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特開2024-73765可搬式シンク装置及びテーブルユニット
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  • 特開-可搬式シンク装置及びテーブルユニット 図1
  • 特開-可搬式シンク装置及びテーブルユニット 図2
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  • 特開-可搬式シンク装置及びテーブルユニット 図4
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  • 特開-可搬式シンク装置及びテーブルユニット 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024073765
(43)【公開日】2024-05-30
(54)【発明の名称】可搬式シンク装置及びテーブルユニット
(51)【国際特許分類】
   E03C 1/18 20060101AFI20240523BHJP
【FI】
E03C1/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022184648
(22)【出願日】2022-11-18
(71)【出願人】
【識別番号】000104973
【氏名又は名称】クリナップ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003421
【氏名又は名称】弁理士法人フィールズ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】島崎 龍太郎
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 慎之介
(72)【発明者】
【氏名】高橋 桃子
【テーマコード(参考)】
2D061
【Fターム(参考)】
2D061BA04
2D061BB10
2D061BG10
2D061DA10
2D061DE21
(57)【要約】
【課題】移動自在な使い勝手のよい可搬式シンク装置を提供する。
【解決手段】可搬式シンク装置は、天板と、当該天板を支持する支持脚部と、天板に配設される給水口と、天板に配設され且つ給水口から吐出される水を排水するための排水口を装備するシンクとを有する可搬なテーブルユニットと、排水口から延びる排水管及び給水口から延びる給水管を介してテーブルユニットと脱着可能に接続し、排水管からの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管に供給する可搬な瀘過器とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板と、当該天板を支持する支持脚部と、前記天板に配設される給水口と、前記天板に配設され且つ前記給水口から吐出される水を排水するための排水口を装備するシンクとを有する可搬なテーブルユニットと、
前記排水口から延びる排水管及び前記給水口から延びる給水管を介して前記テーブルユニットと脱着可能に接続し、前記排水管からの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管に供給する可搬な瀘過器とを備えることを特徴とする可搬式シンク装置。
【請求項2】
前記瀘過器は、前記シンクの底面より低い前記天板の下方に配設されることを特徴とする請求項1に記載の可搬式シンク装置。
【請求項3】
前記支持脚部の下端部には、接地面を転動する車輪が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の可搬式シンク装置。
【請求項4】
前記瀘過器の下端部には、接地面を転動する車輪が取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の可搬式シンク装置。
【請求項5】
前記瀘過器は、キッチン又はダイニングルームに配置されるテーブルに付随して用いられるワゴンの形態で構成されることを特徴とする請求項4に記載の可搬式シンク装置。
【請求項6】
天板と、
当該天板を支持する支持脚部と、
前記天板に配設される給水口と、前記天板に配設され且つ前記給水口から吐出される水を排水するための排水口を装備するシンクとを有する可搬なテーブルユニットであって、
前記排水口から延びる排水管及び前記給水口から延びる給水管を介して、前記排水管からの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管に供給する可搬な瀘過器と脱着可能に接続することを特徴とするテーブルユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、任意の場所に移動させることができる可搬式シンク装置及びテーブルユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な住宅においては、水洗いのためのシンク(流し台)、加熱調理のためのガス台や電磁加熱器等を備えた加熱調理設備、さらには調理台等、住宅における調理に要する設備を一連に備えた所謂キッチンユニット(システムキッチン)は、キッチン(台所)やダイニングルームにおいて床や壁に固定されて設置される。特に、シンクと接続する給排水管は、床下面や壁面内の屋内配管を通って上水道及び下水道と接続するため、シンクは固定して設置される。
