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特開2024-72236携帯便利性向上の構造を含む傘ハンドル
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024072236
(43)【公開日】2024-05-27
(54)【発明の名称】携帯便利性向上の構造を含む傘ハンドル
(51)【国際特許分類】
   A45B 9/02 20060101AFI20240520BHJP
   A45B 11/00 20060101ALI20240520BHJP
【FI】
A45B9/02 B
A45B11/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023070756
(22)【出願日】2023-04-24
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-04-26
(31)【優先権主張番号】20-2022-0002678
(32)【優先日】2022-11-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523154622
【氏名又は名称】ソック インターナショナル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】キョン、ミン ス
【テーマコード(参考)】
3B104
【Fターム(参考)】
3B104AA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】使用者の意図に応じて傘の長さをより長く変更したり、より短く変更することができ、傘布の面積を維持しながらも携帯の便宜性をさらに向上させることができる構成を含む傘ハンドルを提供する。
【解決手段】傘布、傘布の下部面を支持する傘の骨、及び傘の骨を広げたり折りたたむように装着されるリンク構造を含む傘ハンドル100であって、傘布の下部面の真ん中に配置される傘の骨と結着する構造の上端結束部111を上端に装着し、下方に所定の長さだけ延びたメインポール台110と、メインポール台の外周面に摺動位置変更可能に装着されるリンク駆動部120と、下方延長ポール台130と、把持部の内部に挿入または引き出し可能な管状の構造で、外周面に作動スイッチ141を装着する把持結束部140と、使用者の手に把持される構造の把持部150と、を含むことを構成の要旨とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
雨水の落下に対抗して広げられたり折りたたまれる傘布、傘布の下部面を支持する傘の骨、及び傘の骨を広げたり折りたたむように装着されるリンク構造を含む傘に装着される傘ハンドルであって、
前記傘布の下部面の真ん中に配置される傘の骨と結着する構造の上端結束部111を上端に装着し、下方に所定の長さだけ延びたメインポール台110と、
前記メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、リンク構造とヒンジ構造によって結束するリンク駆動部120と、
前記メインポール台110の下端から下方に伸縮可能な構造で装着される下方延長ポール台130と、
前記下方延長ポール台130の下端に装着され、把持部150の内部に挿入または引き出し可能な管状の構造であり、外周面にリンク駆動部120の作動スイッチ141を装着する把持結束部140と、
把持結束部140、下方延長ポール台130、及びリンク駆動部120の下部摺動部122が挿入または引き出し可能に上部面に挿入孔151が形成された管状の構造であり、使用者の手に把持される構造の把持部150と、
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着される管状の構造の上部摺動部121と、
前記上部摺動部121と一体型構造で形成され、メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、把持部150の挿入孔151に挿入または引き出し可能な外径を有する管状構造の下部摺動部122と、
前記上部摺動部121と下部摺動部122との間に一体型構造で装着され、両側方に所定の幅だけ延びてリンク構造とヒンジ構造により結束するヒンジ結束部123と、
を含み、
前記下方延長ポール台130は、
前記メインポール台110の下端からメインポール台110の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第1延長部131と、
前記第1延長部131の下端から第1延長部131の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第2延長部132と、
を含む、傘ハンドル。
【請求項2】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の下部に所定の高さだけ把持結束部140の外周面を連続して囲む螺旋状突起の構造で形成された結束突起142
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、中空型構造の内周面に結束突起142と対応する湾入溝の構造で形成された結束溝152
