(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024006846
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】ステック製品のランダム集積
(51)【国際特許分類】
B65B 35/32 20060101AFI20240110BHJP
【FI】
B65B35/32
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022127456
(22)【出願日】2022-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】521200750
【氏名又は名称】合同会社▲高▼橋技術士事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 弘司
【テーマコード(参考)】
3E054
【Fターム(参考)】
3E054AA05
3E054AA13
3E054FA07
3E054JA02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ステック充填機複数台とカートニング機、袋詰機1台との連結、連動を可能とする集積方式を提供する。
【解決手段】充填機12列50サイクル600本包装ラインで10本、包装品60個/分を2列で排出すれは30回動作でカートニング機180個/分で稼動すれば、3台の充填機と1台のカートニング機は可能となる。第1ダンパー,第2ダンパーで2本グルプ5回動作で1開閉を行えば良い。5回動作で1、2×5=6秒、製品バケットを2ケ間欠動作で次工程に排出すれば成立する。カートニング機6インチピッチで180個/分,(90個/分20本入)は概存の技術である。箱の中での製品の姿勢を求め、整列方式で行っても、実質的にはランダムになっている。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
12連ステック充填機でフイルムカット巾(♯50.3リンク)63、5ミリ.で製品長さ140~150ミリ,製品巾26,5ミリ.厚み 6~8ミリ.重さ 7~10gの製品が毎分50サイクル,600本/分で400Hの高さから排出される時.12連9インチピッチ桟付コンベアーで水平で受け取り.角度60°で上昇.1000Hの高さで水平状態でシュートに排出すると.
(1)シュートの入口は12列で受け取り、出口では(1、2、),(3.4).(5、6).(7.8).(9、10).(11,12.)列と6列に合流し.960Hの高さで、950Hの第1ダンパーに排出する.第1ダンパーは下部の製品コンベアーの側面に1300ピッチで垂直に100巾の板柱を立て.上部,両端の水平部設け.スライドガイドを取付け巾40の1300Lの板を通し.排出部6列の奇数1、3、5、7、9、11片側の板に偶数2、4,6、8 10,12,はもう,片方に取付,左右稼動可能とし,左側上部にサーボモーター付タイミングベルトコンベアーを設け、その上面,下面を奇数列の板,偶数列の板と連結し、サーボモーターがon offすればダンパーは左右開閉可能とし、製品に接する面は、前後、左右ガイド板を設け、接する面は滑りやすくし、必要に応し,1~2、度の角度をつけ,より滑りやすくし、1動作6列12本の 製品を第2ダンパーに落下させると、
(2)板柱の前後875Hの高さに40巾の板を1300Lに渡し取付る,サーボモーター取付部は70巾とし,板柱100巾に前後2枚取付け、ダンパー取付部63,5ピッチに8
φの320Lのシャフトを板厚6,5ミリにプラスチック製メタル材を取付,
で取付,サーボモーター軸,テンションローラー軸はPM5,Z30,DP48、82を取付,る.と.シャフトの奇数番号シャフト軸は.時計の逆方向回転に偶数軸は時計の針回転方向に回転すれば 、上、下逆に取付けることでシャフト取付の羽根板は.80~90度回転することでダンパーを開閉する。羽根板は上部20+90度に取付、水平部-10度に取付るとダンパーを70度開閉することで80度開き製品を下部の製品バケットに落下排出する第1ダンパー5回動作で 第2ダンパー1回 動作すれば、10本のステックのランダム集積を行うと
(3)製品バケットは底面800Hの高さでピッチ5インチ(127ミリ)製品バケット70巾、40Hとすれば、1、2秒×5=6秒サイクルで、2製品バケット3回、次工程のシステムに排出を行う。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
12列のステック充填機フイルムカット巾63,5ミリ(♯50 15,875×3)、製品長さ140~150ミリ製品巾26、5ミリ、厚み6~8ミリ、重さ7~10g、の製品が,12列で50サイクル/分 600本/分のスピードで400Hの高さから排出される製品を,10本,20本に集積し、1、2、3台のステック充填機と1台の連続式カートニング機を連結することが可能なランダム集積を行う分野、
【背景技術】
【0002】
(1)充填機の列数を製品の入れ数とし、その整数倍の入れ数に限定し集積を行う方式 (2)充填機の出口に巾広の製品ガイド付平ベルトコンベアに製品を走らせ,製品フイルムのカット巾ピッチで90°方向に600本/分のスピードで進行するコンベアーにタイミングを合せて、挿入する方式.on,off時にジャミングの頻度が高い,(3)12列で排出される製品をダンパーで受け、確実に供給し、ピンコンピアーで送り、集積する場合は、製品の1個の数量は任意設定可能であるが、レイアウト上
【0003】
ステック充填機複数台とカートニング機、袋詰機1台との連結、連動はほとんど行われていない
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013-86827
【特許文献2】特開昭62-28320
【特許文献3】特開昭59-134128
【特許文献4】特開2011-16541
【特許文献5】特開2000-6919
【特許文献6】特開2012-111505
【特許文献7】特開2017-178368
【非特許文献】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(1)原反ロールのカット巾63,5ミリの狭い寸法の中で、どのように第一ダンパー、第2ダンパーを設定するか(2)10本, のステックを収容するスペースを確保するか、(3)落下する時にどうして飛び出すステックを防ぎ、製品バケットコンベアーに落下させるか、(4)どのようにしてステックが、落下する時に倒立をいかに頻度少なくするか、
【課題を解決するための手段】
【0006】
12列のステック充填機より、カット巾63、5ミリで毎分50サイクルで製品寸法巾W26、5ミリ長さL140~150ミリ、厚みT6~8ミリ・重さ7~10g/1本、400Hの高さから,600本/分排出される製品 10本/1クルプ 60グループに集積する方式.
