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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024070062
(43)【公開日】2024-05-22
(54)【発明の名称】蓋付きガイドレール
(51)【国際特許分類】
   E06B 9/58 20060101AFI20240515BHJP
   E06B 9/02 20060101ALI20240515BHJP
【FI】
E06B9/58 A
E06B9/02 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022180430
(22)【出願日】2022-11-10
(71)【出願人】
【識別番号】514112732
【氏名又は名称】株式会社横引SR
(74)【代理人】
【識別番号】100080447
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 恵一
(72)【発明者】
【氏名】市川 慎太郎
【テーマコード(参考)】
2E042
【Fターム(参考)】
2E042AA02
2E042DA01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】床面に敷設されたガイドレールのガイド溝や隣接する床材間に塵埃が入りにくくしたうえで、横引きシャッターの開閉がスムーズに行える、蓋付きのガイドレールを提供する。
【解決手段】横引きシャッター10をガイドするための床面13に敷設される蓋付きガイドレール1であって、横引きシャッター10の下部をガイドするガイド溝2を有するレール3、レール3の延設方向に沿って連続して設置され、ガイド溝2の開口部を覆う複数の蓋4、各蓋4に取り付けられる回転軸6、各回転軸6の受台7、を具備し、各蓋4が、ガイド溝2の開口部を覆う側とは反対側の面に、床材5を有し、各蓋4および各床材5が、一体となり、ガイド溝2の開口部を水平方向に覆う位置と、横引きシャッター10に斜めに寄りかかる位置の間で回転し、各蓋4および各床材5が、ガイド溝2の開口部を覆う第一領域、第一領域から延在し、かつ回転軸6が取り付けられる第二領域からなる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
横引きシャッターをガイドするための床面に敷設される蓋付きガイドレールであって、
横引きシャッターの下部をガイドするガイド溝を有するレールと、
レールの延設方向に沿って連続して設置され、ガイド溝の開口部を覆う複数の蓋と、
各蓋に取り付けられる回転軸と、
各回転軸の受台と、
を具備し、
各蓋が、ガイド溝の開口部を覆う側とは反対側の面に、床材を有し、
各蓋および各床材が、一体となり、ガイド溝の開口部を水平方向に覆う位置と、横引きシャッターに斜めに寄りかかる位置との間で回転し、
各蓋および各床材が、ガイド溝の開口部を覆う第一領域と、第一領域から延在し、かつ回転軸が取り付けられる第二領域とからなり、
各蓋および各床材の第一領域の隣接する側面が、横引きシャッターを閉鎖する時に、横引きシャッターの下部と接することにより、各蓋および各床材の第二領域側に鋭角を形成し、
各蓋および各床材の第二領域の隣接する側面が、レールの延設方向に対して垂直平面を形成することを特徴とする、蓋付きガイドレール。
【請求項2】
各床材の材質が、床面に用いるものと同じであることを特徴とする、請求項1に記載の蓋付きガイドレール。
【請求項3】
各蓋の隣接する側面が、相互に係合することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の蓋付きガイドレール。
【請求項4】
各蓋および各床材の第二領域と各蓋および各床材の第二領域側にある床面との間に生ずる隙間を覆うカバーをさらに具備し、
各床材の第二領域のカバー側の側面が、カバーと係合する切り欠き部を有し、各床材の上面が、各蓋および各床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、カバーの上面と同じ高さになる、バリアフリーのガイドレールであることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一つに記載の蓋付きガイドレール。
【請求項5】
各床材の上面が、各蓋および各床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、各床材の第一領域側にある床面及び第二領域側にある床面の両方と同じ高さであることを特徴とする、請求項4に記載の蓋付きガイドレール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋付きガイドレールに関し、詳細には、水平方向に移動する、いわゆる横引きシャッターをガイドするための床面に敷設されるガイドレールに、蓋が付属したものに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、床面に敷設されるガイドレールは、横引きシャッターの下部をガイドするためのガイド溝を有している。
