(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024075068
(43)【公開日】2024-06-03
(54)【発明の名称】車外緊急通報装置
(51)【国際特許分類】
G08B 21/00 20060101AFI20240527BHJP
G08B 21/02 20060101ALI20240527BHJP
G08B 25/04 20060101ALI20240527BHJP
【FI】
G08B21/00 U
G08B21/02
G08B25/04 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022186224
(22)【出願日】2022-11-22
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 掲載アドレス:https://www.resonant-systems.com/ https://www.resonant-systems.com/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%A9%9F%E5%99%A8/%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%94%AF%E6%8F%B4%E8%A3%85%E7%BD%AE/%E8%BB%8A%E5%86%85%E7%82%B9%E6%A4%9C%E6%B3%A8%E6%84%8F%E5%96%9A%E8%B5%B7%E6%94%BE%E9%80%81%E8%A3%85%E7%BD%AE/ 掲載日:令和4年9月15日 〔刊行物等〕 掲載アドレス:https://www.resonant-systems.com/ https://www.resonant-systems.com/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%A9%9F%E5%99%A8/%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%94%AF%E6%8F%B4%E8%A3%85%E7%BD%AE/%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%82%93%E5%90%9B/ 掲載日:令和4年11月8日
(71)【出願人】
【識別番号】391008445
【氏名又は名称】株式会社レゾナント・システムズ
(74)【代理人】
【識別番号】110002963
【氏名又は名称】弁理士法人MTS国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】近藤 真子
(72)【発明者】
【氏名】鳥越 光暁
(72)【発明者】
【氏名】藤田 朋久
(72)【発明者】
【氏名】増田 英博
【テーマコード(参考)】
5C086
5C087
【Fターム(参考)】
5C086AA22
5C086BA22
5C086CB21
5C086DA07
5C086FA06
5C087AA02
5C087AA37
5C087BB72
5C087DD03
5C087DD13
5C087EE18
5C087FF02
5C087FF04
5C087GG08
5C087GG66
5C087GG83
(57)【要約】
【課題】簡単且つ安価な装置により、幼児や老人を含む乗客の車内への閉じ込めを確実に防止する。
【解決手段】車内の乗客が操作可能な位置に配設された緊急通報スイッチ150と、車外に緊急通報を行う通報手段140と、バッテリーから直接電源が供給され、エンジンスイッチがオフ且つ乗降ドア12がロック又は閉じられた状態で前記緊急通報スイッチ150がオンとされた時に前記通報手段140を作動させる制御手段160と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車内の乗客が操作可能な位置に配設された緊急通報スイッチと、
車外に緊急通報を行う通報手段と、
バッテリーから直接電源が供給され、エンジンスイッチがオフ且つ乗降ドアがロック又は閉じられた状態で前記緊急通報スイッチがオンとされた時に前記通報手段を作動させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする車外緊急通報装置。
【請求項2】
前記制御手段が、前記緊急通報スイッチがオンとされるまでは省電力状態とされていることを特徴とする請求項1に記載の車外緊急通報装置。
【請求項3】
前記通報手段が車外スピーカーであることを特徴とする請求項1に記載の車外緊急通報装置。
【請求項4】
前記通報手段がクラクションであることを特徴とする請求項1に記載の車外緊急通報装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車外緊急通報装置に係り、特に、幼稚園バス、保育園バス、スクールバス、デイサービス等の送迎バスや路線バスなどにおける幼児や老人を含む乗客の車内への閉じ込めを防止する際に用いるのに好適な車外緊急通報装置に関する。
【背景技術】
【0002】
