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特開2024-75518インスタントメッセージングサービス方法及び装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024075518
(43)【公開日】2024-06-03
(54)【発明の名称】インスタントメッセージングサービス方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/046 20220101AFI20240527BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20240527BHJP
   G06Q 50/00 20240101ALI20240527BHJP
   H04L 67/53 20220101ALN20240527BHJP
【FI】
H04L51/046
H04L51/04
G06Q50/00 300
H04L67/53
【審査請求】有
【請求項の数】21
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023198398
(22)【出願日】2023-11-22
(31)【優先権主張番号】10-2022-0157402
(32)【優先日】2022-11-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】キム,チェリン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジヘ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ユンソン
(72)【発明者】
【氏名】カン,ジス
(57)【要約】      (修正有)
【課題】インスタントメッセージを用いてウィッシュリストに希望するプレゼント商品を追加することを匿名又は実名で要求するウィッシュリストに関する方法、プログラム、サーバ及び端末を提供する。
【解決手段】インスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法は、受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージが匿名送信の有無を判断するステップと、受信者アカウントの端末に匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームに送信するステップと、ウィッシュ要求メッセージを介して受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、ウィッシュ要求メッセージの送信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するステップと、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法であって、
受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を判断するステップと、
前記受信者アカウントの端末に、匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームを介して送信するステップと、
前記受信者アカウントの端末に、実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第2タイプのチャットルームを介して送信するステップと、
前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、
前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記発信者アカウントが参加するチャットルームを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1タイプのチャットルームを介して送信するステップは、
前記受信者アカウントに匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数をカウントするステップと、
前記受信者アカウントに匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数に基づいて、前記第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージを送信するステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップは、
前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、前記第1タイプのチャットルームを介して前記発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、前記第2タイプのチャットルームを介して前記発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記受信者アカウントの端末に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ウィッシュ要求メッセージの個数情報は、前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録によって初期化される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ウィッシュ要求メッセージは、前記発信者アカウントが選択した少なくとも1つのアイテムを含むプレゼント候補リストを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ウィッシュ要求メッセージは、前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージは、前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした前記発信者アカウントの端末から前記ウィッシュ要求メッセージの送信要求を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
インスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法であって、
受信者アカウントに送信された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを前記受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リストに格納するステップと、
前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録を検出するステップと、
前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
前記ウィッシュ要求リストを初期化するステップと、
を含む、方法。
【請求項12】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップは、
前記少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージそれぞれの匿名送信の有無を判断するステップと、
匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、
を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、
前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記発信者アカウントが参加するチャットルームを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記受信者アカウントの端末に前記ウィッシュ要求リストに格納されたウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
インスタントメッセージングサービスを使用する端末の動作方法であって、
受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテム登録を要求するウィッシュ要求メッセージの送信を要求するステップと、
前記ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を選択するステップと、
前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップと、
前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップと、
を含む、方法。
【請求項16】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、
前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記端末にログインされたアカウントが参加するチャットルームを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ウィッシュ要求メッセージは、予め決定されたテンプレート及びユーザが入力したテキストのうち少なくとも1つに基づいて生成される、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
ハードウェアと結合して請求項1~請求項17のいずれか一項に記載の方法を実行させるために媒体に格納されたコンピュータプログラム。
【請求項19】
インスタントメッセージングサービスを提供するサーバであって、
受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を判断し、
前記受信者アカウントの端末に、匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームを介して送信し、
前記受信者アカウントの端末に、実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第2タイプのチャットルームを介して送信し、
前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する、
少なくとも1つのプロセッサを含む、サーバ。
【請求項20】
インスタントメッセージングサービスを提供するサーバであって、
受信者アカウントに送信された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを前記受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リストに格納し、
前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録を検出し、
前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信し、
前記ウィッシュ要求リストを初期化する、
少なくとも1つのプロセッサを含む、サーバ。
【請求項21】
インスタントメッセージングサービスを使用する端末であって、
受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテム登録を要求するウィッシュ要求メッセージの送信を要求し、
前記ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を選択し、
前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信し、
前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信する、
