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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024072800
(43)【公開日】2024-05-28
(54)【発明の名称】繊維処理剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/46 20060101AFI20240521BHJP
   A61Q 5/00 20060101ALI20240521BHJP
   A61Q 5/02 20060101ALI20240521BHJP
【FI】
A61K8/46
A61Q5/00
A61Q5/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023191806
(22)【出願日】2023-11-09
(31)【優先権主張番号】P 2022183654
(32)【優先日】2022-11-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000000918
【氏名又は名称】花王株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000084
【氏名又は名称】弁理士法人アルガ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】古川 淳一
(72)【発明者】
【氏名】竹原 孝二
(72)【発明者】
【氏名】飯崎 剛志
【テーマコード(参考)】
4C083
【Fターム(参考)】
4C083AA072
4C083AA082
4C083AA112
4C083AA122
4C083AB032
4C083AB082
4C083AB132
4C083AB212
4C083AB232
4C083AB242
4C083AB282
4C083AB332
4C083AB412
4C083AB432
4C083AB442
4C083AC012
4C083AC022
4C083AC072
4C083AC102
4C083AC122
4C083AC132
4C083AC152
4C083AC172
4C083AC182
4C083AC242
4C083AC302
4C083AC312
4C083AC342
4C083AC352
4C083AC392
4C083AC422
4C083AC432
4C083AC442
4C083AC482
4C083AC532
4C083AC542
4C083AC552
4C083AC582
4C083AC642
4C083AC662
4C083AC692
4C083AC712
4C083AC782
4C083AC792
4C083AC842
4C083AC852
4C083AC932
4C083AD022
4C083AD042
4C083AD052
4C083AD072
4C083AD092
4C083AD112
4C083AD132
4C083AD152
4C083AD162
4C083AD172
4C083AD352
4C083AD412
4C083AD532
4C083AD662
4C083CC31
4C083CC33
4C083CC35
4C083CC36
4C083CC38
4C083DD05
4C083DD06
4C083DD08
4C083DD23
4C083DD27
4C083DD28
4C083DD30
4C083DD31
4C083DD41
4C083EE28
(57)【要約】
【課題】頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる頭飾製品用繊維処理剤の提供。
【解決手段】毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維処理剤に関する。
【背景技術】
【0002】
かつら、エクステンション等の頭飾製品には、人毛、獣毛等の天然の動植物から採取した繊維;コラーゲン、絹等に由来する蛋白質を原料として人工的に製造された再生蛋白質繊維;合成繊維などが用いられている。
【0003】
しかし、これら頭飾製品用繊維に対し、その形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪するために使用される処理剤は、従来知られていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって本発明は、頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる頭飾製品用繊維処理剤に関する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の頭飾製品用繊維処理剤は、頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
〔定義〕
本明細書において、「頭飾製品」とは、例えば、ヘアーウィッグ、かつら、ウィービング、ヘアーエクステンション、ブレードヘアー、ヘアーアクセサリー、ドールヘアー等を意味する。
本明細書において、「頭飾製品用繊維」とは、前記頭飾製品に用いられる繊維を意味する。
【0008】
〔頭飾製品用繊維〕
本発明の処理剤の適用対象は、頭飾製品用繊維である。頭飾製品用繊維としては、天然由来繊維、合成繊維のいずれでもよいが、天然由来繊維が好ましい。天然由来繊維とは、天然の動植物から採取した繊維(人毛を除く)、又は蛋白質、多糖類等を原料として人工的に製造された繊維をいう。これらのうち、獣毛、又はケラチン、コラーゲン、カゼインのほか、大豆、落花生、トウモロコシ、絹等に由来する蛋白質などの蛋白質若しくは多糖類等を原料として人工的に製造された繊維が好ましく、ケラチン、コラーゲン、カゼイン、大豆蛋白質、落花生蛋白質、トウモロコシ蛋白質、絹蛋白質(例えば絹フィブロイン)等を原料とする再生蛋白質繊維がより好ましく、コラーゲンを原料とする再生コラーゲン繊維、絹フィブロインを原料とする再生絹繊維等の再生蛋白質繊維がより好ましく、再生コラーゲン繊維が更に好ましい。
再生コラーゲン繊維は、公知の技術で製造することができる。再生コラーゲン繊維の組成はコラーゲン100%である必要はなく、品質改良のための天然ポリマー、合成ポリマー、添加剤等が含まれていてもよい。更には、再生コラーゲン繊維は後加工又は後処理されたものであってもよい。再生コラーゲン繊維の形態としてはフィラメントが好ましい。フィラメントは一般にボビン巻きしたものや箱詰めした状態から取り出される。また、再生コラーゲン繊維の製造工程で乾燥工程から出てきたフィラメントを直接利用することもできる。
【0009】
合成繊維としては、合成樹脂を主成分として含む繊維が挙げられる。合成繊維の製造容易性の観点、及び、頭髪に近い風合いを得る観点から、該合成樹脂は、好ましくは熱可塑性樹脂であり、より好ましくはポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、及びモダアクリル樹脂(アクリロニトリルと塩化ビニルの共重合体)からなる群から選ばれる1種以上である。ここでいう「主成分」とは、合成繊維中の含有量が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、より更に好ましくは80質量%以上、より更に好ましくは90質量%以上であって、100質量%以下の成分を意味する。
合成繊維は、上記合成樹脂以外に、本発明の効果を阻害しない範囲で、更に難燃剤、難燃助剤、光又は熱安定剤、蛍光剤、酸化防止剤、静電防止剤、紫外線吸収剤等の各種成分を含有することができる。
【0010】
〔毛髪処理用成分〕
毛髪処理用成分としては、通常の毛髪化粧料に用いられる成分の全てが挙げられる。以下、頭飾製品用繊維に適用後、洗い流して使用する処理剤(インバス処理剤)、頭飾製品用繊維に適用後、洗い流さないで使用される処理剤(アウトバス処理剤)、及び頭飾製品用繊維に適用して色を変化させる処理剤(カラーリング剤)に分けて、これらに使用される成分について説明する。
【0011】
(インバス処理剤用成分)
インバス処理剤に使用される成分としては、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、有機酸、無機酸、カチオン性ポリマー、シリコーン類、水性媒体、ノニオン性ポリマー、酸化防止剤、油剤、芳香族アルコール、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、保湿剤、清涼剤、パール剤、加水分解蛋白質、増粘剤、エキス類、水不溶性粒子、セラミド類、香料、紫外線吸収剤、噴射剤、着色剤等が挙げられる。
【0012】
・アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホ脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸、リン酸モノ又はジエステル、スルホコハク酸エステル、アミノ酸系界面活性剤等が挙げられる。
【0013】
アルキルエーテル硫酸塩としては、例えば、ラウレス硫酸アンモニウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が挙げられ、アルキルエーテルカルボン酸塩としてはラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩が挙げられる。
【0014】
アミノ酸系界面活性剤の具体例として、グルタミン酸系界面活性剤、アスパラギン酸系界面活性剤、アラニン系界面活性剤、グリシン系界面活性剤、サルコシン系界面活性剤、タウリン系界面活性剤が挙げられる。
グルタミン酸系界面活性剤として、ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸、ラウロイル-L-グルタミン酸、ミリストイル-L-グルタミン酸、ステアロイル-L-グルタミン酸及びこれらの塩(例えば、N-ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン(ココイルグルタミン酸TEA))が挙げられる。
アスパラギン酸系界面活性剤として、ラウロイル-L-アスパラギン酸及びその塩が挙げられる。
アラニン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸メチルアラニン、ラウロイルメチルアラニン、ミリストイルメチルアラニン及びこれらの塩が挙げられる。
グリシン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸アシルグリシン及びその塩が挙げられる。
サルコシン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸サルコシン、ラウロイルサルコシン及びこれらの塩が挙げられる。
また、タウリン系界面活性剤の具体例として、N-ヤシ油メチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウムが挙げられる。
【0015】
アニオン性界面活性剤のアニオン性基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1~3個有するアルカノールアンモニウム(例えばモノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、トリイソプロパノールアンモニウム等)が挙げられる。
【0016】
・両性界面活性剤
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤、アミンオキサイド型両性界面活性剤、アミノ酸型両性界面活性剤等が挙げられる。ベタイン型両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキルベタイン等のカルボベタイン型;アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型;イミダゾリン系ベタイン型;ホスホベタイン型等が挙げられる。
【0017】
アルキルベタインとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下のアルキル基を有するものが挙げられ、具体例としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられる。
【0018】
脂肪酸アミドアルキルベタインとしては、脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数10以上18以下のアシル基を有するものが挙げられる。具体例としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン〔ラウラミドプロピルベタイン〕、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン〔コカミドプロピルベタイン〕等が挙げられる。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン〔ラウラミドプロピルベタイン〕が好ましい。
【0019】
アルキルスルホベタインとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルスルホベタインが挙げられる。アルキルスルホベタインの具体例としては、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルジメチルスルホプロピルベタイン、ミリスチルジメチルスルホエチルベタイン、ミリスチルジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホエチルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン等が挙げられる。
【0020】
アルキルヒドロキシスルホベタインとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下のアルキル基、及び、少なくとも1つのヒドロキシ基を有するアルキルヒドロキシスルホベタインが挙げられる。アルキルヒドロキシスルホべタインの具体例としては、ラウリルジメチルスルホ(ヒドロキシエチル)ベタイン、ラウリルジメチルスルホ(ヒドロキシプロピル)ベタイン〔ラウリルヒドロキシスルタイン〕、ミリスチルジメチルスルホ(ヒドロキシエチル)ベタイン、ミリスチルジメチルスルホ(ヒドロキシプロピル)ベタイン、ステアリルジメチルスルホ(ヒドロキシプロピル)ベタイン、ビス-(2-ヒドロキシエチル)スルホエチルベタイン、ラウリルビス-(2-ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタイン等が挙げられる。これらの中でも、ラウリルジメチルスルホ(ヒドロキシプロピル)ベタイン〔ラウリルヒドロキシスルタイン〕が好ましい。
【0021】
イミダゾリン系ベタイン型両性界面活性剤としては、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩が挙げられ、例えば、N-ヤシ油脂肪酸アシル-N'-カルボキシメチル-N'-ヒドロキシエチルエチレンジアミン〔ココアンホ酢酸ナトリウム、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインとも称される〕、N-ヤシ油脂肪酸アシル-N'-カルボキシエチル-N'-ヒドロキシエチルエチレンジアミン〔ココアンホプロピオン酸トリウム〕、N-ラウロイル-N'-カルボキシメチル-N'-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム〔ラウロアンホ酢酸ナトリウム〕等が挙げられる。
【0022】
ホスホベタイン型両性界面活性剤としては、ラウリルヒドロキシホスホベタイン等が挙げられる。
【0023】
・ノニオン性界面活性剤
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、アルキルポリグリコシド、アルキルグリセリルエーテル、アルケニルグリセリルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルサッカライド、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド、(ポリ)エチレングリコール脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0024】
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、ソルビタンモノオレエート(HLB:5.7)、ソルビタンモノステアレート(HLB:5.7)、ソルビタンモノパルミテート(HLB:6.6)、ソルビタンジステアレート(HLB:3.9)、ソルビタンジパルミテート(HLB:5.8)、ソルビタントリステアレート(HLB:2.1)、ソルビタントリパルミテート(HLB:5.0)等が挙げられ、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられ、
【0025】
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下、更に好ましくは炭素数8以上12以下のアルキル基を有する、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられ、具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリプロピレングリコールカプリリルエーテル等が挙げられる。市販品の具体例としては、花王社製の「エマルゲン103」(ラウレス-3:PEG-3ラウリルエーテル)、「エマルゲン116」(ラウレス-16:PEG-16ラウリルエーテル)、「カオーソフケアGP-1」(PPG-3カプリリルエーテル)等が挙げられる。
【0026】
アルキルグルコシドとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下、更に好ましくは炭素数8以上12以下のアルキル基を有するアルキルグルコシドが挙げられ、その具体例として花王社製の「マイドール10」(デシルグルコシド)、BASF社製の「Plantaren 2000 N UP」(デシルグルコシド)、「Plantacare 818 UP」(ココグルコシド)等が挙げられる。
【0027】
アルキルグリセリルエーテルとしては、好ましくは炭素数8以上22以下、より好ましくは炭素数8以上18以下、更に好ましくは炭素数8以上12以下のアルキル基を有するアルキルグリセリルエーテルが挙げられ、その具体例として、2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、イソステアリルグリセリルエーテル、花王社製の「ペネトールGE-ID」(イソデシルグリセリルエーテル)等が挙げられる。
【0028】
・カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤としては、(i)アルキルトリメチルアンモニウム塩、(ii)アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩、(iii)ジアルキルジメチルアンモニウム塩、(iv)アルキルアミドアルキルトリメチルアンモニウム塩、(v)アルキルジメチルアミン及びその塩、(vi)アルコキシアルキルジメチルアミン及びその塩、(vii)アルキルアミドアルキルジメチルアミン及びその塩等が挙げられる。
【0029】
(i)アルキルトリメチルアンモニウム塩としては、好ましくは炭素数12以上22以下、より好ましくは炭素数16以上20以下のアルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム塩が挙げられ、具体的には、セチルトリメチルアンモニウムクロリド(セトリモニウムクロリド)、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド(ステアルトリモニウムクロリド)、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
【0030】
(ii)アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩としては、好ましくは炭素数12以上22以下、より好ましくは炭素数16以上20以下のアルコキシ基を有するアルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩が挙げられ、具体的には、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
【0031】
(iii)ジアルキルジメチルアンモニウム塩としては、好ましくは炭素数12以上22以下、より好ましくは炭素数16以上20以下のアルキル基を有するジアルキルジメチルアンモニウム塩が挙げられ、具体的には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジアルキル(C12-15)ジメチルアンモニウム塩、ジセチル(C16)ジメチルアンモニウム塩、ジアルキル(C12-18)ジメチルアンモニウム塩、ジデシル(C10)ジメチルアンモニウム塩、ジラウリル(C12)ジメチルアンモニウム塩、ジココジメチルアンモニウム塩(C8-16)、ジミリスチル(C14)ジメチルアンモニウム塩、ジステアリル(C18)ジメチルアンモニウム塩、ジアラキル(C20)ジメチルアンモニウム塩、ジベヘニル(C22)ジメチルアンモニウム塩、ステアリルラウリルジメチルアンモニウム塩等が挙げられる。市販品としては、花王社製、「コータミン」シリーズ、EVONIK社製、VARISOFT 432PPG(ジセチルジモニウムクロリド)、AkzoNobel社製、rquad PC 2C-75(ジココジモニウムクロリド)、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製、リポカード 2C-75(塩化ジヤシアルキルジメチルアンモニウム)等が挙げられる。
【0032】
(iv)アルキルアミドアルキルトリメチルアンモニウム塩としては、好ましくは炭素数11以上21以下、より好ましくは炭素数13以上19以下のアルキル基を有するアルキルアミドアルキルトリメチルアンモニウム塩が挙げられ、具体的にはパルミタミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド)等が挙げられる。
【0033】
(v)アルキルジメチルアミン、(vi)アルコキシアルキルジメチルアミン、及び(vii)アルキルアミドアルキルジメチルアミンは、酸と反応して第3級アミン塩となり、カチオン性界面活性剤となる。
【0034】
(v)アルキルジメチルアミン及びその塩、並びに(vi)アルコキシアルキルジメチルアミン及びその塩におけるアルキル基は、好ましくは炭素数12以上22以下、より好ましくは炭素数16以上20以下のアルキル基である。(vii)アルキルアミドアルキルジメチルアミン及びその塩におけるアルキル基は、好ましくは炭素数11以上21以下、より好ましくは炭素数15以上19以下のアルキル基である。
【0035】
(v)アルキルジメチルアミン及びその塩としては、N,N-ジメチルベヘニルアミン、N,N-ジメチルステアリルアミン、及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N,N-ジメチルベヘニルアミンの乳酸塩、N,N-ジメチルステアリルアミンのグリコール酸塩等が好ましい。
【0036】
(vi)アルコキシアルキルジメチルアミン及びその塩としては、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミン、N,N-ジメチル-3-オクタデシルオキシプロピルアミン、及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミン又はその塩、N,N-ジメチル-3-オクタデシルオキシプロピルアミン(ステアロキシプロピルジメチルアミン)又はその塩が好ましい。
【0037】
(vii)アルキルアミドアルキルジメチルアミン及びその塩としては、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ドコサナミド、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ステアラミド、及びそれらの有機酸塩が挙げられ、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ドコサナミドの乳酸塩、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]ステアラミドのグリコール酸塩が好ましい。
【0038】
その他のカチオン性界面活性剤として、特開2019-34927号公報に記載の4級アンモニウム塩も挙げられる。
【0039】
・高級アルコール
高級アルコールとしては、炭素数12以上22以下の脂肪族1級アルコールが好ましく、例えば、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
【0040】
・有機酸
有機酸としては、酢酸、プロピオン酸等の低級脂肪族の1価カルボン酸、乳酸、グリコール酸、グルコン酸等のヒドロキシ基を有する1価カルボン酸、安息香酸等の芳香族の1価カルボン酸等の1価カルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸等の飽和の多価カルボン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸等の不飽和の多価カルボン酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸のヒドロキシ基を有する多価カルボン酸、フタル酸等の芳香族の多価カルボン酸等の多価カルボン酸;その他、ピロリドンカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;パラトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸等の芳香族スルホン酸が挙げられる。
【0041】
・無機酸
無機酸としては、塩酸、硫酸、リン酸等が挙げられる。
【0042】
・カチオン性ポリマー
