(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024072242
(43)【公開日】2024-05-27
(54)【発明の名称】船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置
(51)【国際特許分類】
B63B 73/60 20200101AFI20240520BHJP
B63B 73/20 20200101ALI20240520BHJP
【FI】
B63B73/60
B63B73/20
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023123549
(22)【出願日】2023-07-28
(31)【優先権主張番号】10-2022-0152770
(32)【優先日】2022-11-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523287768
【氏名又は名称】株式会社 清進
【氏名又は名称原語表記】CHUNGJIN CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】201, Nabul-ro, Samho-eup, Yeongam-gun, Jellanam-do, 58453, Republic of Korea.
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】郭 根 成
(57)【要約】 (修正有)
【課題】コンテナ積載リードガイドラインの配置及び設置を全自動化することができる、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置を提供すること。
【解決手段】船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置は、胴体部(11)と、前記胴体部(11)の下側に移送のために備えられた移動部(12)と、前記胴体部(11)に結合され、胴体部(11)を支持し、前記胴体部(11)を上下左右に調節することができる支持部(13)と、前記胴体部(11)の上面に結合され、前進または後進するガイド部(14)と、前記ガイド部(14)の上側に備えられ、積載物を固定することができる固定部(15)と、を含んでいる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴体部(11)と、
前記胴体部(11)の下側に移送のために備えられた移動部(12)と、
前記胴体部(11)に結合され、胴体部(11)を支持し、前記胴体部(11)を上下左右に調節することができる支持部(13)と、
前記胴体部(11)の上面に結合され、前進または後進するガイド部(14)と、
前記ガイド部(14)の上側に備えられ、積載物を固定することができる固定部(15)と、を含んでなることを特徴とする、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項2】
前記胴体部(11)は、
側面に2枚の側板(112)が備えられ、
前記2枚の側板(112)の前後方には前後板(113)が結合され、
結合された前記側板(112)及び前記前後板(113)の最上側には上面(111)が結合され、
前記側板(112)及び前記前後板(113)の結合による構成の下側には下部体(114)が結合されることを特徴とする、請求項1に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項3】
前記下部体(114)は、
内部に凹部(1145)が形成され、
前記凹部(1145)によって支持フレーム(11a)が構成されることを特徴とする、請求項2に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項4】
前記前後板(113)の一側にはカバーの機能を果たす突出板(1131)が所定の形状に突設され、上側には折曲形状を有する折曲板(1132)が形成され、前記上面(111)にボルトで結合されることを特徴とする、請求項2に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項5】
前記下部体(114)の前方及び後方のそれぞれには前方体(1143)及び後方体(1141)が所定の箱状に構成され、前記下部体(114)の下側には「L」字形に折り曲げられた前方板(1144)及び後方板(1142)がそれぞれ形成され、
前記前方板(1144)及び前記後方板(1142)には支持部(13)の一側が結合されることを特徴とする、請求項3に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項6】
前記支持部(13)は、
4個の垂直フレーム(131)と、
前記垂直フレーム(131)の間を上側で前後方向に連結する上側連結棒(132)と、
前記垂直フレーム(131)の間を下側で前後方向に連結する下側連結棒(134)と、
前記垂直フレーム(131)の間を下側で左右方向に連結する水平フレーム(133)と、を含み、
前記カバー(1331)と水平フレーム(133)との間にはトップガイド(1333)が備えられることによりカバー(1331)と水平フレーム(133)とが堅固に接触することを特徴とする、請求項5に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項7】
