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特開2024-67910情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024067910
(43)【公開日】2024-05-17
(54)【発明の名称】情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/2457 20190101AFI20240510BHJP
   G06F 16/906 20190101ALI20240510BHJP
   G06F 16/9035 20190101ALI20240510BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240510BHJP
   G16H 20/00 20180101ALI20240510BHJP
【FI】
G06F16/2457
G06F16/906
G06F16/9035
G06Q50/10
G16H20/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022178326
(22)【出願日】2022-11-07
(71)【出願人】
【識別番号】516140476
【氏名又は名称】AuB株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 啓太
(72)【発明者】
【氏名】田中 智久
【テーマコード(参考)】
5B175
5L049
5L050
5L099
【Fターム(参考)】
5B175FA03
5B175HA01
5L049CC12
5L050CC12
5L099AA15
(57)【要約】
【課題】ユーザのグループ分けを行うことで、ユーザの興味を惹くことができる情報を提供する。
【解決手段】情報提供装置(2)は、複数のユーザの体力測定情報(50)及びオンライン行動履歴(30)を取得する取得部(8)と、複数のユーザに対し、取得した情報に基づくグループ分けを行うグループ分け部(9)と、グループ分け結果を参照して、各ユーザに対する提供情報を決定する決定部(10)と、決定部が決定した提供情報を提供する提供部(11)とを備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、
前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、
前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、
前記各ユーザに対し、前記決定部が決定した提供情報を提供する提供部と、を備えていることを特徴とする情報提供装置。
【請求項2】
前記取得部は、前記複数のユーザのコンディションデータをさらに取得し、
前記グループ分け部は、前記複数のユーザに対し、前記コンディションデータに基づくグループ分けをさらに行うことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記コンディションデータは、コンディショニング履歴情報と、前記コンディショニング履歴情報に対応した結果情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記決定部は、各ユーザに対して提供する前記提供情報を、前記グループ分け部によって前記コンディションデータ以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザの前記コンディションデータに基づいて決定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報提供装置。
【請求項5】
前記決定部は、各ユーザに対して提供する前記提供情報を、前記グループ分け部によって前記オンライン行動履歴以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザの前記オンライン行動履歴に基づいて決定することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の情報提供装置。
【請求項6】
前記決定部は、前記グループ分け部によって同じグループにグループ分けされた各ユーザに対して同じ提供情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記複数のユーザの属性情報をさらに取得し、
前記グループ分け部は、前記複数のユーザに対し、前記属性情報に基づくグループ分けをさらに行うことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項8】
ユーザ端末と、
前記ユーザ端末と送受信可能な情報提供装置とを備え、
前記情報提供装置は、
複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、
前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、
前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、
前記ユーザ端末に対し、前記決定部が決定した提供情報を送信する提供部と、を備えていることを特徴とする情報提供システム。
【請求項9】
情報提供装置が、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得工程と、
前記情報提供装置が、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け工程と、
前記情報提供装置が、前記グループ分け工程によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定工程と、
前記情報提供装置が、前記各ユーザに対し、前記決定工程において決定した提供情報を提供する提供工程と、を含むことを特徴とする情報提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、健康診断データや問診内容に対する回答などに基づいて、ユーザに提供する情報を特定する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020―60803号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、健康診断データや問診内容に対する回答にあらかじめ対応付けされている商品やサービスなどの情報を提供している。しかしながら、健康診断データや問診内容に対する回答にあらかじめ対応付けされている情報では、ユーザが継続的に取得したくなるほど、ユーザの興味を惹くことができない場合がある。
【0005】
本発明の一態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、よりユーザの興味を惹くことができる情報を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報提供装置は、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、前記各ユーザに対し、前記決定部が決定した提供情報を提供する提供部と、を備えている。
【0007】