カチオン性ポリマーとしては、カチオン化グアガム、カチオン化タラガム、カチオン化ローカストビーンガム等のカチオン化ポリガラクトマンナン;カチオン化セルロース;カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース等のカチオン化ヒドロキシアルキルセルロース;カチオン性澱粉;カチオン化ポリビニルアルコール;ビニルピロリドン/N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩共重合体、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体等の第四級化ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリル酸塩重合体;ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸/アクリルアミド共重合体等のジアリル第四級アンモニウム塩重合体;ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体;ビニルピロリドン/アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート共重合体;ビニルピロリドン/アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体;ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体;アルキルアクリルアミド/(メタ)アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート共重合体;アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合体;アクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体(ポリクオタニウム-47);アクリル酸・アクリルアミド・メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(ポリクオタニウム-53);メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体(ポリクオタニウム-49);メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸2-ヒドロキシエチル共重合体(ポリクオタニウム-48);塩化ジアリルジメチルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7);アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体(ポリクオタニウム-39);N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体(ポリクオタニウム-52);特開昭53-139734号公報及び特開昭60-36407号公報に記載されているカチオン性ポリマー等が挙げられる。
【0043】
市販のカチオン性ポリマーとしては、例えば下記のものが挙げられる。
(カチオン化グアガム)
JAGUAR Excel、JAGUAR C-17、JAGUAR C-14-S(以上、Solvay(Novecare)社製)等
(カチオン化タラガム)
カチナール CTR-100(東邦化学工業社製)等
(カチオン化ローカストビーンガム)
カチナール CLB-100(東邦化学工業社製)等
(カチオン化ヒドロキシエチルセルロース)
ポリクオタニウム-10(塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース):UCARE POLYMER JR-30M、UCARE POLYMER JR-400(以上、ダウ・ケミカル社)、ポイズC-60H、ポイズC-150L(以上、花王社製)等
ポリクオタニウム-67:SoftCAT(ダウ・ケミカル社製)等
(カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース)
ソフケア C-HP2W(花王社製)等
(カチオン化ポリビニルアルコール)
ゴーセネックスK-434(日本合成化学工業社製)、CM318(クラレ社製)等
(ビニルピロリドン/N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩共重合体)
ポリクオタニウム-11:ガフカット734、ガフカット755N(以上、アイエスピー・ジャパン社製)等
(N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体)
ポリクオタニウム-52:ソフケア KG-101E、ソフケア KG-101W-E(以上、花王社製)等
(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド)
ポリクオタニウム-6:マーコート100(Lubrizol社製)等
(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体)
ポリクオタニウム-22:マーコート280、マーコート295(以上、Lubrizol社製)等
(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体)
ポリクオタニウム-7:マーコート550(Lubrizol社製)等
(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸/アクリルアミド重合体)
ポリクオタニウム-39:マーコート3331PR(Lubrizol社製)等
(N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体)
ポリクオタニウム-52:ソフケアKG-301W、ソフケアKG-101W-E(以上、花王社製)等
【0044】
・シリコーン類
シリコーン類としては、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノポリエーテル変性シリコーン、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、環状シリコーン、ジメチコノール、ポリグリシドール変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、オキサゾリン変性シリコーン、その他メチルトリメチコン、前記環状シリコーン等の1013.25hPa下における沸点が260℃以下の揮発性シリコーンなどが挙げられる。
【0045】
アミノ変性シリコーンとしては、アミノエチルアミノプロピルシロキサン-ジメチルシロキサン共重合体(アモジメチコン)が好ましい。アモジメチコンの市販品としては、「DOWSIL SM8904」、「DOWSIL CB-1002」(以上、ダウ・ケミカル社製)、「KT-0032」、「XF42-B8922」(以上、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)が挙げられる。
アミノポリエーテル変性シリコーンの市販品としては、例えば、ダウ・ケミカル社製の「DOWSIL SILSTYLE 104」((ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマー)、「DOWSIL SILSTYLE 201」((ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマー)、「DOWSIL SILSTYLE 401」((ビスイソブチルPEG/PPG-20/35/アモジメチコン)コポリマー)、Evonik社製の「ABIL SOFT AF100」(メトキシPEG/PPG-7/3アミノプロピルジメチコン)等が挙げられる。
ジメチルポリシロキサンの市販品としては、SH200シリーズ(SH200 C Fluid 1CS、同2CS、同5CS、同10CS、同20CS、同30CS、同50CS、同100CS、同200CS、同350CS、同500CS、同1,000CS、同5,000CS、SH200 Fluid 1.5CS、同3,000CS、同10,000CS、同12,500CS、同30,000CS、同60,000CS、同100,000CS、同1,000,000CS等)、「DOWSIL BY11-026」、「DOWSIL BY22-020」、「DOWSIL BY22-029」、「DOWSIL BY22-050A」、「DOWSIL BY22-060」(以上、ダウ・ケミカル社製)、TSF-451シリーズ(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、KF-96シリーズ、KF9008、KM904(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。
【0046】
・水性媒体
水性媒体としては、水;エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;1,3-ブチレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等の炭素数6以下の低分子ジオール及びトリオール;エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等のポリアルキレングリコールエーテル;トリグリセリン、テトラグリセリン等のポリグリセリンなどが挙げられる。
【0047】
・ノニオン性ポリマー
デンプン、セルロース、グアガム、タラガム、ローカストビーンガム、グルコマンナン等の水溶性多糖類;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキル化水溶性多糖類;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール-ポリプロピレングリコール共重合体等のポリアルキレングリコール類;ポリビニルアルコール等が挙げられる。
【0048】
・油剤
油剤としては、例えば、炭化水素油、エステル油、エーテル油、高級脂肪酸、植物油等が挙げられる。
【0049】
炭化水素油としては、スクワラン、ミネラルオイル(流動パラフィン、流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン)、直鎖アルカン(デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン等)、分岐アルカン(イソブタン、イソペンタン、イソドデカン、イソヘキサデカン等)等が挙げられる。
【0050】
エステル油としては、モノエステル油、ジエステル油、トリエステル油及びテトラエステル油が挙げられる。
モノエステル油としては、炭素数2~24の脂肪族又は芳香族のモノカルボン酸又はジカルボン酸のモノエステルが挙げられ、具体例としては、2-エチルヘキサン酸セチル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸2-ヘキシルデシルステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、イソデシルベンゾエート、メトキシケイヒ酸オクチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、コハク酸2-エチルヘキシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、安息香酸アルキル(C12-15)等が挙げられる。
ジエステル油としては、炭素数3~18のジカルボン酸のジエステル、多価アルコールのジ脂肪酸エステル等が挙げられ、具体例としては、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジステアリン酸グリコール、ジイソステアリン酸プロピレングリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、ジ2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル等が挙げられる。
トリエステル油としては、3価以上の多価アルコールのトリ脂肪酸エステルが挙げられ、具体的には、トリミリスチン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリ2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、トリオレイン酸グリセリン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン、オリーブ油、ホホバ油等が挙げられる。
テトラエステル油としては、4価以上の多価アルコールのテトラ脂肪酸エステルが挙げられ、具体的には、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリット、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリット、テトラオクタン酸ペンタエリスリット、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリットが挙げられる。
【0051】
エーテル油としては、ジアルキルエーテルが挙げられ、具体的には、ジヘキシルエーテル、ジカプリリルエーテル、セチル-1,3-ジメチルブチルエーテル等が挙げられる。
【0052】
高級脂肪酸としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、ラノリン脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
【0053】
植物油としては、アボカド油、アマニ油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、キョウニン油、ククイナッツ油、クルミ油、コムギ胚芽油、ゴマ油、コメ油、コメ糠油、サザンカ油、サフラワー油、サラダ油、シア脂、大豆油、茶油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、菜種油、パーシック油、ベニバナ油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、綿実油、メドウフォーム油、落花生油、ローズヒップ油、カカオ脂、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油等が挙げられる。
【0054】
また、シリコーンや油剤については、これら構造の観点からのみではなく、その特性や性状によっても分類され、揮発性油、液状油、固体状又は半固体状油剤について以下に挙げる。
【0055】
揮発性油としては、揮発性のシリコーン及び炭化水素が挙げられる。揮発性を有するシリコーン、炭化水素としては、低沸点鎖状シリコーン油、低沸点環状シリコーン油、低沸点イソパラフィン系炭化水素等が挙げられる。ここで低沸点とは、沸点が常圧において300℃以下、好ましくは280℃以下、更には260℃以下であることをいう。
低沸点鎖状シリコーンの具体例としては、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン等が挙げられる。
低沸点環状シリコーンの具体例としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラデカメチルシクロへプタシロキサン等が挙げられる。
低沸点イソパラフィン系炭化水素としては、水添ポリイソブテン、イソドデカン等の常圧における沸点が260℃以下である軽質流動イソパラフィン、各種鎖長の脂肪族炭化水素の混合物等が挙げられる。市販品としては、IPソルベント(出光石油化学社製)、Marukasol(出光石油化学社製)、パールリーム(日油社製)等が挙げられる。
【0056】
液状油は、25℃、1気圧下において、B型粘度計(ローターNo.2)で測定したときの粘度値が7000mPa・s以下の油剤を指し、揮発性、非揮発性や、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、炭化水素類、油脂類、紫外線吸収剤も含むエステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げられる。
具体的には、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、アボカド油、メドゥフォーム油等の油脂類、ホホバ油、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジ-2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、2-エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2-オクチルドデシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、メトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン)酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、デカイソステアリン酸デカグリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル、トリメリト酸トリトリデシル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステアリル・2-オクチルドデシル)等のエステル類、イソテアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、等の極性油、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、イソドデカン、イソヘキサデカン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、スクワラン、ポリイソブチレン、ポリブテン等の炭化水素類、等の非極性油が挙げられる。
【0057】
固体状又は半固体状油剤とは、25℃における粘度が10,000mPa・s以上である油剤を指す。ここで、粘度は、B型粘度計、ローターNo.4、12rpm、60秒(ただし、50,000mmPa・s以上は、ローターNo.4、3rpm、60秒)で測定される。25℃で固体状の油剤としては、通常化粧料に用いられるものであれば制限されず、エステルワックス、炭化水素ワックス等を用いることができる。エステルワックスを含む25℃で固体状の油剤としては動物性ワックス、植物性ワックス等が挙げられ、炭化水素ワックスを含む25℃で固体状の油剤としては、鉱物性ワックス、合成ワックス等が挙げられる。より具体的には、エステルワックスを含む25℃で固体状の油剤としては、植物性ワックスであるシア脂、コメヌカロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ミツロウ等が挙げられ、炭化水素ワックスを含む25℃で固体状の油剤としては、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ポリオレフィンワックス等が挙げられる。25℃で半固体状の油剤としては、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカダミアナッツ油脂肪酸コレステリル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のコレステロール類誘導体;N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)等のフィトステロール類誘導体;ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット、ロジン酸ジペンタエリトリット等のジペンタエリトリット脂肪酸エステル類;トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、トリラノリン脂肪酸グリセリル、トリベヘン酸グリセリル等のトリグリセライド類;硬化油等の部分的に水素添加されたトリグリセライド類、ラノリン、軟質ラノリン脂肪酸、ラノステロール類誘導体、ワセリン、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ビスメトキシプロピルアミドイソドコサンなどが挙げられる。
【0058】
・セラミド類
セラミド類としては、セラミド又は疑似セラミドが挙げられる。セラミド又は疑似セラミドとしては、合成により又は天然物からの抽出により得られるN-アシル化スフィンゴシン類、N-アシル化フィトスフィンゴシン類、N-アシル化ジヒドロスフィンゴシン類が挙げられる。スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシンにアシル置換されている置換基は、炭素数8以上22以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、当該基の水素原子の1~5個が水酸基により置換されていてもよい。例えば、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド1A、セラミド6II、ヒドロキシカプロイルフィトスフィンゴシンのほか、スフィンゴリピッドEX(特開平11-209248号公報)、スフィンゴリピッドE(特公平01-042934号公報)も使用できる。
【0059】
・キレート剤
キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム等が挙げられる。
【0060】
・ビタミン類
ビタミン類としては、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB6類、L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸-2-硫酸ナトリウム、L-アスコルビン酸リン酸エステル、DL-α-トコフェロール-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D-パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α-トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL-α-トコフェロール、コハク酸DL-α-トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。
【0061】
・エキス類
エキス類としては、ユーカリの極性溶媒抽出物、コンキオリン及びその加水分解物、蜂蜜、ローヤルゼリー、シルク、ホエイから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、アロエ抽出物、ハス抽出物、ザクロ抽出物、ノバラ抽出物、カモミラ抽出物、カンゾウ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物、カツミレ抽出物、オリーブ葉抽出物、キイチゴ抽出物、レモン抽出物、レモングラス抽出物、ローズマリー抽出物、アセロラ抽出物、ユズ抽出物、キウイ抽出物、リンゴ抽出物、スターフルーツ葉抽出物、ローズヒップ抽出物、グレープフルーツ抽出物、プルーン抽出物、竹の葉抽出物、ホホバリーフ抽出物、へメロカリスフルバ花抽出物、アルテア抽出物、オクラ抽出物、アスナロ抽出物、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、イチヤクソウ抽出物、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ抽出物、トウキ抽出物等が挙げられる。
【0062】
・噴射剤
噴射剤としては、液化ガス、圧縮ガスが挙げられ、1種単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。液化ガスとしては、炭素数3~5の炭化水素(プロパン、n-ブタン、イソブタン等)を主成分とする液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、イソペンタン、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エン(HFO-1234ze)、トランス-2,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エン(HFO-1234yf)等のハイドロフルオロオレフィン、フッ化炭化水素が挙げられる。圧縮ガスとしては、炭酸ガス、窒素、亜酸化窒素が挙げられる。
【0063】
・その他の成分
酸化防止剤としては、ビタミンE、アスコルビン酸及びその塩、ジブチルヒドロキシトルエン等が挙げられ、芳香族アルコールとしては、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等が挙げられ、抗フケ剤としては、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、ピロクトンオラミン等が挙げられ、殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム等が挙げられ、抗炎症剤としては、グリチルリチン酸ジカリウム等が挙げられ、防腐剤としては、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、フェノキシエタノール等が挙げられ、保湿剤としては、パンテノール、ソルビトール、ヒアルロン酸塩等が挙げられ、清涼剤としては、メントール、メントキシプロパンジオール、イソプレゴール等が挙げられ、パール剤としては、雲母チタン、エチレングリコールジステアリルエステル等が挙げられ、加水分解蛋白質としては、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン等が挙げられ、増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム等が挙げられ、紫外線吸収剤としては、サリチル酸誘導体、メトキシケイ皮酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、オキシベンゾンスルホン酸、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等が挙げられ、水不溶性粒子としては、無機粉体、有機粉体等が挙げられ、着色剤としては、染料、顔料が挙げられる。
【0064】
(アウトバス処理剤用成分)
アウトバス処理剤に使用される成分としては、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、多価アルコール、増粘剤、アミン類、pH調整剤、有機溶剤、コンディショニング成分、皮膜形成樹脂、噴射剤、エキス類、粉体、油剤、有機酸、無機酸、カチオン性ポリマー、シリコーン類、水性媒体、ノニオン性ポリマー、酸化防止剤、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、保湿剤、清涼剤、パール剤、加水分解蛋白質、セラミド類、香料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
