(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024068712
(43)【公開日】2024-05-21
(54)【発明の名称】外部電極用導電性ペースト
(51)【国際特許分類】
H01B 1/22 20060101AFI20240514BHJP
B22F 1/107 20220101ALI20240514BHJP
B22F 1/00 20220101ALI20240514BHJP
H01G 4/30 20060101ALI20240514BHJP
【FI】
H01B1/22 A
B22F1/107
B22F1/00 K
B22F1/00 L
B22F1/00 M
H01G4/30 514
H01G4/30 201G
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022179257
(22)【出願日】2022-11-09
(71)【出願人】
【識別番号】000006231
【氏名又は名称】株式会社村田製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100130638
【弁理士】
【氏名又は名称】野末 貴弘
(74)【代理人】
【氏名又は名称】西澤 均
(72)【発明者】
【氏名】寺下 洋右
【テーマコード(参考)】
4K018
5E001
5E082
5G301
【Fターム(参考)】
4K018AA02
4K018AA03
4K018AA07
4K018BA01
4K018BA02
4K018BA04
4K018BD04
4K018KA34
5E001AB03
5E001AF06
5E082AA01
5E082AB03
5E082GG10
5E082GG11
5E082GG12
5E082GG28
5G301DA03
5G301DA05
5G301DA06
5G301DA10
5G301DA11
5G301DA12
5G301DA42
5G301DD01
5G301DD02
5G301DE01
(57)【要約】
【課題】1時間以上の連続的なディッピング作業を可能とする外部電極用導電性ペーストを提供する。
【解決手段】金属粉末と有機溶剤とを含有し、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に塗工するための外部電極用導電性ペーストは、有機溶剤の含有量は、40体積%以上であり、有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下である。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属粉末と有機溶剤とを含有し、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に塗工するための外部電極用導電性ペーストであって、
前記有機溶剤の含有量は、40体積%以上であり、
前記有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下であることを特徴とする外部電極用導電性ペースト。
【請求項2】
前記金属粉末は、銀、銅、金、白金、パラジウムおよびニッケルのうちの少なくとも1つである金属、前記金属を含む合金、または、前記金属の酸化物からなることを特徴とする請求項1に記載の外部電極用導電性ペースト。
【請求項3】
前記有機溶剤は、ターピネオール、ターピネオールアセテート、ジヒドロターピネオール、ジヒドロターピネオールアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、テキサノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、1,5-ペンタンジオール、ベンジルアルコール、セバシン酸ジブチル、エチレングリコールモノブチルエーテル、および、エチレングリコールモノヘキシルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の外部電極用導電性ペースト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディッピング工法によって電子部品の外部電極を製造するために用いられる外部電極用導電性ペーストに関する。
【背景技術】
【0002】
電子部品素体の表面に外部電極用導電性ペーストをディッピング工法によって塗工し、焼き付ける工程を経て、外部電極を備えた電子部品を作製する方法が知られている。
【0003】
ディッピング工法で塗工される外部電極用導電性ペーストの一例として、特許文献1には、金属粉末と、ガラスフリットと、有機溶剤とを含み、(ガラスフリットのガラス転移点Tg)-(金属粉末の焼結開始温度)<100の関係を満たす外部電極用導電性ペーストが開示されている。この外部電極用導電性ペーストを用いることにより、焼成時に、外部電極が電子部品素体から剥離するリフトオフの発生を抑制することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の外部電極用導電性ペーストは、例えば、1時間以上の長時間ディッピングを行うことを想定していないため、長時間使用しようとすると、有機溶剤の乾燥により、所望の外部電極が得られなくなる可能性がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するものであり、1時間以上の連続的なディッピング作業を可能とする外部電極用導電性ペーストを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の外部電極用導電性ペーストは、金属粉末と有機溶剤とを含有し、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に塗工するための外部電極用導電性ペーストであって、
前記有機溶剤の含有量は、40体積%以上であり、
前記有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の外部電極用導電性ペーストによれば、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に連続して1時間以上の塗工が可能である。これにより、電子部品の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に外部電極用導電性ペーストを塗工する様子を模式的に示す側面図である。
【
図2】外部電極用導電性ペーストを用いて製造された電子部品の一例の構成を模式的に示す斜視図である。