このガイド溝は、シャッターの閉鎖時にはシャッターの下部が挿入されることで塞がれるが、シャッターの開放時には開口したままになる。
そのため、ガイド溝内に塵埃が入ることがある。
ガイド溝内に塵埃が入ると、掃除の手間がかかるだけでなく、シャッターを閉鎖しようとする際に、塵埃がシャッターの下部に絡まることによって、シャッターが上手く閉鎖できない等の問題を生じる。
【0003】
そこで、本願の図5に示すような、ガイド溝22の開口部を覆う蓋24を具備した、ガイドレール20が開示されている(特許文献1参照)。
このガイドレール20では、強度や耐久性を考慮した場合には、ステンレス製の蓋24が用いられる。
しかし、ガイドレールが敷設される床面には、通常、ステンレスは用いられず、木材、石材、タイル等が用いられている。
そのため、ステンレス製の蓋は、床面部分とは材質が異なることで、建物等の内装において、蓋の部分だけが異様に目立ってしまうという美観上の問題が生じている。
【0004】
一方、蓋の形状に関して、図5に示す蓋24のような平行四辺形の形状とした場合に、シャッターを閉鎖するときの蓋の回転がしやすくなることが知られている。
そこで、本発明者は、上記の美観上の問題を解消するべく、図5に示すようなガイドレールの蓋について、その蓋の上面に木材等の床材を張ることを試みた。
しかし、シャッターを閉鎖しようとすると、床材の厚みにより、隣接する床材の側面同士がぶつかってしまい、蓋が回転できなかった。
そこで、ガイドレールの蓋について、さらに改良した結果、隣接する床材間の間隔を広くして、溝部分を設けることで、床材の側面同士がぶつかることなく、蓋が回転できるようになった。
ところが、この改良により、レールの延設方向に沿って、床材と溝部分とが交互に複数現れる縞模様のように見えることで、建物等の内装において、今まで以上にガイドレール部分が目立ってしまうという、新たな美観上の問題が発生してしまった。
そのうえ、その溝部分の幅が広いために、塵埃が入るという問題も発生した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015-218494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、床面に敷設されたガイドレールのガイド溝や隣接する床材間に塵埃が入りにくくしたうえで、横引きシャッターの開閉がスムーズに行える、蓋付きのガイドレールを提供することを目的とする。
【0007】
さらに、本発明は、ガイドレールを敷設する床面との関係で、ガイドレール部分が目立たないようにした美観を損なわない、蓋付きのガイドレールを提供することを目的とする。
【0008】
そのうえ、本発明は、床材と床面とによる段差を解消することで、バリアフリーのガイドレールとすることも可能である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
【0010】
第1に、横引きシャッターをガイドするための床面に敷設される蓋付きガイドレールであって、横引きシャッターの下部をガイドするガイド溝を有するレールと、レールの延設方向に沿って連続して設置され、ガイド溝の開口部を覆う複数の蓋と、各蓋に取り付けられる回転軸と、各回転軸の受台と、を具備し、各蓋が、ガイド溝の開口部を覆う側とは反対側の面に、床材を有し、各蓋および各床材が、一体となり、ガイド溝の開口部を水平方向に覆う位置と、横引きシャッターに斜めに寄りかかる位置との間で回転し、各蓋および各床材が、ガイド溝の開口部を覆う第一領域と、第一領域から延在し、かつ回転軸が取り付けられる第二領域とからなり、各蓋および各床材の第一領域の隣接する側面が、横引きシャッターを閉鎖する時に、横引きシャッターの下部と接することにより、各蓋および各床材の第二領域側に鋭角を形成し、各蓋および各床材の第二領域の隣接する側面が、レールの延設方向に対して垂直平面を形成することを特徴とする、蓋付きガイドレール。
第2に、各床材の材質が、床面に用いるものと同じであることを特徴とする、前記第1に記載の蓋付きガイドレール。
第3に、各蓋の隣接する側面が、相互に係合することを特徴とする、前記第1または第2に記載の蓋付きガイドレール。
第4に、各蓋および各床材の第二領域と各蓋および各床材の第二領域側にある床面との間に生ずる隙間を覆うカバーをさらに具備し、各床材の第二領域のカバー側の側面が、カバーと係合する切り欠き部を有し、各床材の上面が、各蓋および各床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、カバーの上面と同じ高さになる、バリアフリーのガイドレールであることを特徴とする、前記第1~3のいずれか一つに記載の蓋付きガイドレール。
第5に、各床材の上面が、各蓋および各床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、各床材の第一領域側にある床面及び第二領域側にある床面の両方と同じ高さであることを特徴とする、前記第4に記載の蓋付きガイドレール。
【0011】
本発明の蓋付きガイドレールは、横引きシャッターの下部をガイドするガイド溝を有するレールの延設方向に沿って、連続して設置される複数の蓋を具備している。