幼稚園バスや保育園バスで、乗客である園児が寝込むなどして、乗務員がそれに気づかず車庫に戻り、降車、施錠をして、園児が車内に取り残され、事故に至るケースが発生している。これは幼稚園バスや保育園バスだけでなく、スクールバスやデイサービスなどの送迎バス、路線バスなどでも発生している。従って、幼児や老人を含む乗客の車内への閉じ込めを防止する装置が強く望まれている。
【0003】
車内への閉じ込め防止に適用可能と思われる技術として、特許文献1には、人の体温と動きから人を検知する人感センサや、車内の音を検知する手段を利用して車内の人の有無を検知し、その検知結果などに基づいて車内に人が存在すると判断した場合に、周囲又は所定の場所に通知する技術が記載されている。
【0004】
又、特許文献2には、特許文献1に記載の技術を改良して、車室内の人が動きを伴わない場合でも警報を出力できる可能性が高められた車両用警報装置が記載されている。
【0005】
又、特許文献3には、座席上にかかる力の変化を測定する座席センサの測定結果から在席を検知する装置が記載されている。
【0006】
又、特許文献4には、車室内カメラを用いて車両乗員を検知する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2016-149105号公報
【特許文献2】特開2020-201108号公報
【特許文献3】特開2018-201663号公報
【特許文献4】特開2014-40198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、いずれの技術も複雑なセンサや装置を必要とし、多額の費用がかかるため、予算が限られている幼稚園バスやスクールバス等の送迎バスや路線バスなどに適用するのは困難であった。特に、特許文献3の座席センサを用いる技術では、座席に座っているとは限らない幼児の場合、置き去りを検知できない恐れがあった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、簡単且つ安価な装置により、幼児や老人を含む乗客の車内への閉じ込めを確実に防止することが可能な車外緊急通報装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、車内の乗客が操作可能な位置に配設された緊急通報スイッチと、車外に緊急通報を行う通報手段と、バッテリーから直接電源が供給され、エンジンスイッチがオフ且つ乗降ドアがロック又は閉じられた状態で前記緊急通報スイッチがオンとされた時に前記通報手段を作動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする車外緊急通報装置により、前記課題を解決するものである。
【0011】
ここで、前記制御手段を、前記緊急通報スイッチがオンとされるまでは省電力状態とすることができる。
【0012】
又、前記通報手段を車外スピーカーとすることができる。
【0013】
又、前記通報手段をクラクションとすることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、簡単且つ安価な装置により、幼児や老人を含む乗客の車内への閉じ込めを確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施形態の全体構成を示すブロック図
【
図5】同じくリレーボックスのシークエンスを示すタイムチャート
【
図8】同じく乗務員が車内を点検している状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に記載した内容により限定されるものではない。又、以下に記載した実施形態における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
【0017】
後出
図6~7に例示されるような、手動扉12を備えた幼稚園バス等の送迎バス(以下単にバスと称する)10に適用した本発明の実施形態を
図1に示す。
【0018】
この実施形態は、例えば装置本体100に内蔵された車内スピーカー114、及び、例えば同じく装置本体100に内蔵された点検終了スイッチ(以下単に点検スイッチと称する)116(
図2参照)の押ボタン(以下点検ボタンと称する)118を備えた装置本体100(
図6参照)と、車外にアナウンスを行うための車外スピーカー140と、装置本体100の外部に接続され、エラー検出時に発光するセルフチェック確認用LED142と、を備えている。
【0019】
前記装置本体100は、後出
図6~7に例示される如く、運転席が車両前部に配設される車両では、車内通路の反対側の車両後部に配設される。
【0020】
本実施形態では、更に、車内に閉じ込められた乗客が操作可能な押ボタン(以下SOSボタンと称する)152、及び、該SOSボタン152が押された時に点滅するSOS確認用LED154を備えた緊急スイッチ150と、該緊急スイッチ150のSOSボタン152が押された時に前記車外スピーカー140による車外アナウンス及び前記SOS確認用LED154の点滅を行うためのリレーボックス160と、を備えている。
【0021】
前記装置本体100は、
