(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024068601
(43)【公開日】2024-05-20
(54)【発明の名称】パーソナルケア装置
(51)【国際特許分類】
A61C 17/22 20060101AFI20240513BHJP
【FI】
A61C17/22 B
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023001004
(22)【出願日】2023-01-06
(31)【優先権主張番号】202222961084.8
(32)【優先日】2022-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】522203008
【氏名又は名称】シェンチェン ソーカス テクノロジー シーオー.,エルティーディー.
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ミン、ポンポー
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA07
3B202AA17
3B202AB09
3B202BD01
3B202GA04
(57)【要約】 (修正有)
【課題】パーソナルケアアセンブリの防水効果を向上する。
【解決手段】把持用に構成されたハンドルアセンブリを含み、ハンドルアセンブリはハンドル筒とトップライトリングとを含み、ここで、ハンドル筒は、ハンドルアセンブリの軸方向に延びる主延長線と、対向して設けられた第1の端部及び第2の端部とを有し、主延長線は、第1の端部から第2の端部に延び、トップライトリングに係止部が設けられ、トップライトリングは係止部によって第1の端部に係止され、且つトップライトリングの一部は第1の端部からハンドル筒内に延伸し、ハンドル筒とトップライトリングとの間にトップライトリングとハンドル筒との間の隙間をシールするように構成された第1のシール部材が設けられている、パーソナルケア装置を提供する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
把持用に構成されたハンドルアセンブリを含み、前記ハンドルアセンブリはハンドル筒とトップライトリングとを含み、
前記ハンドル筒は、前記ハンドルアセンブリの軸方向に延びる主延長線と、対向して設けられた第1の端部及び第2の端部とを有し、前記主延長線は、前記第1の端部から前記第2の端部に延び、
前記トップライトリングに係止部が設けられ、前記トップライトリングは前記係止部によって前記第1の端部に係止され、且つ前記トップライトリングの一部は前記第1の端部から前記ハンドル筒内に延伸し、
前記ハンドル筒と前記トップライトリングとの間に前記トップライトリングと前記ハンドル筒との間の隙間をシールするように構成された第1のシール部材が設けられている、
ことを特徴とするパーソナルケア装置。
【請求項2】
前記第1のシール部材に少なくとも1つの第1の突起が設けられ、少なくとも1つの前記第1の突起は前記ハンドル筒と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項3】
前記第1の突起は、前記第1のシール部材の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のパーソナルケア装置。
【請求項4】
前記トップライトリングの前記ハンドル筒の内壁面に向かう側に位置規制溝が設けられ、前記位置規制溝は前記第1のシール部材と嵌合し、前記第1のシール部材は前記位置規制溝内に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項5】
駆動部であって、前記駆動部は前記ハンドル筒内に設けられた第3の端部と、前記ハンドル筒の第1の端部から延出する第4の端部とを含み、前記駆動部の作動時に発生する振動は、一部が前記ハンドル筒に伝達され、一部が前記第4の端部に解放可能に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達され、前記トップライトリングは前記駆動部の周側に囲まれている駆動部と、
第2のシール部材であって、前記第2のシール部材は前記ハンドル筒内に設けられ、前記第2のシール部材は前記駆動部と前記トップライトリングとの間に位置し、且つ前記第2のシール部材の、前記駆動部と前記トップライトリングとの間に位置する部分は、弾性体として構成され、前記駆動部と前記トップライトリングとの間の隙間をシールし、且つ前記駆動部の作動時に前記ハンドル筒に伝達された振動を吸収減衰するために用いられる第2のシール部材と、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のパーソナルケア装置。
【請求項6】
前記第2のシール部材は、
前記駆動部の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成された第1のシールリングと、
第2のシールリングであって、前記第1のシールリングの外壁面に設けられ、前記第2のシールリングは前記トップライトリングの前記ハンドル筒内に延伸する部分に接触し、前記第2のシールリングは前記第1のシールリングと協働して、前記トップライトリングと前記駆動部との間の隙間をシールするために用いられる第2のシールリングと、を含み、
