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  • 特開-ケーブル構造体 図1
  • 特開-ケーブル構造体 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024070604
(43)【公開日】2024-05-23
(54)【発明の名称】ケーブル構造体
(51)【国際特許分類】
   F16C 1/10 20060101AFI20240516BHJP
   F16J 3/04 20060101ALI20240516BHJP
   F16J 15/52 20060101ALI20240516BHJP
【FI】
F16C1/10 B
F16J3/04 B
F16J15/52 Z
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022181199
(22)【出願日】2022-11-11
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100180644
【弁理士】
【氏名又は名称】▲崎▼山 博教
(72)【発明者】
【氏名】樽井 晃一
【テーマコード(参考)】
3J032
3J043
3J045
【Fターム(参考)】
3J032AB32
3J032BA02
3J032BC05
3J043AA03
3J043BA01
3J043CA12
3J043CB13
3J045CB03
3J045CB30
3J045EA10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】蛇腹部及び空気溜部を備えたブーツに対してケーブルを組み付けて構成されるケーブル構造体において、空気溜部が収縮した場合であっても空気溜部のねじれの存在が際立つのを抑制できるケーブル構造体の提供を目的とした。
【解決手段】ケーブル構造体10は、中空の弾性体を用いて構成されるブーツ50と、ブーツ50に挿通されるケーブル20と、を備え、ケーブル20の進退に応じて、ケーブル20の進退方向に沿う方向にブーツ50が伸縮するものであって、ブーツ50が、蛇腹状に形成された蛇腹部56と、蛇腹部56に連通する空間を形成する空気溜部58と、を有するものであり、空気溜部58が、低剛性部72と、低剛性部72よりも剛性の高い高剛性部70と、を有し、高剛性部70が、ケーブル20の挿通方向に沿う方向に形成されている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空の弾性体を用いて構成されるブーツと、前記ブーツに挿通されるケーブルと、を備え、前記ケーブルの進退に応じて、前記ケーブルの進退方向に沿う方向に前記ブーツが伸縮するケーブル構造体であって、
前記ブーツが、
蛇腹状に形成された蛇腹部と、
前記蛇腹部に連通する空間を形成する空気溜部と、
を有するものであり、
前記空気溜部が、
低剛性部と、
前記低剛性部よりも剛性の高い高剛性部と、
を有し、
前記高剛性部が、前記ケーブルの挿通方向に沿う方向に形成されていること、
を特徴とするケーブル構造体。
【請求項2】
前記空気溜部が、前記高剛性部を周方向に複数備え、周方向に隣接する前記高剛性部の間に前記低剛性部が設けられていること、を特徴とする請求項1に記載のケーブル構造体。
【請求項3】
前記高剛性部が、前記ケーブルの挿通方向の中間部に設けられた不連続部を介して断続的に形成されており、
前記不連続部が、前記低剛性部とされていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブル構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されているコントロールケーブル用ブーツのようなものが提供されている。特許文献1のコントロールケーブル用ブーツは、コントロールケーブルのガイドロッドの移動に追従して伸縮する蛇腹部と、移動に追従して膨張収縮することでブーツの内部圧力の増減を小さく抑える空気溜め部とを備えたものとされている。特許文献1のコントロールケーブル用ブーツは、空気溜め部を薄膜の柔軟材料とすることで膨張収縮しやすくし、押し引き操作に対する抵抗により、押し操作と引き操作で生じる操作抵抗感の差を小さくするものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平4-36159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述したコントロールケーブル用ブーツのように空気溜め部を設けたブーツに対してケーブル等の部材を挿通し、ケーブル構造体として組み付ける場合に、ブーツが周方向にねじれた状態で取りつけられてしまうことがある。このような状態で取りつけられた場合において、空気溜め部の内部から空気等の気体が抜け、空気溜め部が収縮した状態になると、前述のねじれが僅かなものであったとしても、ねじれの存在が一層際立った状態になる。
【0005】
