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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024073743
(43)【公開日】2024-05-30
(54)【発明の名称】理美容用椅子用脚及び理美容用椅子
(51)【国際特許分類】
   A47C 1/06 20060101AFI20240523BHJP
【FI】
A47C1/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022184609
(22)【出願日】2022-11-18
(71)【出願人】
【識別番号】000108672
【氏名又は名称】タカラベルモント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095337
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100174425
【弁理士】
【氏名又は名称】水崎 慎
(74)【代理人】
【識別番号】100203932
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 克宗
(72)【発明者】
【氏名】寒川 奈美
(72)【発明者】
【氏名】簑原 裕
【テーマコード(参考)】
3B099
【Fターム(参考)】
3B099EA05
3B099EA09
(57)【要約】
【課題】家具を連想させる外観を備え、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる理美容用椅子用脚及び理美容用椅子を提供する。
【解決手段】理美容用椅子1は、座部3の下面と対面した板部10と、この板部10を貫通して座部3の下面に連結された昇降機構部13と、この昇降機構部13の周囲に配置されて板部10に連結された複数の脚部19と、この各脚部19と昇降機構部13とに連結された連結部22とを有している。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
座部を有する椅子本体部を支持する理美容用椅子用脚であって、
前記座部の下面と対面する板部と、
前記板部を貫通して前記座部の下面に連結されて前記椅子本体部を昇降させる昇降機構部と、
前記昇降機構部の周囲に配置されて前記板部に連結された複数の脚部と、を有する、
ことを特徴とする理美容用椅子用脚。
【請求項2】
前記脚部が直線状であって、前記脚部の上端部が前記座部の外周縁の内側にある、
ことを特徴とする請求項1に記載された理美容用椅子用脚。
【請求項3】
前記脚部の上端部が、前記板部よりも上方に突出した、
ことを特徴とする請求項2に記載された理美容用椅子用脚。
【請求項4】
前記脚部と前記昇降機構部とに連結された連結部を有し、
前記連結部が、前記昇降機構部に向かうにしたがって下方に傾斜した、
ことを特徴とする請求項3に記載された理美容用椅子用脚。
【請求項5】
前記昇降機構部の下端部が、設置面と接触するスペーサーを有する、
ことを特徴とする請求項4に記載された理美容用椅子用脚。
【請求項6】
前記椅子本体部と、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載された理美容用椅子用脚と、を有する、
ことを特徴とする理美容用椅子。
【請求項7】
前記脚部の上端部が、回転する前記椅子本体部における前記座部の外周縁の回転軌跡の内側にある、
ことを特徴とする請求項6に記載された理美容用椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、理美容用椅子用脚及び理美容用椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ヘアサロン等の理美容施設には、被施術者が着座するための椅子が設置されており、例えば、下記特許文献1に記載された椅子(以下、「文献公知1発明」と記す。)は、脚に油圧シリンダーが内蔵されていることから、施術時における被施術者の姿勢、施術に適した位置、被施術者の体格等に応じて昇降し、適切な高さに調節される。脚は、椅子の下面から一本の支柱が伸び、この支柱の下端から放射状に延びた先にキャスターが取り付けられたものである。文献公知1発明の他にも、脚として、支柱の下端に円盤状の基台が取り付けられたものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011-217843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、理美容施設で施術を受ける被施術者の中には、施術に対する期待や不安等の様々な心情で施術に臨む者もいることから、少なからず緊張するところ、文献公知1発明のような脚は、いかにも理美容施設にありがちで、典型的なデザインであって、これから施術を受けるという印象を被施術者に顕著に与える。
【0005】