これらのうち、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、噴射剤、エキス類、油剤、有機酸、無機酸、カチオン性ポリマー、シリコーン類、水性媒体、ノニオン性ポリマー、酸化防止剤、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、保湿剤、清涼剤、パール剤、加水分解蛋白質、セラミド類、香料、紫外線吸収剤については、インバス処理剤用成分として挙げたものと同様である。
【0065】
・多価アルコール
多価アルコールは、分子内に水酸基を2個以上有する化合物であり、具体的には、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のポリプロピレングリコール;1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール等のブチレングリコール;1,2-ペンタンジオール、1,3-ペンタンジオール等のペンタンジオール;また分子内に水酸基を3つ以上含むものとして、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等のポリグリセリン;マルチトース、マルチトール、ショ糖、フラクトース、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、マルトトリオース、スレイトオール、エリスリトール、ポリエチレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルグリコシド等のグルコース誘導体等が挙げられる。
【0066】
・増粘剤
増粘剤は、水性あるいは油性溶媒存在下で粘度調整可能な化合物である。水性増粘剤としては、アニオン性増粘剤、カチオン性増粘剤、ノニオン性増粘剤等が挙げられる。
【0067】
アニオン性増粘剤の具体例としては、ポリアクリル酸(Noveon社:カーボポール941、同981)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(Noveon社:カーボポールETD2020)、低級アルキルビニルエ―テル/無水マレイン酸共重合体の末端不飽和ジエン化合物による部分架橋ポリマーの加水分解物又はそのモノアルキルエステル(ASHLAND社:スタビリーゼ06、同QM)、カラギーナン(例えば、三菱ケミカル社:ソアギーナLX22、同ML210)、キサンタンガム(例えば、住友ファーマフード&ケミカル社:エコーガムT)、ウェランガム(例えば、Solvay社:K1C376、K1A96)、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(例えば、住友ファーマフード&ケミカル社:ラボールガムEX)、ステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(例えば、セピック社:シマルゲルNS、セピノブEMT10)等が挙げられる
【0068】
カチオン性増粘剤としては、天然又は半合成のカチオン性多糖類、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基若しくはアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む合成系ポリマー等が挙げられる。
カチオン性多糖類の具体例としては、カチオン化セルロース誘導体(例えば、ライオン社製:レオガードG、同GP、ダウ・ケミカル社製:ユーケア ポリマーJR-125、同JR-400、同JR-30M、同LR-400、同LR-30M、Nouryon社製:セルコートH-100、同L-200)、カチオン化グアーガム誘導体(例えば、ソルベイ社製:ジャガーC-13S、同C-17、住友ファーマフード&ケミカル社製:ラボールガムCG-M、同CG-M7、同CG-M8M)、ヒドロキシプロピルキトサン(例えば、一丸ファルコス社製:キトフィルマーHV-10)、キトサン・dl-ピロリドンカルボン酸塩(例えば、ユニオン・カーバイド社製:カイトマーPC)等が挙げられる。ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含む合成系カチオン性ポリマーとしては、トリアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、トリアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミド、ビニルアミン等を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマーが挙げられ、具体例としては、ポリメタクリル酸エチルトリモニウムクロリド(INCI名:ポリクオタニウム-37、例えばBASF社製:Cosmedia Ultragel 300)、(アクリル酸/アクリル酸メチル/3-メタクリロイルアミノプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-47、例えばルーブリゾール社製:マーコート2201)、(アクリル酸/アクリルアミド/メチルメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-53、例えばルーブリゾール社:マーコート2003)、(ジメチルアクリルアミド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)コポリマー(例えば、BASF社製:Tinobis CD)、(ビニルアミン/ビニルアルコール)コポリマー(例えば、積水スペシャリティケミカル社製:SEVOL ULTALUX AD、三菱ケミカル製:Diafix C-601)等が挙げられる。ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマーの具体例としては、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドの重合体(INCI名:ポリクオタニウム-6、例えばルーブリゾール社:マーコート100)、(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド)コポリマー(INCIポリクオタニウム-7、例えばルーブリゾール社:マーコート550、同740)、(アクリル酸/ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-22、例えばルーブリゾール社:マーコート280、同295)、(アクリルアミド/アクリル酸/ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-39、例えばルーブリゾール社:マーコートプラス3330、同3331)等が挙げられる。
【0069】
ノニオン性増粘剤としては、天然又は半合成のノニオン性多糖類、ビニルアルコール又はオキシアルキレンを構成単位として含む合成系ノニオン性ポリマー等が挙げられる。
天然又は半合成のノニオン性多糖類の具体例としては、デンプン、グアーガム、ローカストビーンガム、グルコマンナン等の水溶性天然多糖類、及びセルロース、デンプン、グアーガム、ローカストビーンガム等にアルキレンオキサイドを反応させてなる水溶性ヒドロキシアルキル化多糖類等が挙げられる。具体例としては、グアーガム(例えば住友ファーマフード&ケミカル:ファイバロンS)、プルラン(例えば、林原社製:プルランPI-20)等が挙げられる。ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ダイセルファインケム社製:SE-850、ダウ・ケミカル社製:セロサイズHEC QP-52000-H)、メチルヒドロキシエチルセルロース(Nouryon社製:STRUCTURE CELL 12000M)、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、日本曹達社製:HPC-H、同HPC-M、同HPC-L)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例えば、信越化学工業社製:メトローズ60SH-10000)等が挙げられる。
ビニルアルコール又はオキシアルキレンを構成単位として含む合成系ノニオン性増粘ポリマーの具体例としては、ポリビニルアルコール(例えば、三菱ケミカル社製:ゴーセノールEG-40、同GH-05、同KH-20、同NH-26)、高重合度ポリエチレングリコール(例えばダウ・ケミカル社製:ポリオックスWSR N-60K、同WSR301、WSR303)、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー(例えば、ADEKA社製:アデカノールGT-700)等が挙げられる。
【0070】
油性増粘剤としては、糖脂肪酸エステル、固形油、金属石鹸、12-ヒドロキシステアリン酸等の有機系油性増粘剤のほか、ベントナイト、ヘクトライト等の無機系高分子が挙げられる。
糖脂肪酸エステルとしては、炭素数10から22の脂肪酸等と、デキストリン、ショ糖、イヌリン等とのエステルが挙げられ、詳しくはパルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ステアリン酸イヌリン等が挙げられる。市販品としては、例えば、レオパールKL2、レオパールTL2、レオパールTT2、レオパールMKL2、レオパールISK2(いずれも千葉製粉社製)等が挙げられる。
固形油としては、パラフィン、セレシン、合成炭化水素ワックス、フィッシャートロプシュワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、キャンデリラロウ、ミツロウ、カルナバロウ等が挙げられる。
【0071】
・アミン類
アミン類としては、以下の第一級及び第二級アミンからなる群より選択される化合物が挙げられる。
・第一級アミン:メチルアミン、エチルアミン、プロピレンアミン、エタノールアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、ヘキシルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、アニリン、アミノプロピルトリメチルシラン、アミノプロピルトリエチルシラン、アミノモルホリン、アミノエチルジメチルアミン、アミノエチルジエチルアミン、アミノエチルジブチルアミン、アミノプロピルジメチルアミン、アミノプロピルジエチルアミン、アミノプロピルジブチルアミン、ベンジルアミン、ナフチルアミン、3-アミノ-9-エチルカルバゾール、1-アミノヘプタフロロヘキサン、2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8-ペンタデカフルオロ-1-オクタンアミン
・第二級アミン:メチルエチルアミン、メチルオクタデシルアミン、ジエタノールアミン、ジベンジルアミン、ジヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ピペリジン、ピロリジンフタルイミド、ポリマーアミン
【0072】
・pH調整剤
pH調整剤としては、アルカリ剤として、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のアルカノールアミン又はその塩;1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン又はその塩;炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物等を使用することができる。また、酸剤として、塩酸、リン酸等の無機酸、塩酸モノエタノールアミン等の塩酸塩;リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二ナトリウム等のリン酸塩、乳酸、リンゴ酸等の有機酸等を使用することができる。
【0073】
・有機溶剤
有機溶剤としては、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール等の低級アルコール;ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコールグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のポリオール;エトキシエタノール、エトキシジグリコール、メトキシエタノール等のアルコキシアルコール; N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン等のN-アルキルピロリドン;炭酸プロピレン等の炭酸アルキレン、γ-バレロラクトン、γ-カプロラクトン等のラクトンなどが挙げられる。
【0074】
・コンディショニング成分
コンディショニング成分としては、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル、カチオン性多糖類、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含む合成系カチオン性ポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマー等のカチオン性化合物が挙げられる。
【0075】
シリコーンとしては、例えば、ジメチルポリシロキサン、環式ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、及びアミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン等が挙げられる。
【0076】
炭化水素油としては、例えば、環式炭化水素、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素等が挙げられる。直鎖脂肪族炭化水素としては、C12~C20脂肪族炭化水素が挙げられ、分枝鎖脂肪族炭化水素としては、C12~C30脂肪族炭化水素が挙げられる。これらには合成炭化水素油であるポリオレフィンも含まれる。
【0077】
脂肪酸エステルとしては、例えば、脂肪酸とアルコールから誘導されるモノエステル、多価アルコールエステル、ジ又はトリカルボン酸エステル等が挙げられる。これら脂肪酸エステルは、アミド基、アルコキシ基等の相溶性官能基を有していてもよい。具体的には、C8~C26脂肪酸のC8~C26アルキル又はアルケニルエステル等が挙げられる。
【0078】
カチオン性多糖類の具体例としては、カチオン化セルロース(例えば、ライオン社:レオガードG、同GP,ダウ・ケミカル社:ユーケア ポリマーJR-125、同JR-400、同JR-30M、同LR-400、同LR-30M,Nouryon社:セルコートH-100、同L-200,花王社:ポイズC-60H、ポイズC-80M、ポイズC-150L)、カチオン化グアーガム(例えば、ソルベイ社:ジャガーC-13S、同C-17、住友ファーマフード&ケミカル社:ラボールガムCG-M、同CG-M7、同CG-M8M)、カチオン化タラガム(例えば、東邦化学工業社:カチナールCTR-100、同CTR-200)、カチオン化ローカストビーンガム(例えば、東邦化学工業社:カチナールCLB-100)、カチオン化フェヌグリークガム(例えば、東邦化学工業社:カチナールCF-100)、ヒドロキシプロピルキトサン(例えば、一丸ファルコス社:キトフィルマーHV-10)、キトサン・dl-ピロリドンカルボン酸塩(例えば、ユニオン・カーバイド社:カイトマーPC)等が挙げられる。
【0079】
ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含む合成系カチオン性ポリマーとしては、トリアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、トリアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミド、ビニルアミン等を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマーが挙げられ、具体例としては、メタクリロイルオキシエチレントリモニウムクロリドの重合体(INCI名:ポリクオタニウム-37、例えばBASF社:コスメディア ウルトラジェル300、SALCARE SC95、Sigma 3V社:synthalen CR)、(アクリル酸/アクリル酸メチル/3-メタクリロイルアミノプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-47、例えばルーブリゾール社:マーコート2201)、(アクリル酸/アクリルアミド/メチルメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-53、例えばルーブリゾール社:マーコート2003)、(ジメチルアクリルアミド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)コポリマー(例えば、BASF社:Tinobis CD)、(ビニルアミン/ビニルアルコール)コポリマー(例えば、積水スペシャリティケミカル社:SEVOL ULTALUX AD、三菱ケミカル社:Diafix C-601)等が挙げられる。
【0080】
ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む合成系カチオン性ポリマーの具体例としては、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドの重合体(INCI名:ポリクオタニウム-6、例えばルーブリゾール社:マーコート100)、(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド)コポリマー(INCIポリクオタニウム-7、例えばルーブリゾール社:マーコート550、同740)、(アクリル酸/ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-22、例えばルーブリゾール社:マーコート280、同295)、(アクリルアミド/アクリル酸/ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)コポリマー(INCI名:ポリクオタニウム-39、例えばルーブリゾール社:マーコートプラス3330、同3331)等が挙げられる。
【0081】
・皮膜形成樹脂
皮膜形成樹脂としては、アニオン性ビニルポリマー、カチオン性ビニルポリマー、両性ビニルポリマー、ノニオン性ビニルポリマー、ウレタン系ポリマー、高重合ポリエチレングリコール、多糖類系ポリマー、シリコーン系ポリマーを用いることができる。具体例としては、以下の皮膜形成樹脂を挙げることができ、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0082】
<アニオン性ビニルポリマー>
アニオン性ビニルポリマーとしては、以下のものが挙げられる。
〔クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステル、イタコン酸のいずれか由来の構成単位を含むアニオン性ビニルポリマー〕
クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステル、イタコン酸のいずれか由来の構成単位を含んでいれば特に限定されないが、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、ビニルアルコール類の1種以上と共重合されているものとして、メチルビニルエーテル/マレイン酸アルキル共重合体(ISP社製、ガントレッツES-225、同ES-425、同SP-215等)、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体(Nouryon社製レジン28-1310等)、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体(Nouryon社製、レジン28-2930等)、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体(BASF社製、ルビセットCAP等)、ビニルアルコール/イタコン酸共重合体(クラレ社製、KM-118等)が挙げられる。
〔(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含むアニオン性ビニルポリマー〕
(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含むビニルポリマーであれば特に限定されないが、(メタ)アクリル酸アルキルエステルあるいはN-アルキル(メタ)アクリルアミドの1種以上との共重合体として、アクリル酸/エチルアクリレート/N-t-ブチルアクリルアミド共重合体(BASF社製ウルトラホールド8、ウルトラホールド・ストロング等)、オクチルアクリルアミド/アクリル酸共重合体(Nouryon社製アンフォーマーHC等)、アクリレート/メタクリレート/アクリル酸/メタクリル酸共重合体(ユニオンカーバイド社製アマホールドDR25等)、アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド共重合体(互応化学工業社製プラスサイズL-9540B(当該共重合体の2-アミノ-2-メチル-1-プロピルアルコール中和物)等)、アクリレーツ/C1-18アルキルアクリレーツ/C1-8アルキルアクリルアミド共重合体(互応化学工業社製プラスサイズL-9909B(当該共重合体の2-アミノ-2-メチル-1-プロピルアルコール中和物)等)が挙げられる。
【0083】
<カチオン性ビニルポリマー>
カチオン性ビニルポリマーとしては、ビニルピロリドン/メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体ジエチル硫酸塩(大阪有機化学工業社製、H.C.ポリマー1S(M)、H.C.ポリマー2、ISP社製、ガフコート755N)、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド共重合体(ISP社製、スタイリーゼW-20)、ビニルピロリドン/メタクリル酸N,N-ジメチルアミノエチル/アクリル酸アルキル/ジアクリル酸トリプロピレングリコール共重合体(大阪有機化学工業社製、コスカットGA467、コスカットGA468)、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム(ルーブリゾール社製、マーコート100)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(ルーブリゾール社製、マーコート550)、塩化トリメチルアンモニオプロピルアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド共重合体、アルキルアクリルアミド/アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコールメタクリレート共重合体(特開平2-180911号公報参照)、t-ブチルアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド/ジメチルアミノプロピルアクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(PEG400)メタクリレート共重合体(特開平8-291206号公報参照)等が挙げられる。
【0084】
<両性ビニルポリマー>
両性ビニルポリマーとしては、アクリル酸オクチルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピルプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体(Nouryon社製、AMPHOMER SH30、AMPHOMER LV-71、AMPHOMER 28-4910)、メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル共重合体(三菱ケミカル社製、ユカフォーマーR205、ユカフォーマー301、ユカフォーマーSM、ユカフォーマーM-75、ユカフォーマー104D等、大阪有機化学工業社製、RAMレジン-1000、RAMレジン-2000、RAMレジン-3000、RAMレジン-4000)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体(ルーブリゾール社製、マーコート280、マーコート295)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド/アクリル酸共重合体(ルーブリゾール社製、マーコートプラス3330、マーコートプラス3331)等が挙げられる。
【0085】
<ノニオン性ビニルポリマー>
ノニオン性ビニルポリマーとしては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン(BASF社製、ルビスコールK17、ルビスコールK30、ルビスコールK90、ISP社製、PVP K)、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(ISP社製、PVP/VA S-630、PVP/VA E-735、PVP/VA E-335、BASF社製、ルビスコールVA73W、ルビスコール37E、大阪有機化学工業社製、PVA-6450)、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体(BASF社製、ルビセットクリア)、ポリビニルカプロラクタム(ルビスコールプラス(BASF社製))等が挙げられる。
【0086】
<ウレタン系ポリマー>
ウレタン系ポリマーとしては、ヨドゾールPUD(Nouryon社製)、ルビセットP.U.R.(BASF社製)、特開2006-213706号公報に記載されたポリマー等、アクリル-ウレタン系として、DynamX(Nouryon社製)、特願2006-183144号公報に記載されたポリマー等が挙げられる。
【0087】
<高重合ポリエチレングリコール>
高重合ポリエチレングリコールは、平均分子量が1万~400万の酸化エチレン重合体であり、市販品としてはポリオックスTM WSR205(ダウ・ケミカル社製)、ポリオックスTM WSR301(ダウ・ケミカル社製)等を挙げることができる。
【0088】
<多糖類系ポリマー>
多糖類系ポリマーとしては、アラビアガム、グルカン、サクシノグリカン、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、グアガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナンガム、キサンタンガム、デンプン、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアガム、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ローカストビーンガム、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムでんぷん等が挙げられる。