図2に詳細に示す如く、前記車内スピーカー114と、前記点検ボタン118を含む点検スイッチ116と、外部から入力される車両電源BATT、エンジンキースイッチのアクセサリ電源ACCや点火スイッチIGの信号を含む車両信号、放送音声選択信号、緊急スイッチ150からの信号に応じて、前記セルフチェック確認用LED142を点灯し、車内スピーカー114を鳴らして点検アナウンスの車内放送を行い、必要に応じて車外スピーカー140から点検アナウンスや緊急アナウンスの車外放送を行うための制御回路120と、を備えている。
【0022】
前記制御回路120は、各種演算処理を行う中央処理ユニット(CPU)120Aと、データを入力するための入力インターフェイス(入力I/O)120Bと、データを処理するためのコンピュータプログラムが記憶されたリードオンリーメモリ(ROM)120Cと、演算途中のデータを一時的に記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)120Dと、データを出力するための出力インターフェイス(出力I/O)120Eと、前記各構成要素120A~120Eを接続するシステムバス120Fとを備えている。
【0023】
前記緊急スイッチ150は、SOSボタン152が押された時にリレーボックス160から電源が供給されて点滅するSOS確認用LED154を備えている。
【0024】
前記リレーボックス160には、
図1に示した如く、車両電源BATT、アクセサリ電源ACC、ドアロック信号、緊急スイッチ150出力、及び、装置本体100から入力される、リレーボックス160をセルフチェック状態にすることでリレーボックス160の動作確認を行うためのセルフチェック信号が入力され、エンジンキースイッチのアクセサリ電源ACC OFF、且つ、ドアロック ON時又はドア閉時にSOSボタン152が押されることで、アクセサリ制御信号ACC_Contとエマージェンシー信号を装置本体100へ出力し、バッテリー上がり防止のための省電力状態になっている、装置本体100を起動状態にすると共に、緊急スイッチ150のSOS確認用LED154の制御を行う。
【0025】
【0026】
まず、ステップ1000で車両電源BATTがONとされると、ステップ1010に進み、アクセサリ電源ACC又は点火スイッチIGがONとされたか否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ1020に進み、システムを起動し、ステップ1030で起動を完了すると、ステップ1040でアクセサリ電源ACC ONから例えば6秒後に後出
図6に示すように起動完了音、例えば「ピピ」を車内放送する。
【0027】
次いで、ステップ1100で通常動作に入る。具体的には、ステップ1110でアクセサリ電源ACC又は点火スイッチIGがONであるか否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ1100に戻り、
図4(A)に示したような通常動作を続ける。
【0028】
一方、ステップ1110でアクセサリ電源ACC又は点火スイッチIGがOFFとされたことが検知されると、
図4(B)に示すような点検動作を行う。具体的には、ステップ1120に進み、設定時間、例えば3秒が経過したか判定する。判定結果が正である場合は、ステップ1130で、
図7に例示するような車内点検を促す点検アナウンスの車内放送を繰り返し行う。点検アナウンスは、例えば幼児バス向けでは、「サイドブレーキをかけ、車内点検を行ってください」と放送し、路線バスや成人用の送迎バス向けでは、例えば「お客様は残っていませんか?サイドブレーキを掛け、バス後部まで確認をし、点検ボタンを押してください」と放送することができる。
【0029】
放送内容は、例えば2本の放送音声選択用端子への入力の組合せを変えることで、例えば2×2の4パターンに変えることができ、これにより車両乗員20は、
図8に例示する如く、車内を例えば後部まで移動して置き去られた乗客がいないか点検を行う。
【0030】
前記ステップ1120で設定時間、例えば3秒が経過するまで点検アナウンスを行わないのは、例えば送迎中のエンジンストールや、一時的なエンジン停止などで不要な点検アナウンスが行われるのを防止するためのものであるが、乗客の乗降時に一時的に車両乗員20がバスを離れることも考慮して10分程度に設定することもできる。更に、ON/OFF可能なタイマーを設け、送迎ルートに合わせて送迎時間帯は点検アナウンスが行われないようにすることもできる。あるいは、通常の走行時間中、又は、それより少し短い時間の間はシステムが動作しないように設定することもできる。
【0031】
ステップ1130終了後、ステップ1140に進み、点検アナウンスの車内放送が設定回数、例えば10回繰り返されたか否かを判定する。設定回数が繰り返されたときはステップ1180に進み、車外スピーカー140から別音声の点検アナウンスを車外放送し、ステップ1190で点検ボタン118が押されるまで継続する。これにより、車外に対しても注意を喚起することができる。車外への点検アナウンスの代わりにクラクションを鳴らすこともできる。
【0032】
一方、点検アナウンスの車外放送を開始するまではステップ1150に進み、
図4(B)に示した如く、ステップ1160で点検ボタン118が押されるまで点検アナウンスの車内放送を繰り返す。なお、ステップ1120の設定時間、ステップ1140の設定回数やアナウンス内容については任意に設定できる。
