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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024075066
(43)【公開日】2024-06-03
(54)【発明の名称】シャント抵抗器
(51)【国際特許分類】
   H01C 13/02 20060101AFI20240527BHJP
   H01C 7/00 20060101ALI20240527BHJP
   H01C 13/00 20060101ALI20240527BHJP
【FI】
H01C13/02 B
H01C7/00 300
H01C13/00 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022186217
(22)【出願日】2022-11-22
(71)【出願人】
【識別番号】000105350
【氏名又は名称】KOA株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100118500
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100174089
【弁理士】
【氏名又は名称】郷戸 学
(74)【代理人】
【識別番号】100186749
【弁理士】
【氏名又は名称】金沢 充博
(72)【発明者】
【氏名】松原 周平
(72)【発明者】
【氏名】豊田 進
(72)【発明者】
【氏名】平沢 浩一
(72)【発明者】
【氏名】仲村 圭史
【テーマコード(参考)】
5E033
【Fターム(参考)】
5E033AA02
5E033AA03
5E033BC03
5E033BD11
5E033BD13
5E033BG01
5E033BH01
(57)【要約】
【課題】測定レンジを広くすることができるシャント抵抗器が提供される。
【解決手段】シャント抵抗器1は、電極部材10に取り付けられた少なくとも2つの素子150を備える。少なくとも2つの素子150は、異なる比抵抗を有する抵抗体5を備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電性材料から構成された電極部材と、
前記電極部材に取り付けられた少なくとも2つの素子と、を備え、
前記少なくとも2つの素子は、異なる比抵抗を有する抵抗体を備えている、シャント抵抗器。
【請求項2】
前記少なくとも2つの素子のそれぞれは、前記シャント抵抗器の厚さ方向に積層された積層素子である、請求項1に記載のシャント抵抗器。
【請求項3】
前記積層素子としての前記少なくとも2つの素子は、同一の形状を有している、請求項2に記載のシャント抵抗器。
【請求項4】
前記少なくとも2つの素子のそれぞれは、前記シャント抵抗器の長さ方向に配列された直列素子である、請求項1に記載のシャント抵抗器。
【請求項5】
前記抵抗体は、一方に配置された焼結体と、他方に配置された合金と、を備えている、請求項1に記載のシャント抵抗器。
【請求項6】
前記焼結体は、450μΩ・cm以上の比抵抗値を有している、請求項5に記載のシャント抵抗器。
【請求項7】
前記合金は、CuMn系合金から構成されており、
前記焼結体は、NiCr、CuMnまたはCuNiの金属粒子とアルミナなどの絶縁粒子を混ぜた焼結体から構成されている、請求項5に記載のシャント抵抗器。
【請求項8】
前記電極部材は、その中央部分に形成された凸部を有している、請求項1に記載のシャント抵抗器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャント抵抗器に関する。
【背景技術】
【0002】
電流を抵抗体に流し、その両端の電圧(電位差)から電流の大きさを測定するシャント抵抗器が存在する。このようなシャント抵抗器は、抵抗体と、抵抗体の両端に接続された2つの電極と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2018-536166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャント抵抗器では、抵抗による電力ロスを小さくするために、低い抵抗値に設定されている。例えば、40Aの電流を検出するためには、0.5mΩの抵抗値が用いられ、抵抗器の両端の電位差は20mV程度である。同じ電位差を検出したい場合、400Aの電流を流すと、50μΩの抵抗値が必要とされる。このように、検出したい電流値が異なる場合に必要とされる抵抗値の差分は、10倍ほど異なる。
【0005】
400Aの電流を測定する場合、例えば50μΩのシャント抵抗器を用いることが考えられるが、同じシャント抵抗器により10A近辺の電流も検出したいというように、回路設計によっては計測(測定)範囲の要求が広くなる場合がある。この場合、50μΩの抵抗値のシャント抵抗器で10Aの電流を測定すると、0.5mVの電位差になるため、電流検出の精度を確保するのが難しいという問題がある。