また、本発明の一態様に係る情報提供システムは、ユーザ端末と、前記ユーザ端末と送受信可能な情報提供装置とを備え、前記情報提供装置は、複数のユーザの会員属性情報、体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、前記複数のユーザに対し、会員属性情報に基づくグループ分け、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び/又は、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、前記ユーザ端末に対し、前記決定部が決定した提供情報を送信する提供部と、を備えている。
【0008】
また、本発明の一態様に係る情報提供方法は、情報提供装置が、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得工程と、前記情報提供装置が、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け工程と、前記情報提供装置が、前記グループ分け工程によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定工程と、前記情報提供装置が、前記各ユーザに対し、前記決定工程において決定した提供情報を提供する提供工程と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、新規な仕組みによってよりユーザの興味を惹く提案を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施形態1の情報提供システムの一例を示すブロック図である。
図2】本発明の実施形態1に係るデータベース4に格納されたユーザの会員属性情報を示す図である。
図3】本発明の実施形態1に係るデータベース4に格納されたユーザのオンライン行動履歴情報を示す図である。
図4】本発明の実施形態1に係るデータベース4に格納されたユーザのコンディションデータを示す図である。
図5】本発明の実施形態1に係るデータベース4に格納されたユーザの体力測定情報を示す図である。
図6】本発明の実施形態1に係る図2から図5に示したそれぞれの情報及びデータの関連を示す図である。
図7】本発明の実施形態1に係る情報提供システムによる情報提供方法の流れの一例を説明するフローチャートである。
図8】本発明の実施形態1に係るユーザ端末に提供情報が表示された例を示す図である。
図9】本発明の実施形態2に係る情報提供システム1による情報提供方法の流れの一例を説明するフローチャートである。
図10】ユーザ端末に記事が表示された例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態である実施形態1について図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態1の情報提供システム1の一例を示すブロック図である。情報提供システム1は、情報提供装置2と、ユーザ端末3と、データベース4とを含んで構成されている。複数のユーザに対応するために、情報提供システム1は複数のユーザ端末3を含んで構成されている。
【0013】
本実施形態において、「ユーザ」とは、本実施形態において使用される情報が取得された者を指し、一態様において、会員ID、姓名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、LINEユーザ識別子などの情報が取得された者であり得る。これらの情報は、会員登録によって得られた情報であってもよいが、必ずしも会員登録される必要はなく、各ユーザがアンケート等に回答した情報であってもよい。また、ユーザは、ユーザ端末3の保有者であってもよいし、それ以外であってもよい。
【0014】
情報提供装置2は、制御部5と、通信部6と、記憶部7とを含んで構成されている。制御部5については後述する。通信部6は、情報提供装置2がユーザ端末3及びデータベース4などの外部の装置との間で通信ネットワークを介してデータを送受信するために設けられている。
【0015】
記憶部7は、情報提供装置2に内蔵された、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの書き込み及び/又は消去可能な半導体装置のメモリによって構成されてよい。また記憶部7は、情報提供装置2と接続される外部メモリによって構成されてもよい。記憶部7は、制御部を制御するプログラムが記憶されていてもよい。また、記憶部7はデータベース4から入力されたデータを一時的に記憶してもよい。
【0016】
情報提供装置2は、通信ネットワーク上に接続されたサーバであってよい。また情報提供装置2は通信ネットワークに接続されたコンピュータや、端末装置のようなPC(パーソナルコンピュータ)やタブレット装置などであってもよい。情報提供装置2は、ユーザ端末3とデータベース4を仲介する機能も有する。
【0017】
ユーザ端末3は、通信部12と、制御部13と、表示部14と、操作部15とを含んで構成されている。ユーザ端末3は、ユーザが情報提供装置2と互いの通信部6及び12を介してデータを送受信できる機能を有している。制御部13はユーザ端末3を制御する機能を有し、例えば半導体装置で構成されたCPUやマイクロコンピュータなどの演算装置で構成されてよい。表示部14は操作部15で入力した情報を表示する機能を有すると共に、情報提供装置2から通信部6及び12を介して受信したデータを表示する機能を有する。ユーザ端末3としては、例えば、PC、スマートフォン及びタブレット端末などを挙げることができるが、本実施形態はこれらに限定されるものではない。
【0018】
データベース4は、情報提供装置2が参照する種々のデータを格納している。データベース4は、情報提供装置2からの入力されたデータを格納してもよいし、情報提供装置2にデータを出力してもよい。データベース4は、情報提供装置2とは別装置に設けられ、通信ネットワークを介して情報提供装置2とデータを送受信する構成であってもよいし、情報提供装置2に設けられていてもよい。また、データベース4には、例えば、次のような情報の一つ以上が格納され得る:ユーザ端末3の操作部15にユーザが入力した情報、アンケート等に回答したユーザから得られた情報を事業者が入力した情報、など。
【0019】
<データベースが格納するデータ・情報>
図2は、データベース4に格納されたユーザの会員属性情報を示す図である。図2に示すように、データベース4には、各ユーザの会員属性情報20が格納されている。一態様において、会員属性情報20は、会員ID、姓名(ふりがなを含む)、性別、生年月日、郵便番号、都道府県、地区町村・番地、建物名、部屋番号を含む住所情報、電話番号、メールアドレス、LINE(登録商標)ユーザ識別子などの情報が含まれる。なお、LINEユーザ識別子は、LINEアカウントと連携するために使用するものである。
【0020】
会員IDは、ユーザを一意に識別する番号であり、数字、英字などを含む複数の組み合わせの文字列で構成される。姓名は、漢字、ひらがな、カタカナ、英字などで構成される。なお、例えば外国人留学生などのユーザによっては、これら以外の文字による表記を希望する場合があるため、対応可能な文字種を準備してもよい。性別は、男性・女性・その他を示すもので、所定の略号で構成されてもよい。
【0021】
生年月日は、西暦を示す数字で構成される。住所情報は、漢字、ひらがな、カタカナ、数字、英字などで構成される。姓名の場合と同様に、ユーザによっては、これら以外の文字による表記を希望する場合があるため、対応可能な文字種を準備してもよい。電話番号は、数字で構成される。メールアドレスは、所定のアドレス形式で構成される。LINEユーザ識別子は、ユーザを一意に識別する暗号文字列で構成される。
【0022】