前記カバー(1331)の一側にはライン体(13311)及びガイド体(13312)が備えられ、
前記ライン体(13311)は前記カバー(1331)に結合され、
前記ガイド体(13312)は前記ライン体(13311)と噛み合った状態で、前記下部体(114)の前記前方体(1143)及び前記後方体(1141)のそれぞれに結合されることにより、
前記ガイド体(13312)が前記ライン体(13311)に沿って動くとき、前記ガイド体(13312)が前記下部体(114)にボルトで結合されることによって前記下部体(114)の左右移動が可能になることを特徴とする、請求項6に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項8】
前記垂直フレーム(131)は高さ調節が可能になることにより、自動化装置(10)の高さ調節が可能であることを特徴とする、請求項6に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項9】
前記胴体部(11)の上面(111)は、
長手方向に凹形に形成された凹溝(1111)と、
前記凹溝(1111)の周辺の前記上面(111)の一側に形成されたLMガイド(1112)と、
前記凹溝(1111)に着座するように構成された移送部(1113)と、を含み、
前記移送部(1113)は、モーター及びスクリューを含むことを特徴とする、請求項1に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項10】
前記ガイド部(14)は、
下面に下側連結体(144)が形成され、
前記下側連結体(144)には前記移送部(1113)のスクリューが貫通するホールが形成されることにより、前記移送部(1113)の制御によって前記ガイド部(14)が前後方向に制御されることを特徴とする、請求項9に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項11】
前記ガイド部(14)は、
その上面に、前記固定部(15)の下面の一側が接触して支持されるための所定の構造物である支持板(141)及び連結体(143)を含み、
前記固定部(15)は、
その下面に、前記ガイド部(14)に接触する支持構造物(155)及び下面の他側から下方に延びた突出板(156)が形成され、
前記支持構造物(155)は前記ガイド部(14)の前記支持板(141)に接触するように位置することを特徴とする、請求項10に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【請求項12】
前記固定部(15)は、その上面に、1枚の水平板(151)と、前記水平板(151)の両端部に垂直方向に突出する2枚の垂直板(152)と、を含み、
前記垂直板(152)のそれぞれの内側面には板状の固定体(153)が位置し、
前記固定体(153)には前記垂直板(152)の外側面に形成された補助カバー(1531)を貫通する補助棒(1532)が結合され、
前記垂直板(152)の外側面にはシリンダー(154)が結合され、前記シリンダー(154)が結合された前記垂直板(152)の一側には貫通ホールが形成され、前記貫通ホールを前記シリンダー(154)のシリンダーロッドが貫通し、貫通したシリンダーロッドは前記固定体(153)に結合されていることを特徴とする、請求項11に記載の船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置に関する。より詳しくは、現行のコンテナ船舶ブロックの製造の際、油圧リフト及びチェーンブロックを用いた100%手動工程作業によって行われているコンテナ積載リードガイドラインの配置及び設置を全自動化することができる、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コンテナが積載されるブロックは、製作過程で積載リードラインを設置することで、船舶にコンテナを積載するときに固定させることができるように、ガイドレール形態の構造物の配置を必ず伴わなければならず、積載リードラインは約30mの基準ブロックの上下部にそれぞれ総18個が設置されている。本発明によれば、画期的な生産性向上及び原価低減の可能な自動化技術を提供することができる。
【0003】
従来、積載リードラインは
図16のように設置される。
【0004】
このような積載リードラインの設置の際、作業空間の限界(約17m)によってフォークリフトなどの大型装備の使用が難しいから、3台以上の油圧リフトを用いて各区域ごとに上下位置を合わせ、チェーンブロックを用いて前後左右の整列を作業者の経験によって実施している実情である。これは
図17を参照することができる。
【0005】
すなわち、積載リードライン下部の設置過程では最小で8人以上の人力が必要であり、区域ごとに別に作業を実施することになって多くの作業時間がかかり、人力の熟練度によって製品の品質が低下する深刻な問題が発生している。
【0006】
したがって、Tブロック(T-BLOCK)に積載リードラインを設置するにあたり、上下方向の高さ及び前後左右の微細移動によるリフティング及びアラインメント(Lifting & Alignment)同時制御自動化システムの開発は必ず必要である。