前記第1のシールリングの内壁面に少なくとも1つの第2の突起が設けられ、少なくとも1つの前記第2の突起は前記駆動部の外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項5に記載のパーソナルケア装置。
【請求項7】
前記トップライトリングに前記主延長線の径方向平面に平行で、所定の高さを有する通路が設けられ、前記第4の端部は前記主延長線方向に沿って前記通路から前記第1の端部外に延出し、前記第1のシールリングは前記第1の端部に向かって前記第2のシールリングから突出して前記通路内に延伸し、前記第1のシールリングの前記通路内に延伸する部分の内壁面に前記第2の突起が設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載のパーソナルケア装置。
【請求項8】
前記第2のシールリングの外壁面に第3の突起が設けられ、前記第3の突起は前記トップライトリングの外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項6に記載のパーソナルケア装置。
【請求項9】
前記トップライトリングの前記第2のシールリングに向かう側に第4の突起が設けられ、前記第4の突起は前記第2のシールリングの外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項8に記載のパーソナルケア装置。
【請求項10】
前記第2のシールリングは、第1のシール部と第2のシール部とを含み、前記第1のシール部は前記第1のシールリングに接続され、且つ前記第1のシールリングから離れる方向に延び、前記第2のシール部は前記第1のシール部の前記第1のシールリングから離れる一端に接続され、且つ前記ハンドル筒の第2の端部に延び、前記第3の突起は前記第2のシール部の外壁面を取り囲み、前記第4の突起は前記第1のシール部と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項9に記載のパーソナルケア装置。
【請求項11】
前記ハンドル筒の少なくとも一部は、金属部品として構成される、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のパーソナルケア装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、パーソナルケア装置の分野に関し、具体的には、パーソナルケア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術では、パーソナルケアアセンブリは、軸芯アセンブリとハンドルアセンブリとを含み、軸芯アセンブリの軸芯にゴムスリーブを設けることによって、軸芯とハンドルアセンブリとの防水を実現し、その防水効果が悪く、胴体が落下して割れたとき、防水不良を引き起こしやすい。
【0003】
従って、パーソナルケアアセンブリの防水効果を如何に向上させるかが、現在解決すべき問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、従来技術又は関連技術に存在する技術的問題の1つを少なくとも解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本願は、パーソナルケア装置を提供する。
【0006】
本願の技術案は、把持用に構成されたハンドルアセンブリを含み、ハンドルアセンブリはハンドル筒とトップライトリングとを含み、ここで、ハンドル筒は、ハンドルアセンブリの軸方向に延びる主延長線と、対向して設けられた第1の端部及び第2の端部とを有し、主延長線は、第1の端部から第2の端部に延び、トップライトリングに係止部が設けられ、トップライトリングは係止部によって第1の端部に係止され、且つトップライトリングの一部は第1の端部からハンドル筒内に延伸し、ハンドル筒とトップライトリングとの間にトップライトリングとハンドル筒との間の隙間をシールするように構成された第1のシール部材が設けられている、パーソナルケア装置を提供する。
【0007】
本願にて提供されるパーソナルケア装置によれば、ハンドルアセンブリを含み、ハンドルアセンブリはハンドル筒とトップライトリングとを含み、ハンドル筒は、ハンドルアセンブリの軸方向に延びる主延長線と、対向して設けられた第1の端部及び第2の端部とを有し、主延長線は、ハンドル筒の第1の端部からハンドル筒の第2の端部に延び、ここで、トップライトリングはハンドル筒の第1の端部に係止され、ハンドル筒とトップライトリングとの間に第1のシール部材が設けられ、第1のシール部材はハンドル筒とトップライトリングとの間の隙間をシールするために用いられ、さらにハンドル筒とトップライトリングとの間の隙間からの水漏れを回避し、パーソナルケア装置の防水性能及び耐用年数を向上させる。
【0008】
上記技術案において、第1のシール部材に少なくとも1つの第1の突起が設けられ、少なくとも1つの第1の突起はハンドル筒と締まり嵌めされている。
【0009】
当該技術案において、第1のシール部材に少なくとも1つの第1の突起が設けられ、少なくとも1つの第1の突起がハンドル筒と締まり嵌めされ、さらに第1のシール部材によるハンドル筒とトップライトリングとの間のシール効果を向上させる。
【0010】
上記技術案において、第1の突起は第1のシール部材の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成される。
【0011】