【0006】
このように、シャント抵抗器では、測定する電流の大きさの範囲(すなわち、測定レンジ)を広くすることが望ましい。しかしながら、上述したシャント抵抗器では、測定レンジは、2つの電極の間に配置された単一の抵抗体の比抵抗(抵抗値)に大きく依存しているため、測定レンジを広くすることは困難である。複数の抵抗体を直列に接続するシャント抵抗器が知られているが(例えば、特許文献1参照)、特許文献1は、測定レンジを広くする構成を開示していない。
【0007】
そこで、本発明は、測定レンジを広くすることができるシャント抵抗器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様では、導電性材料から構成された電極部材と、前記電極部材に取り付けられた少なくとも2つの素子と、を備えるシャント抵抗器が提供される。前記少なくとも2つの素子は、異なる比抵抗を有する抵抗体を備えている。
【0009】
一態様では、前記少なくとも2つの素子のそれぞれは、前記シャント抵抗器の厚さ方向に積層された積層素子である。
一態様では、前記積層素子としての前記少なくとも2つの素子は、同一の形状を有している。
一態様では、前記少なくとも2つの素子のそれぞれは、前記シャント抵抗器の長さ方向に配列された直列素子である。
【0010】
一態様では、前記抵抗体は、一方に配置された焼結体と、他方に配置された合金と、を備えている。
一態様では、前記焼結体は、450μΩ・cm以上の比抵抗値を有している。
一態様では、前記合金は、CuMn系合金から構成されており、前記焼結体は、NiCr、CuMnまたはCuNiの金属粒子とアルミナなどの絶縁粒子を混ぜた焼結体から構成されている。
一態様では、前記電極部材は、その中央部分に形成された凸部を有している。
【発明の効果】
【0011】
シャント抵抗器は、異なる比抵抗(抵抗値)を有する抵抗体を備えている。大小の電流を2種類の抵抗体に流すことにより、大小の電流の大きさを測定することができる。したがって、シャント抵抗器は、測定レンジを広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】電流検出用のシャント抵抗器の一実施形態を示す斜視図である。
図2図1に示すシャント抵抗器の縦断面図である。
図3】シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。
図4】シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。
図5】シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。
図6】シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下で説明する図面において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0014】
図1は、電流検出用のシャント抵抗器の一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すシャント抵抗器の縦断面図である。図1および図2に示すように、シャント抵抗器1は、導電性材料から構成された電極部材10と、電極部材10に取り付けられた少なくとも2つの素子150と、を備えている。
【0015】
図1および図2に示す実施形態では、シャント抵抗器1は、2つの素子150を備えているが、3つ以上の素子150を備えてもよい。複数の素子150は、同一の形状(構造)を有している。このような構造により、素子150は、高い耐久性(ヒートサイクル、パワーサイクル)を有することができ、その信頼性を向上させることができる。さらに、同一の形状を有する複数の素子150を備えるシャント抵抗器1は、高い応力バランスを有することができる。同一の形状を有する複数の素子150は、容易に設計することができ、生産効率を高めることができる。
【0016】
複数の素子150は同一の形状(構造)を有しているため、以下、単一の素子150の構造について説明する。素子150は、所定の厚みと幅を有する板状(薄板状)の抵抗体5A(または抵抗体5B)と、導電性材料から構成された板状(薄板状)の電極(第1電極)6Aと、を備えている。電極6Aは、抵抗体5A(または抵抗体5B)を挟んで、電極部材10の反対側に配置されている。
【0017】
図1および図2に示す実施形態では、複数の素子150のそれぞれは、シャント抵抗器1の厚さ方向に積層された積層素子である。シャント抵抗器1の厚さ方向は、鉛直方向と平行な方向である。第1方向は、シャント抵抗器1の長さ方向である。第2方向は、シャント抵抗器1の幅方向であり、第1方向に垂直な方向である。
【0018】