【0089】
<シリコーン系ポリマー>
シリコーン系ポリマーとしては、シリコーン骨格を有する被膜形成ポリマーが挙げられ、このようなポリマーとしては、ポリ(N-ホルミルエチレンイミン)オルガノポリシロキサン、ポリ(N-アセチルエチレンイミン)オルガノポリシロキサン、ポリ(N-プロピオニルエチレンイミン)オルガノポリシロキサン等のポリシリコーン-9;ポリシリコーン-28等の国際公開第2014/002707号に記載のオルガノポリシロキサングラフトポリマー;Silsoft Spread TT(モメンティブ社製)等のポリシリコーン-17;ポリシリコーン-6;ルビフレックスSilk(BASF社製)等のアクリル酸アルキル・メタクリル酸・シリコーン共重合体;KP-545(信越化学工業社製)等のアクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル等が挙げられる。
【0090】
・粉体
粉体としては、着色顔料、光輝性顔料及び体質願料が挙げられる。
【0091】
着色顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物;マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体;更にカーボンブラック等の無機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色405号、赤色505号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色401号、青色1号、青色404号等の合成有機顔料;β-カロチン、カラメル、パプリカ色素等の天然有機色素などが挙げられる。
【0092】
光輝性顔料としては、雲母、合成金雲母、ガラス、シリカ、アルミナ等の板状粉体等の表面を、酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、酸化スズ、水酸化クロム、金、銀、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したものなど、及びポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミ蒸着末、ポリエチレンテレフタレート・金蒸着積層末などの、フィルム原反を任意形状に断裁したものなどを用いることができる。
【0093】
体質顔料としては、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、窒化ホウ素、マイカ、合成マイカ、ガラスフレーク、合成金雲母、カオリン、クレー、ベントナイト、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、シリカ、アルミナ等の無機顔料及びこれらの複合粉体が挙げられる。
さらに、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダー、ナイロンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、シリコーンパウダー、シリコーンゴムパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、セルロースパウダー、デンプン粉末、ポリフッ化エチレン等の有機粉体;シリカ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機粉体;ラウロイルリジン等のアシル化リジン粉体;高級脂肪酸金属塩である金属石鹸粉体などを用いることができる。
【0094】
これらの粉体は、大きさ、形状等は制限されず、また、そのまま使用することができるほか、通常の方法により、疎水化処理、親水化処理して用いることもできる。
疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、アミノ酸系化合物、レシチン、アルキルシラン、油剤、有機チタネート等の表面処理剤を用い、乾式処理、湿式処理等を行えばよい。
疎水化処理のための表面処理剤の具体例としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルアルコキシシラン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系化合物;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸;プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、ラウロイルリシン、リシン及びそれらの誘導体、アシル化アミノ酸等のアミノ酸系化合物;レシチン、水添レシチン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、トリエトキシカプリリルシラン等のアルキルシラン;ポリイソブチレン、ワックス、油脂、脂肪酸等の油剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネート等の有機チタネートなどが挙げられる。
また、親水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されない。
親水化処理のための表面処理剤の具体例としては、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、デオキシリボ核酸(DNA)及びその塩等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールシラン等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子など、さらに、シリカなど無機ケイ酸系化合物などが挙げられる。
【0095】
粉体は、溶解性、有機無機性により分けることもある。
【0096】
水不溶性もしくは水溶性粉体は、特に限定されるものではないが、水不溶性粉体の具体例としては、タルク、カオリン、マイカ、無水ケイ酸、ベントナイトやスメクタイトなどの粘土鉱物、酸化チタン、酸化亜鉛、雲母チタン、炭酸カルシウム等の無機粉体、ポリアクリル酸ナトリウム、ナイロン末、スチレン末、ウレタン末、シリコーンエラストマー、結晶セルロースなどの有機粉体が挙げられる。また水溶性粉体の具体例としては、デンプン、デキストリン、ショ糖などの糖類、食塩などの無機塩類が挙げられる。
【0097】
有機粉体としては、ラウロイルリシン、メチルポリシロキサン網状重合体、リアミド樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ四フッ化エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリメチルベンゾグアナミン樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリウレタン樹脂、ビニル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂;ジメチルシリコーンを架橋したシリコーンエラストマーやポリメチルシルセスキオキサン等のシリコーン樹脂;アクリル酸ブチル・酢酸ビニル共重合体、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、(メタクリル酸ラウリル/ジメタクリル酸エチレングリコール)コポリマー等の、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリ(メタ)アクリル酸アルキレングリコール、架橋型メチルポリシロキサン、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタン、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、架橋樹脂粉体等が挙げられる。
【0098】
メチルシロキサン網状重合体とは、メチルトリメトキシシロキサンをアルカリ水溶液中で乳化重合させた固形物であり、具体的には、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製のトスパールシリーズ(トスパール145A等)が挙げられる。架橋型メチルポリシロキサンは、ジメトキシジメチルシロキサンに少量のメチルトリメトキシシロキサンを加えて重合したものであり、内部にメチルトリメトキシシロキサンによる架橋構造を有する。このものは、メチルシロキサン網状重合体と同様に乳化重合することにより製造でき、具体的には、ダウ・ケミカル社製のトレフィルシリーズ(トレフィルE506W、トレフィルE505C、トレフィルE506C、トレフィルE505W等)などを挙げることができる。また、これらを単独でも組み合わせて用いてもよく、各種の溶媒等に分散したものや他の成分と事前に混合されたものも何ら問題なく使用できる。これらのものとして例えば、トレフィルE507液、BY29-119及びBY29-122等が挙げられる。また、シリコーン樹脂/ゴム複合パウダーである信越化学工業社製X-52-1139K、X-52-1139Gも挙げられる。架橋樹脂粉体としては、例えば特開2006-225338号記載の架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体が挙げられる。
【0099】
無機粉体としては、例えば、タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、金雲母、ケイ酸アルミニウム・マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、エポキシ処理アルミニウム、アルミニウム末、リン酸カルシウム、無水ケイ酸、無水ケイ酸アルミニウム、パイロフェライト質クレー、ベントナイト、スメクタイト、モンモリロナイト、バーミキュライト、ヘクトライト、ゼオライト、ハイジライト、シリカ、アルミナ、ジルコニア、酸化鉄(ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、γ-酸化鉄)、黄土、黒酸化チタン、低次酸化チタン、チタン酸鉄、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化アルミニウムコバルト、酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化チタンゾル、酸化鉄・二酸化チタン焼結物、酸化セリウム、酸化マグネシウム、水酸化クロム、チタン・二酸化チタン焼結物、チタン酸コバルト、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、タングステン酸金属塩、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、オキシ塩化ビスマス、カラミン、ロジン酸ナトリウム処理酸化マグネシウム、弗素アパタイト、ハイドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウムなど)等が挙げられ、またこれらの2種以上の複合化粉体が挙げられる。さらに、アクリル樹脂被覆アルミニウム末、酸化チタン被覆ナイロン末等の有機-無機複合化粉体などが挙げられる。
【0100】
(カラーリング剤用成分)
カラーリング剤に使用される成分としては、酸化染料(プレカーサー及びカップラー)、DHI誘導体、直接染料、顔料、光揮性粉体、界面活性剤(カチオン性、アニオン性、両性、非イオン性)、アルカリ剤、酸化防止剤、pH調整剤、高級アルコール、炭化水素類、グリセリド類、ロウ類、エステル類、高級脂肪酸類、エーテル類、油剤、溶剤、浸透促進剤、コンディショニング成分、シリコーン、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、ノニオン性ポリマー、増粘剤、噴射剤、酸化剤、粉末状担体、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、保湿剤、パール剤、セラミド類、香料、紫外線吸収剤、エキス類(植物抽出物、生薬抽出物等)、湿潤剤、安定化剤、タンパク質加水分解物、タンパク質誘導体、アミノ酸等が挙げられる。
これらのうち、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、保湿剤、パール剤、セラミド類、香料、紫外線吸収剤、エキス類については、インバス処理剤用成分として挙げたものと同様である。
【0101】
・酸化染料(プレカーサー)
酸化染料のプレカーサーとしては、パラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、オルトクロルパラフェニレンジアミン、N-フェニルパラフェニレンジアミン、N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、3-メチル-4-アミノフェノール、2-ヒドロキシエチルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、4-アミノ-メタクレゾール、オルトアミノフェノール、2-メトキシメチルパラフェニレンジアミン、ヒドロキシエトキシアミノピラゾロピリジン、2,3-ジアミノジヒドロキシピラゾロピラゾロン、N-メトキシエチル-パラフェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラフェニレンジアミン、4,4'-ジアミノジフェニルアミン、1,3-ビス(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(4-アミノフェニル)アミノ)-2-プロパノール、PEG-3,2,2'-パラフェニレンジアミン、2-アミノメチル-4-アミノフェノール、2-(2-ヒドロキシエチルアミノメチル)-4-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、2-アミノ-5-アセタミドフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、5-アミノサリチル酸、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン、4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベンジル)ピラゾール、1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール等及びこれらの塩が挙げられる。
【0102】
・酸化染料(カップラー)
酸化染料のカップラーとしては、レゾルシン、2-メチルレゾルシン、1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、5-アミノオルトクレゾール、メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、メタアミノフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2,6-ジアミノピリジン、2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、メタアミノフェノールノフェノール、2-アミノ-4-(2-ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、2,4-ジアミノ-5-メチルフェネトール、2,4-ジアミノ-5-(2-ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4-ジメトキシ-1,3-ジアミノベンゼン、2,6-ビス(2-ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4-ジアミノ-5-フルオロトルエン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、2-メチル-5-アミノフェノール、2,4-ジクロロ-3-アミノフェノール、2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール、2-メチル-4-クロロ-5-アミノフェノール、N-シクロペンチル-メタアミノフェノール、2-メチル-4-メトキシ-5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2-メチル-4-フルオロ-5-アミノフェノール、4-クロロレゾルシン、1,7-ジヒドロキシナフタレン、2,7-ジヒドロキシナフタレン、2-イソプロピル-5-メチルフェノール、4-ヒドロキシインドール、5-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシインドール、7-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシベンゾモルホリン、3,4-メチレンジオキシフェノール、2-ブロモ-4,5-メチレンジオキシフェノール、3,4-メチレンジオキシアニリン、1-(2-ヒドロキシエチル)アミノ-3,4-メチレンジオキシベンゼン、2,6-ジヒドロキシ-3,4-ジメチルピリジン、2,6-ジメトキシ-3,5-ジアミノピリジン、2,3-ジアミノ-6-メトキシピリジン、2-メチルアミノ-3-アミノ-6-メトキシピリジン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノアニソール等及びこれらの塩が挙げられる
【0103】
・DHI誘導体
DHI誘導体としては、5,6-ジヒドロキシインドール、5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸メチル、5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸エチル、N-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール、N-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、N-エチル-5,6-ジヒドロキシインドール、N-エチル-5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、N-アセチル-5,6-ジヒドロキシインドール、N-アセチル-5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、5-アセトキシ-6-ヒドロキシインドール、5-アセトキシ-6-ヒドロキシインドール-2-カルボン酸、5,6-ジヒドロキシインドリン、5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸、5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸メチル、5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸エチル、N-メチル-5,6-ジヒドロキシインドリン、N-メチル-5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸、N-エチル-5,6-ジヒドロキシインドリン、N-エチル-5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸、N-アセチル-5,6-ジヒドロキシインドリン、N-アセチル-5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸、5-アセトキシ-6-ヒドロキシインドリン、5-アセトキシ-6-ヒドロキシインドリン-2-カルボン酸等及びこれらの塩が挙げられる。これらの塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩等が挙げられる。
【0104】
・直接染料
直接染料としては、アニオン染料、カチオン染料、中性染料が挙げられる。
アニオン染料としては、例えば酸性黒1、酸性青1、酸性青3、食用青色2号、食用青色5号、酸性青7、酸性青9、酸性青74、酸性橙3、酸性橙6、酸性橙7、酸性橙10、酸性赤1、酸性赤14、酸性赤18、酸性赤27、酸性赤50、酸性赤52、酸性赤73、酸性赤87、酸性赤88、酸性赤92、酸性赤155、酸性赤180、酸性紫9、酸性紫43、酸性紫49、酸性黄1、酸性黄23、酸性黄3、食用黄色8号、酸性橙24、酸性緑25、溶剤緑7、溶剤赤73、酸性赤95、溶剤赤43、溶剤赤48、酸性赤33、溶剤紫13、酸性黄73、食用赤色17号、食用赤色1号、食用黄色3号、食用青色2号、食用黒色1号、食用黒色2号、分散黒9、分散紫1、HC赤18、HC青18、HC黄16と、それらのアルカリ金属塩(ナトリウム塩やカリウム塩)等が挙げられる。
カチオン染料としては、例えば塩基性青6、塩基性青7、塩基性青9、塩基性青17、塩基性青26、塩基性青41、塩基性青75、塩基性青99、塩基性青124、HC青16、塩基性茶4、塩基性茶16、塩基性茶17、NaturalBrown7、塩基性緑1、塩基性赤2、塩基性赤12、塩基性赤22、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性紫1、塩基性紫2、塩基性紫3、塩基性紫10、塩基性紫14、塩基性黄57、塩基性黄87、塩基性橙31、ヒドロキシアントラキノンアミノプロピルメチルモルホニウムメトサルフェート等が挙げられる。
中性染料としては、HC青2、HC青4、HC青5、HC青6、HC青7、HC青8、HC青9、HC青10、HC青11、HC青12、HC青13、HC青15、HC茶1、HC茶2、HC緑1、HC橙1、HC橙2、HC橙3、HC橙5、HC赤BN、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤8、HC赤9、HC赤10、HC赤11、HC赤13、HC赤54、HC赤14、HC紫BS、HC紫1、HC紫2、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄6、HC黄7、HC黄8、HC黄9、HC黄10、HC黄11、HC黄12、HC黄13、HC黄14、HC黄15、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、ピクラミン酸、1,2-ジアミノ-4-ニトロベンゼン、1,4-ジアミノ-2-ニトロベンゼン、3-ニトロ-4-アミノフェノール、1-ヒドロキシ-2-アミノ-3-ニトロベンゼン、2-ヒドロキシエチルピクラミン酸、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2'-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2,6-ジアミノ-3-((ピリジン-3-イル)アゾ)ピリジン等が挙げられる
また、直接染料は、イオン性の観点のみではなく、その構造、特性等からも分類され、ニトロ染料、アントラキノン染料、酸性染料、油溶性染料、塩基性染料、分散染料について以下に挙げる。
ニトロ染料としては、HC青2、HC橙1、HC赤1、HC赤3、HC黄2、HC黄4、HC黄5、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられる。
アントラキノン染料としては、1-アミノ-4-メチルアミノアントラキノン、1,4-ジアミノアントラキノン等が挙げられる。
酸性染料としては、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色205号、橙206号、橙色207号、橙色402号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色407号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、青色1号、青色2号、青色202号、青色205号、紫色401号、黒色401号、酸性橙3、かっ色201号、アシッドブルー1、アシッドブルー3、アシッドブルー62、アシッドブラック52、アシッドブラウン13、アシッドグリーン50、アシッドオレンジ3、アシッドオレンジ6、アシッドレッド14、アシッドレッド35、アシッドレッド73、アシッドレッド184、ブリリアントブラック1等が挙げられる。
油溶性染料としては、赤色215号、赤色218号、赤色225号、橙色201号、橙色206号、黄色201号、黄色204号、緑色202号、紫色201号、赤色501号、赤色505号、橙色403号、黄色404号、黄色405号、青色403号等が挙げられる。
塩基性染料としては、ベーシックブルー6、ベーシックブルー7、ベーシックブルー9、ベーシックブルー26、ベーシックブルー41、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン4、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックグリーン1、ベーシックレッド2、ベーシックレッド12、ベーシックレッド22、ベーシックレッド51、ベーシックレッド76、ベーシックバイオレット1、ベーシックバイオレット3、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット14、ベーシックバイオレット57、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。
分散染料としては、分散紫1、分散青1、分散黒9等が挙げられ、塩基性染料としては、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性赤76、塩基性黄76、塩基性橙31、塩基性赤51等が挙げられる。
【0105】
・顔料
顔料としては、パール顔料(干渉パール顔料、着色パール顔料)、有機顔料、無機顔料、金属粉末顔料等が挙げられる。干渉パール顔料を構成するコア粒子の材質としては、雲母(マイカ)、セリサイト、タルク、カオリン、スメクタイト属粘土鉱物、オキシ塩化ビスマス、合成マイカ、合成セリサイト、板状シリカ、板状アルミナ等が挙げられる。
【0106】
干渉パール顔料としては、二酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)等が挙げられる。干渉パール顔料のコーティング層に含まれる反射干渉層は、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム等の無色金属酸化物や、チタン、ジルコニウム、亜鉛、スズ、ケイ素、アルミニウム等の無色金属を主成分とする薄膜からなる層であり、単層構造でも多層構造でもよい。市販の干渉パール顔料としては、メルク社製の「Timiron Super Blue」、「Timiron Super Gold」、「Timiron Super Green」、「Timiron Super Red」等が挙げられる。