当該技術案において、第1の突起は第1のシール部材の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループであり、このように、第1の突起によってトップライトリングの外周のシールを実現することができ、さらに第1の突起とトップライトリングとの間のシール効果を保証し、両者の接続隙間からの水漏れによるパーソナルケア装置の故障事態の発生を回避する。
【0012】
上記技術案において、トップライトリングのハンドル筒の内壁面に向かう側に位置規制溝が設けられ、位置規制溝は第1のシール部材と嵌合し、第1のシール部材は位置規制溝内に設けられている。
【0013】
当該技術案において、トップライトリングに位置規制溝が設けられ、第1のシール部材が位置規制溝内に設けられ、第1のシール部材の位置決めを実現し、第1のシール部材の予備取り付けを容易にし、さらに第1のシール部材によるトップライトリングとハンドル筒の内壁面とのシール効果を確保する。
【0014】
上記技術案において、パーソナルケア装置は、駆動部であって、駆動部はハンドル筒内に設けられた第3の端部と、ハンドル筒の第1の端部から延出する第4の端部とを含み、駆動部の作動時に発生する振動は、一部がハンドル筒に伝達され、一部が第4の端部に解放可能に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達され、トップライトリングは駆動部の周側に囲まれている駆動部と、第2のシール部材であって、第2のシール部材はハンドル筒内に設けられ、第2のシール部材は駆動部とトップライトリングとの間に位置し、且つ第2のシール部材の、駆動部とトップライトリングとの間に位置する部分は、弾性体として構成され、駆動部とトップライトリングとの間の隙間をシールし、且つ駆動部の作動時にハンドル筒に伝達された振動を吸収減衰するために用いられる第2のシール部材と、をさらに含む。
【0015】
当該技術案において、駆動部は第3の端部と第4の端部とを有し、第3の端部はハンドル筒内に位置し、第4の端部はハンドル筒の第1の端部からハンドル筒外に延出し、パーソナルケアアセンブリに振動を解放し、清浄化作用を達成する。第2のシール部材は駆動部とトップライトリングとの間に位置し、駆動部とトップライトリングとの間の隙間をシールするために用いられ、さらに駆動部とトップライトリングとの間の隙間からの水漏れを回避し、且つ駆動部の作動時にハンドル筒に伝達された振動を吸収減衰し、ユーザの使用感を向上させる。
【0016】
上記技術案において、第2のシール部材は、駆動部の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成された第1のシールリングと、第2のシールリングであって、第1のシールリングの外壁面に設けられ、第2のシールリングはトップライトリングのハンドル筒内に延伸する部分に接触し、第2のシールリングは第1のシールリングと協働して、トップライトリングと駆動部との間の隙間をシールするために用いられる第2のシールリングと、を含み、ここで、第1のシールリングの内壁面に少なくとも1つの第2の突起が設けられ、少なくとも1つの第2の突起は駆動部の外周と締まり嵌めされている。
【0017】
当該技術案において、第2のシール部材は第1のシールリングと第2のシールリングとを含み、第2のシールリングはトップライトリングに接触し、トップライトリングとのシールを実現し、第1のシールリングは駆動部の周側に位置し、且つ第1のシールリングの内壁面に少なくとも1つの第2の突起が設けられ、第2の突起が駆動部の外周と締まり嵌めすることによって、駆動部と第1のシールリングとのシールを実現し、つまり、第1のシールリングと第2のシールリングとによって、トップライトリングと駆動部との間の隙間のシールを実現し、さらに駆動部とトップライトリングとの間の隙間からの水漏れを回避する。
【0018】
上記技術案において、第2の突起は、駆動部の周側を環状に取り囲むように構成される。
【0019】
当該技術案において、第2の突起は環状に設けられ、且つ駆動部の周側に位置し、さらに駆動部の周方向に沿っていずれもシールを実現することができ、防水効果を確保する。
【0020】
上記技術案において、トップライトリングに主延長線の径方向平面に平行で、所定の高さを有する通路が設けられ、第4の端部は主延長線方向に沿って通路から第1の端部外に延出し、第1のシールリングは第1の端部に向かって第2のシールリングから突出して通路内に延伸し、第1のシールリングの通路内に延伸する部分の内壁面に第2の突起が設けられている。
【0021】
当該技術案において、第1のシールリングは第1の端部に向かって第2のシールリングから突出して通路内に延伸し、且つ当該部分の内壁面に第2の突起が設けられ、さらに駆動部の防水効果を確保する。
【0022】
上記技術案において、第2のシールリングの外壁面に第3の突起が設けられ、第3の突起はトップライトリングの外周と締まり嵌めされている。
【0023】
当該技術案において、第2のシールリングの外壁面に第3の突起が設けられ、第3の突起はトップライトリングの外周と締まり嵌めされ、トップライトリングと第2のシールリングとの間の隙間のシールを実現する。
【0024】
上記技術案において、トップライトリングの第2のシールリングに向かう側に第4の突起が設けられ、第4の突起は第2のシールリングの外周と締まり嵌めされている。
【0025】