シャント抵抗器1に設けられた2つの抵抗体5A,5Bは、異なる比抵抗(抵抗値)を有している。より具体的には、2つの抵抗体5A,5Bのうちの一方は、抵抗値の大きな材質(例えば、焼結体)から構成されており、他方は、抵抗値の小さな材質(例えば、合金)から構成されている。以下、本明細書において、抵抗体5A,5Bを特に区別することなく、抵抗体5と呼ぶことがある。
【0019】
一実施形態では、抵抗体5としての焼結体は、450~500μΩ・cmの比抵抗値を有している。例えば、焼結体は、NiCr、CuMnまたはCuNiの金属粒子とアルミナなどの絶縁粒子を混ぜた焼結体であるNiCr-AlやCuMn-Al,CuNi-Alなどから構成されている。一実施形態では、抵抗体5としての合金は、44μΩ・cmの比抵抗値を有している。例えば、合金は、CuMn系合金、CuMnNi系合金から構成されている。この実施形態における2つの抵抗体5A,5Bの比抵抗値の差は、約10倍である。
【0020】
図1および図2に示す実施形態では、2つの抵抗体5A,5Bは、同一の形状を有しているため、以下、単一の抵抗体5について説明する。抵抗体5は、第1抵抗体表面5aと、第1抵抗体表面5aの反対側の面である第2抵抗体表面5bと、を有している。電極部材10は、第1抵抗体表面5aに接続されており、電極6Aは、第2抵抗体表面5bに接続されている。すなわち、電極6A、抵抗体5、および電極部材10は、この順にシャント抵抗器1の厚さ方向に積層されている。
【0021】
電極部材10は、素子150に接触する接触部位10aを備えている。接触部位10aの数は、素子150の数に対応している。本実施形態では、シャント抵抗器1は、2つの素子150を備えているため、電極部材10は、2つの接触部位10aを有している。
【0022】
2つの素子150は、電極部材10の中心線CLに関して、対称的に配置されており、シャント抵抗器1の第1方向において、電極部材10に対して直列に、かつ離間して配置されている。中心線CLは、シャント抵抗器1の第2方向と平行に延び、かつ電極部材10を二等分する仮想の線分である。電極部材10は、第1方向における両端部23を有している。
【0023】
電極部材10は、金属ナノ粒子(銀ナノ粒子を用いた銀ペーストや、銅ナノ粒子を用いた銅ペースト)などの導電性接着剤、加圧溶接などの溶接、はんだによる接続手段により、抵抗体5の第1抵抗体表面5aに接続されてもよい。電極6Aも同様の接続手段により抵抗体5の第2抵抗体表面5bに接続されてもよい。電極6Aには、はんだ実装を可能とするために、SnめっきやNiめっき等の表面処理が施されている。電極6Aの表面めっきはなくてもよい。
【0024】
電極部材10は、その厚さによって、温度による抵抗値の変化の割合を示す指標である抵抗温度係数(TCR)を調整可能な構造を有している。より具体的には、電極部材10の厚さを調整することにより、TCRの精度を向上させることができる。例えば、電極部材10の厚さを薄くすることにより、TCRを下げることができる。一実施形態では、電極部材10は、抵抗体5の厚さと同一の厚さを有してもよく、または抵抗体5の厚さよりも薄い厚さを有してもよい。
【0025】
図1および図2に示すように、シャント抵抗器1は、実装ランドパターンに実装されている。電極部材10の上面の中央部分には、電圧検出配線25の一端が接続されており、他端はコネクタ(図示しない)に接続されている。一実施形態では、電圧検出配線25は、ボンディングワイヤであってもよい。電極部材10の上面には、ボンディングワイヤが接続可能な表面処理(例えば、NiPめっきやNiめっき等)が施されている。シャント抵抗器1と、電極部材10の上面に接続された電圧検出配線25と、により、シャント抵抗装置が構成されている。
【0026】
シャント抵抗器1は、互いに隣接する通電パターン30上に配置されている。通電パターン30は、図示しないプリント基板などの回路基板に形成されている。素子150(より具体的には、電極6A)は、はんだなどの手段により通電パターン30に接続(接合)されている。
【0027】
通電パターン30の間には、電圧検出配線(引き出し線)33が配置されている。電圧検出配線33は、電極部材10との間に生じる電位差を検出するための電圧検出端子である。電圧検出配線25は、電極部材10と電圧検出配線33との間の電位差を検出するための配線(端子)である。
【0028】
シャント抵抗器1の電極部材10に電圧検出配線25を接続し、かつ通電パターン30に電圧検出配線33が接続され、通電パターン30からシャント抵抗器1の厚さ方向に流れる電流経路が形成されている。電圧測定装置(図示しない)を用いて、電圧検出配線25と電圧検出配線33との間の電位差(すなわち、抵抗体5における電位差)を測定する。この電位差の測定により、電流値が算出される。
【0029】
小さな比抵抗値を有する抵抗体5に大きな電流を流すことにより、抵抗体5からの発熱を抑制することができる一方で、小さな比抵抗値を有する抵抗体5に小さな電流を流すことにより、電位差は小さくなる。小さな電位差は測定しにくい。
【0030】