【
図3】
図2に示す電子部品をIII-III線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴を具体的に説明する。
【0011】
一実施形態における外部電極用導電性ペーストは、金属粉末と有機溶剤とを含有し、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に塗工するための外部電極用導電性ペーストである。この外部電極用導電性ペーストにおいて、有機溶剤の含有量は、40体積%以上であり、有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下である。本実施形態における外部電極用導電性ペーストはさらに、ガラス粉末とバインダ樹脂とを含有する。
【0012】
金属粉末は、銀、銅、金、白金、パラジウムおよびニッケルのうちの少なくとも1つである金属、それらの金属を含む合金、または、それらの金属の酸化物からなる。ただし、金属粉末が上述した金属等に限定されることはない。
【0013】
ガラス粉末として、例えば、ソーダライムガラス、石英ガラス、ホウケイ酸ガラス、バイコールガラス、無アルカリガラス、青板ガラス、白板ガラス等を用いることができる。また、SnO-B2O3-P2O5-Al2O3混合物、PbO-B2O3-SiO2混合物、BaO-ZnO-B2O3-SiO2混合物、ZnO-Bi2O3-B2O3-SiO2混合物、Bi2O3-B2O3-BaO-CuO混合物、Bi2O3-ZnO-B2O3-Al2O3-SrO混合物、ZnO-Bi2O3-B2O3混合物、Bi2O3-SiO2混合物、P2O5-Na2O-CaO-BaO-Al2O3-B2O3混合物、P2O5-SnO混合物、P2O5-SnO-B2O3混合物、P2O5-SnO-SiO2混合物、CuO-P2O5-RO混合物、SiO2-B2O3-ZnO-Na2O-Li2O-NaF-V2O5混合物、P2O5-ZnO-SnO-R2O-RO混合物、B2O3-SiO2-ZnO混合物、B2O3-SiO2-Al2O3-ZrO2混合物、SiO2-B2O3-ZnO-R2O-RO混合物、SiO2-B2O3-Al2O3-RO-R2O混合物、SrO-ZnO-P2O5混合物、SrO-ZnO-P2O5混合物、BaO-ZnO-B2O3-SiO2混合物等のガラス粉末も用いることができる。なお、Rは、Zn、Ba、Ca、Mg、Sr、Sn、Ni、FeおよびMnからなる群より選択される元素である。上述したガラスには、特性に影響の無い範囲で、少量の他の酸化物、例えば、アルカリ金属、ストロンチウム、鉛、銅、スズ、鉄、コバルト等の酸化物が含有していてもよい。
【0014】
バインダ樹脂として、例えば、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアルコールアセタール変性物、ゼラチン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド及びデキストリン等を用いることができる。バインダ樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0015】
有機溶剤は、ターピネオール、ターピネオールアセテート、ジヒドロターピネオール、ジヒドロターピネオールアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、テキサノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、1,5-ペンタンジオール、ベンジルアルコール、セバシン酸ジブチル、エチレングリコールモノブチルエーテル、および、エチレングリコールモノヘキシルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種である。有機溶剤は、上記群より選ばれる1種でもよいし、2種以上でもよい。ただし、有機溶剤の含有量は、外部電極用導電性ペーストのうち、40体積%以上であり、有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下である。換言すると、有機溶剤には、飽和蒸気圧が0.7mmHg(20℃)以下である成分が85体積%以上含まれている。
【0016】
例えば、ターピネオールの飽和蒸気圧は、24℃で0.0423mmHgである。ジエチレングリコールモノメチルエーテルの飽和蒸気圧は、20℃で0.2mmHgである。ジエチレングリコールモノエチルエーテルの飽和蒸気圧は、25℃で0.126mmHgである。ジエチレングリコールモノブチルエーテルの飽和蒸気圧は、25℃で0.06mmHgである。ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートの飽和蒸気圧は、20℃で0.1mmHgである。テキサノールの飽和蒸気圧は、20℃で0.0097mmHgである。ジプロピレングリコールモノメチルエーテルの飽和蒸気圧は、20℃で0.1mmHgである。ジプロピレングリコールモノエチルエーテルの飽和蒸気圧は、20℃で0.3mmHgである。セバシン酸ジブチルの飽和蒸気圧は、71℃で0.001mmHgである。エチレングリコールモノブチルエーテルの飽和蒸気圧は、20℃で0.7mmHgである。エチレングリコールモノヘキシルエーテルの飽和蒸気圧は、20℃で0.1mmHgである。
【0017】
外部電極用導電性ペーストは、上述したような金属粉末、有機溶剤、ガラス粉末およびバインダ樹脂を十分に混合し、ペースト状にすることにより得られる。
【0018】
本実施形態における外部電極用導電性ペーストによれば、有機溶剤の含有量が40体積%以上であり、有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧が0.7mmHg(20℃)以下であることにより、蒸発しにくく、乾燥しにくい。したがって、20~30℃の室内環境下において、電子部品素体の表面に、本実施形態における外部電極用導電性ペーストをディッピング工法によって塗工する作業を連続して1時間以上行うことができる。これにより、電子部品の生産性を向上させることができる。また、上述した有機溶剤は、100℃以上160℃以下の乾燥条件で、乾燥時間が20分以下であるため、加工が容易であり、生産性が高い。
【0019】
図1(a)、(b)は、ディッピング工法によって、電子部品素体1の表面に外部電極用導電性ペースト2を塗工する様子を模式的に示す側面図である。
図1(a)は、電子部品素体1を外部電極用導電性ペースト2にディッピングする前の状態を示し、