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。本発明は、家具を連想させる外観を備え、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる理美容用椅子用脚及び理美容用椅子の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る理美容用椅子用脚は、座部を有する椅子本体部を支持する理美容用椅子用脚であって、前記座部の下面と対面する板部と、前記板部を貫通して前記座部の下面に連結されて前記椅子本体部を昇降させる昇降機構部と、前記昇降機構部の周囲に配置されて前記板部に連結された複数の脚部と、を有する、ことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、前記脚部が直線状であって、前記脚部の上端部が前記座部の外周縁の内側にある、ことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、前記脚部の上端部が、前記板部よりも上方に突出した、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、前記脚部と前記昇降機構部とに連結された連結部を有し、前記連結部が、前記昇降機構部に向かうにしたがって下方に傾斜した、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、前記昇降機構部の下端部が、設置面と接触するスペーサーを有する、ことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る理美容用椅子は、前記椅子本体部と、理美容用椅子用脚と、を有する、
ことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る理美容用椅子は、前記脚部の上端部が、回転する前記椅子本体部における前記座部の外周縁の回転軌跡の内側にある、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、座部を有する椅子本体部を支持するものであって、座部の下面と対面する板部と、板部を貫通して座部の下面に連結されて椅子本体部を昇降させる昇降機構部と、昇降機構部の周囲に配置されて板部に連結された複数の脚部とを有している。すなわち、本発明は、理美容施設にありがちな典型的なデザインとは異なり、昇降機構部とは別個に設けられた脚部を有していることから、外観がリビングチェア等の家具に近似している。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0014】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、脚部が直線状であって、脚部の上端部が座部の外周縁の内側にある。この構成により、座部の下面から脚部が伸びて脚部が座部を支持しているように見えるため、リビングチェア等の家具に近似した外観が実現する。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0015】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、脚部の上端部が、板部よりも上方に突出している。すなわち、脚部の上端部が、可能な限り座部に近接しているため、座部の下面から脚部が伸びて脚部が座部を支持しているように見える。このような脚部は、外観がリビングチェア等の家具に近似しているため、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0016】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、脚部と昇降機構部とに連結された連結部を有し、連結部が、昇降機構部に向かうにしたがって下方に傾斜している。すなわち、下方に傾斜した連結部で昇降機構部が脚部に連結されたことによって、外観上、昇降機構部が孤立せず、脚部の一部として馴染んで見える。したがって、本発明は、昇降機構部を有しながらも、昇降機構部が目立たず、リビングチェア等の家具を連想させる外観が実現する。また、連結部が外側から内側に向かって傾斜していることから、被施術者が上方から視したときに連結部を短く見せ、かつ、見えにくくすることができるため、脚部の周囲の空間が確保され、昇降機構部の機械的な印象が薄くなる。更に、連結部は、脚部の強度を高める。
【0017】
本発明に係る理美容用椅子用脚は、昇降機構部の下端部が、設置面と接触するスペーサーを有している。スペーサーを介して昇降機構部が設置面に接触するため、荷重が分散されるうえ、その分、脚部や連結部に用いられる素材の強度を下げることができる。
【0018】
本発明に係る理美容用椅子は、椅子本体部と、上記した理美容用椅子用脚とを有している。したがって、上記した理美容用椅子用脚と同じ効果を奏する。
【0019】
本発明に係る理美容用椅子は、脚部の上端部が、回転する椅子本体部における座部の外周縁の回転軌跡の内側にある。すなわち、椅子本体部が回転しても、脚部の上端部は、座部によって常時遮蔽され、機械的な外観が現れない。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の斜視図である。
図2図2は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の正面図である。
図3図3は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の背面図である。
図4図4は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の左側面図である。