少なくとも1つのプロセッサを含む、端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の実施形態は、インスタントメッセージングサービス方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、モバイルスマート機器の発達によりネットワークを介して他のユーザと交流のためのオンラインプラットフォームサービスの利用が増加している。他のユーザと交流するためのオンラインプラットフォームサービスの代表的な例として、ユーザ間のコミュニケーション、情報共有及び人脈拡大などを介して社会的な関係を生成し強化するオンラインプラットフォームであるソーシャルネットワーキングサービス(social networking service;SNS)、2以上のユーザ間のリアルタイムコンテンツ通信のためのオンラインプラットフォームであるインスタントメッセージングサービス(instant messaging service;IMS)などがある。このようなモバイル機器を通した疎通が増加し、オンラインプラットフォームサービスは、他のユーザと1:1の通信だけでなく、イコマースプラットフォームと結合してユーザ間にプレゼントをやりとりする機能を支援している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以下の実施形態によって、インスタントメッセージを用いてウィッシュリストに希望するプレゼント商品を追加することを匿名又は実名で要求するウィッシュリストに関する機能を提供することにある。
【0004】
以下の実施形態によって、インスタントメッセージを用いて他のユーザアカウントのウィッシュリストにプレゼント商品が追加されたという通知を受信するウィッシュリストに関する機能を提供することにある。
【0005】
但し、技術的な課題は、上述した技術的な課題に限定されるものではなく、更なる技術的な課題が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一側に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法は、受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を判断するステップと、前記受信者アカウントの端末に、匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームを介して送信するステップと、前記受信者アカウントの端末に、実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第2タイプのチャットルームを介して送信するステップと、前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップとを含む。
【0007】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記発信者アカウントが参加するチャットルームを含むことができる。
【0008】
前記第1タイプのチャットルームを介して送信するステップは、前記受信者アカウントに匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数をカウントするステップと、前記受信者アカウントに匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数に基づいて、前記第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージを送信するステップとを含むことができる。
【0009】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップは、前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、前記第1タイプのチャットルームを介して前記発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、前記第2タイプのチャットルームを介して前記発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップとを含むことができる。
【0010】
前記サーバの動作方法は、前記受信者アカウントの端末に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップをさらに含むことができる。
【0011】
前記ウィッシュ要求メッセージの個数情報は、前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録によって初期化されることができる。
【0012】
前記ウィッシュ要求メッセージは、前記発信者アカウントが選択した少なくとも1つのアイテムを含むプレゼント候補リストを含むことができる。
【0013】
前記ウィッシュ要求メッセージは、前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含むことができる。
【0014】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージは、前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含むことができる。
【0015】
前記サーバの動作方法は、前記受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした前記発信者アカウントの端末から前記ウィッシュ要求メッセージの送信要求を受信するステップをさらに含むことができる。
【0016】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法は、受信者アカウントに送信された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを前記受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リストに格納するステップと、前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録を検出するステップと、前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、前記ウィッシュ要求リストを初期化するステップとを含む。
【0017】
前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップは、前記少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージそれぞれの匿名送信の有無を判断するステップと、匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップと、実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップとを含むことができる。
【0018】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記発信者アカウントが参加するチャットルームを含むことができる。
【0019】
前記サーバの動作補法は、前記受信者アカウントの端末に前記ウィッシュ要求リストに格納されたウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップをさらに含むことができる。
【0020】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを使用する端末の動作方法は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテム登録を要求するウィッシュ要求メッセージの送信を要求するステップと、前記ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を選択するステップと、前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップと、前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップとを含む。
【0021】
前記第1タイプのチャットルームは、前記サービスに関するチャネルのチャットルームを含み、前記第2タイプのチャットルームは、前記受信者アカウント及び前記端末にログインされたアカウントが参加するチャットルームを含むことができる。
【0022】
前記ウィッシュ要求メッセージは、予め決定されたテンプレート及びユーザが入力したテキストのうち少なくとも1つに基づいて生成されることができる。
【0023】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバは、受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を判断し、前記受信者アカウントの端末に、匿名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームを介して送信し、前記受信者アカウントの端末に、実名に送信された前記ウィッシュ要求メッセージを第2タイプのチャットルームを介して送信し、前記ウィッシュ要求メッセージを通した前記受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、前記ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0024】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバは、受信者アカウントに送信された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを前記受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リストに格納し、前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録を検出し、前記ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信し、前記ウィッシュ要求リストを初期化する、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0025】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを使用する端末は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテム登録を要求するウィッシュ要求メッセージの送信を要求し、前記ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を選択し、前記ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信し、前記ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介して前記ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信する、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【発明の効果】
【0026】
以下の実施形態によると、インスタントメッセージを用いてウィッシュリストに機能するプレゼント商品を追加することを匿名又は実名で要求するウィッシュリストに関する機能を提供することができる。
【0027】
以下の実施形態に係ると、インスタントメッセージを用いて他のユーザアカウントのウィッシュリストにプレゼント商品が追加されたという通知を受信するウィッシュリストに関する機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスのためのシステムの概要を例示する図である。