【0007】
一方、造船産業は前方及び後方産業の技術的及び産業的連関効果が大きく、技術及び技能人力などの各種の分野の専門人材が要求される雇用創出型産業であり、海運、鉄鋼、エネルギー産業などの前方及び後方産業に対する波及効果が大きい産業である。造船海洋産業は、国内製造業を中心に雇用、革新、創出の源泉的役割を果たしており、国内の造船産業は輸出及び雇用の7%、製造業生産の4%を占めており、世界の高付加価値船舶市場の50%以上を占有しているなどの要因でグローバル競争産業として落ち着いている。
【0008】
このような世界船舶市場は2007年を頂点として減少している趨勢であったが、最近、海上運賃及び流動量の増加などによってコンテナ船、LNG船などの関連市場の需要が大きく増加している。
【0009】
海上物流量の上昇を主導するものはコンテナ、LNGなどであり、2022年の海上物流量を基準に、コンテナは2029万トン(▲41%)、LNGは531万トン(▲46%)である。これはグローバル経済活動再開及び消費心理回復などの影響によって持続的な成長中にある。
【0010】
特に、コンテナの場合、物流大乱及び先進国中心のコンテナ需要増加は船舶投資につながり、強化した海上規制による環境に優しい船舶の需要増加が予想されることにより、関連生産及び技術力量の確保が必要である。
【0011】
一方、世界船舶の市場は2014年以後に最大の規模に拡張しており、グローバル船舶市場で占める国内受注の比重も持続的に上昇するなど、造船強国の位相を回復している。
【0012】
グローバル船舶市場の市況回復によって国内の船舶及び資機材産業の受注状況も改善されたが、受注競争力に合う生産力量の確保が必須である。受注増加による造船分野の働き口の増加が展望されるが、賃金及び勤労条件の改善などの難しさによる人力流出が持続している実情である。
【0013】
一方、ブロック工程は船舶建造の約50%を占める重要工程であり、ブロック組立工程の適期納品及び品質は船舶の工期に対する影響などの造船所に対する多くの影響を及ぼしているが、自動化が難しいほど熟練人力の確保可否によって生産効率の差が発生しており、船舶建造の基礎になるブロック製造工程は、現在多大な人力及び時間を投入する手作業依存の形態で製品の価格競争力を確保し、企業の生産性及び効率性の増大のための自動化システム技術の開発投資が必ず必要な実情である。
【0014】
このような船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置に関連して次のような技術が開示されている。
【0015】
まず、韓国実用新案第20-1995-0004694号公報には、自動車整備点検用リフトに関するものであり、特に、調節アーム30の端部の中間に切取溝31を形成し、その切取溝31の前後方に一対の角度調節バー50a、50b及び50c、50dの下端を軸ピン51a、51bでそれぞれ軸設して角度変位ができるようにし、前方側に設けられた一対の角度調節バー50a、50bの間に軸設されるように軸ピン51aにチェーンギア52を一体に固定的に設置し、そのチェーンギア52の上部に位置するようにラチェット53の上端を軸設するとともに取っ手軸棒54と一体に形成して回動可能にし、ラチェット53の上端を延ばした連結片55と後方側に設けられた一対の角度調節バー50c、50dの間に固定された固定ピン56との間を弾力部材57で連結することで、外部衝撃によってラチェット53とチェーンギア52とが分離されないようにし、底面が開放するように両側に長手方向に切取溝59a、59bが形成された水平維持板58に前後方側の一対の角度調節バー50a、50b及び50c、50dを軸ピン60a、60bでそれぞれ軸設することにより、角度変位によって水平に高さ調節されるようにする、自動車用リフトの高さ調節式車体支持台が開示されている。
【0016】
また、韓国公開特許第10-2011-0092750号公報には、シリンダーを用いた上部積載重量及び高さ調節リフトが開示されている。
【0017】
前記技術は、シリンダーを用いた上部積載重量及び高さ調節リフトであり、産業現場でコンベヤーラインや加工ラインなどのように作業者が腰を屈めず、座って作業するかまたは立って作業する場合、上部積載高さを設定することができ、部品ボックスに積もる荷重を設定して、上部積載高さからレールに沿って下部に移動する間隔を一定にすることにより、作業者が作業環境条件によって身の行動半径を減らして作業者の疲労を減らして作業能率を向上させるリフトを提供する。
【0018】
韓国登録特許第10-1926250号公報には、部品ボックス昇降用リフトが開示されている。
【0019】
前記技術は、作業台上で部品を組み立てるとき、作業台の高さまで部品を収納しているボックスを上げる機能を達成するリフトに関するものであり、作業台の高さまで部品を収納しているボックスを上昇させるとき、モーター及びボールスクリューの組合せからなった駆動方式、ポストの前後左右の4ヶ所を支点とする昇降ガイド方式などを含む新しい形態のリフト手段を具現することにより、リフト昇降作動の際、全体的な均衡のバランスを確保することができるなど、作動性の向上を図ることができ、サイズが小さく、構造及び操作が簡単であって取扱及び維持管理の側面で有利な点があるなど、小型作業場で経済的で有用に活用することができる部品ボックス昇降用リフトを提供する。