【0003】
特許文献1は、離れた場所へ自由に移動させて水の使用が可能となる可動式ミニシンクについて開示する。開示される発明において、上面にシンク3を備えた可動式の本体2内には、排水圧送用のポンプ5が内装され、このポンプ5には可撓性のホース11が引き伸ばし可能に接続されていることで、シンクの位置を移動可能とする。
【0004】
また、特許文献2は、屋外に持ち運びできるシンクセットについて開示する。開示される発明において、携帯可能な箱型ケースの内部に給水タンク、排水タンク、電動ポンプを内蔵し、ケース上面の給水パイプと排水パイプにより給排水を行うことができる。なお、特許文献3は、多孔質セラミックからなる細管状のセラミックフィルターを集合させ一体にしてなるセラミックフィルター集合体の製造方法および濾過装置および濾過システムについて開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11-197038号公報
【特許文献2】特開平11-140927号公報
【特許文献3】特開2015-163382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の発明は、シンクを有する本体とは別に、それと接続するホースを格納するホース収納部が配管ボックス上に固定して配置される構成であり、固定された構造物と接続する必要があり、取り回しが悪く、使い勝手がよいとはいえない。
【0007】
また、特許文献2の発明は、給水タンクと排水タンクとが分かれており、また、携帯性のためにタンクの大きさが制限されることから、使用可能な水量を十分に確保できない場合があり、こちらも使い勝手がよいとはいえない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、固定部位を有さずに移動自在であって使い勝手のよい新規な可搬式シンク装置及びテーブルユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の可搬式シンク装置は、天板と、当該天板を支持する支持脚部と、前記天板に配設される給水口と、前記天板に配設され且つ前記給水口から吐出される水を排水するための排水口を装備するシンクとを有する可搬なテーブルユニットと、前記排水口から延びる排水管及び前記給水口から延びる給水管を介して前記テーブルユニットと脱着可能に接続し、前記排水管からの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管に供給する可搬な瀘過器とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明のテーブルユニットは、天板と、当該天板に配設される給水口と、前記天板に配設され且つ前記給水口から吐出される水を排水するための排水口を装備するシンクとを有する可搬なテーブルユニットであって、前記排水口から延びる排水管及び前記給水口から延びる給水管を介して、前記排水管からの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管に供給する可搬な瀘過器と脱着可能に接続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、任意の場所に移動させることができ、且つ十分な水量を使用することができる利便性の高い可搬式シンク装置及びテーブルユニットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施の形態における可搬式シンク装置の概略構成例を示す図である。
図2】テーブルユニット10の具体的な構成例を示す斜視図である。
図3】複数のテーブルユニット10を並列に接続して組み合わせた形態を示す図である。
図4】瀘過器20の概略的な構成例を示す図である。
図5】瀘過器20のバルブ開閉状態及び水流経路を示す図である。
図6】濾過エレメント21を構成する濾過モジュールの外観構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明の実施の形態について、具体的な図に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態における可搬式シンク装置の概略構成例を示す図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。図1において、可搬式シンク装置は、水を利用するための給水口11及びシンク12を備えたテーブル形態のテーブルユニット10と、テーブルユニット10における給水口11及びシンク12の排水口12aと接続する瀘過器20とを備えて構成される。
【0015】
テーブルユニット10は、天板14と当該天板14を支持する支持脚部16とを含んで構成される家具としてのテーブルであり、テーブルユニット10の上面である天板14にシンク12が配設される。天板14の平面形状は、正方形、長方形、円形など任意のデザイン形状を採用することができ、その材質は、木製、金属製、アクリル樹脂製などその機能及びデザイン性を考慮して任意に採用することができる。
【0016】