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項3】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の下部に一定の高さだけ離隔されて装着され、把持結束部140の外周面と連続する構造を有する第2結束金属板143
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記下部摺動部122の上部に装着され、下部摺動部122の外周面と連続する構造を有する第1結束金属板124
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、
中空型構造の内周面に一つまたは一定の高さだけ離隔されて多数装着され、第1結束金属板124及び第2結束金属板143と磁性により脱付着可能な構造であり、中空型構造の内周面と連続する構造を有する磁性部材153
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項4】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第2レール部144
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記下部摺動部122の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部144と連続する構造であり、第2レール部144と共に突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第1レール部125
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、
中空型構造の内周面の両側に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部144と第1レール部125に安着して上下高さ方向に摺動位置変更した構造の突出部153
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項5】
前記把持部150は、
前記把持部150の内部に装着され、使用者のスマートデバイスと無線連動する無線通信モジュール154と、
前記作動スイッチ141と隣接して装着され、無線通信モジュール154の作動状態を制御する通信制御スイッチ155と、
前記リンク駆動部120の一側に装着され、無線通信モジュール154から受信された音声信号を出力したり、使用者から発生した音声を受音して無線通信モジュール154を介して使用者のスマートデバイスに入力する音声信号入出力部156と、
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項6】
前記下方延長ポール台130は、
前記第1延長部131と第2延長部132の一端部にそれぞれ一つずつ装着され、第1延長部131と第2延長部132の外周面から弾性突出する半球状の構造の第2結束突起133
を含み、
前記把持部150は、
前記把持部150の管状の構造の内部に形成され、第2結束突起133が摺動して脱着できる構造の第2結束溝159b
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項7】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の外周面に一側方に所定の長さだけ弾性突出する構造で装着され、下方に向かう傾斜面が形成された直角三角形の板状構造の第1結束突起145
を含み、
前記把持部150は、
前記把持部150の管状構造の内部に形成され、第2結束溝159bから所定の高さだけ離隔されて形成され、第1結束突起145と結束できる溝構造であり、下方に向かう傾斜面が形成された直角三角形の溝構造が第1結束突起145と対応する構造で形成された第1結束溝159a
を含む、請求項6に記載の傘ハンドル。
【請求項8】
前記把持部150の挿入孔151は、
前記リンク駆動部120の下部摺動部122の外径と同じ内径と下部摺動部122の延長長さと同じ深さを有する構造の挿入孔上部151aと、
前記挿入孔上部151aと同じ中心軸をもって連通する構造であり、挿入孔上部151aの内径に対して50乃至90%の内径を有する構造であり、下方延長ポール台130の外径と同じ内径を有する構造の挿入孔下部151bと、
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、傘ハンドル関し、より詳細には、傘の長さをより長くより短く伸縮可変することができ、携帯の利便性を向上させた傘ハンドルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の多重折りたたみ自動傘の傘の柄は、中空の管が互いにカップジョイントの形式で結合して形成されたものであって、現在使用されている多重折りたたみ傘の傘の柄は、ほとんど3段~5段の管体で構成される。3段を例に挙げると、管径の大きさに応じて、外側から内側に順次外管、中管及び内管で構成される。傘の柄が3段のみで構成されるため、各管の長さは依然として相対的に長くなるため、収縮時、傘体積の縮小は限定され、持ち運び不便であった。
【0003】
