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特開2024-74002キャンプ道具及びその他工業、商業製品の全てのマテリアルに車の塗料を着色する方法。
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  • 特開-キャンプ道具及びその他工業、商業製品の全てのマテリアルに車の塗料を着色する方法。 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024074002
(43)【公開日】2024-05-30
(54)【発明の名称】キャンプ道具及びその他工業、商業製品の全てのマテリアルに車の塗料を着色する方法。
(51)【国際特許分類】
   C09D 201/00 20060101AFI20240523BHJP
   B05D 3/02 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 3/00 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 1/32 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 1/36 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 5/06 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 7/14 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 7/02 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 7/00 20060101ALI20240523BHJP
   B05D 3/10 20060101ALI20240523BHJP
   C09D 5/00 20060101ALI20240523BHJP
【FI】
C09D201/00
B05D3/02 Z
B05D3/00 D
B05D1/32 B
B05D1/36 Z
B05D5/06 101B
B05D7/14 101C
B05D7/02
B05D7/14 P
B05D7/00 K
B05D3/10 G
C09D5/00 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022185035
(22)【出願日】2022-11-18
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】522041879
【氏名又は名称】釜谷 弘昭
(72)【発明者】
【氏名】釜谷弘昭
【テーマコード(参考)】
4D075
4J038
【Fターム(参考)】
4D075AA01
4D075AA76
4D075AA81
4D075AD06
4D075AE03
4D075BB24Z
4D075BB65Z
4D075BB69Z
4D075BB93Z
4D075BB95Z
4D075CA03
4D075CA32
4D075CA47
4D075CA48
4D075CB37
4D075DB02
4D075DB04
4D075DB07
4D075DB48
4D075DC11
4D075DC38
4D075EA05
4D075EA41
4D075EC30
4J038EA011
4J038PA07
4J038PB07
4J038PC02
4J038PC08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】錆や太陽光による変色を防ぎ、打撃に対する剛性を確保するための、キャンプ道具等への自動車塗料の着色方法を提供する。
【解決手段】例えばランタンへの着色工程作業は、ガラス1を外しツマミ2、キャップ3、バナーを分解して専用テープでマスキングし、その後ワイヤー7と吊るしワイヤー8を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス、ツマミ、キャップ、バナーにプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナーは塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラスを外しツマミ、キャップ、バナーに車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行う工程を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業として、
ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、タンクエリア(5)には車の塗料を30秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後上部(6)とタンクエリア(5)の色分けのためにマスキングを施し、足の付け根から上部(6)には専用マスキングテープを施し、
次に車の塗料を上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後マスキングを全て剥がしてゆき、ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(8)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させることを特徴とする、キャンプ道具及びその他工業、商業製品の全てのマテリアルに車の塗料を着色する方法
【請求項2】

剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業として、
ワントーンカラーのマスキング技術はガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、次に車の塗料をタンクエリア(5)と上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行う。その後ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(9)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させることを特徴とするキャンプ道具及びその他工業、商業製品の全てのマテリアルに車の塗料を着色する方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はキャンプ道具及びその他全てのマテリアルに自動車の塗料を着色させる方法である。
【背景技術】
【0002】
従来のキャンプ道具は対候性が無く、錆や手入れが大変である。また工業、商業製品であるステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等にも剛性や錆を防ぐことが可能。また高度なオリジナルのマスキングテープの開発により、対候性と剛性を確保した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3057072号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多くのキャンプ道具は塗料、塗装が弱いため色彩が劣り、打撃にも弱い。また本塗料の工程において、車用の塗装工程を踏むことによる費用の損失は大きく、コストを下げる必要があった。また工業、商業製品であるステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等なども装飾的な美しさや脆弱な部分にも剛性の上乗せが可能。
【課題を解決するための手段】
【0005】
剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業は、ツートンカラーのマスキング技術として、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、タンクエリア(5)には車の塗料を30秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後上部(6)とタンクエリア(5)の色分けのためにマスキングを施し、足の付け根から上部(6)にはオリジナル開発した専用マスキングテープを施し、次に車の塗料を上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後マスキングを全て剥がしてゆき、ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(9)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させる。
【0006】
他の方法としては、剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業は、ワントーンカラーのマスキング技術として、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、次に車の塗料をタンクエリア(5)と上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行う。その後ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(9)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させる。
【発明の効果】
【0007】
自動車の塗料を用いることにより錆や太陽光による変色を防ぐことができ、打撃による剛性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明で製作したランタンの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例0009】
その製造方法は剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業は、ツートンカラーのマスキング技術として、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、タンクエリア(5)には車の塗料を30秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後上部とタンクエリア(5)の色分けのためにマスキングを施し、足の付け根から上部(6)にはオリジナル開発した専用マスキングテープを施し、次に車の塗料を上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、その後マスキングを全て剥がしてゆき、ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(9)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させる。
【実施例0010】
他の方法としては、剛性やデザイン、色彩美を求めるキャンプギアや工業、商業製品である車や生活用品全般に関連するパーツの例えばステンレス、アルミニウム、鉄、ポリカーボネイト等に車の塗料を着色し、ランタンの工程作業は、ワントーンカラーのマスキング技術として、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)を分解して専用テープでマスキングし、その後吊るしワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を上へ上げて針金でワイヤリング固定し、その後ガラス(1)、ツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)にプライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、バナー(4)は塗装下駄の上で飛ばないように両面テープで固定し噴射し、その後、ガラス(1)を外しツマミ(2)、キャップ(3)、バナー(4)に車の塗料を10秒噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行い、次にミックスエタノールで脱しを3分前後行い、その後プライマーを10秒前後噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を15分前後行い、次に車の塗料をタンクエリア(5)と上部(6)から上に3分前後ほど噴射後、70度前後の釜に入れ強制乾燥を10分~40分以上行う。その後ワイヤー(7)と吊るしワイヤー(8)を外し、タンクエリア(5)には印字部分(9)へステンシル技法を真似た印字彫りの特殊なマスキングテープを貼りつけ、その後上部(6)から上にビニールをかぶせ、タンクエリア(5)にマスキングテープを貼り、最後にタンクエリア(5)に印字部分(9)へ特殊な専用ラッカースプレーをかけ、印字を浮き立たせてデザインを完成させる。
【産業上の利用可能性】
【0011】
すでに発売されており、年間数百本の受注がされています。
【符号の説明】
【0012】
1 ガラス
2 ツマミ
3 キャップ
4 バナー
5 タンクエリア
6 上部
7 ワイヤー
8 吊るしワイヤー
9 印字部分
図1