【0020】
しかし、このようなリフトは、上述したように、上下の高さ調節のみが可能であるだけで、前後左右の方向への調節は不可である。
【0021】
一方、韓国登録特許第10-1762570号公報には、前後左右の移動及び回転移動が可能な電動レールリフトが開示されている。
【0022】
前記技術は、前後左右移動及び回転移動の可能な電動レールリフトに関するものであり、内側に収容可能な空間が形成されるとともに上部及び下部が平坦に形成されるベースと、前記ベースの上部に上昇または下降可能に備えられるリフト部と、前記リフト部の上部に着座してリフト部によって上昇または下降するように構成されるとともに作業者または積載物が上部に搭乗または積載することができるように形成される昇降板と、前記昇降板の上部外側に垂直に備えられ、作業者または積載物が昇降板から離脱することを防止するように構成される安全バーと、前記ベースの両側下部に両方向移動可能にそれぞれ一対ずつが一側及び他側にそれぞれ備えられる第1輪及び第1被動輪と、前記ベースの下部に備えられるとともに第1輪と連結されて駆動力を伝達する第1駆動モーターと、前記ベースから離隔した下部に平板状に形成されて備えられる支持板と、前記支持板の上部角にそれぞれの下部が連結されるとともにそれぞれの上部はベースの内側下部に連結され、それぞれはLMガイドによって垂直にスライド可能に備えられる昇降ガイドと、前記支持板の上部中央に下部が連結されるとともに上部がベースの内側下部に連結されることで、支持板が昇降または下降するように構成される昇降シリンダーと、前記支持板の下部前方両側に前方にまたは後方に移動可能に連結される一対の第2輪と、前記支持板の下部後方両側に回転可能に連結される一対の第2被動輪と、前記支持板の下部の第2輪の間に備えられ、互いに離隔して備えられる一対のギアと、前記支持板の下部に備えられるとともにギアから離隔してギアを取り囲むように備えられるギアケースと、前記第2輪とそれぞれ向き合うギアとそれぞれ連結されて回転力をそれぞれ伝達する一対の連結軸と、前記支持板の上部に一対が備えられ、それぞれは一対のギアにそれぞれの駆動力を伝達する第2駆動モーターと、前記ベースの内側に備えられて電源を供給するバッテリーと、前記昇降板及び安全バーに連結固定され、第1駆動モーター、第2駆動モーター、昇降シリンダー及びリフト部と連結されるとともに第1駆動モーター、第2駆動モーター、昇降シリンダー及びリフト部をコントロールするように構成されるコントロール部と、を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0023】
【特許文献1】韓国実用新案実20-1995-0004694号公報
【特許文献2】韓国公開特許第10-2011-0092750号公報
【特許文献3】韓国登録特許第10-1926250号公報
【特許文献4】韓国登録特許第10-1762570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0024】
本発明の目的は、現行のコンテナ船舶ブロックの製造の際、油圧リフト及びチェーンブロックを用いた100%手動工程作業で行われているコンテナ積載リードガイドラインの配置及び設置を全自動化することができる、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0025】
本発明は上述した目的を達成するために案出されたものであり、本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置は、胴体部(11)と、前記胴体部(11)の下側に移送のために備えられた移動部(12)と、前記胴体部(11)に結合され、胴体部(11)を支持し、前記胴体部(11)を上下左右に調節することができる支持部(13)と、前記胴体部(11)の上面に結合され、前進または後進するガイド部(14)と、前記ガイド部(14)の上側に備えられ、積載物を固定することができる固定部(15)と、を含んでなることを特徴とする。
【0026】
ここで、前記胴体部(11)は、側面に2枚の側板(112)が備えられ、前記2枚の側板(112)の前後方には前後板(113)が結合され、結合された前記側板(112)及び前記前後板(113)の最上側には上面(111)が結合され、前記側板(112)及び前記前後板(113)の結合による構成の下側には下部体(114)が結合されることを特徴とする。
【0027】
また、前記下部体(114)は、内部に凹部(1145)が形成され、前記凹部(1145)によって支持フレーム(11a)が構成されることを特徴とする。
【0028】
また、前記前後板(113)の一側にはカバーの機能を果たす突出板(1131)が所定の形状に突設され、上側には折曲形状を有する折曲板(1132)が形成され、前記上面(111)にボルトで結合されることを特徴とする。
【0029】
また、前記下部体(114)の前方及び後方のそれぞれには前方体(1143)及び後方体(1141)が所定の箱状に構成され、前記下部体(114)の下側には「L」字形に折り曲げられた前方板(1144)及び後方板(1142)がそれぞれ形成され、前記前方板(1144)及び前記後方板(1142)には支持部(13)の一側が結合されることを特徴とする。
【0030】