したがって、市中には4段、5段など多重折りたたみ傘が出ているが、管体の間のねじれ現象を防止するために、このような傘の柄の各管の断面はほとんどが多角形に形成される。しかし、管体の多角形の角は、管と管との摩擦を増加させ、管と管との接触部をすり減りやすくするので、傘を広げて折りたたむのに力が入り、使用上多くの不便な点があった。また、傘の柄の強度を確保するために、傘の柄の段が多いほど外管の直径はさらに大きくなければならないという問題もあった。
【0004】
かかる問題点を解決するために、図1に示すように、様々な長さと傘布の面積を有する傘が開発された。
【0005】
しかし、従来技術による傘の場合、その長さをより長く増加させる場合、携帯の利便性が減少するという問題点があり、傘の長さをより短く縮小する場合、携帯の利便性は増加するが、傘布の面積が著しく縮小するという問題点があった。
【0006】
したがって、従来技術による問題点を解消することができる技術が必要なのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録実用新案公報第20-0430884号(登録日:2006年11月6日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、使用者の意図に応じて傘の長さをより長く変更したり、より短く変更することができ、傘布の面積を維持しながらも携帯の便宜性をさらに向上させることができる構成を含む傘ハンドルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するための本発明の一側面にかかる傘ハンドルは、雨水の落下に対抗して広げられたり折りたたまれる傘布、傘布の下部面を支持する傘の骨、及び傘の骨を広げたり折りたたむように装着されるリンク構造を含む傘に装着される傘ハンドルであって、前記傘布の下部面の真ん中に配置される傘の骨と結着する構造の上端結束部を上端に装着し、下方に所定の長さだけ延びたメインポール台と、前記メインポール台の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、リンク構造とヒンジ構造によって結束するリンク駆動部と、前記メインポール台の下端から下方に伸縮可能な構造で装着される下方延長ポール台と、前記下方延長ポール台の下端に装着され、把持部の内部に挿入または引き出し可能な管状の構造であり、外周面にリンク駆動部の作動スイッチを装着する把持結束部と、前記上部面に把持結束部及びリンク駆動部の一部が挿入または引き出し可能に上部に挿入孔が形成された管状の構造であり、使用者の手に把持される構造の把持部と、を含む構成であり得る。
【0010】
本発明の一実施形態において、前記リンク駆動部は、前記メインポール台の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着される管状の構造の上部摺動部と、前記上部摺動部と一体型構造で形成され、メインポール台の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、把持部の挿入孔に挿入または引き出し可能な外径を有する管状構造の下部摺動部と、前記上部摺動部と下部摺動部との間に一体型構造で装着され、両側方に所定の幅だけ延びてリンク構造とヒンジ構造により結束するヒンジ結束部と、を含む構成であり得る。
【0011】
また、前記下方延長ポール台は、前記メインポール台の下端からメインポール台の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第1延長部と、前記第1延長部の下端から第1延長部の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第2延長部と、を含む構成であり得る。
【0012】
本発明の一実施形態において、前記把持結束部は、前記把持結束部の下部に所定の高さだけ把持結束部の外周面を連続して囲む螺旋状突起の構造で形成された結束突起を含む構成であり得る。
【0013】
この場合、前記把持部は、管状の構造であり、中空型構造の内周面に結束突起と対応する湾入溝の構造で形成された結束溝を含む構成であり得る。
【0014】
本発明の一実施形態において、前記把持結束部は、前記把持結束部の下部に一定の高さだけ離隔されて装着され、把持結束部の外周面と連続する構造を有する第2結束金属板を含む構成であり得る。
【0015】
この場合、前記リンク駆動部は、前記下部摺動部の上部に装着され、下部摺動部の外周面と連続する構造を有する第1結束金属板を含む構成であり得る。
【0016】
また、前記把持部は、管状の構造であり、中空型構造の内周面に一定の高さだけ離隔されて多数装着され、第1結束金属板及び第2結束金属板と磁性により脱付着可能な構造であり、中空型構造の内周面と連続する構造を有する磁性部材を含む構成であり得る。
【0017】
本発明の一実施形態において、前記把持結束部は、前記把持結束部の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第2レール部を含む構成であり得る。
【0018】
この場合、前記リンク駆動部は、前記下部摺動部の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部と連続する構造であり、第2レール部と共に突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第1レール部を含む構成であり得る。