支持脚部16は、天板14をテーブルユニット10の上面として所定高さ位置に支持するものであって、例えば、天板14の4隅で結合する4本脚タイプ(図1で例示)や、天板14の両端を2本の幅広脚で支持するタイプや、一面が開口した箱型のキャビネットタイプなど任意の支持方式を採用することができる。また、支持脚部16には、接地面を転動する車輪(キャスター)18が取り付けられ、車輪18を転動させることでテーブルユニット10を可搬な構成とする。もちろん、車輪の有無にかかわらず、人が持ち上げて運んでもよい。
【0017】
シンク12は、天板14に配設される流し台であり、水を流すための排水口12aが設けられる。給水口11は、水を供給する水栓であり、給水口11から吐出される水はシンク12を流れ、シンク12の排水口12aから排水される。シンク12は、一般的な住宅に設置されるキッチンのシンクと同様のものであって、ステンレス製、ホーロー製、アクリル樹脂製などさまざまなタイプを採用することができる。
【0018】
図2は、テーブルユニット10の具体的な構成例を示す斜視図である。テーブルユニット10は、好ましくはその支持脚部16の高さが可変であって、図2(b)は、支持脚部16を伸ばして図2(a)より高さが高くなっている状態を示す。また、テーブルユニット10の天板14の形状は例えば正方形であり、支持脚部16は、天板14の一端側においては、隅部に2本取り付けられ、他端側においては、端部長さ方向の中央付近に1本取り付けられる構成(一本足構成)となっている。
【0019】
図3は、複数のテーブルユニット10を並列に接続して組み合わせた形態を示す図である。図3では、シンク12を備えていない天板14のみの別のテーブルユニット10Aと、天板14に加熱調理器(例えばIH調理器)40が設置された更なる別のテーブルユニット10Bが示される。
【0020】
好ましくは天板14が正方形であることから、どの向きからでもテーブルユニット同士を並べて組み合わせることができ、本実施の形態におけるテーブルユニット10は、さまざまな種類のテーブルユニットと自由に組み合わせて使用可能であって、互いに並列接続させ、さまざまに組み合わせて配置することができる。
【0021】
特に、テーブルユニット10(10A、10Bも含む)の一本足構成の支持脚部16が互いに対向するように、2つのテーブルユニットを並列接続することで、複数のテーブルユニット10を並べて組み合わせても一つのテーブルのように形成することができる(2つのテーブルユニットを組み合わせても、4隅から支持脚部16が伸びる一つのテーブルのように形成される)。テーブルユニット10は、移動自在な構成であるため、床や壁に固定されずに、壁から離れて設置可能であり、また、壁に接するように設置してもよい。なお、図2及び図3では、テーブルユニット10の形状及びその組み合わせ配置を例示するため、シンク12を備えるテーブルユニット10において、排水口12aと給水口11の図示が省略され、また、瀘過器20の図示も省略されている。
【0022】
図1に戻って、瀘過器20は、シンク12の排水口12aから延びる排水管30a、及び給水口11から延びる給水管30bを介してテーブルユニット10と脱着可能に接続し、排水管30aからの排水を濾過し且つ当該濾過した水を給水管30bに供給する浄水装置である。例えば、瀘過器20として、足踏み式非常用携帯浄水装置(商品名:ニッセラパージャーII、日本特殊セラミックス株式会社・萩ガラス工房有限会社製)を用いることができる。
【0023】
また、瀘過器20と排水管30a及び給水管30bは、水密構造の継手により脱着可能に連結し、好ましくは、脱着が容易であって利便性の高いワンタッチ式継手(ジョイント)が用いられる。
【0024】
例えば可搬のタンク(図示せず)に貯められた水が瀘過器20に供給され、瀘過器20により濾過された水は、給水口11から給水され、さらに排水口12aから排水された水を濾過し、また、浄水として給水することにより、水を循環させて使用することができる。このため、水源であるタンクの貯水量にかかわらず、十分に多くの水を利用することができる。瀘過器20は、好ましくは足踏みポンプにより水を循環させる方式であり、電源を不要とし、電源の有無に影響を受けずに任意の場所で使用することができる。
【0025】
瀘過器20は、それ自体を人が持ち上げて運ぶこともできるが、好ましくは、接地面を転動する車輪28を瀘過器20の下面に取り付ける、若しくは、車輪28を備えた可動台の上に瀘過器20を載置し、車輪28を転動させることで、瀘過器20を移動自在な可搬な構成とする。もちろん、車輪28の有無にかかわらず、人が持ち上げて運んでもよい。
【0026】
瀘過器20は、テーブルユニット10の天板14の下方空間に収容可能なコンパクトな大きさであって、天板14の下方空間に配置することで、省スペース化が図られる。若しくは、瀘過器20は、テーブルユニット10に隣接して配置されてもよい。
【0027】
瀘過器20に車輪28が取り付けられること、若しくは瀘過器20を車輪28付きの可動台上に載置して用いることで、瀘過器20は、住宅のキッチンやダイニングルームに配置されるテーブル等と併用されるキャスター付き台であるいわゆるワゴンのような什器として位置づけることができ、可搬式シンク装置を構成するテーブルユニット10と瀘過器20は、キッチンやダイニングルーム等でのテーブルとそれに付随するワゴンの組み合わせとしてキッチン家具のように取り扱うことができる。なお、瀘過器20が可動台に載置される構成においては、その可動台も瀘過器20を構成する一部要素であって、瀘過器20に車輪28が取り付けられる構成と実質的に同一である。