図2】一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法のフローチャートである。
図3】一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法のフローチャートである。
図4】一実施形態に係るウィッシュ要求リストを用いてウィッシュ要求メッセージ及びウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する方法を説明するための図である。
図5】一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを使用する端末の動作方法のフローチャートである。
図6A】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信要求のための画面を例示する図である。
図6B】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信要求のための画面を例示する図である。
図7A】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信タイプを選択するための画面を例示する図である。
図7B】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信タイプを選択するための画面を例示する図である。
図8A】受信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
図8B】受信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
図9】受信者アカウントの端末に出力されるウィッシュリストにアイテムを登録するための画面を例示する図である。
図10A】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
図10B】発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
図11A】プレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージを説明するための図である。
図11B】プレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージを説明するための図である。
図11C】プレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージを説明するための図である。
図12A】ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される例を説明するための図である。
図12B】ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される例を説明するための図である。
図13】一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスのためのシステムのハードウェア構成の例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
実施形態に対する特定な構造的又は機能的な説明は単なる例示のための目的として開示されたものであって、様々な形態に変更されることができる。したがって、実施形態は特定な開示形態に限定されるものではなく、本明細書の範囲は技術的な思想に含まれる変更、均等物ないし代替物を含む。
【0030】
第1又は第2などの用語を複数の構成要素を説明するために用いることがあるが、このような用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ解釈されなければならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素と命名することができ、同様に、第2構成要素は第1構成要素にも命名することができる。
【0031】
いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」されているか「接続」されていると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されているか又は接続されているが、中間に他の構成要素が存在し得るものと理解されなければならない。
【0032】
単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は、明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0033】
異なるように定義さがれない限り、技術的又は科学的な用語を含んで、ここで用いる全ての用語は、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義された用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならず、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味として解釈されることはない。
【0034】
以下、添付する図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。図面を参照して説明する際に、図面符号に拘わらず同じ構成要素は同じ参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。
【0035】
図1は、一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスのためのシステムの概要を例示する図である。
【0036】
図1を参照すると、一実施形態に係るグループウェアサービスのためのシステム100は、端末110、サーバ120、及びネットワーク130を含む。サーバ120及び端末110の具体的なハードウェア構成については以下で詳説する。
【0037】
一実施形態に係るサーバ120は、ネットワーク130を介してインスタントメッセージングサービス(instant messaging service)を提供するサーバを含む。一例として、サーバ120は、ウィッシュリストに関するインスタントメッセージングサービスを提供するサーバを含んでもよい。インスタントメッセージングサービスは、無線インターネット又は無線通信網のようなネットワーク130を介してテキストメッセージ、音声メッセージ、メディアファイルなどのようなインスタントメッセージ(instant message)をリアルタイムに送信し、複数のユーザがリアルタイムチャットを可能にするサービス及びそれに関するサービスを含み得る。
【0038】
サーバ120は、ユーザインターフェース(UI)、機能(function)、動作(operation)、又は、サービスなどのために端末110で実行されたインスタントメッセージングサービスに関するアプリケーション(以下、アプリ)あるいはインスタントメッセージングサービスに関するウェブに連動され得る。以下、インスタントメッセージングサービスに関するアプリ又はインスタントメッセージングサービスに関するウェブは、インスタントメッセンジャーに称される。
【0039】
端末110は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、ネットブック、ノートブック、PDA(Personal Digital Appliance)、スマートフォン、ウェアラブルデバイス(Wearable device)、及び類似の機能を行う様々な装置を含んでもよい。
【0040】
端末110は、サーバで提供するインスタントメッセンジャーによって駆動されてもよい。ユーザは、端末110でインスタントメッセンジャーを実行し、サーバ120で提供するインスタントメッセージングサービスを使用できる。ユーザは、インスタントメッセンジャーを介してインスタントメッセージングサービスに加入してユーザアカウントを生成してもよい。ユーザは、インスタントメッセージングサービスに加入したアカウントの端末110を介して、インスタントメッセージングサービスを使用できる。インスタントメッセージングサービスに加入したアカウントの端末110は、インスタントメッセージングサービスに加入したアカウントでログインされた端末を意味する。
【0041】
一実施形態に係るサーバ120は、プレゼントするサービスあるいはプレゼントするサーバに連動されてもよい。サーバ120は、インスタントメッセージングサービスに連動されているプレゼントするサービスを提供してもよく、プレゼントするサービスを提供するプレゼントするサーバに連動してプレゼントするサービスを提供してもよい。プレゼントするサービスは、ソーシャルコマースプラットフォームに基づいて商品を購入し、商品の受信者を指定し、受取人に商品が伝達されるようにするサービスのことを意味する。例えば、「プレゼントする」サービスで商品が購入されたという情報、プレゼントが送信されたという情報は、インスタントメッセージングサービスで提供するチャットルームを介して購入者及び受信者に共有され得る。例えば、ユーザは、インスタントメッセンジャーを介して「プレゼントする」サービスに接続してもよい。ユーザは、インスタントメッセージングサービスに加入したアカウントを用いて「プレゼントする」サービスを使用する。あるいは、ユーザは、「プレゼントする」サービスに加入したアカウントを用いてインスタントメッセージングサービスを使用してもよい。
【0042】
一実施形態によれば、「プレゼントする」サービスは、希望する商品を格納するウィッシュリスト(wish-list)機能を提供しすることができる。ウィッシュリストは、「プレゼントする」サービスあるいはインスタントメッセージングサービスに加入したアカウントに対応して生成されてもよい。特定のアカウントに対応するウィッシュリストは、特定のアカウントに登録された他のユーザのアカウント(例えば、友人関係として登録されているアカウント)に共有されてもよい。言い換えれば、ユーザのアカウントでログインされた端末は、友人関係として登録されている他のユーザのアカウントに対応するウィッシュリストにアクセスしてもよい。ウィッシュリストにアクセスすることは、ウィッシュリストに含まれているアイテムの情報を提供し、ウィッシュリストに関する機能(例えば、ウィッシュリストにアイテムを追加する機能、ウィッシュリストに含まれたアイテムを「プレゼントする」機能など)を提供するウィッシュリストインターフェースにアクセスすることを意味する。
【0043】
一実施形態によれば、サーバ120は、ウィッシュリストに関するインスタントメッセージングサービスを提供し、ユーザは、インスタントメッセージングサービスに加入したアカウントでログインされた端末を介してウィッシュリストに関するインスタントメッセージングサービスを使用することができる。ウィッシュリストに関するインスタントメッセージングサービスについては、以下で詳説する。
【0044】
図2は、一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法のフローチャートである。
【0045】
図2を参照すると、サーバの動作方法は、受信者アカウントに送信されたウィッシュ(wish)要求メッセージの匿名送信の有無を判断するステップS210を含む。ウィッシュ要求メッセージは、ウィッシュリストに商品を登録することを要求するメッセージであって、ウィッシュ要求メッセージの送信を要求したアカウントにより、ウィッシュ要求メッセージの受信者として指定されたアカウントに送信されてもよい。ウィッシュ要求メッセージの送信を要求したアカウントは発信者アカウントであって、ウィッシュ要求メッセージの受信者として指定されたアカウントは受信者アカウントに称される。
【0046】