【0007】
12列の間欠動作のピッチ、♯60.12リンク,9インチピッチの60°傾斜コンベアーで水平で受け取り1000の高さで水平でシュートの長さ(300~400L)で滑らしながら、950Hの第1ダンパーに排出する、この時点で(1、2)(3、4)・・・(9、10)(11、12)と2列のグループとし6列で排出する。
【0008】
第1ダンバーは、6列で製品を受け取り、到着時のズレ,第2ダンパーの閉状態の確認後第2ダンバーに落下する、5回繰返し、10本のグループにランダム集積し下側に設置した製品バケットコンベアー5インチ(63,5×2)ピッチの6バケットで受け.1サイクル1、2sec×5=6、0秒で2バケット,3バケット 6バケットと連結方式により決定する。
【0009】
第1ダンパーは下部の製品バケットコンベアーのフレーム板に1300スパンで垂直に、厚み10ミリ巾100ミリの板柱を立てる。1250Hの高さに巾100ミリ長さ200ミリ、厚み5ミリの鉄板を水平に取付、その上部にリニアベアリング各2個取付、1300×40×5の板をリニアベアリングに取付左右30ミリ動作可能な状態とし、製品ダンパーピッチで1、3、5・・・奇数番に、295ミリ板を偶数数に245ミリ巾30、厚み4ミリの板と取付ける。左端上部にサーボモーター付タイミングベルトを取付のため、100×300×6、5の板を取付ダンパー用取付板とタイミングベルトの上、面、下面とを連結する。ダンパー用板の左右、前後に製品落下防止の板を取付、製品と接する板面は滑り良し角度1、~2°傾めにし、底抜きで滑り落下しやすく加工する
【0010】
第2ダンパーは、875Hの高さ上、下20ミリ巾40、長さ1320で板を取付る、サーボモーター取付部、テンションローラー取付部はシヤフトセンターより35ミリ、70巾で6、5厚みの板を板柱、100ミリ巾、前後各1枚取付、排出ダンパーピック63、5ミリピッチで8
φ,320Lのシャフトを12本通り、6、5ミリ厚部にプラスチック製ベアリングを設け、回転可能な状態とし100ミリの中央部にマルチタイミングベルトDP5ミリ、歯数20枚、外径31
φDP
サボモーター部、テンション部歯数30,外径48
φDPを取付る。
【0011】
8φのシャフトに取付ける羽根板は、ピッチ63、5ミリの31ミリにカラー160巾外径11φで1、5ミリ厚の板を(90+20)(90-10),130°の角度で2ヶ所取付、70~80度羽根板を回転すれば、2本,5回,10本の製品を収容し、落下可能とする。角度を中央によせることで飛び出しを防止する。
【0012】
第2ダンパーの下側、800Hの高さに製品バケットの底板の高さとし、5インチピッチ,(127ミリ)70巾40Hの製品バケットで10本の製品を受け取る。2製品バケット間欠で2秒サイクルで排出する。
【発明の効果】
【0013】
(1)第1ダンパー,第2ダンパー,製品バケット底面を製品長さの約1/2にすることで倒立の頻度を少くする。
(2)製品バケットへの落下時、角度をつけて落下することでとび出しを防止する。
(3)スペース狭い中でシンプルなランダム集積が可能となる。
(4)ステック充填機3台と1台の連続式カートニング機の連結が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図4】(1)第2ダンパー,(2)第1ダンパー平面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
12連ステック充填機より50サイクル/分のスピードで400Hの高さから、排出される製品を12列の間欠駆動9インチピッチ傾斜コンベアーで水平で受け取り1000Hで水平で12列でシュートに排出し、シュートの出口で(1、2)(3、4)・・(9、10)(11、12)と6列に合流し、第1ダンパーに供給する。第1ダンパー,第2ダンパーは下部の製品バケットコンベアの側面板に1300スパンで厚み10ミリ,巾100ミリの板柱を垂直に立てる。1250Hの高さで、100×200×5ミリの板を両板柱に水平に取付け、リニアベアリング各2個取付、1300×40×5の板を2枚、リニアベアリングに取付け、左右30ミリ動作可能な状態とし、1、3、5・・・寄数番に295ミリの巾30、厚み5ミリの板を取付、2、4、6・・・の偶数番には245×30×5の板を取付け、左側の上部にサーボモーター付タイミングベルトを100×300×6、5の板を板柱に取付、タイミングベルトの上面、渡し板に片方を下面にもう片方を取付、サーボモーターをon、offすればダンパー板は左右動作する。
【0016】
左右開閉する板の前後、左右に防止板を取付、製品に接する面の板表面は滑りやすく加工し、さらに1~2の傾斜をつけより滑りやすくし底抜きの状態で製品を落下させる。