【0019】
また、前記把持部は、管状の構造であり、中空型構造の内周面の両側に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部と第1レール部に安着して上下高さ方向に摺動位置変更した構造の突出部を含む構成であり得る。
【0020】
本発明の一実施形態において、前記把持部は、前記把持部の内部に装着され、使用者のスマートデバイスと無線連動する無線通信モジュールと、前記作動スイッチと隣接して装着され、無線通信モジュールの作動状態を制御する通信制御スイッチと、前記リンク駆動部の一側に装着され、無線通信モジュールから受信された音声信号を出力したり使用者から発生した音声を受音して無線通信モジュールを介して使用者のスマートデバイスに入力する音声信号入出力部と、を含む構成であり得る。
【0021】
本発明の一実施形態において、前記把持部の挿入孔は、前記リンク駆動部の下部摺動部の外径と同じ内径と下部摺動部の延長長さと同じ深さを有する構造の挿入孔上部と、前記挿入孔上部と同じ中心軸をもって連通する構造であり、挿入孔上部の内径に対して50乃至90%の内径を有する構造であり、下方延長ポール台の外径と同じ内径を有する構造の挿入孔下部と、を含む構成であり得る。
【発明の効果】
【0022】
以上で説明したように、傘ハンドルによると、特定構造のメインポール台、上端結束部、リンク駆動部、下方延長ポール台、把持結束部、作動スイッチ、及び把持部を備えることによって、使用者の意図に応じて傘の長さをより長く変更したり、より短く変更することができ、傘布の面積を維持しながらも、携帯の便宜性をさらに向上させることができる構成を含む傘ハンドルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】従来技術による傘の大きさを示す写真である。
図2】本発明の一実施形態にかかる傘ハンドルを示す斜視図である。
図3】本発明の一実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図である。
図4】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図である。
図5図4の結束構造をさらに詳細に示した部分拡大図である。
図6】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図である。
図7】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの長さを変更する様子を示す斜視図である。
図8】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの制御構成図である。
図9】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部を示す部分拡大図である。
図10図9に示した把持結束部と把持部を用いて傘ハンドルの長さを変更する様子を示す図である。
図11】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部を示す部分拡大図である。
図12図11に示した把持結束部と把持部を用いて傘ハンドルの長さを変更する様子を示す図である。
図13】本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持部の内部構造を示す部分切断面図である。
図14図13に示した把持部の挿入孔を構成する挿入孔上部と挿入孔下部の内径と下方延長ポール台の外径、下部摺動部の外径、上部摺動部の外径の大きさの比較を示す部分切断面図である。
図15図14に示した構成を用いて傘ハンドルの長さを変更する様子を示す正面図である。
図16図15に示した傘ハンドルの長さ変更の様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明することとする。これに先だって、本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は、通常的又は辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、本発明の技術的思想に符合する意味及び概念と解釈されなければならない。
【0025】
本明細書全体において、ある部材が他の部材「上に」位置しているというとき、これは、ある部材が他の部材に接している場合だけでなく、両部材の間にまた他の部材が存在する場合も含む。本明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」というとき、これは、特別に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含み得るということを意味する。
【0026】
図2には、本発明の一実施形態にかかる傘ハンドルを示す斜視図が示されている。
【0027】