一実施形態によれば、サーバの動作方法は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした発信者アカウントの端末からウィッシュ要求メッセージの送信要求を受信する段階を含む。発信者アカウントの端末は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスできる。例えば、発信者アカウントと受信者アカウントは、互いに友人関係としで登録されているアカウントに該当する。送信者アカウントの端末は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストを介して、ウィッシュ要求メッセージを受信者アカウントに送信することをサーバに要求してもよい。
【0047】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージは、送信タイプが決定されることができる。ウィッシュ要求メッセージの送信要求時に送信タイプが選択されてもよい。ウィッシュ要求メッセージの送信タイプは、発信者アカウントにより決定されてもよい。送信タイプは、匿名の送信タイプ及び実名の送信タイプを含んでもよい。ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を判断することは、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプが匿名の送信タイプであるか、あるいは実名の送信タイプであるかを判断することを意味する。ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、あるいは匿名の送信タイプである場合、受信者アカウントの端末に送信されたウィッシュ要求メッセージは、発信者アカウントの情報を含まなくてもよい。発信者アカウントの情報は、発信者アカウントを識別するための情報として、例えば、発信者アカウントの識別子を含んでもよい。ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、あるいは実名送信タイプである場合、受信者アカウントの端末に送信されたウィッシュ要求メッセージは、発信者アカウントの情報を含んでもよい。
【0048】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、受信者アカウントの端末に、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージを第1タイプのチャットルームを介して送信するステップS220、及び受信者アカウントの端末に、実名に送信されたウィッシュ要求メッセージを第2タイプのチャットルームを介して送信するステップS230を含む。
【0049】
チャネルは、企業あるいはサービスのための公式アカウントであって、一般のアカウントとは区分されるアカウントタイプである。チャネルのチャットルームは、公式アカウントと一般ユーザのアカウントが参加するチャットルームであり、一般ユーザのアカウントが参加している一般のチャットルームとは区分される。一例として、チャネルのチャットルームは、公式アカウントによって企業あるいはサービスに関する情報性メッセージあるいは広告性メッセージが送信されるチャットルームである。一方、一般のチャットルームは、参加するユーザのアカウントの間にメッセージを介してチャットをやり取りするチャットルームである。
【0050】
第1タイプのチャットルームは、サービスに関するチャネルのチャットルームを含む。例えば、第1タイプのチャットルームは、インスタントメッセージングサービスに関するチャネル、あるいは「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを含んでもよい。匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージは、インスタントメッセージングサービスあるいは「プレゼントする」サービスに関する公式アカウントを発信者にするメッセージとして、第1タイプのチャットルームに送信される。
【0051】
第2タイプのチャットルームは、受信者アカウント及び発信者アカウントが参加するチャットルームを含む。例えば、第2タイプのチャットルームは、受信者アカウント及び発信者アカウントが参加する1:1チャットルームあるいは受信者アカウント及び発信者アカウントが参加するグループチャットルームを含んでもよい。実名に送信されたウィッシュ要求メッセージは、発信者アカウントを発信者にするメッセージとして第2タイプのチャットルームに送信されてもよい。
【0052】
一実施形態によれば、第1タイプのチャットルームを介して送信するステップS220は、受信者アカウントに匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数をカウントするステップ及び受信者アカウントに匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数に基づいて、第1タイプのチャットルームを介してウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージを送信するステップを含む。
【0053】
一例として、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数がn個(例えば、nは、1以上の自然数)に到達するごとに、第1タイプのチャットルームを介してウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージが受信者アカウントの端末に送信されてもよい。一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージを介して受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数は0に初期化された後再びカウントされ得る。
【0054】
一例として、受信者アカウントに匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数に応じて、他のタイプのウィッシュ要求メッセージの受信を通知するメッセージが送信されてもよい。例えば、受信者アカウントに匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数が1個以上及び5個以下である場合、ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するための第1タイプのメッセージが送信され、受信者アカウントに匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数が6個以上及び10個以下である場合、ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するための第2タイプのメッセージが送信されてもよい。ウィッシュ要求メッセージの受信を通知するための第2タイプのメッセージは、第1タイプのメッセージより受信者アカウントのウィッシュリスト登録を強く誘導するためのテキスト及び/又は視覚的な記号を含んでもよい。
【0055】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージは、受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含んでもよい。受信者アカウントの端末は、ウィッシュ要求メッセージを介して自身のアカウントに対応するウィッシュリストにアクセスできる。受信者アカウントのユーザは、端末を介してウィッシュリストにアイテムを追加し得る。
【0056】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、ウィッシュ要求メッセージを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップS240を含む。サーバは、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテムが追加されることを検出してもよい。サーバは、受信者アカウントの端末がウィッシュ要求メッセージを介して、ウィッシュリストにアクセスしウィッシュリストにアイテムを追加した場合と、異なる経路を介してウィッシュリストにアクセスしウィッシュリストにアイテムを追加した場合とに区分して検出してもよい。サーバは、受信者アカウントの端末がウィッシュ要求メッセージを介してウィッシュリストにアクセスしウィッシュリストにアイテムを追加したことを検出した場合、ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する。
【0057】
一実施形態によれば、サーバは、ウィッシュ要求メッセージを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、検出時点以前に受信者アカウントの端末にウィッシュ要求メッセージを発送した1つ以上の発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する。一例として、受信者アカウントに第1ウィッシュ要求メッセージ及び第2ウィッシュ要求メッセージを含む複数のウィッシュ要求メッセージが送信された場合、受信者アカウントのユーザは、第1ウィッシュ要求メッセージを介してウィッシュリストにアクセスしてアイテムを追加してもよい。サーバは、第1ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末だけでなく、検出時点に受信者アカウントにウィッシュ要求メッセージを送信した第2ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にもウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信してもよい。受信者アカウントに複数のウィッシュ要求メッセージが送信された場合、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信する方法については、以下で詳説する。
【0058】
ウィッシュリストの登録を通知するメッセージは、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテムが追加されたことを通知するメッセージを含む。一実施形態によれば、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージは、受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含んでもよい。発信者アカウントの端末は、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージを介して受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスしてもよい。発信者アカウントのユーザは、受信者アカウントに対応するウィッシュリストに追加されたアイテムを確認することができる。
【0059】
一実施形態に係るウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップS240は、ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介して発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップ、及びウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介して発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップを含む。
【0060】
