(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024007301
(43)【公開日】2024-01-18
(54)【発明の名称】ボトルキャップ、缶タブ開けホルダー
(51)【国際特許分類】
B67B 7/44 20060101AFI20240111BHJP
B67B 7/18 20060101ALI20240111BHJP
【FI】
B67B7/44
B67B7/18
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022117558
(22)【出願日】2022-07-05
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-04-05
(71)【出願人】
【識別番号】597164161
【氏名又は名称】森園 利春
(72)【発明者】
【氏名】森園 利春
【テーマコード(参考)】
3E081
【Fターム(参考)】
3E081AA14
3E081AB02
3E081AB06
3E081AC02
3E081BB15
3E081BB25
3E081BB31
3E081BB56
3E081DD03
3E081EE21
(57)【要約】
【課題】V状ネジ切り溝がキャップの回転を止め、ボトルを片手で回転させるだけでキャップが緩み開口、又缶のタブをホルダーに固定設けた突片に差し込み缶の下部を押し込むとタブがおきる。一単体ホルダーでボトル、缶の開口ができるホルダーを提供する。
【解決手段】接触しても優しい樹脂素材キャップ周縁上内面に間隔のある位置に窪みを二か所施し、下周縁に間隔の近い位置に雌ネジ穴を二か所貫通施し、二本のネジ切り棒を左右の雌ネジに下から挿入、ネジ棒先端を上部窪みに嵌合施し、キャップ内にネジ切り棒をV状に固定設け、ボトルキャップをV材に置くとV材の溝がキャップの回転を押さえ片手で開口、又キャップの正面一部に缶飲み口タブをおこす突片を固定施し、タブを突片に差し込み缶の下部を押すとタブが起き開口、一単体ホルダーでボトル開口、缶開口できる構造としたことを特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
接触しても優しい樹脂素材キャップ周縁上内面に間隔のある位置に窪みを二か所施し、下周縁に間隔の近い位置に雌ネジ穴を二か所貫通施し、二本のネジ切り棒を左右の雌ネジに下から挿入、ネジ棒先端を上部窪みに嵌合施し、キャップ内にネジ切り棒をV状に固定設け、ボトルキャップをV材に置くとV材の溝がキャップの回転を押さえ片手で開口、又キャップの正面一部に缶飲み口タブをおこす突片を固定施し、タブを突片に差し込み缶の下部を押すとタブが起き開口、一単体ホルダーでボトル開口、缶開口できる構造としたことを特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルキャップ、缶タブを開けるのに難儀していたキャップ、缶タブおこしに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、多種類のキャップ開け、タブおこし補助具はあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった
(イ)従来の補助具は、握力のなくなった人、片手の不自由な人は難儀していた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
接触しても優しい樹脂素材キャップ周縁上内面に間隔のある位置に窪みを二か所施し、下周縁に間隔の近い位置に雌ネジ穴を二か所貫通施し、二本のネジ切り棒を左右の雌ネジに下から挿入、ネジ棒先端を上部窪みに嵌合施し、キャップ内にネジ切り棒をV状に固定設け、ボトルキャップをV材に置くとV材の溝がキャップの回転を押さえ片手で開口、又キャップの正面一部に缶飲み口タブをおこす突片を固定施し、タブを突片に差し込み缶の下部を押すとタブが起き開口、一単体ホルダーでボトル開口、缶開口できる構造としたことを特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
【発明の効果】
【0005】
接触しても優しい樹脂素材キャップ内面にV状に固定設けたネジ切り材にボトルキャップを差し入れると左右のネジ溝がキャップの回転を押さえ止め片手だけで開口、又キャップの上に固定設けた突片に缶のタブを押し込み缶の下部を押すとタブがおき開口、一単体ホルダーでボトルキャップ開口、缶タブ上げ開口できる構造としたボトルキャップ、缶タブ開口ホルダー。
高齢者、片手の不自由な人が飲みたいとき人の手を借りずに自由に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図4】本発明キャップホルダー左右の周縁をカット施し、円形ホルダーと形状の違いで装着場所で選べる例を示す図。
【
図5】本発明ホルダーを構造物の側壁に接着剤を介し装着固定施しペツトボトルキャップを片手で開口できる使用例を示す図である。
【
図6】本発明ホルダーの上に設けた突片と缶のタブとの接触関係を示し、缶の端を下に押すとタブをおこす使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
接触しても優しい樹脂素材キャップ周縁上内面に間隔のある位置に窪みを二か所施し、下周縁に間隔の近い位置に雌ネジ穴を二か所貫通施し、二本のネジ切り棒を左右の雌ネジに下から挿入、ネジ棒先端を上部窪みに嵌合施し、キャップ内にネジ切り棒をV状に固定設け、ボトルキャップをV材に置くとV材の溝がキャップの回転を押さえ片手で開口、又キャップの正面一部に缶飲み口タブをおこす突片を固定施し、タブを突片に差し込み缶の下部を押すとタブが起き開口、一単体ホルダーでボトル開口、缶開口できる構造としたことを特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
市販の配管用キャップの周縁を25~30mm残しカット施し使用可能、樹脂素材により手、肌に触れても安心、取り付け構造物に支障がなければキャップ中央に施した穴にネジで装着固定できる。
以上を特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
【符号の説明】
【0008】
1キャップ形ホルダー
2ネジ切り棒
3突片金具
4窪み
5雌ネジ
6固定ネジ
7固定ネジ穴
8接着剤
【手続補正書】
【提出日】2022-11-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
接触しても優しい樹脂素材キャップ周縁上内面に間隔のある位置に窪みを二か所施し、下周縁に間隔の近い位置に雌ネジ穴を二か所貫通施し、二本のネジ切り棒を左右の雌ネジに下から挿入、ネジ棒先端を上部窪みに嵌合施し、前記キャップ内に前記ネジ切り棒をV状に固定設けてV材を形成し、ボトルキャップを前記V材に置くと前記V材のネジ切り棒に形成された溝がキャップの回転を押さえ片手で開口、又キャップの正面一部に缶飲み口タブをおこす突片を固定施し、タブを突片に差し込み缶の下部を押すとタブが起き開口、一単体ホルダーでボトル開口、缶開口できる構造としたことを特徴とするボトルキャップ、缶タブ開けホルダー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】