また、前記支持部(13)は、4個の垂直フレーム(131)と、前記垂直フレーム(131)の間を上側で前後方向に連結する上側連結棒(132)と、前記垂直フレーム(131)の間を下側で前後方向に連結する下側連結棒(134)と、前記垂直フレーム(131)の間を下側で左右方向に連結する水平フレーム(133)と、を含み、前記カバー(1331)と水平フレーム(133)との間にはトップガイド(1333)が備えられることによりカバー(1331)と水平フレーム(133)とが堅固に接触することを特徴とする。
【0031】
また、前記カバー(1331)の一側にはライン体(13311)及びガイド体(13312)が備えられ、前記ライン体(13311)は前記カバー(1331)に結合され、前記ガイド体(13312)は前記ライン体(13311)と噛み合った状態で、前記下部体(114)の前記前方体(1143)及び前記後方体(1141)のそれぞれに結合されることにより、前記ガイド体(13312)が前記ライン体(13311)に沿って動くとき、前記ガイド体(13312)が前記下部体(114)にボルトで結合されることによって前記下部体(114)の左右移動が可能になることを特徴とする。
【0032】
また、前記垂直フレーム(131)は高さ調節が可能になることにより、自動化装置(10)の高さ調節が可能であることを特徴とする。
【0033】
また、前記胴体部(11)の上面(111)は、長手方向に凹むように形成された凹溝(1111)と、前記凹溝(1111)の周辺の前記上面(111)の一側に形成されたLMガイド(1112)と、前記凹溝(1111)に着座するように構成された移送部(1113)と、を含み、前記移送部(1113)は、モーター及びスクリューを含むことを特徴とする。
【0034】
また、前記ガイド部(14)は、下面に下側連結体(144)が形成され、前記下側連結体(144)には前記移送部(1113)のスクリューが貫通するホールが形成されることにより、前記移送部(1113)の制御によって前記ガイド部(14)が前後方向に制御されることを特徴とする。
【0035】
また、前記ガイド部(14)は、その上面に、前記固定部(15)の下面の一側が接触して支持されるための所定の構造物である支持板(141)及び連結体(143)を含み、前記固定部(15)は、その下面に、前記ガイド部(14)に接触する支持構造物(155)及び下面の他側から下方に延びた突出板(156)が形成され、前記支持構造物(155)は前記ガイド部(14)の前記支持板(141)に接触するように位置することを特徴とする。
【0036】
また、前記固定部(15)は、その上面に、1枚の水平板(151)と、前記水平板(151)の両端部に垂直方向に突出する2枚の垂直板(152)と、を含み、前記垂直板(152)のそれぞれの内側面には板状の固定体(153)が位置し、前記固定体(153)には前記垂直板(152)の外側面に形成された補助カバー(1531)を貫通する補助棒(1532)が結合され、前記垂直板(152)の外側面にはシリンダー(154)が結合され、前記シリンダー(154)が結合された前記垂直板(152)の一側には貫通ホールが形成され、前記貫通ホールを前記シリンダー(154)のシリンダーロッドが貫通し、貫通したシリンダーロッドは前記固定体(153)に結合されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0037】
本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置によれば、現行のコンテナ船舶ブロック製造の際、油圧リフト及びチェーンブロックを用いた100%手動工程作業で行われているコンテナ積載リードガイドライン配置及び設置を全自動化することができる、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置を提供する。
【0038】
従来、コンテナが積載されるブロックは、製作過程で積載リードラインを設置することで、船舶にコンテナを積載するときに固定させることができるようにガイドレール形態の構造物の配置は必ず伴わなければならず、積載リードラインは約30m基準のブロックの上下部にそれぞれ総18個が設置されているが、本発明によれば、画期的な生産性向上及び原価節減が可能な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【
図1】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の前面構造を示す図である。
【
図2】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の後面構造を示す図である。
【
図3】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部構造を示す図である。
【
図4】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の内部構造を示す図である。
【
図5】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の駆動領域を示す図である。
【
図6】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の下部体の構成を示す図である。
【