着色パール顔料としては、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、黒酸化鉄被覆雲母、黒酸化鉄被覆雲母チタン、黄酸化鉄被覆雲母、酸化鉄・黒酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄・紺青被覆雲母チタン、酸化鉄被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆オキシ塩化ビスマス雲母等が挙げられる。市販の着色パール顔料としては、BASF社製の「Timica Golden Bronze」、「Cloisonne Super Green」、メルク社製の「COLORONA BORDEAUX」、「COLORONA LIGHT BLUE」、「COLORONA Blackstar BLUE」、「COLORONA FINE GOLD MP-20」、「COLORONA PRECIOUS GOLD」、「COLORONA RED BROWN」、「COLORONA DARK BLUE」等が挙げられる。
有機顔料としては、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色226号、赤色228号、赤色404号、赤色405号、だいだい色203号、だいだい色204号、だいだい色401号、黄色205号、黄色401号、青色404号等が挙げられる。
無機顔料のうち、無機黒色系顔料としては、カーボンブラック、黒酸化鉄、黒酸化チタン等が、無機赤色系顔料としては、酸化鉄(べんがら)、水酸化鉄、チタン酸鉄等が、無機褐色系顔料としては、γ-酸化鉄等、無機黄色系顔料としては黄酸化鉄、黄土等が、無機青色系顔料としては群青、紺青等が、無機紫色系顔料としては、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等が、無機緑色系顔料としては、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等が、無機白色系顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等が挙げられる。
金属粉末顔料としては金粉、銀粉、銅粉、アルミニウム粉、真鍮粉等が挙げられる。
【0107】
・光揮性粉体
光輝性粉体としては、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層体、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム体等が挙げられる。
【0108】
・カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤としては、ラウリルトリモニウムクロリド、ココトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ジパルミトイルジモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、ステアラミドプロピルトリモニウムクロリド、ジオレオイルエチルジモニウムメトサルフェート、ジオレオイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、イソステアリルトリモニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、セトリモニウムブロミド、ステアルトリモニウムブロミド、ラウリルトリモニウムブロミド、イソステアリルラウリルジモニウムクロリド、ジセチルジモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド、ジアルキル(C12~C18)ジメチルアンモニウムクロリド、オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
【0109】
・アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤としては、例えば、硫酸塩、スルホン酸塩、カルボン酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、グルタミン酸塩型のアニオン性界面活性剤が挙げられる。より具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、脂肪酸アミド硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホ脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸、リン酸モノ又はジエステル、スルホコハク酸エステル、アシルグルタミン酸塩等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤のアニオン性基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1~3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)が挙げられる。
アルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸塩等が挙げられる。
アルキルエーテル硫酸塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等が挙げられる。
アルキルエーテルカルボン酸塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩等が挙げられる。
アシルグルタミン酸塩としては、ココイルグルタミン酸カリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン等が挙げられる。
また、市販のアニオン性界面活性剤の例としては、花王社製の「エマール227HP(ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)」、味の素社製の「アミソフトCS-22(ココイルグルタミン酸ナトリウム)」等が挙げられる。
【0110】
・両性界面活性剤
両性界面活性剤としては、カルボベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン、アミドスルホベタイン、ホスホベタイン系等のベタイン・スルタイン系界面活性剤、イミダゾリン、イミダゾリニウム系、アミンオキサイド系、長鎖アルキルアミノ酸等が挙げられる。
ベタイン系界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが挙げられる。
長鎖アルキルアミノ酸としては、ココアミノアセテート、ココアミノプロピオネート、ココアンホプロピオン酸Na、ココアンホ酢酸Na等が挙げられる。
【0111】
・非イオン性界面活性剤
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、アルキルアルカノールアミド、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸ショ糖エステル、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコシド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、アルキルサッカライド、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルケニルエーテルとしては、ポリオキシエチレンテトラデセニルエーテル、ポリオキシエチレンヘキサデセニルエーテル、ポリオキシエチレンオクタデセニルエーテル等が挙げられる。
アルキルアルカノールアミドとしては、ヤシ油脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミド、ステアリン酸モノ又はジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド等が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルアミンとしては、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオキシエチレンセチルアミン、ポリオキシエチレンコカミン等が挙げられる。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルとしては、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンモノミリステート、ポリオキシエチレンモノパルミテート、ポリオキシエチレンモノステアレート等が挙げられる。
アルキルポリグルコシドとしては、炭素数8~18のアルキル基と1~5個のグルコシド単位を有するアルキルポリグルコシド、より具体的には、オクチルポリグルコシド、2-エチルヘキシルポリグルコシド、デシルポリグルコシド、ラウリルポリグルコシド、ミリスチルポリグルコシド、パルミチルポリグルコシド、イソステアリルポリグルコシド、ステアリルラウリルポリグルコシド、オレイルポリグルコシド、ベヘニルポリグルコシド等が挙げられる。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンジステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等が挙げられる。
アルキルグリセリルエーテルとしては、イソステリルグリセリルエーテル、イソステアリルペンタエリスリルグリセリルエーテル等が挙げられる。
また、市販の非イオン性界面活性剤の例としては、花王社製の「マイドール 10(デシルグルコシド)」、「エマルゲン 123P(ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル)」、BASF社製の「オイムルゲン O 5(ポリオキシエチレン(5)アルキル(C16-18, C18-不飽和)エーテル)」、Evonik Industries社製の「REWOMID S 280(ステアラミドMEA)」、「TEGIN P Pellets (ステアリン酸PG(SE))」、ADEKA社製の「プルロニック」、日本触媒社製の「ソフタノール90」等が挙げられる。
【0112】
・アルカリ剤
アルカリ剤としては、アンモニア及びその塩(例えば炭酸水素アンモニウム)、アルカノールアミン及びその塩、アルキルアミン、無機アルカリ化合物等が挙げられる。
アルカノールアミンとしては、モノ-、ジ-又はトリメタノールアミン、モノ-、ジ-又はトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール、モノエタノールメチルアミン、モノエタノールジメチルアミン、ジエタノールメチルアミン、モノエタノールエチルアミン、モノエタノールジエチルアミン、ジエタノールエチルアミン、モノエタノールプロピルアミン、モノエタノールジプロピルアミン、ジエタノールプロピルアミン、モノエタノールブチルアミン、ジエタノールブチルアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン等が挙げられる。
アルキルアミンとしては、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、N-メチルエチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ベンジルアミン、1,3-プロパンジアミン等が挙げられる。
無機アルカリ化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸グアニジン等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等のメタケイ酸塩;水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物等が挙げられる。
【0113】
・酸化防止剤
酸化防止剤としては、亜硫酸、アスコルビン酸、チオグリコール酸、L-システイン、N-アセチル-L-システイン、トコフェロール、ユビキノン及びそれらの塩が挙げられる。
【0114】
・亜硫酸塩類
亜硫酸塩類としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、次亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸カリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム等が挙げられる
【0115】
・pH調整剤
pH調整剤のうち塩基性成分として、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、炭酸アンモニウム等の炭酸塩や、アラニン、グリシン、四ホウ酸ナトリウム、又は塩化アンモニウムが挙げられる。
pH調整剤のうちプロトン化剤として、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸;クエン酸、グリコール酸、乳酸、ギ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、レブリン酸、酪酸、シュウ酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等の有機酸が挙げられる。
また、これらの塩として、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩(例えばトリエタノールアミン塩)等が挙げられる。
例えば、塩化アンモニウム、塩酸モノエタノールアミン等の塩酸塩、リン酸二水素一カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸塩等が挙げられる。
【0116】
・高級アルコール
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セテアリルアルコール、イソステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、オレイルアルコール、2-オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール等が挙げられる。
【0117】
・炭化水素類
炭化水素類としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、シクロパラフィン、ワセリン(ペトロラタム)、パラフィンワックス、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、セレシンワックス、カルナウバロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、マイクロクリスタリンワックス、モクロウ等が挙げられる。
【0118】
・グリセリド類
グリセリド類としては、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油等が挙げられる。
【0119】
・ロウ類
ロウ類としては、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等が挙げられる。
【0120】
・エステル類
エステル類としては、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸オレイル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、ラウリン酸グリセリル、ステアリン酸ヘキサデシル、ステアリン酸デシル、ステアリン酸オレイル、モノステアリン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸イソプロピル、オレイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル、アジピン酸ジヘキサデシル、アジピン酸ジオレイル乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、酢酸ラウリル、プロピオン酸セチル等が挙げられる。
【0121】
・高級脂肪酸類
高級脂肪酸類としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、ラノリン脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等が挙げられる。
【0122】
・エーテル類
エーテル類としては、イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルが挙げられる。
【0123】
・油剤
油剤としては、前述の高級アルコール類、炭化水素類、グリセリド類、ロウ類、エステル類、高級脂肪酸類、エーテル類等が挙げられる。
【0124】
・溶剤
溶剤としては、水及び/又は有機溶剤が挙げられる。
有機溶剤としては、メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、イソブタノール等の低級アルコール;後述の芳香族アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のポリプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール等のジオール;グリセリン、ジグリセリン等のポリオール;エトキシエタノール(別名:エチレングリコールモノエチルエーテル)、エトキシジグリコール(別名:ジエチレングリコールモノエチルエーテル)、メトキシエタノール(別名:エチレングリコールモノメチルエーテル)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル等のアルコキシアルコール;N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン等のN-アルキルピロリドン;炭酸プロピレン等の炭酸アルキレン、γ-バレロラクトン、γ-カプロラクトン等のラクトン、アセトン等のケトン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジアセトンアルコール等が挙げられる。
【0125】
・浸透促進剤
浸透促進剤としては、芳香族アルコールが挙げられ、具体例としては、ベンジルアルコール、ベンジルグリコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール、γ-フェニルプロピルアルコール、ケイ皮アルコール、p-メチルベンジルアルコール、α,α-ジメチルフェネチルアルコール、α-フェニルエタノール等が挙げられる。
【0126】
・シリコーン
シリコーンとしては、ジメチルポリシロキサン、フェニル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、オキサゾリン変性シリコーンエラストマー等が挙げられる。揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン等により希釈あるいは分散されたもの、水中に分散しているものも使用できる。
ジメチルポリシロキサン(別名:ジメチコン)の市販品としては、TSF451-100MA(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)、KF-96A-200cs、KF-96A-100cs、KF-96A-50cs、KF-96A-30cs、KF-96A-20cs、KF-96A-10cs、KF-96A-6cs、KF-96A-5cs、KF-96L-2CS、KF-96L-1.5cs、KF-96L-1cs(以上、信越化学工業社製)、BY11-026、FZ-3125、SH200-1,000,000cs、SH200CFluid 200cs、SH200CFluid 100cs、SH200CFluid 50cs、SH200CFluid 30cs、SH200CFluid 20cs、SH200CFluid 10cs、SH200CFluid 6cs、SH200CFluid 5cs、SH200CFluid 2cs、SH200CFluid 1.5cs、SH200CFluid 1cs(以上、ダウ・ケミカル社製)等が挙げられる。
フェニル変性シリコーンとしては、メチルフェニルポリシロキサン(別名:ジフェニルジメチコン)、フェニルメチコン、フェニルトリメチコン等が挙げられる。市販品としては、KF-50-100cs、KF-53、KF-56、KF-56A(以上、信越化学工業社製)、SH556FLUID(ダウ・ケミカル社製)が挙げられる。
アミノ変性シリコーンとしては、アモジメチコン、アミノエチルアミノプロピルジメチコン、アミノプロピルジメチコン、N-プロピオニルポリエチレンイミン・メチルポリシロキサン共重合体(ポリシリコーン-9)等が挙げられる。アミノ変性シリコーンの市販品としては、SF8451C、SF8452C、SF8457C、SM8704C、SM8904(ダウ・ケミカル社)、KF-867(信越化学工業社製)等が挙げられる。
ポリエーテル変性シリコーンとしては、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体等が挙げられる。ポリエーテル変性シリコーンの市販品としては、TSF4440(モメンティブ・パフォーマンス・マテリルズ・ジャパン社)、KF-6005、KF-6011、KF-6012、KF-6013、KF-351A、KF-352A、KF-615A(信越化学工業社)、SH3746、SH3771C、SH3749(ダウ・ケミカル社)等が挙げられる。
オキサゾリン変性シリコーンエラストマーとしては、N-プロピオニルポリエチレンイミン・メチルポリシロキサン共重合体(ポリシリコーン-9)等が挙げられる。
【0127】
・コンディショニング成分
コンディショニング成分としては、前述の高級アルコール、エステル油、シリコーン、高級脂肪酸等が挙げられる。
【0128】
・カチオン性ポリマー
カチオン性ポリマーとしては、カチオン化グアガム;カチオン化タラガム;カチオン化ローカストビーンガム;カチオン化ポリビニルアルコール;カチオン化セルロース;カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース等のカチオン化ヒドロキシアルキルセルロース;カチオン性澱粉;ビニルピロリドン/N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩共重合体、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体等の第4級化ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリル酸塩重合体;ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸/アクリルアミド共重合体等の、ジアリル第4級化アンモニウム塩重合体;ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体;ビニルピロリドン/アルキルアミノ(メタ)アクリレート共重合体;ビニルピロリドン/アルキルアミノ(メタ)アクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体;ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体;アルキルアクリルアミド/(メタ)アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート共重合体;アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合体、並びに特開昭53-139734号公報及び特開昭60-36407号公報に記載されているカチオン性ポリマー、4級化ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
【0129】
カチオン化グアガムの市販品としては、Jaguar Excel(Solvay(Novecare)社製)等が挙げられ、カチオン化タラガムの市販品としては、カチナールCTR-100(東邦化学工業社製)等が挙げられ、カチオン化ローカストビーンガムの市販品としては、カチナールCLB-100(東邦化学工業社製)等が挙げられ、カチオン化ポリビニルアルコールの市販品としては、ゴーセネックスK-434(日本合成化学工業社製)、CM318(クラレ社製)等が挙げられ、カチオン化ヒドロキシエチルセルロースとしては、ポリクオタニウム-10(塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース)の市販品として、ユーケアポリマーJR-125、JR-400、JR-30M、LR-400、ポリマーLR-30M(ダウ・ケミカル社製)、ポイズC-60H(花王社製)、ポイズC-150L(花王社製)、カチセロM-80(花王社製)、レオガードG、レオガードGP(ライオン社製)等が挙げられ、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロースの市販品としては、ソフケアC-HP2(花王社製)等が挙げられ、ビニルピロリドン/N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩共重合体としては、ポリクオタニウム-11の市販品として、H・CポリマーIS(M)、H・Cポリマー2(大阪有機化学工業社製)、ガフカット734、ガフカット755、ガフカット755N(アイエスピー・ジャパン社製)等が挙げられ、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体としては、ポリクオタニウム-52の市販品として、ソフケアKG-101W-E、ソフケアKG-101E、ソフケアKG-301P(花王社製)等が挙げられ、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドとしては、ポリクオタニウム-6の市販品として、マーコート100(Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられ、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体としては、ポリクオタニウム-22の市販品として、マーコート280、マーコート295(以上、Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられ、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体としては、ポリクオタニウム-7の市販品として、マーコート550(Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられ、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸/アクリルアミド重合体としては、ポリクオタニウム-39の市販品として、マーコート3331PR(Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられ、ビニルピロリドン・ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド・ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド共重合体の市販品としては、スタイリーゼW-20(アシュランド社製)等が挙げられ、ビニルピロリドン・N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体の市販品としては、ガフカット440(アシュランド社製)等が挙げられ、アンモニウム変性ヒドロキシエチルセルロースの市販品としては、ソフトキャットSL-30ポリマー(ダウ・ケミカル社製)が挙げられ、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体(ポリクオタニウム-4)の市販品としては、セルコートH-100、セルコートL-200(以上、Nouryon社製)等が挙げられる。