会員属性情報は、ユーザ端末3の表示部14に会員属性情報入力フォーマットを表示させ、ユーザが操作部15に入力した情報を会員属性情報として取得してデータベース4に格納してよい。また会員属性情報は、ユーザが他の会員情報としてすでに登録した情報をユーザ端末3の表示部14に表示させ、表示された情報をユーザが選択することによってデータベース4に格納してもよい。
【0023】
図3は、データベース4に格納されたユーザのオンライン行動履歴情報を示す図である。図3に示すように、データベース4には、各ユーザのオンライン行動履歴情報30が格納されている。オンライン行動履歴情報30には、閲覧履歴31、キャンペーン応募履歴32、アンケート回答履歴33及びお気に入り機能登録履歴34が含まれる。なお、オンライン行動履歴情報30はこれらの履歴情報に限られるものではなく、他のコンテンツなどを必要に応じて履歴情報として追加してもよい。
【0024】
閲覧履歴31の各履歴(レコード)には、閲覧履歴ID、会員ID、記事ID、閲覧日時が含まれる。キャンペーン応募履歴32の各履歴には、キャンペーン応募履歴ID、会員ID、キャンペーンID、応募日時が含まれる。アンケート回答履歴33の各履歴には、アンケート回答履歴ID、会員ID、アンケートID、アンケート回答日時が含まれる。お気に入り機能登録履歴34の各履歴には、お気に入り機能登録ID、会員ID、お気に入り機能ID、登録日時が含まれる。
【0025】
閲覧履歴ID、キャンペーン応募履歴ID、アンケート回答履歴ID及びお気に入り機能登録IDは、それぞれ連番の数字を含む文字列で構成される。記事ID、キャンペーンID、アンケートID及びお気に入り機能IDは、それぞれ閲覧した記事のID、応募したキャンペーンのID、回答したアンケートのID及びお気に入り機能のIDであり、所定の文字列で構成される。閲覧日時、応募日時及び登録日時は、それぞれの日時を西暦を示す数字で構成される。
【0026】
情報提供装置2はユーザに対して記事、キャンペーン及びアンケートなどを提供する。この情報提供は、アプリなどによって提供してよい。例えば、ユーザが、ユーザ端末3において情報提供装置2が提供する記事等を閲覧するアプリを実行し、操作部15を操作することで、ユーザ端末3は、情報提供装置2からユーザが所望する記事、キャンペーンまたはアンケートのデータを取得し、表示部14に表示させることができる。図10は、ユーザ端末3の表示部14に記事100が表示された様子を示す図である。
【0027】
ここで、情報提供装置2がユーザ端末3に対して記事、キャンペーン又はアンケートなどのデータを提供した場合、情報提供装置2は、ユーザが記事、キャンペーン又はアンケートなど取得した(閲覧した)ことをオンライン行動履歴情報30として取得することができる。即ち、閲覧履歴ID、キャンペーン応募履歴ID及びアンケート回答履歴IDは、それぞれ提供された記事、キャンペーン及びアンケートに対応して情報提供装置2が取得することができる。
【0028】
なお、オンライン行動履歴情報30は、ユーザ端末3に搭載された又は情報提供装置2が有するアプリによって上述したように自動的に取得することもできる。このアプリには、閲覧履歴31、キャンペーン応募履歴32、アンケート回答履歴33及びお気に入り機能登録履歴34に含まれるそれぞれの情報について、個別に取得を許可又は拒否することができる選択肢を持たせることができる。
【0029】
データベース4には、図3に示されるカテゴリ情報35及びタグ情報36も格納されている。カテゴリ情報35には、カテゴリID及びカテゴリ名が含まれる。また、タグ情報36には、タグID及びタグ名が含まれる。カテゴリID及びタグIDは、それぞれ連番の数字を含む文字列で構成される。カテゴリ名及びタグ名は、それぞれを示す任意の文字列で構成されてよい。
【0030】
カテゴリ情報35及びタグ情報36とオンライン行動履歴情報30との間には、関連37という矢印が示されている。この関連37とは、オンライン行動履歴情報30の閲覧履歴31、キャンペーン応募履歴32、アンケート回答履歴33及びお気に入り機能登録履歴34のそれぞれがカテゴリ情報35及びタグ情報36と関連付けされているということで、このような記載で表している。
【0031】
ここでカテゴリとは、例えば一つの記事等に一つだけ付与される大分類であってよい。またタグとは、例えば一つの記事等に複数個付与される可能性がある横断的分類(大分類より詳細な分類)であってよい。なおタグは検索に利用されることを考え、タグを所定の分類にまとめた形に整理してもよい。例えば、カテゴリとしては、栄養、メンタル、疲労ケア、キャリアなどが挙げられる。また、タグとしては、興味関心、理解促進、実践、習慣化などの分類などが挙げられる。
【0032】
このように、オンライン行動履歴情報30の閲覧履歴31、キャンペーン応募履歴32、アンケート回答履歴33及びお気に入り機能登録履歴34のそれぞれは、カテゴリ情報35及びタグ情報36と関連付けされている。これにより、各ユーザの興味、関心などがカテゴリ情報35及びタグ情報36によってグループ化することが可能となっている。
【0033】
図4は、データベース4に格納されたユーザのコンディションデータを示す図である。図4に示すように、データベース4には、各ユーザのコンディションデータ40が格納されている。コンディションデータ40には、複数のコンディショニング履歴41~43が含まれている。それぞれのコンディショニング履歴41~43には、コンディションID、会員ID、管理対象1~3回答、及び登録日時が含まれる。コンディションIDは、それぞれ連番の数字を含む文字列で構成される。管理対象1~3回答は、それぞれのコンディション管理対象への回答を示すもので、それぞれを表す任意の文字列で構成されてよい。登録日時は、登録日時を西暦で示す数字で構成される。
【0034】
コンディションデータ40はユーザ自身がユーザ端末3の操作部16に入力したものを、情報提供装置2が取得してもよいし、監督、コーチ、スタッフなどの第三者が任意の装置に入力したデータを情報提供装置2が取得してもよい。なお、カテゴリ情報35及びタグ情報36、並びに関連37については、図3と同じであるためその説明を省略する。
【0035】
図3で示したのと同様に、コンディションデータ40の各コンディショニング履歴41~43のそれぞれがカテゴリ情報35及びタグ情報36と関連付けされている。これにより、各ユーザのコンディションデータに基づいた興味、関心などがカテゴリ情報35及びタグ情報36によってグルーピングすることが可能となっている。
【0036】
一態様においては、コンディションデータに対応した結果情報(試合や練習などの結果に関する情報)を含めてもよい。また、コンディションデータ40に体の部位別の状況(足、腕、腰などの特定の部位)や、怪我の状況(けがの程度、影響、回復状況)などが含まれてもよい。
【0037】
図5は、データベース4に格納されたユーザの体力測定情報を示す図である。図5に示すように、データベース4には、各ユーザの体力測定情報50が格納されている。体力測定情報50はある一時期に取得した身体のサイズやパフォーマンス情報であり、会員ID、身長、体重、競技、学年、ポジション、所属チーム、5mダッシュ、10mダッシュ、50mダッシュ、10mX5アジリティ、垂直飛び、立ち幅跳び、最高到達点などの情報が含まれる。これらの情報については、適宜それぞれを示す数字などを含む任意の文字列で構成されてよい。
【0038】
また体力測定情報50は、目的に応じて変更されてよく、項目を追加するための任意の空白情報を設定してもよい。体力測定情報50はユーザ自身が入力してもよく、また、監督、コーチ、スタッフなどの第三者が入力してもよい。また、これらの情報は最新の情報に更新されることが望ましく、その更新によって履歴が残される。しかしながら、ユーザによってはこれらの更新情報及び履歴情報がなくてもよい。