一実施形態によれば、サーバの動作方法は、受信者アカウントの端末に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップを含む。一例として、受信者アカウントの端末に匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報だけが提供されたり、実名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報だけが提供されてもよい。一例として、受信者アカウントの端末に匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報と実名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報がそれぞれ提供されてもよい。一例として、受信者アカウントの端末に匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数と実名に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数の合計が提供されてもよい。
【0061】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージの個数情報は、ウィッシュ要求メッセージを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録により初期化され得る。
【0062】
図3は、一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを提供するサーバの動作方法のフローチャートである。
【0063】
図3を参照すると、サーバの動作方法は、受信者アカウントに送信された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リストに格納するステップS310を含む。ウィッシュ要求リストは、ウィッシュ要求メッセージの格納空間として、例えば、キュー(queue)、スタック(stack)、アレイ(array)を含んでもよい。ウィッシュ要求リストは、ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウント及びウィッシュ要求メッセージの送信タイプに関する情報を格納してもよい。
【0064】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、受信者アカウントの端末にウィッシュ要求リストに格納されたウィッシュ要求メッセージの個数情報を提供するステップを含む。サーバは、ウィッシュ要求リストに格納されたウィッシュ要求メッセージの個数がn個である場合、受信者アカウントの端末にウィッシュ要求メッセージがn個受信されたという情報を提供する。
【0065】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録を検出するステップS320を含む。
【0066】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップS330を含む。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される発信者アカウントの端末は、ウィッシュリストの登録が検出された時点でウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージそれぞれの発信者アカウントの端末を含んでもよい。
【0067】
一実施形態に係るウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップS330は、ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージそれぞれの匿名送信の有無を判断するステップ、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第1タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップ、及び実名に送信されたウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末に第2タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信するステップを含む。
【0068】
一実施形態に係るサーバの動作方法は、ウィッシュ要求リストを初期化するステップS340を含む。ウィッシュ要求リストに格納された少なくとも1つのウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されれば、サーバは、ウィッシュ要求リストを初期化する。ウィッシュ要求リストを初期化することは、ウィッシュ要求リストに格納されているデータを全て削除することを意味する。ウィッシュ要求リストには、ウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリストの登録が検出された後に受信者アカウントに送信されたウィッシュ要求メッセージが格納されてもよい。
【0069】
例えば、図4を参照すると、受信者アカウントの端末に第1発信者アカウントによって送信された第1ウィッシュ要求メッセージ、第2発信者アカウントによって送信された第2ウィッシュ要求メッセージ、及び第3発信者アカウントによって送信された第3ウィッシュ要求メッセージが受信されてもよい。受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リスト410は、受信された3つのウィッシュ要求メッセージを格納してもよい。
【0070】
3つのウィッシュ要求メッセージのうち少なくとも1つを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出420された場合、第1発信者アカウントの端末、第2発信者アカウントの端末及び第3発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される。3つのウィッシュ要求メッセージそれぞれの送信タイプに応じて、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されるチャットルームのタイプを決定することができる。一例として、第1ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1発信者アカウントの端末には、第1タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されてもよい。一例として、第2ウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2発信者アカウントの端末には、第2タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されてもよい。
【0071】
発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されれば、受信者アカウントに対応するウィッシュ要求リスト430は初期化される。
【0072】
図5は、一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスを使用する端末の動作方法のフローチャートである。
【0073】
一例として、インスタントメッセージングサービスを使用する端末は、ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末あるいは発信者アカウントでログインされた端末を含んでもよい。
【0074】
図5を参照すると、端末の動作方法は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアイテム登録を要求するウィッシュ要求メッセージの送信を要求するステップS510を含む。
【0075】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージは、予め決定されたテンプレート及びユーザが入力したテキストのうち少なくとも1つに基づいて生成される。予め決定されたテンプレートは、予め決定されたテキスト、予め決定された視覚的記号、テキスト及び/又は視覚的記号の配置及び予め決定されたメッセージのスタイル(例えば、字体、字色、字の大きさ、背景の色、背景パターンなど)のうち少なくとも1つを含んでもよい。一例として、少なくとも1つのテンプレートが提供され、提供されたテンプレートのうちユーザによって選択されたテンプレートから構成されたウィッシュ要求メッセージが生成されてもよい。テンプレートは、ユーザによって編集されてもよい。例えば、テンプレートに含まれている予め決定されたテキストは、ユーザによって変更されてもよい。一例として、ユーザによって入力されたテキストを含むウィッシュ要求メッセージが生成されてもよい。
【0076】
端末の動作方法は、ウィッシュ要求メッセージの匿名送信の有無を選択するステップS520を含む。匿名送信の有無の選択に応じてウィッシュ要求メッセージは、ユーザアカウントの端末に匿名に送信あるいは実名に送信されてもよい。
【0077】
端末の動作方法は、ウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、第1タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップS530、及びウィッシュ要求メッセージが実名に送信された場合、第2タイプのチャットルームを介してウィッシュリストの登録を通知するメッセージを受信するステップS540を含む。
【0078】
図6A及び図6Bは、発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信要求のための画面を例示する図である。
【0079】
一実施形態によれば、発信者アカウントの端末は、受信者アカウントを指定して「プレゼントする」機能を実行する。指定された受信者アカウントに対する「プレゼントする」機能の実行により、図6Aに示す画面601及び図6Bに示す画面602に示すように、受信者アカウントにプレゼントを送信するためのインターフェースが発信者アカウントの端末に提供され得る。
【0080】
図6Aに示す画面601を参照すると、受信者アカウントにプレゼントを送信するためのインターフェースは受信者アカウントに対応するウィッシュリスト610を含む。言い換えれば、発信者アカウントの端末は、受信者アカウントに対する「プレゼントする」機能の実行により、受信者アカウントに対応するウィッシュリスト610にアクセスしてもよい。ウィッシュリスト610は、ウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト611を含む。一例として、インターフェーシングオブジェクト611を選択する入力は、受信者アカウントにウィッシュ要求メッセージの送信をサーバに要求する入力に該当する。
【0081】
図6Bに示す画面602を参照すると、受信者アカウントに対応するウィッシュリスト620は、受信者アカウントが登録したアイテム622を含む。ウィッシュリスト620に少なくとも1つのアイテム622が登録された場合にも、ウィッシュリスト620を介してウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト621が提供され得る。
【0082】
上述したように、ウィッシュ要求メッセージは匿名に送信されるか、あるいは実名に送信されるかの送信タイプを選択することができる。ウィッシュ要求メッセージの送信タイプに応じて、受信者アカウントの端末に第1タイプのチャットルームあるいは第2タイプのチャットルームを介してウィッシュ要求メッセージが送信され得る。一例として、ウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト611,621を選択する入力が受信された場合、発信者アカウントの端末にウィッシュ要求メッセージの送信タイプを選択するための画面(例えば、図7Aに示す画面701あるいは図7Bに示す画面702)が出力され得る。
【0083】
図7A及び図7Bは、発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージの送信タイプを選択するための画面を例示する図である。