【0130】
・アニオン性ポリマー
アニオン性ポリマーとしては、キサンタンガム、ウェランガム、ラボールガム、ジェランガム、カルボキシビニルポリマー、グアーガム、アクリル酸メタクリル酸エステル共重合体、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体の1,9-デカジエンによる部分架橋物等が挙げられる。
【0131】
・ノニオン性ポリマー
ノニオン性ポリマーとしては、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体が挙げられる。
【0132】
・増粘剤
増粘剤としては、合成高分子化合物、半合成高分子化合物及び天然高分子化合物が挙げられる。
増粘剤の具体例としては、(ビニルピロリドン/メタクリル酸ジメチルアミノエチル)コポリマー(例えば、コポリマー845、コポリマー937、コポリマー958;アイエスピー・ジャパン社製)、メチルセルロース(例えば、メトローズSM;信越化学工業社製)、エチルセルロース(例えば、エマルフリーCBG;池田物産社製)、ヒドロキシエチルセルロース(例えば、セロサイズQP4400H、QP52000H;ダウ・ケミカル社製、SE-600、SE-850;ダイセル化学工業社製)、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、日曹HPC-H、HPC-M;日本曹達社製)、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(例えば、ラボールガムEX;住友ファーマフード&ケミカル社製)、プルラン(例えば、プルランPF-20、プルランPI-20;林原社製)、キサンタンガム(例えば、エコーガム;住友ファーマフード&ケミカル社製)、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(例えば、ラボールガムCG-M、ラボールガムCG-6L、ラボールガムCG-M7、ラボールガムCG-M8M;住友ファーマフード&ケミカル社製、ジャガーC-13S、ジャガーC-14S、ジャガーC-17、ジャガーC-210、ジャガーC-162;ソルベイ日華社製)、カチオン化デキストラン(例えば、CDC、CDC-H、CDC-L;名糖産業社製)、カルボキシメチルセルロース(例えば、CMCダイセル1380;ダイセルファインケム社製)等が挙げられる。
【0133】
・噴射剤
噴射剤としては、通常のエアゾール化粧料で使用される公知の液化ガス又は圧縮ガスでよく、LPG(液化石油ガス)、ブタン、イソブタン、ペンタン、イソペンタン、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル等、これらの混合物が挙げられる。
【0134】
・酸化剤
酸化剤としては、過酸化水素;過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩;過ホウ酸ナトリウム等の過ホウ酸塩;過炭酸ナトリウム等の過炭酸塩;臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム等の臭素酸塩などが挙げられる。
【0135】
・粉末状担体
粉末状担体としては、シリカ(二酸化ケイ素)、珪藻土、カオリン、ベントナイト、コーンスターチ、タピオカデンプン、ライスデンプン、小麦デンプン、ジャガイモデンプン、ナイロン粉末、モンモリロナイト、石膏、おがくず、パーライト等が挙げられる。
【0136】
・キレート剤
キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、硫酸オキシキノリン、エチドロン酸、2,6-ジカルボキシピリジン、サリチル酸等が挙げられる。
【0137】
・保湿剤
保湿剤としては、パンテノール、ソルビトール、ヒアルロン酸塩、ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン等が挙げられる。
【0138】
〔形態〕
本発明の繊維処理剤の形態は、泡状、液状、霧状、ゲル状、ペースト状、クリーム状等、適宜選択することができる。本発明の繊維処理剤は、プレシャンプートリートメント、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、アフターシャンプートリートメント等のインバス処理剤(頭飾製品用繊維に適用した後洗い流すタイプ);ノンエアゾールフォーム、エアゾールフォーム、ヘアジェル、ヘアムース、ヘアミスト、ヘアローション、ヘアオイル、ヘアクリーム、ヘアミルク、寝ぐせ直し、スタイリング剤等のアウトバス処理剤(頭飾製品用繊維に適用した後洗い流さないタイプ)、一時染毛剤、半永久染毛剤、永久染毛剤等のヘアカラー剤のいずれにも用いることができる。
【実施例0139】
以下の処方例において、繊維処理剤を適用する再生コラーゲン繊維としては、カネカ社から購入したエクステンション製品(繊維種としてカネカ社製再生コラーゲン繊維 Ultima 100%使用品)、上記エクステンション製品から切り取り小分けした繊維束のいずれをも対象とすることができる。
【0140】
処方例1 シャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム
(花王社製、エマール125A) 11.0
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(花王社製、エマール227HP) 3.4
PPG-2ヒドロキシプロピルトリモニウムセルロース 0.05
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド
(川研ファインケミカル社製、アミゾールCME) 0.2
イソデシルグリセリルエーテル 1.7
ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル(花王社製、エマルゲン103KG) 0.2
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル(花王社製、エマルゲン116) 2.0
ポリオキシプロピレン(3)オクチルエーテル(花王社製、カオーソフケアGP-1) 1.0
ラウリルヒドロキシスルタイン(花王社製、アンヒトール20HD) 1.7
ラウリン酸(花王社製、ルナックL-98) 0.4
リンゴ酸(50%溶液) 0.75
カチオン化セルロース(花王社製、カチセロM-80) 0.4
グリチルリチン酸ジカリウム 0.02
l-メントール 0.5
塩化ナトリウム 0.4
水酸化カリウム pH3.9になる量
香料 0.1
精製水 残量
【0141】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をシャンプー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0142】
処方例2 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 13.0
カチオン化グアーガム(ローディア社製、ジャガーC-17) 0.1
ジアリル四級アンモニウム塩ホモポリマー
(ルーブリゾール社製、マーコート100、有効分40質量%) 0.8
カチオン化フェヌグリークガム(東邦化学工業社製、カチナールCF-200) 0.2
アミノポリエーテル変性シリコーン
(ダウ・ケミカル社製、DOWSIL SILSTYLE 401) 0.1
高重合ジメチルポリシロキサンエマルション
(ダウ・ケミカル社製、シリコーンCF2450、有効分60質量%) 2.0
エチレングリコールジステアリルエステル 2.0
ラウリルアミドプロピルベタイン 1.5
ココイルモノエタノールアミド 0.5
イソデシルグリセリルエーテル 0.7
ミリスチルアルコール 0.5
セチルアルコール 0.5
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 1.0
ベンジルアルコール 0.5
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.2
塩化ナトリウム 1.0
加水分解コンキオリン液(乾燥分3質量%) 0.05
オタネニンジンエキス(乾燥分3質量%) 0.05
ダイズエキス(乾燥分0.4質量%) 0.05
ユーカリエキス(乾燥分0.2質量%) 0.05
米胚芽油 0.05
グリコール酸 1.0
香料 0.3
pH調整剤(水酸化ナトリウム) pH3.9になる量
イオン交換水 残量
【0143】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をシャンプー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0144】
処方例3 シャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.5
ポリオキシエチレン(4.5)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム 4.0
ジンクピリチオン 0.3
塩化ベンザルコニウム(C12/C14=50/50) 0.2
イソデシルグリセリルエーテル 2.0
ラウリルヒドロキシスルホベタイン 1.0
カチオン化グァーガム(ローディア社製、ジャガーC-13) 0.2
カチオン化タラガム(東邦化学社製、カチナールCTR-100) 0.2
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体
(ルーブリゾール社製、マーコート550、有効分8.5質量%) 1.2
ジメチルポリシロキサン
(ダウ・ケミカル社製、シリコーンCF2450、有効分60質量%) 2.0
エチレングリコールジステアリン酸エステル 2.0
セチルアルコール 0.2
ラウリン酸 0.1
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 0.3
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.5
ベンジルアルコール 0.3
エタノール 3.0
ツバキ油 0.01
パンテノール 0.05
ローヤルゼリー 0.01
精製蜂蜜 0.01
シルクエキス 0.05
ヒマワリ油 0.05
ユーカリエキス 0.01
塩化ナトリウム 0.2
香料 0.2
pH調整剤(クエン酸) pH6.5になる量
イオン交換水 残量
【0145】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をシャンプー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0146】
処方例4 エアゾール型シャンプー
<シャンプー原液>
(質量%)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエ一テル硫酸ナトリウム 10.77
ポリオキシエチレン(1)アルキル(C10-16)エーテル硫酸アンモニウム 1.00
ココイルグルタミン酸Na 0.97
PEG-45M(分子量2,000,000)
(ダウ・ケミカル社製、ポリオックス WSR N-60K) 0.1
ポリエチレングリコール-ポリプロピレングリコール共重合体(PEG/PPG-2000/200コポリマー)(明成化学工業社製、アルコックスEP1010N) 0.1
コハク酸 2.5
パラトルエンスルホン酸 0.5
ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン 0.1
安息香酸ナトリウム 0.5
ベンジルアルコール 1.0
香料 0.3
水 残量

<原液/噴射剤比>
シャンプー原液 97.8質量%
噴射剤(二酸化炭素) 2.2質量%
【0147】
シャンプー原液に配合する各成分を配合した後、均一になるまで混合し、シャンプー原液を調製する。次いで、シャンプー原液50gと噴射剤とを、上に示す質量比となるように容量100mLのエアゾール容器(東洋製罐社製、容器型:BL35A115-H、内面コート:エポキシフェノール系、外面:銀無地(もしくは白))に充填し、エアゾール型シャンプーを製造する。噴射剤充填後のエアゾール容器の内圧は、0.65~0.85MPaの範囲に調整する。
【0148】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。
【0149】
処方例5 フォーマー泡シャンプー
(質量%)
ラウレス硫酸アンモニウム(EO=1) 4.00
ラウレス硫酸ナトリウム(EO=2) 6.00
ラウリルヒドロキシスルタイン 0.75
イソデシルグリセリルエーテル 0.70
スレアレス-6 1.00
ラウレス-16 1.80
コカミドメチルMEA 0.20
ポリクオタニウム-10(花王社製、ポイズC-80M) 0.10
PPG-9ジグリセリル(阪本薬品工業社製、SY-DP9) 0.10
PPG-7(ADEKA社製、アデカカーポール DL-30) 0.20
pH調整剤(リンゴ酸、水酸化カリウム) pH5.0になる量
精製水 残量
【0150】
ポンプフォーマー容器(吉野工業所社製*)に約100mL充填・密閉する。
*:ポンプフォーマー容器:
泡吐出流路に設けた多孔質膜フィルターのメッシュサイズ:#200
メッシュ枚数:2枚
1プッシュあたりの液吐出量:約1g
1プッシュあたりの空気吐出量(泡吐出量):約13cm3
容器の容積:約300mL
【0151】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。
【0152】
処方例6 シャンプー
(質量%)
N-ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 9.0
N-ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン 3.0
ココイルメチルタウリンナトリウム 0.5
ラウロイルメチルアラニンナトリウム 0.5
パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン 6.0
ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド 2.0
ミリスチン酸 1.0
(メタクリロイルエチルジメチルベタイン/塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム/メタクリル酸メトキシポリエチレングルコール)コポリマー(45/45/10)
0.2
カチオン化セルロース(電荷密度:1.3meq/g) 0.1
カチオン化タラガム(電荷密度:1.5meq/g) 0.1
カチオン化グアガム(電荷密度:0.5meq/g) 0.2
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.2
ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン 4.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
クエン酸 0.4
安息香酸ナトリウム 0.5
EDTA 0.1
塩化ナトリウム 2.0
カラメル 0.2
香料 0.5
精製水 残量
【0153】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間再生コラーゲン繊維同士を軽く擦り合わせるように泡立てた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をシャンプー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0154】
処方例7 コンディショナー
(質量%)
ステアロキシプロピルジメチルアミン(花王社製、ファーミンDM-E80) 1.67
ジアルキル(12-18)ジモニウムクロリド(花王社製、コータミンD-2345P) 0.03
ステアリルアルコール(花王社製、カルコール8098) 5.8
ジメチコン混合物
(重量平均分子量400万:重量平均分子量5000=30:70(質量比) 1.5
アモジメチコン
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製、シリコーンXS65-C0032) 0.2
(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマー
(ダウ・ケミカル社製、DOWSIL SILSTYLE 401) 0.12
セテアレス-7 0.041
セテアレス-25 0.008
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル社製、HECダイセルSE850K) 0.1
ジプロピレングリコール 4.3
乳酸 0.7
グリコール酸 0.7
ベンジルアルコール 0.5
イソステアリン酸 0.25
シア脂 0.25
脂肪酸(C14-28)/分岐脂肪酸(C14-28)混合物
(クロダシッド18-MEA クローダジャパン社製) 0.25
ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン 0.5
水酸化Na pH3.7になる量
水 残量
【0155】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間なじませた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をコンディショナー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0156】
処方例8 コンディショナー
(質量%)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.33
ステアリルアルコール 0.4
ベヘニルアルコール 3.6
パルミチン酸イソプロピル 0.5
プロピレングリコール 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
DL-リンゴ酸 0.25
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
水酸化カリウム pH3.7となる量
高分子量ジメチルポリシロキサン(重合度1000~2700) 2.0
精製水 残量
【0157】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間なじませた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をコンディショナー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0158】
処方例9 コンディショナー
(質量%)
ナフタレンスルホン酸ナトリウム 0.6
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(花王社製、コータミンE-80K) 0.238
ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド(花王社製、コータミンD-2345P) 0.023
セチルトリメチルアンモニウムクロライド(花王社製、コータミン60W) 0.85
セチルアルコール(花王社製、カルコール6098) 2.5
ステアリルアルコール(花王社製、カルコール8098) 2.5
ベンジルアルコール 0.3
ヒマワリ種子油(ハイオレイックヒマワリ油 横関油脂工業社製) 0.5
ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル
(日清オイリオグループ社製、コスモール168ARV) 0.3
アモジメチコン(信越化学工業社製、X-52-2265) 0.1
ジメチコン(信越化学工業社製、シリコーンKF-9030) 1.0
精製水 残量
【0159】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間なじませた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をコンディショナー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0160】
処方例10 コンディショナー
(質量%)
ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.30
アラキン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.20
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.85
90%乳酸 0.37
ステアリルアルコール 5.00
ポリジメチルシロキサン(ダウ・ケミカル社製、BY11-039) 1.00
ラノリン脂肪酸(クローダジャパン社製、クロダシッド18-MEA) 0.50
ベンジルアルコール 0.30
ジプロピレングリコール 0.10
精製水 残量
pH4.4
【0161】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~100で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間なじませた後に流水ですすぐ。あるいは再生コラーゲン繊維をコンディショナー液に1~30分間浸漬した後に流水ですすぐ。
【0162】
処方例11 エアゾールコンディショナー
<エアゾール原液>
(質量%)
N,N-ジメチル-3-オクタデシロキシプロピルアミン
(花王社製、ファーミンDM-E80) 0.9
ステアリルアルコール(花王社製、カルコール8098) 1.85
高重合ポリエチレングリコール
(ダウ・ケミカル社製、ポリオックス WSR N-60K、重量平均分子量2,000,000)
0.1
ヒドロキシエチルセルロース
(ダイセルファインケム社製、HECダイセル SE850K、重量平均分子量1,500,000)
0.1
ベンジルアルコール 0.3
フェノキシエタノール 0.6
90%乳酸 0.85
香料 適量
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
エアゾール原液 97.8質量%
二酸化炭素 2.2質量%
【0163】
上に示す組成に従って、エアゾール原液に配合する各成分を配合した後、均一になるまで混合し、エアゾール原液を調製した。次いで、エアゾール原液50gと、噴射剤とを、上に示す質量比となるように容量100mLの透明耐圧容器(東洋製罐社製)に充填し、エアゾールコンディショナーを作製する。噴射剤充填後のエアゾール容器の内圧は、0.55~0.85MPaの範囲に調整する。
【0164】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に塗布し、30秒~5分間なじませた後に流水ですすぐ。
【0165】
処方例12 寝ぐせ直し
(質量%)
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 0.15
セチルトリメチルアンモニウムクロリド 0.05
(C12-14)s-パレス-9(日本触媒社製、ソフタノール90) 0.1
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油(花王社製、エマノーンCH-60(K)) 0.2
グリセリン 0.5
トリメチルグリシン 0.1
水 残量
【0166】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0167】
処方例13 スタイリングローション
(質量%)
エタノール 19.8
ポリシリコーン-28 1.2
リンゴ酸 0.05
ポリシリコーン-9 0.76
ステアリルトリモニウムクロリド 0.28
PEG-400 0.2
PEG-60水添ヒマシ油 0.2
(C12-14)s-パレス-9 0.2
乳酸 0.17
アモジメチコンエマルション
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、XS65-C0032) 0.16
ジプロピレングリコール 0.1
ベンジルアルコール 0.1
PEG-32 0.05
セテアレス-7 0.03
セテアレス-25 0.006
香料 0.07
水 残量
【0168】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0169】
処方例14 ヘアミルク
(質量%)
ポリシリコーン-9 0.6
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(セピック社製、シマルゲルNS) 0.4
アモジメチコン(ダウ・ケミカル社製、SM8904CE) 0.4
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2
PEG-1540 0.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
エタノール 10.0
香料 0.1
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
(BASF社製、ユビナールA PLUS) 0.01
EDTA-2Na 0.2
精製水 残量
【0170】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0171】
