ドーム部35の下端をソケットハウジング7の底板10に圧入する構成と比較して、半ドーム部35を2つの側方アーム部36で支持する構成を採用することで、保護金具26をソケットハウジング7にしっかり保持させることができる。従って、以上の方法によれば、ソケットコネクタ4の低コスト化と、ソケットハウジング7の島部11を保護する保護金具26をソケットハウジング7にしっかり保持させることと、を両立することができる。
【0063】
また、
図2から
図9に示すように、ソケットコネクタ4は、島部11と島部11を取り囲む周壁12が底板10から上方に突出して成るソケットハウジング7(ハウジング)と、ソケットハウジング7に並べて配置される複数のソケットコンタクト6(コンタクト)と、2つの保護金具26と、を備える。
図6に示すように、周壁12は、複数のソケットコンタクト6のピッチ方向に延びる2つの長壁15を含む。
図7から
図10、
図17に示すように、各保護金具26は、島部11のピッチ方向における端部としての島端部14に設けられて島端部14を保護する半ドーム部35(保護部)と、半ドーム部35から2つの長壁15に向かってそれぞれ延びる2つの側方アーム部36(アーム部)と、2つの側方アーム部36の先端36Aにそれぞれ設けられ、2つの長壁15にそれぞれ圧入される2つの圧入部37と、を含む。2つの保護金具26の半ドーム部35は、互いに向かい合った鏡像体である。
【0064】
このように、2つのソケットホールドダウン8をソケットハウジング7の保持させるに際し、これらをインサート成形で一体化させるのではなく、圧入により2つのソケットホールドダウン8をソケットハウジング7に取り付けているので、インサート成形用の高価な金型を不要とすることができる。また、半ドーム部35を2つの側方アーム部36で支持する構成を採用することで、保護金具26をソケットハウジング7にしっかり保持させることができる。従って、以上の方法によれば、ソケットコネクタ4の低コスト化と、ソケットハウジング7の島部11を保護する保護金具26をソケットハウジング7にしっかり保持させることと、を両立することができる。
【0065】
また、ソケットコネクタ4は、2つのソケットホールドダウン8を更に備える。各ソケットホールドダウン8は、各保護金具26と、ソケット側基板1に半田付けされる半田脚28と、を含む。2つのソケットホールドダウン8は、互いに向かい合った鏡像体である。以上の構成によれば、2つのソケットホールドダウン8の製造コストを抑制できる。
【0066】
また、
図7から
図9に示すように、2つの側方アーム部36は、ピッチ方向と直交する方向としての幅方向に沿ってそれぞれ延びている。以上の構成によれば、平面視で2つの側方アーム部36が幅方向に対して斜めに延びている場合と比較して、ソケットコネクタ4のピッチ方向におけるダウンサイジングに寄与している。
【0067】
また、
図7及び
図8に示すように、2つの側方アーム部36は、半ドーム部35の下端からそれぞれ延びている。以上の構成によれば、2つの側方アーム部36が
図1に示す嵌合凹部21の下側で延びることになるので、2つの側方アーム部36は、プラグコネクタ5とソケットコネクタ4との嵌合を阻害しない。
【0068】
また、
図7及び
図8に示すように、2つの圧入部37は、2つの側方アーム部36の先端36Aから上方にそれぞれ突出している。以上の構成によれば、2つの圧入部37が上下方向に延びる構成が実現される。
【0069】
また、
図16に示すように、2つの長壁15には、上下に開口する内側圧入溝18(圧入溝)がそれぞれ形成されている。2つの圧入部37は、2つの長壁15の内側圧入溝18にそれぞれ圧入されている。以上の構成によれば、2つの圧入部37を上から圧入する構成が実現される。
【0070】
また、
図10に示すように、各圧入部37は、ピッチ方向において互いに反対向きに突出する2つの圧入爪としての内方圧入爪37B及び外方圧入爪37Cを有する。以上の構成によれば、各圧入部37が対応する内側圧入溝18の内壁面に2箇所で食いつくことになるので、各圧入部37を対応する内側圧入溝18に確実に圧入できる。
【0071】
また、各圧入部37の内方圧入爪37B及び外方圧入爪37Cは、それぞれ、下方に向かって互いに近づくように傾斜する傾斜面37E及び傾斜面37Gを有する。以上の構成によれば、各圧入部37を、下方に向かって先細る鏃形状とすることができる。
【符号の説明】
【0072】
1 ソケット側基板
1A コネクタ搭載面
2 プラグ側基板
2A コネクタ搭載面
3 コネクタ組立体
4 ソケットコネクタ
5 プラグコネクタ
6 ソケットコンタクト(コンタクト)
7 ソケットハウジング(ハウジング)
8 ソケットホールドダウン
10 底板
11 島部
11A 端面
12 周壁
13 島部本体
14 島端部
15 長壁
15A 内面
15B 外面
15C スリット
16 短壁
16A 内面
16B 外面
17 圧入溝
18 内側圧入溝(圧入溝)
19 外側圧入溝
20 半田脚収容溝
21 嵌合凹部
25 ホールドダウン本体
26 保護金具
27 カバー部
28 半田脚
29 バネ片
30 圧入半田脚
30A 圧入部
30B 半田部
31 挿入半田脚
31A 下端
35 半ドーム部(保護部)
36 側方アーム部
36A 先端
37 圧入部
37A 圧入部本体
37B 内方圧入爪
37C 外方圧入爪
37D 抜け止め角部
37E 傾斜面
37F 抜け止め角部
37G 傾斜面
38 後方アーム部
38A 水平アーム部
38B 垂直アーム部
39 内部空間
40 天板
41 主側板
42 従側板
42A 下端
50 ドーム部
51 延長部
52 対称軸
60 プラグコンタクト
61 プラグハウジング
62 プラグホールダウン
62A 半田付け部
63 底板
64 周壁
65 長壁
66 短壁
M 金属板
N 金属分割体
P 延長分割体