この複数の蓋は、ガイド溝の開口部を覆うものである。
また、この複数の蓋は、それぞれ、ガイド溝の開口部を覆う側とは反対側の面に、床材を有する。
そして、蓋と床材とが一体となり、横引きシャッターを開放する時には、ガイド溝の開口部を水平方向に覆う位置、一方、横引きシャッターを閉鎖する時には、横引きシャッターに斜めに寄りかかる位置に回転する。
そのため、横引きシャッターの開放時には、蓋と床材とがガイド溝の開口部を覆うことで、ガイド溝内に塵埃が侵入することを防ぐことができる。
【0012】
さらに、蓋および床材は、ガイド溝の開口部を覆う第一領域と、第一領域から延在し、かつ回転軸が取り付けられる第二領域とからなる。
そして、横引きシャッターを閉鎖する時に、蓋および床材の第一領域同士の隣接する側面が、横引きシャッターの下部と接することにより、蓋および床材の第二領域側に鋭角を形成する。
そのため、蓋および床材が、ガイド溝の開口部を覆う位置から開口する位置にスムーズに回転することができ、その結果、横引きシャッターをスムーズに閉鎖することができる。
【0013】
また、蓋および床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、蓋および床材の第二領域同士の隣接する側面が、レールの延設方向に対して垂直平面を形成する。
そのため、床材として用いるものが、どのような厚みであっても、蓋および床材が一体となって回転する際に、隣接する床材同士がぶつかることはない。
その結果、隣接する床材間の間隔を広くして、溝部分を設ける必要はない。
したがって、溝部分が存在することによって発生していた問題、すなわち、縞模様のように見えることで、建物等の内装において、ガイドレール部分が目立ってしまうという美観上の問題や、その溝部分に塵埃が入るという問題は解消する。
【0014】
また、本発明の蓋付きガイドレールでは、床材の材質を、床面に用いるものと同じにすることが可能である。
このことにより、ガイドレールを敷設する床面との関係で、ガイドレール部分が目立たないようになり、建物等の内装において、美観を損なわないものとすることができる。
【0015】
また、各蓋の隣接する側面を、相互に係合するようにすることも可能である。
このように、隣接する側面同士が係合することで、隣接する蓋の回転を補助することができる。
その結果、横引きシャッターを閉鎖する時に、軽い力でシャッターを閉鎖することができ、また、横引きシャッターの開放時には、複数の蓋の内の1つだけが上手く回転できずに、ガイド溝が開口したままになるというような不具合が生じない。
【0016】
さらに、本発明の蓋付きガイドレールは、蓋および床材の第二領域と蓋および床材の第二領域側にある床面との間に生ずる隙間を覆うカバーを具備することができる。
このとき、床材の第二領域のカバー側の側面が、カバーと係合する切り欠き部を有し、蓋および床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、床材の上面とカバーの上面とが同じ高さになることによって、床材と床面との間に隙間を生じることがなく、また、床材とカバーとの間に段差を生じることもない。
そのため、バリアフリーのガイドレールとすることができる。
また、さらに、蓋および床材がガイド溝の開口部を覆う位置において、床材の上面と床材の第一領域側にある床面と第二領域側にある床面とが全て同じ高さになることで、完全に段差の解消された、バリアフリーのガイドレールになる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】横引きシャッターの閉鎖状態における、本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態を示した図である。
図2】横引きシャッターを閉鎖する時における、本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態を上から見た図である。
図3】(A)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した斜視図である。(B)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した正面図である。(C)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した背面図である。(D)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した左側面図である。(E)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した右側面図である。(F)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した平面図である。(G)本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態における床材の形状を示した底面図である。
図4】横引きシャッターの開放状態における、本発明に係る蓋付きガイドレールの第二の実施形態を示した図である。