図7】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の支持部を示す図である。
【
図8】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の支持部を正面から見た形態を示す図である。
【
図10】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部上面にガイド部及び固定部が構成されたものを示す図である。
【
図11】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部上面の構成を示す図である。
【
図12】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置のガイド部上面の構成を示す図である。
【
図13】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置のガイド部下面の構成を示す図である。
【
図14】本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の固定部の構成を示す図である。
【
図17】従来の油圧リフト及びチェーンブロックを用いた手動整列方式工程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0040】
本発明は船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置に関する。より詳しくは、現行のコンテナ船舶ブロックの製造の際、油圧リフト及びチェーンブロックを用いた100%手動工程作業によって行われているコンテナ積載リードガイドラインの配置及び設置を全自動化することができる、船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置に関する。
【0041】
従来、コンテナが積載されるブロックは、製作過程で積載リードラインを設置して船舶にコンテナを積載するときに固定させることができるように、ガイドレール形態の構造物の配置を必ず伴わなければならず、積載リードラインは約30mの基準ブロックの上下部にそれぞれ総18個が設置されているが、本発明によれば、画期的な生産性向上及び原価低減の可能な自動化技術を提供することができる。
【0042】
このような本発明による自動化装置10を添付図面に基づいて説明する。
【0043】
図1は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の前面構造を示す図であり、
図2は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の後面構造を示す図である。
【0044】
添付図面の
図1に示す本発明の自動化装置10は、胴体部11と、前記胴体部11の下側に移送のために備えられた移動部12と、前記胴体部11に結合されて胴体部11を支持し、前記胴体部11を上下左右に調節することができる支持部13と、前記胴体部11の上面に結合され、前進または後進するガイド部14と、前記ガイド部14の上側に構成され、積載物を固定することができる固定部15と、を含んでなる。
【0045】
ここで、前記移動部12はタンクのようにキャタピラー状に構成され、胴体部11の一側に通常の技術者に自明な方法で結合されるので、その具体的な説明は省略する。
【0046】
以下では、胴体部11について添付図面の
図3及び
図4を参照して説明する。
【0047】
図3は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部構造を示す図であり、
図4は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の内部構造を示す図である。
【0048】
前記胴体部11は、側面に2枚の側板112が備えられ、2枚の側板112の前後方には前後板113が結合される。また、このように結合された側板112及び前後板113の最上側には上面111が結合される。ここで、結合はボルトを用いた締結であり得る。
【0049】
また、このような側板112及び前後板113の結合による構成の下側には下部体114が結合される。この結合は、前後板113の下側を折り曲げた後、下部体114にボルトを用いて締結して結合することができる。
【0050】
このような下部体114は添付図面の
図6に示している。
【0051】
図6は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の下部体の構成を示す図である。
【0052】
添付図面の
図6による下部体114は、内部に凹部1145が形成され、このような凹部1145を用いて添付図面の
図4に示す支持フレーム11aを構成することができる。
【0053】
前記支持フレーム11aは、多数のフレームが結合して骨組みが構成され、下側には下部体114の凹部1145の底面に結合される足場が設けられ、上側にも上面111の下面に接触して結合される足場が設けられる。
【0054】
また、前記前後板113の一側には、カバーの機能を果たす突出板1131が所定の形状に突設され、上側には折曲形状を有する折曲板1132が形成され、前記上面111にボルトで結合される。
【0055】