そこで、蛇腹部及び空気溜部を備えたブーツに対してケーブルを組み付けて構成されるケーブル構造体において、空気溜部が収縮した場合であっても空気溜部のねじれの存在が際立つのを抑制できるケーブル構造体の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明のケーブル構造体は、中空の弾性体を用いて構成されるブーツと、前記ブーツに挿通されるケーブルと、を備え、前記ケーブルの進退に応じて、前記ケーブルの進退方向に沿う方向に前記ブーツが伸縮するものであって、前記ブーツが、蛇腹状に形成された蛇腹部と、前記蛇腹部に連通する空間を形成する空気溜部と、を有するものであり、前記空気溜部が、低剛性部と、前記低剛性部よりも剛性の高い高剛性部と、を有し、前記高剛性部が、前記ケーブルの挿通方向に沿う方向に形成されていること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明のケーブル構造体は、ブーツに設けられた空気溜部が、低剛性部と高剛性部とを有し、高剛性部がケーブルの挿通方向に沿う方向に形成されている。本発明のケーブル構造体は、空気溜部に設けられた高剛性部により剛性が高くなり、ねじれが生じにくい。また、本発明のケーブル構造体は、仮に、空気溜部に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部の収縮に際して、空気溜部の一部である低剛性部において積極的に収縮する。そのため、本発明のケーブル構造体は、空気溜部に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部におけるねじれの存在が際立たず、目立たない。
【0008】
(2)上述した本発明のケーブル構造体は、前記空気溜部が、前記高剛性部を周方向に複数備えたものであること、を特徴とするものであると良い。
【0009】
本発明のケーブル構造体は、上記(2)のような構成とすることにより、空気溜部の収縮に際して、周方向に設けられた高剛性部同士の間に設けられた低剛性部において積極的に収縮する。これにより、本発明のケーブル構造体は、空気溜部に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部におけるねじれの存在が際立つのを抑制できる。
【0010】
(3)本発明のケーブル構造体は、前記高剛性部が、前記ケーブルの挿通方向の中間部に設けられた不連続部を介して断続的に形成されており、前記不連続部が、前記低剛性部とされていること、を特徴とするものであると良い。
【0011】
本発明のケーブル構造体は、上記(3)のような構成とすることにより、ケーブルを挿通方向への進退操作を行う際に、高剛性部が存在することにより進退操作の抵抗が高くなるのを抑制できる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、上述した課題を解消したケーブル構造体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態に係るケーブル構造体を模式的に示した説明図である。
図2図1に示したケーブル構造体について、ブーツの内部を視認できる状態として模式的に示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態に係るケーブル構造体10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1及び図2に示すように、ケーブル構造体10は、ケーブル20、及びブーツ50を備えたものである。ケーブル構造体10は、例えば車両において用いられるシフトケーブルや、ブレーキケーブルのように、押し引きする操作(進退操作)が行われることにより進退するケーブル20を有し、ケーブル20の進退に追従して、ケーブル20の進退方向に沿う方向にブーツ50が伸縮するものである。具体的には、ケーブル構造体10は、例えば、車両のシフトレバーやブレーキペダルなどの操作部(図示せず)に加えられた操作力を、トランスミッションやブレーキなどの被操作部(図示せず)に伝達する装置において用いることができる。
【0016】
ケーブル20は、一端側において上述したシフトレバー等からなる操作部側に接続され、他端側において被操作部側に接続される。これにより、ケーブル20は、操作部の押し操作または引き操作などの操作力を被操作部に伝達するものとされている。本実施形態では、ケーブル20は、他端側の端部がロッド24に対して接続され、ロッド24を介して被操作部に対して接続されている。ケーブル20は、中空に形成されたガイド部材30の内部に挿通された状態とされて、ブーツ50に対して組み付けられている。これにより、ケーブル20は、ガイド部材30の内部において摺動可能に収容されている。
【0017】
ロッド24は、ケーブル20により伝達された操作部の操作力を被操作部側に伝達するものである。ロッド24は、ロッド状の軸部24aを有する。ロッド24は、軸部24aの一端側に、ケーブル20が接続される接続部24bを有する。また、ロッド24は、軸部24aの他端側に、トランスミッション等の被操作部に接続されるエンド部24cを有する。