処方例15 ヘアクリーム
(質量%)
ポリシリコーン-9 0.6
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(セピック社製、シマルゲルNS) 0.4
ステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウム
(花王社製、SPS-S-SA) 0.3
高重合メチルポリシロキサン(BY22-060、ダウ・ケミカル社) 0.6
水添ポリイソブテン 10.0
パルミチン酸イソプロピル 2.0
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 2.0
塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.2
グリセリン 1.0
エタノール 10.0
香料 0.1
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.05
EDTA-2Na 0.2
精製水 残量
【0172】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0173】
処方例16 ヘアスプレー
<原液>
(質量%)
(アクリルアミド/アクリル酸DMAPA/メタクリル酸メトキシPEG)コポリマー
(花王社製、RP-77S SOLUTION-E) 8.28
(アクリルアミド/アクリル酸DMAPA/メタクリル酸メトキシPEG)コポリマー
(花王社製、RP-77T SOLUTION-E) 8.97
乳酸 0.315
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 50.0質量%
LPG(0.25MPa) 40.0質量%
DME 10.0質量%
【0174】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0175】
処方例17 ヘアスプレー
<原液>
(質量%)
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-C18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(互応化学工業社製、プラスサイズL-9900) 17.25
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 50.0質量%
LPG(0.25) 50.0質量%
【0176】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0177】
処方例18 ヘアスプレー
<原液>
(質量%)
アクリル酸アルキルコポリマーAMP
(大阪有機化学工業社製、アニセットNF-1000) 17.25
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 50.0質量%
LPG(0.25MPa) 50.0質量%
【0178】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0179】
処方例19 トリートメントローション
(質量%)
PEG-12ジメチコン(ダウ・ケミカル社製、DOWSIL SS-2804) 0.3
ステアルトリモニウムクロリド 0.5
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(15E.O.)グリセリル 0.4
フェノキシエタノール 0.1
グリセリン 1.0
ローヤルゼリーエキス 0.3
ベンジルアルコール 0.1
エタノール 10.0
香料 0.3
精製水 残量
【0180】
処方例20 へアミストスプレー
<原液>
(質量%)
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)ブチルエーテル
(日本油脂社製、ユニルーブ50MB-26) 3.0
ビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体
(アシュランド社製、ガフカット755N) 0.05
D-パントテニルアルコール 1.0
加水分解エンドウタンパク 0.01
エタノール 30.0
香料 0.02
純水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 99.5質量%
噴射剤(窒素) 0.5質量%
【0181】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0182】
処方例21 トリートメントジュレ
(質量%)
カルボキシビニルポリマー (和光純薬社製、シンタレンK) 0.25
80(ビスイソブチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマー/20EtOH混合物
(ダウ・ケミカル社製、DOW CORNING TORAY SS-3588(JP)) 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5
ジメチコノール/ジメチコン(信越化学工業社製、X-21-5613) 1.0
エタノール 15.0
クロルフェネシン 0.1
パントテニルアルコール 1.0
トリエタノールアミン 適量
精製水 残量
【0183】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0184】
処方例22 トリートメントウォーター
(質量%)
イソステアリルグリセリルエーテル(花王社製、ペネトールGE-IS) 0.7
乳酸 1.0
乳酸ナトリウム 0.5
エタノール 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製、
シリコーンTSF405A) 80.0
ジメチコン
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製、
シリコーンKT5050) 1.0
水 残量
【0185】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0186】
処方例23 ヘアオイル
(質量%)
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2
(日精オイリオグループ社製、コスモール42V) 0.3
コハク酸 0.5
乳酸ナトリウム 0.3
プロピレングリコール 1.0
アルガンオイル 0.5
メチルトリメチコン(信越化学工業社製、TMF-1.5(-G)) 93.5
ジメチコノール(信越化学工業社製、シリコーンX-21-5849) 0.5
PEG-9ジメチコン(信越化学工業社製、シリコーンKF-6029) 0.2
水 残量
【0187】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0188】
処方例24 2層オイル
(質量%)
セラキルアルコール(日光ケミカルズ社製、ニッコール セラキルアルコール) 0.5
リンゴ酸 0.2
乳酸 0.2
コハク酸 0.2
乳酸ナトリウム 0.2
ホホバ種子油(香栄興業社製、精製ホホバ油) 1.0
濃グリセリン 0.5
水添ポリイソブテン(日油社製、パールリーム3) 75.0
80%(ビスイソブチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマー/20%EtOH混合物
(ダウ・ケミカル社製、SS-3588(JP)) 0.5
水 残量
【0189】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0190】
処方例25 へアオイル
(質量%)
イソドデカン 25.0
ジメチコノール/ジメチコン(信越化学工業社製、X-21-5613) 20.0
ジメチコン(信越化学工業社製、KF-96A(10CS)) 5.0
アミノ変性シリコーン(ダウ・ケミカル社製、AP-8087) 1.0
オリーブ油 0.1
アーモンド油 0.1
ツバキ油 0.02
ホホバ油 0.02
シア脂 0.2
イソノナン酸イソノニル 0.5
スクワラン 0.02
メトキシケイ皮酸オクチル(BASF SE社製、ユビナールMC-80) 0.05
香料 0.2
流動イソパラフィン(日本油脂社製、パールリーム3) 残量
【0191】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0192】
処方例26 へアオイルスプレー
<原液>
(質量%)
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)
1.0
イソドデカン 10.0
ジメチコン
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、XF49-B8072) 5.0
ジメチコン(信越化学工業社製、KF 96A(5CS)) 10.0
POP(5)フィトステロール 0.1
ココナッツ油 0.01
米胚芽油 0.01
マカデミアンナッツ油 0.3
アボガド油 0.02
パルミチン酸エチルヘキシル 0.2
スクワラン 0.5
香料 0.2
水添ポリイソブテン(日油社製、パールリーム4) 残量

<原液/噴射剤比>
原液 60.0質量%
噴射剤(LPG) 20.0質量%
噴射剤(DME) 20.0質量%
【0193】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0194】
処方例27 スタイリングワックス
(質量%)
ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル) 5.0
パルミチン酸セチル 2.0
ステアリン酸グリコール 7.0
パルミチン酸グリコール 5.0
水添ロジン酸トリグリセリル 0.2
PPG-34ステアレス-3 12.0
ステアリルアルコール 8.0
ジメチコン(信越化学工業社製、KF-96A(100CS)) 1.0
ステアリン酸トリエタノールアミン 2.5
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー 3.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
セチル硫酸ナトリウム 1.0
ハチミツ 1.0
ツバキエキス 0.001
加水分解シルク 0.1
フェノキシエタノール 0.5
香料 0.2
精製水 残量
【0195】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0196】
処方例28 スタイリングワックス
(質量%)
ジステアルジモニウムヘクトライト(Elementis社製、BENTONE 38V) 5.0
ステアリン酸 2.0
オクチルドデカノール 35.0
ワセリン 20.0
サラシミツロウ 8.0
水酸化カリウム 0.1
セタノール 2.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ステアリン酸グリセリル(SE) 3.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.5
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 1.5
モノステアリン酸ポリエチレングリコール 0.3
ジメチコン(信越化学工業社製、KF-96A(100CS)) 1.0
セージエキス 0.1
香料 0.3
パラオキシ安息香酸エステル 0.5
純水 残量
【0197】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0198】
処方例29 スタイリングワックス
(質量%)
高重合ポリエチレングリコール
(ユニオン・カーバイド社製、POLYOX WSR-303) 0.2
ステアリン酸 2.0
流動パラフィン(日本油脂社製、パールリーム4) 35.0
水酸化カリウム 0.1
セタノール 2.8
プロピレングリコール 6.0
サラシミツロウ 4.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ステアリン酸グリセリル(SE)(日光ケミカルズ社製、MGS-BSEV) 3.8
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカルズ社製、BC-30TX) 3.0
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(日光ケミカルズ社製、BO-2) 1.2
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(日光ケミカルズ社製、MYS-10) 0.2
ジメチコン(信越化学工業社製、シリコンKF-96A(100cs)) 2.0
エチルグルコシド液 0.1
香料 0.3
パラオキシ安息香酸エステル 0.5
純水 残量
【0199】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0200】
処方例30 クレイワックス
(質量%)
ジステアルジモニウムヘクトライト(Elementis社製、BENTONE 38V) 10.0
ひまわり油 35.0
ワセリン 残量
サラシミツロウ 5.0
カルナウバワックス 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ社製、HCO-40) 6.0
タルク 20.0
香料 1.0
【0201】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0202】
処方例31 スタイリングクリーム
(質量%)
イソステアリン酸フィトステリル 2.0
ミリスチン酸イソセチル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 4.0
PPG-34ステアレス-3 10.0
ステアリルアルコール 6.0
ジメチコノール 2.0
ステアリン酸トリエタノールアミン 3.0
ポリビニルピロリドン(アシュランド社製、PVP K-90) 3.0
プロピレングリコール 6.0
N-ステアロイル-グルタミン酸ナトリウム 2.0
加水分解コラーゲン 0.1
加水分解コンキオリン 0.1
レモンエキス 1.0
ローヤルゼリーエキス 0.001
フェノキシエタノール 0.5
香料 0.1
精製水 残量
【0203】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0204】
処方例32 スタイリングフォーム
(質量%)
パルミチン酸セチル 0.5
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)ブチルエーテル 3.0
(メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマー
(大阪有機化学工業社製、RAMレジン-3000) 0.5
セタノール 0.2
ヒマシ油 2.0
ジメチコン(信越化学工業社製、KF-96A(10CS)) 4.0
ポリシリコーン-13 0.8
水添ポリイソブテン(日油社製、パールリーム4) 1.5
セテス-6 0.3
PEG-60水添ヒマシ油 0.2
セテス-15 0.5
PPG-2コカミド 0.1
プロピレングリコール 3.0
ミリスチン酸トリエタノールアミン 1.8
D-パントテニルアルコール 0.3
レンゲエキス 0.1
エチルグルコシド 0.1
フェノキシエタノール 0.3
エタノール 8.0
香料 0.05
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 96質量%
LPG(0.43MPa) 4質量%
【0205】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に対し、泡がなじむよう手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で塗り広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0206】
処方例33 スタイリングフォーム
(質量%)
ポリクオタニウム-11 12.0
ポリソルベート80 0.5
セテス-15 0.5
PPG-2コカミド 0.1
ジプロピレングリコール 2.0
ステアリン酸PEG-25 0.1
D-パントテニルアルコール 0.3
メチルパラベン 0.1
エタノール 20.0
香料 0.05
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 94質量%
LPG(0.43MPa) 6質量%
【0207】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に対し、泡がなじむよう手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で塗り広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0208】
処方例34 セットローション
(質量%)
高重合ポリエチレングリコール(日本油脂社製、PEG#20000) 10.0
ポリエチレングリコール(日本油脂社製、PEG#200) 10.0
ポリシリコーン-13 1.0
エタノール 15.0
ポリビニルピロリドン 0.1
純水 残量
【0209】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接あるいは霧状、泡状で塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0210】
処方例35 スタイリングジェル
(質量%)
PEG-11メチルエーテルジメチコン(信越化学工業社製、KF-6011) 0.2
エタノール 20.0
ポリビニルピロリドン(アシュランド社製、PVP-K90) 2.0
(VP/VA)コポリマー(大阪有機化学工業社製、PVA-6450) 1.0
ソルビトール 3.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
水酸化カリウム 0.15
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ社製、HCO-80) 0.3
香料 0.1
メチルパラベン 0.2
純水 残量
【0211】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0212】
処方例36 2層ローション
(質量%)
油層
高重合ジメチコン(ダウ・ケミカル社製、PMX-1501 Fluid) 3.0
水添ポリイソブテン(日油社製、パールリーム3) 25.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
イソノナン酸イソノニル 5.0
オクタン酸セチル 4.0
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.5
水層
エタノール 17.0
ジグリセリン 6.0
ヒドロキシプロピルグアガム 0.3
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩
(味の素社製、CAE) 0.2
塩化ナトリウム 0.2
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.05
エデト酸二ナトリウム 0.05
精製水 残量
【0213】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維への塗布直前によく混合したのちに直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0214】
処方例37 水性ポマード
(質量%)
セテス-40 26.0
セテス-20 5.0
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 2.7
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 3.0
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0
ポリオキシプロピレンソルビット(10P.O.) 0.5
ジグリセリン 6.0
ポリオキシエチレン(5E.O.)オクチルドデシルエーテル 1.0
メチルパラベン 0.4
フェノキシエタノール 0.8
クエン酸 0.02
クエン酸3ナトリウム 0.1
エタノール 0.6
香料 1.0
精製水 残量
【0215】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維には直接塗布し、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど)で繊維に広げ乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0216】
処方例38 ミスト状整髪剤
(質量%)
エタノール 40.0
ポリエチレングリコール(分子量2000) 5.0
ポリエチレングリコール(分子量6000) 1.0
ポリエチレングリコール(分子量400) 10.0
1,3-ブチレングリコール 1.0
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体(ISP社製、PVP/VA S-630) 3.0
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
精製水 残量
【0217】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~10で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0218】
処方例39 永久染毛剤(ヘアカラー)
<1剤>
(質量%)
ポリシリコーン-9 0.2
エタノール 0.4
ヤシ油脂肪酸エタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(5)アルキル(C16-18, C18-不飽和)エーテル
(BASF社製 オイムルギン O 5) 5.0
セテアリルアルコール 10.0
セテアリル硫酸ナトリウム 1.0
ステアラミドMEA 2.0
ステアリン酸PG(SE) 1.0
塩化アンモニウム 1.0
プロピレングリコール 1.0
香料 0.4
スクワラン 0.1
酢酸トコフェロール 0.01
ユビキノン 0.001
オレイン酸 3.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
アンモニア水(25%) 9.0
パラアミノフェノール 0.01
トルエン-2,5-ジアミン硫酸塩 0.5
N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン硫酸塩 0.01
4-アミノ-メタクレゾール 0.01
1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール硫酸塩 0.01
2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン硫酸塩 0.01
メタアミノフェノール 0.05
レゾルシン 0.2
5-アミノオルトクレゾール 0.01
2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール 0.01
4-クロロレゾルシン 0.01
1-ナフトール 0.01
2-メチルレゾルシン 0.01
1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン塩酸塩 0.01
2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノアニソール硫酸塩 0.01
2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール 0.01
2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン 0.01
2,6-ジアミノピリジン 0.01
2,4-ジアミノフェノキシエタノール塩酸塩 0.01
炭酸アンモニウム 3.0
モノエタノールアミン 3.0
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ミネラルオイル 2.0
セテアリルアルコール 2.0
グリセリン 1.0
リン酸 0.3
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
リン酸一水素ナトリウム 0.1
2,6-ジカルボキシピリジン 0.1
エチドロン酸 0.1
サリチル酸 0.01
ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン 0.01
アラニン 0.001
グリシン 0.001
リンゴ酸 0.001
精製水 残量
【0219】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0220】
処方例40 永久染毛剤(ヘアカラー)
<1剤>
(質量%)
モノエタノールアミン 10.0
アンモニア水(28%) 5.0
塩化アンモニウム 1.5
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(花王社製エマール227HP) 2.16
ココイルグルタミン酸ナトリウム (味の素社製 アミソフトCS-22B) 2.42
(C12-14)s-パレス-9(日本触媒社製、ソフタノール90) 15.0
ミリスチルアルコール 0.5
ポリクオタニウムー22
(Lubrizol Advanced Materials社製 マーコート295) 1.13
エタノール 5.0
アスコルビン酸 0.5
亜硫酸ナトリウム 0.5
EDTA-4Na 0.1
キイチゴエキス 0.001
加水分解シルク 0.001
ローヤルゼリーエキス 0.001
香料 0.7
パラアミノフェノール 0.01
トルエン-2,5-ジアミン硫酸塩 0.1
トルエン-2,5-ジアミン 0.1
N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン硫酸塩 0.01
4-アミノ-メタクレゾール 0.01
1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール硫酸塩 0.01
2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン硫酸塩 0.01
メタアミノフェノール 0.05
レゾルシン 0.3
5-アミノオルトクレゾール 0.1