図2を参照すると、本実施形態にかかる傘ハンドル100は、雨水の落下に対抗して広げられたり折りたたまれる傘布、傘布の下部面を支持する傘の骨、及び傘の骨を広げたり折りたたむように装着されるリンク構造を含む傘に装着される傘ハンドルであって、特定構造のメインポール台110、上端結束部111、リンク駆動部120、下方延長ポール台130、把持結束部140、作動スイッチ141、及び把持部150を備えることによって、使用者の意図に応じて傘の長さをより長く変更したり、より短く変更することができ、傘布の面積を維持しながらも、携帯の便宜性をさらに向上させることができる構成を含む傘ハンドルを提供することができる。
【0028】
以下では、図を参照して、本実施形態にかかる傘ハンドル100を構成する各構成について詳細に説明する。
【0029】
本実施形態にかかる傘ハンドル100のメインポール台110は、傘布の下部面の真ん中に配置される傘の骨と結着する構造の上端結束部111を上端に装着し、下方に所定の長さだけ延びた構造である。
【0030】
本実施形態にかかるリンク駆動部120は、メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、リンク構造とヒンジ構造により結束する構造である。
【0031】
本実施形態にかかる下方延長ポール台130は、メインポール台110の下端から下方に伸縮可能な構造で装着される。
【0032】
本実施形態にかかる把持結束部140は、下方延長ポール台130の下端に装着される構成であって、把持部150の内部に挿入または引き出し可能な管状の構造であり、外周面にリンク駆動部120の作動スイッチ141を装着する。
【0033】
本実施形態にかかる把持部150は、上部面に把持結束部140及びリンク駆動部120の一部が挿入または引き出し可能に上部に挿入孔151が形成された管状の構造であり、使用者の手に把持される構造である。
【0034】
図3には、本発明の一実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図が示されており、図4には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図が示されており、図5には、図4の結束構造をさらに詳細に示した部分拡大図が示されている。また、図6には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部の結束構造を抜粋して示した部分拡大図が示されており、図7には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの長さを変更する様子を示す斜視図が示されている。
【0035】
これらの図を参照すると、本実施形態にかかるリンク駆動部120は、特定構造の上部摺動部121、下部摺動部122、及びヒンジ結束部123を含む構成であり得る。
【0036】
具体的に、上部摺動部121はメインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着される管状の構造である。下部摺動部122は、上部摺動部121と一体型構造で形成される構成であって、メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、把持部150の挿入孔151に挿入または引き出し可能な外径を有する管状の構造であり得る。また、ヒンジ結束部123は、上部摺動部121と下部摺動部122との間に一体型構造で装着される構成であって、両側方に所定の幅だけ延びてリンク構造とヒンジ構造により結束できる。
【0037】
一方、本実施形態にかかる下方延長ポール台130は、特定構造の第1延長部131及び第2延長部132を含む構成であり得る。具体的に、第1延長部131はメインポール台110の下端からメインポール台110の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される構造である。また、第2延長部132は第1延長部131の下端から第1延長部131の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される構造である。
【0038】
場合によって、図3に示すように、本実施形態にかかる把持結束部140の下部には特定構造の結束突起142が形成され得る。
【0039】
具体的に、結束突起142は、把持結束部140の下部に所定の高さだけ把持結束部140の外周面を連続して囲む螺旋状突起の構造で形成される。このとき、把持部150は管状の構造であって、中空型構造の内周面に結束突起142と対応する湾入溝の構造で形成された結束溝152を含む構成であり得る。
【0040】
場合によって、図4及び図5に示すように、把持結束部140の下部に一定の高さだけ離隔され、第2結束金属板143が装着され得る。第2結束金属板143は、把持結束部140の外周面と連続する構造を有する構造である。また、下部摺動部122の上部に第1結束金属板124が装着され得る。第1結束金属板124は、下部摺動部122の外周面と連続する構造を有する構造である。このとき、把持部150は管状の構造であって、特定構造の磁性部材153を中空型構造の内周面に一定の高さだけ離隔されて多数装着し得る。具体的に、磁性部材153は、第1結束金属板124及び第2結束金属板143と磁性により脱付着可能な構造であって、中空型構造の内周面と連続する構造を有する。
【0041】
使用者は、磁性部材153に磁性により付着される第2結束金属板124と第2結束金属板143を用いて把持結束部140と把持部150の結束の長さを容易かつ安定して変更することができる。