【0018】
ロッド24は、軸部24aの一端側(接続部24b側)がガイド部材30に差し込まれ、軸部24aの他端側にあるエンド部24cがガイド部材30の外側に露出するように設けられている。また、ロッド24は、軸部24aがガイド部材30の内部を摺動するように構成されている。軸部24aは、ガイド部材30の内側に配される接続部24bにおいて、ケーブル20に対して接続されている。そのため、ケーブル20をガイド部材30に沿って進退させることにより、軸部24aをガイド部材30に沿って摺動させ、エンド部24cをガイド部材30に沿う方向に進退させることができる。
【0019】
ブーツ50は、例えば、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム等の弾性体を用いて構成される部材である。ブーツ50は、ロッド24に対してエンド部24c側において接続される一端部52と、ガイド部材30に対して接続される他端部54とを有する、中空の部材である。また、ブーツ50は、一端部52及び他端部54の間に、蛇腹部56及び空気溜部58を有する。
【0020】
ブーツ50は、一端部52及び他端部54においてロッド24及びガイド部材30に対して接続されることにより、外部から内部に水や塵が侵入するのを抑制し、水や塵からケーブル20を保護することができる。ブーツ50は、一端部52及び他端部54において、かしめによる接続方法や、凹凸を利用した嵌合による接続方法等によって気密及び液密の少なくともいずれかの状態となるように接続されている。
【0021】
ブーツ50の内部空間62は、一端部52及び他端部54においてロッド24及びガイド部材30に対して接続されることにより閉塞された空間とされている。内部空間62は、ケーブル20、ロッド24、及びガイド部材30の少なくとも一部を収容している。ブーツ50は、ケーブル20及びロッド24が移動する際に、内部空間62内において空気が移動して伸縮する。内部空間62は、一端部52及び他端部54の中間に位置する蛇腹部56の内側をなす蛇腹部内部空間62aと、空気溜部58の内側をなす空気溜部内部空間62bとを有している。内部空間62は、蛇腹部内部空間62aと空気溜部内部空間62bとが互いに連通するように形成されている。
【0022】
蛇腹部56は、ロッド24の移動に合わせて伸縮することにより、ブーツ50の外部から内部空間62内に水や塵が浸入するのを抑制しながら、ロッド24の移動を許容する。蛇腹部56は、ブーツ50の軸線方向に沿って、山部56aと谷部56bとが交互に連続的に形成された略筒状のものとされている。蛇腹部56は、軸線方向に沿って伸縮可能に構成されている。
【0023】
空気溜部58は、蛇腹部56に対して連通して空気溜めとなる空間(空気溜部内部空間62b)をなすものである。空気溜部58は、蛇腹部56に対してケーブル20の挿通方向に連続する位置に設けられている。空気溜部58は、蛇腹部56が伸長するのに伴って収縮し、空気溜部内部空間62bの容積が減少するように構成されている。また、空気溜部58は、蛇腹部56が収縮するのに伴って膨張し、空気溜部内部空間62bの容積が増大するように構成されている。ブーツ50は、このような構成とされることにより、蛇腹部56の伸縮時の操作抵抗を減らすものとされている。
【0024】
さらに詳細に説明すると、ケーブル20の押し操作によって蛇腹部56が軸線方向に伸長すると、空気溜部58は、蛇腹部内部空間62aの体積の増加に応じて収縮する。これにより、空気溜部内部空間62bの内部にある空気が、蛇腹部内部空間62aに向けてに送り出される。また、ケーブル20の引き操作によって蛇腹部56が軸線方向に収縮すると、空気溜部58は、蛇腹部内部空間62aの体積の減少に応じて、蛇腹部内部空間62aの内部にある空気を空気溜部内部空間62bの内側に受け入れて膨張する。
【0025】
空気溜部58は、高剛性部70と低剛性部72とを有する。高剛性部70は、空気溜部58をなす弾性体の厚みを厚くしたり、空気溜部58をなす弾性体とは別の部材を取り付けたりして、低剛性部72よりも剛性が高くなるようにした部分である。高剛性部70は、空気溜部58の周方向に複数設けられている。また、高剛性部70は、空気溜部58においてケーブル20の挿通方向に沿う方向に延びるように形成されいる。高剛性部70は、空気溜部58の長手方向(ケーブル20の挿通方向/径方向に対して交差する方向)の全体に亘って設けることが可能である。本実施形態では、高剛性部70は、空気溜部58の長手方向の一部に設けられている。具体的には、高剛性部70は、空気溜部58の長手方向の中間部に位置する不連続部74を介して、空気溜部58の長手方向に断続的に形成されている。
【0026】
空気溜部58において、上述した高剛性部70が設けられた部分を除く部分は、高剛性部70よりも剛性の低い低剛性部72とされている。具体的には、空気溜部58の長手方向に隣接する高剛性部70,70の間に位置する不連続部74は、低剛性部72とされている。また、空気溜部58の周方向に隣接する高剛性部70,70の間の領域についても、低剛性部72とされている。
【0027】