図5図5は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の上面図である。
図6図6は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子の下面図である。
図7図7は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子用脚の斜視図である。
図8図8は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子において椅子本体部が上限位置にある状態の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下は、本発明の実施形態に係る理美容用椅子及び理美容用椅子用脚の説明である。図1ないし6及び8には、本実施形態に係る理美容用椅子1の外観が示されている。図7には、本実施形態に係る理美容用椅子用脚9の外観が示されている。なお、以下の説明では、図1に示されているとおり、理美容用椅子1の正面側を前方(Front)とし、背面側を後方(Back)とし、高さ方向を上方(Up)又は下方(Down)とし、横幅方向を左右側方(Left、Right)とする。
【0022】
図1ないし6に示されているとおり、理美容用椅子1は、椅子本体部2と、この椅子本体部2を支持した理美容用椅子用脚9とを有している。椅子本体部2は、被施術者(図示省略)が着座する座部3と、この座部3の前方に連結されて被施術者の足が載せられる第一足置き部4と、座部3の後方に連結されて被施術者の上半身が寄りかかる背もたれ部5と、座部3の左右側方に配置されて被施術者の腕が載せられる肘置き部7とを有している。
【0023】
詳説すれば、座部3は、ほぼ円形であり、座板の上面にクッション材が取り付けられたうえで、カバーで覆われている。背もたれ部5も同様に、背板の前面にクッション材が取り付けられたうえで、カバーで覆われている。背もたれ部5は、一対の背もたれ用フレーム部材6によって座部3と連結されている。背もたれ用フレーム部材6は棒状であり、一端が座部3の下面に固定され、座部3の下面から後方に伸びると共に上方に折れ曲がって伸び、伸びた先に背もたれ部5が固定されている。第一足置き部4は棒状であり、両端が座部3の下面に固定され、座部3の下面から前方に伸びると共に、前方かつ下方に折れ曲がって伸びている。肘置き部7は、肘置き用フレーム部材8によって座部3と連結されている。肘置き用フレーム部材8は棒状であり、一端が座部3の下面に固定され、座部3の下面から左右側方に伸びると共に上方に折れ曲がって伸び、伸びた先で後方に折れ曲がって背もたれ用フレーム部材6に至っている。
【0024】
図1ないし8に示されているとおり、理美容用椅子用脚9は、椅子本体部2の座部3の下面と対面した板部10と、この板部10を貫通して座部3の下面に連結された昇降機構部13と、この昇降機構部13の周囲に配置されて板部10に連結された複数の脚部19と、この各脚部19と昇降機構部13とに連結された連結部22とを有している。
【0025】
板部10は、平板状の四角形である。板部10のほぼ中央には、昇降機構部13の一部が貫通する孔11が形成されている(図7参照)。板部10の四隅には、脚部19が連結され、板部10の前端部には、規制板12が取り付けられている。
【0026】
昇降機構部13は、例えば、油圧式又は空圧式のピストンシリンダーである。昇降機構部13は、ピストン14が板部10の孔11に通された状態で、シリンダー15の上端が板部10の下面に取り付けられている。シリンダー15は円筒状であり、板部10から下方に伸びている。昇降機構部13の下端であるシリンダー下端部16は、設置面に接触していない。シリンダー15は、操作部としての操作ペダル17を有している。操作ペダル17は、シリンダー15の上部であって板部10の近傍から後方かつ下方に伸びている。操作ペダル17が操作されて昇降機構部13が稼働することで、椅子本体部2が昇降する。詳説すれば、操作ペダル17が踏まれる都度、ピストン14と共に椅子本体部2が上昇し(図8参照)、操作ペダル17が深く踏み込まれることで、ピストン14と共に椅子本体部2が下降する。ピストン14は、着脱機構部18を介して座部3の下面に着脱自在に連結されている。椅子本体部2は、ピストン14と共に、シリンダー15に対して回転する。
【0027】
脚部19は、直線状であって、上端部20から下端部21に向かうにしたがって外側に向けて傾斜している。上端部20の側面は、板部10の四隅に連結されている。したがって、上端部20は、板部10の上面よりも上方に突出している(図4参照)。上端部20は、座部3の外周縁の内側にある。前方の二脚の脚部19間には、第二足置き部23が連結されている。第二足置き部23は、脚部19において、高さ方向の中央又は中央近傍に配置されている。
【0028】
連結部22は、直線状であって、脚部19において、高さ方向の中央又は中央近傍と、昇降機構部13のシリンダー下端部16とに連結されている。したがって、連結部22は、脚部19から、シリンダー下端部16に向けて下方に傾斜している。
【0029】
規制板12は、板部10の前端部から第二足置き部23に至って伸び、板部10と第二足置き部23との間を遮蔽している。
【0030】
椅子本体部2が下降して下限位置にある状態では、脚部19の上端部20は、座部3に接触しない程度、かつ、椅子本体部2の回転を妨げない程度に近接している。また、椅子本体部2が回転するとき、上端部20は、回転する椅子本体部2における座部3の外周縁の回転軌跡の内側にある。