当該技術案において、トップライトリングの第2のシールリングに向かう側に第4の突起が設けられ、第4の突起は第2のシールリングの外周と締まり嵌めされ、トップライトリングの内壁面と第2のシールリングとの間のシールを実現し、さらにトップライトリングの内壁面と駆動部との間のシールを実現する。
【0026】
上記技術案において、第2のシールリングは、第1のシール部と第2のシール部とを含み、第1のシール部は第1のシールリングに接続され、且つ第1のシールリングから離れる方向に延び、第2のシール部は第1のシール部の第1のシールリングから離れる一端に接続され、且つハンドル筒の第2の端部に延び、第3の突起は第2のシール部の外壁面を取り囲み、第4の突起は第1のシール部と締まり嵌めされている。
【0027】
当該技術案において、第1のシール部及び第1のシール部に設けられた第4の突起によって、及び第2のシール部上の第3の突起によってトップライトリングの内壁面のシールを実現することができる。
【0028】
上記技術案において、ハンドル筒の少なくとも一部は、金属部品として構成される。
【0029】
当該技術案において、ハンドル筒の少なくとも一部は、金属部品として構成され、このように、ハンドル筒の体積を小さくすることができ、使用者の把持を容易にし、またパーソナルケア装置の落下時の割れを回避し、さらに割れによる水漏れを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本願の実施例によるパーソナルケア装置の断面図である。
【
図2】
図1に示す実施例のパーソナルケア装置の部分的構造概略図である。
【
図3】本願の実施例によるパーソナルケア装置の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1及び
図2に示すように、本願の実施例は、ハンドルアセンブリ1を含むパーソナルケア装置を提供する。ハンドルアセンブリ1は、ハンドル筒10とトップライトリング12とを含む。本願の実施例にて提供されるハンドルアセンブリ1の構造の説明を容易にするために、
図1の破線Lは、ハンドル筒10の主延長線として定義され得る。具体的には、ハンドルアセンブリ1は、把持するのに適したハンドル筒10を有し、即ちハンドル筒10の外周面は、使用者が把持するのに適した把持面であり、且つハンドル筒10は、主延長線Lに対して概ね対称に分布している。ハンドル筒10は、ハンドルアセンブリ1の軸方向に延びる主延長線Lと、対向して設けられた第1の端部102及び第2の端部104とを有し、主延長線Lはハンドル筒10の第1の端部102からハンドル筒10の第2の端部104に延び、トップライトリング12に係止部が設けられ、トップライトリング12は係止部によって第1の端部102に係止され、且つトップライトリング12の一部は第1の端部102からハンドル筒10内に延伸し、ハンドル筒10とトップライトリング12との間にトップライトリング12とハンドル筒10との間の隙間をシールするように構成された第1のシール部材14が設けられている。
【0032】
本願にて提供されるパーソナルケア装置によれば、ハンドルアセンブリ1を含み、ハンドルアセンブリ1はハンドル筒10とトップライトリング12とを含み、ハンドル筒10は、ハンドルアセンブリ1の軸方向に延びる主延長線Lと、対向して設けられた第1の端部102及び第2の端部104とを有し、主延長線Lはハンドル筒10の第1の端部102からハンドル筒10の第2の端部104に延び、ここで、トップライトリング12はハンドル筒10の第1の端部102に設けられ、ハンドル筒10とトップライトリング12との間に第1のシール部材14が設けられ、第1のシール部材14はハンドル筒10とトップライトリング12との間の隙間をシールするために用いられ、さらにハンドル筒10とトップライトリング12との間の隙間からの水漏れを回避し、パーソナルケア装置の防水性能及び耐用年数を向上させる。
【0033】
理解できるように、トップライトリング12は、ハンドル筒10の第1の端部102にカバーされ、且つトップライトリング12の一部は、ハンドル筒10内に延伸してハンドル筒10に接続され、トップライトリング12とハンドル筒10との間の接続強度を向上させる。ここで、第1のシール部材14は、トップライトリング12のハンドル筒10内に延伸する部分とハンドル筒10の内壁面との間に設けられ、ハンドル筒10とトップライトリング12との間のシールを実現し、さらにハンドル筒10とトップライトリング12との間の隙間からの水漏れを回避する。
【0034】
さらに、ハンドル筒10の第2の端部104にテールカバー42が設けられ、テールカバー42がハンドル筒10の第2の端部104を塞ぎ、ハンドル筒10のシールを実現する。
【0035】
1つの可能な設計では、ハンドル筒10は、金属製ハンドル筒であり、パーソナルケア装置の落下時の割れを回避し、さらに割れによる水漏れを回避する。第1のシール部材14は、シリコーンゴム材やゴム材を含む。第1のシール部材14はトップライトリング12の周方向に環状に囲まれている。
【0036】
具体的には、係止部はスナップを含み、トップライトリング12はスナップによってハンドル筒10の第1の端部102に係止されている。
【0037】
図2に示すように、上記実施例では、第1のシール部材14に少なくとも1つの第1の突起140が設けられ、少なくとも1つの第1の突起140はハンドル筒10と締まり嵌めされている。
【0038】
当該実施例では、第1のシール部材14に少なくとも1つの第1の突起140が設けられ、少なくとも1つの第1の突起140がハンドル筒10と締まり嵌めされ、さらに第1のシール部材14によるハンドル筒10とトップライトリング12との間のシール効果を向上させる。