【0042】
場合によって、図6に示すように、把持結束部140の両側面には上下高さ方向に連続して突出し、第2レール部144が形成され得る。第2レール部144は、突出部を安着し、上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造である。また、下部摺動部122の両側面には上下高さ方向に連続して突出し、第1レール部125が形成され得る。第1レール部125は第2レール部144と連続する構造であって、第2レール部144と共に突出部を安着し、上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造である。
【0043】
このとき、把持部150は管状の構造であって、中空型構造の内周面の両側には上下高さ方向に連続して突出部153が突出形成され得る。突出部153は、第2レール部144と第1レール部125に安着し、上下高さ方向に摺動位置変更した構造である。
【0044】
前記言及した構成を含む本発明にかかると、図7に示すように、把持部150と把持結束部140の結束の長さを容易に調節することができ、リンク駆動部120の下部摺動部122と把持部150まで互いに結束するように長さを変更することができ、これと同時に下部摺動部122と把持部150の安定的な結束構造を実現することができる。また、下方延長ポール台130の長さも使用者の意図に応じて容易かつ安定的に変更することができ、結果として、使用者の意図に応じて傘の長さをより長く変更したり、より短く変更することができるので、傘布の面積を維持しながらも携帯の便宜性をさらに向上させることができる構成を含む傘ハンドルを提供することができる。
【0045】
図8には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの制御構成図が示されている。
【0046】
図8図2と共に参照すると、本実施形態にかかる傘ハンドル100は、特定の役割をする無線通信モジュール155、通信制御スイッチ156、音声信号入出力部157、及び電力供給部158を含む構成であり得る。
【0047】
具体的に、無線通信モジュール155は、把持部150の内部に装着される構成であって、使用者のスマートデバイスと無線連動する。通信制御スイッチ156は作動スイッチ141と隣接して装着され、無線通信モジュール155の作動状態を制御することができる。また、音声信号入力部157はリンク駆動部120の一側に装着される構成であって、無線通信モジュール155から受信された音声信号を出力したり、使用者から発生した音声を受音して無線通信モジュール155を介して使用者のスマートデバイスに入力する。電力供給部158は把持部150に内蔵される構成であって、外部から供給される電力により充電できる構造である。
【0048】
この場合、使用者はスマートデバイスと無線連動し、スマートフォン、スマートパッドまたはスマートウォッチを介して受信される電話またはデータを音声信号入出力部157を介して得ることができ、場合によって、使用者の音声信号を音声信号入出力部157に入力して使用者のスマートデバイスに入力できる。例えば、使用者はスマートフォンと無線連動して簡便に通話することができる。
【0049】
図9には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部を示す部分拡大図が示されており、図10には、図9に示す把持結束部と把持部を用いて傘ハンドルの長さを変更する様子を示す図が示されている。また、図11には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持結束部と把持部を示す部分拡大図が示されており、図12には、図11に示す把持結束部と把持部を用いて傘ハンドルの長さを変更する様子を示す図が示されている。
【0050】
これらの図を参照すると、本実施形態にかかる下方延長ポール台130の外部面には弾性突出する構造の第2結束突起133が第1延長部131と第2延長部132の一端部にそれぞれ一つずつ装着され得る。このとき、把持部150の内部には第2結束突起133と結束できる構造の第2結束溝159bが形成され得る。この場合、図10及び図12に示すように、傘ハンドルの長さを変更するとき、下方延長ポール台130を折りたたんで把持部150の内部に収容すると同時に、第2結束突起133を第2結束溝159bにかみ合って結束させることによって、長さ縮小の状態を安定して維持することができる。
【0051】
また、図9及び図10に示すように、把持結束部140の外周面には弾性突出する構造の第1結束突起145が装着され得る。このとき、第1結束突起145は下方に傾斜面が形成された直角三角形の構造であり得る。また、把持部150の内部には第1結束突起145と結束できる構造の第1結束溝159aが形成され得る。この場合、図10に示すように、把持結束部140は把持部150の内部に容易に挿入された後に固定され、外部に脱去しない構造を形成することができる。このとき、把持結束部140は把持部150の内部にさらに摺動挿入され得、第2結束溝159bに第2結束突起133が結束することによって、長さ縮小の状態を安定して維持することができる。以降、把持結束部140を把持部150から抜き出す場合、第1結束突起145は第1結束溝159aに再度かみ合って固定されることになり、下方延長ポール台130は上方にさらに伸びて、全長を変更できることになる。