【0039】
<各データ間の関連>
図6は、図2から図5に示したそれぞれの情報及びデータの関連を示す図である。図6の上部に示されるように、会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50は、会員IDによって互いに関連付けされている。これらの関連付けされた情報を総称してユーザ個別情報60と称する。即ち、ユーザ個別情報60は、会員IDを中心として全てのデータが関連付けられている。関連付けのためのキーとなる情報は会員IDが望ましいが、それ以外の情報であってもよい。
【0040】
一方、図6の中央部及び下部には、図3及び図4で示したカテゴリ情報35及びタグ情報36が矢印(関連37)とともに示されている。即ち、ユーザ個別情報60が有するそれぞれのデータは、カテゴリ情報35及びタグ情報36と関連付けされている。従って、オンライン行動履歴情報30およびコンディションデータ40は、カテゴリ情報35及びタグ情報36に基づいてグループ化することが可能となっている。
【0041】
<情報提供装置の制御部>
図1に示すように、情報提供装置2の制御部5は、取得部8と、グループ分け部9と、決定部10と、提供部11とを含んで構成されている。制御部5は、半導体装置で構成されたCPU(Central Processing Unit)又はマイクロコンピュータなどの演算装置で構成されてよい。
【0042】
取得部8は、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30及び体力測定情報50を取得する。一態様において、取得部8は、データベース4から、会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を取得してよい。
【0043】
グループ分け部9は、複数のユーザに対し、会員属性情報20に基づくグループ分け、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分け、コンディションデータに基づくグループ分け、および、体力測定情報50に基づくグループ分けを行う。なお、グループ分け部9は、会員属性情報20に基づくグループ分け、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分け、コンディションデータに基づくグループ分け、および、体力測定情報50に基づくグループ分けの全部を行なってもよいが、一部の組み合わせを行なってもよい。グループ分け部9は、少なくとも、会員属性情報20に基づくグループ分け、及び、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分けを行なうことが好ましい。
【0044】
決定部10は、グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する。一態様において、決定部10は、データベース4から、提供情報を取得してよい。
【0045】
提供部11は、各ユーザに対し、前記決定部が決定した提供情報を提供する。ここで、一態様における提供情報は、パーソナライズした情報や提案(レコメンデーション)など対象ユーザが興味を持つと思われる情報を含んでよい。
【0046】
<情報提供方法の流れ>
図7は、本発明の実施形態1における情報提供システム1による情報提供方法の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0047】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。情報提供装置2の制御部5は、任意のタイミングでこの動作を開始することができる。一態様において、前回、情報提供装置2が対象ユーザに情報を提供してから所定の日時が経過したタイミングや、情報提供装置2が、最初に、対象ユーザの体力測定情報50又はオンライン行動履歴情報30を取得したタイミングであってもよい。
【0048】
ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、及び、体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0049】
<グループ分け>
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、及び、体力測定情報50に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。なお、グループ分け部9は、会員属性情報20に基づくグループわけを行なわなくてもよい。
【0050】
一実施形態において、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分けは、図3図4及び図6に示したカテゴリ情報35及び/又はタグ情報36を用いて実施される。
【0051】
すなわち、グループ分け部9は、各ユーザのオンライン行動履歴情報30に含まれる各履歴に対して関連付けられたカテゴリおよび/またはタグの傾向に基づいて、各ユーザをグループ分けしてよい。一例として、グループ分け部9は、以下を基準としたクラスタリングを行なうことにより、各ユーザをグループ分けしてもよい。
・最も関連付けが多いカテゴリおよび/またはタグ
・関連付け数が上位所定数のカテゴリおよび/またはタグ
・カテゴリおよび/またはタグに対する関連付け数の分布
また、一実施形態において、体力測定情報50に基づくグループ分けは、体力測定情報50が示す体力測定結果の値または値の変化に基づいて実施される。
【0052】
一例として、グループ分け部9は、以下を基準としたクラスタリングを行なうことにより、各ユーザをグループ分けしてもよい。これにより、例えば、グループ分け部9は、各ユーザを、体力測定の結果が向上しないユーザのグループと体力測定のよいユーザとにグループ分けすることができる。
・体力測定情報50が示す体力測定結果のうち特定の体力測定結果(例えば、5mダッシュ、10mダッシュ、50mダッシュ、10mX5アジリティ、垂直飛び、立ち幅跳び、最高到達点など)の値
・特定の体力測定結果の値の前回からの変化
・複数の体力測定結果の値の統計値(例えば、平均値)
・複数の体力測定結果の値の統計値の前回からの変化
また、一実施形態において、会員属性情報20に基づくグループ分けは、以下のような基準に行うことができる。
・誕生日が近いユーザのグループ
・住所が近いユーザのグループ
・その他、属性が近いユーザのグループ
ステップS73において、決定部10は、各ユーザに対して提供する提供情報を、他のユーザのオンライン行動履歴に基づいて決定してもよい(決定工程)。他のユーザとしては、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザを用いてもよく、オンライン行動履歴以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザを用いてもよい。
【0053】
以下では、各ユーザに対して提供する提供情報を、体力測定情報50に基づくグループ分けにおいて、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザのオンライン行動履歴に基づいて決定する例について記載しているが、これに限定されず、各ユーザに対して提供する提供情報を、会員属性情報20に基づくグループ分けにおいて、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザのオンライン行動履歴に基づいて決定してもよい。