【0039】
具体的には、第1のシール部材14は異形の軟質ゴム部材である。
【0040】
上記実施例では、第1の突起140は第1のシール部材14の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成される。
【0041】
当該実施例では、第1の突起140は第1のシール部材14の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループであり、このように、第1の突起140によってトップライトリング12の外周のシールを実現することができ、さらに第1の突起140とトップライトリング12との間のシール効果を確保し、両者の接続隙間からの水漏れによるパーソナルケア装置の故障事態の発生を回避する。
【0042】
具体的な応用において、第1の突起140の数が複数である場合、複数の第1の突起140は主延長線L方向に沿って間隔をおいて設けられ、さらに多重防水を実現し、防水効果を向上させる。
【0043】
さらに、第1の突起140と第1のシール部材14とは一体式構造であり、具体的には、第1の突起140は第1のシール部材14と一体的に製造されている。
【0044】
図2に示すように、上記実施例では、トップライトリング12のハンドル筒10の内壁面に向かう側に位置規制溝120が設けられ、位置規制溝120は第1のシール部材14と嵌合し、第1のシール部材14は位置規制溝120内に設けられている。
【0045】
当該実施例では、トップライトリング12に位置規制溝120が設けられ、第1のシール部材14が位置規制溝120内に設けられ、第1のシール部材14の位置決めを実現し、第1のシール部材14の予備取り付けを容易にし、さらに第1のシール部材14によるトップライトリング12とハンドル筒10の内壁面とのシール効果を確保する。
【0046】
理解できるように、第1のシール部材14は位置規制溝120内に取り付けられ、且つ第1のシール部材14の少なくとも一部は位置規制溝120から突出してハンドル筒10に接触し、トップライトリング12とハンドル筒10との間のシールを実現する。
【0047】
さらに、少なくとも1つの第1の突起140は位置規制溝120から突出する。
【0048】
図1及び
図2に示すように、上記実施例では、パーソナルケア装置は、駆動部2であって、駆動部2はハンドル筒10内に設けられた第3の端部20と、ハンドル筒10の第1の端部102から延出する第4の端部22とを含み、駆動部2の作動時に発生する振動は、一部がハンドル筒10に伝達され、一部が第4の端部22に解放可能に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達され、トップライトリング12は駆動部の周側に囲まれている駆動部2と、第2のシール部材3であって、第2のシール部材3はハンドル筒10内に設けられ、第2のシール部材3は駆動部2とトップライトリング12との間に位置し、且つ第2のシール部材3の、駆動部2とトップライトリング12との間に位置する部分は、弾性体として構成され、駆動部2とトップライトリング12との間の隙間をシールし、且つ駆動部2の作動時にハンドル筒10に伝達された振動を吸収減衰するために用いられる第2のシール部材3と、をさらに含む。
【0049】
当該実施例では、パーソナルケア装置は駆動部2と第2のシール部材3とをさらに含み、駆動部2は第3の端部20と第4の端部22とを有し、第3の端部20はハンドル筒10内に位置し、第4の端部22はハンドル筒10の第1の端部102からハンドル筒10外に延出し、パーソナルケアアセンブリに振動を解放し、清浄化作用を達成する。第2のシール部材3は駆動部2とトップライトリング12との間に位置し、駆動部2とトップライトリング12との間の隙間をシールするために用いられ、さらに駆動部2とトップライトリング12との間の隙間からの水漏れを回避し、且つ駆動部2の作動時にハンドル筒10に伝達された振動を吸収減衰し、ユーザの使用感を向上させる。
【0050】
ここで、駆動部2の作動時に、発生する振動は、一部がハンドル筒10に伝達され、一部が第4の端部22に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達される。
【0051】
図2に示すように、上記実施例では、第2のシール部材3は、駆動部2の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成された第1のシールリング30と、第2のシールリング32であって、第1のシールリング30の外壁面に設けられ、第2のシールリング32はトップライトリング12のハンドル筒10内に延伸する部分に接触し、第2のシールリング32は第1のシールリング30と協働して、トップライトリング12と駆動部2との間の隙間をシールするために用いられる第2のシールリング32と、を含み、ここで、第1のシールリング30の内壁面に少なくとも1つの第2の突起300が設けられ、少なくとも1つの第2の突起300は駆動部2の外周と締まり嵌めされている。
【0052】