図5】横引きシャッターの開放状態における、従来の蓋付きガイドレールを上から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明について図面を参照しながらさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】
図1は、ガイドレールに沿って水平方向に移動する、いわゆる横引きシャッターを閉鎖したときの本発明に係る蓋付きガイドレールの第一の実施形態を、床面に敷設した状態を示した図である。
いわゆる横引きシャッターには、例えば、アルミ製横引きシャッター、パイプ・グリル横引きシャッター、スチール製防火防煙横引きシャッター、横引き折れ扉タイプのパネルゲート、上吊りタイプの横引きシャッター、下車タイプの横引きシャッター等がある。
【0020】
図1に示すように、蓋付きガイドレール1は、木材等の材料が張られた床面13に敷設されている。
この蓋付きガイドレール1は、横引きシャッター10の下部をガイドするガイド溝2を有するレール3と、ガイド溝2の開口部を覆う蓋4と、蓋4に取り付けられた回転軸6と、回転軸6の受台7とを備えている。
【0021】
また、この蓋付きガイドレール1は、図1に示すように、蓋4において、ガイド溝2の開口部を覆う側とは反対側の面に、床材5が配置されている。
そして、横引きシャッター10を閉鎖する時には、蓋4および床材5が、ガイド溝の開口部を開口する位置に回転して、図1に示すように、横引きシャッター10に斜めに寄りかかるようになり、ガイド溝2の開口部に横引きシャッター10の下部が挿入されることで、ガイド溝2の開口部は、塞がれる。
一方、横引きシャッター10を開放する時には、蓋4および床材5が、ガイド溝2の開口部を覆う位置に回転して、図2に示すように、蓋4および床材5によって、ガイド溝2の開口部が覆われる。
このように、この蓋付きガイドレール1は、横引きシャッターの閉鎖時にも開放時にも、ガイド溝2内に塵埃が侵入することを防止できる構造である。
【0022】
そのうえ、この蓋付きガイドレール1は、図1からわかるように、蓋4と床材5との二重の構造になっている。
そのため、強度や耐久性に優れている。
その結果、図1に示すように、床材5の厚みは、床面13に張られた材料よりも薄くすることもできる。
【0023】
また、床材5の材質を、床面13に用いるものと同じにすることで、ガイドレールを敷設する床面13との関係で、ガイドレール部分が目立たないようになり、建物等の内装において、美観を損なわないものとすることができる。
なお、床材5には、木材、石材、タイルのような、一般的な材料を用いることが可能である。
【0024】
図2に示すように、蓋4および床材5は、ガイド溝2の開口部を覆う第一領域8と、第一領域8から延在し、かつ回転軸6が取り付けられる第二領域9とからなる。
そして、蓋4および床材5は、図2における矢印の進行方向に向かって横引きシャッター10を閉鎖する時に、蓋4および床材5の第一領域8の隣接する側面が、横引きシャッター10の下部と接することにより、第二領域9側に鋭角αを形成するようになっている。
そのため、横引きシャッター10を閉鎖する時に横引きシャッター10が移動することによって、ガイド溝2の開口部を覆っていた蓋4および床材5が回転し、横引きシャッター10がスムーズに閉鎖できる。
【0025】
さらに、蓋4および床材5の第二領域9の隣接する側面は、レール3の延設方向に対して垂直平面を形成する。
そのため、床材5として厚いものを用いた場合であっても、隣接する床材5同士がぶつかることはない。
なお、このとき、図2に示すように、蓋4および床材5の第二領域9の形状は、矩形となる。
また、床材5の形状については、床材5を複数の方向から見た図3(A)~図3(G)において、より詳細に示されている。
【0026】
また、蓋4については、図示しないが、隣接する蓋4の回転を補助するために、蓋4の隣接する側面同士が係合するようにすることも可能である。
【0027】
次に、図4は、横引きシャッターを開放したときの本発明に係る蓋付きガイドレールの第二の実施形態である、バリアフリーに対応したガイドレールを床面に敷設した状態を示した図である。
図4に示すように、この蓋付きガイドレール1は、蓋4および床材5の第二領域と床面13との間に生ずる隙間を覆うように、カバー11を備えている。
このとき、床材5は、床材5の第二領域のカバー側の側面に、カバー11と係合するような切り欠き部12を有している。
そして、床材5とカバー11とが係合するときに、床材5の上面とカバー11の上面とが同じ高さになるため、床材5とカバー11の間には段差はない。
さらに、図4における蓋付きガイドレール1は、床材5の上面と床面13とが同じ高さであるため、完全に段差の解消された、バリアフリーのガイドレールである。
【符号の説明】
【0028】
1 蓋付きガイドレール
2 ガイド溝
3 レール
4 蓋
5 床材
6 回転軸
7 受台
8 第一領域
9 第二領域
10 横引きシャッター
11 カバー
12 切り欠き部
13 床面
20 ガイドレール
22 ガイド溝
24 蓋
図1
図2
図3
図4
図5