上述した本実施形態のケーブル構造体10は、以下の(a)~(c)のような特徴的構成を備えている。これにより、ケーブル構造体10は、以下に記載のような特有の効果を奏することができる。
【0028】
(a)本実施形態のケーブル構造体10は、中空の弾性体を用いて構成されるブーツ50と、ブーツ50に挿通されるケーブル20と、を備え、ケーブル20の進退に応じて、ケーブル20の進退方向に沿う方向にブーツ50が伸縮するものであって、ブーツ50が、蛇腹状に形成された蛇腹部56と、蛇腹部56に連通する空間を形成する空気溜部58と、を有するものであり、空気溜部58が、低剛性部72と、低剛性部72よりも剛性の高い高剛性部70と、を有し、高剛性部70が、ケーブル20の挿通方向に沿う方向に形成されている。
【0029】
本実施形態のケーブル構造体10は、上記(a)のように、ブーツ50に設けられた空気溜部58が、低剛性部72と高剛性部70とを有し、高剛性部70がケーブル20の挿通方向に沿う方向に形成されている。ケーブル構造体10は、空気溜部58に設けられた高剛性部70により剛性が高くなり、ねじれが生じにくい。また、ケーブル構造体10は、仮に、空気溜部58に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部58の収縮に際して、空気溜部58の一部である低剛性部72において積極的に収縮する。そのため、ケーブル構造体10は、空気溜部58に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部58におけるねじれの存在が際立たず、目立たない。
【0030】
(b)上述した本実施形態のケーブル構造体10は、空気溜部58が、高剛性部70を周方向に複数備えたものである。
【0031】
本実施形態のケーブル構造体10は、上記(b)のような構成とされているため、空気溜部58の収縮に際して、周方向に設けられた高剛性部同士の間に設けられた低剛性部72において積極的に収縮する。これにより、ケーブル構造体10は、空気溜部58に多少のねじれが生じたとしても、空気溜部58におけるねじれの存在が際立つのを抑制できる。
【0032】
(c)本実施形態のケーブル構造体10は、高剛性部70が、ケーブル20の挿通方向の中間部に設けられた不連続部74を介して断続的に形成されており、不連続部74が、低剛性部72とされている。
【0033】
本実施形態のケーブル構造体10は、上記(c)のような構成とすることにより、ケーブル20を挿通方向への進退操作を行う際に、高剛性部70が存在することにより進退操作の抵抗が高くなるのを抑制できる。
【0034】
本実施形態において例示したケーブル構造体10は、上述した(a)~(c)に係る特徴的構成を備えたものであるが、本発明はこれに限定されない。ケーブル構造体10は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、上述した(a)~(c)に含まれる構成のいずれかを省略した構成としたり、(a)~(c)に含まれる構成に加えて、あるいは(a)~(c)に含まれる構成に代えて他の構成を備えたものとしたりしても良い。
【0035】
また、本実施形態のケーブル構造体10は、本発明の一例を示したものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、形状や構成等を適宜変更可能である。例えば、上述した高剛性部70は、ケーブル20の挿通方向に沿う方向に形成されていれば良く、ケーブル20の挿通方向に対して平行に形成されたものに限定されず、ケーブル20の挿通方向に対して傾斜した方向に形成されたものであっても良いことは言うまでもない。
【0036】
また、高剛性部70は、断面形状が四角形のものや、多角形、丸形、楕円形のもの等、適宜の形状のものとすることができる。
【0037】
本発明は、上述した実施形態や変形例等として示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示及び精神から他の実施形態があり得る。上述した実施形態の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また実施形態の任意の構成要素と、課題を解決するための手段に記載の任意の構成要素または課題を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成してもよい。これらについても本願の補正または分割出願等において権利取得する意思を有する。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明のケーブル構造体は、車両において用いられるシフトケーブルや、ブレーキケーブルのように、押し引きする操作(進退操作)が行われるケーブルにブーツを装着した構成のケーブル構造体全般において好適に利用することができる。
【符号の説明】
【0039】
10 :ケーブル構造体
20 :ケーブル
50 :ブーツ
56 :蛇腹部
58 :空気溜部
70 :高剛性部
72 :低剛性部
74 :不連続部
図1
図2