【0054】
一例として、決定部10は、体力測定の結果が向上しないユーザに対して、体力測定の結果がよいユーザのオンライン行動履歴情報30において閲覧された数が多い記事IDを選択してもよい。この選択した記事IDに基づいて、決定部10は提供情報として「体力測定の良い会員は、XXの記事を読んでいるよ!」とすることを決定してもよい(決定工程)
ステップS74において、提供部11は決定部10が決定した提供情報をグループ化された体力測定の結果が向上しないユーザに対して提供する(提供工程)。具体的には、制御部5の提供部11は情報提供装置2の通信部6及びユーザ端末3の通信部12を介して、ユーザ端末3の表示部14に提供情報を表示する。これにより対象ユーザに情報の提供を行う動作が終了する(ステップS75)。
【0055】
図8は、ユーザ端末に提供情報が表示された例を示す図である。グループ化された体力測定の結果が向上しないユーザのユーザ端末3の表示部14には、決定部10が決定した「体力測定の良い会員は、XXの記事を読んでいるよ!」をいう提供情報80が表示されている。このように、情報提供装置2は、ユーザに対し、他のグループにグループ分けされた他のユーザがどのような行動をしているか、どのような状態であるか等に基づいた提供情報を提供することができる。このように本発明の情報提供装置2は、ユーザに対し、当該ユーザとは異なるグループの他のユーザに基づく提供情報を提供することができるので、ユーザにとって未知の情報を提供することができ、興味を惹くことができる。
【0056】
また、上述したように、グループ分けは、様々な基準に基づいて行なうことができる。そのため、ある基準に基づいて同一のグループにグループ分けされたユーザであっても、異なる基準に基づくと他のグループにグループ分けされることがある。このような場合に、ある基準に基づいて同一のグループにグループ分けされたユーザから得られた情報を、当該グループにグループ分けされた他のユーザに対して提供してもよい。すなわち、第1のユーザと、第2のユーザとが、第1の基準に基づいて同一のグループにグループ分けされた場合であっても、第2の基準に基づいて異なるグループにグループ分けされた場合には、第1のユーザに対して、第2のユーザから得られた情報を提供してもよい。例えば、体力測定の良い会員のグループ内のユーザにおいて、競技パフォーマンスの高いグループにも所属しているユーザも含まれる場合がある。このような、競技パフォーマンスの高いユーザは、体力測定の良い会員の平均値よりもパフォーマンスが高い。この競技パフォーマンスの高いユーザの共通した行動に基づいた情報を取得し、体力測定の良い会員のグループ内のユーザに、「競技パフォーマンスの高い会員は、XXの練習をしているよ!」をいう情報を提供してもよい。これにより、ユーザに対し、ある基準においては類似するユーザであって、他の基準においては違ったユーザから得られた情報を提供することができるので、より興味を惹くことができる。
【0057】
なお、上記の例では決定部10は各ユーザについて、それぞれ提供情報を決定していたが、決定部10は、グループ分け部9によって同じグループにグループ分けされた各ユーザに対して同じ提供情報を決定してもよい。これにより、提供情報の決定を効率化することができる。
【0058】
また、上記の例では決定部10が体力測定の結果のよいユーザのオンライン行動履歴情報30における共通した記事IDを選択したが、決定部10は体力測定の結果がユーザのループの一部のユーザのオンライン行動履歴情報30を参照してもよい。また上記の例において決定部10は、ユーザの行動パターンの共通した情報を提供情報として決定したが、ユーザの行動パターンの傾向や動向を提供情報として決定してもよい。
【0059】
さらに決定部は、対象とするユーザのオンライン行動履歴情報30から提供情報を選定したが、体力測定情報50から提供情報を選出してもよい。例えば、決定部10は、グループ化された体力測定のよいユーザの体力測定情報50からN日間連続で垂直飛びを記録していることを抽出し、この行動を提供情報に含めると共に情報提供の対象者の体力測定情報50と比較して、「体力測定の良い会員は、N日間連続で垂直飛びを記録しているよ。あなたはあとM日で到達!」という提供情報を決定してもよい。
【0060】
また、他の例として、ステップS73において、決定部10は、他のユーザとして、当該ユーザとは同じグループにグループ分けされた他のユーザを用いてもよい。
【0061】
また他の例として、グループ分け部9は、会員属性情報20に基づいて誕生日が近いユーザをグループ化する。決定部10は、全てのユーザに対し「誕生日が近い会員に対し、おめでとうを伝えよう!」という提供情報を決定し、行動を提案する情報として提供してもよい。
【0062】
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0063】
実施形態2において、取得部8は、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を取得する。実施形態2において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を取得してよい。また、一態様において、取得部8は、ユーザ端末3の操作部16にユーザが入力した複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を、通信部6を介して取得してもよい。
【0064】
図9は、本発明の実施形態2における情報提供システム1による情報提供方法の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0065】
ステップS90において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。情報提供装置2の制御部5は、任意のタイミングでこの動作を開始することができる。
【0066】
ステップS91において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0067】
ステップS92において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。会員属性情報20に基づくグループ分け、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分け、及び体力測定情報50に基づくグループ分けは、実施形態1と同様である。また、コンディションデータ40に基づくグループ分けは、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分けと同様、図3図4及び図6に示したカテゴリ情報35及び/又はタグ情報36を用いて実施することができる。
【0068】
ステップS93において、決定部10は、一例として、各ユーザに対して提供する提供情報を、他のユーザのコンディショニングデータに基づいて決定してもよい(決定工程)。他のユーザとしては、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザを用いてもよく、コンディショニングデータ以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザを用いてもよい。
【0069】