【0084】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージの送信を要求した発信者アカウントの端末は、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプを選択してもよい。上述したように、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプは、匿名の送信タイプ及び実名の送信タイプを含んでいる。
【0085】
図7Aに示す画面701を参照すると、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプの選択のためのインターフェーシングオブジェクト710を選択する入力により、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプが実名の送信タイプとして決定されてもよい。受信者アカウントに送信されるウィッシュ要求メッセージを予め示すプレビューウィンドウ720を介して実名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージが表示される。プレビューウィンドウ720は、メッセージのテンプレートを編集するためのインターフェーシングオブジェクト721を含む。インターフェーシングオブジェクト721が選択される場合、端末の入力によってテンプレートに含まれているテキストあるいは視覚的記号などが修正され得る。
【0086】
図7Aに示す画面701を参照すると、送信タイプが決定されたウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト730を含んでもよい。上述したように、実名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージは、受信者アカウント及び発信者アカウントが参加する第2タイプのチャットルームを介して送信されてもよい。実名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト730は、ウィッシュ要求メッセージが送信されるチャットルームのタイプを指示する情報を含む。例えば、インターフェーシングオブジェクト730は、ウィッシュ要求メッセージが送信されるチャットルームのタイプを1:1チャットルームに指示する情報を含んでもよい。インターフェーシングオブジェクト730を選択する入力により、プレビューウィンドウ720に表示された形態に生成されたウィッシュ要求メッセージが受信者アカウントの端末に送信されることができる。
【0087】
図7Bに示す画面702を参照すると、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプの選択のためのインターフェーシングオブジェクト740を選択する入力により、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプが匿名の送信タイプとして決定されてもよい。受信者アカウントに送信されるウィッシュ要求メッセージを予め示すプレビューウィンドウ750を介して匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージが表示される。
【0088】
一実施形態によれば、匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージが表示されたプレビューウィンドウ750は、メッセージのテンプレートの編集機能を提供しなくてもよい。予め決定された匿名の送信タイプに対応するウィッシュ要求メッセージのテンプレートは、ユーザの入力により変更されず、予め決定されたテンプレートにより匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージが生成され得る。匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージの編集機能を提供しないことによって、匿名に送信されるウィッシュ要求メッセージを利用したアビュージング(abusing)の危険を防止することができる。
【0089】
図7Bに示す画面702を参照すると、送信タイプが決定されたウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト760を含む。上述したように、匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージは、サービスに関するチャネルのチャットルーム第1タイプのチャットルームを介して送信されてもよい。匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージの送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト760は、ウィッシュ要求メッセージが送信されるチャットルームのタイプを指示する情報を含んでもよい。例えば、インターフェーシングオブジェクト760は、ウィッシュ要求メッセージが送信されるチャットルームのタイプを「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームに指示する情報を含んでもよい。インターフェーシングオブジェクト760を選択する入力により、プレビューウィンドウ750に表示されている形態に生成されたウィッシュ要求メッセージが受信者アカウントの端末に送信されることができる。
【0090】
図8A及び図8Bは、受信者アカウントの端末に出力されるウィッシュ要求メッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
【0091】
図8Aに示す画面801を参照すると、実名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージ810は、発信者アカウントとの1:1チャットルームを介して受信者アカウントの端末に送信されてもよい。実名に送信されたウィッシュ要求メッセージ810は、発信者アカウントを発信者にするメッセージに送信されてもよい。例えば、発信者アカウントとの1:1チャットルームに対応するチャットウィンドウに、実名に送信されたウィッシュ要求メッセージ810に隣接して発信者アカウントの識別子820が表示される。発信者アカウントの識別子820の表示を介して実名に送信されたウィッシュ要求メッセージ810は、発信者アカウントが送信したメッセージであることが指示される。
【0092】
図8Bに示す画面802を参照すると、匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージ830は、「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを介して受信者アカウントの端末に送信される。匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージ830は、「プレゼントする」サービスに関する公式アカウントを発信者にするメッセージに送信されてもよい。例えば、「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームに対応するチャットウィンドウに、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージ830に隣接して公式アカウントの識別子840が表示されてもよい。匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージ830の送信を要求した発信者アカウントの情報は、受信者アカウントの端末に露出されなくてもよい。
【0093】
一実施形態に係る受信者アカウントの端末に送信されたウィッシュ要求メッセージ810,830は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含む。ウィッシュ要求メッセージ810,830は、ウィッシュリストに接続されるリンクに対応するインターフェーシングオブジェクト811,831を含む。インターフェーシングオブジェクト811,831を選択する入力により、受信者アカウントの端末は受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスし得る。一例として、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした受信者アカウントの端末にウィッシュリストにアイテムを登録するための画面(例えば、図9に示す画面901)が出力され得る。
【0094】
図9は、受信者アカウントの端末に出力されるウィッシュリストにアイテムを登録するための画面を例示する図である。
【0095】
一実施形態によれば、受信者アカウントの端末は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスし、ウィッシュリストにアイテムを登録あるいは追加することができる。受信者アカウントの端末は受信されたウィッシュ要求メッセージを介してウィッシュリストにアクセスしてもよく、他の経路を介してウィッシュリストにアクセスしてもよい。
【0096】
図9に示す画面901を参照すると、受信者アカウントの端末にウィッシュリスト910が表示されている。ウィッシュリスト910には、受信者アカウントによってウィッシュアイテムに選択されたアイテムが登録されてもよい。ウィッシュリスト910に登録されたアイテムがない場合、ウィッシュリスト910に登録されているアイテムがないことを指示する。
【0097】
一実施形態によれば、受信者アカウントの端末に送信されたウィッシュ要求メッセージの個数情報が提供されることができる。例えば、受信者アカウントにウィッシュ要求メッセージを送信した発信者アカウントの数を指示する案内メッセージ930が提供されてもよい。ウィッシュ要求メッセージを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出されれば、ウィッシュ要求メッセージの個数情報は初期化される。ウィッシュ要求メッセージの個数情報が初期化された場合、案内メッセージ930は、受信者アカウントにウィッシュ要求メッセージを送信した発信者アカウントの数を0に指示するように修正される。
【0098】
図9に示す画面901を参照すると、受信者アカウントの端末に推薦アイテムリスト920が提供される。推薦アイテムリスト920は、アイテムをウィッシュリストに登録するためのインターフェーシングオブジェクト921を含んでもよい。インターフェーシングオブジェクト921を選択する入力により、インターフェーシングオブジェクト921に対応するアイテムがウィッシュリスト910に登録され得る。
【0099】
一実施形態によれば、推薦アイテムリスト920は、様々なタイプに対応する複数の推薦アイテムリストを含むことができる。例えば、プレゼントが提供されるユーザの年齢(例えば、20代、30代)、性別、プレゼントする人との関係(例えば、友人、ガールフレンド、ボーイフレンド、両親)のような特徴による推薦アイテムリストが提供されてもよい。例えば、結婚プレゼント、引っ越し祝いプレゼント、誕生日プレゼント、軽いプレゼント、名節のギフトセットのようなプレゼントの目的に応じる推薦アイテムリストが提供されてもよい。
【0100】
一実施形態によれば、推薦アイテムリスト920は、ユーザ化された推薦アイテムリストを含むことができる。推薦アイテムリスト920は、ユーザから収集されたデータを分析してユーザがウィッシュリストに登録する可能性が高いものと予想されるアイテムを含んでもよい。例えば、ユーザの検索履歴、ウィッシュリストに登録したアイテムの内訳、ユーザの年齢、性別、居住地のような特徴データからアイテムを推薦するディープラーニングモデルを用いてユーザ化された推薦アイテムリスト920が生成される。