【0052】
図13には、本発明のまた別の実施形態にかかる傘ハンドルの把持部の内部構造を示す部分切断面図が示されており、図14には、図13に示す把持部の挿入孔を構成する挿入孔上部と挿入孔下部の内径と下方延長ポール台の外径、下部摺動部の外径、上部摺動部の外径の大きさの比較を示す部分切断面図が示されている。また、図15には、図14に示す構成を用いて、傘ハンドルの長さを変更する様子を示す正面図が示されており、図16には、図15に示す傘ハンドルの長さの変更様子を示す斜視図が示されている。
【0053】
これらの図を参照すると、本実施形態にかかる把持部150の内部に形成された挿入孔151は、挿入孔上部151a及び挿入孔下部151bで構成されている。このとき、挿入孔下部151bの内径D2は、挿入孔上部151aの内径D1に対して50乃至90%の長さに設定されることが好ましい。この場合、リンク駆動部120の下部摺動部122は、挿入孔上部151aの内周面に安定して挿入され、面接触する状態に安着するために、挿入孔上部151aの内径D1と同じ外径D11を有する構造であることが好ましい。
【0054】
また別の実施形態として、下方延長ポール台130の下端に把持結束部140を省略し、直接的に把持部150の挿入孔下部151bに接着固定できる。このとき、下方延長ポール台140の外径D21は、挿入孔下部151bの内径と同じ大きさであることが好ましい。
【0055】
さらに好ましく、下方延長ポール台130の外径D21<上部摺動部121の外径D3<下部摺動部122の外径D11<挿入孔上部151aの内径D1の大きさの関係が成立する構造であり得る。
【0056】
このような大きさの関係が成立する場合、図15及び図16に示すように、傘ハンドルの長さを安定して変更できる。
【0057】
場合によって、図16に示すように、メインポール台110も長さ変更が可能な構造で構成し、メインポール台結束突起112を装着し、段階毎に長さを変更することができる。
【0058】
以上の本発明の詳細な説明では、それによる特別な実施形態についてのみ記述した。しかし、本発明は、詳細な説明で言及される特別な形態に限定されるものではないと理解されなければならず、むしろ添付された請求範囲により定義される本発明の精神と範囲内にある全ての変形物と均等物及び代替物を含むものと理解されなければならない。
【0059】
すなわち、本発明は、前述した特定の実施形態及び説明に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を外れることなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変形は、本発明の保護範囲内にあることになる。
【符号の説明】
【0060】
100 傘ハンドル
110 メインポール台
111 上端結束部
112 メインポール台結束突起
120 リンク駆動部
121 上部摺動部
122 下部摺動部
123 ヒンジ結束部
124 第1結束金属板
125 第1レール部
130 下方延長ポール台
131 第1延長部
132 第2延長部
133 第2結束突起
140 把持結束部
141 作動スイッチ
142 結束突起
143 第2結束金属板
144 第2レール部
145 第1結束突起
150 把持部
151 挿入孔
151a 挿入孔上部
151b 挿入孔下部
152 挿入溝
153 突出部
154 磁性部材
155 無線通信モジュール
156 通信制御スイッチ
157 音声信号入出力部
158 電力供給部
159a 第1結束溝
159b 第2結束溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2024-03-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
雨水の落下に対抗して広げられたり折りたたまれる傘布、傘布の下部面を支持する傘の骨、及び傘の骨を広げたり折りたたむように装着されるリンク構造を含む傘に装着される傘ハンドルであって、
前記傘布の下部面の真ん中に配置される傘の骨と結着する構造の上端結束部111を上端に装着し、下方に所定の長さだけ延びたメインポール台110と、
前記メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、リンク構造とヒンジ構造によって結束するリンク駆動部120と、
前記メインポール台110の下端から下方に伸縮可能な構造で装着される下方延長ポール台130と、
前記下方延長ポール台130の下端に装着され、把持部150の内部に挿入または引き出し可能な管状の構造であり、外周面にリンク駆動部120の作動スイッチ141を装着する把持結束部140と、
把持結束部140、下方延長ポール台130、及びリンク駆動部120の下部摺動部122が挿入または引き出し可能に上部面に挿入孔151が形成された管状の構造であり、使用者の手に把持される構造の把持部150と、
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着される管状の構造の上部摺動部121と、