【0028】
図4は、瀘過器20の概略的な構成例を示す図である。瀘過器20は、並列に配設された2つの濾過エレメント21(第1の濾過エレメント21a及び第2の濾過エレメント21bと称する場合がある)を備える。濾過エレメント21は、セラミック中空細管を用いたセラミックフィルタ、RO膜フィルタ、又は活性炭フィルタなどさまざまな濾過材又は濾過方式を採用できるが、浄水性能、濾過能力、逆洗浄機能、コスト、大きさなどを考慮すると、現時点においては、セラミックフィルタの利用が好適である。
【0029】
瀘過器20は、さらに、濾過動作時において、いずれかの濾過エレメント21を選択的に使用するための給水側バルブ22及び排水側バルブ23と、瀘過器内で水を循環させるためのポンプ24と、貯水用のタンク50と排水管30aとを切り替える原水用バルブ25とを備え、これらのバルブの開閉動作により、水流経路を切り替える。また、第1の濾過エレメント21a及び第2のエレメント21bには、それぞれ後述の図5(c)で示す逆洗浄のためのドレイン(排出口)26a、26bが設けられる。
【0030】
図5は、瀘過器20のバルブ開閉状態及び水流経路を示す図であり、図5(a)は、第1の濾過エレメント21aを給排水循環に用いる場合のバルブ開閉状態及び水流経路を示す図であり、図5(b)は、第2の濾過エレメント21bを給排水循環に用いる場合のバルブ開閉状態及び水流経路を示す図であり、図5(c)は、第1の濾過エレメント21aを逆洗浄する場合のバルブ開閉状態及び水流経路を示す図である。それぞれの図において、各バルブにおける水流経路が矢印で示される。
【0031】
図5(a)において、第1の濾過エレメント21aを給排水循環に用いる場合、シンク12の排水口12aからの排水が第1の濾過エレメント21aに流入し、第1の濾過エレメント21aにより濾過された浄水が給水口11に送水される。給水口11から流出される水は、排水口12aから第1の濾過エレメント21aに流れ込み、瀘過器20を通して、水が循環する。なお、このとき、第2の濾過エレメント21bは休止状態である。
【0032】
図5(b)において、第2の濾過エレメント21bを給排水循環に用いる場合、シンク12の排水口12aからの排水が第2の濾過エレメント21bに流入し、第2の濾過エレメント21bにより濾過された浄水が給水口11に送水される。給水口11から流出される水は、排水口12aから第2の濾過エレメント21bに流れ込み、瀘過器20を通して、水が循環する。なお、このとき、第1の濾過エレメント21aは休止状態である。
【0033】
図5(c)において、第1の濾過エレメント21aを逆洗浄する場合、タンクなどの水源からの原水が第2の濾過エレメント21bに供給され、第2の濾過エレメント21bにより濾過された浄水が、濾過時の経路とは逆向きに第1の濾過エレメント21aの給水口11側から流入し、第1の濾過エレメント21aの内部を通って洗浄し、第1の濾過エレメント21aのドレイン26aから排出される。図示されないが、第2の濾過エレメント21bを逆洗浄する場合も同様に、貯水タンクなどからの原水が第1の濾過エレメント21aに供給され、第1の濾過エレメント21aにより濾過された浄水が、濾過時の経路とは逆向きに第2の濾過エレメント21bの給水口11側から流入し、第2の濾過エレメント21bの内部を通って洗浄し、第2の濾過エレメント21bのドレイン26bから排出される。
【0034】
図6は、濾過エレメント21を構成する濾過モジュールの外観構成を示す斜視図である。濾過モジュール210は、多孔質の各セラミック中空細管211の間に隙間を設けて、複数のセラミック中空細管211を互いに平行に配列された構成を有し、さらに、各セラミック中空細管211は、その両端で円盤状の固定部材212に固定されて支持され、円筒形状のモジュールに形成される。原水が、各セラミック中空細管211の周面から供給されると、水分子(浄水)のみがセラミック中空細管211の内部に進入し、浄水として抽出される。上記図6に示すセラミックフィルタの詳細については、一例として、上記した先行技術文献における特許文献3(特開2015-163382号公報)に記載されており、当該開示は、本書に引用をもって組み込まれるものとする。
【0035】
瀘過器20をテーブルユニット10のシンク12と接続して利用することで、排水した水を濾過して再利用することができ、大きなタンクを必要とせず、比較的少ない量の水を用意することで、十分な水量を使用することができる。
【0036】
また、本発明の可搬式シンク装置は、キッチンとして利用するのみならず、例えば洗面台として利用することもできる。
【0037】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
10:テーブルユニット、11:給水口、12:シンク、12a:排水口、14:天板、16:支持脚部、18:車輪、20:瀘過器、21:濾過エレメント、21a:第1の濾過エレメント、21b:第2の濾過エレメント、22:給水側バルブ、23:排水側バルブ、24:ポンプ、25:原水側バルブ、28:車輪、30a:排水管、30b:給水管、40:加熱調理器、50:タンク
図1
図2
図3
図4
図5
図6