また、前記前後板113の他側には貫通ホール1133が形成される。このような貫通ホール1133には送風機が結合されることもでき、モニタリング装置などが結合されることもできる。
【0056】
また、前記下部体114の前方及び後方のそれぞれには前方体1143及び後方体1141が所定の箱状に構成され、前記下部体114の下側には「L」字形に折り曲げられた前方板1144及び後方板1142がそれぞれ形成される。
【0057】
ここで、前方板1144は後方板1142よりも長く突出して折り曲げられることもできる。
【0058】
このような前方板1144及び後方板1142には後述する支持部13の一側が結合される。これについては後述する。
【0059】
また、前記前方体1143の内側には、添付図面の
図5のようなモーター構造物が構成され得る。
【0060】
図5は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の駆動領域を示す図である。
【0061】
添付図面の
図5に示すように、前方体1143の内側には、モーター20と、前記モーター20の一側に構成され、上方に延びて前方体1143の一側ホールaに差し込まれて結合される第1連結板21と、前記モーター20の軸に結合され、前方体1143の一側壁面まで延びるスクリュー22と、前記スクリュー22に結合される第1固定体23と、前記前方体1143の一側に結合されて第1固定体23を固定するブラケット24と、前記スクリュー22に結合され、スクリュー22が回転するのに伴ってスクリュー22に沿って移動する第2固定体25と、前記固定体25に構成され、上方に延びて前方体1143の一側ホールaに差し込まれて結合される第2連結板26と、を含むことによってモーター構造物を構成する。
【0062】
一方、前記支持部13は添付図面の
図7~
図9を参照する。
【0063】
図7は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の支持部を示す図であり、
図8は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の支持部を正面から見た形態を示す図であり、
図9は
図8のC-C線についての断面図である。
【0064】
添付図面に示す支持部13は、4個の垂直フレーム131と、前記垂直フレーム131の間を上側で前後方向に連結する上側連結棒132と、前記垂直フレーム131の間を下側で前後方向に連結する下側連結棒134と、前記垂直フレーム131の間を下側で左右方向に連結する水平フレーム133と、を含む。
【0065】
このような水平フレーム133にはカバー1331が前記水平フレーム133から一定の間隔で離隔するように結合される。前記カバー1331と水平フレーム133との間にはトップガイド1333が設けられることで、カバー1331と水平フレーム133とが堅固に接触する。
【0066】
前記カバー1331が水平フレーム133に対して動くために、前記カバー1331の一側にはライン体13311及びガイド体13312が備えられる。ライン体13311はカバー1331に結合され、ガイド体13312はライン体13311と噛み合った状態で、下部体114の前方体1143及び後方体1141のそれぞれに結合される。
【0067】
このようなライン体13311及びガイド体13312は一種のLMガイドであり、添付図面の
図9に示すように、カバー1331の下側に備えられる。ここで、下側のLMガイドは後方板または前方板のそれぞれに結合される。
【0068】
また、前記カバー1331の一側には、上述したライン体13311及びガイド体13312から構成されたLMガイドを駆動させるモーター1332が備えられる。前記モーター1332とLMガイドとの結合は通常の技術者に容易に理解可能であるので、その具体的な説明は省略する。
【0069】
これによれば、モーター1332の駆動によってガイド体13312がライン体13311に沿って動く。前記ガイド体13312が下部体114にボルトで結合されることにより、下部体114の左右移動が可能になる。
【0070】
一方、前記垂直フレーム131はアウトリガーまたはシリンダーから構成され、高さ調節可能に構成され得る。
【0071】
これにより、自動化装置10の高さ調節が可能である。
【0072】
また、胴体部11の上面111には、添付図面の
図10に示すように、ガイド部14及び固定部15が備えられる。
【0073】
図10は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の上面にガイド部及び固定部が備えられたものを示す図である。
【0074】
前記ガイド部14が結合されるための胴体部11の上面111の構造は添付図面の
図11を参照することができる。
【0075】
図11は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の胴体部の上面の構成を示す図である。
【0076】
添付図面の
図11に示す胴体部11の上面111は、長手方向に凹形に形成された凹溝1111と、前記凹溝1111の周辺の上面111の一側に形成されたLMガイド1112と、前記凹溝1111に着座するように構成された移送部1113と、を含む。
【0077】
前記移送部1113はモーター及びスクリューを含み、スクリューの両端部に拘束板が備えられる。また、前記LMガイドの一側にはガイド部14がボルトで結合され得る。