2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール 0.01
4-クロロレゾルシン 0.01
1-ナフトール 0.01
2-メチルレゾルシン 0.01
1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン塩酸塩 0.01
2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノアニソール硫酸塩 0.01
2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール 0.01
2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン 0.01
2,6-ジアミノピリジン 0.01
2,4-ジアミノフェノキシエタノール塩酸塩 0.2
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.8
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-150) 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-40TX) 0.3
ラノリン脂肪酸 0.05
セチルアルコール 0.45
ベヘニルアルコール 0.5
プロピレングリコール 0.5
硫酸オキシキノリン 0.05
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.5
エチドロン酸 0.05
水酸化ナトリウム 0.02
精製水 残量
【0221】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
容器にノンエアゾールフォーマーを用い、泡状に吐出した混合液を用いても良い。
【0222】
処方例41 永久染毛剤(ヘアカラー)
<1剤>
(質量%)
アンモニア水(28%) 6.0
炭酸水素アンモニウム 9.5
デシルグルコシド (花王社製 マイドール 10) 2.0
ココイルグルタミン酸ナトリウム (味の素社製 アミソフトCS-22B) 8.06
ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル(花王社製 エマルゲン 123P) 3.0
(C12-14)s-パレス-9(日本触媒社製、ソフタノール90) 2.0
ミリスチルアルコール 0.25
プロピレングリコール 4.0
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 1.0
ポリクオタニウムー22
(Lubrizol Advanced Materials社製 マーコート295) 1.13
エタノール 10.0
アスコルビン酸 0.4
亜硫酸ナトリウム 0.5
EDTA-4Na 0.1
キイチゴエキス 0.001
加水分解シルク 0.001
ローヤルゼリーエキス 0.001
ハチミツ 0.01
香料 0.7
ミリスチン酸 0.1
パラアミノフェノール 0.03
トルエン-2,5-ジアミン硫酸塩 0.1
トルエン-2,5-ジアミン 0.1
N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン硫酸塩 0.01
4-アミノ-メタクレゾール 0.01
1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール硫酸塩 0.01
2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン硫酸塩 0.01
メタアミノフェノール 0.03
レゾルシン 0.1
5-アミノオルトクレゾール 0.1
2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール 0.01
4-クロロレゾルシン 0.01
1-ナフトール 0.01
2-メチルレゾルシン 0.01
1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン塩酸塩 0.01
2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノアニソール硫酸塩 0.01
2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール 0.01
2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン 0.01
2,6-ジアミノピリジン 0.01
2,4-ジアミノフェノキシエタノール塩酸塩 0.1
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.8
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-150) 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-40TX) 0.3
ラノリン脂肪酸 0.05
セチルアルコール 0.45
ベヘニルアルコール 0.5
プロピレングリコール 0.5
硫酸オキシキノリン 0.05
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.5
エチドロン酸 0.05
水酸化ナトリウム 0.02
精製水 残量
【0223】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
容器にノンエアゾールフォーマーを用い、泡状に吐出した混合液を用いても良い。
【0224】
処方例42 脱色剤(ブリーチ)
<1剤>
(質量%)
ポリシリコーン-9 0.2
エタノール 0.4
ヤシ油脂肪酸エタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(5)アルキル(C16-18, C18-不飽和)エーテル
(BASF社製 オイムルギン O 5) 5.0
セテアリルアルコール 10.0
セテアリル硫酸ナトリウム 1.0
ステアラミドMEA 2.0
ステアリン酸PG(SE) 1.0
塩化アンモニウム 1.0
プロピレングリコール 1.0
香料 0.4
スクワラン 0.1
酢酸トコフェロール 0.01
ユビキノン 0.001
オレイン酸 3.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
アンモニア水(25%) 9.0
炭酸アンモニウム 3.0
モノエタノールアミン 3.0
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ミネラルオイル 2.0
セテアリルアルコール 2.0
グリセリン 1.0
リン酸 0.3
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
リン酸一水素ナトリウム 0.1
2,6-ジカルボキシピリジン 0.1
エチドロン酸 0.1
サリチル酸 0.01
ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン 0.01
アラニン 0.001
グリシン 0.001
リンゴ酸 0.001
精製水 残量
【0225】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0226】
処方例43 脱色剤(ブリーチ)
<1剤>
(質量%)
モノエタノールアミン 10.0
アンモニア水(28%) 5.0
塩化アンモニウム 1.5
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(花王社製エマール227HP) 2.16
ココイルグルタミン酸ナトリウム (味の素社製 アミソフトCS-22B) 2.42
(C12-14)s-パレス-9(日本触媒社製、ソフタノール90) 15.0
ミリスチルアルコール 0.5
ポリクオタニウムー22
(Lubrizol Advanced Materials社製 マーコート295) 1.13
エタノール 5.0
アスコルビン酸 0.5
亜硫酸ナトリウム 0.5
EDTA-4Na 0.1
キイチゴエキス 0.001
加水分解シルク 0.001
ローヤルゼリーエキス 0.001
香料 0.7
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.8
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-150) 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-40TX) 0.3
ラノリン脂肪酸 0.05
セチルアルコール 0.45
ベヘニルアルコール 0.5
プロピレングリコール 0.5
硫酸オキシキノリン 0.05
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.5
エチドロン酸 0.05
水酸化ナトリウム 0.02
精製水 残量
【0227】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
容器にノンエアゾールフォーマーを用い、泡状に吐出した混合液を用いても良い。
【0228】
処方例44 脱色剤(ブリーチ)
<1剤>
(質量%)
アンモニア水(28%) 6.0
炭酸水素アンモニウム 9.5
デシルグルコシド (花王社製 マイドール 10) 2.0
ココイルグルタミン酸ナトリウム (味の素社製 アミソフトCS-22B) 8.06
ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル(花王社製 エマルゲン 123P) 3.0
(C12-14)s-パレス-9(日本触媒社製、ソフタノール90) 2.0
ミリスチルアルコール 0.25
プロピレングリコール 4.0
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 1.0
ポリクオタニウムー22
(Lubrizol Advanced Materials社製 マーコート295) 1.13
エタノール 10.0
アスコルビン酸 0.4
亜硫酸ナトリウム 0.5
EDTA-4Na 0.1
キイチゴエキス 0.001
加水分解シルク 0.001
ローヤルゼリーエキス 0.001
ハチミツ 0.01
香料 0.7
ミリスチン酸 0.1
精製水 残量

<2剤>
(質量%)
過酸化水素 6.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.8
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-150) 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製NIKKOL BC-40TX) 0.3
ラノリン脂肪酸 0.05
セチルアルコール 0.45
ベヘニルアルコール 0.5
プロピレングリコール 0.5
硫酸オキシキノリン 0.05
ポリプロピレングリコール(質量平均分子量400) 0.5
エチドロン酸 0.05
水酸化ナトリウム 0.02
精製水 残量
【0229】
(使用方法)
1剤と2剤を混合比(質量比)2:1~1:3で混合し、その混合液を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を混合液に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
容器にノンエアゾールフォーマーを用い、泡状に吐出した混合液を用いても良い。
【0230】
処方例45 一時染
(質量%)
ポリシリコーン-9 9.0
ポリクオタニウム-52 (花王社製 ソフケアKG101-W-E) 0.12
メチルフェニルポリシロキサン
(東レダウコーニング社製 シリコーンSH 556 FLUID) 5.0
フェニル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-56A) 1.5
炭酸プロピレン 25.0
酸化チタン/マイカ/酸化鉄/コンジョウ
(BASF社製 Cloisonne# Super Green 827C) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 TIMIRON SUPER GREEN ) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 COLORONA LIGHT BLUE ) 0.1
モノエタノールアミン 0.05
ベントナイト 0.1
タルク 0.1
マイカ/酸化チタン/酸化鉄/シリカ/酸化スズ
(メルク社製 COLORONA PRECIOUS GOLD) 0.1
酸化鉄/アルミナ/シリカ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR DIAMOND BLACK IQ ) 0.1
アルミナ/酸化チタン/酸化スズ(メルク社製 TIMIRON GLAM SILVER ) 0.1
アルミナ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR FLAMING LIGHTS ) 0.1
コンジョウ/タルク(センシエントテクノロジー社製 UNIPURE BLUE LC685) 0.1
酸化鉄 0.1
カーボンブラック 0.1
酸化チタン 0.1
酸化亜鉛 0.1
酸化セリウム 0.1
硫酸バリウム 0.1
黄酸化鉄 0.1
黒酸化鉄 0.1
弁柄 0.1
酸化クロム 0.1
水酸化クロム 0.1
紺青 0.1
群青 0.1
二酸化チタン被覆雲母 0.1
酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
酸化鉄雲母 0.1
紺青被覆雲母チタン 0.1
オキシ塩化ビスマス 0.1
魚鱗箔 0.1
赤色201号 0.1
赤色202号 0.1
赤色205号 0.1
赤色226号 0.1
赤色228号 0.1
だいだい色203号 0.1
だいだい色204号 0.1
青色404号 0.1
黄色401号 0.1
二酸化チタン被覆雲母チタン 0.1
エタノール 残量
【0231】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布し、乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0232】
処方例46 一時染
(質量%)
ポリシリコーン-9 9.0
ポリクオタニウム-52 (花王社製 ソフケアKG101-W-E) 0.12
メチルフェニルポリシロキサン
(東レダウコーニング社製 シリコーンSH 556 FLUID) 5.0
フェニル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-56A) 1.5
ベンジルグリコール 25.0
酸化チタン/マイカ/酸化鉄/コンジョウ
(BASF社製 Cloisonne# Super Green 827C) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 TIMIRON SUPER GREEN ) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 COLORONA LIGHT BLUE ) 0.1
モノエタノールアミン 0.05
ベントナイト 0.1
タルク 0.1
マイカ/酸化チタン/酸化鉄/シリカ/酸化スズ
(メルク社製 COLORONA PRECIOUS GOLD) 0.1
酸化鉄/アルミナ/シリカ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR DIAMOND BLACK IQ ) 0.1
アルミナ/酸化チタン/酸化スズ(メルク社製 TIMIRON GLAM SILVER ) 0.1
アルミナ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR FLAMING LIGHTS ) 0.1
コンジョウ/タルク(センシエントテクノロジー社製 UNIPURE BLUE LC685) 0.1
酸化鉄 0.1
カーボンブラック 0.1
酸化チタン 0.1
酸化亜鉛 0.1
酸化セリウム 0.1
硫酸バリウム 0.1
黄酸化鉄 0.1
黒酸化鉄 0.1
弁柄 0.1
酸化クロム 0.1
水酸化クロム 0.1
紺青 0.1
群青 0.1
二酸化チタン被覆雲母 0.1
酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
酸化鉄雲母 0.1
紺青被覆雲母チタン 0.1
オキシ塩化ビスマス 0.1
魚鱗箔 0.1
赤色201号 0.1
赤色202号 0.1
赤色205号 0.1
赤色226号 0.1
赤色228号 0.1
だいだい色203号 0.1
だいだい色204号 0.1
青色404号 0.1
黄色401号 0.1
二酸化チタン被覆雲母チタン 0.1
エタノール 残量
【0233】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布し、乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0234】
処方例47 一時染
(質量%)
ポリシリコーン-9 9.0
ポリクオタニウム-52 (花王社製 ソフケアKG101-W-E) 0.12
メチルフェニルポリシロキサン
(東レダウコーニング社製 シリコーンSH 556 FLUID) 5.0
フェニル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-56A) 1.5
ベンジルアルコール 25.0
酸化チタン/マイカ/酸化鉄/コンジョウ
(BASF社製 Cloisonne# Super Green 827C) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 TIMIRON SUPER GREEN ) 0.1
マイカ/酸化チタン (MERC社製 COLORONA LIGHT BLUE ) 0.1
モノエタノールアミン 0.05
ベントナイト 0.1
タルク 0.1
マイカ/酸化チタン/酸化鉄/シリカ/酸化スズ
(メルク社製 COLORONA PRECIOUS GOLD) 0.1
酸化鉄/アルミナ/シリカ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR DIAMOND BLACK IQ ) 0.1
アルミナ/酸化チタン/酸化スズ(メルク社製 TIMIRON GLAM SILVER ) 0.1
アルミナ/酸化鉄(メルク社製 RONASTAR FLAMING LIGHTS ) 0.1
コンジョウ/タルク(センシエントテクノロジー社製 UNIPURE BLUE LC685) 0.1
酸化鉄 0.1
カーボンブラック 0.1
酸化チタン 0.1
酸化亜鉛 0.1
酸化セリウム 0.1
硫酸バリウム 0.1
黄酸化鉄 0.1
黒酸化鉄 0.1
弁柄 0.1
酸化クロム 0.1
水酸化クロム 0.1
紺青 0.1
群青 0.1
二酸化チタン被覆雲母 0.1
酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
酸化鉄雲母 0.1
紺青被覆雲母チタン 0.1
オキシ塩化ビスマス 0.1
魚鱗箔 0.1
赤色201号 0.1
赤色202号 0.1
赤色205号 0.1
赤色226号 0.1
赤色228号 0.1
だいだい色203号 0.1
だいだい色204号 0.1
青色404号 0.1
黄色401号 0.1
二酸化チタン被覆雲母チタン 0.1
エタノール 残量
【0235】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布し、乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0236】
処方例48 一時染スプレー
(質量%)
ポリシリコーン-9 3.3
オキシ塩化ビスマス 0.33
ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル 0.33
酸化鉄被覆オキシ塩化ビスマス雲母 0.33
香料 0.33
炭酸プロピレン 25.0
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 30.0質量%
LPG(0.25MPa) 70.0質量%
【0237】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0238】
処方例49 一時染スプレー
(質量%)
ポリシリコーン-9 3.3
オキシ塩化ビスマス 0.33
ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル 0.33
酸化鉄被覆オキシ塩化ビスマス雲母 0.33
香料 0.33
ベンジルグリコール 25.0
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 30.0質量%
LPG(0.25MPa) 70.0質量%
【0239】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0240】
処方例50 一時染スプレー
(質量%)
ポリシリコーン-9 3.3
オキシ塩化ビスマス 0.33
ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル 0.33
酸化鉄被覆オキシ塩化ビスマス雲母 0.33
香料 0.33
ベンジルアルコール 25.0
エタノール 残量

<原液/噴射剤比>
原液 30.0質量%
LPG(0.25MPa) 70.0質量%
【0241】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.02~2.0で使用する。再生コラーゲン繊維に均一に塗布するため、繊維から10~15cmの距離から噴霧し乾燥させる。乾燥は自然乾燥、ドライヤー、ファンなどを用いた送風乾燥、ヒートドライヤー、アイロンなどを用いた熱乾燥のいずれでもよい。
【0242】
処方例51 半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
炭酸プロピレン 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量
【0243】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0244】
処方例52 半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
ベンジルグリコール 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量
【0245】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0246】
処方例53 半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
ベンジルアルコール 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量
【0247】
(使用方法)
再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0248】
処方例54 エアゾール型半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
炭酸プロピレン 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 87.0質量%
LPG(0.34MPa) 11.5質量%
ジメチルエーテル 1.5質量%
【0249】
半永久染毛剤原液と噴射剤とを上に示す質量比となるようにエアゾール容器に充填し、エアゾール型半永久染毛剤を製造する。噴射剤充填後のエアゾール容器の内圧は、0.47~0.57MPaの範囲に調整する。
【0250】
(使用方法)
エアゾール容器から吐出した半永久染毛剤を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を半永久染毛剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0251】
処方例55 エアゾール型半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
ベンジルグリコール 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 87.0質量%
LPG(0.34MPa) 11.5質量%
ジメチルエーテル 1.5質量%
【0252】
半永久染毛剤原液と噴射剤とを上に示す質量比となるようにエアゾール容器に充填し、エアゾール型半永久染毛剤を製造する。噴射剤充填後のエアゾール容器の内圧は、0.47~0.57MPaの範囲に調整する。
【0253】
(使用方法)
エアゾール容器から吐出した半永久染毛剤を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を半永久染毛剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。
【0254】
処方例56 エアゾール型半永久染毛剤(ヘアマニキュア)
(質量%)
ベンジルアルコール 25.0
エタノール 5.0
香料 0.5
ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製 KF-6005) 2.0
キサンタンガム(Jungbunzlauer社製Xanthan Gum Food Grade) 1.0
水酸化ナトリウム 0.1
乳酸 5.0
黒色401号 0.01
橙色205号 0.01
赤色227号 0.01
青色205号 0.01
黄色203号 0.01
紫色401号 0.01
赤色106号 0.01
黄色403号 0.01
黄色406号 0.01
緑色201号 0.01
精製水 残量

<原液/噴射剤比>
原液 87.0質量%
LPG(0.34MPa) 11.5質量%
ジメチルエーテル 1.5質量%
【0255】
半永久染毛剤原液と噴射剤とを上に示す質量比となるようにエアゾール容器に充填し、エアゾール型半永久染毛剤を製造する。噴射剤充填後のエアゾール容器の内圧は、0.47~0.57MPaの範囲に調整する。
【0256】
(使用方法)
エアゾール容器から吐出した半永久染毛剤を再生コラーゲン繊維に対し浴比(質量比)0.1~10で、手あるいは治具(くし、ブラシ、スポンジ、コテ、ローラーなど、もしくはそれらが容器と一体になったもの)で塗布、あるいは再生コラーゲン繊維を半永久染毛剤に浸漬し、10~80℃で1~90分間放置した後、洗い流す。