【0017】
ける。サーボモーター取付部、テンションローラー取付部は各々、センターより35ミリ上、下、左右、70巾で6、5厚みの板とする。フイルムカット巾63,5ミリの中心より、ピッチ63、5で24ケ8
φのシャフト、320Lのシャフトを取付ける、6、
5厚み板にプラスチック製のベアリングを取付け、回転可能な状態とし、中央部に、マルチタイミングベルトPD5,20山31DPのパワーロック付タイミングプリーを取付け、サーボモーターテンションローラーには30山48DPのパワーロック付タイミングプリーを取付、奇数番のシャフトは時計の逆方向回転に偶数番シヤフトには時計回り回転方向にマルチベルトを取付れば5山on、offすればダンパーは、90度回転する。
【0018】
800Hの高さに製品バケットの底面に設定し、巾70、高サ40、長さ160でピッチ5インチ、127ミリの製品バケットを設け、2製品バケット2秒サイクルで次工程に排出すれば良い。
【符号の説明】
1 9インチピッチ60°傾斜コンベア
2 シュート
3 第1ダンパー製品受け板
4 第2ダンパー羽根板
5 製品バケット
6.100巾板柱
7.製品バケットコンベアー
8 羽根受け板
9.M5タイミングプリーZ20
10.ナイロンベアリング
11.サーボモーター(第2ダンパー用)
12 サーボモーター(第1ダンパー用)
【手続補正書】
【提出日】2023-03-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
12連スティック充填機でフイルムカット巾63.5ミリで、製品長さ140~150ミリ、製品巾26.5ミリ、厚み6~8ミリ、重さ7~10gの製品が毎分50サイクル、600本/分で400Hの高さから排出される時12連9インチピッチ桟付コンベアーで水平で受け取り角度60°で上昇、1000Hの高さで水平状態でシュートに排出すると
(1)シュートの入口は12列で受け出口では、(1、2)(3、4)(5、6)(7、8)(9、10)(11、12)と互に寄せ6列に合流し、960Hの高さで、950Hの第1ダンパーに排出する、第1ダンパーは下部の製品コンベアーの側面に1300ピッチで垂直に100ミリ巾、厚み10ミリの板柱を2本立て、上部、両端に水平部を設け、その上部にリニアベアリングを各2個取付巾40、厚み5、長さ1300Lミリの板を2枚通し、排出部6列の奇数1.3.5.7.9.11.の受け板を片方の板に、偶数2.4.6.8.10.12の受け板をもう片方の板に取付、左右稼動可能とし、左則の上部にサーボモーター付タイミングベルトを設け、そのベルトの上面に奇数列の板、下面に偶数列の板と連結しサーボモーターが、on.offすれば、ダンパーは左右開閉可能とし、製品に接する板面の前後左右ガイド板を設け、滑りやすくし、必要に応じ、1~2度の角度をつけ より滑りやすくし 1動作、6列、12本の製品を第2ダンバーに落下させると、
(2)第2ダンパーは、板柱100ミリ巾で875Hの高さの位置に巾40ミリ厚み6.5ミリの板を1300スパンの長さに渡しサーボモーター取付部は40巾を70巾に広げ、板柱100ミリ巾の前後に各1板取付け、8
φ
.320Lのシャフトを63.5ピッチで第1ダンパーの排出センターと第2ダンパーの受け入れセンターは同一位置に定め、12本のシャフトは板厚6.5ミリの板にプラスチック製のメタル材を取付、シャフトにマルチタイミングベルト(両面タイミングベルト)用プリーP-M5(ピッチ5ミリ)、Z20(歯数20枚)、DP31
φ
(直径31ミリ)のプリーを8ミリシャフトにパワーロック(締めつけ止め)で取付、サーボモーター軸、テンションローラー軸には、PM5、Z30、DP48φのプリーを取付、マルチタイミングベルトを奇数1、3、5、7、9、11はプリーの上面にベルトの下面が接し、時計の逆方向に回転し、偶数2、4、6、8、10、12、のプリーの下面にベルトの上面が接すれば、時計の回転方向に回り、サーボモーターをon・offすればダンパーは開閉する、ダンパーの羽根板は、上部90°+20°水平部-10°に羽根板を取付ければダンパーを70°回転すると、80°開き、製品を製品バケットに落下する充填機12列を6列に統合し
第1ダンパー5回動作で第2ダンパーは1回動作すれば6個の集積が可能な各列別集積を行うことを特徴とする集積方式。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
8φのシャフトに取付ける、羽根板はピッチ63.5ミリ31ミリにカラー160巾外径11φで1.5mm厚の板を(90+20)(90-10)、120°の角度で2ケ所取付、70~80度羽根板を回転すれば2本、5回10本の製品を収容し、落下可能とする、角度を中央によせることで飛び出しを防止する