当該実施例では、第2のシール部材3は第1のシールリング30と第2のシールリング32とを含み、第2のシールリング32はトップライトリング12に接触し、トップライトリング12とのシールを実現し、第1のシールリング30は駆動部2の周側に位置し、且つ第1のシールリング30の内壁面に少なくとも1つの第2の突起300が設けられ、第2の突起300が駆動部2の外周と締まり嵌めすることによって、駆動部2と第1のシールリング30とのシールを実現し、つまり、第1のシールリング30と第2のシールリング32とによって、トップライトリング12と駆動部2との間の隙間のシールを実現し、さらに駆動部2とトップライトリング12との間の隙間からの水漏れを回避する。
【0053】
理解できるように、パーソナルケア装置の作動時に、駆動部2は振動を生成し、一部の振動が駆動部2の第4の端部22に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達され、パーソナルケア作業を実現し、具体的には、パーソナルケア装置は、電動歯ブラシを含み、歯を磨く際には、駆動部2部分が液体及び化学物質に接触しやすいので、液体又は化学物質が駆動部2に沿ってハンドル筒10内の給電装置内に流入するのを回避するために、駆動部2の周囲に第1のシールリング30が設けられ、且つ少なくとも1つの第2の突起300によって駆動部2の外周のシールを実現する。
【0054】
具体的な応用において、第2の突起300の数は複数であり、複数の第2の突起300はハンドル筒10の主延長線L方向に沿って分布し、防水効果を向上させる。
【0055】
具体的には、第2の突起300の数は3つであり、3つの突起は三層防水を実現し、パーソナルケア装置の防水効果を効果的に向上させる。
【0056】
上記実施例では、第2の突起300は、駆動部2の周側を環状に取り囲むように構成される。
【0057】
当該実施例では、第2の突起300は環状に設けられ、且つ駆動部2の周側に位置し、さらに駆動部2の周方向に沿っていずれもシールを実現することができ、防水効果を確保する。
【0058】
図2に示すように、上記実施例では、トップライトリング12に主延長線Lの径方向平面に平行で、所定の高さを有する通路122が設けられ、第4の端部22は主延長線L方向に沿って通路122から第1の端部102外に延出し、第1のシールリング30は第1の端部102に向かって第2のシールリング32から突出して通路122内に延伸し、第1のシールリング30の通路122内に延伸する部分の内壁面に第2の突起300が設けられている。
【0059】
当該実施例では、第1のシールリング30は第1の端部102に向かって第2のシールリング32から突出して主延長線Lの径方向平面に平行で、所定の高さを有する通路122内に延伸し、且つ当該部分の内壁面に第2の突起300が設けられ、さらに駆動部2の防水効果を確保する。
【0060】
図2に示すように、上記実施例では、第2のシールリング32の外壁面に第3の突起320が設けられ、第3の突起320はトップライトリング12の外周と締まり嵌めされている。
【0061】
当該実施例では、第2のシールリング32の外壁面に第3の突起320が設けられ、第3の突起320はトップライトリング12の外周と締まり嵌めされ、トップライトリング12と第2のシールリング32との間の隙間のシールを実現する。
【0062】
具体的な応用において、第3の突起320は環状であり、且つ主延長線Lの周方向に沿って第2のシールリング32の外壁面に周設されている。
【0063】
図2に示すように、上記実施例では、トップライトリング12の第2のシールリング32に向かう側に第4の突起124が設けられ、第4の突起124は第2のシールリング32の外周と締まり嵌めされている。
【0064】
当該実施例では、トップライトリング12の第2のシールリング32に向かう側に第4の突起124が設けられ、第4の突起124は第2のシールリング32の外周と締まり嵌めされ、トップライトリング12の内壁面と第2のシールリング32との間のシールを実現し、さらにトップライトリング12の内壁面と駆動部2との間のシールを実現する。
【0065】
具体的な応用において、第4の突起124は環状に設けられ、且つ主延長線Lの周方向に沿って周設されている。
【0066】
図2に示すように、上記実施例では、第2のシールリング32は第1のシール部322と第2のシール部324とを含み、第1のシール部322は第1のシールリング30に接続され、且つ第1のシールリング30から離れる方向に延び、第2のシール部324は第1のシール部322の第1のシールリング30から離れる一端に接続され、且つハンドル筒10の第2の端部104に延び、第3の突起320は第2のシール部324の外壁面を取り囲み、第4の突起124は第1のシール部322と締まり嵌めされている。
【0067】
当該実施例では、第2のシールリング32は第1のシール部322と第2のシール部324とを含み、第1のシール部322は一端が第1のシールリング30に接続され、他端が第1のシールリング30から離れる方向に延び、第2のシール部324は第1のシール部322の第1のシールリング30から離れる一端に接続され、且つ主延長線Lに沿ってハンドル筒10の第2の端部104に延びる。このように、第1のシール部322及び第1のシール部322に設けられた第4の突起124によって、及び第2のシール部324上の第3の突起320によってトップライトリング12の内壁面のシールを実現することができる。
【0068】