以下では、各ユーザに対して提供する提供情報を、体力測定情報50に基づくグループ分けにおいて、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザのオンライン行動履歴に基づいて決定する例について記載しているが、これに限定されず、各ユーザに対して提供する提供情報を、会員属性情報20に基づくグループ分けや、オンライン行動履歴情報に基づくグループ分けにおいて、当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザのコンディショニングデータに基づいて決定してもよい。
【0070】
一例として、決定部10は、グループ化された「体力測定の結果が向上しないユーザ」に対し、体力測定のよいユーザのコンディションデータ40から所定の行動を抽出し、「体力測定のよいユーザはXXの行動しているよ、あなたも真似してみたら?」という提供情報を決定し、これを情報提供の対象者に推奨する提案として提供情報してもよい。
【0071】
ステップS94において、提供部11は決定部10が決定した各グループの提供情報をそれぞれのグループのユーザに対して提供する。(提供工程)具体的には、制御部5の提供部11は情報提供装置2の通信部6及びユーザ端末3の通信部12を介して、ユーザ端末3の表示部14に提供情報を表示する。これにより各グループの対象ユーザに情報の提供を行う動作が終了する(ステップS95)。
【0072】
なお、上記の例では、決定部10が、各ユーザに対して提供する提供情報を、他のユーザのコンディショニングデータに基づいて決定していたが、実施形態1のように、他のユーザのオンライン履歴情報に基づいて決定してもよいし、会員属性情報、体力測定情報に基づいて決定してもよい。すなわち、決定部10は、グループ分け部によって当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザのコンディショニングデータ、オンライン履歴情報、体力測定情報または会員属性情報に基づいて、提供情報を決定してもよい。このとき、グループ分けの基準となる情報と、提供情報を決定するために参照する情報とは異なることが好ましい。
【0073】
また、ステップS93において、決定部10は、それぞれのグループ化されたユーザとして、各グループにおけるグループ化の基準となる情報をグループ分け部9から受け取っている。決定部10は各グループへの提供情報として、一例として「あなたと誕生日の近い会員がグループ化されています。このグループに対して、あなたが推奨する誕生日の過ごし方に関する記事を紹介してください」とすることを決定してもよい(決定工程)。このような提供情報はグループ固有の興味を惹く記事の紹介になると考えられる。
【0074】
また、上述したステップS93において、決定部10は、それぞれのグループ化されたユーザに対して限定情報を特定してもよい。即ち、決定部10は各グループそれぞれの提供情報として、グループに特化した限定キャンペーン情報などを決定する。一例として、誕生日の近いユーザに対して「誕生月がXX月の方への限定プレゼントキャンペーン情報」を提供情報として決定してよい。これによりそれぞれのグループにおいて興味を持てる情報を提供することが可能となる。
【0075】
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0076】
実施形態3の情報提供の流れは、実施形態1と同じであるため、図7を用いて説明する。実施形態3においては、会員属性情報20の住所情報を利用してグループ化を行う。
【0077】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0078】
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、会員属性情報20に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。このグループ分けは、カテゴリ情報35によって、対象ユーザの会員属性情報20のカテゴリが選択される。また、タグ情報36によって、住所情報が選択される。選択された住所情報に対して、グループ分け部9は所定の地域のユーザのグループ化ができる。
【0079】
ステップS73において、決定部10は、グループ化された所定の地域のユーザに対して、イベント情報を決定する。このイベント情報に示されるイベントは特定の場所で実施されるため、グループ化されたユーザはそのイベントに参加可能なエリアに住んでいるユーザである。
【0080】
ステップS74において、提供部11は決定部10が決定した提供情報であるイベント情報をグループ化されたエリアに住んでいるユーザに対して提供する。具体的には、制御部5の提供部11は情報提供装置2の通信部6及びユーザ端末3の通信部12を介して、ユーザ端末3の表示部14に提供情報を表示する。これにより対象ユーザに情報の提供を行う動作が終了する(ステップS75)。
【0081】
実施形態3の変形例として、ステップS72において、グループ分け部9は雨予報が出ている地域のユーザをグループ化する。S73において、決定部10はグループ化された所定の地域のユーザに対して雨の日向けのアクティビティの案内を決定する。
【0082】
実施形態3において提供したイベント情報は、特定の場所で開催されるスポーツイベントが含まれる。特定の場所で開催されるイベント情報は、その開催場所に行くことができる地域に住むユーザが必要な提供情報であるため、より興味を惹くことができる情報を提供することができる。
【0083】
また、変形例においてアクティビティの案内は、雨予報地域のユーザに対してより興味を惹くことができる情報を提供することができる。
【0084】
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0085】
実施形態4の情報提供の流れは、実施形態1と同じであるため、図7を用いて説明する。
【0086】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30情報及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0087】
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、オンライン行動履歴情報30情報に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。このグループ分けは、カテゴリ情報35によって、対象ユーザのオンライン行動履歴情報30のカテゴリが選択される。また、タグ情報36によって、キャンペーン応募履歴32とお気に入り機能登録履歴34が選択される。選択されたキャンペーン応募履歴32に対して、グループ分け部9はキャンペーンに未応募のユーザのグループ化ができる。また、選択されたお気に入り機能登録履歴34に対して、グループ分け部9はお気に入り機能を登録したユーザのグループ化ができる。これらのグループ分けをかけ合わせることにより、グループ分け部9は最終的に、お気に入り機能を登録しているが、キャンペーンに未応募のユーザのグループ化ができる。
【0088】
ステップS73において、決定部10は、グループ化されたお気に入り機能を登録しているが、キャンペーンに未応募のユーザに対して、未応募プレゼントキャンペーンを紹介するリマインド通知を決定する。
【0089】
ステップS74において、提供部11は決定部10が決定した通知をグループ化されたユーザに対して提供する。具体的には、制御部5の提供部11は情報提供装置2の通信部6及びユーザ端末3の通信部12を介して、ユーザ端末3の表示部14に提供情報を表示する。これにより対象ユーザに情報の提供を行う動作が終了する(ステップS75)。
【0090】