【0101】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージを通した受信者アカウントのウィッシュリストの登録が検出された場合、ウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信され得る。
【0102】
図10A及び図10Bは、発信者アカウントの端末に出力されるウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信されたチャットルームの画面を例示する図である。
【0103】
図10Aに示す画面1001を参照すると、発信者アカウントによってウィッシュ要求メッセージ1010が実名に送信された場合、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1020は、受信者アカウントとの1:1チャットルームを介して発信者アカウントの端末に送信される。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1020は、実名に送信されたウィッシュ要求メッセージ1010が送信されたチャットルームと同じチャットルームを介して送信されてもよい。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1020は、ウィッシュ要求メッセージ1010の受信者アカウントを発信者にするメッセージに送信されてもよい。例えば、受信者アカウントとの1:1チャットルームに対応するチャットウィンドウに、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1020に隣接して受信者アカウントの識別子1030が表示されてもよい。受信者アカウントの識別子1030の表示を介して、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1020は、受信者アカウントが送信したメッセージであることが指示される。
【0104】
図10Bに示す画面1002を参照すると、発信者アカウントによってウィッシュ要求メッセージが匿名に送信された場合、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1040は、「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを介して発信者アカウントの端末に送信されてもよい。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1040は、匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージが送信されたチャットルームとは異なるチャットルームを介して送信されてもよい。発信者アカウントにより匿名に送信されたウィッシュ要求メッセージは、受信者アカウントが参加する「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを介して送信されてもよい。一方、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1040は、発信者アカウントが参加する「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを介して送信されてもよい。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1040は、「プレゼントする」サービスに関する公式アカウントを発信者にするメッセージに送信されてもよい。例えば、「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームに対応するチャットウィンドウに、匿名に送信されたウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1040に隣接して公式アカウントの識別子1050が表示されてもよい。
【0105】
一実施形態に係る発信者アカウントの端末に送信されたウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1030,1040は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストに接続されるリンクを含む。ウィッシュリストの登録を通知するメッセージ1030,1040は、ウィッシュリストに接続されるリンクに対応するインターフェーシングオブジェクト1021,1041を含む。インターフェーシングオブジェクト1021,1041を選択する入力により発信者アカウントの端末は、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスしてもよい。一例として、受信者アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした発信者アカウントの端末に受信者アカウントにより登録されたアイテムを含むウィッシュリストが出力されることができる。
【0106】
図11A図11Cは、プレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージを説明するための図である。
【0107】
一実施形態によれば、ウィッシュ要求メッセージは発信者アカウントが選択した少なくとも1つのアイテムを含むプレゼント候補リストを含む。ウィッシュ要求メッセージの送信を要求した発信者アカウントの端末は、ウィッシュ要求メッセージを介して提供されるプレゼント候補リストの生成を要求してもよい。発信者アカウントの端末は、プレゼント候補リストに含まれるアイテムを選択してもよい。
【0108】
図11Aに示す画面1101を参照すると、プレゼント候補リストの生成を要求するためのインターフェーシングオブジェクト1110を選択する入力により、プレゼント候補リストを生成するための図11Bに示す画面1102が発信者アカウントの端末に提供される。
【0109】
一実施形態によれば、プレゼント候補リストは、ウィッシュ要求メッセージの送信タイプに関係なく、ウィッシュ要求メッセージに含まれてもよく、実名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージにだけプレゼント候補リストが含まれるように設定されてもよい。一例として、匿名に送信されるウィッシュ要求メッセージを利用したアビュージング(abusing)の危険を防止するために、匿名の送信タイプのウィッシュ要求メッセージには、プレゼント候補リストの提供が制限され得る。
【0110】
図11Bに示す画面1102を参照すると、発信者アカウントの端末は、プレゼント候補リストに含まれる少なくとも1つのアイテムを選択することができる。サーバは、発信者アカウントの端末から選択された少なくとも1つのアイテムを含むプレゼント候補リストが生成される。生成されたプレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージは、受信者アカウントの端末に送信されてもよい。一例として、ウィッシュ要求メッセージは、プレゼント候補リストに接続されるリンクを含んでもよい。
【0111】
図11Cに示す画面1103を参照すると、プレゼント候補リストを含むウィッシュ要求メッセージを介して受信者アカウントの端末は、プレゼント候補リスト1120にアクセスする。受信者アカウントの端末は、プレゼント候補リスト1120に含まれた少なくとも1つのアイテムをウィッシュリストとして登録してもよい。例えば、プレゼント候補リスト1120に含まれたアイテムを選択するためのインターフェーシングオブジェクト1121を選択する入力により、選択されたアイテムが受信者アカウントに対応するウィッシュリストとして登録され得る。
【0112】
図12A及び図12Bは、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される例を説明するための図である。
【0113】
図12Aに示す画面1201は、本人アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスした端末に出力されるウィッシュリストインターフェースに該当する。本人アカウントに対応するウィッシュリストは、端末にログインされたアカウントに対応するウィッシュリストを意味する。画面1201が出力される端末にログインされたアカウントは第1アカウントのように称される。
【0114】
画面1201を参照すると、ウィッシュリストインターフェースを介してサーバにウィッシュリストの登録を通知するメッセージ送信を要求するためのインターフェーシングオブジェクト1210が提供されてもよい。インターフェーシングオブジェクト1210を選択する入力により、他のアカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信され得る。
【0115】
一例として、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される他のアカウントは、第1アカウントにウィッシュ要求メッセージの送信を要求したアカウントを含んでもよい。サーバは端末から受信されたインターフェーシングオブジェクト1210を選択する入力により、第1アカウントに受信されたウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信してもよい。上述したように、サーバは、ウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリスト登録が検出された場合、自動でウィッシュ要求メッセージの発信者アカウントの端末にメッセージを送信してもよい。一実施形態によれば、サーバは、ウィッシュ要求メッセージを通したウィッシュリスト登録が検出された場合、第1アカウントの端末が画面1201から離脱する時点に発信者アカウントの端末にウィッシュリストの登録を通知するメッセージを送信することができる。
【0116】
一例として、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが送信される他のアカウントは、第1アカウントによってウィッシュリストの登録を通知するメッセージの受信者に選択されたアカウントを含んでもよい。
【0117】
一実施形態によれば、インターフェーシングオブジェクト1210は、ウィッシュリストにアイテムが1つ以上登録された場合に活性化することができる。ウィッシュリストに登録されたアイテムがない場合、不活性化されてもよい。言い換えれば、ウィッシュリストにアイテムが1つ以上登録されている場合にのみ、インターフェーシングオブジェクト1210を選択する入力によりサーバにウィッシュリストの登録を通知するメッセージ送信を要求する信号が送信される。
【0118】
一実施形態によれば、端末は、ウィッシュ求メッセージ以外の経路から本人アカウントに対応するウィッシュリストにアクセスすることができる。例えば、図12Bを参照すると、プレゼントサービスに関するチャネルのチャットルームを介して、第1アカウントに設定された記念日(例えば、誕生日)を通知するメッセージ1220が送信されてもよい。サーバは、第1アカウントに対応する記念日の情報を格納する。第1アカウントに対応する記念日の情報は、第1アカウントのユーザによって設定されてもよく、サービス加入の際に入力された情報(例えば、生年月日の情報)から抽出されてもよい。サーバは、記念日を通知するメッセージ1220を記念日として設定された時間よりも予め設定されている時間前(例えば、10分前、1日前、1週間前など)に「プレゼントする」サービスに関するチャネルのチャットルームを介して第1アカウントの端末に送信してもよい。記念日を通知するメッセージ1220は、ウィッシュリストへのリンクを含む。第1アカウントの端末は、記念日を通知するメッセージ1220を介して本人アカウントのウィッシュリストにアクセスできる。また、例えば、端末は、インスタントメッセンジャーを介してプレゼントサービスの機能を行ってもよい。端末は、「プレゼントする」サービスの機能を実行し、ウィッシュリストにアクセスすることができる。