1つの可能な設計では、主延長線L方向に沿って、第1のシールリング30の一部は第1の端部102に向かって第1のシール部322から突出し、相応して、トップライトリング12に通路122が設けられ、駆動部2の第4の端部22は通路122によってハンドル筒10から延出し、第1のシールリング30の一部は通路122内に延伸し、且つ第1のシールリング30の通路122内に延伸する部分の内壁面に第2の突起300が設けられ、このように、第4の突起124と第2の突起300との協働により、液体が駆動部2の外壁面からハンドル筒10内に流れることを回避することができるだけでなく、液体がトップライトリング12の内壁面からハンドル筒10内に流れることを回避することができる。
【0069】
具体的には、主延長線L方向に沿う断面において、第2のシール部324の断面はL型である。
【0070】
上記実施例のいずれかにおいて、ハンドル筒10の少なくとも一部は金属部品として構成される。
【0071】
当該実施例では、ハンドル筒10の少なくとも一部は、金属部品として構成され、このように、ハンドル筒10の体積を小さくすることができ、使用者の把持を容易にし、またパーソナルケア装置の落下時の割れを回避し、さらに割れによる水漏れを回避することができる。
【0072】
図3に示すように、具体的な応用において、ハンドル筒10は、金属製ハンドル筒であり、トップライトリング12に第1のシール部材14が設けられ、第1のシール部材14に第1の突起140が設けられ、第1のシール部材14は異形の軟質ゴムであり、金属製ハンドルの内部と締まり嵌めされて有効なシールを形成し、第1重の防水構造である。第2のシール部材3の内壁面に3つの第2の突起300が設けられ、3つの第2の突起300は駆動部2の出力軸外周と締まり嵌めされ、3本の防水ラインを形成し、有効なシールを達成し、第2重の防水構造である。第2のシール部材3の外壁面に第3の突起320がさらに設けられ、トップライトリング12に第4の突起124が設けられ、第2のシール部材3とトップライトリング12とが互いに締まり嵌めされるようにし、2本の防止ラインを形成し、第3重の防水構造である。これにより、3重の防水構造により、防水効果を向上させる。
【0073】
具体的には、
図3に示すように、駆動部2は、押えリング23、発光素子及びキーソフト板24、両面テープ25、発光素子ホルダ26、モータ前端シリコーンゴム27、モータ28、モータ後端シリコーンゴム29、マザーボード両面テープ210、マザーボード211、ホルダ212、電池両面テープ213、電池214、電池防振部材215、汎用シリアルバスマスター216、ホルダシールリング217、シールフィルム218、汎用シリアルバスホルダ219を含む。
【0074】
取り付け過程は、キーシリコーンゴム16をオーバーモールド工法によりハンドル筒10内に取り付け、第1のシール部材14をトップライトリング12に嵌め込んだ後にハンドル筒10に組み込み、電源キー15をキーシリコーンゴム16に接着する。
【0075】
モータ前端シリコーンゴム27をモータ28内に嵌め込み、発光素子ホルダ26をモータ前端シリコーンゴムに取り付け、両面テープ25を発光素子ホルダ26に接着し、モータ後端シリコーンゴム29をモータに嵌め込んだ後にホルダ212に組み込む。
【0076】
発光素子及びキーソフト板24を発光素子ホルダ26に組み込んでマザーボード211の端子に挿入し、押えリング23を発光素子及びキーソフト板24に取り付け、そして第2のシール部材3をモータ28の出力軸に嵌め合う。
【0077】
マザーボード両面テープ210をホルダ212に接着し、そしてマザーボード211をマザーボード両面テープ210でホルダ212に取り付ける。
【0078】
電池両面テープ213をホルダ212に接着し、そして電池214を電池両面テープ213でホルダ212に取り付け、且つマザーボード211の対応するフィレット溶接脚に挿入し、そして電池防振部材215を電池214に接着する。
【0079】
汎用シリアルバスマスター216を汎用シリアルバスホルダ219内に組み込み、ホルダシールリング217を汎用シリアルバスホルダ219内に組み込んだ後にABゴムを注入する。テールカバーシールリング40をテールカバー42に取り付けてテールカバーアセンブリ4を構成する。
【0080】
最後に駆動部2をハンドルアセンブリ1内に組み込み、テールカバーアセンブリ4をハンドルアセンブリ1内に組み込む。
【0081】
具体的には、パーソナルケア装置は、電動歯ブラシ、シェーバなどを含む。
【0082】
以上は本願の好ましい実施例に過ぎず、当業者にとって、本願の精神と原則内において、行われた任意の修正、同等の置換、改良などは、本願の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0083】
ここで、
図1から
図3における符号と部材名との間の対応関係は、以下のとおりである。
1…ハンドルアセンブリ、10…ハンドル筒、102…第1の端部、104…第2の端部、12…トップライトリング、120…位置規制溝、122…通路、124…第4の突起、14…第1のシール部材、140…第1の突起、15…電源キー、16…キーシリコーンゴム、2…駆動部、20…第3の端部、22…第4の端部、23…押えリング、24…発光素子及びキーソフト板、25…両面テープ、26…発光素子ホルダ、27…モータ前端シリコーンゴム、28…モータ、29…モータ後端シリコーンゴム、210…マザーボード両面テープ、211…マザーボード、212…ホルダ、213…電池両面テープ、214…電池、215…電池防振部材、216…汎用シリアルバスマスター、217…ホルダシールリング、218…シールフィルム、219…汎用シリアルバスホルダ、3…第2のシール部材、30…第1のシールリング、300…第2の突起、32…第2のシールリング、320…第3の突起、322…第1のシール部、324…第2のシール部、4…テールカバーアセンブリ、40…テールカバーシールリング、42…テールカバー、L…主延長線