実施形態4において提供した通知は、お気に入り機能を利用しているが、プレゼントキャンペーンに応募していないユーザに対して、アクションを促進させることができる。
【0091】
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0092】
実施形態5の情報提供の流れは、実施形態1と同じであるため、図7を用いて説明する。
【0093】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0094】
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。このグループ分けは、カテゴリ情報35によって、対象ユーザのオンライン行動履歴情報30のカテゴリが選択される。また、タグ情報36によって、アンケート回答履歴33が選択される。選択されたアンケート回答履歴33に対して、対象ユーザが回答したアンケート結果はセグメントとして記憶部7に保存される。
【0095】
実施形態5において、一例としてアンケート回答に「音楽フェスに興味がある」をチェックしたユーザを、「音楽フェスに興味があるユーザ」というセグメントとして記憶部7に保存する。グループ分け部9は、会員属性情報20の生年月日情報から「20代」を、性別情報から「女性」を選択して、「20代」かつ「女性」のユーザのグループ化ができる。これらのグループ化を掛け合わせて、グループ分け部9は「20代」、「女性」かつ「音楽フェスに興味があるユーザ」をグループ化できる。
【0096】
ステップS73において、決定部10は、グループ化されたユーザに対して、インセンティブに対するアンケート通知を決定する。ステップS74において、提供部11は決定部10が決定したアンケート通知をグループ化されたユーザに対して提供する。
【0097】
実施形態5において提供した通知によって、インセンティブに関するアンケート結果が集計され、その効果を測定することができる。即ち、アンケート回答を利用して、インセンティブに対する「寄与度」、「満足度」及び「新インセンティブのアイデア」をグループ化したユーザから、聞くことができる。
【0098】
〔実施形態6〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0099】
実施形態6の情報提供の流れは、実施形態1と同じであるため、図7を用いて説明する。
【0100】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0101】
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、オンライン行動履歴情報30に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。このグループ分けは、カテゴリ情報35によって、対象ユーザのオンライン行動履歴情報30のカテゴリについて、筋トレが選択される。また、タグ情報36によって、閲覧履歴31が選択される。選択された閲覧履歴31に対して、対象ユーザが閲覧した筋トレ情報はセグメントとして記憶部7に保存される。
【0102】
実施形態6において、一例として閲覧履歴に「筋トレに関連する情報」を閲覧したユーザを、「プロテインに興味があるユーザ」というセグメントとして記憶部7に保存する。グループ分け部9は、会員属性情報20の生年月日情報から購買意欲のある年齢層として「20代」から「50代」を選択して、「20代」から「50代」のユーザのグループ化ができる。これらのグループ化を掛け合わせて、グループ分け部9は「20代」から「50代」かつ「プロテインに興味があるユーザ」をグループ化できる。
【0103】
ステップS73において、決定部10は、グループ化されたユーザに対して、プロテイン特集などのコンテンツを作成して決定する。ステップS74において、提供部11は決定部10が決定したプロテイン特集などのコンテンツをグループ化されたユーザに対して提供する。
【0104】
実施形態6において提供したプロテイン特集などのコンテンツによって、プロテインに興味があるユーザがプロテイン特集などのコンテンツを閲覧することになり、興味のあるコンテンツの閲覧を促進することができる。即ち、特定された閲覧履歴を利用して、興味があるユーザに対して、特定のコンテンツを提供することができる。
【0105】
〔実施形態7〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0106】
実施形態7の情報提供の流れは、実施形態1と同じであるため、図7を用いて説明する。
【0107】
ステップS70において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。ステップS71において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30情報及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0108】
ステップS72において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、オンライン行動履歴情報30情報に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。このグループ分けは、カテゴリ情報35によって、対象ユーザのオンライン行動履歴情報30のカテゴリが選択される。また、タグ情報36によって、閲覧履歴31及びお気に入り機能登録履歴34が選択される。選択された閲覧履歴31に対して、グループ分け部9は閲覧履歴31が少ないユーザのグループ化ができる。また、選択されたお気に入り機能登録履歴34に対して、グループ分け部9はお気に入り機能に未登録のユーザのグループ化ができる。これらのグループ分けをかけ合わせることにより、グループ分け部9は最終的に、閲覧履歴31が少なく、お気に入り機能に未登録のユーザのグループ化ができる。
【0109】
ステップS73において、決定部10は、グループ化された閲覧履歴31が少なく、お気に入り機能に未登録のユーザに対して、お気に入り機能フォローガイドの紹介を決定する。
【0110】
ステップS74において、提供部11は決定部10が決定したお気に入り機能フォローガイドの紹介をグループ化されたユーザに対して提供する。具体的には、制御部5の提供部11は情報提供装置2の通信部6及びユーザ端末3の通信部12を介して、ユーザ端末3の表示部14に提供情報を表示する。なお、この表示はポップアップで行ってもよい。これにより対象ユーザに情報の提供を行う動作が終了する(ステップS75)。
【0111】
実施形態7において提供したお気に入り機能フォローガイドは、お気に入り機能を利用しておらず、閲覧履歴も少ないユーザに対して、アクションを促進させることができる。なお、実施形態7においては、お気に入り機能登録履歴34を利用して、特定の機能を活用していないユーザをグループ化したが、特定の機能を実施していないことを検出した情報を用いて、ユーザをグループ化することもできる。
【0112】
〔実施形態8〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0113】
実施形態8の情報提供の流れは、実施形態2と同じであるため、図9を用いて説明する。
【0114】
ステップS90において、対象ユーザに情報の提供を行う動作が開始する。情報提供装置2の制御部5は、任意のタイミングでこの動作を開始することができる。
【0115】