本実施形態によれば、1つの構造体に大きな抵抗値の差を有するシャント抵抗器1を実現することができる。より具体的には、シャント抵抗器1は、異なる比抵抗を有する抵抗体5を備えているため、大きな比抵抗値を有する抵抗体5に小さな電流を流すことにより、電位差を大きくすることができ、結果として、電位差を容易に測定することができる。
【0031】
例えば、図1のように、一方の抵抗体5の抵抗値を50μΩとし、他方の抵抗体5の抵抗値を500μΩとし、シャント抵抗器1の電極部材10から電圧検出配線25を引き出し、通電パターン30間の各電圧検出配線33を引き出す構造とした場合、一方の抵抗体5の抵抗値が50μΩであるときの、一方の電圧検出配線33と電圧検出配線25からは50μΩ相当の電位差が得られる。他方の抵抗体5の抵抗値が500μΩであるときの、電圧検出配線25と他方の電圧検出配線33からは500μΩ相当の電位差が得られる。
【0032】
400Aレベルの電流を検出する場合には、低い抵抗値間の検出配線を使用し、10Aレベルの電流を検出する場合には、高い抵抗値側の検出配線を使用する。このような構成により、広い電流範囲で検出を行うことができる。この場合の2つの抵抗体5A,5Bの間の抵抗値の差は、10倍である。
【0033】
また、このような抵抗値を有する抵抗体5を備えるシャント抵抗器1を使用して、400Aの電流を負荷した場合、50μΩの抵抗値を有する抵抗体5は8Wの発熱を生じ、500μΩの抵抗値を有する抵抗体5は80Wの発熱を生じる。
【0034】
80Wの発熱を生じる抵抗体5は、高温になるため、熱を効率よく放出する必要がある。本実施形態では、板状の積層素子としての素子150の表面の全体は、電極6Aを介して通電パターン30に接続されているため、電極6Aの、通電パターン30との接触面積を大きくすることができる。したがって、シャント抵抗器1は、通電パターン30を介して抵抗体5を放熱することができる。
【0035】
上述した実施形態では、複数の素子150は、同一の形状を有しているが、一実施形態では、複数の素子150は、異なる形状を有してもよい。一実施形態では、素子150の抵抗体5のサイズを大きくすることにより、抵抗体5の放熱性を高めることができる。
【0036】
図3は、シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。図3に示す実施形態では、素子150は、シャント抵抗器1の長さ方向に配列された直列素子である。図3に示すように、電極6A、抵抗体5、および電極部材10は、この順にシャント抵抗器1の長さ方向に配列されている。図3に示す実施形態では、電極部材10の両端部23は、2つの接触部位10aに相当する。
【0037】
図4は、シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。図4に示す実施形態では、電極部材10は、その中央部分に形成された凸部10bを有している。凸部10bは、積層素子としての素子150,150の間に配置されている。凸部10bを形成することにより、抵抗体5からの熱をより効率よく放出することができる。
【0038】
図4に示すように、電圧検出配線25の数は、素子150の数に対応している。したがって、シャント抵抗装置は、少なくとも2つの接触部位10aに接続された少なくとも2つの電圧検出配線25を備えている。2つの電圧検出配線25は、電極部材10の両端部23側に配置されている。
【0039】
2つの電圧検出配線25の位置(ボンディング位置)を調整することにより、TCRを調整することができる。より具体的には、2つの電圧検出配線25を両端部23側に配置することにより、TCRは減少し、2つの電圧検出配線25を電極部材10の中央部分側に配置することにより、TCRは上昇する。
【0040】
図5は、シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。図5に示す実施形態では、シャント抵抗装置は、電圧検出配線25の代わりに、電極部材10の中央部分から延びるジャンパー端子10cを備えている。ジャンパー端子10cは、電極部材10と一体成形部材であり、通電パターン31に接続されている。本実施形態では、ジャンパー端子10cは、電極部材10の下面から延びている。
【0041】
図6は、シャント抵抗器の他の実施形態を示す図である。図6に示す実施形態では、積層素子としての素子150は、抵抗体5と電極部材10との間に配置された電極(第2電極)6Bを備えてもよい。
【0042】
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
【符号の説明】
【0043】
1 シャント抵抗器
5(5A,5B) 抵抗体
5a 第1抵抗体表面
5b 第2抵抗体表面
6A 第1電極
6B 第2電極
10 電極部材
10a 接触部位
10b 凸部
10c ジャンパー端子
23 両端部
25 電圧検出配線
30 通電パターン
31 通電パターン
33 電圧検出配線
150 素子
CL 中心線
図1
図2
図3
図4
図5
図6