【0119】
ウィッシュ要求メッセージでない他の経路を介してウィッシュリストにアクセスしてウィッシュリストにアイテムを登録した場合にも、端末から受信された要求(例えば、インターフェーシングオブジェクト1210を選択する入力)により、ウィッシュリストの登録を通知するメッセージが他のアカウントの端末に送信されてもよい。
【0120】
図13は、一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスのためのシステムのハードウェア構成の例示図である。
【0121】
図13を参照すると、一実施形態に係るシステム(例えば、図1に示すシステム100)は、ネットワーク130を介して接続された端末110(例えば、図1に示す端末110)及びサーバ120(例えば、図1に示すサーバ120)を含む。
【0122】
一実施形態に係る端末110は、コンピュータ装置で実現されるモバイル端末であってもよい。一例として、端末110は、無線又は有線通信方式を用いてネットワーク130を介してサーバ120及び/又は他の電子機器と通信してもよい。
【0123】
一実施形態に係るサーバ120は、端末110及び/又は他のサーバとネットワーク130を介して通信し、命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピュータ装置又は複数のコンピュータ装置として具現できる。通信方式は制限されず、ネットワーク130が含まれる通信網(例えば、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式、機器間の近距離無線通信方式を含んでもよい。例えば、ネットワーク130は、PAN(personalareaNetwork)、LAN(localareaNetwork)、CAN(campusareaNetwork)、MAN(metropolitanareaNetwork)、WAN(wideareaNetwork)、BN(broadbandNetwork)、インターネットなどのネットワークのいずれか1つ以上の任意のネットワークを含んでもよい。
【0124】
一実施形態によれば、サーバ120は、ネットワーク130を介して接続している端末110にアプリケーションの設置のためのファイルを提供することができる。この場合、端末110は、サーバ120から提供されたファイルを用いてアプリケーション(例えば、インスタントメッセンジャー)をインストールしてもよい。また、端末110が含むオペレーティングシステム(Operating System、OS)及び少なくとも1つのプログラム(例えば、ブラウザ又はインストールされたアプリケーション)の制御により、サーバ120に接続してサーバ120が提供するサービスやコンテンツが提供され得る。例えば、端末110がアプリケーションの制御によりネットワーク130を介してサービス要求メッセージをサーバ120に送信すれば、サーバ120は、サービス要求メッセージに対応するコードを端末110に送信し、端末110は、アプリケーションの制御によりコードによる画面を構成して表示することで、ユーザにコンテンツを提供することができる。
【0125】
一実施形態によれば、端末110及びサーバ120は、メモリ1311、1321、プロセッサ1313、1323、通信モジュール1315、1325、及び入出力インターフェース1317、1327を含む。
【0126】
一実施形態に係るプロセッサ1313,1323は、図1図12Bを参照して前述した少なくとも1つの動作を行うことができる。例えば、プロセッサ1313は、図5を参照して前述したインスタントメッセージングサービスを使用する端末110の動作方法に含まれている少なくとも1つの動作を行ってもよい。プロセッサ1323は、図2図4を参照して前述したインスタントメッセージングサービスを提供するサーバ120の動作方法に含まれている少なくとも1つの動作を行ってもよい。プロセッサ1313,1323は、基本的な算術、ロジック、及び入出力演算を行うことでコンピュータプログラムの命令を処理するように構成できる。命令は、メモリ1311,1321又は通信モジュール1315,1325によりプロセッサ1313,1323に提供される。
【0127】
メモリ1311,1321は、コンピュータで読み出し可能な記録媒体として、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよい。一実施形態に係るメモリ1311,1321は、図1図12Bを参照して前述したインスタントメッセージングサービスに関する情報を格納してもよい。一例として、サーバ120のメモリ1321は、インスタントメッセージングサービスに加入したアカウント情報及びアカウントに対応するウィッシュリスト情報を格納してもよい。
【0128】
一実施形態に係るメモリ1311は、サーバ120でネットワーク130を介して提供するファイルにより端末110にインストールされて駆動するインスタントメッセンジャーのためのコードを含んでもよい。
【0129】
一実施形態に係るメモリ1321は、図1図12Bを参照して前述したサーバで実行されるインスタントメッセージングサービスの提供のための動作が具現されたプログラムを格納することができる。
【0130】
一実施形態に係る通信モジュール1315,1325は、ネットワーク130を介して端末110、サーバ120が互いに通信するための機能を提供し、他の電子機器又は他のサーバと通信するための機能を提供できる。
【0131】
一例として、端末110のプロセッサ1313がメモリ1311のような記録装置に格納されたインスタントメッセンジャーに関するプログラムコードに応じて生成した要求が、通信モジュール1315の制御によりネットワーク130を介してサーバ120に送信されてもよい。
【0132】
一例として、サーバ120のプロセッサ1323の制御により提供される制御信号や命令、コンテンツ、ファイルなどが通信モジュール1325とネットワーク130を経て端末110の通信モジュール1315を介して端末110に受信されてもよい。
【0133】
入出力インターフェース1317,1327は、入出力装置1319とのインターフェースのための手段であってもよい。例えば、入力装置は、キーボード又はマウスなどの装置を、そして、出力装置はアプリケーションの通信セッションを表示するためのディスプレイのような装置を含んでもよい。異なる例として、入出力インターフェース1317は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに組み込まれた装置とのインターフェースのための手段であってもよい。より具体的な例として、端末110のプロセッサ1313は、メモリ1311にロードされたコンピュータプログラムの命令を処理するにおいて、サーバ120が提供するデータを用いて構成されるサービス画面やコンテンツが入出力インターフェース1317を介してディスプレイに表示されてもよい。ユーザから受信された入出力装置1319を通した入力は、入出力インターフェース1317を介して端末110のプロセッサ1313で処理可能な形態に提供され得る。
【0134】
一実施形態によれば、端末110及びサーバ120は、図13に図示されていない他の構成要素を含んでもよい。例えば、端末110は、上述した入出力装置1319のうち少なくとも一部を含むものと実現されたり、又は、トランシーバー(transceiver)、GPS(Global Positioning System)モジュール、カメラ、各種センサ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0135】
以上で説明した実施形態は、ハードウェアコンポーネント、ソフトウェアコンポーネント、及び/又はハードウェアコンポーネント及びソフトウェアコンポーネントの組み合わせで具現されることができる。例えば、実施形態で説明する適応スーパーサンプリング装置、方法及びコンポーネントは、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmeticlogicunit)、デジタル信号プロセッサ(digitalsignalprocessor)、マイクロコンピュータ、FPGA(FieldProgrammablegatearray)、PLU(Programmablelogicunit)、マイクロプロセッサ又はコマンドを実行して応答できる他の適応型スーパーサンプリング装置のように汎用コンピュータ又は特殊目的のコンピュータを使用して具現することができる。処理適応的スーパーサンプリング装置は、オペレーティングシステム(OS)及び上記オペレーティングシステム上で実行されるソフトウェアアプリケーションを実行することができる。また、処理適応的スーパーサンプリング装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成してもよい。理解の便宜のために、処理適応的スーパーサンプリング装置は1つが使用されるものと説明された場合もあるが、当該の技術分野で通常の知識を有する者は、処理適応的スーパーサンプリング装置が複数の処理要素(processingelement)及び/又は複数タイプの処理要素を含み得ることが分かる。例えば、処理適応スーパーサンプリング装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0136】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、又はそのいずれかの組み合わせを含んでもよく、希望のように処理適応的スーパーサンプリング装置を構成したり独立的又は結合的に(collectively)処理適応的スーパーサンプリング装置を命令することができる。ソフトウェア及び/又はデータは、処理適応スーパーサンプリング装置によって解釈されるか、処理適応スーパーサンプリング装置に命令又はデータを提供するために、いずれかのタイプの機械、コンポーネント、物理適応スーパーサンプリング装置、仮想適応スーパーサンプリング装置、コンピュータ記憶媒体、又は適応スーパーサンプリング装置、又は送信される信号波に永久的に具体化することができる。ソフトウェアは、ネットワーク接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納又は実行されてもよい。ソフトウェア及びデータは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することができる。
【0137】
本実施形態による方法は、様々なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例として、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気-光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。
【0138】
上記で説明したハードウェア適応的スーパーサンプリング装置は、本発明に示す動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモデルとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0139】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順に実行され、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法とは異なる形態に結合又は組み合わせられてもよく、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。
【0140】
したがって、他の具現、他の実施形態及び特許請求の範囲と均等なものも後述する特許請求範囲の範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7A
図7B
図8A
図8B
図9
図10A
図10B
図11A
図11B
図11C
図12A
図12B
図13