ステップS91において、取得部8は、データベース4から、複数のユーザの会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50を取得する(取得工程)。
【0116】
ステップS92において、グループ分け部9は、複数のユーザに対し、会員属性情報20、オンライン行動履歴情報30、コンディションデータ40及び体力測定情報50に基づくグループ分けを行う(グループ分け工程)。
【0117】
実施形態8において、一例としてアンケート回答に「試合前にどのような行動をとるか」を回答したユーザを、「試合前アンケートの回答ユーザ」というセグメントとして記憶部7に保存する。なお、この「試合前にどのような行動をとるか」というアンケートに体しては、「静かに過ごす」「体を動かす」「不安なので考えない」と3つの選択肢を用意しており、この選択肢に対するユーザの回答も記憶部7に保存してある。これにより、グループ分け部9は、「試合前アンケートの回答ユーザ」を3つの選択肢の心理状態毎にグループ分けすることができる。さらにグループ分け部9は、体力測定情報50の情報から「競技」、「ポジション」、「所属チーム」などを選択して、特定の試合に臨むユーザのグループ化ができる。これらのグループ化を掛け合わせて、グループ分け部9は試合前における特定の心理状態を有するユーザをグループ化できる。
【0118】
ステップS73において、決定部10は、グループ化されたユーザに対して、不安を解消する記事の紹介を決定する。ステップS74において、提供部11は決定部10が決定した記事の紹介をグループ化されたユーザに対して提供する。
【0119】
実施形態8において提供した記事の紹介によって、試合前の心理状態と行動を具体的に想起させ、自分のパフォーマンスについて冷静に考えるきっかけを創出することができる。
【0120】
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報提供装置2の制御部5は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
【0121】
後者の場合、情報提供装置2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本開示の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPUを用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM等をさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本開示の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
【0122】
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報提供装置は、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、前記各ユーザに対し、前記決定部が決定した提供情報を提供する提供部と、を備えている。
【0123】
本発明の態様2に係る情報提供装置は、上記態様1において、前記取得部は、前記複数のユーザのコンディションデータをさらに取得し、前記グループ分け部は、前記複数のユーザに対し、前記コンディションデータに基づくグループ分けをさらに行う。
【0124】
本発明の態様3に係る情報提供装置は、上記態様2において、前記コンディションデータは、コンディショニング履歴情報と、前記コンディショニング履歴情報に対応した結果情報を含む。
【0125】
本発明の態様4に係る情報提供装置は、上記態様2または3において、前記決定部は、各ユーザに対して提供する前記提供情報を、前記グループ分け部によって前記コンディションデータ以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザの前記コンディションデータに基づいて決定する。
【0126】
本発明の態様5に係る情報提供装置は、上記態様1から3の何れか1つにおいて、前記決定部は、各ユーザに対して提供する前記提供情報を、前記グループ分け部によって前記オンライン行動履歴以外のデータに基づいて当該ユーザとは異なるグループにグループ分けされた他のユーザの前記オンライン行動履歴に基づいて決定する。
【0127】
本発明の態様6に係る情報提供装置は、上記態様1において、前記決定部は、前記グループ分け部によって同じグループにグループ分けされた各ユーザに対して同じ提供情報を決定する。
【0128】
本発明の態様7に係る情報提供システムは、ユーザ端末と、前記ユーザ端末と送受信可能な情報提供装置とを備え、前記情報提供装置は、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得部と、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け部と、前記グループ分け部によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定部と、前記ユーザ端末に対し、前記決定部が決定した提供情報を送信する提供部と、を備えている。
【0129】
本発明の態様8に係る情報提供方法は、情報提供装置が、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得工程と、前記情報提供装置が、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け工程と、前記情報提供装置が、前記グループ分け工程によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定工程と、前記情報提供装置が、前記各ユーザに対し、前記決定工程において決定した提供情報を提供する提供工程と、を含む。
【0130】
本発明の態様9に係るプログラムは、情報提供装置が備える少なくとも1つのプロセッサに、情報提供装置が、複数のユーザの体力測定情報及びオンライン行動履歴を取得する取得工程と、前記情報提供装置が、前記複数のユーザに対し、前記体力測定情報に基づくグループ分け、及び、前記オンライン行動履歴に基づくグループ分けを行うグループ分け工程と、前記情報提供装置が、前記グループ分け工程によるグループ分け結果を参照して、各ユーザに対して提供する提供情報を決定する決定工程と、前記情報提供装置が、前記各ユーザに対し、前記決定工程において決定した提供情報を提供する提供工程と、を実行させる。
【0131】
本発明の態様10に係る非一時的な記憶媒体は、上記態様12に係るプログラムを格納する。
【0132】
〔付記事項〕
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
【符号の説明】
【0133】
1 情報提供システム
2 情報提供装置
3 ユーザ端末
4 データベース
5、13 制御部
6、12 通信部
7 記憶部
8 取得部
9 グループ分け部
10 決定部
11 提供部
14 表示部
15 操作部
20 会員属性情報
30 オンライン行動履歴情報
31 閲覧履歴
32 キャンペーン応募履歴
33 アンケート回答履歴
34 お気に入り機能登録履歴
35 カテゴリ情報
36 タグ情報
37 関連
40 コンディションデータ
41~43 コンディショニング履歴
50 体力測定情報
60 ユーザ個別情報
S71、S91 取得工程
S72、S92 グループ分け工程
S73、S93 決定工程
S74、S94 提供工程
80 提供情報
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10