【0033】
ステップ1160で点検ボタン118がONとされると、ステップ1170に進み、
図4(B)に示したように、点検アナウンスを停止し、ステップ1200でシステムを停止する。
【0034】
ステップ1150でアクセサリ電源ACC又は点火スイッチIGがONとされて点検動作が解除された時のシークエンスを
図4(C)に示す。
【0035】
本システムは、エンジンキースイッチのON/OFFと、バッテリー直結の電源の供給を受けており、起動後にエンジンキースイッチがOFFになっても、バッテリー直結の電源を用いて自己保持回路により監視、放送をすることができる。ただし、自己保持による動作を継続させ続けると、バッテリー上がりなどを発生させる可能性があるので、自己保持による動作は、例えば点検ボタンが押されるまで又は必要最小時間に設定することができる。
【0036】
一方、車内に閉じ込められた乗客がステップ1050で緊急スイッチ150のSOSボタン152を押した時には、ステップ1060に進み、システムを起動し、
図4(D)に示す如く、動作する。
【0037】
即ち、前記リレーボックス160は、具体的には、
図5(A)に示す車両電源BATT、
図5(B)に示すアクセサリ電源ACC又は点火スイッチIG ONの車両信号、
図5(C)に示すドアロック信号又はドア閉信号、
図5(D)に示す緊急スイッチ信号をもとに、
図5(E)に示すアクセサリ制御信号ACC_Cont、
図5(F)に示すエマージェンシー信号、
図5(G)に示すLED電源を出力する。
【0038】
これにより、緊急スイッチ150がONとされてから設定時間、例えば約6秒後に、車外スピーカー140による
図9に例示するような車外アナウンス、例えば、「車内に人が居ます。確認して下さい」などを放送する。これは、ステップ1080でアクセサリ電源ACCがONとされるまで継続する。これにより、車内に閉じ込められた乗客が外部に緊急事態を知らせることができる。ステップ1070の車外アナウンスもクラクションに代えたり、クラクションと併用することができる。
【0039】
ステップ1080でアクセサリ電源ACCがONとされると、ステップ1090で緊急アナウンスが停止され、ステップ1100の通常動作に入る。
【0040】
なお、エンジンキースイッチのアクセサリ電源ACCがONであるときは、緊急スイッチ150には反応しない。一方、アクセサリ電源ACCがOFFである時に、緊急スイッチ150がONとされると、アクセサリ制御信号ACC_Cont、エマージェンシー信号を出力し続けると同時に、SOS確認用LED154を点滅させる電源を出力する。一方、次回アクセサリ電源ACCをONにすると、エマージェンシー信号とLED点滅が解除される。
【0041】
なお、車両の点検が終わり、電源が断たれた状態で、置き去りが発生し、車内で緊急スイッチ150がONとされた場合は、システムを起動させ、緊急の動作を行わなければならない。そこでリレーボックス160を設け、エンジンキースイッチの電源が断たれていても、バッテリー直結電源を利用して、緊急通報を行えるようにしている。
【0042】
緊急通報は、ドアロック信号がON時にのみ発生するようにして誤報の発生を防いだり、ドアロックされていなくてもドアが閉じられているだけで発生するようにし、ドアが自分で開けられない幼児や老人でも緊急通報を行えるようにして安全性を高めることができる。
【0043】
緊急通報発生の条件をドアロック、ドア閉のいずれかにするかを設定で変えることもできるようにして汎用性を高めることもできる。
【0044】
前記実施形態においては、エラー検出時に発光するセルフチェック確認用LED142が装置本体100とは別体とされ、外部に接続できるようにしたので、装置本体100の取付位置によらず、セルフチェック確認用LED142を容易に確認可能な位置に取付できる。なお、セルフチェック確認用LED142を装置本体100に内蔵して、装置の取付を容易とすることもできる。
【0045】
前記実施形態においては、車内への閉じ込め防止のための車内スピーカー114、点検ボタン118を含む点検スイッチ116等が設けられていたが、これらをオプションとして、緊急通報だけに機能を限定することも可能である。
【0046】
前記実施形態では、エンジンキースイッチにより操作されるアクセサリ電源ACC又は点火スイッチIGにより装置を動作させていたが、エンジンキースイッチが抜かれたことを検知して装置を動作させてもよい。又、エンジンキースイッチも押ボタンによるものでもかまわない。手動扉12も自動扉であってもよい。
【0047】
前記実施形態においては本発明がバスに適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、バス以外の3列シートのミニバンを含む乗用車や、船舶や航空機等にも同様に適用できることは明らかである。
【符号の説明】
【0048】
10…送迎バス
12…手動扉
100…装置本体
120…制御回路
140…車外スピーカー
150…緊急(通報)(SOS)スイッチ
152…緊急スイッチ押ボタン(SOSボタン)
154…SOS確認用LED
160…リレーボックス