図1(b)は、ディッピング後の状態を示す。外部電極用導電性ペースト2は、上述したように、有機溶剤の含有量が40体積%以上であり、有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧が0.7mmHg(20℃)以下である要件を満たす。
【0020】
電子部品素体1は、電子部品を構成する本体部分であって、その形状は任意である。例えば、両端面に外部電極が設けられた電子部品を製造する場合、ディッピング工法によって、電子部品素体1の両端面に外部電極用導電性ペーストを塗工し、その後焼き付ける。電子部品素体1は、未焼成のものでもよいし、焼成後のものでもよい。これにより、表面に外部電極が設けられた電子部品が得られる。
【0021】
図2は、上述した外部電極用導電性ペーストを用いて製造された電子部品10の一例の構成を模式的に示す斜視図である。ここでは、電子部品10が積層セラミックコンデンサであるものとして説明する。ただし、電子部品10が積層セラミックコンデンサに限定されることはなく、セラミックインダクタやセラミックサーミスタ等であってもよい。
図3は、
図2に示す電子部品10をIII-III線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。
【0022】
電子部品10は、電子部品素体20と、電子部品素体20の表面に設けられた外部電極30とを備える。
【0023】
電子部品素体20は、長さ方向Lに相対する第1の端面20aおよび第2の端面20bと、積層方向Tに相対する第1の主面20cおよび第2の主面20dと、幅方向Wに相対する第1の側面20eおよび第2の側面20fとを有する。長さ方向L、積層方向T、および、幅方向Wのうちの任意の2つの方向は、互いに直交する方向である。
【0024】
電子部品素体20は、誘電体層21と内部電極22とを備える。内部電極22には、第1の内部電極22aと第2の内部電極22bとが含まれる。誘電体層21は、第1の内部電極22aと第2の内部電極22bとの間に介在する。すなわち、電子部品素体20は、誘電体層21を介して第1の内部電極22aと第2の内部電極22bが交互に複数積層された構造を有する。
【0025】
誘電体層21は、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、SrZrO3、または、CaZrO3等を主成分とするセラミック材料からなる。これらの主成分に、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの主成分よりも含有量の少ない副成分が添加されていてもよい。
【0026】
第1の内部電極22aは、電子部品素体20の第1の端面20aに引き出され、後述する第1の外部電極30aと電気的に接続されている。また、第2の内部電極22bは、電子部品素体20の第2の端面20bに引き出され、後述する第2の外部電極30bと電気的に接続されている。
【0027】
第1の内部電極22aおよび第2の内部電極22bは、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Pt、Fe、Ti、Cr、SnまたはAu等の金属、またはそれらの金属を含む合金などを含有している。第1の内部電極22aおよび第2の内部電極22bは、共材として、誘電体層21に含まれる誘電体セラミックと同じセラミック材料を含んでいてもよい。
【0028】
外部電極30には、第1の外部電極30aと第2の外部電極30bとが含まれる。第1の外部電極30aは、電子部品素体20の第1の端面20aの全体に形成されているとともに、第1の端面20aから、第1の主面20c、第2の主面20d、第1の側面20e、および第2の側面20fに回り込むように形成されている。第1の外部電極30aは、第1の内部電極22aと電気的に接続されている。
【0029】
第2の外部電極30bは、電子部品素体20の第2の端面20bの全体に形成されているとともに、第2の端面20bから、第1の主面20c、第2の主面20d、第1の側面20e、および第2の側面20fに回り込むように形成されている。第2の外部電極30bは、第2の内部電極22bと電気的に接続されている。
【0030】
第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bは、ディッピング工法によって、上述した外部電極用導電性ペーストを電子部品素体20の第1の端面20aおよび第2の端面20bに塗工し、焼き付けることによって形成することができる。ただし、外部電極用導電性ペーストを塗工して焼き付けることによって形成される金属層の上に、めっき層を形成するようにしてもよい。
【0031】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。例えば、外部電極用導電性ペーストには、本発明の目的に反しない範囲で、上述した金属粉末、有機溶剤、ガラス粉末およびバインダ樹脂以外のものが含まれていてもよい。
【0032】
本出願における外部電極用導電性ペーストは、以下の通りである。
<1>.金属粉末と有機溶剤とを含有し、ディッピング工法によって、電子部品素体の表面に塗工するための外部電極用導電性ペーストであって、
前記有機溶剤の含有量は、40体積%以上であり、
前記有機溶剤のうちの85体積%以上の成分の飽和蒸気圧は、0.7mmHg(20℃)以下であることを特徴とする外部電極用導電性ペースト。
<2>.前記金属粉末は、銀、銅、金、白金、パラジウムおよびニッケルのうちの少なくとも1つである金属、前記金属を含む合金、または、前記金属の酸化物からなることを特徴とする<1>に記載の外部電極用導電性ペースト。
<3>.前記有機溶剤は、ターピネオール、ターピネオールアセテート、ジヒドロターピネオール、ジヒドロターピネオールアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、テキサノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、1,5-ペンタンジオール、ベンジルアルコール、セバシン酸ジブチル、エチレングリコールモノブチルエーテル、および、エチレングリコールモノヘキシルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする<1>または<2>に記載の外部電極用導電性ペースト。
【符号の説明】
【0033】
1 電子部品素体
2 外部電極用導電性ペースト
10 電子部品
20 電子部品素体
21 誘電体層
22a 第1の内部電極
22b 第2の内部電極
30a 第1の外部電極
30b 第2の外部電極