【0078】
ここで、前記スクリューにガイド部14が結合される。このような前記ガイド部14は添付図面の
図12及び
図13を参照する。
【0079】
図12は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置のガイド部の上面の構成を示す図であり、
図13は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置のガイド部の下面の構成を示す図である。
【0080】
図13に示すガイド部14の下面には下側連結体144が形成される。前記下側連結体144には、前記移送部1113のスクリューが貫通するホールが形成される。
【0081】
また、前記ガイド部14の上面には、添付図面の
図12に示すように、固定部15の下面の一側が接触して支持されるための所定の構造物である支持板141及び連結体143を含む。このような支持板141及び連結体143は固定部15を説明するときに一緒に後述する。
【0082】
また、前記ガイド部14の一側には貫通ホール142が形成される。前記貫通ホール142にはモーターの一部が挿入され、前記モーターは下側連結体144の上面に支持されて固定され、別途のブラケットがボルトで締結して結合され得る。
【0083】
前記固定部15は添付図面の
図14及び
図15に基づいて説明する。
【0084】
図14は本発明による船舶積載リードライン製作専用の移動式リフティング及びアラインメント自動化装置の固定部の構成を示す図であり、
図15は
図14の固定部の下面の構成を示す図である。
【0085】
図15に示す固定部15は、その下面にガイド部14と接触する支持構造物155が備えられ、中心の一側に前記ガイド部14の貫通ホール143に結合されたモーターの他部が挿入される貫通ホール(図示せず)を有する。
【0086】
このように挿入されたモーターの軸にはギアが形成され、前記固定部15の貫通ホールにはモーターの軸に結合されたギアのギア歯と噛み合うギア歯が内面に形成され得る。
【0087】
すなわち、前記固定部15は資機材を固定するとともにモーターの構成によって回転も可能である。
【0088】
また、前記固定部15の下面の他側には、下方に延びた突出板156が形成され得る。前記突出板156は支持構造物155よりも長く延びる。
【0089】
このような支持構造物155は前記ガイド部14の支持板141に接触するように位置する。
【0090】
また、前記ガイド部14の連結体143は、間隔をあけた一対の起立部を有するように構成される。ここで、連結体143の高い領域には支持構造物155が接触し、突出した垂直バーの間には固定部15の突出板156が位置する。
【0091】
このような構成によれば、前記固定部15がモーターによって回転するとき、連結体143の突出した2個の垂直バーが回転範囲を限定するストッパーの機能を果たすことができる。すなわち、添付図面に示すように、固定部15の回転範囲は多少限定的であり得るが、2個の垂直バーのうちのいずれか1個を除去することによって回転範囲をもっと大きくすることもできる。
【0092】
一方、前記固定部15は、1個の水平板151と、前記水平板151の両端部に垂直方向に突出する2枚の垂直板152とを含む。
【0093】
前記垂直板152のそれぞれの内側面には板状の固定体153が位置し、前記固定体153には垂直板152の外側面に形成された補助カバー1531を貫通する補助棒1532が結合され得る。
【0094】
また、前記垂直板152の外側面にはシリンダー154が結合され得る。シリンダー154が結合された前記垂直板152の一側には貫通ホールが形成され、前記貫通ホールを前記シリンダー154のシリンダーロッドが貫通し、貫通したシリンダーロッドは前記固定体153に結合され得る。
【0095】
これにより、前記固定体153はシリンダー154の駆動によって垂直板152から遠ざかるかまたは近づくように制御されることができ、このような固定体153の動きは補助棒1532によって補助され得る。
【0096】
また、上述した固定体153は2枚の垂直板152のそれぞれに形成されることにより、2個の固定体153が制御されるので、資機材の多様な大きさに合わせて固定することができる利点がある。
【0097】
先に図面に基づいて説明したものは本発明の主要事項のみを説明したものであり、その技術的範囲内で多様な設計が可能であるので、本発明が図面に示す構成に限定されるものではないというのは自明である。
【符号の説明】
【0098】
10 自動化装置
11 胴体部
111 上面
11a 支持フレーム
1111 凹溝
1112 LMガイド
1113 移送部
113 側板
1131 突出板
1132 折曲板
114 下部体
1141 前方体
1142 後方板
1143 前方体
1144 前方板
1145 凹部
12 移動部
13 支持部
131 垂直フレーム
132 上側連結棒
133 水平フレーム
1331 カバー
13311 ライン体
13312 ガイド体
1333 トップガイド
134 下側連結棒
14 ガイド部
143 連結体
144 下側連結体
15 固定部
151 水平板
152 垂直板
153 固定体
1531 補助カバー
1532 補助棒
154 シリンダー
155 支持構造物
156 突出板