【0031】
以上のとおり、本実施形態が構成されている。
【0032】
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
【0033】
上記したとおり、本実施形態では、椅子本体部2とは別個に、座部3の下面と対面した板部10と、この板部10を貫通して座部3の下面に連結された昇降機構部13と、この昇降機構部13の周囲に配置されて板部10に連結された複数の脚部19とを有している。すなわち、本実施形態は、理美容施設にありがちな典型的なデザインとは異なり、昇降機構部13とは別個に設けられた脚部19を有していることから、外観がリビングチェア等の家具に近似している。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0034】
特に、脚部19の上端部20は、座部3の外周縁の内側にあることから、座部3の下面から脚部19が伸びて脚部19が座部3を支持しているように見えるため、リビングチェア等の家具に近似した外観が実現する。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0035】
更に、上端部20の側面が、板部10の四隅に連結されているため、上端部20は、板部10の上面よりも上方に突出しているうえ、椅子本体部2が下降して下限位置にある状態では、上端部20は、座部3の下面に接触しない程度、かつ、椅子本体部2の回転を妨げない程度に近接している。すなわち、上端部20が、可能な限り座部3に近接しているため、座部3の下面から脚部19が伸びて脚部19が座部3を支持しているように見える。このような脚部19は、外観がリビングチェア等の家具に近似しているため、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0036】
本実施形態では、連結部22は、直線状であって、脚部19において、高さ方向の中央又は中央近傍と、昇降機構部13のシリンダー下端部16とに連結され、脚部19から、シリンダー下端部16に向けて下方に傾斜している。すなわち、下方に傾斜した連結部22で昇降機構部13が脚部19に連結されたことによって、外観上、昇降機構部13が孤立せず、脚部19の一部として馴染んで見える。したがって、本実施形態は、昇降機構部13を有しながらも、昇降機構部13が目立たず、リビングチェア等の家具を連想させる外観が実現する。また、連結部22が外側から内側に向かって傾斜していることから、被施術者が上方から視したときに連結部22を短く見せ、かつ、見えにくくすることができるため、脚部19の周囲の空間が確保され、昇降機構部13の機械的な印象が薄くなる。更に、連結部22は、脚部19の強度を高める。
【0037】
本実施形態では、椅子本体部2が回転するとき、脚部19の上端部20は、回転する椅子本体部2における座部3の外周縁の回転軌跡の内側にある。すなわち、椅子本体部2が回転しても、上端部20は、座部3によって常時遮蔽され、機械的な外観が現れない。したがって、被施術者が感じる施術への緊張を和らげることができる。
【0038】
本実施形態では、規制板12が、板部10の前端部から第二足置き部23に至って伸び、板部10と第二足置き部23との間を遮蔽している。したがって、被施術者の足が板部10と第二足置き部23との間に入ることや、そのような状態で昇降することがない。
【0039】
なお、本発明の他の実施形態では、脚部の上端部が、座部の外周縁の外側にある。
他の実施形態では、上端部が板部の下面に連結され、上端部が板部よりも上方に突出していない。
他の実施形態では、連結部が傾斜せず接地面に対してほぼ平行である。
他の実施形態では、連結部を有していない。
他の実施形態では、上端部が、回転する椅子本体部における座部の外周縁の回転軌跡上又は回転軌跡の外側にある。
他の実施形態では、昇降機構部のシリンダー下端部に、設置面と接触するスペーサーが取り付けられている。スペーサーを介して昇降機構部が設置面に接触するため、荷重が分散されるうえ、その分、脚部や連結部に用いられる素材の強度を下げることができる。
他の実施形態では、昇降機構部のシリンダー下端部が、設置面に接触している。この場合であっても、上記したスペーサーを有する実施形態と同じ効果を奏する。
他の実施形態では、座部、背もたれ部及び肘置き部の形状は任意である。
他の実施形態では、背もたれ用フレーム、肘置き用フレーム、第一足置き部、第二足置き部の形状は任意である。
他の実施形態では、板部の形状は任意である。
他の実施形態は、規制板を有していない。
他の実施形態は、第一足置き部を有し、第二足置き部を有していない。
他の実施形態は、第二足置き部を有し、第一足置き部を有していない。
【0040】
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 理美容用椅子
2 椅子本体部
3 座部
4 第一足置き部
5 背もたれ部
6 背もたれ用フレーム部材
7 肘置き部
8 肘置き用フレーム部材
9 理美容用椅子用脚
10 板部
11 孔
12 規制板
13 昇降機構部
14 ピストン
15 シリンダー
16 シリンダー下端部
17 操作ペダル 18 着脱機構部
19 脚部
20 上端部
21 下端部
22 連結部
23 第二足置き部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8