前記上部摺動部121と一体型構造で形成され、メインポール台110の外周面に上下高さ方向に摺動位置変更可能に装着され、把持部150の挿入孔151に挿入または引き出し可能な外径を有する管状構造の下部摺動部122と、
前記上部摺動部121と下部摺動部122との間に一体型構造で装着され、両側方に所定の幅だけ延びてリンク構造とヒンジ構造により結束するヒンジ結束部123と、
を含み、
前記下方延長ポール台130は、
前記メインポール台110の下端からメインポール台110の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第1延長部131と、
前記第1延長部131の下端から第1延長部131の内側に所定の深さだけ挿入または吐出できる摺動結束構造により装着される第2延長部132と、
を含む構成であって、
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の下部に一定の高さだけ離隔されて装着され、把持結束部140の外周面と連続する構造を有する第2結束金属板143
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記下部摺動部122の上部に装着され、下部摺動部122の外周面と連続する構造を有する第1結束金属板124
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、
中空型構造の内周面に一つまたは一定の高さだけ離隔されて多数装着され、第1結束金属板124及び第2結束金属板143と磁性により脱付着可能な構造であり、中空型構造の内周面と連続する構造を有する磁性部材153
を含む、傘ハンドル。
【請求項2】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の下部に所定の高さだけ把持結束部140の外周面を連続して囲む螺旋状突起の構造で形成された結束突起142
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、中空型構造の内周面に結束突起142と対応する湾入溝の構造で形成された結束溝152
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項3】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第2レール部144
を含み、
前記リンク駆動部120は、
前記下部摺動部122の両側面に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部144と連続する構造であり、第2レール部144と共に突出部を安着して上下高さ方向に摺動位置変更可能にガイドする構造の第1レール部125
を含み、
前記把持部150は、
管状の構造であり、
中空型構造の内周面の両側に上下高さ方向に連続して突出して形成され、第2レール部144と第1レール部125に安着して上下高さ方向に摺動位置変更した構造の突出部153
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項4】
前記把持部150は、
前記把持部150の内部に装着され、使用者のスマートデバイスと無線連動する無線通信モジュール154と、
前記作動スイッチ141と隣接して装着され、無線通信モジュール154の作動状態を制御する通信制御スイッチ155と、
前記リンク駆動部120の一側に装着され、無線通信モジュール154から受信された音声信号を出力したり、使用者から発生した音声を受音して無線通信モジュール154を介して使用者のスマートデバイスに入力する音声信号入出力部156と、
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項5】
前記下方延長ポール台130は、
前記第1延長部131と第2延長部132の一端部にそれぞれ一つずつ装着され、第1延長部131と第2延長部132の外周面から弾性突出する半球状の構造の第2結束突起133
を含み、
前記把持部150は、
前記把持部150の管状の構造の内部に形成され、第2結束突起133が摺動して脱着できる構造の第2結束溝159b
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。
【請求項6】
前記把持結束部140は、
前記把持結束部140の外周面に一側方に所定の長さだけ弾性突出する構造で装着され、下方に向かう傾斜面が形成された直角三角形の板状構造の第1結束突起145
を含み、
前記把持部150は、
前記把持部150の管状構造の内部に形成され、第2結束溝159bから所定の高さだけ離隔されて形成され、第1結束突起145と結束できる溝構造であり、下方に向かう傾斜面が形成された直角三角形の溝構造が第1結束突起145と対応する構造で形成された第1結束溝159a
を含む、請求項に記載の傘ハンドル。
【請求項7】
前記把持部150の挿入孔151は、
前記リンク駆動部120の下部摺動部122の外径と同じ内径と下部摺動部122の延長長さと同じ深さを有する構造の挿入孔上部151aと、
前記挿入孔上部151aと同じ中心軸をもって連通する構造であり、挿入孔上部151aの内径に対して50乃至90%の内径を有する構造であり、下方延長ポール台130の外径と同じ内径を有する構造の挿入孔下部151bと、
を含む、請求項1に記載の傘ハンドル。