【手続補正書】
【提出日】2024-03-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
把持用に構成されたハンドルアセンブリを含み、前記ハンドルアセンブリはハンドル筒とトップライトリングとを含み、
前記ハンドル筒は、前記ハンドルアセンブリの軸方向に延びる主延長線と、対向して設けられた第1の端部及び第2の端部とを有し、前記主延長線は、前記第1の端部から前記第2の端部に延び、
前記トップライトリングに係止部が設けられ、前記トップライトリングは前記係止部によって前記第1の端部に係止され、且つ前記トップライトリングの一部は前記第1の端部から前記ハンドル筒内に延伸し、
前記ハンドル筒と前記トップライトリングとの間に前記トップライトリングと前記ハンドル筒との間の隙間をシールするように構成された第1のシール部材が設けられ、
前記第1のシール部材に少なくとも1つの第1の突起が設けられ、少なくとも1つの前記第1の突起は前記ハンドル筒と締まり嵌めされ、
前記ハンドル筒内に、第2のシール部材及び駆動部が設けられ、
前記第2のシール部材は、
前記駆動部の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成された第1のシールリングと、
第2のシールリングであって、前記第1のシールリングの外壁面に設けられ、前記第2のシールリングは前記トップライトリングの前記ハンドル筒内に延伸する部分に接触し、前記第2のシールリングは前記第1のシールリングと協働して、前記トップライトリングと前記駆動部との間の隙間をシールするために用いられる第2のシールリングと、を含み、
前記第1のシールリングの内壁面に少なくとも1つの第2の突起が設けられ、少なくとも1つの前記第2の突起は前記駆動部の外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とするパーソナルケア装置。
【請求項2】
前記第1の突起は、前記第1のシール部材の外側壁に沿って周方向に延びる閉ループとして構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項3】
前記トップライトリングの前記ハンドル筒の内壁面に向かう側に位置規制溝が設けられ、前記位置規制溝は前記第1のシール部材と嵌合し、前記第1のシール部材は前記位置規制溝内に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項4】
前記駆動部は前記ハンドル筒内に設けられた第3の端部と、前記ハンドル筒の第1の端部から延出する第4の端部とを含み、前記駆動部の作動時に発生する振動は、一部が前記ハンドル筒に伝達され、一部が前記第4の端部に解放可能に接続されたパーソナルケアアセンブリに伝達され、前記トップライトリングは前記駆動部の周側に囲まれ、
前記第2のシール部材は前記駆動部と前記トップライトリングとの間に位置し、且つ前記第2のシール部材の、前記駆動部と前記トップライトリングとの間に位置する部分は、弾性体として構成され、前記駆動部と前記トップライトリングとの間の隙間をシールし、且つ前記駆動部の作動時に前記ハンドル筒に伝達された振動を吸収減衰するために用いられる、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のパーソナルケア装置。
【請求項5】
前記トップライトリングに前記主延長線の径方向平面に平行で、所定の高さを有する通路が設けられ、前記第4の端部は前記主延長線方向に沿って前記通路から前記第1の端部外に延出し、前記第1のシールリングは前記第1の端部に向かって前記第2のシールリングから突出して前記通路内に延伸し、前記第1のシールリングの前記通路内に延伸する部分の内壁面に前記第2の突起が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項6】
前記第2のシールリングの外壁面に第3の突起が設けられ、前記第3の突起は前記トップライトリングの外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項1に記載のパーソナルケア装置。
【請求項7】
前記トップライトリングの前記第2のシールリングに向かう側に第4の突起が設けられ、前記第4の突起は前記第2のシールリングの外周と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項6に記載のパーソナルケア装置。
【請求項8】
前記第2のシールリングは、第1のシール部と第2のシール部とを含み、前記第1のシール部は前記第1のシールリングに接続され、且つ前記第1のシールリングから離れる方向に延び、前記第2のシール部は前記第1のシール部の前記第1のシールリングから離れる一端に接続され、且つ前記ハンドル筒の第2の端部に延び、前記第3の突起は前記第2のシール部の外壁面を取り囲み、前記第4の突起は前記第1のシール部と締まり嵌めされている、
ことを特徴とする請求項7に記載のパーソナルケア装置。
【請求項9】
前記ハンドル筒の少なくとも一部は、金属部品として構成される、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のパーソナルケア装置。